JP7170986B2 - 燃料電池および燃料電池の製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、固体電解質を有する燃料電池および燃料電池の製造方法に関する。
近年、固体酸化物を含む固体電解質を用いた固体酸化物形燃料電池(SOFC)が開発されている。固体酸化物形燃料電池は、他の燃料電池と比較して発電効率が高いという利点を有する。固体酸化物形燃料電池の燃料極の材料として、燃料(例えば、水素)との親和性が高く、低コストであるNi(ニッケル)またはNiO(酸化ニッケル(II))が利用されている(例えば、特許文献1)。
特開2016-162700号公報
しかし、燃料電池の使用環境下および製造工程において、上記NiおよびNiO等のNi化合物は、固体電解質に固溶して拡散するおそれがある(例えば、Hiroyuki Shimada, Yoshinobu Fujishiro, et al. Ceramics International 44 (2018) 3134-3140)。Niは電子伝導性を示すため、NiまたはNi化合物が固体電解質に拡散されると、電解質層の抵抗増大を招き、燃料電池の発電性能が低下するという問題がある。
本発明は、このような課題に鑑み、発電性能の低下を抑制することが可能な燃料電池および燃料電池の製造方法を提供することを目的としている。
上記課題を解決するために、本発明に係る燃料電池は、NiおよびNi化合物のいずれか一方または両方を含む燃料極と、プロトン伝導性を有する固体酸化物を含み、燃料極と接触して燃料極から空気極へプロトンを移動させる固体電解質と、を備え、固体電解質は、Mg、Al、Mn、Fe、Si、および、Coの群から選択される1または複数の元素または元素の化合物を、0質量%超5質量%未満含む。
上記課題を解決するために、本発明に係る燃料電池の製造方法は、プロトン伝導性材料および添加剤を含む固体電解質材料と、NiおよびNi化合物のいずれか一方または両方を含む燃料極材料とを接触させて、燃料極および、燃料極から空気極へプロトンを移動させる固体電解質を製造する工程を含み、添加剤は、Mg、Al、Mn、Fe、Si、および、Coの群から選択される1または複数の元素または元素の化合物であり、製造された固体電解質は、0質量%超5質量%未満の添加剤を含む。
上記課題を解決するために、本発明に係る他の燃料電池の製造方法は、プロトン伝導性材料を含む固体電解質材料と、添加剤とを接触させ、NiおよびNi化合物のいずれか一方または両方を含む燃料極材料と添加剤とを接触させて、燃料極、多孔体の燃料極中間層および固体電解質を製造する工程を含み、添加剤は、Mg、Al、Mn、Fe、Si、および、Coの群から選択される1または複数の元素または元素の化合物であり、製造された固体電解質および製造された燃料極中間層のうちのいずれか一方または両方は、添加剤を含み、固体電解質に添加剤が含まれる場合、固体電解質は、添加剤を0質量%超5質量%未満含む
上記課題を解決するために、本発明に係る他の燃料電池の製造方法は、プロトン伝導性材料を含む固体電解質材料と、添加剤とを接触させ、NiおよびNi化合物のいずれか一方または両方を含む燃料極材料と添加剤とを接触させて、燃料極、緻密体の中間層および固体電解質を製造する工程を含み、添加剤は、Mg、Al、Mn、Fe、Si、および、Coの群から選択される1または複数の元素または元素の化合物であり、製造された固体電解質および製造された中間層のうちのいずれか一方または両方は、添加剤を含み、固体電解質に添加剤が含まれる場合、固体電解質は、添加剤を0質量%超5質量%未満含む
本発明によれば、発電性能の低下を抑制することが可能となる。
燃料電池システムを説明する図である。 本実施形態の燃料電池の製造方法の処理の流れを説明するフローチャートである。 第1の変形例の燃料電池システムを説明する図である。 第1の変形例の燃料電池の製造方法の処理の流れを説明するフローチャートである。 第2の変形例の燃料電池システムを説明する図である。 第2の変形例の燃料電池の製造方法の処理の流れを説明するフローチャートである。 実施例および比較例の顕微鏡画像を示す図である。 実施例および比較例のEDX(Energy dispersive X-ray spectrometry:エネルギー分散型X線分析)像を示す図である。 実施例および比較例の電圧降下値を説明する図である。
