JP2020011504A - 金属・樹脂複合部材 - Google Patents

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俊貴 和泉
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Abstract

【課題】複雑な成形金型を用いることなく、強度や剛性を同等又はそれ以上に確保しながら重量を軽減することが可能な金属・樹脂複合部材を提供する。【解決手段】金属・樹脂複合部材1、1’において、金属製の第1の部材Mと樹脂製の第2の部材P、P’とは、第1の部材Mと第2の部材P、P’とが互いに協働して画成した第1の接合部Bを介して接合され、かつ、金属製の第1の部材Mと樹脂製の第3の部材P、P’とは、第1の部材Mと第3の部材P、P’とが互いに協働して画成した第2の接合部Bを介して接合される。【選択図】図1

Description

本発明は、金属・樹脂複合部材に関し、特に、自動車等の車両の強度部品等に適用される金属・樹脂複合部材に関するものである。
近年、航空機等のみならず自動車等の車両においても、強度部品の強度や剛性を同等又はそれ以上に確保したままで軽量化を実現すべく、金属部材と樹脂部材とを組み合わせた複合的な強度部品が提案されるようになってきている。
かかる状況下で、特許文献1は、乗用車等の車両のシャーシ部品である力伝達ストラットに関し、射出成形プロセスによりプラスチックKで完全に包囲された金属インサートMを備えた構成を開示する。
米国特許出願公開第2004/070129号明細書
しかしながら、本発明者の検討によれば、特許文献1の構成においては、軽量化と強度や剛性の確保との両立を企図するものではあるが、射出成形プロセスを用いてプラスチックKで金属インサートMを包囲する構成を有するものであるため、相対的に大がかりで精緻な成形金型を用いることが必要となり、製造コストの増大に繋がる点で改善の余地がある。
本発明は、以上の検討を経てなされたもので、複雑な成形金型を用いることなく、強度や剛性を同等又はそれ以上に確保しながら重量を軽減することが可能な金属・樹脂複合部材を提供することを目的とする。
以上の目的を達成すべく、本発明の第1の局面は、金属製の第1の部材と、樹脂製の第2の部材と、樹脂製の第3の部材と、を備え、前記第1の部材と前記第2の部材とは、前記第1の部材と前記第2の部材とが互いに協働して画成した第1の接合部を介して接合され、かつ、前記第1の部材と前記第3の部材とは、前記第1の部材と前記第3の部材とが互いに協働して画成した第2の接合部を介して接合された金属・樹脂複合部材である。
また、本発明は、かかる第1の局面に加え、前記第2の部材を構成する前記樹脂及び前記第3の部材を構成する前記樹脂は、連続繊維が配された部分、不連続繊維が配された部分、並びに前記連続繊維及び前記不連続繊維が配されない部分を含み、前記第1の接合部及び前記第2の接合部は、前記不連続繊維が配された前記部分と、前記連続繊維及び前記不連続繊維が配されない前記部分と、の内の少なくとも一方により構成されることを第2の局面とする。
また、本発明は、かかる第1又は第2の局面に加え、前記第1の部材、前記第2の部材及び前記第3の部材は、各々貫通孔を有すると共に、前記貫通孔同士が同軸に配置されてブッシュが挿入されるように、前記第1の部材を挟んで前記第2の部材及び前記第3の部材が対向した態様で、前記第1の接合部及び前記第2の接合部を介して接合され、前記第2の部材及び前記第3の部材は、各々の前記貫通孔に対応してフランジ部を有し、前記ブッシュは、前記第2の部材の前記フランジ部及び前記第3の部材の前記フランジ部で抜止めされることを第3の局面とする。
また、本発明は、かかる第1から第3のいずれかの局面に加え、前記第1の部材、前記第2の部材及び前記第3の部材は、前記第1の部材及び前記第2の部材で内部空間を画成すると共に、前記第1の部材及び前記第3の部材で内部空間を画成するように、前記第1の部材を挟んで前記第2の部材及び前記第3の部材が対向した態様で、前記第1の接合部及び前記第2の接合部を介して接合されることを第4の局面とする。
