JP2020010493A - 充電装置及びプログラム - Google Patents

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Abstract

【課題】充電時の環境条件によらずに、二次電池の劣化状態を判定することが可能な充電装置を提供する。【解決手段】二次電池の充電を行う充電手段と、前記二次電池の電池電圧を取得する第1取得手段と、前記二次電池の充電に係る環境条件を取得する第2取得手段と、前記第1取得手段が取得した電池電圧に基づいて、当該電池電圧の単位時間当たりの変化量を算出する算出手段と、前記算出手段が算出した前記変化量と、前記第2取得手段が取得した前記環境条件に対応する前記二次電池の劣化状態の判定に係る指標値とに基づき、前記二次電池の劣化状態を判定する判定手段と、を備える。【選択図】図5

Description

本発明の実施形態は、充電装置及びプログラムに関する。
従来、携帯型の電子機器等では、充放電を繰り返し行うことが可能なリチウムイオン電池等の二次電池が電源として一般的に用いられている。
ところで、二次電池は、充電サイクルの累積や満充電状態での長期保存等の理由により、充電に係る特性(性能)が劣化することが知られている。具体的には、二次電池は、劣化が進むほど充放電可能な容量が減少するため、満充電状態に達するまでの時間が短くなる傾向にある。劣化が進んだ二次電池では、未劣化状態の二次電池と比較し電池の減りが早く、電子機器の駆動に必要な電力を供給できない可能性がある。
また、上記した二次電池の特性は、二次電池周辺の温度等、充電に係る環境条件によって変化することが知られている。従来、二次電池の充電時の充電開始から充電終了までの時間と充電中の周辺温度とに基づき、二次電池の寿命(劣化状態)を判定する技術が提案されている。
しかしながら、上記の従来技術では、二次電池の充電時間と充電時の温度とから劣化状態を判定することが可能であるが、係る判定方法においては更なる改善の余地がある。
本発明が解決しようとする課題は、充電時の環境条件によらずに、二次電池の劣化状態を判定することが可能な充電装置及びプログラムを提供することである。
実施形態の充電装置は、充電手段と、第1取得手段と、第2取得手段と、算出手段と、判定手段とを備える。充電手段は、二次電池の充電を行う。第1取得手段は、前記二次電池の電池電圧を取得する。第2取得手段は、前記二次電池の充電に係る環境条件を取得する。算出手段は、前記第1取得手段が取得した電池電圧に基づいて、当該電池電圧の単位時間当たりの変化量を算出する。判定手段は、前記算出手段が算出した前記変化量と、前記第2取得手段が取得した前記環境条件に対応する前記二次電池の劣化状態の判定に係る指標値とに基づき、前記二次電池の劣化状態を判定する。
図1は、実施形態に係るプリンタ装置の外観構成の一例を示す斜視図である。 図2は、実施形態に係るプリンタ装置のハードウェア構成の一例を示す図である。 図3は、実施形態に係る電源制御部のハードウェア構成の一例を示す図である。 図4は、実施形態に係る二次電池の電池電圧と充電時間との関係の一例を示す図である。 図5は、実施形態に係る電源制御装置の機能構成の一例を示す図である。 図6は、実施形態に係る二次電池の電池電圧の変化量の一例を示す図である。 図7は、実施形態に係る二次電池の電池電圧の変化量の温度変化例を示す図である。 図8は、実施形態の電源制御装置が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
以下、本実施形態に係る充電装置及びプログラムについて説明する。以下の実施形態では、携帯可能な小型のプリンタ装置への適用例について説明するが、本発明はこの実施形態に限定されるものではない。
図1は、本実施形態に係るプリンタ装置1の外観構成の一例を示す斜視図である。図2は、プリンタ装置1のハードウェア構成の一例を示す図である。
プリンタ装置1は、携帯容易な小型のプリンタである。プリンタ装置1は、図1に示すように、本体部11と蓋部12とで構成される筐体10を備えている。本体部11は、一部が開口とされた箱型の容器である。蓋部12は、一端部を本体部11に回動自在に取り付けられ、回動に従って本体部11の開口を開閉する。蓋部12が本体部11の開口を閉じた状態での蓋部12の回動端と本体部11との間が、発行口10aとなる。
また、プリンタ装置1は、筐体10内に、CPU(Central Processing Unit)101、ROM(Read Only Memory)102、RAM(Random Access Memory)103、表示制御部104、モータ制御部105、ヘッド制御部106、I/Oポート107、通信部108、電源制御部109及び電源コネクタ110を備える。