以下に添付図面を参照しながら、本発明の好適な実施形態について詳細に説明する。かかる実施形態に示す寸法、材料、その他具体的な数値等は、発明の理解を容易とするための例示にすぎず、特に断る場合を除き、本発明を限定するものではない。なお、本明細書および図面において、実質的に同一の機能、構成を有する要素については、同一の符号を付することにより重複説明を省略し、また本発明に直接関係のない要素は図示を省略する。
[燃料電池システム100]
図1は、燃料電池システム100を説明する図である。燃料電池システム100は、改質器110と、ブロワ120と、燃料電池130とを含む。
改質器110には、炭化水素の水蒸気改質反応を促進する触媒が収容されている。改質器110は、後述する燃料電池130によって所定温度(例えば、600℃以上700℃以下)に加熱される。改質器110には、炭化水素(C、例えば、都市ガス)および水蒸気が供給される。
改質器110に炭化水素および水蒸気が供給されると、下記反応式(1)および反応式(2)に示す水蒸気改質反応が進行し、炭化水素が、水素(H)、一酸化炭素(CO)、および、二酸化炭素(CO)に改質される。
+ nHO → nCO + (m/2+n)H …反応式(1)
CO + HO → CO + H …反応式(2)
このようにして、改質器110は、少なくとも水素を含む燃料を生成する。改質器110で生成された燃料は、燃料電池130の燃料極132に供給される。
ブロワ120は、燃料電池130の空気極134に酸素含有ガス(例えば、空気)を供給する。
燃料電池130(セル)は、例えば、キャリアをプロトンとする固体酸化物形燃料電池(PCFC:Proton-conducting Ceramic-electrolyte Fuel Cell)である。燃料電池130は、燃料極132と、空気極134と、固体電解質136とを含む。
燃料極132(アノード)は、NiおよびNi化合物(例えば、NiO)のいずれか一方または両方を含む。空気極134(カソード)は、例えば、ランタンマンガナイト(LSM)、ストロンチウムドープトランタンコバルタイトフェライト(LSCF)、および、ストロンチウムドープトランタンコバルタイト(LSC)のうち、少なくとも1つを含む。燃料極132および空気極134は、多孔質である。
固体電解質136は、プロトン伝導性を有する固体酸化物を含む。プロトン伝導性を有する固体酸化物を含む固体電解質136を備える燃料電池130は、イオンとして主にプロトン(H)を伝導させる。したがって、燃料極132に燃料が供給されることにより、下記反応式(3)に示す酸化反応が進行し、空気極134に空気が供給されることにより、下記反応式(4)に示す還元反応が進行する。そして、プロトンが固体電解質136を伝導(移動)することにより、燃料電池130が発電する。つまり、燃料電池130は、燃料と酸素によって発電する。
→ 2H + 2e …反応式(3)
1/2O + 2H + 2e → HO …反応式(4)
本実施形態において、プロトン伝導性を有する固体酸化物は、例えば、BaZrYbO3-δ、BaZrCeYAO3-δ(ただし、Aは、ランタノイド元素およびScのうち、いずれか1または複数である)、BaCeAO3-δ(ただし、Aは、ランタノイド元素およびScのうち、いずれか1または複数である)、BaSrCeZrAO3-δ(ただし、Aは、ランタノイド元素およびScのうち、いずれか1または複数である)、BaSrCeZrYAO3-δ(ただし、Aは、ランタノイド元素およびScのうち、いずれか1または複数である)、LaSrAO3-δ(ただし、Aは、ランタノイド元素およびScのうち、いずれか1または複数である)、および、LaWO3-δのうち、いずれか1または複数である。なお、上記固体酸化物における各元素の含有率に限定はない。
