JP2020012635A - 放射能汚染物の分別処理システム及び分別処理方法 - Google Patents

放射能汚染物の分別処理システム及び分別処理方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 破袋可能な容器に収容された放射能汚染物の放射能濃度に応じて適切かつ効率的に分別することにより、大量の放射能汚染物を連続的かつ確実に分別処理可能であるとともに、作業員の被ばくを確実に防止する。【解決手段】 容器に収容された放射能汚染物を搬入手段10により処理施設に搬入し、破袋手段20、第1の分別手段30、改質材混合手段40、第2の分別手段50、第3の分別手段60により、粒径や放射能濃度に応じた適切かつ効率的な分別を行い、各分別手段で分別した残留物を、それぞれの分別基準に基づいて搬出手段70により処理施設から搬出して、安全基準に適合した廃棄処理を行う。【選択図】図1

Description

本発明は放射能汚染物の分別処理システム及び分別処理方法に関するものであり、特に、除染作業により発生し、フレキシブルコンテナバッグ等の容器に詰め込まれたた土壌、枝葉、落ち葉、石等の放射能汚染物を分別処理するためのシステム及び方法に関するものである。
放射性物質に汚染された土壌、枝葉、落ち葉、石等は、取り除いて適切な処理をする必要がある。一般的には、放射性物質に汚染された土壌から、枝葉、落ち葉、石等を取り除いてフレキシブルコンテナバッグ等の容器に詰め込み、人体等に影響のない場所に仮保管した後、放射能濃度に応じて適切な最終処分がなされる。そこで、放射能汚染物を処理するためには、放射能汚染物の種類や放射能濃度を把握して適切に分別する必要があり、放射能汚染物を分別処理するための技術が種々提案されている(例えば、特許文献1〜3参照)。
特許文献1に記載された技術は、放射能汚染物を放射能濃度別に3つ以上に分別するための放射能汚染物の放射能濃度別分別装置及び方法に関するものである。この放射能濃度別分別装置は、汚染土壌(放射能汚染物)を所定量の汚染土壌ロット(ロット)に切り出すベルトフィーダー(定量切り出し部)と、汚染土壌ロットの放射能濃度を算出する放射能濃度算出部と、汚染土壌ロットを放射能濃度別に分別する分別部とを有している。
分別部は、投入された汚染土壌ロットを排出可能なターンシュートと、ターンシュートの回転を制御する制御部とを有している。ターンシュートは、汚染土壌ロットの放射能濃度別に設定された3つの第1〜第3停止位置に停止可能に構成されている。制御部は、投入される汚染土壌ロットの放射能濃度に対応する停止位置に停止するようにターンシュートの回転を制御可能に構成されている。
特許文献2に記載された技術は、放射能汚染土壌を内填したフレキシブルコンテナバッグを、作業員を必要とせずに、自動的に破袋し、破袋後のフレキシブルコンテナバッグ(破袋コンテナバッグ)と土壌とを分別するための破袋装置に関するものである。この破袋装置は、放射能汚染土壌が内填されたフレキシブルコンテナバッグの破袋および内填物と破袋コンテナとの分別を行う破袋工程で使用されるフレキシブルコンテナバッグ破袋装置である。
そして、フレキシブルコンテナバッグの側面下部に切れ目を形成する切断手段と、当該切れ目が形成されたフレキシブルコンテナバッグの進行方向に沿って両側に設けられ、フレキシブルコンテナバッグの側面を挟持するように設定された搬送手段とを備え、フレキシブルコンテナバッグの進行方向の下方に設けられ、内填物を回収する集積トレイを有している。
特許文献3に記載された技術は、汚染物質が収納された大容積の包装から、土と包装材料とを分別することにより、土を保管し、包装材料を処理あるいは処分するための分別・保管方法に関するものである。この分別保管方法は、汚染土(例えば放射能汚染土)を包装に詰め、包装とともに破袋装置に供給する。そして、包装を破袋して包装材料を土とともに破袋する。