CPU101は、ROM102が記憶するプログラムをRAM103に展開して実行することにより、プリンタ装置1を構成する各部を統括的に制御する。ROM102は、CPU101が実行する各種プログラムやプログラムの処理で用いる各種データを記憶する。RAM103は、CPU101のワークエリアとして使用される。
表示制御部104は、CPU101の制御の下、LCD(Liquid Crystal Display)111を制御する。LCD111は、本体部11の外面に表示面を向けて設けられ、文字や画像を表示する表示デバイスの一例である。
モータ制御部105は、ステッピングモータ112を制御する。ヘッド制御部106は、サーマルヘッド113を制御する。ステッピングモータ112は、プラテンローラ(不図示)を回転させる。サーマルヘッド113及びプラテンローラは、用紙に印字を行う印字部を構成する。プラテンローラは、サーマルヘッド113との間に、印字対象の用紙を挟み、回転することによって用紙を搬送する。サーマルヘッド113は、複数個の発熱体を備え、発熱体で加熱することにより用紙に印字する。
ここで、サーマルヘッド113は、本体部11に設けられ、プラテンローラは、蓋部12に設けられる。蓋部12が本体部11の開口を開放する位置にあるとき、プラテンローラはサーマルヘッド113から離れて位置する。蓋部12が本体部11の開口を閉じる位置にあるとき、プラテンローラはサーマルヘッド113に接する。
I/Oポート107は、キー114から出力をCPU101に入力し、CPU101からの制御信号をLED(Light Emitting Diode)115に伝達する。キー114及びLED115は、本体部11の外面に設けられている。キー114は、プリンタ装置1の使用者からの操作入力を受け付ける操作部の一例である。キー114は、電源のオン/オフを指示するための電源ボタン、プリント処理の中断を指示するための中断ボタン、用紙の搬送(紙送り)を指示するための紙送りボタン等を有する。例えば、電源ボタンが操作されると、CPU101は、電源のオン又はオフを指示する指示信号を電源制御部109に出力する。
LED115は、プリンタ装置1の使用者に対して、プリンタ装置1のステータスや二次電池120のステータス等の各種情報を発光(発光色、発光パターン等)により報知する。
また、I/Oポート107は、例えば用紙検知センサ116、ヘッド開閉センサ117、ヘッド温度センサ118、筐体内温度センサ119等の各種検知部からの出力を、CPU101に伝達する。用紙検知センサ116は、サーマルヘッド113とプラテンローラとの間の用紙を検知する。ヘッド開閉センサ117は、サーマルヘッド113とプラテンローラとが接していること、つまり本体部11の開口を蓋部12が閉じていることを検知する。ヘッド温度センサ118は、サーマルヘッド113の温度を検知する。筐体内温度センサ119は、例えばステッピングモータ112や二次電池120の近傍に設けられ、筐体10内の温度を検知する。
通信部108は、外部装置と通信を行う有線又は無線の通信インタフェースである。本実施形態のプリンタ装置1は、通信部108を介して、例えば、PDA(Personal Digital Assistant)装置やスマートフォン、PC(Personal Computer)等の外部装置と通信する。通信部108は、プリンタ装置1で印字する印字データを外部装置から受信する。また、通信部108は、プリンタ装置1のステータス等を外部装置に送信する。
電源制御部109は、充電装置の一例である。電源制御部109は、二次電池収容口に装着された二次電池120や、電源コネクタ110に接続された外部電源OPからの電力を、各構成要素に適した電力に変換して供給する。ここで、二次電池120は、充放電を繰り返し行うことが可能なリチウムイオン電池等の二次電池である。二次電池120は、二次電池収容口に対し着脱可能に装着される。また、電源コネクタ110には、電源ケーブル等を介して外部電源OPが接続されるものとする。外部電源OPの電源種別は特に問わず、例えば商用電源であってもよいし、USB(Universal Serial Bus)給電等であってもよい。
図3は、電源制御部109のハードウェア構成の一例を示す図である。図3に示すように、電源制御部109は、制御回路21と、充電回路22と、スイッチ23と、電源検出回路24と、電圧検出回路25とを備える。
制御回路21は、CPU21a、ROM21b、RAM21c等のコンピュータ構成を有する。制御回路21は、電源制御部109の各部と接続されるとともに、図示しない信号線等を介してCPU101に接続される。