また、本発明は、かかる第1から第4のいずれかの局面に加え、前記第1の部材、前記第2の部材及び前記第3の部材は、各々長手方向で対向して配置される一対の貫通孔を有し、前記第2の部材及び前記第3の部材は、各々の前記一対の貫通孔の周壁部同士を、前記長手方向に直交する幅方向で対向しながら前記長手方向に延在して連絡する一対の連絡壁と、各々の前記一対の貫通孔の周壁部同士を、前記一対の連絡壁の間で前記長手方向に延在して連絡するリブと、を有し、前記幅方向における前記一対の連絡壁の幅は、前記長手方向における中央部で最も厚くなるように設定され、かつ、前記長手方向及び前記幅方向に直交する高さ方向における前記リブの高さは、前記長手方向における中央部で最も低くなるように設定されることを第5の局面とする。
本発明の第1の局面における構成によれば、金属・樹脂複合部材において、金属製の第1の部材と樹脂製の第2の部材とは、第1の部材と第2の部材とが互いに協働して画成した第1の接合部を介して接合され、かつ、金属製の第1の部材と樹脂製の第3の部材とは、第1の部材と第3の部材とが互いに協働して画成した第2の接合部を介して接合されるものであるため、複雑な成形金型を用いることなく、強度や剛性を同等又はそれ以上に確保しながら重量を軽減することができる。
また、本発明の第2の局面における構成によれば、第2の部材を構成する樹脂及び第3の部材を構成する樹脂が、連続繊維が配された部分、不連続繊維が配された部分、並びに連続繊維及び不連続繊維が配されない部分を含み、第1の接合部及び第2の接合部が、不連続繊維が配された部分と、連続繊維及び不連続繊維が配されない部分と、の内の少なくとも一方により構成されるものであるため、不連続繊維が配された部分、並びに連続繊維及び不連続繊維が配されない部分の各々の線膨張係数(熱膨張係数)が、連続繊維が配された部分の線膨張係数よりも金属部分の線膨張係数に近いことを利用して、連続繊維が配された部分の線膨張係数及び金属部分の線膨張係数間を不連続繊維が配された部分、並びに連続繊維及び不連続繊維が配されない部分の各々の線膨張係数で対応して補って、連続繊維が配された部分及び金属部分間の線膨張係数の変化をなだらかなものにして、金属・樹脂複合部材の温度変化に対する使用耐久性を高めることができると共に、不連続繊維が配された部分、並びに連続繊維及び不連続繊維が配されない部分が、連続繊維が配された部分よりも金属部分に対する接合強度が高いことを利用して、樹脂部材及び金属部材間の接合強度を増大することができる。
また、本発明の第3の局面における構成によれば、第1の部材、第2の部材及び第3の部材が、各々貫通孔を有すると共に、貫通孔同士が同軸に配置されてブッシュが挿入されるように、第1の部材を挟んで第2の部材及び第3の部材が対向した態様で、第1の接合部及び第2の接合部を介して接合され、第2の部材及び第3の部材が、各々の貫通孔に対応してフランジ部を有し、ブッシュは、第2の部材のフランジ部及び第3の部材のフランジ部で抜止めされるものであるため、第2の部材及び第3の部材の破断時に金属部材でロアアームが分断してしまうことを抑制することができると共に、フランジ部でブッシュを位置決めし、かつ抜止めして保持することができる。
また、本発明の第4の局面における構成によれば、第1の部材、第2の部材及び第3の部材が、第1の部材及び第2の部材で内部空間を画成すると共に、第1の部材及び第3の部材で内部空間を画成するように、第1の部材を挟んで第2の部材及び第3の部材が対向した態様で、第1の接合部及び第2の接合部を介して接合されるものであるため、強度や剛性を増大しながら重量を軽減することができる。
また、本発明の第5の局面における構成によれば、第1の部材、第2の部材及び第3の部材が、各々長手方向で対向して配置される一対の貫通孔を有し、第2の部材及び第3の部材が、各々の一対の貫通孔の周壁部同士を、長手方向に直交する幅方向で対向しながら長手方向に延在して連絡する一対の連絡壁と、各々の一対の貫通孔の周壁部同士を、一対の連絡壁の間で長手方向に延在して連絡するリブと、を有し、幅方向における一対の連絡壁の幅が、長手方向における中央部で最も厚くなるように設定され、かつ、長手方向及び幅方向に直交する高さ方向におけるリブの高さが、長手方向における中央部で最も低くなるように設定されるものであるため、樹脂材料を無駄なく用いることができる効率的な形状とすることができて歩留まりを向上することができると共に、強度や剛性を増大しながら重量を軽減することができる。