次に、包装材料と土との混合物をスクリーン装置に供給してふるい分けにかけると同時に、土を包装材料から分離し、包装材料と土とをそれぞれ異なる場所に排出する。そして、包装材料を処理あるいは処分し、かつ土を保管する。
特開2017−203746号公報 特開2017−26414号公報 特開2016−128804号公報
しかし、上述した特許文献に記載された技術を含めて従来の技術では、放射能汚染物を大量に受け入れた場合に、処理設備の能力を最大限に発揮して効率的な処理を行うために更なる工夫が必要であった。
第一に、放射能汚染物の分別処理を円滑に実施するためには、処理施設に搬入される複数の内袋を有する大型の収容袋(フレキシブルコンテナバッグ等)を確実に破袋して、様々な性状の土壌を適切に分別するための工夫が重要である。
第二に、土壌貯蔵施設には、所定線量(例えば8,000Bq/kg)以下の処理土壌を貯蔵する施設と、所定線量(例えば8,000Bq/kg)を超過した処理土壌を貯蔵する施設とがあり、将来的に除去土壌を遠隔地に搬出したり再生利用したりすることを勘案すると、大量の処理土壌に対して、放射能濃度を連続的かつ正確に評価し分別することと、草木・根等の可燃物や石等の残渣に付着した土壌の回収率を上げることが重要である。
第三に、放射能汚染物を円滑に輸送して受け入れて分別を行うには、処理施設が連続的かつ確実に稼働することが要求されるため、設備の自動化を図ることが重要である。
第四に、放射能汚染物の中間貯蔵施設における受入・分別処理では、連続性(自動化)を確保しつつ、大量の放射能汚染物を安定して処理することが必要である。
第五に、分別処理施設は、所定線量(10,000Bq/kg)以上の高濃度の除去土壌等の処理を行うため、電離則の適用を受ける施設となる。したがって、処理施設運転時の作業員の不要な外部被ばくを防止するとともに、粉塵等による内部被ばくを防止する必要がある。
本発明は、上述した事情に鑑み提案されたもので、放射能汚染物を分別処理する際に、収納袋、汚染土壌、草木や根、石、土砂等を効率的に分別処理すること、放射能濃度に基づいて適切に分別処理すること、大量の放射能汚染物を連続的かつ確実に分別処理すること、作業員の被ばくを確実に防止することが可能な放射能汚染物の分別処理システム及び分別処理方法を提供することを目的とする。
本発明に係る放射能汚染物の分別処理システム及び分別処理方法は、上述した目的を達成するため、以下の特徴点を有している。すなわち、本発明に係る放射能汚染物の分別処理システムは、破袋可能な容器に収容された放射能汚染物を分別して処理するためのシステムであって、搬入手段と、破袋手段と、第1の分別手段と、改質材混合手段と、第2の分別手段と、第3の分別手段と、搬出手段とを備えたことを特徴とするものである。
搬入手段は、容器に収容された放射能汚染物を搬入するための手段である。破袋手段は、搬入された放射能汚染物の容器を破袋して、放射能汚染物を取り出すための手段である。第1の分別手段は、破袋手段で破袋された放射能汚染物から、所定粒径以上の残渣と容器の残渣を分別除去するための手段である。
改質材混合手段は、第1の分別手段で分別された残留物に対して、改質材を加えて均一に混合するための手段である。第2の分別手段は、改質材が混合された残留物に対して、第1の分別手段における分別粒径よりも小さな粒径を基準として、基準粒径以上の残留物と、基準粒径未満の残留物とに分別するための手段である。
第3の分別手段は、第2の分別手段で分別した基準粒径未満の残留物について所定の放射能濃度を基準として、基準値以上の残留物と、基準値未満の残留物とに分別すための手段である。搬出手段は、各分別手段で分別した残留物を、それぞれの分別基準に基づいて搬出するための手段である。
また、本発明に係る放射能汚染物の分別処理システムにおいて、各手段は、外部環境と遮断可能な建屋内に設置されていることが好ましい。
