JP2022146559A - トレーリングアーム - Google Patents

トレーリングアーム Download PDF

Info

Publication number
JP2022146559A
JP2022146559A JP2021047590A JP2021047590A JP2022146559A JP 2022146559 A JP2022146559 A JP 2022146559A JP 2021047590 A JP2021047590 A JP 2021047590A JP 2021047590 A JP2021047590 A JP 2021047590A JP 2022146559 A JP2022146559 A JP 2022146559A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
trailing arm
knuckle
plate
vehicle body
arm according
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2021047590A
Other languages
English (en)
Inventor
晋祐 下田
Shinsuke Shimoda
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Honda Motor Co Ltd
Original Assignee
Honda Motor Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Honda Motor Co Ltd filed Critical Honda Motor Co Ltd
Priority to JP2021047590A priority Critical patent/JP2022146559A/ja
Priority to CN202210135348.6A priority patent/CN115107432A/zh
Priority to US17/674,929 priority patent/US20220297488A1/en
Publication of JP2022146559A publication Critical patent/JP2022146559A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G7/00Pivoted suspension arms; Accessories thereof
    • B60G7/006Attaching arms to sprung or unsprung part of vehicle, characterised by comprising attachment means controlled by an external actuator, e.g. a fluid or electrical motor
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G3/00Resilient suspensions for a single wheel
    • B60G3/02Resilient suspensions for a single wheel with a single pivoted arm
    • B60G3/12Resilient suspensions for a single wheel with a single pivoted arm the arm being essentially parallel to the longitudinal axis of the vehicle
    • B60G3/14Resilient suspensions for a single wheel with a single pivoted arm the arm being essentially parallel to the longitudinal axis of the vehicle the arm being rigid
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G3/00Resilient suspensions for a single wheel
    • B60G3/18Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram
    • B60G3/20Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram all arms being rigid
    • B60G3/22Resilient suspensions for a single wheel with two or more pivoted arms, e.g. parallelogram all arms being rigid a rigid arm forming the axle housing
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G7/00Pivoted suspension arms; Accessories thereof
    • B60G7/001Suspension arms, e.g. constructional features
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G7/00Pivoted suspension arms; Accessories thereof
    • B60G7/008Attaching arms to unsprung part of vehicle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G7/00Pivoted suspension arms; Accessories thereof
    • B60G7/02Attaching arms to sprung part of vehicle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G7/00Pivoted suspension arms; Accessories thereof
    • B60G7/04Buffer means for limiting movement of arms
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2200/00Indexing codes relating to suspension types
    • B60G2200/10Independent suspensions
    • B60G2200/13Independent suspensions with longitudinal arms only
    • B60G2200/132Independent suspensions with longitudinal arms only with a single trailing arm
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/10Mounting of suspension elements
    • B60G2204/14Mounting of suspension arms
    • B60G2204/143Mounting of suspension arms on the vehicle body or chassis
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2204/00Indexing codes related to suspensions per se or to auxiliary parts
    • B60G2204/10Mounting of suspension elements
    • B60G2204/14Mounting of suspension arms
    • B60G2204/148Mounting of suspension arms on the unsprung part of the vehicle, e.g. wheel knuckle or rigid axle
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2206/00Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
    • B60G2206/01Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
    • B60G2206/013Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs with embedded inserts for material reinforcement
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B60VEHICLES IN GENERAL
    • B60GVEHICLE SUSPENSION ARRANGEMENTS
    • B60G2206/00Indexing codes related to the manufacturing of suspensions: constructional features, the materials used, procedures or tools
    • B60G2206/01Constructional features of suspension elements, e.g. arms, dampers, springs
    • B60G2206/70Materials used in suspensions
    • B60G2206/71Light weight materials
    • B60G2206/7101Fiber-reinforced plastics [FRP]

Abstract

【課題】トレーリングアームにおいて、強度・剛性確保と重量低減とを両立させる。【解決手段】トレーリングアームは、車体と後輪を支持するナックルとに接続され、中空部を有する左右一対の樹脂製のプレート部材25と、左右のプレート部材25に中空部内で接合される金属製のインナープレート26と、を備えている。【選択図】図6