酸化物イオン伝導性を有する固体酸化物(例えば、YSZ(イットリア安定化ジルコニア))を含む固体電解質を備えた従来の燃料電池(従来のSOFC:Solid Oxide Fuel Cell)と比較して、固体電解質136がプロトン伝導性を有する固体酸化物を含むことにより、空気極134の側でHOが生成されることから(反応式(4)参照)、燃料極132中の燃料の濃度低下を防止することができ、発電性能を向上させることが可能となる。
また、本実施形態において、固体電解質136は、添加剤を含む。添加剤は、Mg(マグネシウム)、Al(アルミニウム)、Mn(マンガン)、Fe(鉄)、Si(ケイ素)、および、Co(コバルト)の群から選択される1または複数の元素または元素の化合物を含む。
添加剤を構成する元素(Mg、Al、Mn、Fe、Si、および、Coの群から選択される1の元素)は、下記3つのメカニズム(A)、メカニズム(B)、メカニズム(C)のうち少なくともいずれか1つのメカニズムにより、Niの拡散を抑制できる。まず、メカニズム(A)について説明する。添加剤を構成する元素は、Niと結合して、合金あるいは酸化物固溶体を生成すると推測される(メカニズム(A))。したがって、固体電解質136が添加剤を含むことにより、燃料極132に含まれるNiまたはNi化合物が固体電解質136に固溶したとしても、Niが、添加剤を構成する元素と結合して、固体電解質136におけるNiの拡散を抑制することが可能となる。
続いて、メカニズム(B)について説明する。添加剤を構成する元素は、Yb(イッテルビウム)、Y(イットリウム)、Zr(ジルコニウム)等の固体酸化物の構成元素がNiと結合する(構成元素の結晶格子の隙間にNiが入り込む)前に、固体酸化物の構成元素と結合する(構成元素の結晶格子の隙間に入り込む)と推測される(メカニズム(B))。したがって、固体電解質136が、添加剤を含むことにより、固体電解質136に含まれる固体酸化物の構成元素が、添加剤を構成する元素と結合する。これにより、固体電解質136に含まれる固体酸化物の構成元素と、Niとの結合が抑制され、固体電解質136へのNiの拡散を抑制することが可能となる。
続いて、メカニズム(C)について説明する。固体電解質136を構成する電解質層はセラミック多結晶体であり、結晶粒界面を有する。結晶バルク中のイオン伝導抵抗と比較して結晶粒界面のイオン伝導抵抗が高くなると性能低下を招く。Niが結晶粒界面へNi、Ni化合物、NiO、NiO固溶体などの形で析出すると粒界のイオン抵抗が増大してしまうが、添加剤が存在することでNiを結晶粒界3重点等に引き寄せ、Ni、Ni化合物、NiO、あるいはNiO固溶体が結晶粒界面を覆うことを防止することが可能となる。
添加剤は、例えば、MgO(酸化マグネシウム)である。また、添加剤は、Al(酸化アルミニウム、アルミナ)であってもよい。さらに、添加剤は、MgAlであってもよい。また、添加剤は、MgOおよびMgAlであってもよい。さらに、添加剤は、Al、Mn、Fe、Si、および、Coのうちいずれかの酸化物と、MgOとであってもよい。また、添加剤は、Al、Mn、Fe、Si、および、Coのうちいずれかの酸化物と、MgAlとであってもよい。さらに、添加剤は、Al、Mn、Fe、Si、および、Coのうちいずれかの酸化物と、MgOと、MgAlとであってもよい。
また、固体電解質136中の添加剤の含有率は、固体電解質に対して0質量%(wt%)を上回り、5質量%以下であるとよい。添加剤の含有率を5質量%以下とすることにより、固体電解質136のプロトン伝導性の低下を抑制することができる。
[燃料電池の製造方法]
図2は、本実施形態の燃料電池130の製造方法の処理の流れを説明するフローチャートである。
図2に示すように、本実施形態の燃料電池130の製造方法は、第1加熱工程S110と、混合工程S120と、第2加熱工程S130と、第3加熱工程S140とを含む。以下、各工程について説明する。
[第1加熱工程S110]
第1加熱工程S110は、燃料極材料を800℃以上1500℃以下の所定の温度(例えば、1000℃)に加熱(焼結)して、燃料極132を製造する工程である。燃料極材料は、少なくともNiまたはNi化合物を含み、燃料極132を製造するために必要な材料の混合物である。