また、本発明に係る放射能汚染物の分別処理システムにおいて、少なくとも、破袋手段、第1の分別手段、第2の分別手段、改質材混合手段、第3の分別手段は、放射能濃度に対する安全基準を満たした操作室内から遠隔操作及び動作監視することが好ましい。
本発明の放射能汚染物の分別処理方法は、破袋可能な容器に収容された放射能汚染物を分別して処理するための方法に関するものであり、上述した各手段を用いて分別処理を行うことを特徴とするものである。
すなわち、本発明の放射能汚染物の分別処理方法は、容器に収容された放射能汚染物を搬入する搬入工程と、搬入された放射能汚染物の容器を破袋して、放射能汚染物を取り出す破袋工程と、破袋手段で破袋された放射能汚染物から、所定粒径以上の残渣と容器の残渣を分別除去する第1の分別工程と、第1の分別工程で分別された残留物に対して、改質材を加えて均一に混合する改質材混合工程と、改質材が混合された残留物に対して、第1の分別工程における分別粒径よりも小さな粒径を基準として、基準粒径以上の残留物と、基準粒径未満の残留物とに分別する第2の分別工程と、第2の分別工程で分別した基準粒径未満の残留物について所定の放射能濃度を基準として、基準値以上の残留物と、基準値未満の残留物とに分別する第3の分別工程と、各分別工程で分別した残留物を、それぞれの分別基準に基づいて搬出する搬出工程とを含むことを特徴とするものである。
また、本発明に係る放射能汚染物の分別処理方法において、各工程は、外部環境と遮断可能な建屋内で実施されることが好ましい。
また、本発明に係る放射能汚染物の分別処理方法において、少なくとも、破袋工程、第1の分別工程、第2の分別工程、改質材混合工程、第3の分別工程は、放射能濃度に対する安全基準を満たした操作室内から機器を遠隔操作するとともに各工程における動作を監視することが好ましい。
本発明に係る放射能汚染物の分別処理システム及び分別処理方法によれば、破袋可能な容器に収容された放射能汚染物を、粒径及び放射能濃度に応じて適切かつ効率的に分別することにより、大量の放射能汚染物を連続的かつ確実に分別処理することが可能となる。
本発明の実施形態に係る放射能汚染物の分別処理システムのブロック図。 本発明の実施形態に係る放射能汚染物の分別処理システムの構成を示す模式図。 本発明の実施形態に係る放射能汚染物の分別処理システムの構成を示す模式図。 放射能濃度を基準とした分別装置の模式図。 本発明の実施形態に係る放射能汚染物の分別処理方法を示すフローチャート。
以下、図面を参照して、本発明の実施形態に係る放射能汚染物の分別処理システム及び分別処理方法を説明する。図1〜図5は本発明の実施形態に係る放射能汚染物の分別処理システム及び分別処理方法を説明するもので、図1は分別処理システムのブロック図、図2及び図3は分別処理システムの構成を示す模式図、図4は放射能濃度を基準とした分別装置(第3の分別手段)の模式図、図5は分別処理方法を示すフローチャートである。
<放射能汚染物の分別処理システム及び分別処理方法の概要>
本発明の実施形態に係る放射能汚染物の分別処理システム及び分別処理方法は、破袋可能な容器に収容された放射能汚染物を分別処理施設に搬入して、放射能汚染物の管理基準に基づいた管理体制の下で分別するとともに、分別後の残留物をその性状に応じて適切な処理を行うためのシステム及び方法に関するものである。
<放射能汚染物の分別処理システムの概略構成>
本発明の実施形態に係る放射能汚染物の分別処理システム100は、図1に示すように、破袋可能な容器に収容された放射能汚染物を分別して処理するための手段として、搬入手段10と、破袋手段20と、第1の分別手段30と、改質材混合手段40と、第2の分別手段50と、第3の分別手段60と、搬出手段70とを備えている。そして、本発明の実施形態に係る放射能汚染物の分別処理方法は、これらの手段を用いて放射能汚染物の分別処理を行うようになっている。
