JP7419827B2 - 破袋片の減容化システム - Google Patents

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Description

本開示は、破袋片の減容化システム及び、減容化方法に関し、特に、汚染土を収容した容器を破袋することにより生じる破袋片の減容化に好適な技術に関するものである。
一般に、放射性物質の除染作業等によって発生した汚染土は、フレキシブルコンテナバッグ(以下、単に容器という)に収容されて中間貯蔵施設に搬入され、容器を破袋することにより取り出されて分別処理等が施される。この種の容器の破袋システムは、例えば、特許文献1,2に開示されている。
特開2018-090315号公報 特開2016-033485号公報
ところで、容器を破袋することにより生じる破袋片等の可燃物は、中間貯蔵施設から外部の焼却施設等に運搬されて焼却処理されることになる。この際、破袋片は袋体に封入されて運搬処理されることになるが、中間貯蔵施設内に破袋片を仮置きするスペースの確保や、運搬効率を向上させる観点からは、破袋片を減容化し、袋体一枚当たりの封入量を増加させることが望まれる。上記文献1,2記載の技術では、容器の破袋を主とするものであり、破袋片の減容化については十分な検討がなされていない。
本開示の技術は、上記事情に鑑みてなされたものであり、破袋片の運搬効率を向上させることにより、仮置きスペースの削減を図ることを目的とする。
本開示のシステムは、被収容物を収容した容器を破袋することにより生じる破袋片の減容化システムであって、前記破袋片を圧縮する圧縮手段と、前記圧縮手段によって圧縮された前記破袋片の被圧縮体を袋体に封入する封入手段と、を備えることを特徴とする。
また、前記破袋片に付着した前記被収容物を、前記破袋片が前記圧縮手段によって圧縮されるよりも前に、該破袋片から分離する分離手段をさらに備えることが好ましい。
また、前記封入手段は、前記被圧縮体を前記圧縮手段の排出口から外側に押し出す押出手段と、前記排出口に取り付けられるアタッチメントと、を含み、該アタッチメントは、前記排出口から横方向に連続する枠体状に形成されると共に、枠体外周面に前記袋体の少なくとも開口側周縁が被せられ、前記排出口から前記押出手段によって押し出される前記被圧縮体を枠体内周面によって前記袋体内へと導くガイド部と、前記ガイド部の押し出し方向側の上端部を切り欠いた切り欠き部と、を備えることが好ましい。
また、前記袋体の開口側周縁の少なくとも一部を前記ガイド部に仮保持する仮保持手段をさらに備えることが好ましい。
また、前記ガイド部が、互いに離間対向する上板部材及び下板部材と、互いに離間対向する一対の横板部材とを有する矩形枠体状に形成されており、前記切り欠き部が、前記横板部材の押し出し方向側の上角部を斜めに切り欠くことにより形成されていることが好ましい。
また、前記ガイド部の枠体内周面が、前記被圧縮体を前記袋体内へとガイドしつつ、前記被圧縮体の復元膨張を抑えるように機能することが好ましい。
また、前記被収容物が放射性汚染土であり、前記袋体が内袋と外袋とを有する二重袋状をなすことが好ましい。
本開示の方法は、被収容物を収容した容器を破袋することにより生じる破袋片の減容化方法であって、前記破袋片に付着した前記被収容物を、該破袋片から分離するステップと、前記被収容物が分離された破袋片を圧縮するステップと、圧縮した前記破袋片の被圧縮体を袋体に封入するステップと、を有することを特徴とする。
本開示の技術によれば、破袋片の運搬効率を向上させることにより、仮置きスペースの削減を図ることができる。
本実施形態に係る減容化システムを備えた分別処理システムを示す模式的なブロック図である。 本実施形態に係る減容化システムの要部をなす圧縮梱包装置の一部を圧縮方向に切り欠いて示す模式的な部分断面図である。 本実施形態に係る減容化システムの要部をなす圧縮梱包装置の一部を押し出し方向に切り欠いて示す模式的な部分断面図である。 本実施形態に係るアタッチメントを示す模式的な斜視図である。 本実施形態に係るアタッチメントを用いた被圧縮体の梱包動作を説明する模式図である。 本実施形態に係るアタッチメントを用いた被圧縮体の梱包動作を説明する模式図である。 本実施形態に係る汚染土の分別処理及び、破袋片の減容化処理の流れを説明するフローチャート図である。 他の実施形態に係るアタッチメントを示す模式的な斜視図である。 他の実施形態に係るアタッチメントを示す模式的な斜視図である。
