JP2020023809A - ボード - Google Patents

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Abstract

【課題】ビス止め等の目印を備えつつ意匠性に影響を与えないボードを提供する。【解決手段】表面10sにボード10を固定する際の基準とする目印Mが設けられており、目印Mが、紫外線を照射すると視認し得る材料で形成されている。目印Mが、紫外線を照射すると視認し得る材料で形成されている。このため、施工時に紫外線を照射した際に目印Mが視認できるようになるので、作業者の技能に関わらずボード10を適切に施工することができる。しかも、日常の光では、目印Mが視認されない状態となるので、目印Mがボード10の意匠性に影響を与えるのを防止できる。【選択図】図1

Description

本発明は、ボードに関する。さらに詳しくは、建築用部材として使用されるボードに関する。
建築用部材として使用されるボードには、石こうボードや珪酸カルシウムボード、木製のボードなど様々な素材のものが存在する。このようなボードは、壁などの間柱や天井の野縁等にビスや釘等で固定される。しかし、これらのボードは、ある程度の大きさ(例えば、90mm×1800mmのいわゆる3×6版)を有しており、その表面にはビス等を打ち付ける際の目印なども設けられていない。このため、間柱等にビス止め等で固定する際のビス止め等の間隔や位置は、作業者の感覚や経験に負うところが大きい。つまり、これらのボードを施工する際の精度は、作業者である職人の技量によるといわれている。
そこで、上記のような問題を解消するために、ボード表面にビス等を打ち込むための目印を設けたボードが提案されている(例えば、特許文献1〜7)。
特許文献1〜7には、建築内装の下張りに使用されるボードの表面に墨等で目印を形成した目印付きボードが開示されている。このため、これらのボードを使用すれば、ボードの表面に設けられた目印を目安とすれば、施工の際に職人の技量に関わらず、設計上の決められた間隔または位置で適切にビス止め等を行うことができる旨が記載されている。
特開2011−174348号 実公平7−43335号 特開平7−145654号 特開平11−131684号 登録実用新案第3025388号 実開昭50−80221号 実開昭63−25713号
ところで、近年、クロスとボードを一体化したものや、ボード表面に意匠を施してボード表面にクロス等を貼らない施工方法などが増えてきている。
しかるに、特許文献1〜7のボードは、ボード表面を露出した施工を想定しいないため、上記のような施工には適さない。しかも、近年のクロスは、経済的な観点から従来のクロスに比べてその厚み薄くなってきている。このため、特許文献1〜7のボードでは、表面に貼ったクロス表面からボードの目印が視認される可能性がある。
本発明は上記事情に鑑み、ビス止め等の目印を備えつつ意匠性に影響を与えないボードを提供することを目的とする。
第1発明のボードは、表面にボードを固定する際の基準とする目印が設けられており、該目印が、紫外線を照射すると視認し得る材料で形成されていることを特徴とする。
第2発明のボードは、第1発明において、前記目印が、マス目状のラインであることを特徴とする。
第3発明のボードは、第1発明において、前記目印が、所定の間隔を空けた複数のドットであることを特徴とする。
第4発明のボードは、第1、第2または第3発明のいずれかに記載の発明において、前記目印の材料が、紫外線の第一波長帯に吸収ピークを有する第一材料と、紫外線の第二波長帯に吸収ピークを有する第二材料と、を含んでおり、該第二材料の吸収ピークが、前記第一材料の吸収ピークとは異なるものであることを特徴とする。
第5発明のボードは、第1、第2、第3または第4発明のいずれかに記載の発明において、下地材に用いられるものであることを特徴とする。
第6発明のボードは、第1、第2、第3、第4または第5発明のいずれかに記載の発明において、前記目印が、印刷によって形成されていることを特徴とする。
第1発明によれば、目印が紫外線を照射すると視認し得る材料で形成されている。このため、施工時に紫外線を照射した際に目印が視認できるようになるので、作業者の技能に関わらずボードを適切に施工することができる。しかも、日常の光では、目印が視認されない状態となるので、目印がボードの意匠性に影響を与えるのを防止できる。
第2発明によれば、目印がマス目状のラインであるので、ビス打ち等の施工精度を向上させることができる。
