JPH1069233A - 表示部材及びその表示方法 - Google Patents

表示部材及びその表示方法

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JPH1069233A
JPH1069233A JP22720296A JP22720296A JPH1069233A JP H1069233 A JPH1069233 A JP H1069233A JP 22720296 A JP22720296 A JP 22720296A JP 22720296 A JP22720296 A JP 22720296A JP H1069233 A JPH1069233 A JP H1069233A
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JP
Japan
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display
light
light storage
laser
irradiated
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JP22720296A
Other languages
English (en)
Inventor
Zenichi Tsuruharatani
善一 鶴原谷
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コスト的にも安価で、しかも表示自体は表示
に綺麗で見やすく、更に、電源のオン・オフにあまり関
係なく手軽に表示できる表示部材及びその表示方法を提
供することを課題とする。 【解決手段】 表示部材の表示方法にあり、蓄光部2 を
有する表示媒体3 から形成されてなる表示部材に、レー
ザー4 から放出されたレーザー光5 が照射されて、前記
蓄光部2 の照射部分6 を発光させることで表示可能とす
る構成である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、レーザー光5 が当
てられると発光を可能とすることを利用した表示部材及
びその表示方法に関する。
【0002】
【従来の技術】近来、プラズマディスプレイを利用した
電光掲示板や、導光板を利用した液晶表示パネル等、ガ
ラス基板に何ら処理をして表示を可能とした種々の表示
媒体からなる表示部材か存在する。
【0003】前記表示部材は何れもコンピューター制御
による自動表示がされるものであり、情報(データ)を
送信することで特定の時間に特定の表示がなされるもの
である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記表
示部材であれば、表示部材そのものが非常に高価なもの
となるばかりでなく、かなり大がかりな施工作業も必要
で、コスト面から見ると何処でも誰でも利用できるもの
では決してなかった。
【0005】また、前記表示部材は、電源のオン・オフ
で表示の有無が決定され、当然ながら電源をオフとすれ
ば、表示は一瞬にして消えてしまい、その後は、再度オ
ンにしない限り見ることができない。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、コスト的にも安価で、しかも表示自体は
表示に綺麗で見やすく、更に、電源のオン・オフにあま
り関係なく手軽に表示できる表示部材及びその表示方法
を提供することを課題とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明は、上述のような
課題を解決するためになされたものであり、その課題を
解決するための第一の技術的手段は、表示部材にあり、
蓄光部2 を有する表示媒体3 から形成され、レーザー4
から放出されたレーザー光5 が照射されると、前記蓄光
部2 の照射部分6 が発光し、表示可能となることを特徴
としていることにある。
【0008】また、第二の技術的手段は、表示部材の表
示方法にあり、蓄光部2 を有する表示媒体3 から形成さ
れてなる表示部材に、レーザー4 から放出されたレーザ
ー光5 が照射されて、前記蓄光部2 の照射部分6 を発光
させることで表示可能とすることを特徴としていること
にある。
【0009】前記のように本発明の表示部材は、蓄光部
2 を有するので、該蓄光部2 にレーザー光5 が当たると
その照射部分6 が発光し、更に、しばらくの間その光が
蓄光され、残光7 として発光、表示される。
【0010】従って、蓄光部2 を有する表示部材であれ
ば、どのような形状のものであろうと、また、その大き
さがどうであろうと全く関係なく、単に、レーザー光5
を当てるだけの作業にて非常に簡単に表示をすることが
可能となる。
【0011】しかも、上記のように一旦レーザー光5 が
当たった部分は、残光7 として表示されるので、レーザ
ー4 の電源のオン・オフに関わらず、表示を保持するこ
とが可能であるし、その残光7 を利用することで、様々
なイルミネーションを醸し出すことができ、非常にアー