図1は、本発明の実施形態における金属・樹脂複合部材の一例として示すロアアームの斜視図である。 図2は、図1の分解図である。 図3は、本実施形態における金属・樹脂複合部材の一例として示すロアアームの構成要素である金属部材の平面図である。 図4は、本実施形態における金属・樹脂複合部材の一例として示すロアアームの構成要素である樹脂部材の平面図であり、便宜上、図1及び図2において金属部材に対してz軸の正方向の側に位置するものについて座標系を整合して示す。 図5は、本実施形態における金属・樹脂複合部材の一例として示すロアアームの構成要素である樹脂部材の底面図であり、便宜上、図1及び図2において金属部材に対してz軸の正方向の側に位置するものについて座標系を整合して示す。 図6は、図4のC−C断面図である。 図7は、図1のA−A断面図である。 図8は、図1のB−B断面図であり、便宜上、ブッシュを組み付けた状態で示す。 図9(a)は、本実施形態における金属・樹脂複合部材の一例として示すロアアームの構成要素である樹脂部材の一方を示すX線CT写真の画像であり、図9(b)は、本実施形態における金属・樹脂複合部材の一例として示すロアアームの構成要素である金属部材を示す断面図であり、いずれも位置的には図7に相当する。 図10は、本実施形態における金属・樹脂複合部材の別の例として示すロアアームの断面図であり、位置的には図7に相当する。
以下、図1から図10を適宜参照して、本発明の実施形態における金属・樹脂複合部材につき詳細に説明する。なお、図中、x軸、y軸及びz軸は、3軸直交座標系を成す。
図1は、本実施形態における金属・樹脂複合部材の一例として示すロアアームの斜視図であり、図2は、図1の分解図である。図3は、本実施形態における金属・樹脂複合部材の一例として示すロアアームの構成要素である金属部材の平面図である。図4及び図5は、本実施形態における金属・樹脂複合部材の一例として示すロアアームの構成要素である樹脂部材の平面図及び底面図であり、便宜上、図1及び図2において金属部材に対してz軸の正方向の側に位置するものについて座標系を整合して示す。図6は、図4のC−C断面図、図7は、図1のA−A断面図、及び図8は、図1のB−B断面図であり、図8では、便宜上、ブッシュを組み付けた状態で示す。図9(a)は、本実施形態における金属・樹脂複合部材の一例として示すロアアームの構成要素である樹脂部材の一方を示すX線CT写真の画像であり、図9(b)は、本実施形態における金属・樹脂複合部材の一例として示すロアアームの構成要素である金属部材を示す断面図であり、いずれも位置的には図7に相当する。また、図10は、本実施形態における金属・樹脂複合部材の別の例として示すロアアームの断面図であり、位置的には図7に相当する。
主として図1及び図2に示すように、金属・樹脂複合部材の一例として示すロアアーム1は、金属部材Mと、一対の樹脂部材Pと、を備え、四輪自動車等の車両のサスペンション系のリンク部材として用いられる。図中では、一例として、一対の樹脂部材Pが、金属部材Mに対してそれを挟むように、z軸の正方向の側及びz軸の負方向の側に各々配置された態様で、金属部材Mと、一対の樹脂部材Pとが、互いに協働して接合部を形成することにより対応して接合されている。なお、一対の樹脂部材Pは、設計上で同じ構成を有する成形物であることが好ましく、かかる場合、z軸の負方向側に位置するものは、x軸について180度回転した姿勢を呈している。また、ロアアーム1に対する主たる入力荷重は、典型的には、x軸の方向での圧縮・引っ張り荷重である。
主として図3に示すように、金属部材Mは、典型的にはアルミニウム材製であって、図中では、一例として、x軸の方向に長手方向を規定するプレス成形品の板状の部材である。