制御回路21のCPU21aは、プロセッサの一例である。CPU21aは、ROM21bに格納されたプログラムをRAM21cに展開して実行することで、電源制御部109の全体を制御する。ROM21bは、CPU21aが実行するためのプログラムやそのプログラムの処理で用いられる各種データ等を記憶する。RAM21cは、CPU21aのワークスペースとして機能する。
制御回路21は、充電回路22における二次電池120に対する充電を制御する。また、制御回路21は、CPU101の制御の下、スイッチ23の開閉を制御する。
充電回路22は、制御回路21の制御の下、電源コネクタ110を介して外部電源OPから供給される電力を用いて二次電池120を充電する。具体的には、充電回路22は、制御回路21から充電開始信号を受信すると、外部電源OPからの電力を二次電池120に供給することで二次電池120の充電を開始する。また、充電回路22は、制御回路21から充電停止信号を受信すると、二次電池120に対する電力供給を停止する。
スイッチ23は、制御回路21の制御の下、開閉動作を行うことで、外部電源OP又は二次電池120から負荷部に対する電力の供給又は遮断を実行する。具体的には、制御回路21は、CPU101から電源オンを指示する指示信号を受け付けると、スイッチ23をオンとすることで、負荷部に対する電力供給を開始する。また、制御回路21は、CPU101から電源オフを指示する指示信号を受け付けると、スイッチ23をオフとすることで、負荷部に対する電力供給を停止する。なお、負荷部は、図2に示したプリンタ装置1が備える各部うち、電源制御部109、電源コネクタ110及び二次電池120を除いた各部を意味する。
電源検出回路24は、電源コネクタ110を介して接続される外部電源OPからの電力供給の有無を検出する。具体的には、電源検出回路24は、外部電源OPから供給される電流値を検出(計測)し、検出した電流値を制御回路21に出力する。また、電源検出回路24は、二次電池120の着脱状態等を検出し、検出した結果を電源検出信号として制御回路21に出力する。
電圧検出回路25は、二次電池120の電池電圧を検出(計測)する。具体的には、電圧検出回路25は、二次電池120の出力電圧を電池電圧として制御回路21に出力する。
なお、電源制御部109では、外部電源OP又は二次電池120からの電力は、スイッチ23を経由して負荷部であるプリンタ装置1の各部に供給されるとともに、DC−DCコンバータ等で制御電圧に変換されて電源制御部109の各部に供給される。
ところで、プリンタ装置1の内部電源である二次電池120は、充電サイクルの累積や満充電状態での長期保存等の理由により、充電に係る特性(性能)が劣化することが知られている。具体的には、二次電池120は、劣化が進むほど充放電可能な容量が減少し、満充電状態に達するまでの時間が短くなる傾向にある。
図4は、二次電池120の電池電圧と充電時間との関係の一例を示す図である。グラフL1は、未劣化状態の二次電池120の電池電圧と充電時間との関係(充電特性)を示しており、グラフL2は、劣化が進んだ状態の二次電池120の電池電圧と充電時間との関係(充電特性)を示している。また、充電終止電圧Vendは、二次電池120の充電を終了する電圧値である。充電終止電圧Vendは、未劣化状態の二次電池120が満充電状態に達する際の電池電圧であり、予め設定されているものとする。
図4に示すように、二次電池120の電池電圧は、時間経過に伴い上昇し、満充電状態である充電終止電圧Vendに達すると充電が停止される。このとき、電池電圧の上昇率は、充電開始時の残容量によらず、充電開始時の電池電圧から、図4に示した充電特性(グラフL1、グラフL2)に沿って上昇していく。
また、二次電池120は、充電サイクルの累積等に伴い劣化が進むにつれて、充電可能な容量が減少する傾向にある。そのため、二次電池120は、劣化が進むにつれて、充電終止電圧Vendに到達するまでの時間は短くなる。例えば、グラフL1では、充電終止電圧Vendに達するまでT1を要するのに対し、グラフL2では、T1より短いT2で充電終止電圧Vendに達する。
さらに、二次電池120の充電特性は、二次電池120周辺の周辺温度や、二次電池120に供給する電流値(充電電流)等の環境条件の影響により、グラフL1やグラフL2の形状が変化することが分かっている。例えば、二次電池120が充電終止電圧Vendに達するまでの時間は、周辺温度が低くなるほど長くなる傾向にある。
このように、劣化の進んだ二次電池120では、容量が減少した状態にあるため、充電終止電圧Vendまで充電を行ったとしても、未劣化状態の二次電池120と比較し電池の減りが早く、プリンタ装置1の駆動に必要な電力を供給できない可能性がある。
