JP2020021071A - 半導体レジスト用組成物およびこれを用いたパターン形成方法 - Google Patents

半導体レジスト用組成物およびこれを用いたパターン形成方法 Download PDF

Info

Publication number
JP2020021071A
JP2020021071A JP2019140074A JP2019140074A JP2020021071A JP 2020021071 A JP2020021071 A JP 2020021071A JP 2019140074 A JP2019140074 A JP 2019140074A JP 2019140074 A JP2019140074 A JP 2019140074A JP 2020021071 A JP2020021071 A JP 2020021071A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
carbon atoms
substituted
unsubstituted
group
composition
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP2019140074A
Other languages
English (en)
Other versions
JP6865794B2 (ja
Inventor
京 守 文
Kyung Soo Moon
京 守 文
宰 賢 金
Jae-Hyun Kim
宰 賢 金
隆 熙 羅
Yoong-Hee Na
隆 熙 羅
爛 南宮
Ran Namgung
爛 南宮
桓 承 田
Hwan-Sung Cheon
桓 承 田
承 龍 蔡
Seungyong Chae
承 龍 蔡
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Samsung SDI Co Ltd
Original Assignee
Samsung SDI Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Priority claimed from US16/211,145 external-priority patent/US11092889B2/en
Application filed by Samsung SDI Co Ltd filed Critical Samsung SDI Co Ltd
Publication of JP2020021071A publication Critical patent/JP2020021071A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6865794B2 publication Critical patent/JP6865794B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/0035Multiple processes, e.g. applying a further resist layer on an already in a previously step, processed pattern or textured surface

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

【課題】エッチング耐性および感度に優れ、取り扱いが容易な半導体レジスト用組成物ならびにこれを用いたパターン形成方法を提供する。【解決手段】下記化学式1で表される有機金属化合物および溶媒を含む半導体レジスト用組成物、ならびにこれを用いたパターン形成方法:上記化学式1中、R2〜R4は、それぞれ独立して、−ORaまたは−OC(=O)Rbである。【選択図】なし

