JPH08253202A - 散薬フィーダ及びそのフィーダを用いた分包方法 - Google Patents

散薬フィーダ及びそのフィーダを用いた分包方法

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JPH08253202A
JPH08253202A JP5922795A JP5922795A JPH08253202A JP H08253202 A JPH08253202 A JP H08253202A JP 5922795 A JP5922795 A JP 5922795A JP 5922795 A JP5922795 A JP 5922795A JP H08253202 A JPH08253202 A JP H08253202A
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powder
container
powdered medicine
medicine
feeder
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JP5922795A
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Shoji Yuyama
正二 湯山
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 散薬の飛散と品質の劣化とを防ぎ、装置の小
型化と作動音の低下を図ることができる散薬フィーダを
提供する。 【構成】 蓋B付供給容器22の排出口25の下方に、
水平方向に位置のずれた排出路28の投入口29を設
け、その排出路28の投入口29と容器22の排出口2
5の間に上下方向に連通した計量升30を有する盤状の
計量部材27を設け、その計量部材27をモータMによ
って水平方向にスライドさせて、容器22の散薬Aを直
接外気と触れないようにしながら散薬Aの計量と供給と
を同時に行なうことにより、散薬Aの飛散と品質の劣化
とを防ぎ、装置の小型化と作動音の低下を図る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、病院などで使用され
る散薬の自動分包装置に用いられる散薬フィーダ及びそ
のフィーダを用いた分包方法に関する。
【0002】
【従来の技術】病院などで使用される散薬の自動分包装
置として例えば、特公昭59−26403号公報に記載
されたものがある。
【0003】この分包装置は図16に示すように、ケー
ス内に棚を設けて複数の散薬フィーダ1を配置し、その
棚に対して上下左右に移動出来るようにした昇降装置2
を設け、その昇降装置2に電子天秤3を取り付けてあ
る。分包の際には、昇降装置2を移動して天秤3を所定
の散薬フィーダ1の所へ移動し、散薬フィーダ1から昇
降装置2上の天秤3に散薬を排出して、天秤3が散薬を
分包に必要な量だけ秤量すると、昇降装置2を移動して
天秤3を下方に設けた振動フィーダ4まで移動し、秤量
した散薬を振動フィーダ4に払出す。振動フィーダ4
は、その散薬をシュート上を定速度搬送して、容量分割
装置5の一方向に回転する環状Vマスに供給し、均等に
均して配分し、その配分した散薬を分包装置6により分
包するというものである。
【0004】このとき、粉体である散薬をスムースに供
給できるように、従来、散薬フィーダ1には振動を利用
したものが用いられ、上記の分包装置でも振動装置を用
いたものが用いられている。
【0005】この散薬フィーダ1は、図17に示すよう
に、散薬を収容するホッパ6を電磁式のバイブレータ7
を備えた基台8で支持し、その基台8に長孔の設けられ
たアームを取り付け、そのアームの長孔にモータによっ
て回転するカムに固定されたピンを嵌入した傾斜機構9
を設けた散薬フィーダ本体を容器10に納めたもので、
容器10には、その一側に散薬排出用の開口11が設け
られており、散薬の排出の際には、傾斜機構9を作動し
て基台8上のホッパ6を傾け、開口11より散薬を天秤
3へ供給するようにしている ところで、上記のフィーダ1では、ホッパ6の一側に設
けた供給口を容器10の開口11から外へ出し、バイブ
レータ7により振動を与えて散薬Aを供給しているた
め、供給時に散薬がケース内に飛散するという問題があ
る。
【0006】また、容器10に開口11を設けているた
め、ホッパ6内の散薬がケース内の外気に触れ、例えば
あまり処方の行われない上記フィーダ1内に長期間放置
される散薬では、品質の劣化を起こすことが考えられ
る。
【0007】これらの問題を解決する一つの方法とし
て、例えば特公昭62−135106号公報に記載され
た散薬の自動分包機がある。
【0008】この自動分包機は、図18に示すように、
散薬フィーダ1として散薬を一種類毎に貯溜したストッ
クケース12と散薬を一定量ずつ噴出する散薬噴出装置
13とを相互に連結したものを散薬の種類に応じて複数
配置し、さらに、散薬噴出装置13の下方に、移動式分
包装置14を設けて、この分包機14が所要の散薬噴出