そこで、本実施形態の電源制御部109は、二次電池120の充電時における電池電圧の変化量に基づき、二次電池120の劣化状態を判定する。具体的には、電源制御部109は、二次電池120の充電中に計測された一連する電池電圧から、当該電池電圧の単位時間あたりの変化量を算出する。そして、電源制御部109は、算出した電池電圧の変化量と、環境条件に応じた指標値とに基づき二次電池120の劣化状態を判定する。以下、電源制御部109が備える二次電池120の劣化状態の判定に係る機能構成について説明する。
図5は、電源制御部109の機能構成の一例を示す図である。図5に示すように、電源制御部109は、機能構成として、電圧取得部211と、環境条件取得部212と、充電制御部213と、算出部214と、判定部215と、報知部216とを備える。これら機能構成の一部又は全部は、制御回路21のCPU21aとROM21bに記憶されたプログラムとの協働により実現されるソフトウェア構成であってもよい。また、これら機能構成の一部又は全部は、制御回路21のCPU21aや専用回路等によって実現されるハードウェア構成であってもよい。
電圧取得部211は、第1取得手段の一例である。電圧取得部211は、電圧検出回路25によって検出された二次電池120の出力電圧値を電池電圧として取得する。具体的には、電圧取得部211は、二次電池120の電池電圧を一定時間(例えば1秒)毎に取得し、取得した出力電圧をRAM21cに順次記憶(記録)する。
環境条件取得部212は、第2取得手段の一例である。環境条件取得部212は、二次電池120の充電に係る環境条件を取得する。環境条件は、後述する二次電池120の充電特性の変化要因となる所定の要素の定量値を意味する。具体的には、環境条件取得部212は、環境条件として、筐体内温度センサ119で測定された温度を、I/Oポート107等を介して取得する。また、環境条件取得部212は、環境条件として、電源検出回路24から入力される外部電源OPの電流値を取得する。ここで、環境条件取得部212が、筐体内温度センサ119から取得する温度は、二次電池120周辺の温度(以下、周辺温度)に対応する。また、環境条件取得部212が取得する外部電源OPの電流値は、二次電池120の充電時に当該二次電池120に供給する電流値(以下、充電電流)に対応する。
充電制御部213は、充電手段の一例である。充電制御部213は、充電回路22における二次電池120に対する充電を制御する。具体的には、充電制御部213は、電圧検出回路25を介して、外部電源OPが接続されたことを検出すると、充電開始を指示する充電開始信号を充電回路22に出力する。また、充電制御部213は、二次電池120の充電中に電圧取得部211が取得した電池電圧が充電終止電圧Vendに達すると、充電停止を指示する充電停止信号を充電回路22に出力する。なお、充電制御部213は、電圧取得部211が取得した電池電圧が、所定の充電開始電圧(但し、充電開始電圧<充電停止電圧)未満となった場合に、充電回路22に対して充電開始信号を出力する構成としてもよい。
算出部214は、算出手段の一例である。算出部214は、電圧取得部211によって取得された二次電池120の電池電圧の経時変化に基づき、当該電池電圧の変化量を算出する。具体的には、算出部214は、二次電池120の充電が開始されてから充電終止電圧Vend(満充電状態)に達するまでの期間(充電期間)において、電池電圧の単位時間当たりの変化量を算出する。ここで、変化量の算出に係る単位時間は、例えば1分や10分、30分等、任意に設定することが可能である。
また、算出部214は、充電期間の全期間に亘って変化量を算出し続ける構成としてもよいし、一部の期間について変化量を算出する構成としてもよい。後者の場合、変化量の算出対象となる期間は、任意に設定することが可能であるとするが、劣化に伴う充電特性の変化が顕著に表れる期間を算出対象に含めることが好ましい。
例えば、未劣化状態の二次電池120と、劣化の進んだ二次電池120とについて、充電時の電池電圧の変化量を算出すると、その算出結果は図6に示すものとなる。
図6は、二次電池120の電池電圧の変化量の一例を示す図である。グラフL1aは、未劣化状態の二次電池120の電池電圧の変化量を示しており、グラフL2aは、劣化の進んだ二次電池120の電池電圧の変化量を示している。なお、グラフL1a及びグラフL2aは、充電開始から充電終止電圧Vend(満充電状態)に達するまでの充電期間に亘り、電池電圧の単位時間(Δt)当たりの変化量を連続的に記録した結果を示している。