Description

本発明は、トレーリングアームに関する。
従来、車両のサスペンションを構成するトレーリングアームが知られている(例えば、特許文献1参照)。
特開平10-315730号公報
上記においては、トレーリングアームは、高い強度・剛性を要求されるため、金属製で且つ大型に形成されることから重量増を招いている。
そこで本発明は、強度・剛性確保と重量低減とを両立させるトレーリングアームを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明は以下の手段を提案している。
(1)本発明に係るトレーリングアーム(例えば、実施形態のトレーリングアーム5)は、車体(例えば、実施形態の車体1)と車輪を支持するナックル(例えば、実施形態のナックル6)とに接続され、中空部(例えば、実施形態の中空部38)を有する樹脂製のアウター部(例えば、実施形態のプレート部材25)と、前記アウター部に前記中空部内で接合される金属製のインナー部(例えば、実施形態のインナープレート26)と、を備えていることを特徴とする。
このように構成することで、金属製のインナー部と樹脂製のアウター部とを中空部内で接合することで、トレーリングアームの強度・剛性確保と重量低減とを両立させることができる。
(2)上記構成において、前記アウター部は、少なくとも2つの部材から構成されてもよい。
このように構成することで、インナー部を両側から少なくとも2つのアウター部で挟んで、インナー部にアウター部を容易に接合することができる。
(3)上記構成において、前記インナー部は、プレス加工された板材で構成されてもよい。
このように構成することで、インナー部をプレス加工により容易に加工することができる。
(4)上記構成において、前記インナー部は、前記車体に接続される車体側インナー接続部(例えば、実施形態の立ち上がり部26d)と、前記ナックルに接続されるナックル側インナー接続部(例えば、実施形態のナックル側インナー接続部26h)と、を備えてもよい。
このように構成することで、金属製のインナー部で車体とナックルとを接続するため、トレーリングアームの強度・剛性を確保しやすくすることができる。
(5)上記構成において、前記アウター部は、前記車体に接続される車体側アウター接続部と、前記ナックルに接続されるナックル側アウター接続部(例えば、実施形態のアウター筒状部25k)と、前記車体側アウター接続部と前記ナックル側アウター接続部との間に配置された凸部又は凹部(例えば、実施形態のプレート凹部25d)と、を備えてもよい。
このように構成することで、凸部又は凹部によって、アウター部における車体側アウター接続部、ナックル側アウター接続部間の剛性を高めることができる。
(6)上記構成において、前記インナー部(26)は、車体側インナー貫通孔(例えば、実施形態の車体側インナー貫通孔26c)を備え、前記車体側インナー貫通孔の縁部に施されたバーリング加工によって筒状の前記車体側インナー接続部が形成されてもよい。
このように構成することで、バーリング加工により形成された車体側インナー接続部を、車体とトレーリングアームとの連結部にブッシュを固定する座面とすることができる。このため、カラーなどのブッシュ固定部材が不要になる。
(7)上記構成において、前記アウター部は、前記中空部とは反対側の面(例えば、実施形態の外面25e)に形成されるリブ部(例えば、実施形態のリブ部13,17)を備えてもよい。
このようにリブ部を備えることにより、トレーリングアームの剛性を高めることができる。
(8)上記構成において、前記リブ部は、複数のリブ(例えば、実施形態のリブ13a)で構成され、前記複数のリブが格子状に配置されてもよい。
このようにリブを格子状に配置することにより、トレーリングアームの剛性をより一層高めることができる。
(9)上記構成において、前記アウター部は、強化繊維を含んでもよい。
このようにアウター部に強化繊維を含むことにより、トレーリングアームの強度をより一層高めることができる。
(10)上記構成において、前記アウター部は、前記車体に接続される車体側アウター接続部と、前記ナックルに接続されるナックル側アウター接続部と、前記車体側アウター接続部と前記ナックル側アウター接続部との間に配置された凸部又は凹部と、を備え、前記リブ部は、前記アウター部の前記凸部又は前記凹部の形状に沿って形成されてもよい。
このように構成することで、リブ部の高さを凸部又は凹部の箇所で高くすることができ、トレーリングアームの剛性をより効果的に向上させることができる。
(11)上記構成において、前記アウター部は、周縁部(例えば、実施形態の周縁部25c)の内側に、前記インナー部を両側から挟み込む挟持部(例えば、実施形態の底壁25s)を備えてもよい。
このように構成することで、挟持部によって、インナー部の両側にアウター部を容易に位置決めすることができる。また、インナー部とアウター部との接合強度を高めることができる。
本発明によれば、樹脂製のアウター部と金属製のインナー部とをアウター部の中空部内で接合することで、トレーリングアームの強度・剛性確保と重量低減とを両立させることができる。
本発明の実施形態のリアサスペンションを説明する左側面図である。 上記リアサスペンションの平面図である。 上記リアサスペンションに設けられたトレーリングアームの斜視図である。 上記トレーリングアームのアーム本体の左側面図である。 上記アーム本体の斜視図である。 上記アーム本体の構成を説明する斜視図である。 図1のVII-VII線断面図である。 図1のVIII-VIII線断面図である。 図4のIX-IX線断面図である。 図4のX-X線断面図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照して説明する。なお、以下の説明における前後左右等の向きは、特に記載が無ければ以下に説明するトレーリングアーム5を備える車両における向きと同一とする。また、以下の説明に用いる図中適所には、車両前方を示す矢印FR、車両左方を示す矢印LH、車両上方を示す矢印UPが示されている。
<トレーリングアーム式サスペンション>
図1は、リアサスペンション2を説明する左側面図である。図2は、リアサスペンション2の平面図である。
図1および図2に示すように、車両の車体1は、その後部に左右一対のリアフレーム1Aを備え、左右のリアフレーム1Aにリアサスペンション(いわゆる、トレーリングアーム式サスペンション)2が取り付けられている。