Description

本発明は、半導体レジスト用組成物およびこれを用いたパターン形成方法に関する。
次世代の半導体デバイスを製造するための要素技術の一つとして、EUV(極端紫外線)リソグラフィが注目されている。EUVリソグラフィは、露光光源として波長13.5nmのEUVを用いるパターン形成技術である。EUVリソグラフィによれば、半導体デバイス製造プロセスの露光工程で、極めて微細なパターン(例えば、20nm以下)を形成することができるのが実証されている。
極端紫外線(extreme ultraviolet、EUV)リソグラフィの実現は、16nm以下の空間解像度(spatial resolutions)で遂行できる互換可能なフォトレジストの現像を必要とする。現在、伝統的な化学増幅型(CA:chemically amplified)フォトレジストは、次世代デバイスのための解像度(resolution)、光速度(photospeed)、およびフィーチャー粗さ(feature roughness、ラインエッジ粗さ(line edge roughnessまたはLER)とも呼ばれる)に対する仕様を充足させるために開発が行われている。
高分子型フォトレジストで起こる酸触媒反応に起因した固有の画像ぼやけ(intrinsic image blur)は、小さいフィーチャー(feature)大きさで解像度を制限し、これは電子ビーム(e−beam)リソグラフィにおいて長い間知らされてきた事実である。化学増幅型(CA)フォトレジストは、高い感度(sensitivity)のために設計されたが、これらの典型的な元素構成が13.5nmの波長の光でフォトレジストの吸光度を低くし、その結果、感度を減少させるため、部分的にはEUV露光下で、さらに微細パターンの形成が困難になることがある。
CAフォトレジストはまた、小さいフィーチャー大きさにおいて粗さ(roughness)問題によって、微細パターンの形成が困難になることがある。部分的に酸触媒工程の本質に起因して、光速度(photospeed)が減少することによってラインエッジ粗さ(LER)が増加するのが実験で確認された。CAフォトレジストの欠点および問題に起因して、半導体産業では新たな類型の高性能フォトレジストに対する要求がある。
特許第3990146号公報
本発明の目的は、エッチング耐性および感度に優れ、取り扱いが容易な半導体レジスト用組成物を提供することにある。
本発明の他の目的は、前記半導体レジスト用組成物を用いたパターン形成方法を提供することにある。
本発明の一実施形態による半導体レジスト用組成物は、下記化学式1で表される有機金属化合物、および溶媒を含む。
上記化学式1中、
は、置換もしくは非置換の炭素数1〜20のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のシクロアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜20のアルケニル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜20のアルキニル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のアルケニルアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のアルキニルアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数6〜30のアリール基、置換もしくは非置換の炭素数7〜30のアリールアルキル基、または−R−O−R(ここで、Rは、置換または非置換の炭素数1〜20のアルキレン基であり、Rは、置換または非置換の炭素数1〜20のアルキル基である)であり、
〜Rは、それぞれ独立して、−ORまたは−OC(=O)Rであり、
この際、Rは、置換もしくは非置換の炭素数1〜20のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のシクロアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜20のアルケニル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜20のアルキニル基、置換もしくは非置換の炭素数6〜30のアリール基、置換もしくは非置換の炭素数7〜30のアリールアルキル基、またはこれらの組み合わせであり、
は、水素原子、置換もしくは非置換の炭素数1〜20のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のシクロアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜20のアルケニル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜20のアルキニル基、置換もしくは非置換の炭素数6〜30のアリール基、置換もしくは非置換の炭素数7〜30のアリールアルキル基、またはこれらの組み合わせである。
本発明の他の一実施形態によるパターン形成方法は、基板の上にエッチング対象膜を形成する段階、前記エッチング対象膜の上に前述の半導体レジスト用組成物を塗布してフォトレジスト膜を形成する段階、前記フォトレジスト膜をパターニングしてフォトレジストパターンを形成する段階、および前記フォトレジストパターンをエッチングマスクとして用いて前記エッチング対象膜をエッチングする段階を含む。
本発明による半導体レジスト用組成物は、相対的にエッチング耐性および感度に優れて取り扱いが容易であるので、これを用いれば感度および限界解像度に優れ、高い縦横比を有していてもパターンが崩れないフォトレジストパターンを提供することができる。
本発明の一実施形態による半導体レジスト用組成物を用いたパターン形成方法を説明するための断面概略図である。 本発明の一実施形態による半導体レジスト用組成物を用いたパターン形成方法を説明するための断面概略図である。 本発明の一実施形態による半導体レジスト用組成物を用いたパターン形成方法を説明するための断面概略図である。 本発明の一実施形態による半導体レジスト用組成物を用いたパターン形成方法を説明するための断面概略図である。 本発明の一実施形態による半導体レジスト用組成物を用いたパターン形成方法を説明するための断面概略図である。 本発明の一実施形態による半導体レジスト用組成物(実施例3)を用いて、3.4nmの計算された線幅粗さ(LWR)を有する36nmピッチでパターニングして生成したレジスト線を示すSEM写真である。
以下、添付した図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。但し、本記載を説明することにおいて、既に公知された機能あるいは構成に関する説明は、本記載の要旨を明瞭にするために省略する。
本記載を明確に説明するために説明上不必要な部分を省略し、明細書全体にわたって同一または類似の構成要素については同一な参照符号を付ける。また、図面に示された各構成の大きさおよび厚さは説明の便宜のために任意に示したので、本記載が必ずしも図示されたものに限定されるのではない。
図面で様々な層および領域を明確に表現するために、厚さを拡大して示した。そして、図面で説明の便宜のために一部層および領域の厚さを誇張して示した。層、膜、領域、板などの部分が他の部分「の上に」または「上に」あるというとき、これは他の部分の「真上に」ある場合だけでなく、その中間にまた他の部分がある場合も含む。
本明細書で、「置換」とは、水素原子が重水素、ハロゲン基、ヒドロキシ基、アミノ基、置換もしくは非置換の炭素数1〜30の第1〜第4級アミノ基、ニトロ基、置換もしくは非置換の炭素数1〜40のシリル基、炭素数1〜30のアルキル基、炭素数1〜10のハロアルキル基、炭素数1〜10のアルキルシリル基、炭素数3〜30のシクロアルキル基、炭素数6〜30のアリール基、炭素数1〜20のアルコキシ基、またはシアノ基で置換されたことを意味する。「非置換」とは、水素原子が他の置換基で置換されず水素原子として残っていることを意味する。
本明細書で、「アルキル(alkyl)基」とは、別途の定義がない限り、直鎖型または分枝鎖型脂肪族炭化水素基を意味する。アルキル基は、いかなる二重結合や三重結合を含んでいない「飽和アルキル基」であり得る。
前記アルキル基は、炭素数1〜20のアルキル基であり得る。より具体的に、アルキル基は、炭素数1〜10のアルキル基、または炭素数1〜6のアルキル基であり得る。例えば、炭素数1〜4のアルキル基は、アルキル鎖に1〜4個の炭素原子が含まれるものを意味し、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、n−ブチル基、イソブチル基、sec−ブチル基、およびt−ブチル基からなる群より選択されるものを示す。
前記アルキル基は、具体的な例を挙げれば、メチル基、エチル基、プロピル基、イソプロピル基、ブチル基、イソブチル基、t−ブチル基、ペンチル基、ヘキシル基、シクロプロピル基、シクロブチル基、シクロペンチル基、シクロヘキシル基などを意味する。
本明細書で、「シクロアルキル(cycloalkyl)基」とは、別途の定義がない限り、1価の環状脂肪族炭化水素基を意味する。
本明細書で、「アリール(aryl)基」とは、環状の置換基の全ての元素がp−軌道を有しており、これらp−軌道が共役(conjugation)を形成している置換基を意味し、単環または縮合多環(即ち、炭素原子の隣接した対を共有する環)官能基を含む。
本発明の一実施形態による半導体レジスト用組成物は、有機金属化合物および溶媒を含む。
有機金属化合物は、中心に位置する金属原子に多様な有機基が結合されているものであって、下記化学式1で表される。
上記化学式1中、
は、置換もしくは非置換の炭素数1〜20のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のシクロアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜20のアルケニル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜20のアルキニル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のアルケニルアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のアルキニルアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数6〜30のアリール基、置換もしくは非置換の炭素数7〜30のベンジルアリールアルキル基、および−R−O−R(ここで、Rは、置換または非置換の炭素数1〜20のアルキレン基であり、Rは、置換または非置換の炭素数1〜20のアルキル基である)の中から選択され、
〜Rは、それぞれ独立して、−ORまたは−OC(=O)Rであり、
この際、Rは、置換もしくは非置換の炭素数1〜20のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のシクロアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜20のアルケニル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜20のアルキニル基、置換もしくは非置換の炭素数6〜30のアリール基、置換もしくは非置換の炭素数7〜30のアリールアルキル基、またはこれらの組み合わせであり、