装置13の下へ移動し、散薬噴出装置13から噴出され
る散薬Aを収容して分包を行うというものである。
【0009】すなわち、前記ストックケース12は図1
9に示すように、蓋体により閉塞されるロート状の内部
ケース15を有し、その内部ケース15の下端開口部が
散薬噴出装置13と直接パイプにより連結されて、内部
ケース15上方に設けられたエアー供給管からの圧縮エ
アーの供給により、散薬を送り出すようになっている。
【0010】一方、散薬噴出装置13は、図19に示す
ように、エアーシリンダ16とノズル本体17とからな
り、ノズル本体17には、内部ケース15とパイプを介
して連結される散薬導入管18が設けられている。ま
た、ノズル本体17内には噴出口の設けられた中空のロ
ッド19が挿通されており、このロッド19の上部に圧
縮エアーの注入口を設けて、エアーを注入することによ
り、そのエアーの噴出によってシリンダ16内にストッ
クケース12から送られた散薬を、シリンダ16先端に
設けた噴出口20から送出するようになっている。この
ため、このように密閉したストックケース12と散薬噴
出装置13とを用いたことによってこの分包装置では、
供給時の散薬の飛散の問題と散薬の劣化の問題を解決し
ている。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記の
ストックケースと散薬噴出装置を用いたものでは、両装
置を作動するため、圧縮エアーを用いており、そのエア
ーを作る装置を分包装置内に設ける必要があるため、装
置が大きくなると言う問題がある。
【0012】また、上記装置の作動には圧縮エアーの噴
出音が伴うので、作動音も大きく騒音の問題もある。
【0013】そこで、この発明の課題は、散薬の飛散を
防ぎ、散薬の品質の劣化を防いで例えば長期間放置され
るあまり処方の行われない散薬の劣化を防止し、装置の
小型化が図れ、しかも、低騒音の散薬フィーダとそのフ
ィーダを用いた分包方法を提供することである。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
め、第1の発明では、散薬フィーダを、密閉状態に保持
された散薬の供給容器の排出口の下方に、前記排出口と
水平方向に位置のずれた散薬の排出路の投入口を設け、
その排出路の投入口と前記容器の排出口との間に、上下
方向に連通した計量升を有し、モータによって水平方向
にスライドあるいは回動自在に移動される盤状の計量部
材を設けた構成としたのである。
【0015】また、第2の発明では、散薬フィーダを、
密閉状態に保持された散薬の供給容器の排出口の下方
に、散薬の排出路の投入口を設け、その排出路の投入口
と前記容器の排出口との間に、水平方向に配置され、そ
の軸方向に溝型の計量升が形成されてモータにより回転
される筒状の計量部材を設けた構成としたのである。
【0016】第3の発明では、上記計量部材の計量升
に、前記計量升の容量を変更する可変機構を設けた構成
を採用したのである。
【0017】第4の発明では、上記フィーダに散薬の排
出を促す振動装置を取りつけた構成を採用したのであ
る。
【0018】第5の発明では、上記容器内に乾燥剤を設
けた構成を採用したのである。
【0019】第6の発明では、上記排出路の出口に、排
出路内の残薬を吸引するクリーナを配した構成としたの
である。
【0020】また、第7の発明では、第1乃至第4の発
明に係る散薬フィーダを用いて分包を行なう方法とし
て、上記散薬フィーダから散薬を加振器の作動により微
震動されて散薬をシュート上を定速度搬送する振動フィ
ーダに供給し、その散薬の供給された振動フィーダから
容量分割装置の一方向に回転する分包皿に供給して均等
に配分し、その配分した散薬を分包装置により分包を行
うという方法を採用することができる。
【0021】また、第8の発明では、上記散薬フィーダ
を作動して一分包分ずつの散薬を分包装置に供給し、分
包を行うという方法を採用することもできる。
【0022】
【作用】このように構成される第1の発明では、散薬の
供給容器を密閉状態保持された容器としたことにより、
容器内の散薬を外気に触れなくして劣化を防ぐことがで
きる。また、容器に入れられた散薬は、容器の排出口か
ら排出されるが、この際、容器の排出口と排出路の投入
口間に設けた盤状の計量部材をモータにより水平方向に
スライドあるいは回転させて排出口にその盤面を当接さ
せると、容器内の散薬の排出を止め、排出口を閉塞して
容器内の散薬を保護することができる。また、計量部材
の上下方向に連通した計量升の開口を排出口と対向させ
ると、排出口から散薬を計量升内へ流入させて、計量升
の容量で決まる量の散薬を取り出すことができる。この
とき、排出路の投入口の位置を排出口と水平方向に位置
をずらせたことにより、計量升の上下方向に連通した他
方の開口が排出路の投入口と連通しないため、計量升内
に一定量の散薬を溜めて計量を行うことができる。
【0023】こうして、計量を行った計量部材をモータ
によってスライドあるいは回転させて、計量升を排出路
の投入口と対向する位置に移動させると、計量升の下方