[混合工程S120]
混合工程S120は、プロトン伝導性材料、および、添加剤を混合して、混合物を製造する工程である。プロトン伝導性材料は、プロトン伝導性を有する固体酸化物を製造するために必要な材料の混合物である。添加剤は、Mg、Al、Mn、Fe、Si、および、Coの群から選択される1または複数の元素の化合物である。
[第2加熱工程S130]
第2加熱工程S130は、第1加熱工程S110で製造された燃料極132と、混合工程S120で製造された混合物とを接触(積層)させて、1000℃以上の所定温度(例えば、1450℃)に加熱する工程である。これにより、プロトン伝導性を有する固体酸化物と添加剤とを含む固体電解質136が燃料極132に接触した構造体が製造される。
[第3加熱工程S140]
第3加熱工程S140は、第2加熱工程S130で製造された構造体と、空気極材料とを接触させて、800℃以上1200℃以下の所定の温度(例えば、1000℃)に加熱する工程である。これにより、構造体を構成する固体電解質136に空気極134が接触した燃料電池130を製造することができる。なお、空気極材料は、空気極134を製造するために必要な材料の混合物である。
以上説明したように、本実施形態の燃料電池130および燃料電池130の製造方法によれば、固体電解質136が添加剤を含むことにより、固体電解質136における、NiまたはNi化合物の拡散を抑制することができる。したがって、固体電解質136の抵抗を小さくすることが可能となる。これにより、固体電解質136においてイオン(プロトン)の移動が規制される事態を回避することができ、燃料電池130の発電性能の低下を抑制することが可能となる。なお、各部分(燃料極や固体電解質など)に異なる材料を用いて複数の層を積層させる場合、加熱工程は層の数により増えることとなる。
[第1の変形例]
上記実施形態では、固体電解質136に添加剤が含まれる場合を例に挙げて説明した。しかし、添加剤は、燃料極232に含まれてもよい。
図3は、第1の変形例の燃料電池システム200を説明する図である。燃料電池システム200は、改質器110と、ブロワ120と、燃料電池230とを含む。燃料電池230は、燃料極232と、空気極134と、固体電解質236とを含む。なお、上記燃料電池システム100と実質的に等しい構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
燃料極232は、NiおよびNi化合物のいずれか一方または両方と、添加剤とを含む。添加剤は、上記実施形態と実質的に等しく、Mg、Al、Mn、Fe、Si、および、Coの群から選択される1または複数の元素の化合物である。
固体電解質236は、プロトン伝導性を有する固体酸化物を含む。
[燃料電池の製造方法]
図4は、第1の変形例の燃料電池230の製造方法の処理の流れを説明するフローチャートである。
図4に示すように、第1の変形例の燃料電池230の製造方法は、混合工程S210と、第1加熱工程S220と、第2加熱工程S230と、第3加熱工程S240とを含む。以下、各工程について説明する。
[混合工程S210]
混合工程S210は、NiまたはNi化合物を含む燃料極材料、および、添加剤を混合して、混合物を製造する工程である。添加剤は、Mg、Al、Mn、Fe、Si、および、Coの群から選択される1または複数の元素の化合物である。
[第1加熱工程S220]
第1加熱工程S220は、混合工程S210で製造された混合物を、1000℃以上の所定温度(例えば、1450℃)に加熱する工程である。これにより、NiまたはNi化合物と、添加剤とを含む燃料極232が製造される。
[第2加熱工程S230]
第2加熱工程S230は、燃料極232と、プロトン伝導性材料とを接触させて、1000℃以上の所定温度(例えば、1450℃)に加熱する工程である。これにより、燃料極232に固体電解質236が接触した構造体を製造することができる。
[第3加熱工程S240]