は、水素原子、置換もしくは非置換の炭素数1〜20のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のシクロアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜20のアルケニル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜20のアルキニル基、置換もしくは非置換の炭素数6〜30のアリール基、置換もしくは非置換の炭素数7〜30のアリールアルキル基、またはこれらの組み合わせである。
本発明の一実施形態において、Rは、Snと結合して有機溶媒に対する溶解度を向上させることができる。本発明の一実施形態において、Rは、極端紫外線露光時に、Sn−R結合が解離されてラジカルを生成することができる。例えば、Rは、置換もしくは非置換の炭素数1〜10のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のシクロアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のアルケニル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のアルキニル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のアルケニルアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のアルキニルアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数6〜30のアリール基、置換もしくは非置換の炭素数7〜30のアリールアルキル基、および−R−O−R(ここで、Rは、置換または非置換の炭素数1〜20のアルキレン基であり、Rは、置換または非置換の炭素数1〜20のアルキル基である)の中から選択できる。
本発明の一実施形態において、前記Rは、置換もしくは非置換の炭素数1〜10のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のシクロアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜8のアルケニル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜8のアルキニル基、および置換もしくは非置換の炭素数7〜30のアリールアルキル基の中から選択され、
前記Rは、水素原子、置換もしくは非置換の炭素数1〜10のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のシクロアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜8のアルケニル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜8のアルキニル基、および置換もしくは非置換の炭素数7〜30のアリールアルキル基の中から選択される。
本発明の一実施形態において、R〜Rは、前述のRとは異なり、Snに金属−酸素結合を付与する。本発明の一実施形態において、R〜Rのうちの少なくとも一つは−OC(=O)Rであり得る。具体的に、R〜Rのうちの少なくとも二つ以上は−OC(=O)Rであり得る。さらに具体的に、R〜Rが全て−OC(=O)Rであり得る。R〜Rのうちの少なくとも一つが−OC(=O)Rを含む場合、これを含む半導体レジスト組成物を用いて形成されたパターンは、優れた感度および限界解像度を示すことができる。
但し、本発明はこれに限定されるものではなく、R〜Rのうちの少なくとも一つが−ORであるか、R〜Rが全て−ORであり得る。
本発明の一実施形態において、RおよびRは、それぞれ独立して、置換もしくは非置換の炭素数1〜10のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のシクロアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜8のアルケニル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜8のアルキニル基、置換もしくは非置換の炭素数7〜30のアリールアルキル基、またはこれらの組み合わせの中から選択できる。
前述の化学式1で示される有機金属化合物は有機錫化合物であって、錫は波長13.5nmの極端紫外線を強く吸収することができるので、高エネルギーを有する光に対する感度が優れる。したがって、本発明の一実施形態による有機錫化合物は、従来の有機および/または無機レジストに比べて優れた安定性および感度を示すことができる。
一方、本発明の一実施形態において、前記有機金属化合物は、下記化学式2〜化学式4で表される化合物のうちの少なくとも一つであり得る。
上記化学式2〜化学式4中、
は、それぞれ独立して、置換もしくは非置換の炭素数1〜20のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のシクロアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜20のアルケニル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜20のアルキニル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のアルケニルアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のアルキニルアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数6〜30のアリール基、置換もしくは非置換の炭素数7〜30のアリールアルキル基、および−R−O−R(ここで、Rは、置換または非置換の炭素数1〜20のアルキレン基であり、Rは、置換または非置換の炭素数1〜20のアルキル基である)の中から選択され、
12、R13、R14、およびR33は、それぞれ独立して、置換もしくは非置換の炭素数1〜10のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のシクロアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜8のアルケニル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜8のアルキニル基、および置換もしくは非置換の炭素数7〜30のアリールアルキル基の中から選択され、
22、R23、R24、R32、およびR34は、それぞれ独立して、水素原子、置換もしくは非置換の炭素数1〜10のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のシクロアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜8のアルケニル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜8のアルキニル基、および置換もしくは非置換の炭素数7〜30のアリールアルキル基の中から選択される。
具体的に、前記Rは、置換もしくは非置換の炭素数1〜10のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のシクロアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のアルケニルアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のアルキニルアルキル基、および−R−O−R(ここで、Rは、置換または非置換の炭素数1〜20のアルキレン基であり、Rは、置換または非置換の炭素数1〜20のアルキル基である)の中から選択されるいずれか一つであり得る。
具体的に、一実施形態による有機金属化合物は、下記化学式5〜化学式13で表される化合物のうちの少なくとも一つであり得る。
一般に使用される有機レジストの場合、エッチング耐性が不足して、高い縦横比のパターンが崩れる恐れがある。
また、従来の無機レジスト(例えば、メタルオキシド化合物)の場合、高い腐食性を有する硫酸と過酸化水素との混合物を使用するため、取り扱いが難しく保存安定性が悪く、混合物として性能改善のための構成変更が相対的に難しく、高濃度の現像液を使用しなければならない。
これに対し、本発明の一実施形態による半導体レジスト用組成物は、前述のように有機金属化合物が、中心金属原子に多様な有機基が結合された構造を有する。これによって、既存の有機および/または無機レジストに比べて、相対的にエッチング耐性および感度に優れ、取り扱いが容易である。
具体的には、前記化学式1で表される有機金属化合物において、中心金属元素に金属−酸素結合以外に、Rのような脂肪族炭化水素基または−アルキル−O−アルキルのような官能基が結合されている場合、溶媒に対する溶解度が改善され、極端紫外線で露光する際にSn−R結合が解離されて、ラジカルを生成することができる。これにより、本発明の半導体レジスト用組成物を用いて、優れた感度および限界解像度を有するパターンを形成することができる。
また、本発明の一実施形態による半導体レジスト用組成物を用いて形成されたパターンは、高い縦横比(aspect ratio)を有していても崩れにくい。
本発明の一実施形態による半導体レジスト組成物において、前記化学式1で表される有機金属化合物は、組成物の全体質量を基準にして、0.01質量%〜10質量%の含有量で含まれることが好ましい。このような含有量で含まれる場合、保管安定性に優れ、薄膜形成が容易である。
上記有機金属化合物は、市販品を用いてもよいし合成品を用いてもよい。合成方法としては、従来公知の方法を適宜採用することができる。
本発明の一実施形態による半導体レジスト用組成物は、前述の有機金属化合物と溶媒とを含むことが好ましい。
本発明の一実施形態による半導体レジスト組成物に含まれる溶媒は、有機溶媒であり得る。その例としては、例えば、芳香族化合物類(例えば、キシレン、トルエン等)、アルコール類(例えば、4−メチル−2−ペンタノール、4−メチル−2−プロパノール、1−ブタノール、メタノール、イソプロピルアルコール、1−プロパノール等)、エーテル類(例えば、アニソール、テトラヒドロフラン等)、エステル類(n−ブチルアセテート、プロピレングリコールモノメチルエーテルアセテート、エチルアセテート、エチルラクテート等)、ケトン類(例えば、メチルエチルケトン、2−ヘプタノン等)、またはこれらの混合物などを含むことができるが、これらに限定されるものではない。
本発明の一実施形態による半導体レジスト組成物は、有機金属化合物と溶媒以外に、追加的に樹脂をさらに含むことができる。
このような樹脂としては、下記グループ1に示す芳香族部分を少なくとも1つ含むフェノール系樹脂であり得る。