の開口が投入口と連通して計量升内の散薬が投入口を介
して排出路へ排出される。
【0024】このとき、容器の排出口は、計量部材の盤
面によって閉塞され、容器からの散薬の排出は止められ
る。
【0025】第2の発明では、第1の発明と同様に、供
給容器を密閉状態に保持された容器としたことにより、
容器内の散薬を外気に触れなくして劣化を防ぐことがで
きる。また、このように容器に入れられた散薬は、容器
の排出口から排出される。このとき、容器の排出口と排
出路の投入口間に設けた円筒状の計量部材をモータによ
り軸方向に回転させて、排出口に部材の円筒面を当接さ
せると、排出口を閉塞して容器内の散薬を保護すること
ができる。また、部材面の溝状の計量升を排出口と対向
させると、排出口から散薬を計量升内へ流入させて計量
升の容量で決まる量の散薬を取り出すことができる。
【0026】一方、こうして計量升に排出口から一定の
容量の散薬の入った計量部材をモータによって計量升を
排出路の投入口と対向させる位置に回転すると、計量升
と投入口とが連通し、散薬を投入口を介して排出路へ排
出することができる。このとき、容器の排出口は、計量
部材が当接して閉塞されて、容器から散薬は排出されな
い。
【0027】第3の発明では、可変機構によって計量升
の容積を任意に変更することにより、計量部材によって
計量される散薬の量を変えることができる。
【0028】第4の発明では、上記フィーダに取り付け
た振動装置を例えば、散薬の充填時あるいは排出時に作
動させることにより、容器に振動を与えて充填むらや排
出不良を防止することができる。
【0029】第5の発明では、上記容器内に乾燥剤を取
り付けることにより、容器内の湿度の低下を図って容器
内の散薬が湿気によって凝固したり、劣化したりするの
を防ぐことができる。
【0030】第6の発明では、排出路の出口にクリーナ
を設けて排出路内の残薬を吸引して取り除くことによ
り、散薬をスムースに排出させることができるので、正
確な量の薬剤を排出できる。
【0031】第7の発明では、上記フィーダから、分包
に対応する散薬を振動フィーダに排出し、振動フィーダ
によって散薬を分配皿に均一に排出して均等1分包分ず
つに配分し、その配分した散薬を分包装置に供給するこ
とによって分包を行なう。
【0032】第8の発明では、上記フィーダから、1分
包分に対応する散薬をその都度分包装置に直接供給する
ことにより、分包を行なう。
【0033】
【実施例】以下、この発明を図面に基づいて説明する。
【0034】図1及び図2に第1実施例として第1の発
明に係る散薬フィーダ21を示す。
【0035】この実施例の散薬フィーダ21は、散薬A
を収納する蓋B付の供給容器22とその容器22を支持
するベース23とからなっている。
【0036】供給容器22は、実施例では、図1の断面
図に示すように、底板24の左右に二箇所の排出口25
が設けられ、その排出口25を設けた底板24の上面は
排出口25から供給容器22の側面に向けて、上り勾配
をもって傾斜するテーパ面26となっており、そのテー
パ面26によって容器22内に充填された散薬Aが排出
口25にスムースに集まるようにしてある。
【0037】また、容器22の下方のベース23には、
排出路28の投入口29が前記容器22の排出口25と
水平方向に位置のずれたベース23の中央部分に一箇所
設けられ、その排出口25と投入口29との間に計量部
材として盤状の計量盤27が設けられている。
【0038】計量盤27は、実施例の場合、上下方向に
連通した計量用の計量升30を二個有するスライド板
で、ベース23内に形成された慴動スペースに納めら
れ、図2に示すようにボールネジ機構Lによってモータ
Mと連結されて左右にスライド自在となっている。
【0039】また、この際、前記計量盤27の厚さと二
個所の計量升30の開口寸法は、計量する量に合わせて
その寸法を選ぶことができ、例えば調剤の際の最小単位
に合わせてその寸法を決めるようにしてもよい。また、
その二個所の計量升30間の間隔の幅は、実施例の場
合、投入口29の開口とほぼ同じ径とし、図1に示すよ
うに、計量盤27をスライドさせることにより、計量升
30の上下の開口が容器22の排出口25と排出路28
の投入口29とに対向するようにしてある。
【0040】この実施例は、以上のように構成されてお
り、この散薬フィーダ21を使用する際は、供給容器2
2内に散薬Aを充填して蓋Bを閉めると、容器22内を
密閉状態に保持することができるため、容器22内の散
薬Aを外気に触れなくして、散薬Aの劣化を防ぐことが
できる。
【0041】また、散薬Aの計量を行う際には、図1に
示すように、計量升30の上方の開口を供給容器22の
一方の排出口25と対向させると、容器22内の散薬A
は、底板24の上面を排出口25から容器22側面に向
けて上り勾配をもって傾斜するテーパ面26によって排
出口25に集められて排出され、計量升30内にその容
量で決まる量の散薬Aが流入する。このとき、容器22
の排出口25と排出路28の投入口29の位置を水平方
向にずらせてあるので、計量升30の下方の開口は排出
