JP2020013666A - レバー式コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】ハウジング間を嵌合させる際のレバーの操作を容易に行うことが可能なレバー式コネクタを提供する。【解決手段】レバー式コネクタ10は、第1ハウジング11と、第1ハウジング11に対して所定の範囲で移動可能な回動軸A1,A2を中心として回動可能とされ、カム溝32が形成されたレバー30と、カム溝32に沿って移動可能なカムフォロア21が形成され、第1ハウジング11と嵌合する第2ハウジング20と、を備えるレバー式コネクタ10であって、カム溝32は、カムフォロア21を案内する第1の溝部33と、第1の溝部33に対して回動軸A1,A2側で第1の溝部33に沿うように配され、カムフォロア21を案内する第2の溝部34と、第1の溝部33及び第2の溝部34に交差する方向に延びて第1の溝部33と第2の溝部34とを連結し、カムフォロア21を案内する連結溝35Aとを有し、連結溝35Aは、回動軸A1,A2の移動方向に沿う方向に延びている。【選択図】図19

Description

本明細書では、レバー式コネクタに関する技術を開示する。
従来、雌雄のコネクタハウジングの嵌合の際にレバーを操作することにより、低い嵌合力でコネクタハウジング間を嵌合させることが可能なコネクタが知られている。特許文献1では、雌コネクタハウジングの外面に装着されたレバーには相互に連通する第1軸孔及び第2軸孔と、カム溝とが形成されている。カム溝は、正転用のカム溝と反転用のカム溝とが移行部を介して山形状に連続しており、第1軸孔内にコネクタハウジングの支軸が保持された状態でレバーを正転方向に回動すると、正転用のカム溝は、雄コネクタハウジングに設けられたカムフォロアを案内して、両コネクタハウジングを途中まで嵌合させる。その後、支軸を第2軸孔へ移動させ、レバーを反転方向に回動すると、反転用のカム溝は、カムフォロアを案内して雌雄コネクタハウジングが完全嵌合状態となる。
特開2009−277487号公報
ところで、上記特許文献1の構成では、正転用のカム溝と反転用のカム溝とを連続させる移行部の方向が軸孔における第1位置から第2位置に向かう方向とは異なるため、作業者によりレバーの角度を調整する操作が必要になり、雌雄コネクタハウジングを完全嵌合状態とするためのレバーの操作が容易ではないという問題があった。
本明細書に記載された技術は、上記のような事情に基づいて完成されたものであって、ハウジング間を嵌合させる際のレバーの操作を容易に行うことが可能なレバー式コネクタを提供することを目的とする。
本明細書に記載されたレバー式コネクタは、第1ハウジングと、前記第1ハウジングに対して所定の範囲で移動可能な回動軸を中心として回動可能とされ、カム溝が形成されたレバーと、前記カム溝に沿って移動可能なカムフォロアが形成され、前記第1ハウジングと嵌合する第2ハウジングと、を備えるレバー式コネクタであって、前記カム溝は、前記カムフォロアを案内する第1の溝部と、前記第1の溝部に対して前記回動軸側で前記第1の溝部に沿うように配され、前記カムフォロアを案内する第2の溝部と、前記第1の溝部及び前記第2の溝部に交差する方向に延びて前記第1の溝部と前記第2の溝部とを連結し、前記カムフォロアを案内する連結溝とを有し、前記連結溝は、前記回動軸の移動方向に沿う方向に延びている。
本構成によれば、第1の溝部にカムフォロアが配された状態でレバーを回動させると、カムフォロアが第1の溝部に案内される。そして、第1の溝部と連結溝とが交差する位置にカムフォロアが当接すると、第1ハウジングと第2ハウジングとが半嵌合状態となる。その後、第1ハウジングに対してレバーをスライドすれば、レバーの回動軸が移動するとともに、第1の溝部のカムフォロアが連結溝を通って第2の溝部側に移動し、連結溝と第2の溝部とが交差する位置にカムフォロアが当接してレバーのスライドが規制される。そして、レバーを反対側に回動することにより、第2の溝部のカムフォロアが第2の溝部の反対側に移動して第1ハウジングと第2ハウジングとが完全嵌合状態となる。これにより、第1ハウジングと第2ハウジングとを半嵌合状態から完全嵌合状態とする際のレバーの操作を容易に行うことが可能になる。
本明細書に記載された技術の実施態様としては以下の態様が好ましい。