なお、図2及び図3では各手段を1系統設けた状態を示しているが、処理する放射能汚染物の量に応じて、各手段を2系統、あるいは3系統以上設けてもよい。また、各手段において、複数の装置を並列または直列に連結して処理を行ってもよい。また、搬入工程の前段では、分別処理施設に搬入される放射能汚染物の搬入元を特定したり、搬入量を計測したりするための搬入前処理工程を実施している。また、搬出工程の後段では、分別処理施設から搬出される放射能汚染物の搬出先を特定したり、搬出量を計測したりするための搬出後処理工程を実施している。
<搬入前処理工程>
搬入前処理工程では、例えば、フレキシブルコンテナバッグ11に収納され、ダンプトラック12に積載して運び込まれた放射能汚染物の搬入元を特定したり、搬入量を計測したりする。具体的には、フレキシブルコンテナバッグ11の外部に取り付けられた識別標識(バーコードタグ)等を識別標識読取手段(ハンディPCやスマートフォン等に内蔵されたバーコード読取機能)により読み取ることにより、放射能汚染物の搬入元や搬入量を把握することができる。放射能汚染物の搬入元や搬入量等に関するデータは、管理室等に設置された管理コンピュータシステムにより管理される。
<搬出後処理工程>
搬出後処理工程では、分別処理された収納袋の残渣、汚染土壌、草木や根、土砂等を、所定の基準(可燃物又は不燃物、放射能濃度等)に基づいて、ホイールローダ15等の重機を用いてダンプトラック12に積み込み、それぞれ所定の処理施設(埋め立て場所、最終貯蔵施設、焼却施設等)へ搬出する。この際、ダンプトラック12のタイヤや車体の汚染の程度を測定し、汚染が確認された場合は洗車したり、積載物の飛散等への対策としてシート掛けを行ったりして、放射能汚染物が周辺環境に漏れ出すことを防止する。分別処理後の放射能汚染物の種別、搬出先、搬出量等に関するデータは、管理室等に設置された管理コンピュータシステムにより管理される。
また、搬入前処理工程から搬出後処理工程に至るまでのダンプトラック12の運行経路では、道路面を色分けして搬入車両ルートと搬出車両ルートとを峻別できるようにし、あるいは、適宜箇所に信号機を設ける等して、円滑な搬入及び搬出操作を行えるようにしている。また、ダンプトラック12に携帯情報端末を搭載して、当該携帯情報端末を用いて、搬入又は搬出に関する指示を行ってもよい。
<搬入手段/搬入工程>
搬入手段10は、容器(フレキシブルコンテナバッグ11)に収容された放射能汚染物を搬入するための手段であり、搬入工程は、容器(フレキシブルコンテナバッグ11)に収容された放射能汚染物を搬入するための工程である。容器(フレキシブルコンテナバッグ11)に収容された放射能汚染物は、搬入前処理工程においてダンプトラック12から荷下ろしされたものである。
この搬入手段10は、例えば、バックホー型のクレーン13及びベルトコンベア14により構成される。なお、放射能汚染物を収容する容器(フレキシブルコンテナバッグ11)は、開閉部分に一組の環状操作紐が取り付けられており、バックホー型のクレーン13により吊り下げる際には、環状操作紐にフックを引っ掛けることにより吊り下げ操作を行う。このため、環状操作紐に起立補助具を取り付けて、フックを容易に引っ掛けることができるようにすることが好ましい。また、ベルトコンベア14上で、大型の金属類(例えば、ガスボンベ等)を検知する装置を設置してもよい。
<破袋手段/破袋工程>
破袋手段20は、搬入された放射能汚染物の容器(フレキシブルコンテナバッグ11)を破袋して、放射能汚染物を取り出すための手段であり、破袋手段20は、搬入された放射能汚染物の容器(フレキシブルコンテナバッグ11)を破袋して、放射能汚染物を取り出すための工程である。この破袋手段20は、例えば、処理容器の中に一組の回転軸を設け、回転軸の外周に複数のせん断刃を取り付け、一組の回転軸を互いに反対方向に回転させることにより、容器(フレキシブルコンテナバッグ11)を破袋して、内部に収容された放射能汚染物を取り出す。