ト的な描写表示をすることも可能となる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態につい
て図面に基づき説明する。
【0013】本発明に係る表示部材は、主に広告板とし
て使用されるものであり、図1で示すように、木材やセ
メント,モルタル等のコンクリート材等からなる硬質板
状体より構成された基板1 の表面に、希土類アルミネー
トからなる蓄光剤と種々硬化剤を、水,或いは硬化助剤
などとともに混練して固形物とした蓄光部2 が積層され
てなる表示媒体3 から形成されている。
【0014】前記表示媒体3 にレーザー4 から放出され
たレーザー光5 が照射されると、前記蓄光部2 の該レー
ザー光5 照射部分6 が発光し、様々な描写を表示するこ
とができる。
【0015】また、この際、前に照射されたレーザー光
5 は、前記蓄光部2の蓄光作用によって蓄光され、残光7
として,しばらくの間、発光, 表示される。
【0016】、従って、その残光7 の表示をうまく利用
することで、様々なイルミネーションを醸し出すことが
できるので、非常にアート的な描写表示をもすることが
可能となり、単なるロゴの順次変更による広告板として
の使用のみならず、種々のイベント会場でのショー効果
や、町中での装飾効果を狙った表示部材として使用する
ことができる。
【0017】前記表示媒体3 は、コストに応じて適宜選
択すればよいが、屋外への設置であれば、雨風に強い上
記のような素材であることが好ましい。
【0018】また、前記表示媒体3 の形状は、上記板状
体に限定されるのではなく、ドーム状(半円状を含む)
のものであっても良く、このような形状のものは樹脂成
形のものが製造し易い。
【0019】前記ドーム状のものであれば、例えば、プ
ラネタリュームにおける表示部材としても使用できる
し、その使用用途は様々である。
【0020】また、前記蓄光部2 を構成する蓄光剤とし
ては、ストロンチウムアルミネートやバリウム・マグネ
シウムアルミネートに、賦活剤としてユウロビウムやガ
ドリニウムを用いた希土類アルミネート等が使用される
が、照射した光が直ちに消滅する蛍光塗料であっても、
残光7 を長くすることが可能な蓄光塗料であっても、更
に、残光7 を短くすることが可能な燐光塗料であっても
良く、特に、前記作用を併用可能な硫化亜鉛系や硫化カ
ルシウム系等の蛍隣光塗料の使用などが好ましい。
【0021】また、前記硬化剤としては、白色セメン
ト、ポルトランドセメント、混合セメント、その他石膏
系のセメント等無機セメントや、エポキシ樹脂、ポリエ
ステル樹脂、アクリル樹脂、ウレタン系樹脂等の合成樹
脂が好ましい。
【0022】更に、前記蓄光部2 としては上記のよう
に、基板1 の表面に蓄光剤を含有する固形物を積層させ
たものに限定されることはなく、前記基板1 の表面に前
記蓄光剤を含有する塗料を直接シルクスクリーン印刷に
て塗布したり、或いは、該シルクスクリーン印刷を施し
た合成紙や布等を貼着させて構成させても良く、要は使
用目的や使用場所等の条件に適宜合わせて、例えば、基
板1 となり得るものが既に存在するならば、上記のよう
に直接塗布したり、合成紙や布等を貼着させるだけで良
いし、また、基板1 となり得るものがないのであれば蓄
光部2 を有する基板1 を成形すれば良いし、様々な条件
にて適宜その素材を選択すれば良い。
【0023】また、上記表示媒体3 としては、基板1 に
蓄光部2 を別途設けても良いし、図2で示すように、前
記蓄光剤と各種硬化剤等を混合して、一体的に前記板状
やドーム状など所定形状の成形体とすれば、該成形体自
体が蓄光部2 を兼ねた表示媒体3 となり得る。
【0024】上記のように一体成形体からなる表示媒体
3 であれば、両面の描写が可能となり、例えば、図2で
示すように、一方側からレーザー光5 を照射させ、他方
側から見ることができる。
【0025】従って、例えば、建築物の壁や窓等を利用
し、該壁や窓を前記表示媒体3 から構成させ、建築物の
内部からレーザー光5 を照射させれば、外部にレーザー
4 を設置させなくても外部から該表示媒体3 の表示を見
ることが可能となり、広告のみならず、街路装飾等に非
常に効果的なものとなる。
【0026】尚、前記レーザー4 としては、通常のヘリ
ウムネオンレーザー,炭酸ガスレーザー等の気体レーザ
ーや、ルビーレーザー等の固体レーザー,色素レーザー
等の液体レーザー、及び半導体レーザーなどの他にも、
例えば単なる光の集光によってビーム状の集中光を照射
できるものであればどのようなものであっても良い。
【0027】
【発明の効果】上述のように本発明の表示部材及びその
表示方法であれば、その表示部材に蓄光部が設けられて
いるので、該蓄光部にレーザー光を当てると、その照射
部分が発光し、更に、その光が蓄光され、残光として更
に発光、表示される。
【0028】従って、本発明の表示部材は、どのような
形状のものであろうと、また、その大きさがどうであろ
うと全く関係なく、単に、レーザー光を当てるだけの作
