JP2022124651A - コンシールド型の電動ドアクローザ - Google Patents

コンシールド型の電動ドアクローザ Download PDF

Info

Publication number
JP2022124651A
JP2022124651A JP2021022405A JP2021022405A JP2022124651A JP 2022124651 A JP2022124651 A JP 2022124651A JP 2021022405 A JP2021022405 A JP 2021022405A JP 2021022405 A JP2021022405 A JP 2021022405A JP 2022124651 A JP2022124651 A JP 2022124651A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
mounting plate
main body
lid
main shaft
door
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021022405A
Other languages
English (en)
Inventor
俊太郎 安倍
Shuntaro Abe
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ryobi Ltd
Original Assignee
Ryobi Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ryobi Ltd filed Critical Ryobi Ltd
Priority to JP2021022405A priority Critical patent/JP2022124651A/ja
Publication of JP2022124651A publication Critical patent/JP2022124651A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)

Abstract

【課題】良好な美観と操作性を有するコンシールド型の電動ドアクローザを提供する。【解決手段】扉又は上枠に装着される電動ドアクローザであって、扉又は上枠に設けられた収容凹部に収容される本体1と、本体1を扉又は上枠に取り付けるための取付板2と、を備え、本体1は、扉の開閉に伴って回転すると共に、アームが取り付けられる第1端部10aを有する主軸10と、主軸10を駆動するモータ11と、モータ11を制御すると共に、外部から操作される操作部を有する制御部と、を備え、操作部は、主軸10の第1端部10a側を向いて配置され、取付板2は、本体1に対して主軸10の第1端部10a側に位置すると共に、操作部を露出させる開口部42を有する。【選択図】図8