この際、一般的な廃棄物処理施設で使用されている破袋装置と比較して、せん断刃の数を減らし、隣り合うせん断刃の間隔を広くすることが好ましい。これにより、破袋手段20において土壌が留まらず、土壌とせん断刃の接触によりせん断刃の摩耗を低減することができる。また、破袋した容器(フレキシブルコンテナバッグ11)が細かくなりすぎないので、後段の工程において容器(フレキシブルコンテナバッグ11)の残渣を回収しやすくなる。また、回転軸の表面に凹凸を設けて回転軸に巻き付いた環状紐等を切断することにより、システムの安定稼働を実現することができる。
<第1の分別手段/第1の分別工程>
第1の分別手段30は、破袋手段20で破袋された放射能汚染物から、所定粒径以上の残渣と容器の残渣を分別除去するための手段であり、第1の分別工程は、破袋工程で破袋された放射能汚染物から、所定粒径以上の残渣と容器の残渣を分別除去するための工程である。この第1の分別手段30は、例えば、円筒状の回転ドラム式のふるいの内壁に螺旋状の搬送突起を複数設けた装置からなる。この第1の分別手段30では、ドラムを回転させると、搬送突起により破袋された容器と土壌等がドラムの長手方向に移動しながら、所定粒径(例えば、100mm)以上の残渣と容器の残渣とが分別して回収される。
したがって、第1の分別手段30を通過後の放射能汚染物は、所定粒径(例えば、100mm)未満の土壌等となる。分別された所定粒径(例えば、100mm)以上の残渣と容器の残渣は、第1の可燃物分離手段80により可燃物と石等の残渣とに分離され、それぞれ所定の貯留場所に貯留される。
<第1の可燃物分離手段>
第1の可燃物分離手段80は、ベルトコンベアの上方に設置された装置であり、回転軸と、回転軸の表面から突出して設けたレーキとからなる。そして、回転軸を回転させることにより、ベルトコンベア上を搬送される分別対象物である所定粒径(例えば、100mm)以上の残渣と容器の残渣にレーキが接触して、レーキにより軽量な可燃物を引っ掛けて可燃物搬送路に移動させて、所定の貯留場所に貯留される。一方、レーキに引っ掛からなかった不燃物(石等)は、そのままベルトコンベア上を搬送されて、所定の貯留場所に貯留される。
<磁性体分別手段>
磁性体分別手段110は、第1の分別手段30で分別された残留物から、磁性体を除去するための手段である。磁性体分別手段110は、例えば、電磁石及びその付帯装置からなり、電磁石を励磁させることにより残留物に含まれる磁性体を吸着して除去する。電磁石に付着した磁性体は、電磁石の励磁を解除することにより取り除くことができる。
また、第1の可燃物分離手段80、第2の可燃物分離手段90の後段に、同様の構成からなる磁性体を分別するための磁性体分別手段110を配設してもよい。
<改質材混合手段/改質材混合工程>
改質材混合手段40は、第1の分別手段30で分別された残留物に対して、改質材を加えて均一に混合するための手段であり、改質材混合工程は、第1の分別工程で分別された残留物に対して、改質材を加えて均一に混合するための工程である。改質材混合手段40は、例えば、改質材を貯留する改質材タンク41と、改質材タンク41に貯留した改質材を送出する送出装置42と、残留物と改質材とを混合する撹拌装置(例えば、二軸パドルミキサー)43とからなる。また、撹拌装置43内に圧縮空気を送気するブロアを備えていてもよい。改質材としては、例えば、石膏系改質材や高分子系改質材を用いることができる。
改質材混合工程では、磁性体が除去された残留物に改質材を混入して撹拌装置43で撹拌することにより、残留物の含水比を所定値以下に低下させるとともに、土壌を解砕する。この際、連続測定が可能な水分計(例えば、マイクロ波水分計、RI水分計等)により残留物の含水比を測定して、混入する改質材の分量を調整することが好ましい。
<第2の分別手段/第2の分別工程>