第3発明によれば、目印がドット状であるので、施工性の自由度を向上させることができる。
第4発明によれば、目印が複数の材料で形成されているので、照射する紫外線の波長を調整することによって、施工場所に関わらず適切にボードを固定することができる。
第5発明によれば、下地材として施工した後、ボード表面にクロスを貼りつけても目印がクロス表面から透けて見えるのを防止することができるので、クロスの自由度を向上させることができる。
第6発明によれば、用途に応じた寸法の目印を簡単に形成することができる。
本実施形態のボード10の概略説明図であり、(A)は日常の光を照射した際の基材Bの表面10sの概略説明図であり、(B)は紫外線を照射した際の基材Bの表面10sの概略説明図である。 本実施形態のボード10の施工状況の概略説明図である。 本実施形態のボード10の基材Bの表面10sに模様Dが施された場合の概略説明図である。 本実施形態のボード10の目印Mが、異なるピーク波長に対応する蛍光物質を含む材料で形成された場合の概略説明図である。
本実施形態のボードは、建築用部材として使用される部材であり、施工時の際にだけボード表面にボードを固定するための基準となる目印を浮かび上がらせるようにしたことに特徴を有している。
本実施形態のボード(以下、単にボードという)は、建築用部材として使用される板状の部材であれば、とくに限定されない。例えば、壁、床、天井などの下地材として用いられるものや内装や外装に用いられる石膏板(いわゆる石膏ボード)や、化粧板、ケイ酸カルシウム板、化粧石膏板などを挙げることができる。
ボードの材質は、とくに限定されない。例えば、石膏や木、樹脂、金属など上記建築用部材の材質として使用される様々なものを挙げることができる。
ボードは、その大きさや形状もとくに限定されない。
例えば、ボードを一般的に使用される下地材として使用する場合には、縦910mm×横1820mmのものや、縦910mm×横910mmのもの、縦910mm×横455mmのもの、3尺×8尺、3尺×9尺など様々なサイズや形状のものが施工先に応じて対応するように形成することができる。また、例えば、化粧板として使用する場合には、縦910mm×横1820mmのものや、縦910mm×横2720mmとなるように形成することができる。
ボードを固定する固定部材は、ボードを壁等の下地を構成する柱等のフレーム部材に固定することができるものでれば、とくに限定されない。例えば、ビスや、釘等をボードを固定するための固定部材として挙げることができる。
また、ボードの目印は、ボードの壁等の施工先の下地を構成する柱等のフレーム部材(例えば、壁であれば柱や間柱、胴縁、天井であれば野縁など)に対して固定部材を適切に打ち付けることができる基準となるようなものであれば、その形状等はとくに限定されない。例えば、目印として、マス目状やドット状などを挙げることができ、ドット状の形状も丸や×など様々な形状のものを採用することができる。
さらにまた、ボードの表面において、目印を配置する状況もとくに限定されず、上述した施工先のフレーム部材の寸法(例えば、隣接する間柱間の中心間距離)に応じて、固定部材を適切に打ち込めるように設けられている。なお、目印は、設計上の決められた間隔または位置に固定部材を打ち込めるように配置するのが望ましい。
例えば、ボードを長方形状の板状部材となるように形成し、その表面に長軸方向に沿って縦線を形成し、この縦線と直交するように横線を形成してマス目状の目印をボードの表面に設ける。そして、ボードの短軸辺が水平となるようにボードの背面が壁のフレーム部材に接するように取り付ける。このとき隣接するフレーム部材間(例えば隣接する間柱間)の寸法が455mmの場合、マス目の一辺の長さを455mmとなるように形成する。すると、目印としたマス目の各頂点を基準として、固定部材を打ち付ければ、フレーム部材に固定部材を適切に打ち付けることができるようなる。
なお、同様に壁の下地を構成するフレーム部材において、隣接するフレーム部材間の寸法が303mmであれば、マス目の一辺の長さを303mmとなるように形成すればよい。また、同様にボードを天井に取り付ける場合には、天井の下地を構成するフレーム部材において、隣接するフレーム部材間の寸法が303mmの場合にはマス目の一辺の長さを303mmとなるように形成すればよい。