二次電池120は、劣化が進むにつれて容量が減少するため、充電終止電圧Vendに到達するまでの時間が短くなる。そのため、電池電圧の変化量は、図6に示すように、劣化の進んだ二次電池120(グラフL2a)の方が、未劣化状態の二次電池120(グラフL1a)よりも全体的に大きくなる。
ここで、グラフL1aとグラフL2aとを比較すると、グラフL2aの後半部分の変化量は、グラフL1aの各時点での変化量を上回っている。つまり、劣化の進んだ二次電池120の電池電圧の変化量は、充電期間の後半部分、特に満充電状態の近傍において、未劣化状態の二次電池120の電池電圧の変化量とは異なる動きを示す。
そこで、変化量を算出する期間に、二次電池120が満充電状態に達する時間又は当該時間の近傍時間を含めることで、未劣化状態の二次電池120と劣化の進んだ二次電池120とを識別可能な変化量を算出することができる。なお、変化量を算出する期間の始点(基点)や期間長は特に問わず、任意に設定することが可能である。例えば、満充電状態に達した充電終止電圧Vendから単位時間前の時点を始点とし、当該始点から充電終止電圧Vendに達するまでの変化量、つまり単位時間当たりの変化量を算出してもよい。また、満充電状態に達した充電終止電圧Vendから所定時間前(例えば30分前)の時点を始点とし、この始点から充電終止電圧Vendに達するまでの期間について、単位時間当たりの変化量を順次算出してもよい。
なお、算出部214は、環境条件取得部212が取得した環境条件に応じて、算出対象とする期間や単位時間等の変化量の算出に係る設定値を切り替える構成としてもよい。この場合、変化量の算出に係る設定値は、例えば環境条件毎に予め保持されていてもよい。また、変化量の算出に係る設定値は、環境条件を入力することで、当該環境条件に応じた設定値を導出可能な関係式等に基づき導出される構成としてもよい。算出部214は、環境条件取得部212が取得した環境条件に応じて、使用する設定値を切り替える。係る設定値は、環境条件毎に適切な値が設定されているものとする。
判定部215は、判定手段の一例である。判定部215は、算出部214が算出した電池電圧の変化量と、二次電池120の劣化状態の判定に係る指標値とに基づき、二次電池120の劣化状態を判定する。具体的には、判定部215は、算出部214が算出した変化量と、二次電池120の劣化状態の判定に係る変化量の閾値とを比較し、電池電圧の変化量が閾値を超えた場合に、二次電池120が劣化していると判定する。ここで、閾値には、未劣化状態の二次電池120と、劣化状態の二次電池120とを識別可能な値が設定される。
例えば、電池電圧の変化量が図6で表される場合、グラフL1aのピーク値とグラフL2aのピーク値との間の変化量の範囲に、閾値THaを設定することが好ましい。このように設定した閾値THaを用いることで、算出部214が算出した変化量に基づき、未劣化状態の二次電池120と劣化の進んだ二次電池120とを識別することができる。なお、変化量の算出期間は、電池電圧の変化量が閾値THaを超える期間を含むものとする。
また、図6に示した電池電圧の変化量は、二次電池120の充電特性に依存するため、充電特性と同様に二次電池120周辺の温度や充電電流等の環境の影響を受ける。例えば、電池電圧の変化量は、図7に示すように、二次電池120の周辺温度の変化に伴い変化する。
図7は、二次電池120の電池電圧の変化量の温度変化例を示す図である。ここで、グラフL2bは、劣化の進んだ二次電池120の、常温(例えば20℃等)時における電池電圧の変化量を示している。また、グラフL2cは、劣化の進んだ二次電池120の、低温(例えば5℃等)時における電池電圧の変化量を示している。なお、グラフL2b及びグラフL2cは、充電開始から充電終止電圧Vend(満充電状態)に達するまでの充電期間に亘り、電池電圧の単位時間(Δt)当たりの変化量を連続的に記録した結果を示している。
図7に示すように、電池電圧の変化量は、温度変化に伴い変化する。具体的には、電池電圧の変化量は、温度の低下に伴い全体的に低下する傾向にある。そのため、例えば、常温時のグラフL2bに基づき設定した閾値THbを、低温時のグラフL2cに対して適用すると、グラフL2cは何れの時点においても閾値THbを超えることはない。つまり、常温用の閾値THbでは、低温状態にある二次電池120の劣化状態を判定することができない。
そこで、判定部215は、環境条件取得部212が環境条件として取得した周辺温度に基づき、当該周辺温度に対応する閾値を用いて、二次電池120の劣化状態を判定する。例えば、環境条件取得部212が取得した周辺温度が低温域の場合、判定部215は、低温時の変化量の特性に基づき予め設定された閾値THcを用いて、二次電池120の劣化状態を判定する。