Description

本発明は、コンシールド型の電動ドアクローザに関する。
出願人は、電動ドアクローザについて下記特許文献1のように既に提案している。電動ドアクローザの本体は、制御ユニットを備え、制御ユニットは、外部から操作される操作部を備えている。この電動ドアクローザの本体は例えば扉の前面上部に取り付けられ、本体にはカバーが被せられる。作業者は、カバーを外して、操作部を操作する。
特開2019-183534号公報
本発明は、良好な美観と操作性を有するコンシールド型の電動ドアクローザを提供することを課題とする。
本発明に係るコンシールド型の電動ドアクローザは、扉又は上枠に装着される電動ドアクローザであって、扉又は上枠に設けられた収容凹部に収容される本体と、本体を扉又は上枠に取り付けるための取付板と、を備え、本体は、扉の開閉に伴って回転すると共に、アームが取り付けられる第1端部を有する主軸と、主軸を駆動するモータと、モータを制御すると共に、外部から操作される操作部を有する制御部と、を備え、操作部は、主軸の第1端部側を向いて配置され、取付板は、本体に対して主軸の第1端部側に位置すると共に、操作部を露出させる開口部を有する。
この構成によれば、扉又は上枠の収容凹部に本体が収容されるので、扉や上枠から本体が外部に突出せず、美感に優れている。また、操作部が主軸の第1端部側を向いて配置され、取付板の開口部から操作部が露出するので、作業者は、操作部を容易に視認でき、操作部を容易に操作することができる。
特に、開口部を閉じる蓋を備えることが好ましい。この構成によれば、蓋によって開口部が閉じられ、作業時ではない通常時において、良好な美感が得られる。また、蓋によって、操作部への異物侵入や、操作部の誤操作を防止できる。
また、取付板は、本体に対して主軸の第1端部側に位置するベース部と、ベース部から主軸の第2端部側に向けて延びる側壁部とを有し、本体は、側壁部にネジ止めされていることが好ましい。この構成によれば、本体を取付板にネジ止めするためのネジ止め孔をベース部から削減できるので、ベース部の美感が向上する。
以上のように、本体が収容凹部に収容されるので、良好な美観が得られ、また、操作部が主軸の第1端部側を向いて配置され、取付板の開口部から操作部が露出するので、良好な操作性が確保される。
本発明の一実施形態における電動ドアクローザを正面側から見た斜視図。 同電動ドアクローザを背面側から見た斜視図。 同電動ドアクローザの正面図。 同電動ドアクローザの平面図。 図4のA-A断面図。 同電動ドアクローザの平面図であって、蓋が開いた状態を示す。 図6の要部拡大図。 同電動ドアクローザの斜視図であって、蓋が開いた状態を示す。 図4の要部拡大図であって、(a)は蓋が閉じた状態、(b)は蓋が開いた状態を示す。 本発明の他の実施形態における電動ドアクローザの取付板を示し、(a)は要部平面図、(b)はB-B断面図、(c)は蓋が開いた状態の断面図。 本発明の他の実施形態における電動ドアクローザの取付板を示し、(a)は要部平面図、(b)はC-C断面図、(c)は蓋が開いた状態の断面図。 本発明の他の実施形態における電動ドアクローザの取付板を示す要部平面図。 本発明の他の実施形態における電動ドアクローザの取付板を示し、(a)は要部平面図、(b)はD-D断面図。 本発明の他の実施形態における電動ドアクローザの操作部を示す平面図。
以下、本発明の一実施形態にかかるコンシールド型の電動ドアクローザについて図面を参酌しつつ説明する。尚、断面図である図5及び図9においてハッチングは省略されている。電動ドアクローザは、図示しない扉を電動により開閉させる。扉は、図示しない枠体にヒンジを介して回動可能に取り付けられている。扉は、上下方向の軸線まわりに回動する。扉の上端面、または、枠体の上部を構成する上枠の下面には、収容凹部が設けられている。扉の上端面に収容凹部が設けられる場合、収容凹部は、上方に開口する。上枠の下端面は扉の上端面と対向する。上枠の下端面に収容凹部が設けられる場合、収容凹部は下方に開口する。
<本体1>
電動ドアクローザは、本体1と、取付板2と、図示しないアーム、ガイドレール及びスライダを備えている。本体1は、収容凹部に収容される。本体1が上枠に装着される場合、ガイドレールは扉に装着される。本体1が扉に装着される場合、ガイドレールは上枠に装着される。本体1は、取付板2に取り付けられる。取付板2が扉又は上枠に取り付けられる。本体1は、取付板2を介して扉又は上枠に取り付けられる。
本体1は、所定方向に沿って長い直方体形状である。本体1が扉又は上枠に取り付けられた状態において、本体1の長手方向は、扉の上端面又は上枠の下端面に沿った方向である。本体1の長手方向は、扉の左右方向であり、本体1の短手方向は扉の前後方向である。
本体1は、駆動ユニット3と制御ユニット4を備えている。駆動ユニット3と制御ユニット4は、本体1の長手方向に並んで配置されている。本実施形態では、駆動ユニット3と制御ユニット4は、互いに独立しており、駆動ユニット3と制御ユニット4は、それぞれ個別に取付板2に取り付けられている。但し、駆動ユニット3と制御ユニット4が一体の構成であってもよいし、制御ユニット4が駆動ユニット3に取り付けられ、駆動ユニット3が取付板2に取り付けられていてもよい。
<駆動ユニット3>
駆動ユニット3は、主軸10と、主軸10を駆動するモータ11と、モータ11の回転を主軸10に伝達する伝達機構12を備えている。主軸10は、所定の軸線まわりに回転する。主軸10の軸線は、扉の回転軸線と同様に上下方向に沿っている。本体1の長手方向及び短手方向は、主軸10の軸線方向に対して直交している。