以下の説明では、ボードを内装の壁に取り付ける場合について説明する。具体的には、この壁は、下地と、下地の下地材の表面に設けられたクロスとを備えており、下地は、フレーム部材と、このフレーム部材に固定される下地材と、を備えている。以下の説明では、本実施形態のボードを上記下地材として使用する場合を代表として説明する。
この下地材として使用される本実施形態のボードは、その素材として一般的に内装に用いられる石膏ボードの場合を代表として説明する。また、その大きさとしては、一般的によく用いられる縦910mm、横1820mmのものを使用した場合を代表として説明する。なお、壁を構成するフレーム部材においては、隣接するフレーム部材間(例えば、間柱間、胴縁間など)の寸法は、内装の標準工法で使用される寸法(以下での説明ではいずれも455mm)のものを代表として説明する。
<本実施形態のボード10>
図面に基づいて、本実施形態のボード10(以下、単にボード10という)を説明する。
まず、ボード10が取り付けられる内装用の壁について簡単に説明する。
図2において、この壁は、複数の柱、間柱および胴縁からなるフレーム部材で形成されている。具体的には、フレーム部材は、複数の柱および間柱が、それぞれの寸法が455mmとなるように鉛直方向に沿って立設されている。そして、これらの柱や間柱の軸方向と直交するように複数の胴縁が、寸法が455mmとなるように設けられている。
つぎに、ボード10について説明する。
図1に示すように、ボード10は、板状の基材Bと、この基材Bの表面10sに設けられた目印Mとを備えている。
なお、以下では、ボード10の基材Bの表面10sのことを、単に基材表面10sといったり、ボード10の表面10sという場合がある。
(ボード10の基材B)
ボード10の基材Bは、板状の中材が石膏で形成されており、その中材の表裏に紙が張り合わされている。つまり、一の紙の表面が、ボード10の基材表面10sとなる。そして、図1に示すように、この基材表面10sには、ボード10を固定先部材にネジや釘等の固定部材Nで固定するための基準となる目印Mが設けられている。
(目印M)
基材表面10sに設けられた目印Mは、紫外線を含む光を照射すると人の目で視認することができる光を放出する材料で形成されている。
具体的には、この目印Mは、日常の光(例えば、家庭用の蛍光灯やLED灯の光、太陽光など)では視認できないが、紫外線を照射すると人が視認することができる材料で形成されている。より具体的には、目印Mを形成する材料は、紫外線を照射すれば、人が視認することができる可視光の光(蛍光)を放出する物質(以下、蛍光物質という)を含んだものである。
このような蛍光物質は、上記のごとき機能(つまり紫外線を吸収し蛍光を放出する)を有するものであれば、とくに限定されない。例えば、315nm〜400nm程度の波長帯の紫外線を吸収し蛍光を放出する蛍光物質を目印Mを形成する材料として採用することができる。
なお、紫外線とは、10nm〜400nm程度の波長帯の電磁波をいう。
なお、目印Mの材料に含まれる蛍光物質としては、紫外線を含む光を照射した際、現場の作業者が視認し易くなるようなものを使用するのが好ましい。
例えば、目印Mを目視できるようにするためにボード10の基材表面10sに対して照射する光において、紫外線を含むが可視光が含まれていないものを使用することができる。この場合、目印Mの蛍光物質から放出される蛍光が視認させやすくなる一方、照射する光には可視光が含まれにくい状態となっているので、基材表面10sの模様が認識しにくい状態となる。このため、蛍光物質から放出される蛍光の強度が弱い場合であっても作業者が目印Mを視認しやすくなるという利点が得られる。
また、日常の光では「視認できない」とは、紫外線を含む光を照射した際に目印Mが通常の人の肉眼で視認することができない状態はもちろん、通常の人の肉眼で視認することが難しい状態をいう。
一方、紫外線を照射すると「視認することができる」とは、紫外線を含む光を照射した際に目印Mが通常の人の肉眼で確実に視認することができる状態のほか、目印Mが周囲の基材表面10sと異なる状態を認識できる程度に視認できる状態のことも含まれる概念である。
つまり、ボード10の基材表面10sに対して紫外線を含む光を照射した際に基材表面10sに目印Mがあることが認識できれば、視認することができる」状態にあることを意味する。
本実施形態のボード10が以上のごとき構成であるので、施工時において、紫外線を含む光を照射すればボード10の基材Bの表面10sに設けられた目印Mが視認できるようになる(図1参照)。
