JP2015123952A - トラニオンブラケット - Google Patents

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純 秋元
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純 秋元
陽一郎 小檜山
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Abstract

【課題】後2軸車のトラニオン式サスペンションの組付け工数及び重量の軽減と共に、耐久性向上を図ったトラニオンブラケットを提供する。
【解決手段】後2軸車のトラニオン式サスペンションのトラニオンブラケット50であって、前記リーフスプリングの中間部を固着すると共に、車幅方向に貫通したボス部Bを有するスプリングサドル7と、ボス部Bが回転自在に外嵌するトラニオンシャフト部52及び、車両のシャシフレームに締結されるトラニオン本体部51が一体的に形成されたトラニオンベース5と、ボス部Bとトラニオンシャフト部52間に介装され、スプリングサドル7がトラニオンシャフト部52を中心にして回動した際に、弾性変形するラバーブッシュ8と、を備える。
【選択図】図5

Description

本発明は、後2軸の大型トラック等に用いられているトラニオン式サスペンションのトラニオンブラケットに関する。
従来から、後2軸の大型トラック等において、不整地走行に適した懸架装置としてトラニオン式サスペンションが多用されている。
トラニオン式サスペンション装置は、車両後部の車軸として前後方向一対の後前車軸、後後車軸間において、トラニオンシャフトを有するトラニオンブラケットを大型トラックのシャシフレームに固定し、リーフスプリングの前後方向中央部に固定されたスプリングサドルを介してリーフスプリングをトラニオンシャフトに回動自在に取付け、このリーフスプリングの前後端部により後前車軸、後後車軸を上方から当接して車両を懸架する。
後前車軸及び後後車軸の車両前後方向位置を保持するため、一端側が車体(シャシフレーム)側と連結し、他端側が後前車軸または、後後車軸に夫々軸着されるアッパラジアスロッド及び、ロアラジアスロッドによって構成されている。
トラニオン式サスペンションは、不整地走行に適した懸架装置として用いられるため、重量が重くなる傾向を有している。
トラニオンブラケットの軽量化を図った技術として特許文献1が開示されている。
特許文献1によると、左右のシャシフレーム間を連結するクロスメンバ部と、該クロスメンバ部の両端部下面に下方に向かうにつれ車幅方向外側へ開くように一体成型され且つ、トラニオンシャフトを軸支するためのボス部を有する一対のトラニオンブラケット部とを備えた技術が開示されている。
このようにすることで、クロスメンバ部とトラニオンブラケット部との相対関係が不変となり、両者の相対関係に従来の如きずれが全く生じなくなるため、これらのクロスメンバ部とトラニオンブラケット部の夫々に対し各車軸を連結すると、該車軸のクロスメンバ部とトラニオンブラケット部に対する前後方向の位置が正確に決まり、各軸が前後方向に傾斜してしまうような事態が回避される。
この結果、組付け後に作業員が行わなければならないアライメント調整が従来よりも少なくて済み、アライメント調整に係る工数を著しく減少させることが可能となる。
また、特許文献2の図9には、車体のシャシフレームにトラニオンブラケット及びトラニオンシャフトを介してスプリングシート(別称、スプリングサドル)が回転可能に支持されている。
左右一対のリーフスプリングがスプリングシートにUボルトを介して取付けられている。
即ち、リーフスプリングは、シャシフレームに対してスプリングシートを介して揺動可能に支持されている。
そして、特許文献2の図9に示すように、一般的には、トラニオンシャフトとスプリングシートのボス部との間には、メタルベアリングを介装して、トラニオンシャフト及びスプリングシートのボス部の摩耗を防止する処置が施されている。
