JP2020014695A - 薬秤量装置、薬保存容器、及び、薬秤量方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】 薬が分離せずに混合したまま量り出すことを可能とする、薬秤量装置等を提供することを目的とする。【解決手段】 薬を秤量する薬秤量装置であって、前記薬を収容する保存容器であり、カットアウトパイプを有するカットアウトパイプ付保存容器と、前記カットアウトパイプを駆動する駆動部と、前記カットアウトパイプから切り出される前記薬を秤量する計量部とを備え、前記計量部は、前記薬が切り出される度に計量を行う、薬秤量装置である。【選択図】 図1

Description

本発明は、薬を秤量する薬秤量装置、薬保存容器、及び、薬秤量方法に関する。
一般的に、薬を調合する際は薬剤師の手作業によっていた。具体的には、例えば14日分の個別の散薬や薬剤を種類ごとに計量機で重量を計り、混合した後、包装機に投入し、目分量で1回当たりの分量に等分化されていた。
手作業による場合、等分化されるか否かは薬剤師の技量次第であった。また、1包ごとの配合比率が必ずしも安定しないため、薬効にばらつきが生じていた。さらに深刻なことに、トリカブト等の劇薬が少量含まれる場合には、散薬や薬剤の偏りが生じて薬害が発生するリスクもあった。
また、振動フィーダー方式により、散薬を量り出す散薬供給装置は知られていた(特許文献1参照)。
特開2016−93315号公報
しかしながら、振動フィーダー方式は、振動の過程で種類の違うものが分離してしまう傾向にある。例えば、重いものや粒径の小さなものを先に落としてしまう傾向にある。
結果として、トリカブト等の劇薬が少量含まれる場合に、薬の分布に偏りが生じて1包分に予定量より多くの劇薬が含まれることとなり、薬害が発生するリスクを十分に回避できていなかった。
そこで、本発明は、薬が分離せずに混合したまま量り出すことを可能とする、薬秤量装置等を提供することを目的とする。
本発明の第1の観点は、薬を秤量する薬秤量装置であって、前記薬を収容する保存容器部とカットアウトパイプとを有するカットアウトパイプ付保存容器と、前記保存容器部を動かさずに前記カットアウトパイプを駆動する駆動部と、前記カットアウトパイプから切り出される前記薬を秤量する計量部とを備え、前記計量部は、前記薬が切り出される度に計量を行う、薬秤量装置である。
本発明の第2の観点は、第1の観点の薬秤量装置であって、前記カットアウトパイプ付保存容器は、前記カットアウトパイプと共に当該薬秤量装置に対して脱着可能である。
本発明の第3の観点は、薬を保存する薬保存容器であって、前記薬を保存する保存容器部と、円筒型のカットアウトパイプとを備え、前記保存容器部は、前記薬が投入される投入口と、前記薬が排出される排出口とを有するものであり、前記排出口及び前記カットアウトパイプを接続するパイプ接続部をさらに備える、薬保存容器である。
本発明の第4の観点は、第3の観点の薬保存容器であって、前記保存容器部は、前記投入口の面と対向する平面である底面と、前記保存容器部の一部をなし、前記底面と接続しており、前記底面に向かって傾斜しているスライダー面とをさらに備え、前記排出口は、前記底面に接続している。
本発明の第5の観点は、薬を秤量する薬秤量装置を用いた薬秤量方法であって、前記薬秤量装置は、前記薬を収容する保存容器部とカットアウトパイプとを有するカットアウトパイプ付保存容器と、前記保存容器部を動かさずに前記カットアウトパイプを駆動する駆動部と、前記カットアウトパイプから切り出される前記薬を秤量する計量部とを有し、前記カットアウトパイプが、前記薬を切り出す切り出しステップと、前記計量部が、前記薬が切り出される度に計量を行う計量ステップとを含む、薬秤量方法である。
本発明の第6の観点は、第5の観点の薬秤量方法であって、前記切り出しステップにおいて、前記カットアウトパイプの駆動中に前記保存容器部に前記薬を補充することを特徴とする。
本発明の各観点によれば、薬をカットアウトパイプ方式で切り出し秤量することが可能となる。カットアウトパイプ方式は、異なる薬ごとに1包分ずつ切り出すため、薬が分離することによる特定の薬の過不足を防止することが可能である。また、被秤量物を少量でも精度よく高速に切り出すことができる。しかも、被秤量物に振動を与えないことから、被秤量物の割れや欠けを防ぐことができる。
