JP2020016750A - 制御装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】駆動部により回転駆動される部材に対して、当該駆動部のトルクの変化を伴う状態制御を開始するタイミングを適切に決定できる技術を提供する。【解決手段】制御装置は、回転駆動される部材と、前記部材を回転駆動する駆動手段と、前記駆動手段にかかるトルクを検知する検知手段と、前記駆動手段及び前記部材を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記駆動手段にかかるトルクの変化を伴う前記部材の状態制御を行うと、前記検知手段の検知結果に基づき前記駆動手段にかかるトルクの変化タイミングと、当該変化タイミングにおいて前記駆動手段にかかるトルク値と、を判定し、前記変化タイミングと前記トルク値とに基づき、前記状態制御を前記部材に対して行う際の開始タイミングを決定する。【選択図】図4

Description

本発明は、回転駆動される部材と、当該部材を回転駆動する駆動源とを有し、駆動源にかかるトルクの変化を伴う状態制御を当該部材に対して行う際の制御技術に関する。
画像形成装置の駆動源として、ロータ位置検知用のセンサを搭載しないセンサレス制御方式のDCブラシレスモータが使用されている。センサレス制御において、画像形成装置のモータ制御部は、ロータが回転することにより生じる誘起電圧によりロータ位置を推定する。しかしながら、ロータの回転が遅い間、画像形成装置のモータ制御部は、誘起電圧を検出できない。したがって、停止状態のモータを起動する場合、モータ制御部は、強制転流を行う。強制転流とは、予め定められた通電パターンでモータの各コイルを順に通電し、これにより、ロータを強制的に回転させる制御である。なお、強制転流は、開ループ制御である。モータ制御部は、強制転流を繰り返し、誘起電圧を検出できる様になると、誘起電圧に基づき推定したロータ位置により閉ループ制御を行う。
また、画像形成装置には、画像形成を行っていない間、現像ローラを感光体から離間させるものがある。これは、感光体や現像ローラの塑性変形や、トナーの固着を防ぐこと等を目的としている。更に、感光体、現像ローラ、トナーの劣化を低減するため、画像形成装置には、画像形成を行っていない間、クラッチ等で現像ローラをモータから切り離し、現像ローラの回転を停止させるものもある。これらの場合、画像形成に要する時間を短くするには、現像ローラの感光体への当接を素早く行うことや、現像ローラの回転を素早く開始すること等が必要になる。
しかしながら、モータを開ループ制御している間や、モータの制御を開ループ制御から閉ループ制御に切り替えた直後に現像ローラを感光体に当接させたりすると、モータに大きなトルクが加わり、モータの回転が不安定になり得る。モータの回転が不安定になる原因の1つは、モータの負荷が大きくなることでロータの回転速度が低下して誘起電圧の検出が困難になるからである。また、ロータ位置を推定する際に大きな変動が生じると、ロータ位置の推定系が発振することも、モータの回転が不安定になる原因の1つである。この様に、モータ起動直後にモータにかかる負荷を増加させるとモータの回転を不安定にさせ得る。
特許文献1は、センサレスのDCブラシレスモータに印加する電圧を上昇させ、起動時にモータの回転が不安定になることを回避する構成を開示している。
特開平7−298678号公報 特開2003−164197号公報
しかしながら、特許文献1の構成では、モータの印加電圧を可変にする回路が追加で必要になり、モータの制御構成が複雑になる。
上述した様に、画像形成装置は、現像ローラの様なモータで駆動される部材を有し、画像形成処理において、モータにかかるトルクの変化を伴う状態制御を当該部材に対して行う。画像形成に要する時間を短くするには、この状態制御を開始するタイミングを早くすることが重要であるが、早くしすぎるとモータの回転が不安定になり得る。つまり、部材の状態制御を開始するタイミングを適切に設定することが必要になる。
本発明は、駆動部により回転駆動される部材に対して、当該駆動部のトルクの変化を伴う状態制御を開始するタイミングを適切に決定できる技術を提供するものである。
本発明の一態様によると、制御装置は、回転駆動される部材と、前記部材を回転駆動する駆動手段と、前記駆動手段にかかるトルクを検知する検知手段と、前記駆動手段及び前記部材を制御する制御手段と、を備え、前記制御手段は、前記駆動手段にかかるトルクの変化を伴う前記部材の状態制御を行うと、前記検知手段の検知結果に基づき前記駆動手段にかかるトルクの変化タイミングと、当該変化タイミングにおいて前記駆動手段にかかるトルク値と、を判定し、前記変化タイミングと前記トルク値とに基づき、再び前記部材に対して前記状態制御を行う場合における、前記状態制御の開始タイミングを決定することを特徴とする。