第3加熱工程S240は、第2加熱工程S230で製造された構造体と、空気極材料とを接触させて、800℃以上1200℃以下の所定の温度(例えば、1000℃)に加熱する工程である。これにより、構造体を構成する固体電解質236に空気極134が接触した燃料電池230を製造することができる。なお、空気極材料は、空気極134を製造するために必要な材料の混合物である。
以上説明したように、第1の変形例の燃料電池230によれば、燃料極232が添加剤を含むことにより、燃料極232から固体電解質236への、NiまたはNi化合物の固溶を抑制することができる。これにより、固体電解質236における、NiまたはNi化合物の拡散を抑制することができ、燃料電池230の発電性能の低下を抑制することが可能となる。
[第2の変形例]
上記実施形態では、固体電解質136に添加剤が含まれる場合を例に挙げ、上記第1の変形例では、燃料極232に添加剤が含まれる場合を例に挙げて説明した。しかし、添加剤を含む中間層が、燃料極132と固体電解質236との間に設けられてもよい。
図5は、第2の変形例の燃料電池システム300を説明する図である。燃料電池システム300は、改質器110と、ブロワ120と、燃料電池330とを含む。燃料電池330は、燃料極132と、空気極134と、固体電解質236と、中間層340とを含む。なお、上記燃料電池システム100、200と実質的に等しい構成要素については、同一の符号を付して説明を省略する。
中間層340は、燃料極132と、固体電解質236との間に設けられる(積層される)。中間層340は、燃料極132および固体電解質236に接触する。中間層340は、添加剤を含む。中間層340は、燃料極132の構成に添加物を加えた多孔体でもよく、固体電解質236の構成に添加物を加えた緻密体でもよい。添加剤は、上記実施形態と実質的に等しく、Mg、Al、Mn、Fe、Si、および、Coの群から選択される1または複数の元素の化合物である。
[燃料電池の製造方法]
図6は、第2の変形例の燃料電池330の製造方法の処理の流れを説明するフローチャートである。
図6に示すように、第2の変形例の燃料電池330の製造方法は、第1加熱工程S310と、第2加熱工程S320と、第3加熱工程S330と、第4加熱工程S340とを含む。以下、各工程について説明する。
[第1加熱工程S310]
第1加熱工程S310は、NiまたはNi化合物を含む燃料極材料を1000℃以上の所定温度(例えば、1450℃)に加熱する工程である。これにより、NiまたはNi化合物を含む燃料極132が製造される。
[第2加熱工程S320]
第2加熱工程S320は、燃料極132と、中間層材料とを接触させて、1000℃以上の所定温度(例えば、1450℃)に加熱する工程である。中間層材料は、燃料極材料またはプロトン伝導性材料(固体電解質材料)と、添加剤とを含む。添加剤は、Mg、Al、Mn、Fe、Si、および、Coの群から選択される1または複数の元素の化合物である。これにより、燃料極132に中間層340が接触した構造体を製造することができる。なお、中間層材料が燃料極材料および添加剤を含む場合、中間層340は多孔体となる。また、中間層材料がプロトン伝導性材料および添加剤を含む場合、中間層340は緻密体となる。
[第3加熱工程S330]
第3加熱工程S330は、第2加熱工程S320で製造された構造体の中間層340と、プロトン伝導性材料とを接触させて、1000℃以上の所定温度(例えば、1450℃)に加熱する工程である。これにより、燃料極132と固体電解質236との間に中間層340が設けられた構造体を製造することができる。
[第4加熱工程S340]
第4加熱工程S340は、第3加熱工程S330で製造された構造体と、空気極材料とを接触させて、800℃以上1200℃以下の所定の温度(例えば、1000℃)に加熱する工程である。これにより、構造体を構成する固体電解質236に空気極134が接触した燃料電池330を製造することができる。なお、空気極材料は、空気極134を製造するために必要な材料の混合物である。
以上説明したように、第2の変形例の燃料電池330によれば、燃料極132と固体電解質236との間に中間層340を備えることにより、燃料極132から固体電解質236への、NiまたはNi化合物の固溶を抑制することができる。これにより、固体電解質236における、NiまたはNi化合物の拡散を抑制することができ、燃料電池330の発電性能の低下を抑制することが可能となる。