さらに、カットアウトパイプ方式を用いると、振動フィーダー方式では対応が困難な場合がある錠剤や葉形状の薬にも容易に対応できる。また、パイプの内部に沿うように螺旋型のスクレイパーを設け、パイプが回転してもスクレイパーは回転しない構成とすることにより、薬の粘度が高い場合にも、薬を内壁に付着させずに切り出すことが可能となる。これに対して、振動フィーダー方式では、粘度が高い薬では詰まってしまう。
さらに、複数のパイプをコンパクトに配置して装置を小型化することができる。これに対して、振動フィーダー方式では、振動させるための機構が一定の大きさとなり、カットアウトパイプ方式ほどの小型化が困難である。
このように、カットアウトパイプ方式の切り出し秤量装置には振動フィーダー方式に無い多くの利点がある。
また、本発明の各観点によれば、パイプ部の回転を停止させることなく、保存容器部に薬を投入できるため、薬の投入時間の分も切り出しの時間をロスすることなく連続的に薬を切り出すことが可能になる。
ここで、秤量対象とする薬を変更する際には、他の被秤量物の混入を防ぐためにホッパーやカットアウトパイプを清掃する必要がある。被秤量物にトリカブトのような劇薬が含まれることもあるため、薬を秤量する場合には特に念入りな清掃が必要であり、大きな負担となり得る。また、清掃される際の薬は廃棄されるためロスとなる。
そこで、本発明の第2の観点によれば、切り出す薬を変更する際、カットアウトパイプ付保存容器ごと交換することが可能となる。そのため、例えば粉末状の漢方薬等を切り出す際、直前に切り出されていた意図しない劇薬等が混入するリスクを低減させる薬秤量装置等を提供することが可能となる。
また、ホッパーや切り出しパイプが切り出し秤量装置に属するという思想ではなく、薬ごとに専用のカットアウトパイプ付保存容器を用いるため、被秤量物を変更する際の清掃の手間を省くことが可能となる。
さらに、従来の切り出し秤量装置におけるホッパーや切り出しパイプの清掃が不要となるため、清掃の際に廃棄されていた被秤量物のロスを低減することが可能となる。
さらに、本発明の第4の観点によれば、安定して薬保存容器を静置可能であることと、保存容器部に投入された薬をカットアウトパイプの方に自然と集めることを両立させることが可能となる。
本発明の切り出し秤量システムの概要を示すブロック図である。 本発明の切り出し秤量装置の一例を示す図である。 カットアウトパイプ付保存容器の六面図の一例を示す図である。 本発明のカットアウトパイプ付保存容器の一例を示す拡大図である。 本発明の切り出し秤量システムの制御フローの一部を示すフロー図である。
以下、図面を参照して、本願発明の実施例について述べる。なお、本願発明の実施の形態は、以下の実施例に限定されるものではない。
図1は、本実施例の切り出し秤量システム1の概要を示すブロック図である。
図1を参照して、切り出し秤量システム1は、切り出し秤量装置3(本願請求項の「薬秤量装置」の一例)及び携帯端末5を有する。切り出し秤量装置3は、カットアウトパイプ付保存容器7(本願請求項の「カットアウトパイプ付保存容器」及び「薬保存容器」の一例)と、パイプ駆動部9(本願請求項の「駆動部」の一例)と、計量部11(本願請求項の「計量部」の一例)と、シュート13と、制御部15と、包装機17と、装置通信部19とを備える。カットアウトパイプ付保存容器7は、保存容器部21(本願請求項の「保存容器部」の一例)と、パイプ部23(本願請求項の「カットアウトパイプ」の一例)と、第1バーコード25とを備える。制御部15は、速度制御部27と動作時間制御部29とを備える。携帯端末5は、コード読取部41と、端末通信部43と、速度入力部45と、動作時間入力部47と、表示部49と、記憶部51とを備える。
切り出し秤量システム1は、携帯端末5によって設定された条件下で被秤量物を定量的に切り出して包装するものである。切り出し秤量装置3は、被秤量物を定量的に切り出して包装する。