本発明によると、駆動部により回転駆動される部材に対して、当該駆動部のトルクの変化を伴う状態制御を開始するタイミングを適切に決定することができる。
一実施形態による画像形成装置の構成図。 一実施形態によるモータ及びソレノイドの制御構成を示す図。 一実施形態によるモータ及びソレノイドの制御における各タイミングの説明図。 一実施形態による画像形成処理のフローチャート。 一実施形態によるモータ及びクラッチの制御構成を示す図。 一実施形態によるモータ及びクラッチの制御における各タイミングの説明図。 一実施形態による画像形成処理のフローチャート。
以下、本発明の例示的な実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の実施形態は例示であり、本発明を実施形態の内容に限定するものではない。また、以下の各図においては、実施形態の説明に必要ではない構成要素については図から省略する。
<第一実施形態>
図1は、本実施形態による画像形成装置1の構成図である。画像形成装置1は、イエロー(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック(K)の4色のトナー像を重ね合わせてフルカラーの画像を形成する。図1において、参照符号の末尾のY、M、C及びKは、参照符号により示される部材が形成に関わるトナー像の色が、それぞれ、イエロー、マゼンタ、シアン及びブラックであることを示している。なお、以下の説明において、色を区別する必要がない場合には、末尾のY、M、CおよびKを除いた参照符号を使用する。感光体11は、画像形成時、図の時計回り方向に回転駆動される。帯電部12は、感光体11の表面を一様な電位に帯電させる。露光部13は、感光体11の表面を光で露光して感光体11に静電潜像を形成する。現像部の現像ローラ15は、感光体11の静電潜像をトナーで現像してトナー像として可視化する。一次転写部16は、一次転写バイアスにより、感光体11に形成されたトナー像を中間転写ベルト17に転写する。なお、各感光体11に形成されたトナー像を中間転写ベルト17に重ねて転写することでフルカラーの画像が中間転写ベルト17に形成される。
中間転写ベルト17は、駆動ローラ20により図の反時計回り方向に回転駆動される。これにより中間転写ベルト17に転写されたトナー像は、二次転写部19の対向位置へと搬送される。一方、カセット2に格納された記録材Pは、搬送路4に沿って搬送され、二次転写部19の対向位置へと搬送される。搬送路4には、記録材Pを搬送するためのローラが設けられている。二次転写部19は、二次転写バイアスにより中間転写ベルト17のトナー像を記録材Pに転写する。その後、記録材Pは、定着部21へと搬送される。定着部21は、記録材Pを加熱・加圧してトナー像を記録材Pに定着させる。トナー像の定着後、記録材Pは、画像形成装置の外部に排出される。
本実施形態においては、モータ7は、その駆動力を、不図示のギア機構を介して感光体11、帯電部12、現像ローラ15、一次転写部16、駆動ローラ20に伝達する。また、ソレノイド8は、不図示のギア機構を介して現像ローラ15と感光体11との当接・離間を行う。具体的には、ソレノイド8がOFF状態の間、現像ローラ15は、感光体11から離間される。一方、ソレノイド8がON状態の間、現像ローラ15は感光体11と当接する。さらに、クラッチ9は、モータ7の駆動力を現像ローラ15に伝達させたり、モータ7の駆動力の現像ローラ15への伝達を遮断したりすることができる。カートリッジ14は、感光体11、帯電部12、現像ローラ15を有し、画像形成装置1から着脱可能に構成される。CPU50を有する制御部3は、画像形成装置全体の制御を行う。なお、制御部3は、現像ローラ15の状態制御を行う。現像ローラ15の状態制御は、例えば、現像ローラ15を感光体11に当接させる制御や、現像ローラ15を感光体11から離間させる制御を含む。また、現像ローラ15の状態制御は、例えば、モータ7の駆動力を現像ローラ15に伝達させる制御や、モータ7の駆動力の現像ローラ15への伝達を遮断する制御を含む。
図2は、モータ7及びソレノイド8の制御構成を示している。モータ7は、ロータ位置を検出するセンサを持たないセンサレスモータであり、モータ駆動部70は、モータ7をセンサレス駆動する。なお、モータ7は、回転子であるロータ72と、ステータに巻かれた各相のコイル73U、73V及び73Wを有する。モータ駆動部70は、CPU50、ゲートドライバ61及びインバータ60、抵抗部63及び反転増幅部67で構成される。なお、CPU50のメモリ57は、CPU50が実行する種々の制御における一時的なデータ等を保存するために使用される。モータ駆動部70を構成するCPU50のPWMポート56は、PWM信号を出力する。本実施形態において、CPU50は、モータ7の3つの相(U、V、W)それぞれについて、ハイ側のPWM信号(U−H、V−H、W−H)と、ロー側のPWM信号(U−L、V−L、W−L)の計6つのPWM信号を出力する。このため、PWMポート56は、6つの端子U−H、V−H、W−H、U−L、V−L、W−Lを有する。