業にて非常に簡単、且つ綺麗に表示をすることが可能と
なる。
【0029】しかも、一旦レーザー光が当たった部分
は、上記のように残光として表示されるので、レーザー
の電源のオン・オフに関わらず、表示を保持することが
可能であるし、その残光を利用することで、様々なイル
ミネーションを醸し出すことができ、非常にアート的な
描写表示をすることも可能となる。
【0030】また、前記蓄光部が少なくとも蓄光剤を含
有する固形物より構成されてなるものであれば、屋外で
の設置であっても、雨風に強いものとなり、通常の広告
板として長期的に利用が可能となる。
【0031】また、前記蓄光部が少なくとも蓄光剤を含
有する塗料の塗布により構成されてなるものであれば、
手軽にどのような表示媒体であっても設置することが可
能であるし、また、表示媒体自体が一体成形された成形
体であれば、種々の形状の表示媒体を提供することがで
きるし、更に、両面表示が可能となる。
【0032】以上より、本発明の表示部材を利用して、
該部材にレーザー光を照射させることにて表示させる方
法を使用すると、従来のプラズマディスプレイを利用し
た電光掲示板や、導光板を利用した液晶表示パネル等と
は全く異なった、残光による特有の描写表示を行うこと
ができると共に、大がかりな施工作業も必要とせず、充
分にコストダウンを行うこともできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を示す説明斜視図。
【図2】本発明の他の実施形態を示す説明斜視図。
【符号の説明】
1 基板 2 蓄光部 3 表示媒体 4 レーザー 5 レーザー光 7 残光
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成8年11月5日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0026
【補正方法】変更
【補正内容】
【0026】尚、前記レーザー4 としては、通常のヘリ
ウムネオンレーザー,炭酸ガスレーザー等の気体レーザ
ーや、ルビーレーザー等の固体レーザー,色素レーザー
等の液体レーザー、及び半導体レーザー、アルゴン紫外
線レーザーなどの他にも、例えば単なる光の集光によっ
てビーム状の集中光を照射できるものであればどのよう
なものであっても良い。

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 蓄光部(2) を有する表示媒体(3) から形
    成され、レーザー(4)から放出されたレーザー光(5) が
    照射されると、前記蓄光部(2) の照射部分(6)が発光
    し、表示可能となることを特徴とする表示部材。
  2. 【請求項2】 前記蓄光部(2) が、少なくとも蓄光剤を
    含有する固形物より構成されてなる請求項1記載の表示
    部材。
  3. 【請求項3】 前記蓄光部(2) が、少なくとも蓄光剤を
    含有する塗料の塗布によって構成されてなる請求項1記
    載の表示部材。
  4. 【請求項4】 前記表示媒体(3) が、少なくとも蓄光剤
    を混合して一体成形された成形体である請求項1記載の
    表示部材。
  5. 【請求項5】 蓄光部(2) を有する表示媒体(3) から形
    成されてなる表示部材に、レーザー(4) から放出された
    レーザー光(5) が照射されて、前記蓄光部(2)の照射部
    分(6) を発光させることで表示可能とすることを特徴と
    する表示部材の表示方法。
  6. 【請求項6】 前記蓄光部(2) が、少なくとも蓄光剤を
    含有する固形物より構成されてなる請求項5記載の表示
    部材の表示方法。
  7. 【請求項7】 前記蓄光部(2) が、少なくとも蓄光剤を
    含有する塗料の塗布によって構成されてなる請求項1記
    載の表示部材の表示方法。
  8. 【請求項8】 前記表示媒体(3) が、少なくとも蓄光剤
    を混合して一体成形された成形体である請求項1記載の
    表示部材の表示方法。
JP22720296A 1996-08-28 1996-08-28 表示部材及びその表示方法 Pending JPH1069233A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100328316B1 (ko) * 1999-12-02 2002-03-13 차희장 레이저를 이용한 광고장치
EP1360543A2 (en) * 2001-02-17 2003-11-12 Intel Corporation Controlling light discharged by a phosphorescent material
KR20030091622A (ko) * 2002-05-27 2003-12-03 (주)디오컴 레이저 광고 제어 장치와 그를 이용한 레이저 광고 장치및 레이저 광고 방법

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