カットアウトパイプ付保存容器7は、切り出し秤量装置1に対して脱着可能である。保存容器部21は、被秤量物を保存する保存容器としての役割を果たすと共に、切り出し秤量装置3にセットされた状態でホッパーの役割を果たす。また、パイプ部23は、切り出し秤量装置3にセットされた状態で切り出しパイプの役割を果たす。パイプ駆動部9は、パイプ部23を回転駆動させる。計量部11は、パイプ部23から切り出された被秤量物を計量した後、被秤量物をシュート13に排出する。シュート13に送られた被秤量物は、包装機17へ送られて包装される。制御部15は、切り出し秤量装置3の各部の動作を制御する。特に、速度制御部27は、パイプ部23の回転速度を制御する。動作時間制御部29は、パイプ部23の回転動作時間を駆動する。装置通信部19は、携帯端末5とデータや制御信号等の送受信を行う。
携帯端末5において、コード読取部41は、カットアウトパイプ付保存容器7に貼られた第1バーコード25を読み取る。端末通信部43は、切り出し秤量装置3とデータや制御信号等の送受信を行う。速度入力部45は、パイプ部23の回転速度の入力を受け付ける。
図2は、本発明の切り出し秤量装置3の一例を示す図である。図2を参照して、切り出し秤量装置3は、複数のカットアウトパイプ付保存容器7と、複数のパイプ駆動部9と、複数の計量部11と、シュート13と、小型コンベアー61とを備える。具体的には、切り出し秤量装置3は、8つの各カットアウトパイプ付保存容器7に対応して8つのパイプ駆動部9及び8つの計量部11を備える。そのため、同時に8種類の薬を、パイプ駆動部9で駆動された8つのパイプ部23で切り出し、8つの計量部11で計量し、シュート13を介して小型コンベアー61で運ばれる袋1包に混合することが可能である。
8種類よりも多くの被秤量物を切り出す場合には、カットアウトパイプ付保存容器7ごと交換し、計量部及びシュート13のみ清掃して新たな被秤量物を切り出せばよい。
ここで、図3を用いて、カットアウトパイプ付保存容器7の構造について説明する。図3は、カットアウトパイプ付保存容器7の六面図の一例であり、(a)背面図、(b)左側面図、(c)正面図、(d)右側面図、(e)平面図、(f)底面図を示す図である。
図3を参照して、カットアウトパイプ付保存容器7は、投入口71(本願請求項の「投入口」の一例)と、スライダー面73(本願請求項の「スライダー面」の一例)と、保存容器部21と、パイプ接続部75(本願請求項の「パイプ接続部」の一例)と、底面77(本願請求項の「底面」の一例)と、排出口79(本願請求項の「排出口」の一例)とを備える。投入口71から被秤量物が投入され、保存容器部21に保存され、パイプ接続部75を介して排出口79から排出される。投入口71は、面状であり、長方形をしている。排出口79は、面状であり、円形をしている。投入口71の面と排出口79の面とは、互いに平行ではなく、本実施例では互いに垂直な向きをなしている。排出口79には、パイプ部23が接続される。
保存容器部21の中に被秤量物を補充する必要がある場合には、パイプ部23の回転を停止させることなく、投入口71から被秤量物を投入できるため、連続的に薬を切り出すことが可能になる。
ここで、図3に示すように、排出口79が水平面に対して垂直となるようにカットアウトパイプ付保存容器7を置いた場合に、スライダー面73は、水平面に対して傾斜している。また、スライダー面73は、連続的にパイプ接続部75の底面77に接続している。さらに、スライダー面73は、投入口71の面と向き合っている。底面77は、投入口71の面と並行である。投入口71から投入された被秤量物は、スライダー面73に沿って自然とパイプ接続部75に向かって集められることになる。そのため、カットアウトパイプ付保存容器7を切り出し秤量装置3にセットしたときに、スムーズに被秤量物がパイプ部23へと排出される。
また、図2に示すように、カットアウトパイプ付保存容器7が切り出し秤量装置3にセットされた状態では、保存容器部21のスライダー面73の水平面に対する傾斜角に比べ、パイプ部23の水平面に対する傾斜角が小さい。そのため、保存容器部21内の薬の量の変動による影響を小さく抑えられ、薬を少量ずつ一定に切り出すことが可能になる。もしパイプ部23自体が大きく傾斜していると、少量ずつ切り出すことができない場合や、パイプ部23の開口部が薬によって塞がってしまう場合などが生じてしまうと考えられる。