第2の分別手段50は、改質材が混合された残留物に対して、第1の分別手段30における分別粒径よりも小さな粒径を基準として、基準粒径以上の残留物と、基準粒径未満の残留物とに分別するための手段であり、第2の分別工程は、改質材が混合された残留物に対して、第1の分別工程における分別粒径よりも小さな粒径を基準として、基準粒径以上の残留物と、基準粒径未満の残留物とに分別するための工程である。第2の分別手段50は、例えば、メッシュ状の回転筒の内部に回転軸を配設し、回転軸の外周面に羽根状の突起を複数設け、羽根状の突起の先端部が回転筒の内周面に接触するように配設した装置である。
そして、回転筒を回転させながら、回転筒と反対方向に回転軸を回転させることにより、羽根状の突起と回転筒の内面との間に入り込んだ残留物が、羽根状の突起により回転筒の内周面に押し付けられる。これにより、所定の粒径(例えば、20mm)以上の残留物は回転筒内に残留し、所定の粒径(例えば、20mm)未満の残留物は回転筒のメッシュを通過して、残留物を分別することができる。
<第2の可燃物分離手段>
また、所定の粒径(例えば、20mm)以上の残留物は、第2の可燃物分離手段90により草木、根等の可燃物と、石等の不燃物とに分別する。この第2の可燃物分離手段90は、第1の分別手段30の後段に配設された第1の可燃物分離手段80とほぼ同様の構成とすることができる。
なお、図2に示す例では、第2の分別手段50を2系統設けているが、処理する残留物量に合わせて、第2の分別手段50は1系統であってもよいし、3系統以上であってもよい。また、第2の分別手段50で分別する残留物の粒径は、回転筒のメッシュの目開きを変更することにより、適宜変更することができる。
<第3の分別手段/第3の分別工程>
第3の分別手段60は、第2の分別手段50で分別した基準粒径未満の残留物について所定の放射能濃度を基準として、基準値以上の残留物と、基準値未満の残留物とに分別すための手段であり、第3の分別工程は、第2の分別工程で分別した基準粒径未満の残留物について所定の放射能濃度を基準として、基準値以上の残留物と、基準値未満の残留物とに分別するための工程である。
第3の分別手段60は、図4に示すように、残留物を搬送するベルトコンベア61と、ベルトコンベア61上の残留物の厚さを規定するとともにベルトコンベア61上で残留物を敷き均す板状の敷き均し装置62と、残留物の放射能濃度を測定する放射線量検出装置(シンチレーション検出器)63と、残留物を放射能濃度に応じて振り分ける振り分け装置64と、ベルトコンベア61上の残留物の重量を測定する重量測定装置65を備えている。
第3の分別工程では、ベルトコンベア61上を流れる残留物を敷き均し装置62により敷き均し、放射線量検出装置(シンチレーション検出器)63により放射線量を検出する。そして、振り分け装置64を駆動して、基準値(例えば、8,000Bq/kg)以上の残留物と、基準値(例えば、8,000Bq/kg)未満の残留物とをそれぞれ別個の貯留場所に貯留する。
振り分け装置64は、放射線量検出装置(シンチレーション検出器)63で検出した放射線量の検出値に基づき動作する。ここで、残留物が放射線量検出装置(シンチレーション検出器)63を通過してから振り分け装置64の位置に達するまでには時間的誤差がある。したがって、残留物が放射線量検出装置(シンチレーション検出器)63を通過してから、残留物が振り分け装置64の位置に達するまでの時間を考慮して、振り分け装置64を駆動する必要がある。
この際、基準値以上の残留物を確実に分別するため、放射線量検出装置(シンチレーション検出器)63が基準値以上の残留物を検出した場合には、残留物が振り分け装置64の位置に達するよりも若干早いタイミングで振り分け装置64を駆動して、基準値以上の残留物を確実に分別する。また、放射線量検出装置(シンチレーション検出器)63が基準値以上の残留物を検出した後に、基準値未満の残留物を検出した場合には、残留物が振り分け装置64の位置に達するよりも若干遅いタイミングで振り分け装置64を駆動して、基準値以上の残留物を確実に分別する。