前記樹脂は、重量平均分子量が500〜20,000であり得る。
前記樹脂は、前記半導体レジスト用組成物の総質量に対して、0.1質量%〜50質量%で含まれ得る。
前記樹脂の含有量が上記範囲である場合、優れたエッチング耐性および耐熱性を有することができる。
本発明の一実施形態による半導体レジスト用組成物は、前述の有機金属化合物、溶媒、および樹脂からなることが好ましい。但し、前述の実施形態による半導体レジスト用組成物は、場合によって添加剤をさらに含むことができる。前記添加剤としては、例えば、界面活性剤、架橋剤、レべリング剤、またはこれらの組み合わせが挙げられる。
界面活性剤としては、例えば、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルピリジニウム塩、ポリエチレングリコール、第4級アンモニウム塩、またはこれらの組み合わせを使用することができるが、これらに限定されるものではない。
架橋剤は、例えば、メラミン系の架橋剤、置換尿素系の架橋剤、またはポリマー系の架橋剤などが挙げられるが、これらに限定されるものではない。少なくとも2つの架橋形成置換基を有する架橋剤として、例えば、メトキシメチル化グリコールウリル、ブトキシメチル化グリコールウリル、メトキシメチル化メラミン、ブトキシメチル化メラミン、メトキシメチル化ベンゾグアナミン、ブトキシメチル化ベンゾグアナミン、メトキシメチル化尿素、ブトキシメチル化尿素、またはメトキシメチル化チオ尿素などの化合物を使用することができる。
レベリング剤は、印刷(塗布)時にコーティング膜の平坦性を向上させるためのものであって、商業的な方法で入手可能な公知のレベリング剤を使用することができる。
これら添加剤の使用量は、所望の物性によって容易に調節することができ、適宜設定できる。
また、本発明の半導体レジスト用組成物は、基板との密着力などの向上のために(例えば、半導体レジスト用組成物の基板との接着力向上のために)、接着力向上剤としてシランカップリング剤を添加剤としてさらに使用することができる。記シランカップリング剤としては、例えば、ビニルトリメトキシシラン、ビニルトリエトキシシラン、ビニルトリクロロシラン、ビニルトリス(β−メトキシエトキシ)シラン;3−メタクリルオキシプロピルトリメトキシシラン、3−アクリルオキシプロピルトリメトキシシラン、p−スチリルトリメトキシシラン、3−メタクリルオキシプロピルメチルジメトキシシラン、3−メタクリルオキシプロピルメチルジエトキシシランなどの炭素−炭素不飽和結合含有シラン化合物;トリメトキシ[3−(フェニルアミノ)プロピル]シランなどを使用することができるが、これらに限定されるものではない。
本発明の半導体レジスト用組成物は、高い縦横比を有するパターンを形成しても、パターン崩壊が発生しないか、パターン崩壊が発生する危険を大きく減らすことができる。したがって、例えば、5nm〜100nmの線幅を有する微細パターン、例えば、5nm〜80nmの線幅を有する微細パターン、例えば、5nm〜70nmの線幅を有する微細パターン、例えば、5nm〜50nmの線幅を有する微細パターン、例えば、5nm〜40nmの線幅を有する微細パターン、例えば、5nm〜30nmの線幅を有する微細パターン、例えば、5nm〜20nmの線幅を有する微細パターンを形成するために、波長5nm〜150nmの光を使用するフォトレジスト工程、例えば波長5nm〜100nmの光を使用するフォトレジスト工程、例えば波長5nm〜80nmの光を使用するフォトレジスト工程、例えば波長5nm〜50nmの光を使用するフォトレジスト工程、例えば波長5nm〜30nmの光を使用するフォトレジスト工程、例えば波長5nm〜20nmの光を使用するフォトレジスト工程に、本発明の組成物を使用することができる。したがって、本発明の一実施形態による半導体レジスト用組成物を用いれば、波長13.5nmのEUV光源を使用する極端紫外線リソグラフィを実現することができる。
本発明の他の一実施形態によれば、前述の半導体レジスト用組成物を使用してパターンを形成する方法を提供する。一例として、製造されたパターンはフォトレジストパターンであり得る。
本発明の一実施形態によるパターン形成方法は、基板上にエッチング対象膜を形成する段階、前記エッチング対象膜の上に前述の半導体レジスト用組成物を適用してフォトレジスト膜を形成する段階、前記フォトレジスト膜をパターニングしてフォトレジストパターンを形成する段階、および前記フォトレジストパターンをエッチングマスクとして用いて前記エッチング対象膜をエッチングする段階を含む。
以下、前述の半導体レジスト用組成物を使用してパターンを形成する方法について図1〜5を参照して説明する。図1〜図5は、本発明による半導体レジスト用組成物を用いたパターン形成方法を説明するための断面概略図である。
図1を参照すれば、先ず、エッチング対象物を準備する。前記エッチング対象物の例としては、半導体基板100上に形成される薄膜102であり得る。以下、エッチング対象物が薄膜102である場合に限定して説明するが、本発明は本実施形態に限定されない。薄膜102上に残留する汚染物などを除去するために、薄膜102の表面を洗浄する。薄膜102は、例えば、シリコン窒化膜、ポリシリコン膜、またはシリコン酸化膜であり得る。
次いで、洗浄された薄膜102の表面上にレジスト下層膜104を形成するためのレジスト下層膜形成用組成物を、スピンコーティング法を適用してコーティングする。但し、本発明の形態がこれに限定されるものではなく、公知の多様なコーティング法、例えばスプレーコーティング法、ディップコーティング法、ナイフエッジコーティング法、印刷法、例えばインクジェット印刷法およびスクリーン印刷法などを用いることもできる。
レジスト下層膜形成用組成物をコーティングする工程は省略してもよい。以下では、レジスト下層膜を形成する場合について説明する。
コーティング後、乾燥およびベーキング工程を行って、薄膜102上にレジスト下層膜104を形成する。ベーキング処理は例えば100〜500℃、例えば100℃〜300℃の温度で行うことができる。
レジスト下層膜104は、基板100とフォトレジスト膜106との間に形成され、基板100とフォトレジスト膜106との界面または層間ハードマスク(hardmask)から反射される照射線が、意図していないフォトレジスト領域に散乱される場合、フォトレジスト線幅(linewidth)の不均一性およびパターン形成性を妨害するのを防止することができる。
図2を参照すれば、レジスト下層膜104の上に、前述の半導体レジスト用組成物をコーティングしてフォトレジスト膜106を形成する。フォトレジスト膜106は、基板100上に形成された薄膜102の上に、前述の半導体レジスト用組成物を、コーティングした後に熱処理工程により硬化させた形態であり得る。
より具体的には、半導体レジスト用組成物を使用してパターンを形成する段階は、前述の半導体レジスト用組成物を、薄膜102が形成された基板100上にスピンコーティング法、スリットコーティング法、インクジェット印刷などで塗布する工程、および塗布された半導体レジスト用組成物を乾燥してフォトレジスト膜106を形成する工程、を含むことができる。
半導体レジスト用組成物については既に詳しく説明したので、重複する説明は省略する。
次いで、フォトレジスト膜106が形成されている基板100を加熱する第1ベーキング工程を行う。第1ベーキング工程は、80℃〜120℃の温度で行うことができる。
図3を参照すれば、フォトレジスト膜106を選択的に露光する。
一例として、露光工程で使用できる光の例としては、i線(i−line)(波長365nm)、KrFエキシマレーザ(波長248nm)、ArFエキシマレーザ(波長193nm)などの短波長を有する光だけでなく、極端紫外線(EUV、Extreme UltraViolet;波長13.5nm)、E−Beam(電子ビーム)などの高エネルギー波長を有する光なども例示できる。
より具体的に、本発明の一実施形態による露光用の光は、波長5nm〜150nmの範囲を有する短波長光であり得、極端紫外線(波長13.5nm)、E−Beam(電子ビーム)などの高エネルギー波長を有する光であり得る。
フォトレジスト膜106中の露光領域106aは、有機金属化合物間の縮合などの架橋反応によって重合体を形成することにより、フォトレジスト膜106の未露光領域106bと互いに異なる溶解度を有するようになる。
次いで、基板100に第2ベーキング工程を行う。第2ベーキング工程は、90℃〜200℃の温度で行うことができる。第2ベーキング工程を行うことによって、フォトレジスト膜106の露光領域106aは、現像液への溶解が起こり難い状態となる。
図4には、現像液を用いて未露光領域に該当するフォトレジスト膜106bを溶解させて除去することによって形成された、フォトレジストパターン108が示されている。具体的には、2−ヘプタノンなどの有機溶媒を使用して、未露光領域に該当するフォトレジスト膜106bを溶解させた後に除去することによって、ネガティブトーンイメージに該当するフォトレジストパターン108が完成される。
前述のように、本発明の一実施形態によるパターン形成方法で使用される現像液は、有機溶媒であり得る。本発明の一実施形態によるパターン形成方法で使用される有機溶媒の例としては、メチルエチルケトン、アセトン、シクロヘキサノン、2−ヘプタノンなどのケトン類、4−メチル−2−プロパノール、1−ブタノール、イソプロパノール、1−プロパノール、メタノールなどのアルコール類、プロピレングリコールモノメチルエステルアセテート、酢酸エチル、乳酸エチル、酢酸n−ブチル、ブチロラクトンなどのエステル類、ベンゼン、キシレン、トルエンなどの芳香族化合物、またはこれらの組み合わせ等が挙げられる。
但し、本発明の一実施形態によるフォトレジストパターンが、ネガティブトーンイメージとして形成されることに必ずしも制限されず、ポジティブトーンイメージを有するように形成され得る。この場合、ポジティブトーンイメージ形成のために使用できる現像剤としては、テトラエチルアンモニウムヒドロキシド、テトラプロピルアンモニウムヒドロキシド、テトラブチルアンモニウムヒドロキシドまたはこれらの組み合わせなどの第4級アンモニウムヒドロキシドなどが挙げられる。
前述のように、i線(波長365nm)、KrFエキシマレーザ(波長248nm)、ArFエキシマレーザ(波長193nm)などの波長を有する光だけでなく、極端紫外線(EUV、Extreme UltraViolet;波長13.5nm)、E−Beam(電子ビーム)などの高エネルギーを有する光などによって露光されて形成されたフォトレジストパターン108は、5nm〜100nmの線幅を有することができる。一例として、フォトレジストパターン108は、5nm〜90nm、5nm〜80nm、5nm〜70nm、5nm〜60nm、10nm〜50nm、10nm〜40nm、10nm〜30nm、10nm〜20nmの線幅で形成され得る。
フォトレジストパターン108は、50nm以下、例えば40nm以下、例えば30nm以下、例えば25nm以下のハーフピッチ、および10nm以下、5nm以下の線幅粗さを有するピッチを有することができる。
次いで、フォトレジストパターン108をエッチングマスクにして、レジスト下層膜104をエッチングする。前記のようなエッチング工程で有機膜パターン112が形成され、形成された有機膜パターン112もフォトレジストパターン108に対応する幅を有することができる。