以下、添付図面に基づいて、本実施形態に係る破袋物の減容化システム及び、減容化方法について説明する。同一の部品には同一の符号を付してあり、それらの名称および機能も同じである。したがって、それらについての詳細な説明は繰返さない。
[全体構成]
図1は、本実施形態に係る減容化システムを備えた分別処理システム10を示す模式的なブロック図である。
分別処理システム10は、例えば、放射性物質の除染作業等によって発生した放射性汚染土を一時保管する中間貯蔵施設に用いられる。具体的には、分別処理システム10は、受け入れ搬入部11と、破袋処理部15と、分別処理部20と、選別減容化処理部30と、バイパス処理部40とを備えている。本開示の減容化システムは、選別減容化処理部30の一部として構成されている。
受け入れ搬入部11は、汚染土(本開示の被収容物の一例)を収容したフレキシブルコンテナバック2等(以下、単に容器という)を分別処理システム10に受け入れる。具体的には、受け入れ搬入部11は、上流側から順に、複数本の受け入れベルトコンベア12A,12B,12Cと、整列ベルトコンベア13と、金属検知装置14とを備えている。
受け入れベルトコンベア12A,12B,12Cは、互いに略並列に配されており、トラックTから汚染土等を収容した容器2を受け入れる。具体的には、受け入れベルトコンベア12A,12B,12Cは、トラックTのダンプアップによって荷台から投入落下される容器2を受け入れると共に、受け入れた容器2を下流側の整列ベルトコンベア13へと搬送する。
なお、受け入れベルトコンベア12A,12B,12Cの本数は、図示例の3本に限定されず、1本、2本、或いは、4本以上であってもよい。受け入れベルトコンベア12A,12B,12Cを複数本備えれば、複数台のトラックTから容器2を同時に受け入れできるようになり、受け入れ効率の向上を図ることが可能になる。また、容器2の受け入れ手法はトラックTのダンプアップに限定されず、不図示の重機等により容器2を吊り上げ下げすることにより受け入れてもよい。
整列ベルトコンベア13は、受け入れベルトコンベア12A,12B,12Cから投入される容器2を下流側の破袋処理部15に向けて搬送する。本実施形態において、整列ベルトコンベア13には、整列ベルトコンベア13の上面に落下した容器2の位置情報を検出可能な位置センサ13Aと、容器2を自動的に整列させる整列機構13Bとが設けられている。整列機構13Bは、受け入れベルトコンベア12A,12B,12Cからそれぞれ落下される容器2が整列ベルトコンベア13上で互いに重なり合わないように、位置センサ13Aから送信される位置情報に基づいて、各容器2を逐次に自動整列させる。
金属検知装置14は、例えば、電磁誘導式や磁気誘導式の金属検知装置であって、好ましくは、整列機構13Bよりも下流側の整列ベルトコンベア13に設けられている。金属検知装置14は、整列ベルトコンベア13を流れる容器2の収容物にガスボンベや鉄筋棒等の金属異物が混入しているか否かを検知する。金属検知装置14によって金属異物の混入が検知されなかった容器2Aは、下流側の破袋処理部15に送られ、金属検知装置14によって金属異物の混入が検知された容器2Bは、破袋処理部15に送られることなく、後述するバイパス処理部40へと送られる。
このように、金属検知装置14によって金属異物の混入を検知した容器2Bを、破袋処理部15から迂回するバイパス処理部40に仕分けることで、後述する破袋装置17の破損等を効果的に防止することが可能になる。なお、金属検知装置14の配置位置は、図示例の整列ベルトコンベア13に限定されず、受け入れベルトコンベア12A,12B,12Cにそれぞれ設けることも可能である。金属検知装置14を整列ベルトコンベア13に設ければ、金属検知装置14の台数を1台とすることができ、設備コストの削減を図ることができる。
破袋処理部15は、上流側から順に、投入ベルトコンベア16と、破袋装置17とを備えている。
投入ベルトコンベア16は、整列ベルトコンベア13から受け入れた、収容物に金属異物が混入していない容器2Aを破袋装置17に投入する。破袋装置17は、上方に投入口、下方に排出口が設けられた筐体17A内に、少なくとも一対の回転ドラム18,19を備えている。回転ドラム18,19には、不図示のロータリカッタ等が設けられており、これら回転ドラム18,19は互いに逆回りに異なる回転速度で回転する。