主軸10の第1端部10aは本体1から突出し、主軸10の第2端部10bは本体1から突出していない。主軸10の第1端部10aは突出端部である。主軸10の第1端部10aにアームが連結され、アームは、主軸10と一体となって回転する。主軸10の軸線方向のうち主軸10の第1端部10a側を第1方向と称し、第2端部10b側を第2方向と称する。アームはスライダに回動可能に連結される。スライダは、ガイドレールに案内されて上枠に沿って移動する。主軸10の第1端部10aは、収容凹部の開口側を向く。本体1が上枠の収容凹部に収容される場合、主軸10の第1端部10aは、下側を向く。本体1が扉の収容凹部に収容される場合、主軸10の第1端部10aは上側を向く。
モータ11は、駆動源である。モータ11は、本体1の長手方向(左右方向)に沿った軸線を有している。モータ11の軸線と主軸10の軸線は、互いに直交している。主軸10は、モータ11から左右方向に離れて設けられている。モータ11と主軸10の間に伝達機構12が設けられている。
<制御ユニット4>
制御ユニット4は、モータ11を駆動制御する。制御ユニット4は、モータ11に対して主軸10と反対側に配置されている。制御ユニット4は、モータ11を駆動制御するための制御部としての回路基板20と、回路基板20に配置された操作部と、回路基板20を収容する制御ボックス22と、制御ボックス22を取付板2に取り付けるためのブラケット23を備えている。回路基板20には、モータ11から回転位置の信号が送られる。回路基板20は、モータ11の回転位置に合わせて、モータ11を駆動するための電流をモータ11のコイルに流す。回路基板20は、一枚であってもよいし複数枚であってもよい。本実施形態では、一例として、三枚の回路基板20が設けられている。三枚の回路基板20は、主軸10の軸線方向に互いに間隔をあけて並設されている。回路基板20は、矩形であって、好ましくは、本体1の長手方向に沿って長い長方形である。
操作部は、三枚の回路基板20のうち最も第1方向に位置する回路基板20に配置されている。操作部は、回路基板20の両面のうち第1方向の面に配置されている。操作部は、第1方向を向いている。操作部は、回路基板20に対して第1方向に突出している。操作部の形状や個数、種類は種々であってよい。本実施形態では、操作部は、電源をON/OFFする電源スイッチ24と、各種の設定を切り替えるための切替スイッチ25と、制御状態を調整するための調整ツマミ26を備えている。調整ツマミ26は回転操作される。作業者が調整ツマミ26を回すことで、扉の開閉スピード等の各種の調整及び設定を行うことができる。
調整ツマミ26は、1つであってもよいが、本実施形態では複数、具体的には7つ配置されている。7つの調整ツマミ26は、本体1の短手方向に並べられていると共に本体1の長手方向にも並べられている。即ち、7つの調整ツマミ26は、本体1の長手方向及び短手方向の2方向に配列されている。調整ツマミ26は、例えば指先で回転操作することができ、また、調整ツマミ26の先端面の溝にドライバ等の工具の先端を入れて回転操作することもできる。操作部は、制御ボックス22から第1方向に露出していると共に第1方向に突出している。尚、操作部が配置された回路基板20には、電源ON時に点灯するインジケーター27が配置されている。
制御ユニット4の表面において操作部が配置されている領域を操作領域28と称する。操作領域28に全ての操作部が配置されていると共にインジケーター27も配置されている。操作領域28の形状は、操作部の配置態様によって決定される。本実施形態では、操作領域28の形状は、本体1の長手方向を長辺方向とする長方形である。
ブラケット23は、上下方向を軸線方向とする角筒状である。制御ボックス22はブラケット23の内側に挿入され、制御ボックス22にブラケット23がネジ止めされている。ブラケット23にはフランジ23aが設けられ、フランジ23aが取付板2に取り付けられる。ブラケット23は第1方向に突出する位置決め用の係合突条23bを有している。係合突条23bは、ブラケット23の第1方向の開口縁部に形成されている。係合突条23bは、操作領域28の周囲を周回している。図8のように、ブラケット23の内面には、係合凹部23cが形成されている。係合凹部23cは、ブラケット23の内面のうちの一対の短辺部にそれぞれ一組ずつ設けられているが、その配置や個数は任意である。
<取付板2>
取付板2は、本体1を扉又は上枠に取り付けるためのものである。取付板2に本体1がネジ止めされる。取付板2は、本体1に対応して、左右方向に長い形状である。取付板2は、ベース部30と、ベース部30に対して第2方向に直角に折り曲げられた側壁部31とを有している。ベース部30は扉又は上枠の収容凹部から露出する。ベース部30は、扉の上端面又は上枠の下面にそれらと平行に取り付けられ、ベース部30は略水平となり、側壁部31は略垂直となる。ベース部30及び側壁部31は、それぞれ平板である。ベース部30と側壁部31は互いに直交している。取付板2は、断面視L字状である。