このため、作業者は、目印Mを基準に固定部材を打ち付ければ、固定部材を適切にフレーム部材に対して打ち込むことができるようになる。つまり、目印Mに沿って固定部材を打ち付ければよいだけであるので、作業者の技能に関わらずボード10を適切に施工することができるようなる。
しかも、日常の光では目印Mが視認されないので、ボード10を施工した状態において、ボード10の基材Bの表面10sに目印Mが設けられていても、基材表面10sの意匠性に目印Mが影響しない状態となっている。
このため、後述するようにボード10の基材表面10sを露出した状態で施工する場合であっても、目印Mを気にすることなく施工することができる。言い換えれば、ボード10は、下地材としての用途に限定されず、表面が露出する化粧板などにも適用することができる。
とくに、化粧板などとして使用する場合には、ボード10の基材表面10sに模様(図4では符号Dに相当する)が施されていても適切に固定部材でボード10を固定するこができ、かつ基材表面10sの意匠性に目印Mが影響しない状態にできる。詳細は後述する。
(目印Mの詳細)
以下、目印Mを詳細に説明する。
目印Mは、上述したように固定部材Nを壁のフレーム部材に打ち付ける際の基準となるものであれば、その形成や大きさ等はとくに限定されない。
例えば、目印Mは、図1〜図4に示すようにマス目状に形成してもよいし、所定の間隔を空けた複数のドットに形成してもよい。
目印Mを複数のドット状にする場合、壁に取り付けた状態において、下地のフレーム部材に対応するドット同士を鉛筆等で結べば、フレーム部材の寸法に関わらず(例えば、間柱間と胴縁間の距離が異なるような場合でも)、適切に固定部材をフレーム部材に打ち付けることができるようになる。
このため、施工先のフレーム部材の寸法に関わらずボード10を適切に固定部材で固定することができるので、施工性の自由度を向上させることができる。
また、目印Mは、図1〜図4に示すようにマス目状にしてもよい。具体的には、上述したように複数の縦線Mvと複数の横線Mhとでマス目を形成する。このとき、図1に示すように、複数の縦線Mvが基材Bの軸方向に沿って所定の間隔を空けて形成し、この縦線Mvに略直交するように所定の間隔を空けて複数の横線Mhを形成する。かかる構成とすれば、目印Mを図1に示すようなマス目状にすることができる。
目印Mをマス目状に形成する場合、図2に示すように、隣接する縦線Mv同士間の距離および隣接する横線Mh同士間の距離が、フレーム部材である間柱間の寸法や胴縁間の寸法と略同じ距離となるように形成するのが望ましい。
例えば、図2に示すように、目印Mの縦線Mv同士間の距離がフレーム部材の隣接する間柱間の寸法と同じ455mmとなるように形成し、目印Mの横線Mh同士間の距離がフレーム部材の隣接する胴縁間の寸法227mmとなるように形成する。
この場合、図2に示すように、ボード10の背面が壁のフレーム部材に接するように取り付けて、ボード10の長軸方向の両端が柱の表面上に位置するように配置すれば、縦線Mvと横線Mhが交差する交点Miが、柱等のフレーム部材の略中心線上付近に位置するようにできる。
なお、ボード10の目印Mの材料に含まれる蛍光物質が上記機能を有していれば、燐光現象を発揮する機能を有していてもよい。
この燐光現象は紫外線の照射を停止した後でも、ある程度の時間をかけてゆっくりと発光しながら基底状態にもどるという現象である。このため、かかる性質、つまり蓄光性を有する蛍光物質を目印Mの材料として含めれば、紫外線の照射を停止した後でも、ある程度の時間目印Mを視認できる状態にできるので作業効率を向上させることができる。
また、目印Mの材料には、上述したように2種類の蛍光物質が含まれるようにしてもよい。この場合、照射する紫外線の波長を調整するだけで、異なる形状の目印Mを本実施形態のボード10の基材表面10sに表示することができるようになる。
例えば、図4に示すように、ボード10の基材表面10sに、350nm〜370nmの波長帯(以下、第一波長領域という)にピーク波長(例えば、ピーク波長365nm)を有する紫外線に応答する(つまりかかる紫外線により蛍光を放出する)蛍光物質と、375nm〜390nmの波長帯(以下、第二波長領域という)にピーク波長(例えば、ピーク波長380nm)を有する紫外線に応答する蛍光物質と、を含む材料で目印Mを形成する。
この場合、第一波長領域の紫外線を含む光を照射すれば、かかる波長帯の紫外線に応答した蛍光が放出されて所望の目印MAを基材表面10sに表示することができる(図4では下側右図)。