すなわち、投入口から筐体17A内に投入された容器2Aは、各回転ドラム18,19の間に導かれ、互いに逆回転する回転ドラム18,19のロータリカッタ等によって引き裂かれることにより、容器2Aから収容物が取り出されるようになっている。容器2Aの破袋片及び、容器2Aから取り出された収容物(主に、汚染土の塊状物や小さな石等の不燃物)は、図中矢印A1で示すように、筐体17Aの排出口から下方に向けて、後述する投入ベルトコンベア21へと落下される。一方、収容物に大きなコンクリート塊等の異物が含まれる場合には、当該異物によってロータリカッタに一定以上の力が作用することで、ロータリカッタは逆転する。ロータリカッタが逆転すると、大きな異物は図中矢印A2で示すように、異物排出扉から排出されることにより、破袋片や汚染土の塊状物等から選別される。
分別処理部20は、投入ベルトコンベア21と、分別装置22とを備えている。
投入ベルトコンベア21は、破袋装置17によって容器2Aから取り出された収容物及び、破袋装置17によって引き裂かれた容器2Aの破袋片を受け入れて、分別装置22に投入する。
分別装置22は、例えば、円筒回転式分別機(トロンメル型分別機)であって、周面に多数の貫通孔が穿設された円筒状の回転ドラム23を備えている。回転ドラム23の一端側には投入口24が設けられ、回転ドラム23の他端側には排出口25が設けられている。回転ドラム23は、投入口24が排出口25よりも上方に位置するように、回転軸心を斜めにして配置されている。分別装置22は、投入口24から投入された塊状物のうち、回転ドラム23の貫通孔よりもサイズの小さい塊状物は回転ドラム23から下方へ落下する一方、貫通孔よりもサイズの大きい塊状物は排出口25へと送り出すように構成されている。
本実施形態において、回転ドラム23の貫通孔の径は、例えば約100mmで設定されている。すなわち、外径が100mm以下の小さいサイズの塊状物(主に、汚染土の塊状物)は、図中矢印B1で示すように、回転ドラム23から下方へ落下し、何れも不図示の二次分別処理部、或いは、ストックヤードへと送られる。一方、外径が100mmよりも大きいサイズの塊状物(主に、容器2Aの破袋片等の可燃物、破袋片に付着した汚染土、サイズの小さい石等の不燃物)は、図中矢印B2で示すように、排出口25から後述する選別処理部30の選別ベルトコンベア31に向けて落下するようになっている。
選別減容化処理部30は、選別ベルトコンベア31と、選別装置32(本開示の分離手段の一例)と、圧縮梱包装置50(本開示の圧縮手段及び、封入手段の一例)と、搬送ベルトコンベア34と、投入ベルトコンベア35とを備えている。選別装置32及び、圧縮梱包装置50は、本開示の減容化システムを構成する。
選別ベルトコンベア31は、分別装置22によって分別された、100mmよりも大きいサイズの塊状物や破袋片を受け入れて選別装置32に搬送する。
選別装置32は、投入された塊状物や破袋片を、重量が比較的重い不燃物S1と、サイズが小さい塊状物(主として汚染土の塊状物)S2と、重量が比較的軽い破袋片等の可燃物S3とに選別する。具体的には、選別装置32は、筐体状の本体部32Aと、本体部32A内に設けられた送風機32Bと、本体部32A内に設けられた揺動プレート32Cとを備えている。揺動プレート32Cには、多数の貫通孔(図示せず)が穿設されている。
本体部32Aには、上部に投入口32D、一端に第1排出口32E、下部に第2排出口32F、他端に第3排出口32Gが開口形成されている。本体部32A及び、該本体部32Aに収容された揺動プレート32Cは、一端側(第1排出口32E側)が他端側(第3排出口32G側)よりも鉛直方向下方となるように斜めに配置されている。送風機32Bは、本体部32A内の投入口32Dよりも第1排出口32E側に、投入口32Dと隣接して設けられており、本体部32A内の一端側から他端側に向けて風を圧送するように設けられている。
選別装置32は、投入口32Dから本体部32A内に投入された塊状物や破袋片のうち、重量の重い不燃物S1(主として石等)は、その自重により本体部32Aの一端側(第1排出口32E)から排出し(矢印C1参照)、重量の軽い可燃物S3(主として容器2Aの破袋片等)は送風機32Bの送風によって本体部32Aの他端側(第3排出口32G)から排出する(矢印C2参照)。選別された可燃物S3(主に破袋片)は、図中矢印C3で示すように圧縮梱包装置50に投入され、圧縮して袋体に封入することにより梱包した後に、外部の焼却施設等へと運搬されて焼却処理される。このように、破袋片等の可燃物S3を圧縮梱包装置50で圧縮して減容化することにより、袋体への封入量を確実に増加させることが可能となり、焼却施設への運搬効率を向上できるようになる。また、運搬効率が向上することで、圧縮梱包前の可燃物S3を仮置きするスペースの敷地面積も効果的に削減できるようになる。