ベース部30は、本体1の長手方向に沿って長い長方形である。ベース部30の長手方向は左右方向であり、ベース部30の短手方向は前後方向であり、ベース部30の板厚方向は上下方向である。ベース部30の第1方向の面が表面(第1面)であり、ベース部30の第2方向の面(第2面)が裏面である。ベース部30は、本体1に対して第1方向に位置する。ベース部30の裏面が本体1と対峙する。ベース部30は、駆動ユニット3及び制御ユニット4を第1方向から全体に亘って覆う。ベース部30の長手方向の両端部にはそれぞれ取付板2を扉又は上枠にネジ止めするための貫通した第1ネジ止め孔40が設けられている。第1ネジ止め孔40は、雌ネジ部を有しない貫通孔である。ベース部30には、主軸10を挿通させる挿通孔41が設けられている。挿通孔41を主軸10が第1方向に挿通し、主軸10の第1端部10aが取付板2から第1方向に突出している。
ベース部30は、操作部を露出させる開口部42を有している。開口部42は、ベース部30の長手方向において挿通孔41とは反対側に位置している。開口部42の第2方向に制御ユニット4が位置している。制御ユニット4はベース部30の裏面に取り付けられている。具体的には、ブラケット23を介して制御ボックス22がベース部30の裏面に取り付けられている。ブラケット23の係合突条23bが開口部42に係合している。これにより取付板2に対するブラケット23の前後左右の位置が定まり、制御ユニット4の前後左右の位置が定まる。ベース部30には、開口部42の周囲に、貫通した第2ネジ止め孔43(図5及び図9参照)が設けられている。第2ネジ止め孔43は、雌ネジ部を有しない貫通孔である。第2ネジ止め孔43からネジ44が第2方向に挿入されて、取付板2にブラケット23が取付板2側からネジ止めされている。ネジ44の頭部はベース部30の表面から見える。
開口部42は、操作部の全体を第1方向に露出させる。即ち、開口部42は、操作領域28の全体を露出させる。開口部42は、操作領域28に対応した形状であることが好ましく、本実施形態では、ベース部30の長手方向を長辺方向とする長方形である。図9のように操作部は、ベース部30の裏面よりも第1方向に突出していることが好ましい。即ち、操作部は、開口部42に入り込んでいることが好ましい。本実施形態では、調整ツマミ26の先端が開口部42に進入している。但し、操作部は、ベース部30の表面よりも第1方向に突出しない。
ベース部30には、開口部42を閉じる蓋45が設けられている。蓋45は、開口部42を開閉する。蓋45の開閉機構は任意であるが、本実施形態では蓋45は、取付板2に着脱可能に取り付けられており、蓋45は取付板2から外されることにより開口部42が開かれ、取付板2に取り付けられることにより開口部42が閉じられる。蓋45の形状は、開口部42の形状に対応しており、ベース部30の長手方向を長辺方向とする長方形である。蓋45の表面の例えば長辺方向一端部には、蓋45を開けるための凹部46が設けられており、この凹部46に工具の先端部等を差し込んで蓋45を開ける。図6~図8のように蓋45が開けられると開口部42が開口し、操作部が露出する。作業者は、操作部を視認でき、操作部を操作できる。図8のように、蓋45には、取付板2に取り付けられた際にブラケット23の係合凹部23cに係合する係合凸部47が設けられている。係合凸部47は、蓋45の例えば長辺方向両端部にそれぞれ一組ずつ設けられている。蓋45を閉じる際には、蓋45を取付板2の開口部42に押し込む。ブラケット23の係合凹部23cに蓋45の係合凸部47が係合する。これにより、蓋45は、閉状態に維持され、不用意に開口部42から外れない。
蓋45は、ベース部30の表面と同一色であることが好ましいが、例えば透明等であってもよい。例えば、取付板2がアルミニウム等の金属製である場合には、蓋45は同じ金属製としてもよいし、表面が金属色に着色されたプラスチック製としてもよい。蓋45の表面は、ベース部30の表面と面一であることが好ましい。尚、蓋45は、長辺方向の逆向きでも開口部42に装着でき、凹部46が主軸10側に位置する向き、凹部46が主軸10と反対側に位置する向きの何れでも、蓋45を開口部42に装着できる。尚、凹部46を長辺方向両端部にそれぞれ設けてもよい。
側壁部31は、ベース部30の短手方向の一端部から第2方向に向けて延びている。本実施形態において、側壁部31の長手方向の長さは、ベース部30の長手方向の長さよりも短いが同じであってもよい。本実施形態において、側壁部31は、駆動ユニット3の側面を覆うが、制御ユニット4の側面は覆わない。但し、側壁部31が駆動ユニット3の側面と共に制御ユニット4の側面も覆ってもよい。また、側壁部31は、駆動ユニット3の側面全体を覆わなくてもよく、側面の一部のみを覆う形態であってもよく、側壁部31は、駆動ユニット3が取り付けられる程度の形状を有していればよい。
側壁部31の内面と本体1の側面が対峙し、側壁部31に駆動ユニット3がネジ止めされている。ネジ止めの方向は任意であるが、本実施形態では駆動ユニット3側からネジ50によってネジ止めされている。側壁部31には、駆動ユニット3をネジ止めするための第3ネジ止め孔51が設けられている。第3ネジ止め孔51は、雌ネジ部を有するネジ孔である。第3ネジ止め孔51は、側壁部31を貫通している。従って、第3ネジ止め孔51は、側壁部31の外面に開口している。尚、本実施形態では、第3ネジ止め孔51がネジ孔であって、本体1側から側壁部31に本体1がネジ止めされる構成であるが、第3ネジ止め孔51が雌ネジ部を有しない貫通孔であってもよく、側壁部31側から側壁部31に本体1がネジ止めされる構成であってもよい。このように、本実施形態では、側壁部31に駆動ユニット3がネジ止めされる構成とすることで、ベース部30には駆動ユニット3をネジ止めするためのネジ止め孔を設ける必要がない。従って、ベース部30の外面側にネジ止め孔の開口、ネジあるいはナットが露出しないので、ベース部30の美感を向上させることができる。尚、第3ネジ止め孔51は、雌ネジ部を有して側壁部31を貫通しないネジ孔とすることもできる。