特開2010−52540号公報 特開平08−156562号公報
特許文献1によると、クロスメンバ部と、トラニオンブラケット部とを一体に形成したものをトラックのシャシフレームに組付ける構造である。
ところが、一般的に、トラックのシャシフレームは、車幅方向に間隔を有し、開口部が対向した左右一対のコ字状断面を成すサイドフレームと、該左右一対のサイドフレーム間の該コ字状断面開口部に車両前後方向に間隔を有して複数のクロスメンバが固定され、梯子状に形成されている。
そして、クロスメンバ部とトラニオンブラケット部とを一体に形成した大きな部品は、シャシフレームに組付けた状態において、シャシフレームの車幅より長い。
従って、トラックの組立ラインで、クロスメンバ部とトラニオンブラケット部とを一体に形成した重量の重い且つ、大きな部品をシャシフレームに組付ける作業は、大きな作業スペースと、組付けるための複雑な作業手順が必要となる。
更に、特許文献2によると、トラニオンシャフトとスプリングシートのボス部との間には、メタルベアリングを介装して、トラニオンシャフトとスプリングシートのボス部の摩耗を防止している。
しかし、トラニオンシャフトとメタルベアリングにおいて摺動摩擦は発生し、メタルベアリングの摩耗は避けられず、該摩耗の程度によっては交換する必要が生じる。
本発明はかかる技術的課題に鑑み、後2軸車のトラニオン式サスペンションの組付工数及び重量の軽減と共に、耐久性向上を図ったトラニオンブラケットの提供を目的とする。
本発明は、かかる課題を解決するため、車両の後部に配設された前後一対の後前車軸及び後後車軸間に亘り延在し、前記前後の車軸を重力方向上方から当接するリーフスプリングを回動自在に支持するトラニオンブラケットであって、
前記リーフスプリングの車両前後方向中間部に固着されると共に、車幅方向に貫通したボス部を有するスプリングサドルと、
車幅方向外方に延在すると共に、前記ボス部が回転自在に外嵌するトラニオンシャフト部及び、前記車両のシャシフレームに締結されるトラニオン本体部が一体的に形成されたトラニオンベースと、
前記ボス部と前記トラニオンシャフト部間に介装され、前記スプリングサドルが前記トラニオンシャフト部を中心にして回動した際に、回動方向に弾性変形する弾性部材と、を備えたことを特徴とするトラニオンブラケットを提供できる。
かかる発明によれば、後2軸車のトラニオン式サスペンションのトラニオンシャフト部とトラニオン本体部とを一体成型したトラニオンベースとすることで、構成部品点数の削減による組立工数及び、部品製造ラインにおける部品管理工数低減に伴うコスト低減。
ボス部とトラニオンシャフト部間に弾性部材を介装して、回動に対して弾性変形させることで、当該部の摩耗を抑制し、トラニオンブラケットの耐久性向上が図れる。
かかる発明によれば、後2軸車のトラニオン式サスペンションの組付け工数及び重量の軽減と共に、耐久性向上を図ったトラニオンブラケットを提供することができる。
本発明の実施形態における車両後部のトラニオン式サスペンションの概略平面図を示す。 図1のA−A矢視図を示す。 図1のB部のリーフスプリングとスプリングサドルとの締結状態斜視図を示す。 本発明の実施形態におけるトラニオンベースの外観斜視図を示す。 図4のA−A断面図を示す。 本発明の実施形態におけるトラニオンブラケットの組立分解斜視図を示す。
以下、本発明に係る実施形態について図面を用いて説明する。
但し、この実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、その相対配置などはとくに特定的な記載がない限り、この発明の範囲をそれのみに限定する趣旨ではなく、単なる説明例にすぎない。
尚、方向性を示す場合は、運転席に着座した状態を基準として、前後左右、上下方向を記載する。
図1は本発明が実施される大型トラック100(以後、車両100と略称する)等の後2軸車に装着されたトラニオン式サスペンション型の懸架装置の平面図、図2は図1のA−A矢視図を示している。