PWMポート56の各端子は、ゲートドライバ61に接続され、ゲートドライバ61は、PWM信号に基づき、3相のインバータ60の各スイッチング素子のON/OFF制御を行う。なお、インバータ60は、各相についてハイ側3個、ロー側3個の計6つのスイッチング素子を有し、ゲートドライバ61は、各スイッチング素子を対応するPWM信号に基づき制御する。スイッチング素子としては、例えばトランジスタやFETを使用することができる。本実施形態においては、PWM信号がハイであると、対応するスイッチング素子がONとなり、ローであると、対応するスイッチング素子がOFFになるものとする。インバータ60の出力62は、モータ7のU相のコイル73U、V相のコイル73V及びW相のコイル73Wに接続されている。インバータ60の各スイッチング素子をON/OFF制御することで、各コイル73U、73V及び73Wの励磁電流(コイル電流)を制御することができる。なお、以下の説明において、コイル73U、73V及び73Wを纏めてコイル73と表記する。
電流検知部71は、各コイル73に流れたコイル電流を検知する。具体的には、抵抗部63は、各相のコイル電流を電圧に変換し、反転増幅部67は、この電圧を増幅する。そして、CPU50のADコンバータ53は、反転増幅部67が出力する電圧をデジタル値に変換する。CPU50は、ADコンバータ53が出力するデジタル値に基づき各相のコイル電流を検知する。
CPU50は、各相のコイル電流に基づきモータ7にかかるトルクを推定・算出する。3相ブラシレスモータの各相のコイル電流に基づきトルクを推定する方法は、例えば、特許文献2に記載されている様に公知であるため、ここでは説明を省略する。また、本実施形態のモータ7は、センサレス型であり、ロータ72の位置(回転角度)を検知するセンサは有していない。したがって、CPU50は、電流検知部71が検知したコイル電流に基づいてロータ72の位置を推定する。コイル電流に基づきロータ72の位置を推定する方法は、特許文献2に記載されている様に公知であるため、説明を省略する。
ソレノイド駆動部80は、ソレノイド8を駆動する。ソレノイド駆動部80は、CPU50と、抵抗82と、トランジスタやFET等のスイッチング素子81で構成される。ソレノイド駆動部80を構成するCPU50のIOポート58は、スイッチング素子をON・OFFするソレノイド駆動信号を出力する。本実施形態では、ソレノイド駆動信号がハイであると、スイッチング素子81がONとなり、ソレノイド駆動信号がローであると、スイッチング素子がOFFになるものとする。スイッチング素子81がONになると、ソレノイド8に電流が流れ、ソレノイド8はON状態となり、不図示のフラッパを吸引する。スイッチング素子81がOFFになると、ソレノイド8はOFF状態になる。
図3は、制御部3による画像形成開始時のモータ7及びソレノイド8の制御処理の説明図である。画像形成開始後、所定の制御タイミングt_moにおいて、制御部3は、モータ7の強制転流を開始し、ロータ72を停止状態から回転させる。強制転流の期間は、開ループ制御となる。制御部3は、強制転流の開始後、開ループ制御期間Oが経過したタイミングt_mcにおいて、モータ7をセンサレス制御に切り替える。センサレス制御は、例えばベクトル制御による閉ループ制御である。なお、開ループ制御期間Oは、その経過時において、各コイル73に生じる誘起電圧からロータ72の回転速度を検出できるように予めCPU50のメモリ57に設定される。センサレス制御に切替後、制御部3は、ロータ72を更に加速させ、ロータ72を目標速度で回転させる。
また、画像形成開始時点において、ソレノイド駆動信号はローであり、よって、ソレノイド8はOFF状態である。つまり、現像ローラ15は、感光体11から離間している。制御部3は、所定の開始タイミングt_sonにおいてIOポート58から出力するソレノイド駆動信号をハイにしてソレノイド8をON状態にする。これにより、タイミングt_sgにおいてソレノイド8のフラッパが吸引されてギアが動き出す。そして、タイミングt_sdにおいて、現像ローラ15が感光体11に当接する。この当接タイミングt_sdでモータ7にかかるトルクが大きくなる。以下では、現像ローラ15が感光体11に当接したときのトルクを当接トルクTq1とする。感光体11の静電潜像は、現像ローラ15が感光体11に当接するまで現像されない。したがって、現像ローラ15を感光体11に当接させるまでの時間が長くなれば、画像形成に要する時間も長くなる。