<搬出手段/搬出工程>
搬出手段70は、各分別手段で分別した残留物を、それぞれの分別基準に基づいて搬出するための手段であり、搬出工程は、各分別手段で分別した残留物を、それぞれの分別基準に基づいて搬出するための工程である。本発明の実施形態で分別処理した後の残留物は、石等の残渣、容器の残渣、草木・根等、低濃度土壌、高濃度土壌とに大別することができる。これらの残留物はホイールローダ15等によりダンプトラック12に積みこまれ、各残留物の性状に応じて、焼却処理、埋立処理、貯蔵施設での貯蔵処理等が行われる。
なお、本発明の実施形態で分別処理を行う際には、上述した物の他に、水、粉塵等が発生するが、これらについても、集塵装置120等を用いてその性状に応じて適切な処理を行う。また、各手段の間における残留物等の搬送には、ベルトコンベア(符号を付さず)を用いる。
<外部環境との遮断>
また、本発明に係る放射能汚染物の分別処理システム100において、各手段は、外部環境と遮断可能な建屋内に設置されていることが好ましい。例えば、分別処理施設の建屋内の入口及び出口には、ダンプトラック12の出入りに伴って開閉する二重シャッターを設置し、ダンプトラック12の出入り時には、必ず一方のシャッターが閉じた状態として、分別処理施設を外部環境と遮断する。
<遠隔操作及び動作監視>
また、本発明に係る放射能汚染物の分別処理システム100では、少なくとも、破袋手段20、第1の分別手段30、第2の分別手段50、改質材混合手段40、第3の分別手段60は、放射能濃度に対する安全基準を満たした操作室内から遠隔操作及び動作監視することが好ましい。すなわち、分別処理施設の適宜箇所に監視カメラを設置するとともに、操作室内には、各手段を構成する機器類の操作装置、モニタ、計器等を設置する。
そして、操作室内にいるオペレータが、モニタで確認を行いながら各機器類を操作するとともに、計器の数値を監視して、各手段を構成する機器類を遠隔操作するとともに、動作の監視を行うことにより、作業員の被ばくを確実に防止することができる。
<放射能汚染物の分別処理方法>
本発明の実施形態に係る放射能汚染物の分別処理方法は、図5に示すように、容器に収容された放射能汚染物を搬入し(S1)、搬入された放射能汚染物の容器を破袋して、放射能汚染物を取り出す(S2)。
続いて、破袋された放射能汚染物から、所定粒径(100mm)以上の残渣と容器の残渣を分別除去する(S3)。ここで、所定粒径(100mm)以上の残渣と容器の残渣(S4)は、可燃物と不燃物とに分別し(S5)、それぞれの性状に応じて処理する(S6)。
一方、所定粒径(100mm)未満の残留物は(S4)、磁性体を除去し(S7)、分別された残留物に対して、改質材を加えて均一に混合する(S8)。なお、磁性体を除去する工程(S7)は、磁性体を除去して後段の構成における機器の損傷等を防止するための工程であり、磁性体を含まないことが明らかな場合には省略することができる。
続いて、改質材が混合された残留物に対して、基準粒径(20mm)以上の残留物と、基準粒径(20mm)未満の残留物とに分別する(S9)。ここで、基準粒径(20mm)以上の残留物は(S10)、可燃物と不燃物とに分別し(S11)、それぞれの性状に応じて処理する(S12)。
一方、基準粒径(20mm)未満の残留物は(S10)、所定の放射能濃度(8,000Bq/kg)を基準として、基準値以上の残留物と、基準値未満の残留物とに分別する(S13)。ここで、所定の放射能濃度(8,000Bq/kg)以上の残留物は(S14)、高濃度土壌として処理する(S15)。一方、所定の放射能濃度(8,000Bq/kg)未満の残留物は(S14)、低濃度土壌として処理する(S16)。
また、各工程は、外部環境と遮断可能な建屋内で実施されることが好ましく、さらに、破袋工程、分別工程は、放射能濃度に対する安全基準を満たした操作室内から機器を遠隔操作するとともに各工程における動作を監視することが好ましい。