一方、第二波長領域の紫外線を含む光を照射すれば、かかる波長帯の紫外線に応答した蛍光が放出されて所望の目印MBを基材表面10sに表示することができる(図4では下側左図)。言い換えれば、目印Mを表示させるためのライトLが、上記両波長帯の紫外線を照射できるようになっていれば、光源Lの波長帯を変えるだけで、異なる形状の目印MA、MBをボード10の基材表面10sに表示させることができるようになる。
なお、上述した第一波長領域のピーク波長が特許請求項の範囲にいう第一波長帯の吸収ピークに相当し、上述した第二波長領域のピーク波長が特許請求項の範囲にいう第二波長帯に吸収ピークに相当する。
しかも、上記目印MA、MBの表示調整は、光源Lを調整するだけで、簡単に行うことができる。このため、フレーム部材の寸法に応じて、かかる寸法に対応する目印Mを光源Lの光で調整すればよいので、フレーム部材の寸法が変わってもボード10を交換等することなく、ビス等の固定部材Nでボード10を適切に固定することができる。
つまり、複数のフレーム部材の寸法に対応するように目印Mをボード10の基材表面10sに設けておけば、施工場所に関わらず適切にボード10を適切に固定することができる。
なお、目印Mの材料に含まれる蛍光物質は、上述した2種類に限定されない。例えば、ピーク波長ができるだけ重ならないような波長帯の紫外線に応答する蛍光物質を含有すれば、照射する紫外線によってさらに複数の異なる形状の目印Mを一枚のボード10の基材表面10sに表示させることができるようになる。
また、目印Mを形成する材料には、上述した蛍光物質以外にも、接着剤や塗料など様々なものを含んでもよいが、目印Mが日常の光では視認しにくい状態となるように配合するのが望ましい。
(光源L)
目印Mを人の目で視認できるようにするための紫外線を照射する光源Lは、目印Mに含まれる蛍光物質を励起させて蛍光を放出することができる波長帯の紫外線を放射することができるものであれば、とくに限定されない。
このような光源Lとしては、例えば、公知の紫外線ライトや紫外線LEDライト(UV−LEDライト)などを採用することができる。このようなUV−LEDライトLには、一般的にUV−Aといわれる波長帯(315nm〜400nm程度の波長帯)の紫外線を放射するものが多数市販されている。
また、UV−LEDライトLには、放射する紫外線の波長帯がある程度決まったものが多数存在する。具体的には、放射する紫外線が特定のピーク波長を有するように設計されたものがある。例えば、UV−LEDライトLが、放射する紫外線が複数のピーク波長(例えば、第一波長領域の紫外線、第二波長領域の紫外線)を有するものであり、この第一波長領域の紫外線と第二波長領域の紫外線の照射を切り替えできるような構造のものがある。このため、目印Mを上記第一波長領域の紫外線と第二波長領域の紫外線に応答する2種類の蛍光物質を含めた材料で形成した場合、図4に示すように、UV−LEDライトLから放射される紫外線の波長帯を調整するだけで、異なる形状の目印Mをボード10の基材表面10sに表示させることができるようになる。つまり、特定の波長帯の紫外線に反応する蛍光物質を目印Mの材料として採用すれば、様々な種類の紫外線に反応する目印Mを形成することができるようになるが、詳細は後述する。
しかも、このような特定のピーク波長を有する紫外線を放射可能なUV−LEDライトLも様々なものが市販されているので、使用可能な光源Lが入手し易くなるという利点もある。
図1に示すように、光源Lを点灯してボード10の基材表面10sを照射すれば、上述したように目印Mに含まれる蛍光物質から蛍光が放出されるので、作業者はボード10の基材表面10sに設けられた目印Mの状態を適切に把握することができるようになる。つまり、ボード10の基材Bの基材表面10sにおいて、日常の光では視認できなかった目印M(図1では(A)の状態)が光源Lを点灯することによって、目印Mが視認できる状態(図1では(B)の状態)にできる。
なお、光源Lとして採用するUV−LEDライトLには、様々な形状のものが存在するが、上記機能を有するものであれば、どのような形状のものであってもよい。例えば、蛍光灯タイプのもの、ペンライトのようなものはもちろん、光源Lを点灯した際にいわゆるブラックライトといわれるような光を照射するようなものも採用することができるが、これらに限定されない。
なお、光源Lは、所定の紫外線のみを放射するものが望ましい。この場合、光源Lから照射される光には可視光が含まれないので、目印Mの蛍光物質から放出される蛍光を視認し易くできる。