図5を参照すれば、フォトレジストパターン108をエッチングマスクとして適用して、露光された薄膜102をエッチングする。その結果、薄膜は薄膜パターン114として形成される。
前記薄膜102のエッチングは、例えばエッチングガスを用いた乾式エッチングで行うことができ、エッチングガスは、例えばCHF、CF、Cl、BClおよびこれらの混合ガス等を使用することができる。
EUV光源を使用して行われた露光工程により形成されたフォトレジストパターン108を用いて形成された薄膜パターン114は、フォトレジストパターン108に対応する幅を有することができる。一例として、フォトレジストパターン108と同様に5nm〜100nmの線幅を有することができる。例えば、EUV光源を使用して行われた露光工程によって形成された薄膜パターン114は、フォトレジストパターン108と同様に、5nm〜90nm、5nm〜80nm、5nm〜70nm、5nm〜60nm、10nm〜50nm、10nm〜40nm、10nm〜30nm、10nm〜20nmの線幅を有することができ、より具体的に20nm以下の線幅で形成され得る。
以下、有機金属化合物の合成およびこれを含む半導体レジスト用組成物の製造に関する実施例を通じて、本発明をさらに詳しく説明する。しかし、下記実施例によって本発明が技術的に限定されるのではない。
(合成例1)
下記化学式A−1で表される化合物(10g、25.6mmol)に25mlの酢酸を常温で徐々に滴下した後、110℃で24時間加熱還流した。
その後、温度を常温に下げた後、酢酸を真空蒸留して、下記化学式5で表される化合物を得た(収率:90%)。
(合成例2)
下記化学式A−2で表される化合物(10g、25.4mmol)に25mlのアクリル酸を常温で徐々に滴下した後、80℃で6時間加熱還流した。
その後、温度を常温に下げた後、アクリル酸を真空蒸留して、下記化学式6で表される化合物を得た(収率:50%)。
(合成例3)
下記化学式A−3で表される化合物(10g、23.7mmol)に25mlのプロピオン酸を常温で徐々に滴下した後、110℃で24時間加熱還流した。
その後、温度を常温に下げた後、アクリル酸を真空蒸留して、下記化学式7で表される化合物を得た(収率:95%)。
(合成例4)
前記合成例2の化学式A−2で表される化合物(10g、25.4mmol)に、25mlのイソブチル酸を常温で徐々に滴下した後、110℃で24時間加熱還流した。
その後、温度を常温に下げた後、イソブチル酸を真空蒸留して、下記化学式8で表される化合物を得た(収率:95%)。
(合成例5)
下記化学式A−4で表される化合物(10g、24.6mmol)に、25mlのプロピオン酸を常温で徐々に滴下した後、110℃で24時間加熱還流した。
その後、温度を常温に下げた後、アクリル酸を真空蒸留して、下記化学式9で表される化合物を得た(収率:90%)。
(合成例6)
前述の化学式A−1で表される化合物(10g、24.6mmol)を50mLのCHClに溶かし、4M HClジエチルエーテル溶液(3当量、36.9mmol)を−78℃で30分間徐々に滴下した。その後、常温で12時間攪拌し、溶媒を濃縮して、下記化学式A−5で表される化合物を得た(収率:80%)。
前記化学式A−5で表される化合物(10g、35.4mmol)を無水ペンタン30mlに溶かし、温度を0℃に下げた。その後、ジエチルアミン(7.8g、106.3mmol)を徐々に滴下した後、t−BuOH(7.9g、106.3mmol)を添加し、常温で1時間攪拌した。反応終了後、ろ過して濃縮し、その後真空乾燥して、下記化学式10で表される化合物を得た(収率:60%)。
(合成例7)
前述の化学式A−5で表される化合物の合成工程で、前述の化学式A−1で表される化合物の代わりに前述の化学式A−2で表される化合物を使用したことを除いては同様の方法で、下記化学式A−6で表される化合物を得た(収率:75%)。
前記化学式A−6で表される化合物(10g、37.3mmol)を無水ペンタンに溶かし、温度を0℃に下げた。その後、ジエチルアミン(8.2g、111.9mmol)を徐々に滴下し、次いで、イソプロパノール(6.7g、111.9mmol)を添加し、常温で1時間攪拌した。反応終了後、ろ過して濃縮し、真空乾燥して、下記化学式11で表される化合物を得た(収率:65%)。
(合成例8)
前述の化学式A−5で表される化合物の合成工程で、前述の化学式A−1で表される化合物の代わりに前述の化学式A−3で表される化合物を使用したことを除いては同様の方法で、下記化学式A−7で表される化合物を得た(収率:70%)。
前記化学式A−7で表される化合物(10g、18.7mmol)を無水ペンタンに溶かし、温度を0℃に下げた。その後、ジエチルアミン(7.4g、101.3mmol)を徐々に滴下した後、エタノール(6.1g、101.3mmol)を添加し、常温で1時間攪拌した。反応終了後、ろ過して濃縮し、真空乾燥して、下記化学式12で表される化合物を得た(収率:60%)。
(合成例9)
下記化学式A−2で表される化合物(10g、25.4mmol)に25mlのギ酸を常温で徐々に滴下した後、100℃で24時間加熱還流した。
その後、温度を常温に下げた後、アクリル酸を真空蒸留して、下記化学式13で表される化合物を得た(収率:90%)。
(比較合成例)
ジブチル錫ジクロリド(Dibutyltin dichloride、10g、33mmol)を30mLのエーテルに溶かした後、1Mの水酸化ナトリウム(NaOH)水溶液70mLを添加し、1時間攪拌した。攪拌後、生成された固体をろ過して脱イオン水25mLで3回洗浄した後、100℃で減圧乾燥を行って、下記化学式14で表される重量平均分子量1,500の有機金属化合物を得た。
(実施例1〜9)
合成例1〜9で合成された有機金属化合物をそれぞれキシレン(xylene)に2質量%の濃度で溶かした後、0.1μmPTFEシリンジフィルターでろ過して、実施例1〜9の半導体レジスト用組成物を製造した。
自然酸化膜表面を有する4インチ円形シリコンウェハーを、薄膜フィルム蒸着のための基板として準備し、前記基板をUVオゾンクリーニングシステム下で10分間前処理した。その後、実施例1〜9による半導体用レジスト組成物を、前処理された基板上に、1500rpmで30秒間スピンコーティングした。ホットプレート上で、基板を100℃で120秒間焼成(塗布後焼成、post−apply bake、PAB)して、薄膜を形成した。
コーティングおよびベーキング後、エリプソメーターにより測定した薄膜の厚さは約40nmであった。
(比較例)
比較合成例で合成された上記化学式14で表される化合物を、4−メチル−2−ペンタノール(4−methyl−2−pentanol)に1質量%の濃度で溶かした後、0.1μmPTFEシリンジフィルターでろ過して半導体レジスト用組成物を製造した。
その後、製造された比較例による半導体レジスト用組成物に対して前述の実施例と同一の工程を経て基板の上に薄膜を形成した。
コーティングおよびベーキング後、エリプソメーターにより測定した薄膜の厚さは約40nmであった。
(評価1)
直径が500μmである50個の円形パッド直線アレイをEUV光(Lawrence Berkeley National Laboratory Micro Exposure Tool、MET)を使用して、実施例1〜9および比較例のレジストがコーティングされたウェハーに投射した。パッド露光時間を調節して、EUV増加線量が各パッドに適用されるようにした。
その後、レジストおよび基板をホットプレート上で、150℃、120秒間の露光後焼成(post−exposure bake、PEB)を行った。焼成された薄膜を現像液(2−ヘプタノン)にそれぞれ30秒間浸漬させた後、同じ現像剤で追加的に10秒間洗浄して、ネガティブトーンイメージを形成し、非露光のコーティング部分を除去した。最終的に150℃で、2分間ホットプレートでの焼成を行って工程を終えた。
エリプソメーターを使用して、露光されたパッドの残留レジスト厚さを測定した。各露光量に対して残っている厚さを測定して露光量に対する関数でグラフ化して、レジストの種類別にDg(現像が完了するエネルギーレベル)を下記表1に示した。
一方、前述の実施例1〜実施例9および比較例による半導体用レジスト組成物に対して、下記のような方法で組成物の溶解度および保管安定性を評価して、下記表1に共に示した。
[溶解度]
合成例1〜9の化学式5〜13で表される化合物および比較合成例の化学式14で表される化合物を、キシレン(xylene)に溶解させたときの溶解度を、下記3段階で評価した:
○:キシレンに3質量%以上溶解する
△:キシレンに1質量%以上3質量%未満で溶解する
×:キシレンに1質量%未満で溶解する。
[保管安定性]
常温(0℃〜30℃)条件で、所定期間放置したとき、沈殿が発生される程度を肉眼で観察し、保管可能という基準を設定して、下記3段階で評価した。
○:1ヵ月以上保管可能
△:1週間以上1ヵ月未満保管可能
×:1週間未満保管可能
上記表1の結果から明らかなように、実施例1〜9による半導体用レジスト組成物は、比較例に比べて優れた溶解度と保管安定性とを示し、これを用いて形成されたパターンも比較例に比べて優れた感度を示すのを確認することができる。一方、比較例による半導体レジスト組成物は、キシレン溶媒に対する溶解度が良くないため、組成物の保管安定性評価とこれを用いたパターン形成評価とが事実上困難であるのを確認することができた。
評価2
実施例1〜9および比較例のレジストでコーティングされた基板を、極端紫外線(Lawrence Berkeley National Laboratory Micro Exposure Tool)で露光した。36nmピッチの18nmラインパターンを、波長13.5nmの放射線、双極子照明(dipole illumination)、0.3の開口数(numerical aperture)、および67mJ/cmのイメージング線量を使用してウェハー上に投射した。次いで、パターニングされたレジストおよび基板をホットプレート上で、2分間180℃で露光後焼成(PEB)を行った。次いで、露光された薄膜を2−ヘプタノンに30秒間浸漬させ、同じ現像剤で15秒間追加洗浄して、ネガティブトーンイメージを形成し、非露光のコーティング部分を除去した。現像後に、最終的に150℃で5分間、ホットプレートでの焼成を行った。図6は、実施例3のレジストでコーティングされた基板を、3.4nmの計算された線幅粗さ(LWR)を有する36nmピッチで、パターニングして生成されたレジスト線のSEM写真である。
図6を参照すれば、パターンの崩壊なく目標線幅およびラインアンドスペース(L/S)を満足するフォトレジストパターンがよく形成されるのを確認することができる。
以上、本発明の特定の実施例が説明され図示されたが、本発明は記載された実施例に限定されるのではなく、本発明の思想および範囲を逸脱せず多様に修正および変形することができるのは、この技術の分野における通常の知識を有する者に自明なことである。したがって、そのような修正例または変形例は、本発明の技術的な思想や観点から個別的に理解されてはならなく、変形された実施例は、本発明の特許請求の範囲に属すると言わなければならないだろう。
100 基板、
102 薄膜、
104 レジスト下層膜、
106 フォトレジスト膜、
106a 露光領域、
106b 未露光領域、
108 フォトレジストパターン、
112 有機膜パターン、
114 薄膜パターン。