本実施形態では、駆動ユニット3と制御ユニット4のうち駆動ユニット3のみが側壁部31に取り付けられているが、制御ユニット4も側壁部31に取り付けられてもよい。制御ユニット4が側壁部31に取り付けられると、ベース部30に制御ユニット4をネジ止めするための第2ネジ止め孔43を設けなくて済み、ベース部30の美感を向上させることができる。
次に、蓋45のその他の開閉構造について、図10~図13に例示する。図10には、上記実施形態と同様に、蓋45が取付板2に着脱される構成を示している。係合凸部47は、蓋45の裏面の周縁部に外側に向けて突設されている。係合凸部47は、全周に亘って形成されていてもよい。図10(a)及び(b)のように蓋45が取付板2に取り付けられると、取付板2の開口部42の第2方向の開口縁部に蓋45の係合凸部47が係止する。即ち、係合凸部47は、取付板2の裏面に係止する。これにより、蓋45の第1方向への移動が阻止され、蓋45が不用意に外れない。凹部46に工具の先端部等を差し込むことで、蓋45を開けることができる。蓋45を閉じる際には、蓋45を開口部42に押し込んで、開口部42の第2方向の開口縁部に蓋45の係合凸部47を引っ掛ける。このように、蓋45は、ブラケット23ではなく取付板2に係止されてもよい。
図11のように蓋45が取付板2に回動可能に支持されていてもよい。開口部42の例えば長辺方向一端部には支軸70が設けられている。支軸70は例えば開口部42の例えば短辺方向に沿っている。蓋45が支軸70を介して取付板2に回動可能に支持されている。支軸70には、蓋45を開き方向に付勢するためのバネ71が設けられている。蓋45には、ロック爪72が設けられている。ロック爪72は蓋45の下面に位置している。ロック爪72は、蓋45に回動可能に設けられ、ロック爪72は蓋45の表面側から回動操作される。図11(a)及び(b)のようにロック爪72がロック位置にあると、ロック爪72が取付板2の開口縁部に係止され、蓋45は閉じた状態に維持される。図11(c)のように、ロック爪72を例えば90度回動させると、ロック爪72が取付板2の開口縁部から係止解除され、ロック爪72はロック解除位置となり、蓋45はバネ71の付勢力によって自動的に開く。
尚、図12のように、支軸70にダンパー73が備えられてもよい。ダンパー73によって蓋45はゆっくりと開く。尚、バネ71が省略されてもよい。特に、上枠に本体1が取り付けられる場合には、バネ71を省略しても、蓋45は自重で下側に開く。
また、図13のように、蓋45が取付板2にスライド可能に取り付けられていてもよい。蓋45は、取付板2の裏面に配置されることが好ましい。取付板2の裏面には、蓋45をスライド支持するレール80が設けられる。レール80に案内されて蓋45がスライドして開閉する。蓋45の表面には蓋45をスライド操作するための突起81を設けることが好ましい。
尚、操作部のレイアウトも種々変更可能であり、操作領域28の形状も任意である。例えば、図14のように、取付板2の長手方向に沿って複数の調整ツマミ26が一列に配置されていてもよい。操作領域28は取付板2の長手方向に沿って細長い形状となり、それに合わせて開口部42も取付板2の長手方向に沿って細長い形状となる。このように調整ツマミ26を一列に配置すると、調整ツマミ26同士の間隔を広げやすく、調整ツマミ26を手で回転操作しやすい。また、取付板2の短手方向の寸法を拡大しなくて済むので、ドアクローザの幅寸法を抑制できる。
また、上記実施形態では、ブラケット23を介して制御ボックス22がベース部30に取り付けられたが、ブラケット23が省略されてもよく、制御ボックス22が直接ベース部30に取り付けられてもよい。制御ユニット4が駆動ユニット3に取り付けられた構成や、制御ユニット4が駆動ユニット3と一体に構成されている場合には、制御ユニット4が取付板2にネジ止めされなくてもよく、制御ユニット4を取付板2にネジ止めするための構成を省略することができる。
取付板2の構成も変更可能であって、側壁部31が省略されてもよく、駆動ユニット3や制御ユニット4が取付板2に上下方向にネジ止めされてもよい。
駆動ユニット3や制御ユニット4がユニット化されていなくてもよく、例えば、主軸10とモータ11が別々に取付板2に取り付けられたりしてもよい。
尚、上記実施形態では、取付板2が蓋45を備えていたが、例えば取付板2の全体を第1方向から覆う図示しないカバーを備えていてもよく、そのカバーが実質上の蓋となって開口部42を覆って閉じる構成であってもよい。
1 本体
2 取付板
3 駆動ユニット
4 制御ユニット
10 主軸
10a 第1端部
10b 第2端部
11 モータ
12 伝達機構
20 回路基板(制御部)
22 制御ボックス
23 ブラケット
23a フランジ
23b 係合突条
23c 係合凹部
24 電源スイッチ(操作部)
25 切替スイッチ(操作部)
26 調整ツマミ(操作部)
27 インジケーター
28 操作領域
30 ベース部
31 側壁部
40 第1ネジ止め孔
41 挿通孔
42 開口部
43 第2ネジ止め孔
44 ネジ
45 蓋
46 凹部
47 係合凸部
50 ネジ
51 第3ネジ止め孔
70 支軸
71 バネ
72 ロック爪
73 ダンパー
80 レール
81 突起