劣化判定に用いる閾値は、例えば周辺温度毎に予め保持されている構成としてもよい。また、劣化判定に用いる閾値は、基準となる温度(基準温度)の閾値に対し、基準温度からの温度変化量に応じた補正値を加算又は減算することで導出する構成としてもよい。また、劣化判定に用いる閾値は、周辺温度を入力することで、当該周辺温度に対応した閾値を導出可能な関係式等を用いて導出する構成としてもよい。
なお、図7では、温度変化に伴う閾値の切り替えについて説明したが、他の変化要因についても同様に閾値の切り替えを行うものとする。例えば、電池電圧の変化量は、充電電流の増減に比例して、増加又は減少する傾向にある。そのため、判定部215は、周辺温度と同様に、環境条件取得部212が取得した充電電流に基づき、当該充電電流に応じた閾値を用いて、二次電池120の劣化状態を判定する。
また、本実施形態のように、環境条件取得部212が複数の変化要因(周辺温度、充電電流)を環境条件として取得する場合、判定部215は、複数の変化要因を加味した閾値を用いて劣化判定を行ってもよい。この場合、例えば、判定部215は、一の変化要因について導出(補正)した閾値に、次の変化要因に応じた補正値を加算又は減算することで、複数の変化要因を加味した閾値を導出することができる。また、例えば、複数の変化要因の各値をパラメータとし、パラメータの組合せ毎に対応する閾値を設定したテーブルデータや、パラメータの組合せから対応する閾値を導出可能な関係式等を用意しておく構成としてもよい。この場合、判定部215は、複数の変化要因に対応する閾値を、テーブルデータや関係式から一度に導出することができる。
図5に戻り、報知部216は、判定部215の判定結果を報知する。具体的には、報知部216は、判定部215により電池電圧の変化量が閾値を超えたと判定された場合に、二次電池120が劣化している旨を報知する。ここで、報知の方法は特に問わず、種々の方法を用いることが可能である。例えば、報知部216は、LED115を発光させることで、二次電池120が劣化していることを報知してもよい。また、例えば、報知部216は、CPU101や表示制御部104と協働することで、LCD111に対し二次電池120が劣化していることを報知するメッセージ等を表示させてもよい。また、報知部216は、通信部108を介して、二次電池120が劣化していることを報知するコマンドやメッセージ等を外部装置に送信してもよい。
次に、図8を参照して、電源制御部109(制御回路21)の動作例について説明する。図8は、電源制御部109が実行する処理の一例を示すフローチャートである。
まず、電源コネクタ110を介して外部電源OPがプリンタ装置1に接続されると、充電制御部213は、充電回路22に充電開始信号を出力することで、二次電池120の充電を開始させる(ステップS11)。充電が開始されると、環境条件取得部212は、環境条件を取得し、RAM21cに保持する(ステップS12)。
電圧取得部211は、二次電池120の充電が行われている間、二次電池120の電池電圧を所定の時間間隔(例えば1秒)毎に取得し、取得した電池電圧をRAM21cに順次記憶する(ステップS13)。
充電制御部213は、二次電池120の電池電圧が充電終止電圧Vendに達したか否かを判定し、充電終止電圧Vendに達していない場合には(ステップS14;No)、ステップS13に処理を戻す。二次電池120の電池電圧が充電終止電圧Vendに達すると(ステップS14;Yes)、充電制御部213は、充電回路22に充電終止信号を出力することで、二次電池120の充電を終了させる(ステップS15)。
続いて、算出部214は、RAM21cに記憶された電池電圧、つまり充電が開始されてから充電終止電圧Vendに達するまでの充電期間に取得された一連の電池電圧に基づき、電池電圧の単位時間あたりの変化量を算出する(ステップS16)。
判定部215は、ステップS12で取得された環境条件に基づき、当該環境条件に対応する閾値を導出する(ステップS17)。次いで、判定部215は、ステップS16で算出された変化量と、ステップS17で導出した閾値とを比較し、変化量が閾値を上回るか否かを判定する(ステップS18)。なお、変化量が複数算出された場合には、判定部215は、算出された変化量の各々と閾値とを比較し、閾値を超える変化量が存在するか否かを判定する。
ここで、変化量が閾値を上回ると判定された場合(ステップS18;Yes)、報知部216は、二次電池120が劣化している旨を報知し(ステップS19)、本処理を終了する。一方、変化量が閾値以下と判定された場合(ステップS18;No)、報知部216は報知を行わずに本処理を終了する。
