JP2020014312A - カバーブロック、及び分電盤 - Google Patents
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Description
(1)概要
以下、本実施形態に係るカバーブロック2及び分電盤10の概要について、図1A〜図4を参照して説明する。
以下、本実施形態に係る分電盤10の詳細について、図1A〜図5Dを参照して説明する。本実施形態に係る分電盤10は、図1A、図1B及び図2に示すように、ボックス1と、カバーブロック2と、を備えている。
ボックス1は、図2に示すように、一面(前面)に開口部110を有し、左右方向に長い矩形の箱体である。開口部110は、左右方向に長い矩形状である。ボックス1は、筐体11Aと、一対の側板11Bと、を含む。筐体11Aは、例えば、ABS(Acrylonitrile Butadiene Styrene)樹脂等の合成樹脂によって、左右方向から見てU字状に形成されている(図1B参照)。筐体11Aの上面及び下面の各々には、通線用の複数のノックアウト孔が設けられている。一対の側板11Bの各々は、例えば、板金によって上下方向に長い矩形の板状に形成されている。一対の側板11Bは、筐体11Aの左右両側の開口を塞ぐように、適宜の手段(例えば、ねじ止め)にて筐体11Aに取り付けられる。
カバーブロック2は、図1A及び図1Bに示すように、カバー本体21と、開閉カバー22と、回転用軸6(図4参照)と、を備えている。本実施形態では、カバー本体21が第1部材であり、開閉カバー22が第2部材である。カバー本体21及び開閉カバー22の各々は、例えば、ABS樹脂等の合成樹脂によって形成されている。
カバー本体21は、図1A及び図1Bに示すように、左右方向に長い矩形の板状に形成されている。カバー本体21の外形寸法(上下寸法及び左右寸法)は、上述のボックス1の外形寸法よりも大きい。このため、カバーブロック2をボックス1に取り付けた状態では、カバーブロック2によってボックス1が覆われており、前方からボックス1が見えないようになっている。
開閉カバー22は、図1A及び図1Bに示すように、左右方向に長い矩形の板状に形成されている。開閉カバー22は、カバー本体21の第1エリアA1及び複数の第2エリアA2を覆う大きさに形成されている。開閉カバー22は、複数(図示例では2つ)の外側第2軸受221と、複数(図示例では2つ)の内側第2軸受222と、凸部223と、複数(図4では片方のみ図示)の抜け止め部224と、を有している。複数の外側第2軸受221と複数の内側第2軸受222とは一対一に対応している。本実施形態では、第2部材である開閉カバー22が凸部223を有している。また、本実施形態では、第2部材である開閉カバー22が抜け止め部224を有している。
回転用軸6は、例えば、SUS304からなる金属線である。回転用軸6は、図4に示すように、軸本体61と、曲げ部62と、を含む。軸本体61は、一方向(左右方向)に延びる棒状に形成されている。曲げ部62は、軸本体61の長手方向(左右方向)の一端部において上記一方向と交差する方向に延びる棒状に形成されている。つまり、回転用軸6は、軸本体61と曲げ部62とでL字状に形成されている。回転用軸6の外径(線径)は、例えば、0.5〜0.6mmである。曲げ部62の長さは、例えば、3〜5mmである。軸本体61の長さは、第2間隔の長さよりも長い。本実施形態では、軸本体61の長さは、第1軸受213の長さと第2軸受222の長さと第2間隔の長さとの合計よりも長い。つまり、軸本体61の長さは、曲げ部62が抜け止め部224に接触している状態で第2軸孔2210から抜けない長さであることが好ましい。回転用軸6は、弾性を有している。回転用軸6のヤング率(縦弾性係数)は、例えば、186×103〜200×103N/mm2であることが好ましい。より好ましくは、回転用軸6のヤング率は、186×103N/mm2であるのがよい。
(3.1)回転構造
まず、開閉カバー22の回転構造について、図4を参照して説明する。図4は、カバー本体21に対して開閉カバー22を開けた状態の要部を示す拡大図である。尚、図4では、カバー本体21と開閉カバー22とを区別しやすいように、カバー本体21にハッチングを施している。
次に、開閉カバー22の保持構造について、図5A〜図5Dを参照して説明する。図5Aは、開閉カバー22が第1位置よりも手前の第3位置にある状態の要部を示す断面図である。図5Bは、開閉カバー22が第3位置にある状態での回転用軸6の形状を示す模式図である。図5Cは、開閉カバー22が第1位置にある状態の要部を示す断面図である。図5Dは、開閉カバー22が第1位置にある状態での回転用軸6の形状を示す模式図である。尚、図5Bでは、回転用軸6の軸本体61が変形していることが分かりやすいように図示しており、必ずしも実際の変形量を反映しているとは限らない。
上述の実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上述の実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。以下、上述の実施形態の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