Claims (3)

  1. 扉又は上枠に装着される電動ドアクローザであって、
    扉又は上枠に設けられた収容凹部に収容される本体と、本体を扉又は上枠に取り付けるための取付板と、を備え、
    本体は、扉の開閉に伴って回転すると共に、アームが取り付けられる第1端部を有する主軸と、主軸を駆動するモータと、モータを制御すると共に、外部から操作される操作部を有する制御部と、を備え、
    操作部は、主軸の第1端部側を向いて配置され、
    取付板は、本体に対して主軸の第1端部側に位置すると共に、操作部を露出させる開口部を有する、コンシールド型の電動ドアクローザ。
  2. 開口部を閉じる蓋を備える、請求項1記載のコンシールド型の電動ドアクローザ。
  3. 取付板は、本体に対して主軸の第1端部側に位置するベース部と、ベース部から主軸の第2端部側に向けて延びる側壁部とを有し、本体は、側壁部にネジ止めされている、請求項1又は2記載のコンシールド型の電動ドアクローザ。
JP2021022405A 2021-02-16 2021-02-16 コンシールド型の電動ドアクローザ Pending JP2022124651A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021022405A JP2022124651A (ja) 2021-02-16 2021-02-16 コンシールド型の電動ドアクローザ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021022405A JP2022124651A (ja) 2021-02-16 2021-02-16 コンシールド型の電動ドアクローザ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022124651A true JP2022124651A (ja) 2022-08-26