前記第1ハウジングには前記回動軸と同心となる支軸が形成され、前記レバーには、前記支軸が回動可能に挿通される第1の軸孔及び第2の軸孔と、前記第1の軸孔と前記第2の軸孔とを仕切る仕切部とが形成されており、前記仕切部は、前記第1の軸孔と前記第2の軸孔との間における前記支軸の移動を許容する方向に撓み変形可能とされている。
このようにすれば、仕切部により、レバーを複数の回動軸で回動可能に保持することができる。
前記支軸の外周には、前記レバーの回動により前記仕切部に当接して前記仕切部を撓み変形させる当接部が突出している。
このようにすれば、レバーの回動時に当接部により仕切部を撓み変形させることができる。
前記第1の溝部及び前記第2の溝部は、前記レバーに貫通形成されており、前記連結溝は、前記カムフォロアを覆うことが可能な連結部の前記第1ハウジング側に設けられている。
このようにすれば、連結溝を貫通形成する場合と比較して、第1の溝部と前記第2の溝部との間の領域の強度を高めることができる。
本明細書に記載された技術によれば、レバー式コネクタのハウジング間を嵌合させる際のレバーの操作を容易に行うことが可能となる。
実施形態における第1ハウジングと第2ハウジングとが完全嵌合状態のレバー式コネクタを示す側面図 図1のA−A断面図 第1ハウジングを示す平面図 第1ハウジングを示す正面図 第1ハウジングを示す側面図 第2ハウジングを示す平面図 第2ハウジングを示す正面図 第2ハウジングを示す側面図 レバーを示す背面図 図9のB−B断面図 図9のC−C断面図 レバーを示す底面図 初期状態のレバー式コネクタを示す側面図 図13のD−D断面図 図13の状態からレバーを45度正転させた状態を示すレバー式コネクタの側面図 図15のE−E断面図 図15の状態から更にレバーを45度正転させた半嵌合状態のレバー式コネクタを示す側面図 図17のF−F断面図 図17の状態からレバーをスライドさせた状態を示す側面図 図19のG−G断面図 図19の状態から更にレバーをスライドさせて支軸が第2軸孔に配された状態を示す側面図 図21のH−H断面図 図21の状態からレバーを45度反転させた状態を示すレバー式コネクタの側面図
<実施形態>
実施形態のレバー式コネクタ10について、図1〜図23を参照しつつ説明する。レバー式コネクタ10は任意の向きで使用することができるが、以下では、説明上、図2のX方向を前方、Y方向を左方、図1のZ方向を上方として説明する。
レバー式コネクタ10は、図1,図2に示すように、合成樹脂製の第1ハウジング11と、第1ハウジング11に嵌合する合成樹脂製の第2ハウジング20と、作業者が回動操作可能な合成樹脂製のレバー30とを備える。第1ハウジング11は、図2に示すように、角筒状であって、前方側は、内側に第2ハウジング20を嵌合可能なフード部15Aとされ、後方側は、インナハウジングとしての第1端子保持部19が内嵌される本体筒部15Bとされる。第1端子保持部19は、合成樹脂製のハウジングに例えば雌端子(不図示)が所定の位置に保持されており、本体筒部15Bに対して固定手段(不図示)により固定される。
第1ハウジング11の左右の側壁11Aの外面には、図4,図5に示すように、一対の支軸12が突設されている。各支軸12は、側壁11Aの外面の中心部に設けられており、円柱状の支軸本体12Aと、支軸本体12Aの外周面に突設される一対の当接部13,13とを備える。各当接部13は、先端部が先細状に切か欠かれた棒状であって、支軸本体12Aにおける側壁11Aの外面からの所定の高さの位置に設けられ、支軸本体12Aの径方向に突出しており、互いに支軸本体12Aの軸心に対して対称な位置(180度反対の位置)に設けられている。
フード部15Aは、第1ハウジング11の上方側が前方に張り出した形状とされている。フード部15Aには、図5に示すように、側壁11Aを切り欠いて貫通させた切欠部16が設けられている。切欠部16の後方側は、段差状に幅寸法が小さくされ、前後方向に直線状に延びる幅狭部16Aとされている。切欠部16の下方には、カムフォロア21が挿通される挿通溝17が前後方向に延びている。挿通溝17は、支軸12に対して所定寸法前方側の位置から第1ハウジング11の前端まで直線状に延びている。第1端子保持部19に保持される端子は、例えば雌端子とされる。なお、第1端子保持部19は、インナハウジングとしたが、これに限られず、第1端子保持部19を一体に形成した第1ハウジングとしてもよい。