路28の投入口29と連通せず、計量升30内に一定量
の散薬Aを計量することができる。
【0042】こうして計量升Aが一定の容量の散薬Aを
計量すると、図1の矢印に示すように、計量盤27をモ
ータMによってスライドさせて、計量升30を排出路2
8の投入口29と対向させる位置に移動させると、計量
升30の下方の開口が投入口29と連通して計量升30
によって計量された散薬Aが投入口29を介して排出路
28へ排出される。この際、容器22の排出口25に
は、計量盤27の盤面が当接し、容器22の排出口25
を閉塞して容器22内の散薬Aが排出されることを防
ぎ、かつ、容器22内の散薬Aが直接外気に触れること
を防いで保護することができる。
【0043】また、引き続き散薬Aの計量を行う場合
は、計量盤27を逆方向へスライドさせ、容器22の他
方の排出口25と計量盤27の他方の計量升30とを対
向させて、上述したのと同様の手順で、計量を行なうこ
とにより、散薬Aを排出路28へ排出することができ
る。このため、この実施例では、容器22の排出路28
と、計量盤27の計量升30を二箇所ずつ設けたことに
より、計量盤30を往復させる間に、二回の計量が行え
るようになっている。
【0044】このように、この散薬フィーダ21では、
計量升30の設けられた計量盤27をモータMでスライ
ドさせることにより,供給容器22に充填した散薬Aか
ら所定の計量を行なって散薬Aを排出路28へ排出して
いるので、散薬Aの飛散を防ぐことができる。また、そ
の際、容器22の排出口25は、計量盤27によって閉
塞され直接外気と触れることがないので、長期間容器2
2内に散薬Aを放置した場合でも散薬Aの品質の劣化を
防ぐことがでる。しかも、散薬Aの排出を圧縮エアーを
用いたり、バイブレータを用いずに、モータMによるス
ライド機構により行なっているので、装置の小型化を図
り、かつ、作動音を低くすることができる。
【0045】次に、第2実施例として第1の発明に係る
他の態様を示す。
【0046】この実施例では、図3に示すように、底板
24の中央に扇形の排出口25が設けられ、その排出口
25を設けた底板24の上面は排出口25から供給容器
22の側面に向けて、第1実施例と同様に、上り勾配を
もって傾斜するテーパ面26となっており、そのテーパ
面26によって容器22内に充填された散薬Aが排出口
25にスムースに集まるようにしてある。
【0047】また、容器22の下方のベース23は、前
記排出口25と180度ずらせた位置に、排出路28の
扇形をした投入口29が一箇所設けてあり、その投入口
29を囲むように円筒形のホルダー31が設けられ、円
盤状の計量部材27の嵌合されるようになっている。
【0048】計量部材27は、実施例の場合、円柱形の
部材の二箇所を扇形に切欠し、部材の裏面中央に取り付
け孔を設けて、その取り付け孔にベース23のホルダー
31中央に設けた貫通孔を介して例えば、ゼロ点補償用
のセンサ33を設けたパルスモータMの回転軸を挿通し
てある。このため、ホルダー31に嵌合した計量部材2
7は回動自在に支持され、前記計量部材27の切欠とホ
ルダー31側壁との間に上下方向に連通した計量升30
が形成される。このとき、前記計量部材27の円柱の厚
さと計量升30の大きさは、計量する量に応じて適宜選
ばれる。
【0049】この実施例は、以上のように構成されてお
り、散薬Aの計量を行う際には、モータMにより、計量
部材27を回転し、計量升30を容器22の排出口25
と対向させると、容器22内の散薬Aは、テーパ面26
によって排出口25に集められ、計量升30内にその容
量で決まる量の散薬Aが流入する。
【0050】このとき、容器22の排出口25と排出路
28の投入口29の位置を水平方向にずらせてあるの
で、計量升30によって一定量の散薬Aを計量すること
ができる。
【0051】こうして計量升30により、一定の量の散
薬Aを計量すると、計量部材27をモータMによって回
転させて、計量升30を排出路28の投入口29と対向
させる位置に移動させると、計量升30の下方の開口が
投入口29と連通して計量升30によって計量された一
定量の散薬Aが投入口29を介して排出路28へ排出さ
れる。この際、容器22の排出口25には、計量部材2
7の盤面が当接し、容器22の排出口25を閉塞して容
器22内の散薬Aが排出されることを防ぎ、同時に、容
器22内の散薬Aが直接外気に触れることを防いで保護
することができる。
【0052】また、引き続き散薬Aの計量を行う場合
は、計量部材27を回転させることにより、連続して散
薬Aの排出が行える。
【0053】図4に第3実施例として第2の発明に係る
散薬フィーダ21を示す。
【0054】この実施例の散薬フィーダ21は、底板2
4上面を排出口25から蓋B付の供給容器22の側面に
向けて上り勾配をもって傾斜するテーパ面26とした供
給容器22の排出口25の下方に、排出路28の投入口
29を設け、その蓋付容器22の排出口25と排出路2
8の投入口29間に筒状の計量部材27を水平方向に配
置し、その計量部材27の軸方向に溝型の計量升30を
実施例では、例えば180度おいて二本設けて、モータ