以上のように、電源制御部109は、充電時における二次電池120の電池電圧の単位時間当たりの変化量と、当該充電時の環境条件に対応する指標値(閾値)とに基づき、二次電池120の劣化状態を判定する。これにより、電源制御部109は、充電時の環境条件によらずに、二次電池120の劣化状態を判定することができる。
また、電源制御部109は、LED115やLCD111等を介して、二次電池120の劣化状態の判定結果を報知する。これにより、電源制御部109は、二次電池120の劣化状態をプリンタ装置1の使用者に報知することができるため、二次電池120の交換等を促すことができる。
なお、図8の処理では、充電の開始時に環境条件を取得する構成としたが、これに限らず、充電の終了時やステップS17の直前に環境条件を取得する構成としてもよい。
以上、本発明の実施形態を説明したが、この実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。この新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。この実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
例えば、上記実施形態では、プリンタ装置1が充電装置である電源制御部109を備える構成を説明したが、プリンタ装置1以外の他の電子機器が電源制御部109を備えてもよい。また、電子機器(充電装置)は、負荷部を具備しない充電専用の装置であってもよい。
また、上記実施形態では、電源制御部109の制御回路21が、劣化二次電池の検出を行う構成を説明したが、プリンタ装置1のCPU101が、制御回路21と同様の機能(機能構成)を備えてもよい。この場合、CPU101は、電源制御部109(充電装置)の制御部として機能し、電源制御部109で計測された電池電圧に基づき、二次電池120の劣化状態を判定する。
また、上記実施形態では、二次電池120の充電が終了した後に、電池電圧の変化量を算出し劣化状態を判定する構成としたが(図8参照)、これらの処理を充電の最中に行う構成としてもよい。この構成とする場合、算出部214は、二次電池120の充電中に取得される電池電圧に基づき、当該電池電圧の単位時間当たりの変化量をリアルタイムで算出する。また、判定部215は、算出部214が変化量を算出する毎に、当該変化量が閾値を上回るか否かを判定する。そして、報知部216は、変化量が閾値を上回った場合に報知を行う。
これにより、プリンタ装置1(電源制御部109)は、二次電池120の充電終了を待たずに、二次電池120を充電する過程で劣化状態を判定・報知することができる。なお、制御回路21は、二次電池120の充電中に劣化状態が判定された場合に、充電終止信号を充電回路22に出力することで、充電を停止させる構成としてもよい。係る構成により、不要な充電を減少させることができるため、利便性の向上を図ることができる。
また、上記実施形態では、二次電池120の種類は特に問わないものとしたが、二次電池120の種類に応じて、変化量の算出に係る期間や単位時間、劣化状態の判定に係る指標値(閾値)等を切り替える構成としてもよい。ここで「種類」とは、リチウムイオン電池やニッケル水素電池等の種類の他、電池を構成するセル数の違いや製造メーカの違い等をも含む概念である。この場合、電源検出回路24は、二次電池120が装着されると当該二次電池120の種類を検出(判別)し、電源検出信号として制御回路21に出力する。なお、二次電池120の種類の判別方法は特に問わないものとする。例えば、電源検出回路24は、二次電池120から得られる電力値や各種の情報等に基づいて、二次電池120の種類を判別してもよい。
更に、制御回路21は、電源検出回路24で検出された二次電池120の種類に応じて、変化量の算出に係る期間や単位時間、劣化判定に係る閾値等の設定値を切り替える。係る設定値は、例えば、二次電池120の種類毎に用意されており、二次電池の種類に適した値が予め設定されているものとする。また、各環境条件に対応する指標値は、二次電池120の種類毎に用意されているものとする。そして、制御回路21は、切り替え後の設定値に基づき、上述した劣化状態の判定に係る処理を実行する。
これにより、プリンタ装置1(電源制御部109)は、様々な種類の二次電池120を取り扱うことができるため、利便性の向上を図ることができる。なお、制御回路21は、二次電池120の種類に応じて、充電方法を切り替えるよう充電回路22を制御する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、判定部215は、電池電圧の変化量と閾値とを比較することで、二次電池120が劣化しているか否かを判定したが、劣化状態の判定方法はこれに限らないものとする。例えば、複数の閾値を指標値として段階的に設定し、電池電圧の変化量と比較することで、二次電池120の劣化の程度を判定する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、電源制御部109が制御回路21とは別に電圧検出回路25を備える形態について説明したが、これ以外にも、例えば、制御回路21が電圧検出回路25と同様の機能を有する回路とすることも可能である。