一方、モータ7の制御を開ループ制御から閉ループ制御に切り替えた直後に大きなトルクがモータ7に加わると、モータ7の回転が不安定になり易い。このため、モータ7を閉ループ制御に切り替えてから、感光体11と現像ローラ15とを接触させるまでには、所定のガード期間Gを確保する必要がある。つまり、閉ループ制御への切替タイミングt_mcよりガード期間Gだけ後のタイミングをガード終了タイミングt_msとすると、感光体11と現像ローラ15の当接タイミングt_sdは、ガード終了タイミングt_ms又は、その後となる様にする必要がある。なお、ガード期間Gは、当接トルクTq1が大きい程、長くする必要がある。
しかしながら、ソレノイド駆動信号をハイにしてから現像ローラ15が感光体11に当接するまでの当接期間(遅延期間)Sは、画像形成装置の固体毎に異なる。その理由は、ソレノイド8の固体毎に応答時間のばらつきがあることや、画像形成装置1やカートリッジ14を構成する部品や組み立ての寸法精度にばらつきがあるからである。例えば、画像形成装置毎の当接期間Sのばらつきは、数十msecになる。
図4は、本実施形態による画像形成処理のフローチャートである。なお、図4は、画像形成装置1が、初めて画像形成処理を行う場合と、カートリッジ14の交換後、初めて画像形成処理を行う場合のフローチャートを示している。S101において、制御部3は、画像形成を行った記録材の数を示す整数Nを0に初期化する。S102において、制御部3は、予め決められたガード期間G(0)と当接期間S(0)とに基づき、ソレノイド駆動信号をハイにする開始タイミングt_son(1)を、以下の式(1)により求める。
t_son(N+1)=t_mo+O+G(N)−S(N)+M1 (1)
なお、G(N)、S(N)は、それぞれ、N枚目の記録材に画像形成を行った際のガード期間G、当接期間Sである。また、t_son(N)は、N枚目の記録材に画像形成を行う際の開始タイミングt_sonである。さらに、M1は、所定のマージンであり0以上の値とすることができる。例えば、N+1枚目の記録材への画像形成の際の当接期間及びガード期間が、それぞれ、S(N)及びG(N)に等しく、上記式(1)で求められる開始タイミングt_son(N+1)でソレノイド駆動信号をハイにするものとする。この場合、ガード期間Gの終了後、期間M1経過時に、現像ローラ15は感光体11に当接する。ここで、初期値であるG(0)は、当接トルクTq1が、画像形成装置1で想定される最大値のときに必要な値に基づき設定される。なお、G(0)に対してマージンを見込み、当接トルクTq1の最大値に必要なガード期間より大きい値をG(0)として設定することもできる。また、初期値であるS(0)は、想定される最短時間を設定する。具体的には、S(0)は、ソレノイド8の応答時間の最短値やギアが回転してから現像ローラ15が感光体11に当接するまでの時間のばらつきを考慮した最短時間とする。或いは、マージンを最大とするため、S(0)を0秒とすることもできる。
制御部3は、S102で、開始タイミングt_son(1)を決定すると、S103において、プリントが開始されるまで待機する。プリントが開始されると、制御部3は、S104で、Nを1だけ増加させる。制御部3は、S105において、モータ7及びソレノイド8を制御する。具体的には、図3に示す様に、タイミングt_moでモータ7の開ループ制御を開始し、タイミングt_moから開ループ制御期間Oが経過したタイミングt_mcでモータ7の制御を閉ループ制御に切り替える。また、開始タイミングt_son(N)で、ソレノイド駆動信号をハイにする。
S106において、制御部3は、電流検知部71によりコイル73に流れる電流値を監視し、これにより、現像ローラ15が感光体11に当接する当接タイミングt_sd(N)を検出する。上述した様に、現像ローラ15が感光体11に当接すると、モータ7に加わるトルクが増加し、コイル73に流れる電流も増加する。したがって、コイル73に流れる電流が一時的に増加する変化タイミングを検出することで、制御部3は、当接タイミングt_sd(N)を検出することができる。さらに、制御部3は、当接タイミングt_sd(N)におけるコイル73の電流値に基づき、当接トルクTq1(N)の値(トルク値)を算出する。制御部3は、S107で、当接タイミングt_sd(N)に基づき、当接期間S(N)を以下の式(2)で求める。
S(N)=t_sd(N)−t_son(N) (2)