リアサスペンション2は、リアフレーム1Aの下部に取り付けられたトレーリングアーム5と、トレーリングアーム5の後端部に固定されたナックル6と、ナックル6に回転可能に支持されたハブ7と、をそれぞれ左右に備えている。左右のハブ7には、それぞれ車輪(後輪であり、不図示)が取り付けられる。
リアサスペンション2は、上記した他に、車体1とナックル6とを接続する車幅方向に延びる各種アーム、振動減衰機構、弾性部材(例えば、ばね)、スタビライザーなどを備え、車体1に対して左右の後輪を懸架する。
トレーリングアーム5は、板状に形成されたアーム本体11と、アーム本体11の前端部に固定されたラバーブッシュ12と、を備えている。トレーリングアーム5は、車体1から後方に延びて、車体1とナックル6とを接続している。
アーム本体11は、その後部の横断面の長手方向を上下方向に向けて配置されている。アーム本体11は、このアーム本体11の後端部に設けられ、かつナックル6の前端部に設けられたトレーリングアーム接続部6aを複数のボルト14で締結して接続するナックル接続部11fを備えている。
ラバーブッシュ12の車幅方向両端部は、それぞれリアフレーム1Aにボルト15およびナット16により締結されている。
ナックル6は、その前端部に一体に設けられたトレーリングアーム接続部6aと、後部に一体に設けられた車軸6bと、を備えている。車軸6bには、回転可能にハブ7が支持されている。車軸6bには、ハブ7に図示しない車輪(後輪)と、ディスクブレーキを構成するブレーキディスク8とが取り付けられている。なお、ナックル6に車軸6bが回転可能に支持され、車軸6bに回転不能にハブ7が支持される構造であってもよい。
<トレーリングアーム>
図3は、トレーリングアーム5の斜視図である。
図3に示すように、アーム本体11は、上部にラバーブッシュ12が装着されるブッシュ装着孔11aが形成されて上下方向に延びる上下延出部11bと、上下延出部11bの下部から後方に延びる後方延出部11cと、を一体に備えている。
アーム本体11の一側部(左側部)は、複数のリブ13aで構成されて複数のリブ13aが格子状に配置された左右一対の樹脂製のリブ部13,17を備えている。これらのリブ部13,17によって、アーム本体11の剛性を高めている。複数のリブ13aが格子状に配置されることで、アーム本体11の剛性がより一層高められる。アーム本体11の後端部には、ナックル6(図2参照)に接続するナックル接続部11fが設けられている。ナックル接続部11fは、それぞれボルト14(図2参照)が通される上下一対の金属製のカラー21を備えている。
ラバーブッシュ12は、アーム本体11の上下延出部11bよりも車幅方向両側方に突出する左右一対のピボットブラケット35eを備えている。ピボットブラケット35eは、それぞれ端部の平板状の箇所にボルト挿通孔35hを備え、ボルト挿通孔35hに通されたボルト15(図2参照)とナット16(図2参照)とでリアフレーム1A(図1参照)に締結される。
<アーム本体>
図4は、アーム本体11の左側面図である。
図4に示すように、アーム本体11は、リブ部13,17(リブ部17は図3参照)の車幅方向内側に、左右一対の樹脂製のプレート部材(アウター部)25が配置されている。プレート部材25は、前部に上下方向に延びるように形成された上下延出プレート部25aと、上下延出プレート部25aの下部から後方に延びる後方延出プレート部25bと、を一体に備えている。プレート部材25は、その周縁部25cの内側に、上下延出プレート部25aから後方延出プレート部25bに亘って形成された側面視L字状のプレート凹部(凹部)25dを備えている。
プレート凹部25dは、プレート部材25の外面(中空部とは反対側の面)25e(即ち、車幅方向外側の面)からプレート部材25の内面25f(即ち、車幅方向内側の面(図9参照))に向けて一様な深さで窪んでいる。プレート凹部25dは、底面25gと、底面25gの周縁から立ち上がる環状の側面25hと、を備えている。
リブ部13の各リブ13aは、プレート部材25の外面25eおよびプレート凹部25dの底面25g、側面25hに密着するように形成されている。
図5は、アーム本体11の斜視図である。
図4および図5に示すように、リブ部13の各リブ13aの車幅方向外側の端面13bは、同一平面上に位置する。このため、各リブ13aにおいて、プレート部材25に接触した箇所から端面13bまでの高さは、プレート部材25のプレート凹部25dが有る箇所と無い箇所とでは、有る箇所の方が高くなっている。このように、プレート部材25にプレート凹部25dを設けたことと、プレート部材25の車幅方向外側に形成したリブ部13の各リブ13aの高さがプレート凹部25d内で高くなることと、によって、アーム本体11の剛性を高めることができる。
図3および図5に示すように、上下延出部11bの前面11jおよび背面11kのそれぞれの下部と、後方延出部11cの上面11m、下面11nおよび背面11pとでは、それぞれプレート部材25の周縁部25cが外部に露出している。また、アーム本体11の背面11pでは、後に詳述するインナープレート(インナー部)26の後縁部26gが外部に露出している。
図6は、アーム本体11の構成を説明する斜視図である。
図6に示すように、アーム本体11(図3参照)では、車幅方向中央部に金属製のインナープレート26が配置され、インナープレート26の車幅方向両側方にそれぞれアウター部材27,28が配置されている。
アウター部材27は、インナープレート26に車幅方向一側(左側)から圧着されるプレート部材25と、プレート部材25の外面25eに射出成形されるリブ部13と、を備えている。アウター部材28は、インナープレート26に車幅方向他側(右側)から圧着されるプレート部材25と、プレート部材25の外面25e(図7参照)に射出成形されるリブ部17と、を備えている。
インナープレート26と左右のプレート部材25とは、一対の成形型内で接合(詳しくは、加熱圧着)され、リブ部13,17は、同じ一対の成形型内で各プレート部材25上に射出成形される。
インナープレート26は、プレス加工された板材で構成され、前部に上下方向に延びるように形成された上下延出プレート部26aと、上下延出プレート部26aの下部から後方に延びる後方延出プレート部26bと、を一体に備えている。
上下延出プレート部26aは、車体側インナー貫通孔26cを備えている。車体側インナー貫通孔26cの縁部にはバーリング加工が施されている。これによって、車幅方向一側(右側)に突出する円筒状の立ち上がり部26dが形成されている。立ち上がり部26dは、アーム本体11(図5参照)のブッシュ装着孔11a(図5参照)の一部を構成している。立ち上がり部26dには、ブッシュ装着孔11aの他の箇所と同様にラバーブッシュ12(図3参照)が嵌合される。立ち上がり部26dは、アーム本体11にラバーブッシュ12を固定するための座面を形成している。