例えば、ボード10を施工する作業場が屋内のような場所の場合、通常の作業は一般的な作業ライトを照らして行われる。このような一般的な作業ライトの光では、ボード10の基材Bの表面10sに模様Dが施されている場合には、その模様Dが視認された状態となる一方、基材Bの表面10sに設けられた目印Mは視認されない(図3(A)参照)。
かかる状態、つまり作業用ライトを点灯した状態で、光源Lを点灯してもボード10の基材Bの表面10sに模様Dと目印Mが入り乱れた状態で視認されるので、目印Mが見えにくくなる。
しかし、作業現場が上述したように可視光が入りにくい場所であれば、作業ライトを消灯した状態で光源Lを点灯すれば、周囲から可視光が含まれた光が少なくなるので、基材Bの表面10sに模様Dが施されていても目印Mが視認しやすくなる。
このため、基材Bの表面10sに模様Dが施されていても、作業者は目印Mを適切に視認することができるようになるので、ボード10を適切に固定することができるようになる。
しかも、ボード10の基材表面10sを露出した状態で施工する場合であっても、目印Mが日常の光では反応しないので、表面10sの意匠に影響を与えない。このため、ボード10は、下地材としての用途に限定されず、表面が露出する化粧板などにも適用することができる。
さらに、上記機能を有する光源Lをビス等の固定に用いられるドリルに装着してもよい。具体的には、ドリルに装着した状態で、光源Lを点灯すれば、照射される光UVLがドライバーの先端方向(つまりドライバーのチャックに取り付けたビットの軸方向)に向かって照射されるように装着する。
この場合、ボード10全体を照射する場合に比べて、紫外線を含む光UVLが作業者によって遮られるのを確実に防止できる。このため、ビス等を打ち込むときの目印Mを確実に視認することができるので、作業効率を向上させることができる。
(ボード10の施工例)
以下では、ボード10を壁の下地の下地材として施工する際の施行例を説明する。
まず、図2に示すよう、ボード10の背面が壁のフレーム部材に接するように配置する。このとき、ボード10の長軸方向の一の端縁(図2では右側のボード10の右側の長軸端縁)が柱の略中心上に位置するように配置する。かかる状態において、人の目では、ボード10の基材表面10sには目印Mを視認されていない(図1(A)、図2(B)参照)。
ついで、図2(A)に示すように、上記のごとくボード10を設置した状態において、紫外線を含む光を放射する光源Lを点灯して、ボード10の基材表面10sに向かって紫外線を含む光UVLを照射すれば(図2(A)参照)、図2(A)に示すように、作業者はボード10の基材表面10sに設けられたマス目状の目印Mを視認することができるようになる。
作業者は、ボード10の基材表面10sに設けられたマス目状の目印Mを基準にビス等の固定部材Nを打ち付けてボード10を固定する。具体的には、目印Mにおいて、縦線Mvと横線Mhが交差する交点Miがビス等の固定部材Nを打ち付ける基準となるので、この交点Miにビス等の固定部材Nを打ち付ければ、ボード10を適切に壁のフレーム部材に固定することができる。しかも、この交点Miは、必要に応じて、設計上の決められた間隔または位置となるように設けられている。
したがって、作業者が特別な技量や経験を有していなくても適切にビス等の固定部材Nを打ち付けることができるので、作業者の技能に関わらずボード10を適切に施工することができる。しかも、目印Mがマス目状であるので、交点Miを基準に固定部材を打ち付けるだけで真っ直ぐに固定部材を打ち付けることができるようになるので、ビス打ち等の施工精度を向上させることができる。また、施工現場でビス等の固定部材Nを打ち付ける基準となる目印をつける必要もないので、作業性を向上させることができる。
しかも、目印Mが日常の光では視認されないので、ボード10を下地材として施工した後、基材表面10sにクロスを貼りつけてもクロス表面から目印Mが透けて見えるのようなことはない。このため、厚みが薄いクロスであっても目印Mを気にすることなく貼れるので、クロスの自由度(つまり室内装飾の自由度)を向上させることができる。
(ボード10の基材表面10sに目印Mを設ける方法)
ボード10の基材表面10sに目印Mを設ける方法は、とくに限定されない。
例えば、上述した蛍光物質を含む材料をインキ状にして施工現場で施工先の下地に応じて基材表面10sに目印Mをマークしてもよいが、事前に基材表面10sに目印Mを印刷するのが望ましい。印刷により目印Mを形成すれば、用途に応じた寸法の目印Mが設けられた本実施形態のボード10を大量にしかも簡単に形成することができる。