また、制御部3は、S107において、当接トルクTq1(N)に基づきガード期間G(N)を求める。なお、上述した様に、ガード期間Gは当接トルクTq1に依存し、ガード期間Gと当接トルクTq1との関係は予め制御部3に設定されている。制御部3は、S108で、S(N)及びG(N)から、式(1)により、開始タイミングt_son(N+1)を求める。S109において、制御部3は、総ての記録材への画像形成が終了したかを判定する。総ての記録材への画像形成が終了していないと、制御部3は、S103から処理を繰り返す。一方、総ての記録材への画像形成が終了していると、制御部3は、図4の処理を終了する。なお、最後の画像形成の際のS108で求めた開始タイミングt_sonを制御部3は記憶しておく。そして、次のプリントジョブが開始されると、制御部3は、当該プリントジョブの最初の画像形成においては、記憶した開始タイミングt_sonでソレノイド駆動信号をハイにする。
従来の構成では、現像ローラ15が感光体11に当接したときの当接トルクTq1の変動を考慮し、ガード期間Gとして十分長い時間を確保していた。また、ソレノイド8の固体のばらつきを考慮し、当接期間Sは、想定され得る最も短い期間としていた。つまり、現像ローラ15と感光体11との当接タイミングが、確実にガード期間Gの経過後になる様に、ソレノイド8の動作の開始タイミングt_sonを、想定される最も遅い期間としていた。一方、本実施形態では、記録材への画像形成の際に測定した、当接トルクTq1と、当接タイミングt_sdと、に基づいて、ガード期間G及び当接期間Sを画像形成毎に判定する。そして、判定したガード期間G及び当接期間Sに基づき、次の画像形成において、ソレノイド8の制御を開始する開始タイミングt_sonを動的に決定する。例えば、当接トルクTq1が大きいと、ガード期間Gが大きくなる。したがって、モータ7の制御タイミングt_moを基準とすると、当接トルクTq1が大きい程、開始タイミングt_sonを遅くする。この構成により、開始タイミングt_sonを、画像形成装置の状態に応じた適切なタイミングとすることができ、画像形成に要する時間を短くすることができる。
なお、ギアが動き出すタイミングt_sgから当接タイミングt_sdまでの時間は、ギアを回転させているモータ7の回転速度によって変化する。しかしながら、この変化の影響は小さいため、無視することができる。なお、この影響を厳密に考慮する場合は、当接期間Sを、タイミングt_sgまでの期間と、タイミングt_sgからの期間の2つの期間に分けて求めれば良い。ギアが回転してから現像ローラ15が感光体11に当接するまでのモータの回転角度θcは既知であり、モータ7の回転速度ω(t)を、タイミングt_sgからt_sdまで積分することで求められる。したがって、回転角度θcと、回転速度ω(t)の時系列情報からタイミングt_sgを求めることができる。
なお、本実施形態では、電流検知部71によるコイル73の電流の検知結果に基づいて当接トルクTq1の変化タイミングと、そのときのトルク値を推定・算出していた。しかしながら、当接トルクTq1のトルク値を直接検知するトルクセンサを使用する構成とすることもできる。また、本実施形態では、抵抗部63、反転増幅部67、ADコンバータ53によりコイル73の電流を検知する電流検知部71を構成していた。しかしながら、コイル73に流れる電流を直接検知する電流センサを使用する構成であっても良い。また、本実施形態において、ソレノイド8の動作の開始タイミングt_sonは、モータ7の制御タイミングt_moを基準とする相対的なタイミングであり、モータ7の制御タイミングを、モータ7の強制転流を開始するタイミングとしていた。しかしながら、強制転流から閉ループ制御に切り替えるタイミングt_mcを制御タイミングとし、この制御タイミングを基準にしてソレノイド8の動作の開始タイミングt_sonを設定する構成であっても良い。
<第二実施形態>
続いて、第二実施形態について第一実施形態との相違点を中心に説明する。図5は、本実施形態による、モータ7及びクラッチ9の制御構成を示している。なお、図5では、ソレノイド8の制御構成を省略している。また、図2に示す第一実施形態の制御構成と同様の構成については、同じ参照符号を付与してその説明は省略する。クラッチ駆動部90はクラッチ9を駆動する。クラッチ駆動部90は、CPU50と、抵抗92と、トランジスタやFET等のスイッチング素子91で構成される。クラッチ駆動部90を構成するCPU50のIOポート59は、スイッチング素子をON・OFFするクラッチ駆動信号を出力する。本実施形態では、クラッチ駆動信号がハイであると、スイッチング素子91がONとなり、クラッチ駆動信号がローであると、スイッチング素子91がOFFになるものとする。スイッチング素子91がONになると、クラッチ9に電流が流れ、クラッチ9はON状態となり、現像ローラ15はモータ7により回転駆動されることになる。スイッチング素子91がOFFになると、クラッチ9はOFF状態になり、モータ7の駆動力は現像ローラ15に伝達されなくなる。