後2軸車は、後前車軸31(以後、RF車軸31と略称する)と、後後車軸32(以後、RR車軸32と略称する)と、RF車軸31の両端に装着された後前輪33(以後、RF輪33と略称する)と、RR車軸32の両端に装着された後後輪34(以後、RR輪34と略称する)とが配設されている。
図1の車輪は1か所に1本のタイヤが装着されたシングルタイヤ又は、1か所に2本のタイヤが装着されたダブルタイヤなどを採用することができる。
RF車軸31及びRR車軸32は、トラニオン式サスペンション(懸架装置)を介して車体を支持している。
トラニオン式サスペンションは、車両前後方向に延在したシャシフレーム1の後部に装着され、リーフスプリング6を回動自在に保持するスプリングサドル7を有したトラニオンブラケット50と、スプリングサドル7に車両前後方向中間部をUボルト77によって締結されたリーフスプリング6と、一端がトラニオンブラケット50の下端部に連結され、他端がFR車軸31の下端に連結したロアフロントラジアスロッド35と、一方がトラニオンブラケット50の下端部に連結され、他方がRR車軸32の下端に連結したロアリヤラジアスロッド36と、一方端がRF車軸31の上端部に連結し、他方端がシャシフレーム1のクロスメンバ13bに連結したアッパフロントVロッド37と、前端がクロスメンバ13bに連結し、後端がRR車軸32の上端部に連結したアッパリヤVロッド38とを備えている。
車両100のシャシフレーム1は、車両前後方向に延在し、且つ車幅方向に間隔を有した左右一対のサイドフレームRH11、サイドフレームLH12と、該サイドフレームRH11、LH12間に車幅方向に延在し、両端部をサイドフレームRH11及びサイドフレームLH12に固着し、車両前後方向に間隔を有して配置された複数のクロスメンバ13(13a、13b・・・)とで梯子状に形成されている。
尚、図1ではクロスメンバは2個表示したが、それ以外は省略してある。
図3に、リーフスプリング6とスプリングサドル7との締結状態斜視図を示すように、
リーフスプリング6は、複数枚のリーフスプリングを上下方向に重合されており、下側が長く、上側に重ねるに従って漸次短くなっている。
そして、リーフスプリング6は、車両前後方向中間部の上端にスプリングパッド76を介してスプリングサドル7にUボルト77及びナット78にて締結する。
従って、スプリングサドル7に取付けられたリーフスプリング6はトラニオンシャフト部52を中心にして回動自在に装着される。
リーフスプリング6の前後端部は、RF車軸31及びRR軸32夫々の上面に当接し、RF車軸31及びRR車軸32の上下変動に対し撓むと共に、RF車軸31及びRR車軸32の上面を車両前後方向に摺動する。
前後・上下のラジアスロッド35、36、37、38は、RF車軸31及びRR軸32をシャシフレーム1に対して相対位置を維持するために設けられている。
更に、これらのラジアスロッドは、RF輪33及びRR輪34からの駆動力をシャシフレーム1に伝える作用も有している。
そして、アッパフロントVロッド37及びアッパリヤVロッド38は、V字状に形成されている。
図1に示すように、V字状の開口端側はクロスメンバ13bに軸着され、V字状の頂部は、夫々RF車軸31、RR車軸32の上部に軸着されている。
V字状のロッド37(38)とクロスメンバ13bとで三角形状を成すことで、シャシフレーム1に対して、車幅方向の相対位置関係を維持する構造になっている。
図4にトラニオンベース5の外観斜視図、図5に図4のA−A断面図、図6にトラニオンブラケットの組立分解図を示す。
図5は、トラニオンベース5のトラニオンシャフト部52とスプリングサドル7のボス部Bとの間に弾性部材であるラバーブッシュ8を介装したトラニオンブラケット50の断面図である。
サイドフレームRH11及びサイドフレームLH12に装着されるトラニオンブラケット50(トラニオンベース5)は、夫々左右同一形状を成している。