インナープレート26の後方延出プレート部26bの後端部には、ナックル6(図2参照)に接続されるナックル側インナー接続部26hが設けられている。ナックル側インナー接続部26hは、上下一対のナックル側インナー貫通孔26eを備えている。一対のナックル側インナー貫通孔26eに、それぞれカラー21(図5参照)が挿入される。
プレート部材25は、強化繊維として、例えば炭素繊維を含む繊維強化樹脂からなり、強度が高められている。なお、強化繊維として、炭素繊維の他に、ガラス繊維、ボロン繊維、ポリアミド繊維、ケブラー(登録商標)繊維、イザナス(登録商標)、ザイロン(登録商標)を含む繊維強化樹脂でもよい。
プレート部材25は、アーム本体11を成形型で成形する前に、別の成形型で予め形成される。上下延出プレート部25aの上部には、ナックル6(図2参照)に接続されるリング状に形成された車体側アウター接続部25tが一体に形成されている。車体側アウター接続部25tは、車体側アウター貫通孔25jを備えている。
車体側アウター貫通孔25jは、ブッシュ装着孔11aを形成するために、インナープレート26の車体側インナー貫通孔26cよりも内径が大きくされている。
後方延出プレート部25bの後端部には、上下一対のアウター筒状部(ナックル側アウター接続部)25kが一体に設けられている。一対のアウター筒状部25kは、インナープレート26側に突出するように形成され、それぞれカラー21が挿入されて圧着される。
プレート部材25は、上下延出プレート部25aの縁部と後方延出プレート部25bの縁部とに亘って、インナープレート26に向けて屈曲する上フランジ部25mおよび下フランジ部25nを備えている。上フランジ部25mおよび下フランジ部25nは、プレート部材25の周縁部25cの一部を構成している。このように、上フランジ部25mおよび下フランジ部25nを設けることで、一対のプレート部材25の剛性を高めることができる。
リブ部13は、ブッシュ装着孔11aの車幅方向一側(左側)の縁部である一側縁部13cと、ブッシュ装着孔11aの縁部13cを除く周縁部13dと、一側縁部13cおよび周縁部13dの内側に形成された複数のリブ13aと、を備えている。
リブ部17は、ブッシュ装着孔11aの車幅方向他側(右側)の縁部である他側縁部17cと、周縁部13dと、他側縁部17cおよび周縁部13dの内側に形成された複数のリブ13aと、を備えている。リブ部17は、インナープレート26の立ち上がり部(車体側インナー接続部)26dの配置によって、リブ部13に対して他側縁部17cのみ異なる。
リブ部13,17は、後端部に一対のカラー21(図5参照)の一部が配置されるカラー配置部13eを備えている。
<トレーリングアームの車体側取付構造>
図7は、図1のVII-VII線断面図である。
図7に示すように、ラバーブッシュ12は、外筒31と、外筒31の内側に配置された内筒32と、外筒31および内筒32のそれぞれの間に配置されたラバー33と、を備えている。外筒31は、アーム本体11のブッシュ装着孔11aに圧入されている。内筒32は、ラバー33が取り付けられた内側内筒34と、内側内筒34の両端部に取り付けられた外側外筒35と、を備えている。
外側外筒35は、上側半体35aと、下側半体35bとを合わせた部材である。上側半体35aは、両端部に上側ブラケット35cを備え、下側半体35bは、両端部に下側ブラケット35dを備えている。
上側ブラケット35cおよび下側ブラケット35dは、ピボットブラケット35eを構成している。
上側ブラケット35cは、上下に貫通する上貫通孔35fを備え、下側ブラケット35dは、上下に貫通する下貫通孔35gを備えている。上貫通孔35fと下貫通孔35gとは、ピボットブラケット35eのボルト挿通孔35hを形成している。
左右のピボットブラケット35eは、それぞれボルト挿通孔35hに通されたボルト15とナット16とにより、車体1の左右のリアフレーム1Aに締結されている。
<トレーリングアームのナックル側取付構造>
図8は、図1のVIII-VIII線断面図である。
図8に示すように、左右のプレート部材25の各アウター筒状部25kは、アーム本体11をナックル6(図2参照)に取り付けるためにそれぞれカラー21が挿入されるカラー挿通孔25pを備えている。
左右のプレート部材25の各カラー挿通孔25pと、インナープレート26のナックル側インナー貫通孔26eとは、カラー21が挿入されて圧着されるカラー貫通孔11rを形成している。カラー貫通孔11rは、上記したように、左右のプレート部材25とインナープレート26とに亘って形成され、ナックル接続部11fに設けられている。
カラー21は、アーム本体11の車幅方向一側(左側)に配置された第1カラー21Aと、アーム本体11の車幅方向他側(右側)に配置された第2カラー21Bと、を備えている。第1カラー21Aは、車幅方向一側(左側)のプレート部材25のカラー挿通孔25pに挿入され圧着されている。第2カラー21Bは、車幅方向他側(右側)および車幅方向一側(左側)のプレート部材25のカラー挿通孔25pに挿入され圧着されている。
なお、第1カラー21Aが、車幅方向一側(左側)および車幅方向他側(右側)のプレート部材25のカラー挿通孔25pに挿入され圧着されていてもよい。また、第2カラー21Bが、車幅方向他側(右側)のプレート部材25のカラー挿通孔25pのみに挿入され圧着されていてもよい。
第1カラー21Aは、第1筒部21cと、第1筒部21cの一端部から径方向外側に延びるフランジ部21dと、を一体に備えている。第1筒部21cは、他端部に凸部21eを一体に備えている。
第1筒部21cとフランジ部21dとで形成される第1隅部21fには、凹状の曲面に形成された第1曲面部21gを備えている。第1曲面部21gは、第1筒部21cおよびフランジ部21dの外周面に沿った環状を成し、第1曲面部21gの断面は、凹状の円弧に形成されている。
第2カラー21Bは、第2筒部21mと、第2筒部21mの一端部から径方向外側に延びるフランジ部21dと、を一体に備えている。第2筒部21mは、他端部に凹部21nを備えている。第1カラー21Aの第1筒部21cと、第2カラー21Bの第2筒部21mとは、カラー21の筒部21vを構成する。筒部21vは、カラー貫通孔11rに挿入されるので、インナープレート26に左右のプレート部材25を接合するときに、インナープレート26と左右のプレート部材25とのずれ(詳しくは、インナープレート6の延びる方向のずれ)が抑制される。