また、選別装置32は、投入口32Dから本体部32A内に投入された塊状物のうち、比較的サイズの小さい塊状物(主として容器2Aの破袋片等から分離された塊状汚染土や粒状汚染土等)S2については、揺動プレート32Cの貫通孔を通過させることにより選別する。本実施形態において、揺動プレート32Cの貫通孔の径は、例えば約50mmで設定されている。
すなわち、外径が50mmよりも小さいサイズの塊状物S2(粒状物を含む)は、図中矢印C3で示すように、揺動プレート32Cの貫通孔から第2排出口32Fを介して下方へと落下する。落下した塊状物S2は、搬送ベルトコンベア34によって受け止められ、投入ベルトコンベア35を経由して分別処理部20の投入ベルトコンベア21へと還流されることで、分別装置22に再投入される。このように、選別装置32によって重量物や軽量物から分離選別した塊状汚染土及び粒状汚染土を分別処理部20に再投入することにより、容器2Aの破袋片等に付着した汚染土を余すことなく効果的に処理することが可能になる。また、圧縮梱包装置50による圧縮梱包よりも前に、選別装置32にて破袋片から付着土を分離処理することにより、分離処理を施さない場合に比べ、破袋片の減容化率が確実に高められるようになり、袋体への封入効率を効果的に向上することが可能になる。
バイパス処理部40は、クレーン装置41と、バイパスヤード42と、バックホーや油圧ショベル等の重機43,44とを備えている。なお、重機43,44の台数は複数台に限定されず、一台であってもよい。
クレーン装置41は、金属検知装置14によって金属異物の混入が検知された容器2Bを吊り上げて、バイパスヤード42へと搬送する。なお、バイパスヤード42への搬送は、クレーンに限定されず、不図示の重機等により行ってもよい。重機43は、クレーン装置41によってバイパスヤード42に搬入された容器2Bを破袋することにより、容器2Bから収容物S4を取り出す。容器2Bの破袋片は、図中矢印D1で示すように圧縮梱包装置50に投入されて減容化され、圧縮梱包された後に外部の焼却施設等へと運搬されて焼却処理される。
バイパスヤード42に取り出された収容物S4からは、ガスボンベや鉄筋棒等の金属異物S5が取り除かれる。金属異物S5の取り除きは、重機43,44等によって行えばよい。金属異物S5を取り除いた収容物S4(主として、汚染土)は、重機44によって投入ベルトコンベア35に運び込まれ、分別処理部20の投入ベルトコンベア21を介して分別装置22に投入されるようになっている。
このように、収容物に金属異物が混入する容器2Bを、破袋装置17から迂回するバイパス処理部40にて処理することにより、当該金属異物によって引き起こされる破袋装置17や投入ベルトコンベア21の破損を未然に防ぐことが可能となる。また、破袋装置17の破損が防止されることで、当該破損を起因とした汚染土の処理停止も効果的に防止することが可能になる。
[圧縮梱包装置]
次に、図2~6に基づいて、本実施形態に係る減容化システムの要部をなす圧縮梱包装置50及び、アタッチメント60の詳細について説明する。
図2は、本実施形態に係る圧縮梱包装置50の一部を圧縮方向に切り欠いて示す模式的な部分断面図であり、図3は、本実施形態に係る圧縮梱包装置50の一部を押し出し方向に切り欠いて示す模式的な部分断面図である。
圧縮梱包装置50は、不図示の重機等により破袋片70(図2参照)が投入されるホッパー51と、ホッパー51の下方に設けられた圧縮室52と、圧縮室52内を進退自在な押圧ブロック53(図2参照)を有する圧縮用油圧シリンダ54(図2参照)と、圧縮室52と略直交する方向に延びる排出室55と、排出室55内を進退自在な押出ブロック56(図3参照)を有する押出用油圧シリンダ57(図3参照)と、排出室55と連通する排出口55A(図3参照)に取り付けられたアタッチメント60(図3参照)とを備えている。圧縮用油圧シリンダ54は、本開示の圧縮手段の一例として好ましく、押出用油圧シリンダ57は、本開示の押出手段の一例として好ましい。また、押出用油圧シリンダ57及び、アタッチメント60は、本開示の封入手段の一例として好ましい。
なお、以下の説明では、破袋片70を圧縮用油圧シリンダ54により圧縮する横方向を単にX方向、X方向と直交する横方向(押し出し方向)を単にY方向、X及びY方向と直交する縦方向を単にZ方向と称する。
ホッパー51は、上端開口が下端開口よりも拡張された略角錐台形状に形成されている。ホッパー51の上方には、ホッパー51の内部を映し出すミラー51Aが設けられており、重機のオペレーターがミラー51Aを目視しながら破袋片70の詰め込みを効率的に行えるようになっている。なお、ホッパー51の内部を映し出す機構は、ミラー51Aに限定されず、重機のキャビン内に配されたモニタに撮像画像をリアルタイムで送信するカメラ等であってもよい。