10 搬入手段
11 フレキシブルコンテナバッグ
12 ダンプトラック
13 クレーン
14 ベルトコンベア
15 ホイールローダ
20 破袋手段
30 第1の分別手段
40 改質材混合手段
41 改質材タンク
42 送出装置
43 撹拌装置
50 第2の分別手段
60 第3の分別手段
61 ベルトコンベア
62 敷き均し装置
63 放射線量検出装置
64 振り分け装置
65 重量測定装置
70 搬出手段
80 第1の可燃物分離手段
90 第2の可燃物分離手段
100 分別処理システム
110 磁性体分別手段
120 集塵装置

Claims (6)

  1. 破袋可能な容器に収容された放射能汚染物を分別して処理するためのシステムであって、
    容器に収容された放射能汚染物を搬入する搬入手段と、
    搬入された放射能汚染物の容器を破袋して、放射能汚染物を取り出す破袋手段と、
    破袋手段で破袋された放射能汚染物から、所定粒径以上の残渣と容器の残渣を分別除去する第1の分別手段と、
    第1の分別手段で分別された残留物に対して、改質材を加えて均一に混合する改質材混合手段と、
    改質材が混合された残留物に対して、第1の分別手段における分別粒径よりも小さな粒径を基準として、基準粒径以上の残留物と、基準粒径未満の残留物とに分別する第2の分別手段と、
    第2の分別手段で分別した基準粒径未満の残留物について所定の放射能濃度を基準として、基準値以上の残留物と、基準値未満の残留物とに分別する第3の分別手段と、
    前記各分別手段で分別した残留物を、それぞれの分別基準に基づいて搬出する搬出手段と、
    を備えたことを特徴とする放射能汚染物の分別処理システム。
  2. 前記各手段は、外部環境と遮断可能な建屋内に設置されていることを特徴とする請求項1に記載の放射能汚染物の分別処理システム。
  3. 少なくとも、前記破袋手段、前記第1の分別手段、前記第2の分別手段、前記改質材混合手段、前記第3の分別手段は、放射能濃度に対する安全基準を満たした操作室内から遠隔操作及び動作監視することを特徴とする請求項1又は2に記載の放射能汚染物の分別処理システム。
  4. 破袋可能な容器に収容された放射能汚染物を分別して処理するための方法であって、
    容器に収容された放射能汚染物を搬入する搬入工程と、
    搬入された放射能汚染物の容器を破袋して、放射能汚染物を取り出す破袋工程と、
    破袋工程で破袋された放射能汚染物から、所定粒径以上の残渣と容器の残渣を分別除去する第1の分別工程と、
    第1の分別工程で分別された残留物に対して、改質材を加えて均一に混合する改質材混合工程と、
    改質材が混合された残留物に対して、第1の分別工程における分別粒径よりも小さな粒径を基準として、基準粒径以上の残留物と、基準粒径未満の残留物とに分別する第2の分別工程と、
    第2の分別工程で分別した基準粒径未満の残留物について所定の放射能濃度を基準として、基準値以上の残留物と、基準値未満の残留物とに分別する第3の分別工程と、
    前記各分別工程で分別した残留物を、それぞれの分別基準に基づいて搬出する搬出工程と、
    を含むことを特徴とする放射能汚染物の分別処理方法。
  5. 前記各工程は、外部環境と遮断可能な建屋内で実施されることを特徴とする請求項4に記載の放射能汚染物の分別処理方法。
  6. 少なくとも、前記破袋工程、前記第1の分別工程、前記第2の分別工程、前記改質材混合工程、前記第3の分別工程は、放射能濃度に対する安全基準を満たした操作室内から機器を遠隔操作するとともに各工程における動作を監視する、
    ことを特徴とする請求項4又は5に記載の放射能汚染物の分別処理方法。
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