従って、本実施例の説明では片側のトラニオンブラケット50について説明する。
トラニオンブラケット50は、トラニオン本体部51及び、該トラニオン本体部51と一体的に形成されたトラニオンシャフト部52を有するトラニオンベース5と、トラニオンシャフト部52に外嵌するボス部Bを有するスプリングサドル7と、トラニオンシャフト部52とボス部Bとの間に介装された弾性部材であるラバーブッシュ8とで構成されている。
トラニオンベース5は、サイドフレームLH12のウエブ12a(11a)に取付けられる第1ステー部53及び、第2ステー部54と、クロスメンバ13bの下側補強板13fに取付けられる第3ステー部55と、第1、第2及び第3ステー部53、54、55から下方に延在したトラニオン本体部51から車幅方向外方へ中空形状で突出したトラニオンシャフト部52と、該トラニオンシャフト部52の下方に、ロアフロントラジアスロッド35とロアリヤラジアスロッド36が連結される第4ステー部57と、左右のトラニオンブラケット50を連結するクロスメンバ15が取付けられる第5ステー部58を備え、これらが一体的に形成されている。
第4ステー部57には、該第4ステー部57を挟んでロアフロントラジアスロッド35とロアリヤラジアスロッド36が取付孔57a、57aを介して取付けられる。
第5ステー部58には、左右のトラニオンブラケット50を連結するクロスメンバ15の端部がクロスメンバ取付孔58a、58aを介して取付けられる。
クロスメンバ15は、車両100の荷重がトラニオンブラケット50に作用した際に、トラニオンブラケット50の下側が外方へ開かないようにするテンション部材である。
そして、トラニオンシャフト部52は、車両前後方向において、第1ステー部53と第2ステー部54との中間位置に設けられており、上下方向の入力に対して同等に対応する強度を有している。
13eはクロスメンバ13bの上側補強板である。
尚、本実施形態の場合、トラニオンベース5は球状黒煙鋳鉄にて形成されている。
そのため、トラニオンベース5は、強靭性、耐衝撃性及び加工性に優れているので、材料の使用量の減少による重量及び製造コストに対して有利な効果を有している。
スプリングサドル7は、車両取付状態において、トラニオンシャフト部52の軸線に沿って上側のアッパサドル71と、下側のロアサドル72とに分割されている。
アッパサドル71は、トラニオンシャフト部52の外周部上側に外嵌する半円状の上側ボス部71aと、上側ボス部71aの上部にリーフスプリング6が載置されるサドル部71bと、該サドル部71bの車幅方向の両側部にリーフスプリング6の車幅方向位置を規定するガイド突起部71c、71cが設けられている。
ロアサドル72は、トラニオンシャフト部52の外周部下側に外嵌する半円状の下側ボス部72aを有している。
従って、半円状の上側ボス部71aと半円状の下側ボス部72aとで円筒状のボス部Bが形成される
アッパサドル71、ロアサドル72の分割部分には、周方向外方に延在したフランジ部71d、71d、72d、72dが半円状のボス部71a、72aの前後に夫々形成されている。
フランジ部71d、71d、72d、72dには、スプリングサドル7をトラニオンシャフト部52に取付けるためのシャフト取付孔71e、71fが、フランジ部71d、72dの車幅方向中間部で、外嵌するボス部Bの前後に夫々1個穿設されている。アッパサドル71、ロアサドル72は取付ボルト75及びナット7iにてトラニオンシャフト部52に取付けられる。
そして、前後のシャフト取付孔71e、71fの車幅方向両側部には、リーフスプリング6をスプリングサドル7に取付けるためのUボルト77が貫通するUボルト取付孔71gが夫々2個穿設されている。
トラニオンシャフト部52とボス部Bの間には、弾性部材である略円筒状のラバーブッシュ8が介装されている。
ラバーブッシュ8には、トラニオンシャフト部52の車幅方向中間部の外周面に周方向に沿って配設された環状の第1溝部52aと、ボス部Bの内周面に第1溝部52aと対向した位置に設けられた半円状の第2溝部71h、半円状の第3溝部72h夫々に嵌合する環状の突起が外周側突起部8aと内周側突起部8bが夫々配設されている。