第2筒部21mとフランジ部21dとで形成される第2隅部21pには、第2曲面部21qが凹状の曲面に形成されている。第2曲面部21qは、第2筒部21mおよびフランジ部21dの外周面に沿った環状を成し、第2曲面部21qの断面は、凹状の円弧に形成されている。第2曲面部21qは、第1曲面部21gと同形状に形成されている。
第1カラー21Aのフランジ部21dの端面21uは、リブ部13の端面13bと面一に配置されている。端面21uには、ナックル6に設けられたトレーリングアーム接続部6aの側面6cが当接されている。
第2カラー21Bのフランジ部21dの端面21uは、リブ部17の端面13bと面一に配置されている。端面21uには、ボルト14が通されたワッシャ37が当接されている。
第1筒部21cと第2筒部21mとは、外径および内径が同一である。フランジ部21dの外径は、第1筒部21cおよび第2筒部21mの外径よりも大きい。
第1カラー21Aの凸部21eと第2カラー21Bの凹部21nとは、インロー結合している。このインロー結合により、第1筒部21cと第2筒部21mとを同軸に精度良く配置することが可能になる。
第1カラー21Aの第1筒部21cは、ボルト14が通される第1ボルト挿通孔21rを備えている。第2カラー21Bの第2筒部21mは、ボルト14が通される第2ボルト挿通孔21sを備えている。第1ボルト挿通孔21rと第2ボルト挿通孔21sとは、ボルト挿通孔21tを構成する。
インナープレート26のナックル側インナー貫通孔26eには、第2カラー21Bが挿入されて圧着されている。左右のプレート部材25の各アウター筒状部25kの先端は、インナープレート26のナックル側インナー貫通孔26eの縁部に圧着されている。なお、ナックル側インナー貫通孔26eには、第1カラー21Aが挿入されて圧着されてもよいし、第1カラー21Aおよび第2カラー21Bの両方が挿入されて圧着されてもよい。
プレート部材25のカラー挿通孔25pの縁部25qには、凸状の貫通孔側曲面部25rが形成されている。貫通孔側曲面部25rは、カラー挿通孔25pの内周面に沿った環状を成し、貫通孔側曲面部25rの断面は、凸状の円弧に形成されている。
カラー21における凹状の曲面とされた第1曲面部21gおよび第2曲面部21qと、プレート部材25における凸状の曲面とされた各貫通孔側曲面部25rとは、曲率が同一であり、各部が均一に当接している。従って、第1曲面部21gおよび第2曲面部21qと、各貫通孔側曲面部25rとの接触面積を大きくすることができる。これにより、カラー21の第1隅部21f、第2隅部21pと、プレート部材25のカラー挿通孔25pの縁部25qとの接触部における密着性向上による応力集中低減を図ることができる。
図6~図8において、インナープレート26は、車体1にラバーブッシュ12を介して接続される立ち上がり部26dと、ナックル6にカラー21およびボルト14を介して接続されるナックル側インナー接続部26hと、を備えている。金属製のインナープレート26は、車体1とナックル6とを接続している。
プレート部材25は、車体1に樹脂材43、ラバーブッシュ12を介して接続される車体側アウター接続部25tと、ナックル6にカラー21およびボルト14を介して接続されるアウター筒状部25kと、を備えている。また、プレート部材25は、車体側アウター接続部25tとアウター筒状部25kとの間に配置されている。プレート部材25は、このプレート部材25における車体側アウター接続部25tとアウター筒状部25kとの間の剛性を高めるプレート凹部25dを備えている。
<アーム本体断面構造>
図9は、図4のIX-IX線断面図である。
図9に示すように、左右一対のプレート部材25は、それらの内側に中空部38が形成され、中空部38にインナープレート26が配置され、接合されている。中空部38は、インナープレート26で左右に区画されている。即ち、インナープレート26の車幅方向一側(左側)に空間41が形成され、インナープレート26の車幅方向他側(右側)に空間42が形成される。空間41,42には、それぞれ樹脂材43が満たされている。
空間41は、上下延出部11bに位置する第1空間部41aと、後方延出部11cに位置する第2空間部41bと、を備えている。第1空間部41aと第2空間部41bとは、左側のプレート部材25のプレート凹部25d(図4も参照)の上方および下方で連通している。
空間42は、上下延出部11bに位置する第1空間部42aと、後方延出部11cに位置する第2空間部42bと、を備えている。第1空間部42aと第2空間部42bとは、右側のプレート部材25のプレート凹部25dの上方および下方で連通している。
上記した樹脂材43は、左右のリブ部13,17を射出成形する際に成形型内に注入された溶融樹脂が空間41,42内に流れ込み、空間41,42に満たされて固化したものである。このように、樹脂材43で空間41,42を満たすことで、アーム本体11の強度・剛性を向上させることができる。
アーム本体11の外周面11hのうち、上下延出部11bの上端を形成する凸状の円弧面11qと、後方延出部11cの背面11pとでは、空間41,42は、外部に開放しているため、樹脂材43が外部に露出されている。また、ブッシュ装着孔11aの内周面でも、空間41が外部に開放されているため、樹脂材43が外部に露出されている。一方、ブッシュ装着孔11aの内周面でも、空間42は、インナープレート26の立ち上がり部26dによって塞がれているため、樹脂材43が外部に露出されていない。
図10は、図4のX-X線断面図である。
図10に示すように、各プレート凹部25dは、その底面25gを形成する底壁25sを備えている。左右のプレート部材25の各プレート凹部25dを形成する一対の底壁25sは、インナープレート26を両側から挟み込んだ状態でインナープレート26に圧着されている。換言すれば、左右のプレート部材25におけるインナープレート26側の面である内面25fは、それぞれインナープレート26の両側の面26fに圧着されている。
プレート部材25は、底壁25sをインナープレート26に当接させることでアーム本体11の板厚方向でインナープレート26の両側に位置決めされている。底壁25sは、インナープレート26に面で接合されるため、接合強度を高めることができる。
一側(左側)のプレート凹部25dの周囲には、空間41を構成する第3空間部41cおよび第4空間41dが配置されている。他側(右側)のプレート凹部25dの周囲には、空間42を構成する第3空間部42cおよび第4空間42dが配置されている。