図6は、制御部3による画像形成開始時のモータ7及びクラッチ9の制御処理の説明図である。なお、現像ローラ15と感光体11は離間している。まず、モータ7の制御に関しては第一実施形態と同様であるため、その説明については省略する。制御部3は、所定の開始タイミングt_conにおいてIOポート59から出力するクラッチ駆動信号をハイにし、クラッチ9をON状態にする。これにより、回転タイミングt_cdにおいて現像ローラ15の回転が始まる。この回転タイミングt_cdにおいて、モータ7にかかるトルクは大きくなる。現像ローラ15の回転タイミングt_cdにおいて、モータ7にかかるトルクを回転トルクTq2とする。なお、クラッチ9から現像ローラ15までのギアのバックラッシュは小さく、その時間は無視できるものとする。また、現像ローラ15を回転させた後、ソレノイド8を駆動して、現像ローラ15と感光体11とを当接させる。現像ローラ15への駆動力の伝達・遮断をクラッチ9で制御することにより、現像ローラ15が回転する期間を短くでき、よって、現像ローラ15やトナーの劣化を低減させることができる。また、現像ローラ15が感光体11に当接する前に、クラッチ9を駆動して現像ローラ15を回転させておくことで、回転している感光体11と現像ローラ15とが当接するときの衝撃やトルク変動を小さくできる。
第一実施形態と同様に、回転タイミングt_cdは、ガード期間Gが経過した以降とする必要がある。ここで、クラッチ駆動信号をハイにしてから現像ローラ15が回転を開始するまでの伝達期間(遅延期間)Tは、クラッチ9の固体による応答時間のばらつき等により、画像形成装置ごとにばらつく。伝達期間Tのばらつきは数〜数十msecになる。
図7は、本実施形態による画像形成処理のフローチャートである。なお、図7は、画像形成装置1が、初めて画像形成処理を行う場合と、カートリッジ14の交換後、初めて画像形成処理を行う場合のフローチャートを示している。S201において、制御部3は、画像形成を行った記録材の数を示す整数Nを0に初期化する。S202において、制御部3は、予め決められたガード期間G(0)と伝達期間T(0)とに基づき、クラッチ駆動信号をハイにする開始タイミングt_con(1)を、以下の式(3)により求める。
t_con(N+1)=t_mo+O+G(N)−T(N)+M2 (3)
なお、G(N)、T(N)は、それぞれ、N枚目の記録材に画像形成を行った際のガード期間G、伝達期間Tである。また、t_con(N)は、N枚目の記録材に画像形成を行う際の開始タイミングt_conである。さらに、M2は、所定のマージンであり、0以上の値とすることができる。伝達期間がT(N)であり、ガード期間がG(N)であると、上記式(3)で求められる開始タイミングt_con(N+1)でクラッチ駆動信号をハイにすると、ガード期間の終了後、期間M2経過時に、現像ローラ15の回転が始まることになる。なお、初期値であるG(0)は、回転トルクTq2が、画像形成装置1で想定される最大値であるときに必要な値として設定される。なお、G(0)に対してマージンを見込み、画像形成装置1で想定される最大値のときに必要な値より大きい値をG(0)として設定することもできる。また、初期値であるT(0)は、クラッチ9の応答時間のばらつきを考慮した、想定される最短時間を設定する。或いは、マージンを最大とするため、T(0)を0秒とすることもできる。
制御部3は、S202で、開始タイミングt_con(1)を決定すると、S203において、プリントが開始されるまで待機する。プリントが開始されると、制御部3は、S204で、Nを1だけ増加させる。制御部3は、S205において、モータ7及びクラッチ9を制御する。具体的には、図6に示す様に、制御タイミングt_moでモータ7の開ループ制御を開始し、制御タイミングt_moから開ループ制御期間Oが経過したタイミングt_mcでモータ7の制御を閉ループ制御に切り替える。また、開始タイミングt_con(N)で、クラッチ駆動信号をハイにする。
S206において、制御部3は、電流検知部71によりコイル73に流れる電流値を監視し、これにより、現像ローラ15の回転タイミングt_cd(N)を検出する。上述した様に、現像ローラ15が回転を開始すると、モータ7に加わるトルクが増加し、コイル73に流れる電流も増加する。したがって、コイル73に流れる電流が一時的に増加するタイミングを検出することで、制御部3は、回転タイミングt_cd(N)を検出することができる。さらに、制御部3は、回転タイミングt_cd(N)におけるコイル73の電流値に基づき、回転トルクTq2(N)を算出する。制御部3は、S207で、回転タイミングt_cd(N)に基づき、伝達期間T(N)を以下の式(4)で求める。
T(N)=t_cd(N)−t_con(N) (4)