具体的には、金属部材Mは、x軸の方向に長手及びy軸の方向に横手(短手)を有してx−y平面に平行な平板状の本体部10と、本体部10のx軸の方向の両端部を、本体部10においてz軸の方向で互いに対向する表面部11及び裏面部12間で対応して貫通した貫通孔14及び15と、を主として有することが好ましい。
本体部10において、貫通孔14のx軸の正方向側の周縁部は、x軸の方向におけるその幅W1が貫通孔14からx軸の正方向側に向けて増大された幅広部16を構成すると共に、貫通孔15のx軸の負方向側の周縁部は、x軸の方向におけるその幅W1が貫通孔14からx軸の負方向側に向けて増大された幅広部17を構成することが好ましい。つまり、幅広部16及び17の幅W1は、本体部10において、幅広部16及び17以外の対応する貫通孔14及び15の周縁部18及び19の幅W2よりも大きく設定されており、これにより、貫通孔14及び15の孔壁部の強度や剛性を向上することが可能である。また、本体部10のx軸の方向の中央部で、その中央部を表面部11及び裏面部12間で対応して貫通する長孔状の貫通孔22及び23が、y軸の方向で対向して設けられていることが好ましい。なお、幅広部16及び17と、これらに対応して連絡する周縁部18及び19との間の部分での幅は、滑らかに変化するように設定されていることが好ましい。
ここで、本体部10において、表面部11及び裏面部12には、それらの相手部材に対する接触面積を増大する処理が施されている。かかる処理には、表面部11及び裏面部12を粗面化したり多孔質化するような機械的、電気的や化学的な各種処理が含まれる。なお、図9(b)では、表面部11及び裏面部12に対してこのような処理が施された部分を符号Tで模式的に示すと共に、後述する接合部に対応する部分を符号Bで模式的に示している。
主として図4から図6に示すように、樹脂部材Pは、典型的には繊維強化型の合成樹脂材製であって、その中でCFRTP(Carbon Fiber Reinforced Thermo Plastics)等が好適に用いられ得る。樹脂部材Pは、図中では、一例として、x軸の方向に長手方向を規定する一体成形品の凹状の部材であって、プレス成形等により成形される成形品である。なお、必要に応じて、樹脂部材Pは、射出成形等により成形される成形品であってもよく、熱可塑性ではなく熱硬化性の合成樹脂材を用いてもよい。
具体的には、樹脂部材Pは、x軸の方向に長手及びy軸の方向に横手(短手)を有してx−z平面に平行な面及びy−z平面に平行な面で各々切った縦断面で凹状の断面を呈する本体部30と、本体部30においてz軸の方向で互いに対向する表壁部31及び裏壁部32と、本体部30において表壁部31及び裏壁部32を連絡する外壁部33と、本体部30のx軸の方向の両端部を、表壁部31及び裏壁部32間で対応して貫通した貫通孔34及び35と、を主として有することが好ましい。
貫通孔34及び35に対しては、それらの表壁部31の側の孔壁部からそれらの孔軸に向かって対応して張り出すように延在する抜止めフランジ部36及び37が設けられることが好ましく、かかる場合、抜止めフランジ部36及び37により、表壁部31の側において貫通孔34及び35の径が狭められることになる。貫通孔34及び35の裏壁部32の側では、裏壁部32から起立してz軸の負方向に突出した周壁部38及び39が設けられ、貫通孔34及び35は、周壁部38及び39の内部をもz軸の方向に貫通することが好ましい。周壁部38及び39は、y軸の方向の両端部で裏壁部32から起立してz軸の負方向に突出すると共にx軸の方向に延在する連絡壁部42及び43により、互いに対応して連絡されていることが好ましい。ここで、かかる場合、外壁部33は、周壁部38及び39の外壁部と、連絡壁部42及び43の外壁部と、から構成され、内壁部44は、周壁部38及び39の内壁部と、連絡壁部42及び43の内壁部と、から構成されており、本体部30は、x−z平面に平行な面及びy−z平面に平行な面で各々切った縦断面で凹状の断面を呈することになる。また、連絡壁部42及び43のx軸の方向の中央部でのy軸の方向の幅W3は、これらに対応して連絡壁部42及び43のx軸の方向の中央部から離間する側の両端部でのy軸の方向の幅W4よりも大きく設定されることが好ましい。なお、連絡壁部42及び43のx軸の方向の中央部と、これらに対応して連絡壁部42及び43のx軸の方向の中央部から離間する側の両端部との間の部分での幅は、滑らかに変化するように設定されていることが好ましい。