により回転させるようにしたものである。図4では図示
されていないが、モータを計量部材27に設けた回転軸
にギアーを介して接続してある。また、回転軸にセンサ
33を設けて計量升30の位置が検出できるようになっ
ている。
【0055】この実施例は、以上のように構成されてお
り、散薬Aの計量を行う際には、モータにより計量部材
27を回転させ、計量升30を容器22の排出口25と
対向させると、容器22内の散薬Aは、容器22の底板
24の上面を排出口25から容器22側面に向けて上り
勾配をもって傾斜するテーパ面26によって排出口25
に集められて排出され、計量升30内にその容量で決ま
る量の散薬Aが流入する。
【0056】こうして計量升30が一定の容量の散薬A
を計量すると、計量部材27をモータMによって回転さ
せて、計量升30を排出路28の投入口29と対向させ
ると、計量升30内の一定量の散薬Aが投入口29を介
して排出路28へ排出される。この際、容器22の排出
口25は、図4に示すように、計量部材27が容器22
の排出口25を閉塞して容器22内の散薬Aが排出され
ることを防ぐと同時に、供給容器22内の散薬Aが直接
外気に触れることを防いで保護することができる。
【0057】また、引き続き連続して散薬Aの計量を行
う場合は、計量部材27を回転させると、連続して散薬
Aの排出が行える。このとき、計量部材27の計量升3
0の大きさは、散薬Aの種類あるいは分包量にあわせて
適宜選べばよい。
【0058】なお、実施例では、底板24をテーパ面2
6としたがこれに限定されることはない。また排出口2
5を底部に設けたがこれに限定されることはなく、例え
ば側面の下方に設けるようにしても良い。
【0059】次に、第3の発明に係る散薬フィーダ21
として第1実施例の散薬フィーダ21に設けられる可変
機構34を第4実施例として示す。
【0060】このものの場合、図5に示すように、可変
機構34は計量升30内に嵌入される計量升30とほぼ
同じ大きさの長方形の板体と、その板体とボールネジに
よるスライド機構35を介して接続されるスライド用モ
ータmとで構成され、スライド用モータmの回転によ
り、可変機構34が計量升30内を前進あるいは後退し
て容量を変えられるようになっている。このとき、例え
ば図5では、スライド機構35に移動量を検出するセン
サ33を設けて、その移動量から計量升30の容量を検
出できるようにしてある。
【0061】このため、計量を開始する際、スライド用
モータmの回転を制御して可変機構34を動かし、計量
升30の容積を任意に変更すると、計量盤27の一回の
移動によって計量される散薬Aの量を変えることができ
るので、精度の高い計量が行なえる。
【0062】他の構成及び作用については、第1実施例
のものと同じであるのでその説明は省略することとす
る。
【0063】図6に第5実施例として、第3の発明に係
る第2実施例の散薬フィーダ21に可変機構34を設け
たものを示す。
【0064】このものの場合、可変機構34は蓋部材3
6と可動部材37とからなっており、計量部材27は、
部材27中央の軸心に貫通孔が設けられている。
【0065】蓋部材36は、実施例の場合、ホルダー3
1と同じか、やや大きめのの径を有する円板に、扇形の
切欠を対向して設けたもので、その切欠の大きさは、実
施例の場合、ほぼ計量部材27の切欠の半分程度に形成
されている。
【0066】また、可動部材37は、計量部材27の切
欠の半分程度の大きさの扇形の部材を合わせたようなち
ょう型をした部材で、その中央に計量部材27の軸に設
けた貫通孔に挿通される軸が設けられている。
【0067】これら蓋部材36と可動部材37とは、図
6に示すように、計量部材27の貫通孔に可動部材37
の軸を挿通し、計量部材27の切欠に部材を嵌入したの
ち、蓋部材36を取り付ける。また、この実施例では図
7に示すように、計量部材27の回転用のモータMにク
ラッチ38を設けて、そのモータMの回転を計量部材2
7から可動部材37に切り換えて連結できるようにして
ある。また、その際、可動部材37の回転量が判るよう
に、図7では示されいないが軸に回転センサが設けられ
る。
【0068】この実施例は、以上のように構成されてお
り、計量を開始する際には例えば、クラッチ38を切り
換えて計量部材27の回転用のモータMを駆動し、可動
部材37を回転させて、センサからの出力に基づいて図
8に示すように、計量部材27の開口の大きさを変えた
のち、クラッチ38を切り換えて、前記モータMにより
計量部材27を回転して、切欠を容器22の排出口25
と対向させると、計量升30内にその容量で決まる量の
散薬Aが流入する。
【0069】こうして計量升30が一定の容量の散薬A
の計量を行うと、計量部材27をモータMにより回転し
て、計量升30を排出路28の投入口29と対向させる
と、切欠の下方の開口が投入口29と連通して計量升3
0の散薬Aが投入口29を介して排出路28へ排出され
る。この際、容器22の排出口25には、蓋部材36の
盤面が当接し、容器22の排出口25を閉塞して容器2
2内の散薬Aが排出されることを防ぎ、かつ、容器22