また、上記実施形態では、電源制御部109は、プリンタ装置1に設けられた筐体内温度センサ119を用いて二次電池120の周辺温度を取得する構成としたが、電源制御部109自体が温度センサを具備する構成としてもよい。
また、上記実施形態では、二次電池120の充電に係る環境条件として、周辺温度及び充電電流を取得する構成を説明したが、他の環境条件(例えば、湿度、気圧、外部電源OPからの印加電圧等)を取得可能な構成としてもよい。なお、この構成を採用する場合、環境条件取得部212は、プリンタ装置1又は電源制御部109に設けられた他の環境条件を検出可能なセンサ部等から環境条件を取得する。そして、判定部215は、環境条件取得部212によって取得された環境条件に基づき、二次電池120の劣化判定に係る指標値を導出する。
また、上記実施形態のプリンタ装置1(電源制御部109)で実行されるプログラムは、プリンタ装置1(電源制御部109)が備える記憶媒体(ROM等)に予め組み込んで提供するものとするが、これに限らず、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して提供するように構成してもよい。さらに、記憶媒体は、コンピュータ或いは組み込みシステムと独立した媒体に限らず、LANやインターネット等により伝達されたプログラムをダウンロードして記憶又は一時記憶した記憶媒体も含まれる。
また、上記実施形態のプリンタ装置1(電源制御部109)で実行されるプログラムをインターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、上記実施形態のプリンタ装置1(電源制御部109)で実行されるプログラムを、インターネット等のネットワーク経由で提供又は配布するように構成してもよい。
1 プリンタ装置
109 電源制御部
119 筐体内温度センサ
120 二次電池
21 制御回路
22 充電回路
23 スイッチ
24 電源検出回路
25 電圧検出回路
211 電圧取得部
212 環境条件取得部
213 充電制御部
214 算出部
215 判定部
216 報知部
特開2004−193003号公報

Claims (6)

  1. 二次電池の充電を行う充電手段と、
    前記二次電池の電池電圧を取得する第1取得手段と、
    前記二次電池の充電に係る環境条件を取得する第2取得手段と、
    前記第1取得手段が取得した電池電圧に基づいて、当該電池電圧の単位時間当たりの変化量を算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出した前記変化量と、前記第2取得手段が取得した前記環境条件に対応する前記二次電池の劣化状態の判定に係る指標値とに基づき、前記二次電池の劣化状態を判定する判定手段と、
    を備える充電装置。
  2. 前記第2取得手段は、前記二次電池周辺の温度を前記環境条件として取得する請求項1に記載の充電装置。
  3. 前記第2取得手段は、前記二次電池の充電時に供給する電流値を前記環境条件として取得する請求項1又は2に記載の充電装置。
  4. 前記算出手段は、前記二次電池の充電が開始されてから当該充電が停止されるまでの充電期間のうち、一部の期間について前記変化量を算出する請求項1に記載の充電装置。
  5. 前記算出手段は、前記二次電池の充電が開始されてから当該充電が停止されるまでの充電期間に亘って、前記変化量を算出する請求項1に記載の充電装置。
  6. 充電装置のコンピュータを、
    二次電池の充電を行う充電手段と、
    前記二次電池の電池電圧を取得する第1取得手段と、
    前記二次電池の充電に係る環境条件を取得する第2取得手段と、
    前記第1取得手段が取得した電池電圧に基づいて、当該電池電圧の単位時間当たりの変化量を算出する算出手段と、
    前記算出手段が算出した前記変化量と、前記第2取得手段が取得した前記環境条件に対応する前記二次電池の劣化状態の判定に係る指標値とに基づき、前記二次電池の劣化状態を判定する判定手段と、
    して機能させるためのプログラム。
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