連絡壁部42及び43の一方において、つまり、一例として連絡壁部42において、それが裏壁部32から起立してz軸の負方向に突出した側の先端部におけるx軸の方向の中央部で、その中央部から更に突出してx−y平面に平行な面で切った横断面が長円状の凸部46が設けられていることが好ましい。かかる場合、凸部46は、金属部材Mの貫通孔22及び23に対し対応して挿通自在である。
裏壁部32においては、裏壁部32のx軸の方向の中央部と、周壁部38及び39との間でx軸の方向に対応して延在する補強リブ48及び49が設けられていることが好ましい。補強リブ48及び49のy軸の方向での幅Wは、周壁部38及び39から裏壁部32のx軸の方向の中央部に対応して向かうに連れて滑らかに漸次小さくなり、かつ、補強リブ48及び49のz軸の方向での裏壁部32からの高さHは、周壁部38及び39から裏壁部32のx軸の方向の中央部に対応して向かうに連れて滑らかに漸次低くなることが好ましい。かかる形状の補強リブ48及び49の構成と、前述したy軸の方向の幅に関する形状を有する連絡壁部42及び43の構成と、により、本体部30の強度や剛性のバランスが適切化され得るものである。
周壁部38及び39においては、それらが裏壁部32から起立してz軸の負方向に突出した側の先端部で、更に、貫通孔34及び35を対応して周回する隔壁部51及び52が起立してz軸の負方向に突出するように設けられていることが好ましい。
ここで、樹脂部材Pを構成する樹脂材は、短繊維(不連続繊維)及びかかる短繊維(不連続繊維)よりも繊維長が相対的に長い連続繊維を単独で又は組み合わせて構成したものであってもよく、また、これらの繊維を均等に又は偏って分布させてもよいし、これらの繊維を含む複数の樹脂シートを用いて同種のものを連続して又は異種のものを交互に積層してもよいが、典型的には、連続繊維が配された部分L、不連続繊維が配された部分S、並びに連続繊維及び不連続繊維が配されない部分Nを含む共に、後述する接合部Bを、樹脂部材P及び金属部材M間における線膨脹係数の差を減少させ、かつ接合強度を増大させるように好適に設定する観点からは、図9(a)に示すように、接合部Bでは、連続繊維が配される部分Lを含まれないように設定することが好ましく、換言すれば、接合部Bでは、短繊維(不連続繊維)が配される部分Sと、連続繊維が配される部分L及び短繊維(不連続繊維)が配される部分Sの双方を含まない樹脂材の部分Nと、の双方又は一方を含むように設定することが好ましい。また、かかる構成では、連続繊維が配される部分Lは、高い強度が要求される本体部30に配されることにもなる。
また、主として図7及び図8において示すように、金属部材Mと、一対の樹脂部材Pの各々と、が協働して画成する接合部Bは、金属部材Mの本体部10の表面部11及び裏面部12における外輪郭に沿った周縁部、並びに貫通孔14及び15を囲む周縁部と、かかる周縁部に対応する一対の樹脂部材Pの各々の本体部30の周壁部38及び39並びに連絡壁部42及び43が裏壁部32から各々起立してz軸の負方向に突出した側の先端部(典型的には、x−y平面に平行な平面部である)と、が、互いに接合する部分に形成されることが好ましい。この際、表面部11の処理部分Tと協働して形成される接合部Bと、裏面部12の処理部分Tと協働して形成される接合部Bと、は、z軸の方向に見て本体部10を介して重複するように、本体部10の平板形状部に対して面対称な位置関係にある。また、かかる接合時には、金属部材Mの外輪郭に相当する端部が露出しないように、一対の樹脂部材Pの内部に埋設してもよい。併せて、かかる接合により、ロアアーム1は、典型的には、その内部に空間SPを有する閉断面構造を呈する。また、図10に示す別の例のロアアーム1’では、一対の樹脂部材P’の各々の本体部30が、連絡壁部42及び43の間のy軸の方向の中央部であって、補強リブ48及び49が設けられていないz軸の方向の中央部において、金属部材Mに向かって延在する凸部53を有しており、各々の凸部53の先端部が、金属部材Mの本体部10の表面部11及び裏面部12の処理部分Tと接合部Bを形成して接合されているため、ロアアーム1の内部空間SP中に、かかる凸部53が侵入していることになる。なお、凸部53は、連絡壁部42及び43の間のy軸の方向の中央部から偏位して設けられていてもよいし、1個のみならず複数個設けられていてもよい。