Family

ID=82942008

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021022405A Pending JP2022124651A (ja) 2021-02-16 2021-02-16 コンシールド型の電動ドアクローザ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2022124651A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3691241B2 (ja) 車両用レバースイッチ
JP6176451B2 (ja) 遊技機
JP2022124651A (ja) コンシールド型の電動ドアクローザ
JP4697855B2 (ja) 遊技機
JP5318695B2 (ja) 卓上切断機
JP2005116953A (ja) 蓋開閉機構及びその装置
JPS6269411A (ja) スイツチ
JP2008037309A (ja) 扉開閉機構
JP5873697B2 (ja) 空調コントロール装置
JP4786422B2 (ja) 引戸装置
KR20030022908A (ko) 모드 일원화가 가능한 차단기용 개폐 스위치장치
EP3324420B1 (en) Switching device
JP2571343Y2 (ja) 鍵盤楽器の蓋開閉装置
JP6427741B2 (ja) 遊技機
JP6240829B2 (ja) 遊技機
JP2015100443A (ja) 遊技機
JP2023172085A (ja) 鎖錠装置、受け部材、電気電子機器収納用箱
WO2023187333A1 (en) Switch assembly
JP6308758B2 (ja) 遊技機
JP2545745Y2 (ja) ピアノ
JP3940860B2 (ja) スイッチ装置
JPH1145632A (ja) 電子機器の操作装置
JP3103524B2 (ja) 引戸錠用係止装置
JP6002371B2 (ja) 建付け調整機構を有するピボットヒンジ。
KR20210072511A (ko) 냉장고

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20231110

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20240625

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20240628