また、制御部3は、S207において、回転トルクTq2(N)に基づきガード期間G(N)を求める。なお、第一実施形態と同様に、ガード期間Gと回転トルクTq2との関係は予め制御部3に設定されている。制御部3は、S208で、T(N)及びG(N)から、式(3)により、開始タイミングt_con(N+1)を求める。S209において、制御部3は、総ての記録材への画像形成が終了したかを判定する。総ての記録材への画像形成が終了していないと、S203から処理を繰り返す。一方、総ての記録材への画像形成が終了していると、制御部3は、図4の処理を終了する。なお、最後の画像形成の際のS208で求めた開始タイミングt_conを制御部3は記憶しておく。そして、次のプリントジョブが開始されると、制御部3は、当該プリントジョブの最初の画像形成においては、記憶した開始タイミングt_conでクラッチ駆動信号をハイにする。
[その他の実施形態]
なお、上記実施形態ではカラー画像形成装置に基づき実施形態の説明を行った。しかしながら、本発明をモノクロの画像形成装置に適用することもできる。さらに本発明を、画像形成装置以外の装置に適用することもできる。具体的には、回転駆動される部材と、当該部材を回転駆動する駆動部と、駆動部にかかるトルクの変化・変動を伴う状態制御を当該部材に対して行う制御部を含む任意の制御装置に対して本発明を適用することができる。
本発明は、上述の実施形態の1以上の機能を実現するプログラムを、ネットワーク又は記憶媒体を介してシステム又は装置に供給し、そのシステム又は装置のコンピュータにおける1つ以上のプロセッサーがプログラムを読出し実行する処理でも実現可能である。また、1以上の機能を実現する回路(例えば、ASIC)によっても実現可能である。
15:現像ローラ、7:モータ、70:モータ駆動部、50:CPU

Claims (22)

  1. 回転駆動される部材と、
    前記部材を回転駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段にかかるトルクを検知する検知手段と、
    前記駆動手段及び前記部材を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記駆動手段にかかるトルクの変化を伴う前記部材の状態制御を行うと、前記検知手段の検知結果に基づき前記駆動手段にかかるトルクの変化タイミングと、当該変化タイミングにおいて前記駆動手段にかかるトルク値と、を判定し、前記変化タイミングと前記トルク値とに基づき、再び前記部材に対して前記状態制御を行う場合における、前記状態制御の開始タイミングを決定することを特徴とする制御装置。
  2. 回転駆動される部材と、
    前記部材を回転駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段及び前記部材を制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記駆動手段にかかるトルク値が第1トルクの場合、前記駆動手段にかかるトルクの変化を伴う前記部材の状態制御の開始タイミングを第1タイミングとし、前記駆動手段にかかる前記トルク値が前記第1トルクより大きい第2トルクの場合、前記状態制御の開始タイミングを前記第1タイミングより遅い第2タイミングとする様に制御することを特徴とする制御装置。
  3. 前記開始タイミングは、前記制御手段による前記駆動手段の制御タイミングを基準とする相対的なタイミングであることを特徴とする請求項1又は2に記載の制御装置。
  4. 前記駆動手段は、モータであり、
    前記制御タイミングは、前記制御手段が前記モータの回転を開始させるタイミングであることを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  5. 前記駆動手段は、センサレスモータであり、
    前記制御タイミングは、前記制御手段が前記センサレスモータの開ループ制御を開始するタイミングであることを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  6. 前記駆動手段は、センサレスモータであり、
    前記制御タイミングは、前記制御手段が前記センサレスモータの閉ループ制御を開始するタイミングであることを特徴とする請求項3に記載の制御装置。
  7. 前記制御タイミングは、前記制御手段が前記センサレスモータの制御を、開ループ制御から前記閉ループ制御に切り替えるタイミングであることを特徴とする請求項6に記載の制御装置。
  8. 前記制御手段は、前記トルク値に基づき前記駆動手段のガード期間を求め、前記ガード期間と前記駆動手段の前記制御タイミングとに基づきガード終了タイミングを求め、前記状態制御を前記部材に対して行う際の前記駆動手段にかかるトルクの変化のタイミングが前記ガード終了タイミングと同じ、又は、前記ガード終了タイミングより後になる様に、前記開始タイミングを決定することを特徴とする請求項3から7のいずれか1項に記載の制御装置。