第2ハウジング20は、角筒状であって、図2に示すように、内側にインナハウジングとしての第2端子保持部27が収容される。第2端子保持部27は、合成樹脂製であって、例えば雄端子(不図示)を所定の位置に保持しており、第2端子保持部27は、第2ハウジング20に対して固定手段(不図示)により固定される。なお、第2端子保持部27は、インナハウジングとしたが、これに限られず、第2端子保持部27を一体に形成した第2ハウジングとしてもよい。
第2ハウジング20の左右の側壁20Aの外面には、図7,図8に示すように、一対のカムフォロア21が突設されている。一対のカムフォロア21は、共に円柱状であって、側壁20Aの外面の中心部に設けられている。側壁20Aの外面の上部には、前後方向に延びる突条22が形成されている。突条22は、第1ハウジング11における切欠部16の幅狭部16Aに挿通され、第1ハウジング11に対する第2ハウジング20の離脱を規制しつつ、第1ハウジング11に対する第2ハウジング20の移動方向を案内する。
第2ハウジング20の上部には、レバー30に係止してレバー30の回動を規制するレバー係止部24が形成されている。レバー係止部24は、鉤状であって、第2ハウジング20の上面に対して傾斜状に起立する起立部25にレバー30が係止される係止凸部25Aが形成されている。
レバー30は、図9に示すように、第1ハウジング11の両側壁11Aに対向する一対の対向板31,31と、一対の対向板31,31を連結し、作業者が掴んで操作可能な連結把手部45とを備える。各対向板31,31には、図10に示すように、カムフォロア21が挿通されるカム溝32と、支軸12が挿通される軸孔38と、第1ハウジング11の切欠部16に係止可能な係止片43とが形成されている。
カム溝32は、カムフォロア21の移動を案内する第1の溝部33と、第1の溝部33に沿って配され、カムフォロア21の移動を案内する第2の溝部34と、第1の溝部33の端部33Bと第2の溝部34の端部34Aとを連結する連結部35とを有する。第1の溝部33及び第2の溝部34は、ほぼ一定の幅寸法で円弧状の延びた貫通孔とされる。第2の溝部34は、第1の溝部33に対して所定の間隔を空けた内側(軸孔38側)に配され、第2の溝部34の終端部34Bは、第1の溝部33の始端部33Aよりも上方に形成されている。
第1の溝部33の始端部33Aには、第1の溝部33と交差する方向に延びる導入溝36Aが形成されている。導入溝36Aは、外方から導入されるカムフォロア21を案内可能とされ、導入カバー部36で覆われている。連結部35には、カムフォロア21を挿通可能な連結溝35Aが形成されている。連結溝35Aは、連結部35における第1ハウジング11側の面に形成されており、溝部33の端部33Bと溝部34の端部34Aとの間の経路についてカムフォロア21を移動可能な空間を形成している。
軸孔38は、連結部35(及び連結溝35A)の連結方向(図10の上下方向)に長い長円形状であって、長手方向の中間部を仕切る仕切片40(「仕切部」の一例)の先端部により仕切られている。仕切片40は、各対向板31の側縁部から片持ち状に延びて撓み変形可能な板状であって、仕切片40の先端部の両側面は、支軸12の外周面に沿うように円弧状に切り欠かれた凹状面41とされている。
仕切片40により仕切られた軸孔38は、支軸12が挿通されて支軸12の軸心が回動軸A1となる第1の軸孔38Aと、支軸12が挿通されて支軸12の軸心が回動軸A2となる第2の軸孔38Bとを備える。仕切片40における第1ハウジング11側の面には、山形状の凸部40Aが形成されている。レバー30を回動すると、支軸12の当接部13及び支軸本体12Aが仕切片40の凸部40Aに当接して仕切片40を弾性変形させる。なお、軸孔38には、レバー30の組み付け時に、当接部13を挿通するための組付溝42が形成されているとともに、対向板31の外面側の軸孔38の孔縁には、図11に示すように、当接部13の通過(回転)を許容する空間を形成する凹部39が設けられている。
係止片43は、図10に示すように、弾性変形可能な板状であって、先端部に第1ハウジング11側に突出する係止爪43Aが形成されている。係止爪43Aは、第1ハウジング11の切欠部16に係止することで、レバー30の回動を規制可能とされている。
連結把手部45は、第2ハウジング20の係止凸部25Aに係止してレバー30をロック状態に保持するロック係止部46が形成されている。ロック係止部46は、枠状であって、被係止孔46Aの孔縁が第2ハウジング20の係止凸部25Aに係止されることにより、レバー30の回動を規制して第1ハウジング11と第2ハウジング20との完全嵌合状態を保持することができる。