内の散薬Aが直接外気に触れることを防いで保護するこ
とができる。
【0070】また、引き続き散薬Aの計量を行う場合
は、計量部材30を回転させることにより、連続して散
薬Aの計量が行える。その際、クラッチ38を切り換え
て、可変機構34の移動量を変更すると、計量の量を任
意に変えることができる。
【0071】他の構成及び作用については、第2実施例
のものと同じであるのでその説明は省略することとす
る。
【0072】第3の発明に係る散薬フィーダ21として
第3実施例の散薬フィーダ21に設けられる可変機構3
4を第6実施例として示す。
【0073】この実施例の場合、図9に示すように、可
変機構34は、計量部材27の計量升30の溝とほぼ同
じ大きさに形成されたU型の断面を有する部材と、その
部材に取り付けられた円盤と係合するスライド機構35
を介して連結されるリニアモータmとで構成され、計量
部材27の回転に関わらず円盤によってスライド機構3
5を作動できるようにして、第4実施例と同様、リニア
モータmにより、計量升30の容量を変えられるように
したものである。このとき、リニアモータmには可変機
構34の移動量を検出するセンサを設けて、その移動量
から計量升30の容量を検出できるようにしてある。
【0074】この実施例は以上のように構成されてお
り、計量を開始する際には、リニアモータmを作動して
可変機構34を前後に移動させて計量升30の大きさを
所定の容量を有するように調整したのち、モータMによ
り計量部材27を回転して、計量升30を排出路28の
投入口29と対向させると、計量升30内にその容量で
決まる量の散薬Aを計量することができる。計量升30
が一定の容量の散薬Aを計量すると、モータMによって
計量部材27を回転させて、計量升30の開口を排出口
25と対向させると、計量升30が計量した一定量の散
薬Aが投入口29を介して排出路28へ排出される。こ
の際、容器22の排出口25は、図4で示したのと同様
に、計量部材27が容器22の排出口25を閉塞して容
器22内の散薬Aが排出されることを防ぎ、かつ、容器
22内の散薬Aが直接外気に触れることを防いで保護す
ることができる。
【0075】また、引き続き連続して散薬Aの計量を行
う場合は、計量部材27を回転させることにより、連続
して散薬Aの排出が行える。このとき、計量部材27の
計量升30の大きさは、散薬Aの種類あるいは分包量に
あわせて適宜選べばよい。
【0076】図10乃至12に第7乃至第9実施例とし
て、第4乃至第6実施例の散薬フィーダ21に散薬Aの
排出を促す振動装置を設けた第4の発明に係る散薬フィ
ーダを示す。
【0077】図10に示す第7実施例のものは、振動装
置として圧電素子39を容器22の排出口25の近傍と
排出路28とに設け、散薬Aの計量の際、その圧電素子
39を作動させて振動を加えることにより、容器22内
の散薬Aのブリッジの発生や排出路28での散薬Aの詰
まりを防ぐようにしたものである。
【0078】図11の第8実施例のものは、同じく、容
器22の排出口25の近傍に圧電素子39置を設け、そ
の圧電素子39を作動させて振動を加えることにより、
容器22内の散薬Aのブリッジの発生を防ぎ、散薬Aが
計量升30内にむらなく入るようにすると同時に、散薬
Aの排出路28での詰まりを防ぐようにしたものであ
る。
【0079】図12に示す第9実施例のものは、回転す
る計量部材27に圧電素子39を設け、計量の際に、そ
の圧電素子39を作動させて、振動を加えることによ
り、排出口25から落下する散薬Aを計量升30内にむ
らなく均一に収容できるようにする一方、投入口29へ
計量升30に収容した散薬Aを全て排出できるようにし
たものである。
【0080】他の作用効果については、第4乃至第6実
施例と同じなのでその説明は省略する。
【0081】次に、第5の発明について説明する。
【0082】この発明は、上記容器22内に乾燥剤40
を配置するというもので、図10や図12に示すよう
に、供給容器22内に乾燥剤40の配置スペース41
を、例えば蓋Bに設け、そのスペース41に乾燥剤40
を配置して容器22内の湿度を取り除くことにより、容
器22内の散薬Aの劣化を防止し、かつ容器22内での
ブリッジの発生を防止するというものである。
【0083】他の部材やその作用については、それぞ
れ、図10や図11に示すものと、同じであるので、そ
の説明を省略することにする。
【0084】図13に第10実施例として第6の発明に
係るクリーナ42の一実施例を示す。
【0085】このクリーナ42は、例えば図13に示す
ように、クリーナ本体と接続された吸引パイプの先端の
吸引孔の周囲に、ブラシ43を設けたもので、第1乃至
第6の発明に係る散薬フィーダにおいて、このクリーナ
42を散薬フィーダ21の排出路28の出口に設けるこ
とにより、例えば分包後に、ブラシ43で排出路28周
囲の残薬を掻き落として吸引し、余分な散薬Aが次回の
分包時に混入されないようにしたものである。実施例で
は、モータm1によってブラシ43を動かすようにして
ある。
【0086】次に、第11実施例として、散薬フィーダ