圧縮室52は、断面略矩形の中空状に形成されており、ホッパー51の下端開口と投入口52A(図2参照)を介して連通する。圧縮梱包装置50の本体部50A上面には、投入口52Aを閉塞又は開放する投入扉52B(図2参照)がX方向にスライド移動自在に設けられている。投入扉52Bは、ホッパー51から圧縮室52に破袋片70を投入する際は投入口52Aを開放し、圧縮用油圧シリンダ54が作動する際は投入口52Aを閉塞する。
押圧ブロック53は、好ましくは、圧縮室52の断面形状と略同形の矩形ブロック状に形成されており、その背面には圧縮用油圧シリンダ54のロッド54Aが固定されている。投入口52Aを閉塞した状態で、圧縮用油圧シリンダ54の不図示の圧力室に油圧が供給されると、これに伴いロッド54Aがストロークし、押圧ブロック53が圧縮室52内の破袋片70を押圧することにより、破袋片70の被圧縮体71_1が生成される。
被圧縮体71_1を生成したならば、押圧ブロック53を初期位置Sに戻して投入口52Aを開放すると共に、ホッパー51から圧縮室52に次の破袋片70を投入し、投入口52Aを閉塞して圧縮用油圧シリンダ54を作動させることにより、次の被圧縮体71_2が生成される。これを適宜回数繰り返すことにより、複数の被圧縮体71_nが圧接してなる略立方体状の圧縮集合体72が生成される。
排出室55は、断面略矩形の中空状に形成されており、圧縮室52と連通する。排出室55の一端部には、本体部50Aの側面に開口する略矩形状の排出口55A(図3参照)が設けられている。排出口55Aは、本体部50AにZ方向にスライド移動自在に設けられた排出扉55B(図3参照)によって閉塞又は開放される。なお、図示例において、排出室55は、圧縮室52と直交するY方向に延設されているが、圧縮室52と同じX方向に延設されてもよい。この場合は、圧縮用油圧シリンダ54の作動時(破袋片70の圧縮時)に、圧縮室52と排出室55とを仕切る扉を設ければよい。
押出ブロック56は、好ましくは、排出室55の断面形状よりも小さいブロック状に形成されており、排出口55Aとは反対側の背面には押出用油圧シリンダ57のロッド57Aが固定されている。排出口55Aを開放した状態で、押出用油圧シリンダ57の不図示の圧力室に油圧が供給されると、これに伴いロッド57Aがストロークし、押出ブロック56が圧縮集合体72を押し出すことにより、圧縮集合体72は排出口55Aからアタッチメント60へと送り出されるようになっている。
[アタッチメント]
図4は、本実施形態に係るアタッチメント60を示す模式的な斜視図である。
図4に示すように、アタッチメント60は、ガイド部61と、切り欠き部66と、バンド部材68(本開示の仮保持手段の一例)とを備えている。
ガイド部61は、排出口55Aと略同形の矩形枠体状に形成されており、排出口55AからY方向に連続する。具体的には、ガイド部61は、互いにZ方向に離間対向する上板部材62及び下板部材63と、互いにX方向に離間対向する一対の横板部材64,65とを備えている。これら各板部材62,63,64,65は、互いに隣接する縁部を溶接等で接合、或いは、ボルトナットで締結することにより固定されている。
ガイド部61の各板部材62,63,64,65によって画定される矩形中空状の空間E内には、押出用油圧シリンダ57(図3参照)によってY方向へ押し出される圧縮集合体72が送り込まれる。ガイド部61は、下板部材63と地面Gとの間に、Z方向に所定の高さHが確保されるように、本体部50Aに取り付けられている。所定の高さHは、好ましくは、圧縮集合体72のY方向の長さの約半分程度とされている。なお、所定の高さHは、後述する反転動作時に、圧縮集合体72が自重により反転するのに必要な高さを確保できる範囲にて適宜に設定することができる。
上板部材62及び下板部材63は、互いにX方向に同等の長さで形成されている。また、上板部材62のY方向の長さは、後述する切り欠き部66が設けられることにより、下板部材63のY方向の長さよりも所定量Lほど短く形成されている。本実施形態において、所定量Lは、好ましくは、圧縮集合体72のY方向の長さの約半分程度の長さとされている。これら上板部材62及び下板部材63の内周面は、圧縮集合体72のZ方向への復元膨張を抑えつつ、圧縮集合体72をY方向に円滑にスライド移動させるガイドとして機能する。