図4は、本実施例におけるカットアウトパイプ付保存容器7の拡大図であり、薬剤投入口に(a)蓋が付いている図、(b)蓋が付いていない図、(c)薬剤投入口から内部を見た図を示す。カットアウトパイプ付保存容器7において、保存容器部21とパイプ部23とが一体化している。
以下、被秤量物は漢方薬であって、粉末状の散薬であるとする。カットアウトパイプ付保存容器7は、1種類の散薬に1つ割り当てられる。カットアウトパイプ付保存容器7は、切り出し秤量装置3のパイプ駆動部9にワンタッチで取り付け可能である。従来、散薬を保存しているタッパー等の保存容器をカットアウトパイプ付保存容器7に置き換えることにより、切り出し秤量装置3に保存容器ごと設置可能となる。つまり、従来の切り出し秤量装置におけるホッパー及び切り出しパイプがカットアウトパイプ付保存容器7に置き換わることになる。このため、従来のホッパー及び切り出しパイプにおける意図しない薬の混入を防ぐことが可能となる。
また、従来の切り出し秤量装置は、ホッパーや切り出しパイプを共用していたために清掃を要していた。これに対して、本実施例の切り出し秤量装置3は、ホッパーや切り出しパイプに替えて被秤量物に専用のカットアウトパイプ付保存容器7を用いるため、被秤量物を変更する際の清掃の手間を省くことが可能となる。
図4に示すように、保存容器部21の底面がパイプ部23側に傾斜しているため、カットアウトパイプ付保存容器7の内部に散薬が付着しにくい構造となっている。カットアウトパイプ付保存容器7がステンレス製であり、散薬も乾燥物であるため、カットアウトパイプ付保存容器7の清掃の必要があれば、エアーをカットアウトパイプ付保存容器7の内部に吹き付けるだけで残存している散薬を除去することが可能である。
なお、カットアウトパイプ付保存容器7が切り出し秤量装置3に設置されていないときは、パイプ部23には、異物が混入しないように蓋がかぶせられて保存される。
以下、図5を参照して、携帯端末5を用いた切り出し秤量装置3の制御について述べる。図5は、本発明の切り出し秤量システムの制御フローの一部を示すフロー図である。
ステップS01において、携帯端末5のコード読取部41は、処方箋2の第2バーコード53を読み取り、1つ又は複数のどの散薬が1包ごとにどれだけ必要であるか、何包必要であるか等の情報を読み取る。ここで、コード読取部41は、例えば、携帯端末5が備えるカメラである。また、携帯端末5には、バーコードリーダーのソフトウェアがインストールされているものとする。ステップS02において、携帯端末5で系統を選択した上でカットアウトパイプ付保存容器7に貼られた第1バーコード25を読み取ることにより、どの系統に何の散薬のカットアウトパイプ付保存容器7が設置されているかを入力する。また、必要があれば、速度入力部45から各パイプ部23の回転速度を入力する。ステップS03において、携帯端末5は、端末通信部43から装置通信部19を介して、各計量部11に計量数値を送信する。また、各パイプ駆動部9にパイプ部23の回転速度等の数値を送信する。ステップS04において、各パイプ駆動部9は、指示された回転速度に基づいて、対応するパイプ部23を回転駆動させる。ステップS05において、各計量部11は、被秤量物を計量する際、指示された計量数値に達したら制御部15に停止信号を送信する。ステップS06において、制御部15は、計量部11から停止信号を受信したら、対応するパイプ駆動部9を制御してパイプ部23を停止させる。ステップS07において、各計量部11は、装置通信部19から端末通信部43を介して、計量した数値を携帯端末5に送信する。また、パイプ駆動部9は、同じく回転速度及び動作時間を携帯端末5に送信する。ステップS08において、記憶部51は、受信した計量値、回転速度、動作時間等の数値を記憶する。ステップS09において、切り出しが所定回数に達したか否かについて制御部15が判定する。ステップS04からS08が必要なだけ繰り返されてフローが終了する。
ここで、操作者は、表示部49に表示される計量値、回転速度、動作時間を手元に見ながら、適切に切り出される様子を確認可能である。そのため、必要の際には迅速かつスムーズに、携帯端末5からパイプ部23の速度や動作時間を変更して切り出し秤量装置3に新たな値を送信することができる。