Claims (16)

  1. 下記化学式1で表される有機金属化合物、および溶媒を含む、半導体レジスト用組成物:

    上記化学式1中、
    は、置換もしくは非置換の炭素数1〜20のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のシクロアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜20のアルケニル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜20のアルキニル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のアルケニルアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のアルキニルアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数6〜30のアリール基、置換もしくは非置換の炭素数7〜30のアリールアルキル基、および−R−O−R(ここで、Rは、置換または非置換の炭素数1〜20のアルキレン基であり、Rは、置換または非置換の炭素数1〜20のアルキル基である)の中から選択され、
    〜Rは、それぞれ独立して、−ORまたは−OC(=O)Rであり、
    この際、Rは、置換もしくは非置換の炭素数1〜20のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のシクロアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜20のアルケニル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜20のアルキニル基、置換もしくは非置換の炭素数6〜30のアリール基、置換もしくは非置換の炭素数7〜30のアリールアルキル基、またはこれらの組み合わせであり、
    は、水素原子、置換もしくは非置換の炭素数1〜20のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のシクロアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜20のアルケニル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜20のアルキニル基、置換もしくは非置換の炭素数6〜30のアリール基、置換もしくは非置換の炭素数7〜30のアリールアルキル基、またはこれらの組み合わせである。
  2. 前記Rは、置換もしくは非置換の炭素数1〜10のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のシクロアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のアルケニルアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のアルキニルアルキル基、および−R−O−R(ここで、Rは、置換または非置換の炭素数1〜20のアルキレン基であり、Rは、置換または非置換の炭素数1〜20のアルキル基である)の中から選択される、請求項1に記載の半導体レジスト用組成物。
  3. 前記Rは、置換もしくは非置換の炭素数1〜10のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のシクロアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜8のアルケニル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜8のアルキニル基、および置換もしくは非置換の炭素数7〜30のアリールアルキル基の中から選択され、
    前記Rは、水素原子、置換もしくは非置換の炭素数1〜10のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のシクロアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜8のアルケニル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜8のアルキニル基、および置換もしくは非置換の炭素数7〜30のアリールアルキル基の中から選択される、請求項1または2に記載の半導体レジスト用組成物。
  4. 前記R〜Rのうちの少なくとも一つは、−OC(=O)Rである、請求項1〜3のいずれか1項に記載の半導体レジスト用組成物。
  5. 前記有機金属化合物は、下記化学式2〜化学式4で表される化合物のうちの少なくとも一つである、請求項1〜4のいずれか1項に記載の半導体レジスト用組成物:



    上記化学式2〜化学式4中、
    は、置換もしくは非置換の炭素数1〜20のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のシクロアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜20のアルケニル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜20のアルキニル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のアルケニルアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のアルキニルアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数6〜30のアリール基、置換もしくは非置換の炭素数7〜30のアリールアルキル基、および−R−O−R(ここで、Rは、置換または非置換の炭素数1〜20のアルキレン基であり、Rは、置換または非置換の炭素数1〜20のアルキル基である)の中から選択され、
    12、R13、R14、およびR33は、それぞれ独立して、置換もしくは非置換の炭素数1〜10のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のシクロアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜8のアルケニル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜8のアルキニル基、および置換もしくは非置換の炭素数7〜30のアリールアルキル基の中から選択され、
    22、R23、R24、R32、およびR34は、それぞれ独立して、水素原子、置換もしくは非置換の炭素数1〜10のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のシクロアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜8のアルケニル基、置換もしくは非置換の炭素数2〜8のアルキニル基、および置換もしくは非置換の炭素数7〜30のアリールアルキル基の中から選択される。
  6. 前記Rは、それぞれ独立して、置換もしくは非置換の炭素数1〜10のアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のシクロアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のアルケニルアルキル基、置換もしくは非置換の炭素数3〜20のアルキニルアルキル基、および−R−O−R(ここで、Rは、置換または非置換の炭素数1〜20のアルキレン基であり、Rは、置換または非置換の炭素数1〜20のアルキル基である)の中から選択される、請求項5に記載の半導体レジスト用組成物。
  7. 前記半導体レジスト用組成物は、界面活性剤、架橋剤、レベリング剤、またはこれらの組み合わせの添加剤をさらに含む、請求項1〜6のいずれか1項に記載の半導体レジスト用組成物。
  8. 前記界面活性剤は、アルキルベンゼンスルホン酸塩、アルキルピリジニウム塩、ポリエチレングリコール、第4級アンモニウム塩、またはこれらの組み合わせを含む、請求項7に記載の半導体レジスト用組成物。
  9. 前記架橋剤は、メラミン系の架橋剤、置換尿素系の架橋剤、ポリマー系の架橋剤、またはこれらの組み合わせを含む、請求項7または8に記載の半導体レジスト用組成物。
  10. 前記添加剤は、シランカップリング剤をさらに含む、請求項7〜9のいずれか1項に記載の半導体レジスト用組成物。
  11. 前記有機金属化合物は、下記化学式5〜化学式13で表される化合物のうちの少なくとも一つである、請求項1〜10のいずれか1項に記載の半導体レジスト用組成物。








  12. エッチング対象膜の上に請求項1〜11のいずれか1項に記載の半導体レジスト用組成物を塗布してフォトレジスト膜を形成する段階;
    前記フォトレジスト膜をパターニングしてフォトレジストパターンを形成する段階;および
    前記フォトレジストパターンをエッチングマスクとして用いて前記エッチング対象膜をエッチングする段階を含む、パターン形成方法。
  13. 前記フォトレジストパターンを形成する段階は、波長5nm〜150nmの光を使用することを含む、請求項12に記載のパターン形成方法。
  14. 前記エッチング対象膜を基板上に形成する段階をさらに含む、請求項12または13に記載のパターン形成方法。
  15. 前記基板と前記フォトレジスト膜との間にレジスト下層膜を形成する段階をさらに含む、請求項12または14に記載のパターン形成方法。
  16. 前記フォトレジストパターンは、5nm〜100nmの線幅を有する、請求項12〜15のいずれか1項に記載のパターン形成方法。
JP2019140074A 2018-07-31 2019-07-30 半導体レジスト用組成物およびこれを用いたパターン形成方法 Active JP6865794B2 (ja)

Applications Claiming Priority (6)

Application Number Priority Date Filing Date Title
KR10-2018-0089414 2018-07-31
KR20180089414 2018-07-31
US16/211,145 US11092889B2 (en) 2018-07-31 2018-12-05 Semiconductor resist composition, and method of forming patterns using the composition
US16/211,145 2018-12-05
KR1020190090516A KR102296813B1 (ko) 2018-07-31 2019-07-25 반도체 레지스트용 조성물 및 이를 이용한 패턴 형성 방법
KR10-2019-0090516 2019-07-25

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2020021071A true JP2020021071A (ja) 2020-02-06
JP6865794B2 JP6865794B2 (ja) 2021-04-28

Family

ID=69383954

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2019140074A Active JP6865794B2 (ja) 2018-07-31 2019-07-30 半導体レジスト用組成物およびこれを用いたパターン形成方法

Country Status (2)

Country Link
JP (1) JP6865794B2 (ja)
CN (1) CN110780536B (ja)

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20210311387A1 (en) * 2020-04-02 2021-10-07 Samsung Sdi Co., Ltd. Semiconductor photoresist composition and method of forming patterns using the composition
JP2022097386A (ja) * 2020-12-18 2022-06-30 三星エスディアイ株式会社 半導体フォトレジスト用組成物およびその製造方法、ならびにこれを用いたパターン形成方法
JP2022097388A (ja) * 2020-12-18 2022-06-30 三星エスディアイ株式会社 半導体フォトレジスト用組成物およびそれを用いたパターン形成方法
US11609494B2 (en) 2019-04-30 2023-03-21 Samsung Sdi Co., Ltd. Semiconductor photoresist composition and method of forming patterns using the composition
JP7336607B2 (ja) 2020-09-14 2023-08-31 三星エスディアイ株式会社 半導体フォトレジスト用組成物およびこれを利用したパターン形成方法
WO2023248878A1 (ja) * 2022-06-20 2023-12-28 富士フイルム株式会社 パターン形成方法、電子デバイスの製造方法
JP7486641B2 (ja) 2022-08-02 2024-05-17 三星エスディアイ株式会社 半導体フォトレジスト用組成物およびこれを用いたパターン形成方法