上述の実施形態では、カバー本体21が第1部材、開閉カバー22が第2部材であったが、図6に示すように、ボックス1Aが第1部材であってもよい。以下、変形例1に係る分電盤10Aについて、図6を参照して説明する。尚、変形例1に係る分電盤10Aは、ボックス1Aが第1部材であって、開閉カバー22がボックス1に直接取り付けられる点を除いて、上述の実施形態に係る分電盤10と同様であり、同一の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
上述の実施形態では、第2部材である開閉カバー22が凸部223を有し、第1部材であるカバー本体21が凹部214を有していたが、逆であってもよい。言い換えると、第1部材であるカバー本体21Bが凸部215を有し、第2部材である開閉カバー22Bが凹部225を有していてもよい。以下、変形例2に係る分電盤について、図7を参照して説明する。尚、変形例2に係る分電盤は、カバー本体21Bが凸部215を有し、開閉カバー22Bが凹部225を有している点を除いて、上述の実施形態に係る分電盤10と同様であり、同一の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
上述の実施形態では、第2部材である開閉カバー22が抜け止め部224を有していたが、図8に示すように、第1部材であるカバー本体21Cが抜け止め部216を有していてもよい。以下、変形例3に係る分電盤について、図8を参照して説明する。尚、変形例3に係る分電盤は、カバー本体21Cが抜け止め部216を有している点を除いて、上述の実施形態に係る分電盤10と同様であり、同一の構成要素には同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
上述の実施形態では、回転用軸6がSUS304からなる金属線であったが、回転用軸6は、例えば、ピアノ線等であってもよい。また、上述の実施形態では、回転用軸6が弾性を有しているが、回転用軸6は弾性を有していなくてもよい。
以上説明したように、第1の態様に係る分電盤(10)は、第1部材(21)と、第2部材(22)と、回転用軸(6)と、を備える。第2部材(22)は、第1位置(閉位置)と第2位置(開位置)との間で回転可能な状態で第1部材(21)に取り付けられる。第1部材(21)は、第1軸孔(2130)が形成された第1軸受(213)を有する。第2部材(22)は、第2軸孔(2210,2220)が形成された第2軸受(221,222)を有する。第1軸孔(2130)と第2軸孔(2210,2220)とは、第1部材(21)と第2部材(22)とを組み合わせた状態で一直線上に位置している。回転用軸(6)の少なくとも一部(例えば、軸本体61)は、第1軸孔(2130)及び第2軸孔(2210,2220)の両方に挿入される。
2 カバーブロック
5 ブレーカ
6 回転用軸
10 分電盤
21 カバー本体(第1部材)
22 開閉カバー(第2部材)
61 軸本体
62 曲げ部
110 開口部
213 第1軸受
214 凹部
221,222 第2軸受
223 凸部
224 抜け止め部
2130 第1軸孔
2210,2220 第2軸孔
Claims (8)
- 第1部材と、
第1位置と第2位置との間で回転可能な状態で前記第1部材に取り付けられる第2部材と、
回転用軸と、を備え、
前記第1部材は、第1軸孔が形成された第1軸受を有し、
前記第2部材は、第2軸孔が形成された第2軸受を有し、
前記第1軸孔と前記第2軸孔とは、前記第1部材と前記第2部材とを組み合わせた状態で一直線上に位置しており、
前記回転用軸の少なくとも一部が前記第1軸孔及び前記第2軸孔の両方に挿入される、
分電盤。 - 前記回転用軸は、一方向に延びる軸本体と、前記軸本体の長手方向の一端部において前記一方向と交差する方向に延びる曲げ部と、を含み、
前記曲げ部は、前記軸本体が前記第1軸孔及び前記第2軸孔の両方に挿入された状態で前記第1軸受又は前記第2軸受の端部に接触する、
請求項1に記載の分電盤。 - 前記第1部材と前記第2部材との少なくとも一方は、前記第1軸孔及び前記第2軸孔の延長線上に位置する抜け止め部を更に有し、
前記抜け止め部は、前記軸本体が前記第1軸孔及び前記第2軸孔の両方に挿入された状態で前記曲げ部が接触する位置に設けられている、
請求項2に記載の分電盤。 - 前記回転用軸は、弾性を有している、
請求項1〜3のいずれか1項に記載の分電盤。 - 前記第1部材と前記第2部材との一方は、凸部を有し、
前記第1部材と前記第2部材との他方は、前記凸部が差し込まれる凹部を有し、
前記回転用軸に平行な方向と交差する方向に前記回転用軸が弾性変形することによって前記凸部が前記凹部に差し込まれ、
前記第2部材は、前記凸部が前記凹部に差し込まれた状態で前記第1位置に保持される、
請求項4に記載の分電盤。 - 前記第1軸受と前記第2軸受との少なくとも一方は2つ以上であって、
前記回転用軸に平行な方向において前記第1軸受と前記第2軸受とが交互に配置される、
請求項1〜5のいずれか1項に記載の分電盤。 - 一面に開口部を有するボックスに収納されるブレーカを更に備える、
請求項1〜6のいずれか1項に記載の分電盤。 - 請求項1〜7のいずれか1項に記載の分電盤に用いられるカバーブロックであって、
少なくとも前記第2部材を備える、
カバーブロック。
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