第2溝部71hと第3溝部72hは車幅方向において同一位置に連続して形成されている。
ラバーブッシュ8の組付けは、該ラバーブッシュ8の内周側突起部8bをトラニオンシャフト部52の第1溝部52aに嵌合させた状態で、トラニオンシャフト部52に圧入状態で外嵌する。
その後、スプリングサドル7の第2溝部71h及び第3溝部72hをラバーブッシュ8の外周側突起部8aに嵌合させて、ラバーブッシュ8が径方向に押圧されるように取付ボルト75で締結する。
トラニオンシャフト部52の車幅方向内側端部は、ワッシャ81によってラバーブッシュ8の端部を軸線方向の位置を規制し、トラニオンシャフト部52の車幅方向外側端部は、カバー82で覆い、取付ボルト83にてアッパサドル71とロアサドル72とを締結する。
従って、ラバーブッシュ8は、トラニオンシャフト部52とボス部Bとの間に圧入した状態で取付けられるので、RF輪33及びRR輪34の上下移動によって、リーフスプリング6がトラニオンシャフト部52を中心に周方向に回動しても、該回動量はラバーブッシュ8の歪変形で吸収できる。
従って、ラバーブッシュ8とトラニオンシャフト部52、及びラバーブッシュ8とボス部Bとの間に摺動が発生しない。
そのため、ラバーブッシュ8の摩耗が抑制され、トラニオンブラケット50の耐久性が向上する効果が得られる。
スプリングサドル7がトラニオンシャフト部52に装着されたあとに、図3に示すように、スプリングサドル7のサドル部72にリーフスプリング6の前後方向中間部(車体取付状態)を載置して、スプリングパッド76を介して、Uボルト77でスプリングサドル7にリーフスプリング6を締結する。
このようにすることで、後2軸車のトラニオン式サスペンションのトラニオンシャフト部52とトラニオン本体部51とを一体成型したトラニオンベース5とすることで、構成部品点数の削減による組立工数及び、材料コスト、重量の低減部品製造ラインにおける部品管理工数低減が可能となった。
更に、ボス部Bとトラニオンシャフト部52間にラバーブッシュ8を圧入状態で介装したことにより、スプリングサドル7の回動に対して、ラバーブッシュ8を弾性変形させることで当該部の摩耗を抑制し、トラニオンブラケット50の耐久性向上が図れる。
後2軸の大型トラック等に用いられているトラニオン式サスペンションのトラニオンブラケットに適用できる。
1 シャシフレーム
5 トラニオンベース
6 リーフスプリング
7 スプリングサドル
8 ラバーブッシュ(弾性部材)
11 サイドフレームRH
12 サイドフレームLH
13 クロスメンバ
31 RF車軸(後前車軸)
32 RR車軸(後後車軸)
35 ロアフロントラジアスロッド
36 ロアリヤラジアスロッド
37 アッパフロントVロッド
38 アッパリヤVロッド
50 トラニオンブラケット
51 トラニオン本体部
52 トラニオンシャフト部

Claims (1)

  1. 車両の後部に配設された前後一対の後前車軸及び後後車軸間に亘り延在し、前記前後の車軸を重力方向上方から当接するリーフスプリングを回動自在に支持するトラニオンブラケットであって、
    前記リーフスプリングの車両前後方向中間部に固着されると共に、車幅方向に貫通したボス部を有するスプリングサドルと、
    車幅方向外方に延在すると共に、前記ボス部が回転自在に外嵌するトラニオンシャフト部及び、前記車両のシャシフレームに締結されるトラニオン本体部が一体的に形成されたトラニオンベースと、
    前記ボス部と前記トラニオンシャフト部間に介装され、前記スプリングサドルが前記トラニオンシャフト部を中心にして回動した際に、回動方向に弾性変形する弾性部材と、を備えたことを特徴とするトラニオンブラケット。
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