JP2020020831A - カメラ雲台装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】防振機能を最大限生かしたカメラ雲台装置を提供すること。【解決手段】防振機能を有するレンズ付きカメラと、前記カメラを搭載し、パンニング及びチルティング可能な雲台と、パンニング及びチルティングの動作開始及び停止を指示する操作部材と、前記操作部材からの指示に応じて前記カメラ及び雲台の動作を制御する制御手段とを有する雲台装置において、前記制御手段は、前記パンニングまたはチルティングの動作を開始する前に、動作条件によって、防振機能を有効にするか無効にするかの処理を行うことを特徴とする。【選択図】図3
Description
本発明は、カメラ雲台装置に関し、特に防振機能を持つカメラ雲台装置に関する。
従来、防振機能を持つカメラ雲台装置において、防振機能が働いたまま雲台の制御を行うと、不必要な時にも防振機能が働き、意図した撮影が出来ない場合があった。とくにパンニングやチルティングが始動する際や停止する際に防振機能が働くと、むしろ撮影中の画像が揺れる場合がある。
特許文献1には、パンニングやチルティングの動作中は防振機能をOFFにし、停止時に防振機能をONにすることで画像の不自然さの発生を低減するという装置が提案されている。
しかしながら、上記の場合、パンニングやチルティング動作を停止して一定時間後に防振機能をONにしなければいけない。それは、停止後すぐに防振機能をONにすると画像が揺れる場合があるためである。
そこで、本発明の目的は、防振機能を最大限生かしたカメラ雲台装置を提供することにある。
上記の目的を達成するために、本発明に係るカメラ雲台装置は、
防振機能を有するレンズ付きカメラと、前記カメラを搭載し、パンニング及びチルティング可能な雲台と、パンニング及びチルティングの動作開始及び停止を指示する操作部材と、前記操作部材からの指示に応じて前記カメラ及び雲台の動作を制御する制御手段とを有する雲台装置において、前記制御手段は、前記パンニングまたはチルティングの動作を開始する前に、動作条件によって、防振機能を有効にするか無効にするかの処理を行うことを特徴とする。
防振機能を有するレンズ付きカメラと、前記カメラを搭載し、パンニング及びチルティング可能な雲台と、パンニング及びチルティングの動作開始及び停止を指示する操作部材と、前記操作部材からの指示に応じて前記カメラ及び雲台の動作を制御する制御手段とを有する雲台装置において、前記制御手段は、前記パンニングまたはチルティングの動作を開始する前に、動作条件によって、防振機能を有効にするか無効にするかの処理を行うことを特徴とする。
本発明によれば、防振機能を最大限生かしたカメラ雲台装置の提供を実現できる。
以下に、本発明の好ましい実施の形態を、添付の図面に基づいて詳細に説明する。
以下、図1、図2、図3を参照して、本発明の第1の実施例による、カメラ雲台装置について説明する。
図1に、本発明の第1の実施例に係るカメラ雲台装置の概略図を示す。
本実施例の雲台装置は、カメラハウジング部1、レンズ2、カメラ3、チルト支持部4、本体部5、パン支持部6、台座部7、遠隔操作器8、映像モニター9から構成される。
図2に、本発明の第1の実施例に係るカメラ雲台装置の構成を示すブロック図を示す。
カメラハウジング部1は、レンズ2、カメラ3から構成される。本体部5は、CPU11、チルト制御部13、チルトモーター14、パン制御部16、パンモーター17から構成される。チルトモーター14とパンモーター17は、本体部5に固定されており、各モーターのシャフト(図示せず)はギヤ(図示せず)を介し、チルト支持部4およびパン支持部6に接続されている。そのため、各モーターが回転すると、本体部5を基準にして、台座部7とカメラハウジング部1が回転する。その結果、カメラの撮影方向が変更されることになる。
台座部7は、映像出力部19、通信部20から構成される。
雲台装置は、まず通信部20で遠隔操作器8からの操作信号を受信する。受信した操作信号をCPU11が解釈し、操作信号に適した動作を行う。操作信号がパンニング・チルティングの駆動命令であった場合には、パン制御部16、チルト制御部13を制御することによって、パンモーター17、チルトモーター14を遠隔操作器8からの指定の速度で駆動させる。ズーム・フォーカス・アイリス・防振機能などの各種カメラ、レンズの制御命令であった場合には、カメラ3を制御する。ここで、防振機能はレンズ2、カメラ3が備えており、人によるパンニングやチルティングを検出し、適切な防振動作をさせる機能を備えている。また、CPU11はカメラ3に対して防振機能のON/OFF指令のみ可能である。
本実施例では、パンニングまたはチルティングの速度によってカメラ3への防振機能のON/OFF指令を切り替える。
停止時と、パンニングまたはチルティングの駆動指令速度が所定の速度以上であれば、常に防振機能ONとする。
パンニングまたはチルティングの指令速度が所定の速度未満であれば、パンニングまたはチルティングの動作開始前に防振機能をOFFにし、パンニングまたはチルティングが停止後に防振機能をONにする。
本実施例での上記所定の速度とは、レンズ2、カメラ3が「人によるパンニングやチルティングを検出可能」な速度に設定されている。これは、雲台装置において、ごく低速にパンニングやチルティング駆動を行う場合、レンズ2、カメラ3は揺れなのかパンニング、チルティング駆動なのか判断できない為である。
次に本実施例を図3のフローチャートを用いて説明する。
ステップS100において、CPU11はカメラ3に対して防振機能ONとする。
続いてステップS101において、遠隔操作器8からの駆動指令があるかどうかを判断する。ある場合はステップS102に進み、無い場合はステップS101に戻る。
続いてステップS102において、駆動指令速度が予め設定されている所定の速度未満かどうかを判断する。所定の速度未満であればステップS103に進み、所定の速度以上であればステップS104に進む。
ステップS103においてCPU11はカメラ3に対して防振機能OFFとし、ステップS105に進む。この状態において、パンニング、チルティング駆動開始時に画像が不自然な動作となることを防止できる。
ステップS104においてCPU11はカメラ3に対して防振機能ONとし、ステップS105に進む。この状態において、レンズ2、カメラ3はパンニングやチルティング動作を検出し、適切な防振動作をさせることが出来る。
ステップ105において、モーターを駆動指令に従がって動作させ、ステップS106に進む。