  9. 前記ガード終了タイミングは、前記駆動手段の前記制御タイミングより少なくとも前記ガード期間だけ後のタイミングであることを特徴とする請求項8に記載の制御装置。
  10. 前記制御手段は、前記状態制御を前記部材に対して行うと、前記状態制御を開始したタイミングから前記駆動手段にかかるトルクの変化タイミングまでの遅延期間を求め、前記ガード終了タイミングと前記遅延期間とに基づき、前記開始タイミングを決定することを特徴とする請求項8又は9に記載の制御装置。
  11. 前記制御手段が決定する前記開始タイミングは、前記ガード終了タイミングより前記遅延期間だけ早いタイミング、或いは、前記ガード終了タイミングより前記遅延期間だけ早いタイミングより後のタイミングであることを特徴とする請求項10に記載の制御装置。
  12. 前記部材は、記録材に画像を形成する画像形成処理で使用される部材であることを特徴とする請求項1から11のいずれか1項に記載の制御装置。
  13. 静電潜像が形成される感光体と、
    前記静電潜像を現像する現像ローラと、
    前記現像ローラを回転駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段にかかるトルクを検知する検知手段と、
    前記駆動手段及び前記現像ローラを制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記駆動手段にかかるトルクの変化を伴う前記現像ローラの状態制御を行うと、前記検知手段の検知結果に基づき前記駆動手段にかかるトルクの変化タイミングと、当該変化タイミングにおいて前記駆動手段にかかるトルク値と、を判定し、前記変化タイミングと前記トルク値とに基づき、再び、前記現像ローラに対して前記状態制御を行う場合における、前記状態制御の開始タイミングを決定することを特徴とする画像形成装置。
  14. 静電潜像が形成される感光体と、
    前記静電潜像を現像する現像ローラと、
    前記現像ローラを回転駆動する駆動手段と、
    前記駆動手段及び前記現像ローラを制御する制御手段と、
    を備え、
    前記制御手段は、前記駆動手段にかかるトルク値が第1トルクの場合、前記駆動手段にかかるトルクの変化を伴う前記現像ローラの状態制御の開始タイミングを第1タイミングとし、前記駆動手段にかかるトルク値が前記第1トルクより大きい第2トルクの場合、前記現像ローラの状態制御の開始タイミングを前記第1タイミングより遅い第2タイミングとする様に制御することを特徴とする画像形成装置。
  15. 前記状態制御は、前記感光体とは離間している前記現像ローラを前記感光体に当接させる制御であることを特徴とする請求項13又は14に記載の画像形成装置。
  16. 前記制御手段により制御され、前記現像ローラを前記感光体に当接させる当接手段をさらに備えており、
    前記開始タイミングは、前記現像ローラを前記感光体に当接させるために、前記制御手段が、前記当接手段の制御を開始するタイミングであることを特徴とする請求項13又は14に記載の画像形成装置。
  17. 前記当接手段は、ソレノイドを含み、
    前記開始タイミングは、前記制御手段が前記ソレノイドに電流を流すタイミングであることを特徴とする請求項16に記載の画像形成装置。
  18. 前記駆動手段にかかるトルクの変化は、前記現像ローラが前記感光体に当接した際に生じることを特徴とする請求項15から17のいずれか1項に記載の画像形成装置。
  19. 前記状態制御は、前記現像ローラへの伝達が遮断されている前記駆動手段の駆動力を前記現像ローラに伝達させる制御であることを特徴とする請求項13又は14に記載の画像形成装置。
  20. 前記制御手段により制御され、前記駆動手段の駆動力を前記現像ローラに伝達し、かつ、前記駆動手段の駆動力の前記現像ローラへの伝達を遮断する伝達手段をさらに備えており、
    前記開始タイミングは、前記駆動手段の駆動力を前記現像ローラに伝達するために、前記駆動手段の駆動力の前記現像ローラへの伝達を遮断している前記伝達手段の制御を前記制御手段が開始するタイミングであることを特徴とする請求項19に記載の画像形成装置。
  21. 前記伝達手段は、電流で制御されるクラッチを含み、
    前記開始タイミングは、前記制御手段が前記クラッチに電流を流すタイミングであることを特徴とする請求項20に記載の画像形成装置。
  22. 前記駆動手段にかかるトルクの変化は、前記駆動手段の駆動力が前記現像ローラに伝達した際に生じることを特徴とする請求項19から21のいずれか1項に記載の画像形成装置。
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