一側(左側)のプレート部材25に対して、第3空間部41cおよび第4空間41dが配置された側とは反対側の外面25eにリブ部13が形成されている。他側(右側)のプレート部材25に対して第3空間部42cおよび第4空間42dが配置された側とは反対側の外面25eに、リブ部17が形成されている。
リブ部13,17の各リブ13aは、プレート部材25の外面25eの形状に沿って形成されている。即ち、各リブ13aは、第3空間部41c、第4空間41d、第3空間部42cおよび第4空間42dの車幅方向外側では、端面13bから外面25eまで延び、プレート凹部25dでは、端面13bから底面25g又は側面25hまで延びている。プレート凹部25dでは、プレート凹部25d以外の箇所よりも各リブ13aの高さが高くなる。
アーム本体11の外周面11hのうち、後方延出部11cの上面11mおよび下面11nでは、空間41,42は、左右のプレート部材25のそれぞれの上フランジ部25mおよび下フランジ部25nで覆われている。このため、左右のプレート部材25のそれぞれの上フランジ部25mおよび下フランジ部25nは、外部に露出しているが、樹脂材43は、外部に露出しにくい。これにより、アーム本体11の後方延出部11cに上下方向の曲げモーメントが作用したときに、空間41,42内の樹脂材43の撓みを抑制することができる。
以上説明したように、上記実施形態におけるトレーリングアームは、車体1と、後輪を支持するナックル6と、に接続され、中空部38を有する樹脂製のプレート部材25と、プレート部材25に中空部38内で接合される金属製のインナープレート26と、を備えている。
このように構成することで、金属製のインナープレート26と樹脂製のプレート部材25とを中空部38内で接合することで、トレーリングアーム5の強度・剛性確保と重量低減とを両立させることができる。
プレート部材25は、少なくとも2つの部材から構成されている。このため、インナープレート26を両側から少なくとも2つのプレート部材25で挟んで、インナープレート26にプレート部材25を容易に接合することができる。
インナープレート26は、プレス加工された板材で構成されている。このため、インナープレート26をプレス加工により容易に加工することができる。
インナープレート26は、車体1に接続される立ち上がり部26dと、ナックル6に接続されるナックル側インナー接続部26hと、を備えている。このため、金属製のインナープレート26で車体1とナックル6とを接続するため、トレーリングアーム5の強度・剛性を確保しやすくすることができる。
プレート部材25は、車体1に接続される車体側アウター接続部25tと、ナックル6に接続されるアウター筒状部25kと、車体側アウター接続部25t、アウター筒状部25k間に配置されたプレート凹部25dと、を備えている。このため、プレート凹部25dによって、プレート部材25における車体側アウター接続部25t、アウター筒状部25k間の剛性を高めることができる。
インナープレート26は、車体側インナー貫通孔26cを備え、車体側インナー貫通孔26cの縁部に施されたバーリング加工によって筒状の立ち上がり部26dが形成される。このため、バーリング加工により形成された立ち上がり部26dを、車体1とトレーリングアーム5との連結部にラバーブッシュ12を固定する座面とすることができ、カラーなどのブッシュ固定部材が不要になる。
プレート部材25は、中空部38とは反対側の外面25eに形成されるリブ部13,177を備えている。このため、リブ部13,17を備えることにより、トレーリングアーム5の剛性を高めることができる。
リブ部13,17は、複数のリブ13aで構成され、複数のリブ13aが格子状に配置されている。このため、リブ13aを格子状に配置することにより、トレーリングアーム5の剛性をより一層高めることができる。
プレート部材25は、強化繊維を含むので、トレーリングアーム5の強度をより一層高めることができる。
リブ部13,17は、プレート部材25のプレート凹部25dの形状に沿って形成されているので、リブ部13,17の高さをプレート凹部25dの箇所で高くすることができ、トレーリングアーム5の剛性をより効果的に向上させることができる。
左右のプレート部材25は、周縁部25cの内側に、インナープレート26を両側から挟み込む底壁25sを備えている。このため、底壁25sによって、インナープレート26の両側にプレート部材25を容易に位置決めすることができる。また、インナープレート26とプレート部材25との接合強度を高めることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限られるものではなく、例えば、本実施形態では、プレート部材25を左右一対設けたが、プレート部材25を少なくとも2つ設けてもよい。
また、プレート部材25に単一のプレート凹部25dを設けたが、複数のプレート凹部を設けてもよい。
また、プレート部材25に外面側から内面側に凹んだ凹部(プレート凹部25d)を設けたが、これに限らず、内面側から外面側に突出する凸部を設けてもよいし、これら凹部および凸部の両方を設けてもよい。この場合、リブ部は、凸部の形状に沿って形成される。
さらに、インナープレート26の車幅方向一側(左側)に形成された空間41、およびインナープレート26の車幅方向他側(右側)に形成された空間42のそれぞれに、射出成形によって樹脂材43が満たされているとした。しかしながら、射出成形後に必ずしも各空間41,42が樹脂材43で満たされていなくてもよい。左右のリブ部13,17を射出成形する際に、少なくともラバーブッシュ12、およびカラー21の周囲に樹脂材43が流れ込めばよい。
上記実施形態のトレーリングアームは、三輪および四輪の車両に適用可能である。そして、上記実施形態における構成は本発明の一例であり、実施形態の構成要素を周知の構成要素に置き換える等、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
1…車体
5…トレーリングアーム
6…ナックル
13,17…リブ部
13a…リブ
25…プレート部材(アウター部)
25c…周縁部
25d…プレート凹部(凹部)
25e…外面(中空部とは反対側の面)
25j…車体側アウター貫通孔
25k…アウター筒状部(ナックル側アウター接続部)
25s…底壁
25t…車体側アウター接続部
26…インナープレート(インナー部)
26c…車体側インナー貫通孔
26d…立ち上がり部(車体側インナー接続部)
26h…ナックル側インナー接続部
38…中空部