かかる印刷方法は、とくに限定されない。例えば、フレキソ印刷、グラビア印刷、オフセット印刷、グラビアオフセット印刷、平板オフセット印刷、ダイリン印刷、凸版印刷、凹版印刷、ジエットプリント、シルクスクリーン印刷または静電印刷など公知の印刷方法を採用することができる。
なお、上述したように基材Bの素材として石膏ボードを採用する場合、表裏に紙等を貼り合わすが、この紙に予め目印Mを入れたものを用いて基材Bを製造してよいし、紙等が貼り合わされた状態の基材Bの表面10sに目印Mを印刷してもよい。
本発明のボードは、建築用の板状部材として適している。
第1発明のボードは、建築用の壁の下地材として用いられるボードであって、表面に前記ボードを固定する際の基準とする目印が設けられており、該目印は、紫外線の第一波長帯に吸収ピークを有する第一材料を含んだ第一目印と、紫外線の第二波長帯に吸収ピークを有する第二材料を含んだ第二目印と、を備えていることを特徴とする。
第2発明のボードは、第1発明において、前記第一目印は、前記ボードを設置した状態において、前記下地のフレーム部材のうち柱および間柱の上に位置するように前記ボードの表面に設けられており、前記第二目印は、前記ボードを設置した状態において、前記下地のフレーム部材のうち胴縁の上に位置するように前記ボードの表面に設けられていることを特徴とする。
第3発明のボードは、第発明において、前記第一波長帯が、350nm〜370nmの波長帯であり、前記第二波長帯が、375nm〜390nmの波長帯であることを特徴とする。
第4発明のボードは、第2または第3発明のいずれかに記載の発明において、前記第一材料および/または前記第二材料が、燐光現象を発揮する機能を有するものであることを特徴とする。
第5発明のボードは、第1、第2、第3または第4発明のいずれかに記載の発明において、前記ボードが、石膏板またはケイ酸カルシウム板であることを特徴とする。
第6発明のボード施工セットは、第1〜第5発明のいずれかに記載のボードを施工するための施工セットであって、前記ボードと、該ボードを施工するためのドリルと、を備えており、該ドリルは、350nm〜370nmの波長帯および375nm〜390nmの波長帯を有する紫外線を照射する光源を備えており、該光源は、点灯した状態において、該光源から照射される光が前記ドリルに取りつけたビットの軸方向に向かって照射されるように、前記ドライバーに装着されていることを特徴とする。
第1発明によれば、2種類の紫外線で発光する目印がボード表面に設けられているので、作業者の技能に関わらずボードを適切に施工することができ、しかも、施工時の作業性を向上させることができるようになる。
第2発明によれば、ボードを下地のフレーム部材に適切に固定することができるようになる。
第3発明、第4発明によれば、ボードの施工性をより向上させることができる。
第5発明によれば、下地材に適したボードを適切に施工することができる。
第6発明によれば、ボード表面に2種類の紫外線で発光する目印が設けられているので、作業者の技能に関わらずボードを適切に施工することができ、しかも、施工時の作業性を向上させることができるようになる。

Claims (6)

  1. 表面にボードを固定する際の基準とする目印が設けられており、
    該目印が、紫外線を照射すると視認し得る材料で形成されている
    ことを特徴とするボード。
  2. 前記目印が、マス目状のラインである
    ことを特徴とする請求項1記載のボード。
  3. 前記目印が、所定の間隔を空けた複数のドットである
    ことを特徴とする請求項1記載のボード。
  4. 前記目印の材料が、
    紫外線の第一波長帯に吸収ピークを有する第一材料と、紫外線の第二波長帯に吸収ピークを有する第二材料と、を含んでおり、
    該第二材料の吸収ピークが、前記第一材料の吸収ピークとは異なるものである
    ことを特徴とする請求項1、2または3記載のボード。
  5. 下地材に用いられるものである
    ことを特徴とする請求項1、2、3または4記載のボード。
  6. 前記目印が、印刷によって形成されている
    ことを特徴とする請求項1、2、3、4または5記載のボード。


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