21を用いた第7の発明に係る分包方法を説明する。
【0087】この分包方法は、第1乃至第6の発明に係
る散薬フィーダ21と振動フィーダ4と容量分割装置5
及び分包装置44とを用いて行う分包方法であって、図
14のブロック図に示すように、第1乃至第6の発明に
係る散薬フィーダ21でもって分包に必要な散薬Aを計
量して振動フィーダ4に供給し、その散薬Aの供給され
た振動フィーダ4が供給された散薬Aをシュート上を定
速度搬送して単位時間当たり一定量の散薬Aを、容量分
割装置5の一方向に回転する分包皿、例えばR円盤や環
状Vマス45に供給して均等に配分し、その配分した散
薬Aを掻落し装置46でもって分包装置に供給し、分包
装置44が包装するとう方法である。
【0088】このようにすることにより、秤3による計
量を行うことなく分包を行えるので分包の効率化が図れ
る。
【0089】なお、実施例では散薬フィーダ21を1つ
設けたものを示してあるが、これに限定されることはな
く、複数の散薬フィーダ21を設けるようにしても良
い。
【0090】図15に第12実施例として散薬フィーダ
21を用いた第8の発明に係る分包方法を説明する。
【0091】この分包方法は、図15に示すように、第
1乃至第6の発明に係る散薬フィーダ21と分包装置4
4とで分包を行うという方法であって、第1乃至第6の
発明に係る散薬フィーダ21に各分包ごとの散薬Aを直
接供給させるという方法である。
【0092】すなわち、散薬フィーダ21を作動し、散
薬フィーダ21で一分包分の散薬Aを計量し、分包装置
44に供給すると、その散薬Aを分包装置44が分包
し、その動作を繰り返すことにより、分包を行うという
方法である。
【0093】このようにすることにより、散薬フィーダ
21と分包装置44だけで散薬の自動分包装置を簡単に
構成することができるため、装置の小型化、低コスト化
を容易に図ることができる。
【0094】なお、この場合も複数の散薬フィーダ21
を用いるようにしても良い。
【0095】また、このとき、第1及び第2の発明に係
る散薬フィーダを用いる場合は、計量部材の計量升の容
量は、処方に用いる最小単位と同じ容量にするのが好ま
しい。
【0096】また、第3の発明に係る散薬フィーダを用
いる場合には、可変機構を調整して分包の量を細かく供
給することができる。
【0097】
【効果】第1の発明は、以上のように構成し、密閉状態
に保持される供給容器の排出口の下方に、前記排出口と
水平方向に位置のずれた排出路の投入口を設け、その排
出路の投入口と前記容器の排出口との間に、上下方向に
連通した計量升を有する盤状の計量部材をモータにより
水平方向にスライドあるいは回動自在に移動することに
より、容器内の散薬を直接外気と触れないようにしなが
ら、散薬の計量と供給を同時に行なうようにしたので、
散薬の飛散を防ぎ、かつ、散薬の品質の劣化も防いで、
あまり処方の行なわれない散薬が入れられた場合でも長
期間その劣化を防ぐことができる。また、上述したよう
に、モータによって計量部材を移動することにより、計
量を行なっているので、装置の小型化と低騒音化を図る
ことができる。
【0098】このとき、また、計量部材に複数の計量升
を設けるようにすれば、計量の効率アップを図ることも
できる。
【0099】第2の発明では、密閉状態に保持される供
給容器の前記排出口の下方に、排出路の投入口を設け、
その容器の排出口と排出路の投入口間に、水平方向に配
置され、その軸方向に溝型の計量升が形成された筒状の
計量部材を設け、その計量部材をモータにより回転して
散薬の計量を行うので、第1の発明と同様に、散薬の飛
散を防ぎ、装置の小型化と低騒音化を図ることができ
る。
【0100】また、計量部材が排出口を閉塞して容器内
の散薬が直接外気に触れないようにしているので、散薬
の劣化を防いで例えば長期間放置されるあまり処方の行
われない散薬の品質の劣化を防ぐことができる。
【0101】第3の発明では、上記計量部材の計量升
に、前記計量升の容量を変更する可変機構を設けたこと
により、可変機構を動かして計量升の容積を任意に変更
して計量部材が一回に計量できる散薬の量を変えること
ができる。
【0102】このため、どのような分包にも対処でき
る。また、散薬Aの種類に応じて容量を細かく変えるこ
ともできるので、精度の高い計量が行なえる。
【0103】第4の発明では、上記フィーダに散薬の排
出を促す振動装置を取りつけ、振動を与えて粉体である
散薬の排出をスムースに行えるようにしたので、容器2
2内の散薬Aのブリッジの発生を防ぎ、かつ、散薬Aの
排出路28での詰まりを防いで、正確な計量が行えるよ
うにできる。
【0104】第5の発明では、上記容器内に乾燥剤を設
けたことにより、容器内の湿度を取り除いて、容器内の
散薬の劣化を防止し、かつ容器内でのブリッジの発生を
防止することができる。
【0105】第6の発明では、ベースの排出路の出口
に、排出路内の残薬を吸引するクリーナを配したことに
より、分包後に、ブラシで排出路周囲の残薬を掻き落と
して吸引して、余分な散薬が次回の分包時に混入されな