Claims (11)

  1. 車体と車輪を支持するナックルとに接続され、
    中空部を有する樹脂製のアウター部と、
    前記アウター部に前記中空部内で接合される金属製のインナー部と、
    を備えている
    ことを特徴とするトレーリングアーム。
  2. 前記アウター部は、少なくとも2つの部材から構成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載のトレーリングアーム。
  3. 前記インナー部は、プレス加工された板材で構成されている
    ことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のトレーリングアーム。
  4. 前記インナー部は、
    前記車体に接続される車体側インナー接続部と、
    前記ナックルに接続されるナックル側インナー接続部と、
    を備えている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のトレーリングアーム。
  5. 前記アウター部は、
    前記車体に接続される車体側アウター接続部と、
    前記ナックルに接続されるナックル側アウター接続部と、
    前記車体側アウター接続部と前記ナックル側アウター接続部との間に配置された凸部又は凹部と、
    を備えている
    ことを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか一項に記載のトレーリングアーム。
  6. 前記インナー部は、車体側インナー貫通孔を備え、
    前記車体側インナー貫通孔の縁部に施されたバーリング加工によって、筒状の前記車体側インナー接続部が形成されている
    ことを特徴とする請求項4に記載のトレーリングアーム。
  7. 前記アウター部は、前記中空部とは反対側の面に形成されるリブ部を備えている
    ことを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか一項に記載のトレーリングアーム。
  8. 前記リブ部は、複数のリブで構成され、前記複数のリブが格子状に配置されている
    こと特徴とする請求項7に記載のトレーリングアーム。
  9. 前記アウター部は、強化繊維を含む
    ことを特徴とする請求項1から請求項8のいずれか一項に記載のトレーリングアーム。
  10. 前記アウター部は、
    前記車体に接続される車体側アウター接続部と、
    前記ナックルに接続されるナックル側アウター接続部と、
    前記車体側アウター接続部と前記ナックル側アウター接続部との間に配置された凸部又は凹部と、
    を備え、
    前記リブ部は、前記アウター部の前記凸部又は前記凹部の形状に沿って形成されている
    ことを特徴とする請求項7又は請求項8に記載のトレーリングアーム。
  11. 前記アウター部は、周縁部の内側に、前記インナー部を両側から挟み込む挟持部を備えている
    こと特徴とする請求項2から請求項10のいずれか一項に記載のトレーリングアーム。
JP2021047590A 2021-03-22 2021-03-22 トレーリングアーム Pending JP2022146559A (ja)