一対の横板部材64,65は、互いにY方向に同等の長さで形成されている。横板部材64,65の上端縁は、上板部材62のY方向の長さと同等の長さとされ、横板部材64,65の下端縁は、下板部材63のY方向の長さと同等の長さで形成されている。これら横板部材64,65の内周面は、圧縮集合体72のX方向への復元膨張を抑えつつ、圧縮集合体72をY方向に円滑にスライド移動させるガイドとして機能する。
各板部材62,63,64,65の外周面には、袋体75の開口側周縁が被せられる。バンド部材68は、袋体75の開口側周縁をガイド部61の矩形外周面に所定の締め付け力で押し付けることにより、袋体75をガイド部61に仮保持する。
具体的には、バンド部材68は、押出用油圧シリンダ57(図3参照)の作動により、圧縮集合体72が袋体75内に押し込まれる間は、袋体75の開口側周縁をガイド部61に保持する。これにより、袋体75内に空気を送る送風手段等を用いることなく、袋体75を確実に膨らませることが可能になる。また、圧縮集合体72の袋体75内への押し込み封入作業を、重機や人力によらず、押出用油圧シリンダ57のストローク力によって効果的に行うことも可能になる。
さらに、バンド部材68は、押出用油圧シリンダ57(図3参照)の作動により、圧縮集合体72が袋体75の底部に達し、これに伴い袋体75がY方向へ移動し始めると、袋体75と一体移動(又は、ガイド部61に対して相対移動)できる程度の締め付け力で取り付けられる。これにより、後述する圧縮集合体72の反転動作がバンド部材68によって妨げられることを効果的に防止できるようになる。
切り欠き部66は、各横板部材64,65のY方向側の上端角部を斜めに切り欠くことにより設けられている。具体的には、切り欠き部66は、各横板部材64,65の角部をそれぞれ直線状に斜めに切り欠いた一対の傾斜縁64A,65Aと、上板部材62のY方向側の端縁62Aとで形成されており、下板部材63の上方を所定量Lに亘って開放するように構成されている。
すなわち、圧縮集合体72が上板部材62よりもY方向に送り出され、且つ、圧縮集合体72の約半分が下板部材63の端縁63AよりもY方向へ突出すると、上方を開放された圧縮集合体72が自重により下板部材63の端縁63Aを支点に回動するようになっている。これにより、アクチュエータ等を別途必要とする回動装置を用いることなく、圧縮集合体72をその自重により袋体75と一体に反転させることが可能になる。また、切り欠き部66を斜めに形成することで、反転動作中の圧縮集合体72に対して一対の横板部材64,65により側圧を継続的に作用させることが可能となり、圧縮集合体72の横方向への復元を効果的に防止できるようになる。
[梱包動作]
次に、図5,6に基づいて、本実施形態に係るアタッチメント60を用いた圧縮集合体72の梱包動作を説明する。
図5(A)は、第一工程を説明する模式図である。第一工程では、アタッチメント60のガイド部61外周に袋体75の少なくとも開口側周縁を被せる。本実施形態において、袋体75は、内袋及び外袋を有する二重袋状をなしており、圧縮集合体72に残存(破袋片に付着残存)する放射性汚染土の運送中の拡散を効果的に防止できるようになっている。袋体75は、内袋から外袋の順にガイド部61に被せてもよく、或いは、内袋及び外袋を同時にガイド部61に被せてもよい。袋体75をガイド部61に被せたならば、第二工程へと移行する。
図5(B)は、第二工程を説明する模式図である。第二工程では、バンド部材68をガイド部61に巻き掛けることにより、袋体75の開口側周縁をガイド部61に仮保持させる。バンド部材68によって袋体75を仮保持させたならば、排出口55Aを開放し、押出用油圧シリンダ57を作動させることにより、第三工程へと移行する。
図5(C)は、第三工程を説明する模式図である。第三工程では、押出用油圧シリンダ57により押し出される圧縮集合体72を、ガイド部61によってスライドさせながら袋体75内へと導くことで、圧縮集合体72の袋体75内への押し込み封入を開始する。この際、袋体75は、開口側周縁をバンド部材68によってガイド部61に保持されながら、Y方向に摺り動くことなく、圧縮集合体72によって逐次押し広げられるようになる。
すなわち、送風手段等を用いることなく、袋体75を押出用油圧シリンダ57の作動によって容易に膨らませることが可能になる。また、圧縮集合体72をガイド部61から袋体75内に直接的に押し込んで封入するため、PPバンドの結束等を行うことなく、圧縮集合体72の復元を確実に抑えつつ、封入作業の簡素化を図ることも可能になる。また、PPバンドや結束装置が不要となることで、装置の大型化やコストの増加、さらには異物の噛み込みに伴う装置の作動不良等も無くすことが可能になる。圧縮集合体72が袋体75の底部に達したならば、第四工程へと移行する。