また、ブッシュ100は、サスペンションブッシュであり、図中では、一例として、z軸の方向に延在する典型的には金属製の内カラー部材102と、内カラー部材102に対し同軸にそれを囲って配置された典型的には金属製の外カラー部材103と、内カラー部材102及び外カラー部材103間に介在する防振ゴム材104と、を備える。かかるブッシュ100がロアアーム1に取り付けられる際には、外カラー部材103が、金属部材Mの本体部10の貫通孔14及び15、並びに一対の樹脂部材Pの本体部30の貫通孔34及び35に対応して挿入され、外カラー部材103のz軸の方向の両端部が、一対の樹脂部材Pの各々の本体部30の抜止めフランジ部36及び37に対応して当接されて保持されることにより、ロアアーム1に対して抜止めされる。
以上の構成を有するロアアーム1の製造方法について、以下、説明する。
まず、予め、金属部材M、2個の樹脂部材P及び2個のブッシュ100を各々用意する。
次に、金属部材M、2個の樹脂部材P及び2個のブッシュ100の各々を図8に示す姿勢に設定することにより、2個の樹脂部材Pの内の一方の裏壁部32の側を金属部材Mの表面部11の側に対向させると共に、2個の樹脂部材Pの内の他方の裏壁部32の側を金属部材Mの裏面部12の側に対向させた状態で、2個のブッシュ100の各々を、金属部材Mの本体部10の貫通孔14及び15、並びに2個の樹脂部材Pの本体部30の貫通孔34及び35に対応して挿入する。この際、貫通孔14、15、34及び35は、対応してz軸に平行な同軸に配置されており、金属部材Mの本体部10の表面部11及び裏面部12における外輪郭に沿った周縁部、並びに貫通孔14及び15を囲む周縁部と、かかる周縁部に対応する2個の樹脂部材Pの各々の本体部30の周壁部38及び39並びに連絡壁部42及び43が裏壁部32から各々起立してz軸の負方向に突出した側のx−y平面に平行な平面部である先端部と、は、z軸の方向に見て金属部材Mの本体部10を介して重複するように対向した状態で、z軸に平行な方向に互いに押圧される。併せて、この際、互いに押圧される周縁部及び先端部の当接界面に熱を印加して昇温してもよい。なお、必要に応じて、接着剤やリベット等の付加的な結合構成を併用して用いてもよい。
そして、2個の樹脂部材Pの内の一方の本体部30の周壁部38及び39並びに連絡壁部42及び43が裏壁部32から各々起立して突出した側のそれらの先端部と、金属部材Mの表面部11の周縁部と、を接合して接合部Bを画成すると共に、2個の樹脂部材Pの内の他方の本体部30の周壁部38及び39並びに連絡壁部42及び43が裏壁部32から各々起立して突出した側のそれらの先端部と、金属部材Mの裏面部12の周縁部と、を接合して接合部Bを画成し、併せて、2個のブッシュ100の各々の外カラー部材103のz軸の方向の両端部を、2個の樹脂部材Pの各々の本体部30の抜止めフランジ部36及び37に対応して当接させて位置決めした状態で保持させて、ロアアーム1が構成される。この際、主として図7に示すように、金属部材Mの貫通孔22及び23には、2個の樹脂部材Pの各々の凸部46が対応して挿通されて、金属部材Mと2個の樹脂部材Pとが位置決めされ、かつ、主として図8に示すように、2個の樹脂部材Pの各々の隔壁部51及び52が金属部材Mの貫通孔14及び15に対応して挿入されて、金属部材Mの本体部10と、2個のブッシュ100の各々の外カラー部材103と、が、樹脂部材Pを介して間隔Gで離間されて、電気的に絶縁される。