続いてステップ106において、遠隔操作器8からの停止指令があるかどうかを判断する。ある場合はステップS107に進み、無い場合はステップS101に戻る。
続いてステップS107において停止命令に従ってモーターを停止し、ステップS100に戻り、CPU11はカメラ3に対して防振機能ONとする。
以上の構成及び動作により、防振機能を最大限生かしたカメラ雲台装置を提供することができる。
実施例2の構成は、実施例1の概略図である図1、及びブロック図である図2と同じである。
雲台の駆動動作種別として、トリミング機能とショット機能の2種類がある。トリミング機能は、操作器のジョイスティックなどで速度制御しながら所望の位置へ移動させる。ショット機能は、操作器のボタンなどにパンニング位置、チルティング位置を予め記憶しておき、操作器のボタンを押すことで記憶しておいた位置へ移動させる。記憶させておく操作器のボタンは複数個が可能である。
本実施例では、駆動動作によってカメラへの防振機能のON/OFF指令を切り替える。
トリミング時は、パンニングまたはチルティングの動作開始前に防振機能をOFFにし、パンニングまたはチルティングが停止後に防振機能をONにする。これは位置を合わせるときに防振機能によって画像が流れると、位置を確定しづらいからである。
ショット時は、常に防振機能ONとする。これは、放送用途などでショット機能の使用方法として、同じ場所に2台の雲台装置を並べておいて、未使用カメラの撮影位置をショット機能で移動させてすぐにその画像を放送に使う場合がある。移動中や停止直後の画像は不要だが、すぐに放送に使いたいときに利点がある。もし、雲台装置が何らかの要因により、トリミング機能時のように移動中は防振機能OFFでパンニングやチルティング動作を停止してから一定時間後に防振機能をONにした場合は、画像を停止後すぐに放送に使用できない為である。
次に本実施例を図4のフローチャートを用いて説明する。
ステップS200において、CPU11はカメラ3に対して防振機能ONとする。
続いてステップS201において、遠隔操作器8からの駆動指令があるかどうかを判断する。ある場合はステップS202に進み、無い場合はステップS201に戻る。
続いてステップS202において、駆動指令の種別を判断する。トリミングであればステップS203に進み、ショットであればステップS204に進む。
ステップS203においてCPU11はカメラ3に対して防振機能OFFとし、ステップS204に進む。
ステップ204において、モーターを駆動指令に従がって動作させ、ステップS205に進む。
続いてステップ205において、停止指令があるかどうかを判断する。ある場合はステップS206に進み、無い場合はステップS201に戻る。
続いてステップS207において停止命令に従ってモーターを停止する。ショット時は防振動作ON状態であり、トリミング動作時は防振動作OFF状態である。続いてステップS200に戻り、CPU11はカメラ3に対して防振機能ONとする。
以上の構成及び動作により、防振機能を最大限生かしたカメラ雲台装置を提供することができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されず、その要旨の範囲内で種々の変形及び変更が可能である。
1 カメラハウジング部、2 レンズ、3 カメラ、8 遠隔制御機、
11 CPU、13 チルト制御部、14 チルトモータ、16 パン制御部、
17 パンモータ、23 映像出力部
11 CPU、13 チルト制御部、14 チルトモータ、16 パン制御部、
17 パンモータ、23 映像出力部
Claims (3)
- 防振機能を有するレンズを搭載したカメラと、
前記カメラを搭載し、パンニング及びチルティング可能な雲台と、
前記カメラの防振機能の有効及び無効と、パンニング及びチルティングの動作開始及び停止を指示する操作部材と、
前記操作部材からの指示に応じて前記カメラ及び雲台の動作を制御する制御手段と、
を有する雲台装置において、
前記制御手段は、前記パンニングまたはチルティングの動作を開始する前に、動作条件によって、防振機能を有効にするか無効にするかの処理を行うことを特徴とするカメラ雲台装置。 - 前記動作条件は、パンニング及びチルティングの動作が所定速度未満の移動で有る場合に動作中に防振機能を無効とし、停止中は防振機能を有効とし、パンニング及びチルティングの動作が、所定速度以上の移動で有る場合、防振機能を常に有効とすることを特徴とする請求項1に記載の雲台装置。
- 前記動作条件は、パンニング及びチルティングの動作が、操作器からの速度駆動であるトリミング動作で有る場合、動作中に防振機能を無効とし、停止中は防振機能を有効とし、パンニング及びチルティングの動作が、操作器からの予め記憶された位置への位置駆動であるショット動作で有る場合、防振機能を常に有効とすることを特徴とする請求項1に記載の雲台装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018141958A JP2020020831A (ja) | 2018-07-30 | 2018-07-30 | カメラ雲台装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2018141958A JP2020020831A (ja) | 2018-07-30 | 2018-07-30 | カメラ雲台装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020020831A true JP2020020831A (ja) | 2020-02-06 |
Family
ID=69588441
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2018141958A Pending JP2020020831A (ja) | 2018-07-30 | 2018-07-30 | カメラ雲台装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2020020831A (ja) |
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2018
- 2018-07-30 JP JP2018141958A patent/JP2020020831A/ja active Pending
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