次に、レバー30の回動操作について説明する。
図13に示すように、第1ハウジング11の支軸12がレバー30の第1の軸孔38Aに挿通された状態で、回動の初期位置(図13の位置)に配されたレバー30に対して、第2ハウジング20のカムフォロア21をレバー30の導入溝36Aの前端側から挿通しつつ、第2ハウジング20を第1ハウジング11に嵌合させていくと、第1の溝部33の始端部33Aにカムフォロア21が配された状態となる。
次に、レバー30を正転方向に回動させる。すると、図15に示すように、支軸12対して第1の軸孔38Aが回動軸A1を中心として回転するとともに、カムフォロア21が第1の溝部33内を他方の端部33Bに向けて移動する。そして、図17に示すように、カムフォロア21が第1の溝部33の端部33Bに至ると、カムフォロア21が端部33Bに係止され、レバー30の正転方向の回動が規制されるとともに、図18に示すように、支軸12の当接部13が仕切片40の凸部40Aに当接して仕切片40を外方側に撓み変形させることにより、第1ハウジング11及び第2ハウジング20に対してレバー30の前方へのスライドが可能な状態となる。
次に、作業者は、レバー30を前方側に付勢し、図19に示すように、第1ハウジング11及び第2ハウジング20に対してレバー30を前方側にスライドさせる。すると、カムフォロア21が連結部35の裏側の連結溝35Aに案内されて後方側にスライド移動するとともに、支軸12が軸孔38内を後方側にスライド移動し、図20に示すように、仕切片40が支軸本体12Aに乗り上げた状態となる。そして、更にレバー30を前方側にスライドすると、図21,図22に示すように、仕切片40が支軸本体12Aを通過して当接部13に当接した状態になる。また、支軸12が第2の軸孔38Bの孔壁に当接してレバー30のスライドが規制されるとともに、カムフォロア21が第2の溝部34の溝壁(端部34Aの溝壁)に係止され、カムフォロア21が第2の溝部34内を移動可能となる。
次に、図23に示すように、レバー30を反転方向に回動させる。すると、当接部13が仕切片40を過ぎて仕切片40が復元変形するとともに、支軸12が第2の軸孔38Bに挿通されて回動軸A2を軸心として回動可能とされた状態のまま、カムフォロア21が第2の溝部34内を反対方向に移動する。そして、カムフォロア21が第2の溝部34の終端部34Bに当接すると、連結把手部45のロック係止部46が第2ハウジング20のレバー係止部24の係止凸部25Aに係止してレバー30の位置がロック状態で保持されるとともに、第1ハウジング11と第2ハウジング20とが完全嵌合状態となる(図1)。
本実施形態の作用、効果について説明する。
レバー式コネクタ10は、第1ハウジング11と、第1ハウジング11に対して所定の範囲で移動可能な回動軸A1,A2を中心として回動可能とされ、カム溝32が形成されたレバー30と、カム溝32に沿って移動可能なカムフォロア21が形成され、第1ハウジング11と嵌合する第2ハウジング20と、を備えるレバー式コネクタ10であって、カム溝32は、カムフォロア21を案内する第1の溝部33と、第1の溝部33に対して回動軸A1,A2側で第1の溝部33に沿うように配され、カムフォロア21を案内する第2の溝部34と、第1の溝部33及び第2の溝部34に交差する方向に延びて第1の溝部33と第2の溝部34とを連結し、カムフォロア21を案内する連結溝35Aとを有し、連結溝35Aは、回動軸A1,A2の移動方向に沿う方向に延びている。
本実施形態によれば、カムフォロア21が第1の溝部33に配された状態でレバー30を回動させると、カムフォロア21が第1の溝部33に案内される。そして、第1の溝部33と連結溝35Aとが交差する位置にカムフォロア21が当接すると、第1ハウジング11と第2ハウジング20とが半嵌合状態となる。その後、第1ハウジング11に対してレバー30をスライドすれば、レバー30の回動軸A1,A2が所定の範囲でスライド移動するとともに、第1の溝部33のカムフォロア21が連結溝35Aを通って第2の溝部34側に移動し、連結溝35Aと第2の溝部34とが交差する位置にカムフォロア21が当接してレバー30のスライドが規制される。そして、レバー30を反対側に回動することにより、第2の溝部34のカムフォロア21が第2の溝部34の反対側に移動して第1ハウジング11と第2ハウジング20とが完全嵌合状態となる。これにより、第1ハウジング11と第2ハウジング20とを半嵌合状態から完全嵌合状態とする際のレバー30の操作を容易に行うことが可能になる。