以上の本実施形態においては、金属・樹脂複合部材1、1’において、金属製の第1の部材Mと樹脂製の第2の部材P、P’とは、第1の部材Mと第2の部材P、P’とが互いに協働して画成した第1の接合部Bを介して接合され、かつ、金属製の第1の部材Mと樹脂製の第3の部材P、P’とは、第1の部材Mと第3の部材P、P’とが互いに協働して画成した第2の接合部Bを介して接合されるものであるため、複雑な成形金型を用いることなく、強度や剛性を同等又はそれ以上に確保しながら重量を軽減することができる。
また、本実施形態においては、第2の部材P、P’を構成する樹脂及び第3の部材P、P’を構成する樹脂が、連続繊維が配された部分L、不連続繊維が配された部分S、並びに連続繊維及び不連続繊維が配されない部分Nを含み、第1の接合部B及び第2の接合部Bが、不連続繊維が配された部分Sと、連続繊維及び不連続繊維が配されない部分Nと、の内の少なくとも一方により構成されるものであるため、不連続繊維が配された部分S、並びに連続繊維及び不連続繊維が配されない部分Nの各々の線膨脹係数が、連続繊維が配された部分Lの線膨脹係数よりも金属部分の線膨脹係数に近いことを利用して、連続繊維が配された部分Lの線膨脹係数及び金属部分の線膨脹係数間を不連続繊維が配された部分S、並びに連続繊維及び不連続繊維が配されない部分Lの各々の線膨脹係数で対応して補って、連続繊維が配された部分L及び金属部分間の線膨脹係数の変化をなだらかなものにして、金属・樹脂複合部材1、1’の温度変化に対する使用耐久性を高めることができると共に、不連続繊維が配された部分S、並びに連続繊維及び不連続繊維が配されない部分Nが、連続繊維が配された部分Lよりも金属部分に対する接合強度が高いことを利用して、樹脂部材P、P’及び金属部材M間の接合強度を増大することができる。
また、本実施形態においては、第1の部材M、第2の部材P、P’及び第3の部材P、P’が、各々貫通孔14、15、34、35を有すると共に、貫通孔14、15、34、35同士が同軸に配置されてブッシュ100が挿入されるように、第1の部材Mを挟んで第2の部材P、P’及び第3の部材P、P’が対向した態様で、第1の接合部B及び第2の接合部Bを介して接合され、第2の部材P、P’及び第3の部材P、P’が、各々の貫通孔34、35に対応してフランジ部36、37を有し、ブッシュ100は、第2の部材P、P’のフランジ部36、37及び第3の部材P、P’のフランジ部36、37で抜止めされるものであるため、第2の部材P、P’及び第3の部材P、P’の破断時に金属部材Mでロアアーム1、1´が分断してしまうことを抑制することができると共に、フランジ部36、37’でブッシュ100を位置決めし、かつ抜止めして保持することができる。
また、本実施形態においては、第1の部材M、第2の部材P、P’及び第3の部材P、P’が、第1の部材M及び第2の部材P、P’で内部空間SPを画成すると共に、第1の部材M及び第3の部材P、P’で内部空間SPを画成するように、第1の部材Mを挟んで第2の部材P、P’及び第3の部材P、P’が対向した態様で、第1の接合部B及び第2の接合部Bを介して接合されるものであるため、強度や剛性を増大しながら重量を軽減することができる。
また、本実施形態においては、第1の部材M、第2の部材P、P’及び第3の部材P、P’が、各々長手方向で対向して配置される一対の貫通孔34、35を有し、第2の部材P、P’及び第3の部材P、P’が、各々の一対の貫通孔34、35の周壁部38、39同士を、長手方向に直交する幅方向で対向しながら長手方向に延在して連絡する一対の連絡壁42、43と、各々の一対の貫通孔34、35の周壁部38、39同士を、一対の連絡壁42、43の間で長手方向に延在して連絡するリブ48、49と、を有し、幅方向における一対の連絡壁42、43の幅が、長手方向における中央部で最も厚くなるように設定され、かつ、長手方向及び幅方向に直交する高さ方向におけるリブ48、49の高さが、長手方向における中央部で最も低くなるように設定されるものであるため、樹脂材料を無駄なく用いることができる効率的な形状とすることができて歩留まりを向上することができると共に、強度や剛性を増大しながら重量を軽減することができる。