[第1実施例]
プロトン伝導性材料(Ba、Zr、および、Yb(Ba:Zr:Yb=1:0.8:0.2))と、燃料極材料(NiO)と、添加剤(MgO)とを混合し、混合物を空気中において1450℃で焼成して、実施例Aを得た。なお、実施例AにおけるNiOの含有量は、プロトン伝導性材料の2質量%とした。また、実施例AにおけるMgOの含有量は、プロトン伝導性材料の2質量%とした。
また、プロトン伝導性材料(Ba、Zr、および、Yb(Ba:Zr:Yb=1:0.8:0.2))と、燃料極材料(NiO)とを混合し、混合物を空気中において1450℃で焼成して、比較例Aを得た。なお、比較例AにおけるNiOの含有量は、プロトン伝導性材料の2質量%とした。
図7は、実施例Aおよび比較例Aの顕微鏡画像を示す図である。図7(a)は、実施例Aの顕微鏡画像である。図7(b)は、比較例Aの顕微鏡画像である。図7(a)に示すように、実施例Aは、3.0μmを超える大粒子を含むことが確認された。一方、図7(b)に示すように、比較例Aは、粒子の大きさは、1μm未満であり、3.0μmを超える大粒子が含まれないことが分った。
図8は、実施例Aおよび比較例AのEDX(Energy dispersive X-ray spectrometry:エネルギー分散型X線分析)像を示す図である。図8(a)は、実施例AのEDX像である。図8(b)は、比較例AのEDX像である。なお、図8(a)、図8(b)中、Ybを黒色で示し、MgおよびNiを白色で示す。
図8(a)に示すように、実施例Aは、MgおよびNiが、3.0μmを超える大粒子となって局在していることが確認された。一方、図8(b)に示すように、比較例Aは、Niが、1.0μm未満の小粒子として分散されていることが分った。
以上の結果より、実施例A(つまり、BaZrYb(1-x)で表記される化合物群のうち、x=0.8の組成)では、NiとMgとが結合することによって、Niの拡散が抑制されることが確認された。
また、図8(a)に示すように、実施例AのEDX像において、MgとNiとが同一の範囲で検出されていることが分る。つまり、固体電解質の化合物の種類に関係なく、MgとNiとが反応していると考えられる。
したがって、上記実施例Aのみならず、BaZrYb(1-x)(xは0≦x≦1のうち任意の値)、BaZrCeYAO3-δ(ただし、Aは、ランタノイド元素およびScのうち、いずれか1または複数であり、例えば、Yb)、LaWO3-δ等のプロトン伝導性材料に、燃料極材料およびMgを添加して加熱することにより、プロトン伝導性の固体酸化物におけるNiの分散を抑制できることが分った。
[第2実施例]
図1に示す燃料電池130において、プロトン伝導性材料として、Ba、Zr、および、Yb(Ba:Zr:Yb=1:0.8:0.2)を採用した。燃料極材料として、プロトン伝導性材料およびNiOを採用し、空気中において1000℃で焼成して燃料極132を得た。また、固体電解質材料として、プロトン導電性材料と添加剤(MgO)との混合物を採用した。そして、燃料極132に混合物を積層して、空気中において1450℃で焼成し、さらに空気極134を積層して、実施例Bを得た。なお、実施例BにおけるMgOの含有量は、プロトン伝導性材料の1質量%とした。
また、比較例Bとして、実施例Bの固体電解質材料とは異なり、添加剤を含まない固体電解質材料を採用した燃料電池を作成した。
そして、実施例Bおよび比較例Bに対し、電流を流し、電流密度(A/cm)を上昇させた際の電圧降下値(V)を測定した。なお、電圧降下値は、電流密度が0の際の電圧である開回路電圧(OCV)から、ある電流密度の時点での電圧Vを引いたもの(電圧降下値 = OCV - V)である。
図9は、実施例Bおよび比較例Bの電圧降下値を説明する図である。なお、図9中、実施例Bを実線で示し、比較例Bを破線で示す。図9に示すように、実施例Bでは、電流密度が0.02A/cmである場合、電圧降下値が0.027Vとなり、電流密度が0.13A/cmである場合、電圧降下値が0.115Vとなり、電流密度が0.23A/cmである場合、電圧降下値が0.195Vとなり、電流密度が0.34A/cmである場合、電圧降下値が0.267Vとなり、電流密度が0.45A/cmである場合、電圧降下値が0.336Vとなった。