また、第1ハウジング11には回動軸A1,A2と同心となる支軸12が形成され、レバー30には、支軸12が回動可能に挿通される第1の軸孔38A及び第2の軸孔38Bと、第1の軸孔38Aと第2の軸孔38Bとを仕切る仕切片40(仕切部)とが形成されており、仕切片40は、第1の軸孔38Aと第2の軸孔38Bとの間における支軸12の移動を許容する方向に撓み変形可能とされている。
このようにすれば、仕切片40により、レバー30を所定の位置で回動可能に保持することができる。
支軸12の外周には、レバー30の回動により仕切片40に当接して仕切片40を撓み変形させる当接部13が突出している。
このようにすれば、レバー30の回動時に仕切片40を撓み変形させるための構成を簡素化することができる。
第1の溝部33及び第2の溝部34は、レバー30に貫通形成されており、連結溝35Aは、カムフォロア21を覆うことが可能な連結部35の第1ハウジング11側に設けられている。
このようにすれば、連結溝35Aを貫通形成する場合と比較して、第1の溝部33と第2の溝部34との間の領域の強度を高めることができる。
<他の実施形態>
本明細書に記載された技術は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本明細書に記載された技術の技術的範囲に含まれる。
(1)レバー式コネクタ10は、仕切片40や支軸12の当接部13を備える構成としたが、これに限られず、仕切片40及び当接部13の少なくとも一方を備えていなくてもよい。
(2)連結溝35Aは、連結部35に形成される構成としたが、これに限られず、連結部35を形成しないようにしてもよい。例えば、第1の溝部33と第2の溝部34とを連通する貫通孔を連結溝とし、連結溝内のカムフォロア21を露出させるようにしてもよい。
(3)第1ハウジングに支軸12を設け、レバー30に支軸12が挿通される軸孔38を設けたが、これに限られず、レバーに支軸を設け、第1ハウジングの側面に支軸が移動可能に挿通される軸孔(第1の軸孔及び第2の軸孔)を設けるようにしてもよい。
10: レバー式コネクタ
11: 第1ハウジング
12: 支軸
13: 当接部
16: 切欠部
20: 第2ハウジング
21: カムフォロア
30: レバー
32: カム溝
33: 第1の溝部
34: 第2の溝部
35: 連結部
35A: 連結溝
38: 軸孔
40: 仕切片(仕切部)
A1,A2: 回動軸

Claims (4)

  1. 第1ハウジングと、
    前記第1ハウジングに対して所定の範囲で移動可能な回動軸を中心として回動可能とされ、カム溝が形成されたレバーと、
    前記カム溝に沿って移動可能なカムフォロアが形成され、前記第1ハウジングと嵌合する第2ハウジングと、を備えるレバー式コネクタであって、
    前記カム溝は、前記カムフォロアを案内する第1の溝部と、前記第1の溝部に対して前記回動軸側で前記第1の溝部に沿うように配され、前記カムフォロアを案内する第2の溝部と、前記第1の溝部及び前記第2の溝部に交差する方向に延びて前記第1の溝部と前記第2の溝部とを連結し、前記カムフォロアを案内する連結溝とを有し、
    前記連結溝は、前記回動軸の移動方向に沿う方向に延びている、レバー式コネクタ。
  2. 前記第1ハウジングには前記回動軸と同心となる支軸が形成され、
    前記レバーには、前記支軸が回動可能に挿通される第1の軸孔及び第2の軸孔と、前記第1の軸孔と前記第2の軸孔とを仕切る仕切部とが形成されており、
    前記仕切部は、前記第1の軸孔と前記第2の軸孔との間における前記支軸の移動を許容する方向に撓み変形可能とされている請求項1に記載のレバー式コネクタ。
  3. 前記支軸の外周には、前記レバーの回動により前記仕切部に当接して前記仕切部を撓み変形させる当接部が突出している請求項2に記載のレバー式コネクタ。
  4. 前記第1の溝部及び前記第2の溝部は、前記レバーに貫通形成されており、前記連結溝は、前記カムフォロアを覆うことが可能な連結部の前記第1ハウジング側に設けられている請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のレバー式コネクタ。
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