なお、本発明は、部材の種類、形状、配置、個数などは前述の実施形態に限定されるものではなく、その構成要素を同等の作用効果を奏するものに適宜置換する等、発明の要旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能であることはもちろんである。
以上のように、本発明においては、複雑な成形金型を用いることなく、強度や剛性を同等又はそれ以上に確保しながら重量を軽減することが可能な金属・樹脂複合部材を提供することができるものであるため、その汎用普遍的な性格から広範に車両等の強度部品の分野に適用され得るものと期待される。
1、1’…ロアアーム
M…金属部材(第1の部材)
10…本体部
11…表面部
12…裏面部
14及び15…貫通孔
16及び17…幅広部
18及び19…周縁部
22及び23…貫通孔
P、P’…樹脂部材(第2の部材、第3の部材)
30…本体部
31…表壁部
32…裏壁部
33…外壁部
34及び35…貫通孔
36及び37…フランジ部
38及び39…周壁部
42及び43…連絡壁部
44…内壁部
46…凸部
48及び49…補強リブ
51及び52…隔壁部
53…凸部
B…接合部
L…連続繊維が配された部分
S…短繊維(不連続繊維)が配された部分
N…連続繊維及び短繊維(不連続繊維)が配されない部分
100…ブッシュ
102…内カラー部材
103…外カラー部材
104…防振ゴム材

Claims (5)

  1. 金属製の第1の部材と、樹脂製の第2の部材と、樹脂製の第3の部材と、を備え、
    前記第1の部材と前記第2の部材とは、前記第1の部材と前記第2の部材とが互いに協働して画成した第1の接合部を介して接合され、かつ、前記第1の部材と前記第3の部材とは、前記第1の部材と前記第3の部材とが互いに協働して画成した第2の接合部を介して接合された金属・樹脂複合部材。
  2. 前記第2の部材を構成する前記樹脂及び前記第3の部材を構成する前記樹脂は、連続繊維が配された部分、不連続繊維が配された部分、並びに前記連続繊維及び前記不連続繊維が配されない部分を含み、
    前記第1の接合部及び前記第2の接合部は、前記不連続繊維が配された前記部分と、前記連続繊維及び前記不連続繊維が配されない前記部分と、の内の少なくとも一方により構成される請求項1に記載の金属・樹脂複合部材。
  3. 前記第1の部材、前記第2の部材及び前記第3の部材は、各々貫通孔を有すると共に、前記貫通孔同士が同軸に配置されてブッシュが挿入されるように、前記第1の部材を挟んで前記第2の部材及び前記第3の部材が対向した態様で、前記第1の接合部及び前記第2の接合部を介して接合され、
    前記第2の部材及び前記第3の部材は、各々の前記貫通孔に対応してフランジ部を有し、
    前記ブッシュは、前記第2の部材の前記フランジ部及び前記第3の部材の前記フランジ部で抜止めされる請求項1又は2に記載の金属・樹脂複合部材。
  4. 前記第1の部材、前記第2の部材及び前記第3の部材は、前記第1の部材及び前記第2の部材で内部空間を画成すると共に、前記第1の部材及び前記第3の部材で内部空間を画成するように、前記第1の部材を挟んで前記第2の部材及び前記第3の部材が対向した態様で、前記第1の接合部及び前記第2の接合部を介して接合される請求項1から3のいずれかに記載の金属・樹脂複合部材。
  5. 前記第1の部材、前記第2の部材及び前記第3の部材は、各々長手方向で対向して配置される一対の貫通孔を有し、
    前記第2の部材及び前記第3の部材は、各々の前記一対の貫通孔の周壁部同士を、前記長手方向に直交する幅方向で対向しながら前記長手方向に延在して連絡する一対の連絡壁と、各々の前記一対の貫通孔の周壁部同士を、前記一対の連絡壁の間で前記長手方向に延在して連絡するリブと、を有し、
    前記幅方向における前記一対の連絡壁の幅は、前記長手方向における中央部で最も厚くなるように設定され、かつ、前記長手方向及び前記幅方向に直交する高さ方向における前記リブの高さは、前記長手方向における中央部で最も低くなるように設定される請求項1から4のいずれかに記載の金属・樹脂複合部材。
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