いようにできるので、分包の品質と精度の向上を図るこ
とができる。
【0106】第7の発明では、上記散薬フィーダから散
薬を振動フィーダに供給し、シュート上を定速度搬送し
て容量分割装置の一方向に回転する分配皿に供給し、均
等に配分したのち、分包装置により分包を行うという方
法を行なうことにより、秤による計量を行うことなく分
包を行えるので分包の効率化が図れる。
【0107】第8の発明では、上記散薬フィーダを作動
して一分包分ずつの散薬を分包装置に供給し、分包を行
うという方法を行なうことにより、散薬の自動分包装置
を上記フィーダと分包装置だけで簡単に構成することが
できるため、装置の小型化、低コスト化を容易に図るこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の断面図
【図2】第1実施例の平面図
【図3】第2実施例の分解斜視図
【図4】第3実施例の断面図
【図5】第4実施例の平面図
【図6】第5実施例の分解斜視図
【図7】第5実施例の要部拡大断面図
【図8】第5実施例の作用説明図
【図9】第6実施例の要部拡大斜視図
【図10】第7実施例の断面図
【図11】第8実施例の断面図
【図12】第9実施例の断面図
【図13】第10実施例を示す断面図
【図14】第11実施例を示すブロック図
【図15】第12実施例を示すブロック図
【図16】従来例の正面図
【図17】従来例の要部拡大図
【図18】他の従来例の正面図
【図19】他の従来例の要部拡大図
【符号の説明】
21 散薬フィーダ 22 供給容器 24 底板 25 排出口 26 テーパ面 27 計量部材 28 排出路 29 投入口 30 計量升 34 可動機構 35 スライド機構 36 蓋部材 37 可動部材 39 圧電素子 40 乾燥剤 42 クリーナ A 散薬

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 密閉状態に保持された散薬の供給容器の
    排出口の下方に、前記排出口と水平方向に位置のずれた
    散薬の排出路の投入口を設け、その排出路の投入口と前
    記容器の排出口との間に、上下方向に連通した計量升を
    有し、モータによって水平方向にスライドあるいは回動
    自在に移動される盤状の計量部材を設けた散薬フィー
    ダ。
  2. 【請求項2】 密閉状態に保持された散薬の供給容器の
    排出口の下方に、散薬の排出路の投入口を設け、その排
    出路の投入口と前記容器の排出口との間に、水平方向に
    配置され、その軸方向に溝型の計量升が形成されてモー
    タにより回転される筒状の計量部材を設けた散薬フィー
    ダ。
  3. 【請求項3】 上記計量部材の計量升に、前記計量升の
    容量を変更する可変機構を設けたことを特徴とする請求
    項1または2に記載の散薬フィーダ。
  4. 【請求項4】 上記フィーダに散薬の排出を促す振動装
    置を取りつけたことを特徴とする請求項1乃至3に記載
    の散薬フィーダ。
  5. 【請求項5】 上記容器内に乾燥剤を設けたことを特徴
    とする請求項1乃至4に記載の散薬フィーダ。
  6. 【請求項6】 上記排出路の出口に、排出路内の残薬を
    吸引するクリーナを配したことを特徴とする請求項1乃
    至5に記載の散薬フィーダ。
  7. 【請求項7】 上記散薬フィーダから散薬を加振器の作
    動により微震動されて散薬をシュート上を定速度搬送す
    る振動フィーダに供給し、その散薬の供給された振動フ
    ィーダから容量分割装置の一方向に回転する分配皿に供
    給して均等に配分し、その配分した散薬を分包装置によ
    り分包を行う請求項1乃至6記載の散薬フィーダを用い
    た分包方法。
  8. 【請求項8】 上記散薬フィーダを作動して一分包分ず
    つの散薬を分包装置に供給し、分包を行う請求項1乃至
    6記載の散薬フィーダを用いた分包方法。
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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100582759B1 (ko) * 2005-02-21 2006-05-23 (주)제이브이엠 가루약 자동 포장방법 및 장치
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KR100884617B1 (ko) * 2008-07-04 2009-02-23 (주)대성기계 분상체용 포장기계의 분배 투입장치
CN108684275A (zh) * 2018-05-18 2018-10-23 西北农林科技大学 一种果园穴施肥用变量排肥装置
US12098040B2 (en) * 2019-10-25 2024-09-24 Insstek, Inc. Supply device

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