Citations (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004295104A (ja) * 2003-03-03 2004-10-21 Rohm & Haas Electronic Materials Llc ポリマー、およびそれを含むフォトレジスト
WO2016140057A1 (ja) * 2015-03-05 2016-09-09 Jsr株式会社 感放射線性組成物及びパターン形成方法
WO2017066319A2 (en) * 2015-10-13 2017-04-20 Inpria Corporation Organotin oxide hydroxide patterning compositions, precursors, and patterning
JP2018507933A (ja) * 2015-02-11 2018-03-22 アーゼッド・エレクトロニック・マテリアルズ(ルクセンブルグ)ソシエテ・ア・レスポンサビリテ・リミテ ハードマスク組成物および半導体基板上での微細パターンの形成方法
WO2018123388A1 (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 Jsr株式会社 感放射線性組成物、パターン形成方法並びに金属含有樹脂及びその製造方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2981094B2 (ja) * 1993-11-10 1999-11-22 沖電気工業株式会社 放射線感応性樹脂組成物
US11287740B2 (en) * 2018-06-15 2022-03-29 Taiwan Semiconductor Manufacturing Co., Ltd. Photoresist composition and method of forming photoresist pattern

Patent Citations (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004295104A (ja) * 2003-03-03 2004-10-21 Rohm & Haas Electronic Materials Llc ポリマー、およびそれを含むフォトレジスト
JP2018507933A (ja) * 2015-02-11 2018-03-22 アーゼッド・エレクトロニック・マテリアルズ(ルクセンブルグ)ソシエテ・ア・レスポンサビリテ・リミテ ハードマスク組成物および半導体基板上での微細パターンの形成方法
WO2016140057A1 (ja) * 2015-03-05 2016-09-09 Jsr株式会社 感放射線性組成物及びパターン形成方法
WO2017066319A2 (en) * 2015-10-13 2017-04-20 Inpria Corporation Organotin oxide hydroxide patterning compositions, precursors, and patterning
JP2019500490A (ja) * 2015-10-13 2019-01-10 インプリア・コーポレイションInpria Corporation 有機スズオキシドヒドロキシドのパターン形成組成物、前駆体およびパターン形成
WO2018123388A1 (ja) * 2016-12-28 2018-07-05 Jsr株式会社 感放射線性組成物、パターン形成方法並びに金属含有樹脂及びその製造方法

Cited By (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US11609494B2 (en) 2019-04-30 2023-03-21 Samsung Sdi Co., Ltd. Semiconductor photoresist composition and method of forming patterns using the composition
US20210311387A1 (en) * 2020-04-02 2021-10-07 Samsung Sdi Co., Ltd. Semiconductor photoresist composition and method of forming patterns using the composition
JP2021162865A (ja) * 2020-04-02 2021-10-11 三星エスディアイ株式会社Samsung SDI Co., Ltd. 半導体フォトレジスト用組成物およびこれを利用したパターン形成方法
JP7168715B2 (ja) 2020-04-02 2022-11-09 三星エスディアイ株式会社 半導体フォトレジスト用組成物およびこれを利用したパターン形成方法
JP7336607B2 (ja) 2020-09-14 2023-08-31 三星エスディアイ株式会社 半導体フォトレジスト用組成物およびこれを利用したパターン形成方法
JP2022097386A (ja) * 2020-12-18 2022-06-30 三星エスディアイ株式会社 半導体フォトレジスト用組成物およびその製造方法、ならびにこれを用いたパターン形成方法
JP2022097388A (ja) * 2020-12-18 2022-06-30 三星エスディアイ株式会社 半導体フォトレジスト用組成物およびそれを用いたパターン形成方法
JP7390348B2 (ja) 2020-12-18 2023-12-01 三星エスディアイ株式会社 半導体フォトレジスト用組成物およびその製造方法、ならびにこれを用いたパターン形成方法
JP7482846B2 (ja) 2020-12-18 2024-05-14 三星エスディアイ株式会社 半導体フォトレジスト用組成物およびそれを用いたパターン形成方法
WO2023248878A1 (ja) * 2022-06-20 2023-12-28 富士フイルム株式会社 パターン形成方法、電子デバイスの製造方法
JP7486641B2 (ja) 2022-08-02 2024-05-17 三星エスディアイ株式会社 半導体フォトレジスト用組成物およびこれを用いたパターン形成方法

Also Published As

Publication number Publication date
CN110780536B (zh) 2023-05-16
JP6865794B2 (ja) 2021-04-28
CN110780536A (zh) 2020-02-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR102296813B1 (ko) 반도체 레지스트용 조성물 및 이를 이용한 패턴 형성 방법
JP6865794B2 (ja) 半導体レジスト用組成物およびこれを用いたパターン形成方法
KR102307977B1 (ko) 반도체 레지스트용 조성물 및 이를 이용한 패턴 형성 방법
US11789361B2 (en) Semiconductor resist composition, and method of forming patterns using the composition
KR102296793B1 (ko) 반도체 레지스트용 조성물 및 이를 이용한 패턴 형성 방법
KR20200014185A (ko) 반도체 레지스트용 조성물 및 이를 이용한 패턴 형성 방법
KR102296818B1 (ko) 반도체 레지스트용 조성물, 및 이를 이용한 패턴 형성 방법
KR20210044591A (ko) 반도체 포토 레지스트용 조성물 및 이를 이용한 패턴 형성 방법
JP7028940B2 (ja) 半導体フォトレジスト用組成物およびこれを利用したパターン形成方法
KR102573328B1 (ko) 반도체 포토레지스트용 조성물 및 이를 이용한 패턴 형성 방법
KR102577299B1 (ko) 반도체 포토레지스트용 조성물 및 이를 이용한 패턴 형성 방법
KR102577300B1 (ko) 반도체 포토레지스트용 조성물 및 이를 이용한 패턴 형성 방법
KR102555497B1 (ko) 반도체 포토 레지스트용 조성물 및 이를 이용한 패턴 형성 방법
KR102207893B1 (ko) 반도체 레지스트용 조성물 및 이를 이용한 패턴 형성 방법
KR20220088011A (ko) 반도체 포토레지스트용 조성물, 이의 제조 방법 및 이를 이용한 패턴 형성 방법
KR102586112B1 (ko) 반도체 포토레지스트용 조성물 및 이를 이용한 패턴 형성 방법
KR102446360B1 (ko) 반도체 포토 레지스트용 조성물 및 이를 이용한 패턴 형성 방법
KR102538092B1 (ko) 반도체 포토레지스트용 조성물 및 이를 이용한 패턴 형성 방법
KR102446459B1 (ko) 반도체 포토 레지스트용 조성물 및 이를 이용한 패턴 형성 방법
KR20220155111A (ko) 반도체 포토레지스트용 조성물 및 이를 이용한 패턴 형성 방법
KR20230166367A (ko) 반도체 포토레지스트용 조성물 및 이를 이용한 패턴 형성 방법
KR20230160087A (ko) 반도체 포토레지스트용 조성물 및 이를 이용한 패턴 형성 방법
KR20230023410A (ko) 반도체 포토레지스트용 조성물 및 이를 이용한 패턴 형성 방법

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20190730

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20200630

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20200714

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20201006

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20210316

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20210406

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6865794

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250