一方、比較例Bでは、電流密度が0.01A/cmである場合、電圧降下値が0.019Vとなり、電流密度が0.08A/cmである場合、電圧降下値が0.254Vとなり、電流密度が0.15A/cmである場合、電圧降下値が0.432Vとなり、電流密度が0.19A/cmである場合、電圧降下値が0.498Vとなり、電流密度が0.22A/cmである場合、電圧降下値が0.564Vとなった。
以上の結果より、実施例Bでは、比較例Bと比べて、電流密度が大きくなっても電圧降下値が小さいことが分った。これにより、実施例Bは、比較例Bよりも抵抗が小さいことが確認できた。
以上、添付図面を参照しながら本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明はかかる実施形態に限定されないことは言うまでもない。当業者であれば、特許請求の範囲に記載された範疇内において、各種の変更例または修正例に想到し得ることは明らかであり、それらについても当然に本発明の技術的範囲に属するものと了解される。
例えば、上記実施形態において、固体電解質136に添加剤が含まれる場合を例に挙げて説明した。しかし、燃料極および固体電解質の両方に添加剤が含まれていてもよい。
また、上記実施形態および変形例において、固体電解質136、236が、プロトン伝導性を有する固体酸化物を含む場合を例に挙げて説明した。しかし、固体電解質136、236は、プロトン伝導性を有する固体酸化物に代えて、酸化物イオン伝導性を有する固体酸化物を含んでもよい。この場合、燃料電池130、230、330は、酸化物イオン伝導型燃料電池となる。酸化物イオン伝導型燃料電池(酸化物イオン伝導性を有する固体酸化物を含む固体電解質を備える燃料電池)は、イオンとして主に酸化物イオン(O2-)を伝導させる。したがって、酸化物イオン伝導型燃料電池では、燃料極に燃料が供給されることにより、下記反応式(5)に示す酸化反応が進行し、空気極に空気が供給されることにより、下記反応式(6)に示す還元反応が進行する。そして、酸化物イオンが固体電解質を伝導(移動)することにより、燃料電池が発電する。
+ O2- → 2HO + 2e …反応式(5)
1/2O + 2e → O2- …反応式(6)
また、上記実施形態において、燃料極132を製造した後、燃料極132と、混合工程S120で製造された混合物とを接触させて加熱する方法を例に挙げて説明した。しかし、まず、混合工程S120で製造された混合物を加熱して固体電解質136を製造し、続いて、NiまたはNi化合物を含む燃料極材料と固体電解質136とを接触させて加熱してもよい。また、NiまたはNi化合物を含む燃料極材料と、混合工程S120で製造された混合物とを接触(積層)させた後、1000℃以上に加熱してもよい。さらに、NiまたはNi化合物を含む燃料極材料と、混合工程S120で製造された混合物と、空気極材料とを接触(積層)させた後、1000℃以上に加熱してもよい。
また、上記第1の変形例において、燃料極232を製造した後、燃料極232と、プロトン伝導性材料とを接触させて加熱する方法を例に挙げて説明した。しかし、まず、プロトン伝導性材料を1000℃以上に加熱して固体電解質236を製造し、続いて、混合工程S210で製造された混合物と、固体電解質236とを接触させて、1000℃以上に加熱してもよい。また、プロトン伝導性材料と、混合工程S210で製造された混合物とを接触(積層)させた後、1000℃以上に加熱してもよい。