図6(A)は、第四工程を説明する模式図である。第四工程では、押出用油圧シリンダ57により袋体75に押し込まれた圧縮集合体72を、ガイド部61の上板部材62よりもY方向へ送り出すことにより、圧縮集合体72の上方を開放させ、さらに、圧縮集合体72の約半分をガイド部61の下板部材63よりもY方向へ突出させる。すると、図6(B)に示すように、圧縮集合体72が自重によって袋体75と一体回動することにより、圧縮集合体72は袋体75の開口が上方を向くように反転しながら地面Gへと着地するようになる。
すなわち、圧縮集合体72を封入した袋体75を、重機や人力、或いは、アクチュエータ等により作動する回動装置を用いることなく、自重により確実に反転できるように構成されている。これにより、被圧縮体71に土砂等が付着残存していても、梱包作業を確実に行うことができるようになる。また、梱包作業の簡素化、さらには、作業効率の向上を確実に図ることが可能になる。また、重機や回動装置が不要となるため、装置の大型化やコストの増加も効果的に抑えることが可能になる。また、人力を必要としないため、梱包作業の安全性を担保することも可能になる。
[分別処理及び、減容化方法]
次に、本実施形態に係る汚染土の分別処理及び、破袋片の減容化処理の流れを、図7のフローチャート図に基づいて説明する。
ステップS100では、受け入れ搬入部11にて、トラックTのダンプアップにより投入落下される容器2を受け入れて、整列ベルトコンベア13へと搬送する。
ステップS110では、金属検知装置14により、容器2内の収容物に金属異物が混入しているか否かを検知する。収容物に金属異物が混入していない場合(No)は、ステップS120の破袋処理に進む。一方、収容物に金属異物が混入している場合(Yes)は、ステップS130以降のバイパス処理に進む。
ステップS120では、収容物に金属異物が含まれていない容器2Aを破袋装置17に投入し、容器2Aから収容物を取り出す。次いで、ステップS150では、収容物(容器2の破袋片等を含む)を分別装置22に投入する。
一方、ステップS130では、収容物に金属異物が含まれている容器2Bをバイパスヤード42に搬入し、ステップS132では、容器2Bを重機等で破袋することにより収容物を取り出す。ステップS140にて、重機などにより選別したガスボンベや鉄筋棒等の金属異物は(Yes)、ステップS142にてトラック等に積み込むことにより、外部の処理施設へ運搬される。ステップS145にて、重機などにより選別した容器2Bの破袋片は(Yes)、後述するステップS230の仮置きスペースへと送られる。一方、ステップS145にて、破袋片以外の収容物(主として、塊状汚染土)は(No)、ステップS150の分別装置22へと送られる。
ステップS150では、容器2A,2Bから取り出された収容物を分別装置22に投入し、ステップS160では、外径が100mm以下の小さいサイズの塊状汚染土と、外径が100mmよりも大きいサイズの塊状物(破袋片含む)とを分別する。外径が100mm以下の小さいサイズの塊状汚染土は、二次分別処理又はストックヤードへと送られる。一方、外径が100mmよりも大きいサイズの塊状物及び破袋片等は、ステップS200以降の選別減容化処理へと送られる。
ステップS200では、外径が100mmよりも大きいサイズの塊状物及び破袋片を選別装置32に投入し、重量の重い不燃物と、重量の軽い破袋片等の可燃物と、外径が50mm以下の小さいサイズの塊状物(主として破袋片から分離された汚染土等)とに選別する。ステップS210にて、外径が50mm以下の小さいサイズの汚染土(Yes)は、ステップS150に戻り分別装置22へ再投入される。このように、選別装置32によって重量物や軽量物から分離選別された汚染土を分別装置22に再投入することにより、容器2Aの破袋片等に付着した汚染土を余すことなく効果的に回収できるようになる。また、破袋片から付着した汚染土を取り除くことにより、後述するステップS240における減容化の向上が図られるようになる。
一方、ステップS210で選別された外径が50mmよりも大きいサイズの塊状物は(No)、ステップS220にて、破袋片等の可燃物(Yes)と、石等の不燃物(No)とに選別される。不燃物は、ステップS260にてトラック等に積み込むことにより、外部の処理施設へと運搬される。一方、破袋片等の可燃物は、ステップS230にて、中間貯蔵施設内の仮置きスペースに一次仮置きされる。