Priority Applications (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021047590A JP2022146559A (ja) 2021-03-22 2021-03-22 トレーリングアーム
CN202210135348.6A CN115107432A (zh) 2021-03-22 2022-02-14 纵臂
US17/674,929 US20220297488A1 (en) 2021-03-22 2022-02-18 Trailing arm

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2021047590A JP2022146559A (ja) 2021-03-22 2021-03-22 トレーリングアーム

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2022146559A true JP2022146559A (ja) 2022-10-05

Family

ID=83285600

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2021047590A Pending JP2022146559A (ja) 2021-03-22 2021-03-22 トレーリングアーム

Country Status (3)

Country Link
US (1) US20220297488A1 (ja)
JP (1) JP2022146559A (ja)
CN (1) CN115107432A (ja)

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001214920A (ja) * 2000-02-03 2001-08-10 Showa Denko Kk アーム用部材
JP2005113952A (ja) * 2003-10-03 2005-04-28 Bridgestone Corp トルクロッド構造
JP2020011504A (ja) * 2018-07-10 2020-01-23 株式会社エフテック 金属・樹脂複合部材

Family Cites Families (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20110063164A (ko) * 2009-12-04 2011-06-10 현대자동차주식회사 서스펜션 암
IT1400618B1 (it) * 2010-05-12 2013-06-14 Sistemi Sospensioni Spa Elemento strutturale in materiale composito, particolarmente per sospensione di veicolo
JP2012188074A (ja) * 2011-03-14 2012-10-04 Yorozu Corp 車両用連結アーム
WO2017115932A1 (ko) * 2015-12-30 2017-07-06 주식회사 일진 차량용 하이브리드 현가암 및 그 제조방법
JP2018052214A (ja) * 2016-09-27 2018-04-05 本田技研工業株式会社 サスペンションアームの補強構造及び製造方法
DE102018208298B4 (de) * 2018-05-25 2024-04-18 Zf Friedrichshafen Ag Koppelstange, Radaufhängung und Verfahren zur Herstellung einer Koppelstange
US20200016948A1 (en) * 2018-07-10 2020-01-16 F-Tech Inc. Metal-resin composite member
KR102326467B1 (ko) * 2019-12-20 2021-11-16 (주)동희산업 트레일링 암의 제조방법 및 이를 이용하여 제조되는 트레일링 암

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001214920A (ja) * 2000-02-03 2001-08-10 Showa Denko Kk アーム用部材
JP2005113952A (ja) * 2003-10-03 2005-04-28 Bridgestone Corp トルクロッド構造
JP2020011504A (ja) * 2018-07-10 2020-01-23 株式会社エフテック 金属・樹脂複合部材

Also Published As

Publication number Publication date
CN115107432A (zh) 2022-09-27
US20220297488A1 (en) 2022-09-22

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN108473013B (zh) 混合悬架臂
JP5606163B2 (ja) サスペンションアーム
JP2011116340A (ja) サスペンションアーム及びサスペンションアームの製作方法
JP2020504050A (ja) 車両用ハイブリッドサスペンションアーム
KR20100116081A (ko) 차량의 콘트롤암 및 그 제조 방법
JP3809583B2 (ja) ステアリングギヤフレームを利用した前輪懸架装置
KR101302328B1 (ko) 전방 현가 장치의 로어 컨트롤 암 조립체
KR100980877B1 (ko) 현가장치용 트레일링 암 어셈블리
JP2022146559A (ja) トレーリングアーム
CN212219822U (zh) 一种稳定杆衬套
JP2022146560A (ja) トレーリングアームの取付部構造
KR20110063166A (ko) 서스펜션 암
JP7140868B1 (ja) トレーリングアームの製造方法
KR102437191B1 (ko) 차량용 트레일링암
JP4249331B2 (ja) 自動二輪車の車体フレーム
CN211918305U (zh) 前衬套、悬挂摆臂总成和汽车悬挂系统
US20120049482A1 (en) Front end assembly for a motor vehicle comprising a suspension with a transverse blade
JP7118952B2 (ja) ストラドルドビークル
KR101361246B1 (ko) 자동차의 커플드 토션 빔 액슬
KR20100034222A (ko) 커플드 토션 빔 액슬 타입의 리어 현가장치
JP2015123952A (ja) トラニオンブラケット
KR20110063165A (ko) 서스펜션 암 및 서스펜션 암을 제작하는 방법
CN213082838U (zh) H型臂和汽车多连杆后悬架
CN205059188U (zh) 汽车发动机左悬置
CN217259464U (zh) 一种驾驶室悬架上的摆臂衬套

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20211129

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20220823

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20230228