また、上記第2の変形例において、燃料極132を製造した後、燃料極132と中間層材料とを接触させて加熱し、続いて、中間層340にプロトン伝導性材料を接触させて加熱する方法を例に挙げて説明した。しかし、まず、プロトン伝導性材料を1000℃以上に加熱して固体電解質236を製造した後、固体電解質236と中間層材料とを接触させて1000℃以上に加熱し、続いて、中間層340に燃料極材料を接触させて1000℃以上に加熱してもよい。また、まず、中間層材料を1000℃以上に加熱して中間層340を製造し、中間層340と、プロトン伝導性材料および燃料極材料のいずれか一方とを接触させて1000℃以上に加熱し、続いて、プロトン伝導性材料および燃料極材料のいずれか他方を中間層340に接触させて1000℃以上に加熱してもよい。また、燃料極材料と、中間層材料と、プロトン伝導性材料とを接触(積層)させた後、1000℃以上に加熱してもよい。
また、上記実施形態および変形例において、改質器110に炭化水素(少なくとも炭素および水素を含む化合物)が供給される構成を例に挙げて説明した。しかし、改質器110には、炭化水素に加えて、または、代えて、炭素と水素と酸素とを含む化合物が供給されてもよい。改質器110には、例えば、アルコール(例えば、バイオエタノール)またはアンモニアが供給されてもよい。この場合、改質器110には、アルコールの水蒸気改質を促進する触媒、または、アンモニアの水蒸気改質を促進する触媒が収容される。
また、上記実施形態および変形例において、燃料電池システム100、200、300が改質器110を備える構成を例に挙げて説明した。これにより、燃料電池130、230、330の熱を効率よく利用して燃料を生成することができる。しかし、改質器110は必須の構成ではない。例えば、水素を含む燃料源から燃料電池130、230、330に燃料が直接供給されてもよい。
本発明は、燃料電池および燃料電池の製造方法に利用することができる。
130、230、330 燃料電池
132、232 燃料極
136、236 固体電解質
340 中間層

Claims (4)

  1. NiおよびNi化合物のいずれか一方または両方を含む燃料極と、
    プロトン伝導性を有する固体酸化物を含み、前記燃料極と接触して前記燃料極から空気極へプロトンを移動させる固体電解質と、
    を備え、
    前記固体電解質は、Mg、Al、Mn、Fe、Si、および、Coの群から選択される1または複数の元素または前記元素の化合物を、0質量%超5質量%未満含む燃料電池。
  2. プロトン伝導性材料および添加剤を含む固体電解質材料と、NiおよびNi化合物のいずれか一方または両方を含む燃料極材料とを接触させて、燃料極および、前記燃料極から空気極へプロトンを移動させる固体電解質を製造する工程を含み、
    前記添加剤は、Mg、Al、Mn、Fe、Si、および、Coの群から選択される1または複数の元素または前記元素の化合物であり、
    製造された前記固体電解質は、0質量%超5質量%未満の前記添加剤を含む燃料電池の製造方法。
  3. プロトン伝導性材料を含む固体電解質材料と、添加剤とを接触させ、NiおよびNi化合物のいずれか一方または両方を含む燃料極材料と前記添加剤とを接触させて、燃料極、多孔体の燃料極中間層および固体電解質を製造する工程を含み、
    前記添加剤は、Mg、Al、Mn、Fe、Si、および、Coの群から選択される1または複数の元素または前記元素の化合物であり、
    製造された前記固体電解質および製造された前記燃料極中間層のうちのいずれか一方または両方は、前記添加剤を含み、
    前記固体電解質に前記添加剤が含まれる場合、前記固体電解質は、前記添加剤を0質量%超5質量%未満含む燃料電池の製造方法。
  4. プロトン伝導性材料を含む固体電解質材料と、添加剤とを接触させ、NiおよびNi化合物のいずれか一方または両方を含む燃料極材料と前記添加剤とを接触させて、燃料極、緻密体の中間層および固体電解質を製造する工程を含み、
    前記添加剤は、Mg、Al、Mn、Fe、Si、および、Coの群から選択される1または複数の元素または前記元素の化合物であり、
    製造された前記固体電解質および製造された前記中間層のうちのいずれか一方または両方は、前記添加剤を含み、
    前記固体電解質に前記添加剤が含まれる場合、前記固体電解質は、前記添加剤を0質量%超5質量%未満含む燃料電池の製造方法。
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