なお、カットアウトパイプ付保存容器のカットアウトパイプと保存容器は、共に切り出し秤量装置に対して脱着可能であればよく、一体化していてもよいし、互いに脱着可能であってもよい。
また、カットアウトパイプ付保存容器、駆動部、計量部の数は、8つに限定されることはなく、他の数であってもよい。
なお、本実施例では、被秤量物として散薬を例示したが、錠剤の薬や葉形状の薬等、他の形状の薬であってもよい。
さらに、計量部11から停止信号を送信する代わりに、予めパイプ部23の動作時間を決めておいてもよい。具体的には、ステップS02において、必要があれば、動作時間入力部47から各パイプ部23が被秤量物を切り出す1回当たりの動作時間を入力するとしてもよい。また、ステップS03において、携帯端末5は、端末通信部43から装置通信部19を介して、各パイプ駆動部9にパイプ部23の動作時間を送信してもよい。さらに、ステップS04において、各パイプ駆動部9は、指示された動作時間に基づいて、対応するパイプ部23を回転駆動させてもよい。
さらに、スライダー面77は、被秤量物が排出口に向かうように傾斜していれば、平らな面でもよいし、湾曲面であってもよい。また、底面は、パイプ接続部にのみあってもよいし、被秤量物がスムーズにパイプ接続部に向かう範囲で保存容器部の一部をなしてもよい。
さらに、本実施例におけるスライダー面77は、投入口71の面と平行ではないが、底面77を水平にしたときに投入口71の面を傾けて形成することにより、投入口71の面とスライダー面77が平行であってもよい。
1 切り出し秤量システム、2 処方箋、3 切り出し秤量装置、5 携帯端末、7 カットアウトパイプ付保存容器、9 パイプ駆動部、11 計量部、13 シュート、15 制御部、17 包装機、19 装置通信部、21 保存容器部、23 パイプ部、25 第1バーコード、27 速度制御部、29 動作時間制御部、41 コード読取部、43 端末通信部、45 速度入力部、47 動作時間入力部、49 表示部、51 記憶部、53 第2バーコード、61 小型コンベアー、71 投入口、73 スライダー面、75 パイプ接続部、77 底面、79 排出口

Claims (6)

  1. 薬を秤量する薬秤量装置であって、
    前記薬を収容する保存容器部とカットアウトパイプとを有するカットアウトパイプ付保存容器と、
    前記保存容器部を動かさずに前記カットアウトパイプを駆動する駆動部と、
    前記カットアウトパイプから切り出される前記薬を秤量する計量部とを備え、
    前記計量部は、前記薬が切り出される度に計量を行う、薬秤量装置。
  2. 前記カットアウトパイプ付保存容器は、前記カットアウトパイプと共に当該薬秤量装置に対して脱着可能である、請求項1記載の薬秤量装置。
  3. 薬を保存する薬保存容器であって、
    前記薬を保存する保存容器部と、
    円筒型のカットアウトパイプとを備え、
    前記保存容器部は、
    前記薬が投入される投入口と、
    前記薬が排出される排出口とを有するものであり、
    前記排出口及び前記カットアウトパイプを接続するパイプ接続部をさらに備える、薬保存容器。
  4. 前記保存容器部は、
    前記投入口の面と対向する平面である底面と、
    前記保存容器部の一部をなし、前記底面と接続しており、前記底面に向かって傾斜しているスライダー面とをさらに備え、
    前記排出口は、前記底面に接続している、請求項3記載の薬保存容器。
  5. 薬を秤量する薬秤量装置を用いた薬秤量方法であって、
    前記薬秤量装置は、
    前記薬を収容する保存容器部とカットアウトパイプとを有するカットアウトパイプ付保存容器と、
    前記保存容器部を動かさずに前記カットアウトパイプを駆動する駆動部と、
    前記カットアウトパイプから切り出される前記薬を秤量する計量部とを有し、
    前記カットアウトパイプが、前記薬を切り出す切り出しステップと、
    前記計量部が、前記薬が切り出される度に計量を行う計量ステップとを含む、薬秤量方法。
  6. 前記切り出しステップにおいて、前記カットアウトパイプの駆動中に前記保存容器部に前記薬を補充することを特徴とする、請求項5記載の薬秤量方法。
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