次いで、ステップS240では、破袋片を圧縮梱包装置50に投入し、減容化して袋体75に封入することにより圧縮梱包する。圧縮梱包された破袋片は、ステップS250にて、トラック等に積み込むことにより、外部の焼却施設へと運搬処理される。このように、容器2A,2Bの破袋片を圧縮梱包装置50により減容化して袋体75に封入することにより、袋体75の1枚当たりの封入量を、減容化しない場合の約10容器分/1袋体から、約20~30容器分/1袋体まで増加させることが可能になる。結果として、焼却施設への運送効率を確実に向上できるようになり、中間貯蔵施設内における仮置きスペースの敷地面積を効果的に削減することが可能になる。
[その他]
なお、本開示は、上述の実施形態に限定されるものではなく、本開示の趣旨を逸脱しない範囲で、適宜に変形して実施することが可能である。
例えば、図7に示すフローチャートにおいて、バイパスヤード42で破袋された容器2Bの破袋片は、ステップS145からステップS230の仮置きスペースに送られるものとして説明したが、係る容器2Bの破袋片をステップS145からステップS200の選別装置32に投入するように構成してもよい。このようにすれば、容器2Bの破袋片に付着する汚染土を効果的に分離処理できるようになり、減容化のさらなる向上を図ることが可能になる。
また、アタッチメント60の切り欠き部66は、斜めに直線状に形成されるものとしたが、図8に示すように、横板部材64,65の角部を半円弧状に切り欠いて形成してもよい。また、仮保持手段は、バンド部材68に限定されず、ガイド部61又は本体部50Aに取り付けられるクランプ等の治具であってもよい。
また、ガイド部61の形状は矩形枠体状に限定されず、圧縮集合体72や被圧縮体71の形状、排出口55Aの開口形状に応じて、例えば、図9に示すような円筒状等、適宜に変更することができる。
また、本開示の適用は、放射性汚染土を収容した容器2の破袋片の減容化に限定されず、土木建築工事等の現場で発生した産業廃棄物の減容化、或いは、該廃棄物を収容した容器の破袋片の減容化等にも広く適用することが可能である。
2 容器
30 選別減容化処理部
32 選別装置(減容化システム)
50 圧縮梱包装置(減容化システム)
51 ホッパー
52 圧縮室
53 押圧ブロック
54 圧縮用油圧シリンダ(圧縮手段)
55 排出室
55A 排出口
56 押出ブロック
57 押出用油圧シリンダ(封入手段、押出手段)
60 アタッチメント(封入手段)
61 ガイド部
62 上板部材
63 下板部材
64,65 横板部材
66 切り欠き部
68 バンド部材(仮保持手段)
70 破袋片
71 被圧縮体
72 圧縮集合体
75 袋体

Claims (6)

  1. 被収容物を収容した容器を破袋することにより生じる破袋片の減容化システムであって、
    前記破袋片を圧縮する圧縮手段と、
    前記圧縮手段によって圧縮された前記破袋片の被圧縮体を袋体に封入する封入手段と、を備え
    前記封入手段は、
    前記被圧縮体を前記圧縮手段の排出口から外側に押し出す押出手段と、前記排出口に取 り付けられるアタッチメントと、を含み、
    該アタッチメントは、
    前記排出口から前記圧縮手段の外側に連続する枠体状に形成されると共に、枠体外周面 に前記袋体の少なくとも開口側周縁が被せられ、前記排出口から前記押出手段によって押 し出される前記被圧縮体を枠体内周面によって前記袋体内へと導くガイド部と、
    前記ガイド部の押し出し方向側の上端部を切り欠いた切り欠き部と、を備え
    ことを特徴とする減容化システム。
  2. 前記破袋片に付着した前記被収容物を、前記破袋片が前記圧縮手段によって圧縮されるよりも前に、該破袋片から分離する分離手段をさらに備える
    請求項1に記載の減容化システム。
  3. 前記袋体の開口側周縁の少なくとも一部を前記ガイド部に仮保持する仮保持手段をさらに備える
    請求項1又は2に記載の減容化システム。
  4. 前記ガイド部が、互いに離間対向する上板部材及び下板部材と、互いに離間対向する一対の横板部材とを有する矩形枠体状に形成されており、
    前記切り欠き部が、前記横板部材の押し出し方向側の上角部を斜めに切り欠くことにより形成されている
    請求項1から3の何れか一項に記載の減容化システム。
  5. 前記ガイド部の枠体内周面が、前記被圧縮体を前記袋体内へとガイドしつつ、前記被圧縮体の復元膨張を抑えるように機能する
    請求項1から4の何れか一項に記載の減容化システム。
  6. 前記被収容物が放射性汚染土であり、前記袋体が内袋と外袋とを有する二重袋状をなす
    請求項1からの何れか一項に記載の減容化システム。
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