JP2017118696A - 充電装置、プリンター、及び、充電方法 - Google Patents

充電装置、プリンター、及び、充電方法 Download PDF

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Abstract

【課題】電池の劣化を抑制しつつ、電池の温度に応じた充電を実行できるようにすることを目的とする。【解決手段】クレードル3は、バッテリー28の温度を検出する検出部34と、バッテリー28を充電するクレードル制御部31とを備え、クレードル制御部31は、0度超過10度未満の温度を検出した場合、0.3Cの電流でバッテリーに充電を実行し、バッテリー28の電圧が4.25ボルトに達した場合、4.25ボルトを保つように充電を実行し、10度以上45度以下を検出した場合、0.6Cの電流でバッテリー28に充電を実行し、バッテリー28の電圧が4.25ボルトに達した場合、4.25ボルトを保つように充電を実行し、45超過60度未満を検出した場合、0.6Cの電流でバッテリー28に充電を実行し、バッテリー28の電圧が4.10ボルトに達した場合に、4.10ボルトを保つように充電を実行する。【選択図】図2

Description

本発明は、充電装置、プリンター、及び、充電方法に関する。
従来、電池の温度に応じて、充電を停止する充電完了電圧を切り替える技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1は、電池の温度が常温より高い場合及び低い場合に、充電完了電圧の電圧値を常温時より低く設定する際、充電電流の電流値を常温時より低く設定して、直ちに、充電電圧が低く設定した充電完了電圧に到達し充電が停止することを防止する充電装置を開示する。
特開2015−106981号公報
ところで、電池は、電池の温度が低い場合、充電電流の電流値によっては発熱が生じ易く、電池の温度が高い場合、充電により過充電の状態となる可能性がある。電池の発熱や過充電等は、電池の劣化につながる。そのため、充電装置は、電池に対して、電池の劣化を抑制しつつ、電池の温度に応じた充電を実行することが望まれる。
そこで、本発明は、電池の劣化を抑制しつつ、電池の温度に応じた最適な充電を実行できるようにすることを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の充電装置は、電池の温度を検出する検出部と、前記電池に対して充電を実行する制御部と、を備え、前記制御部は、前記検出部が第2温度より低い第1温度を検出した場合に、第2電流値より小さい第1電流値の電流により前記電池に対して充電を実行し、前記電池の電圧が第1電圧値に達した場合に、前記電池の電圧が前記第1電圧値を保つように充電を実行し、前記検出部が前記第2温度を検出した場合に、前記第2電流値の電流で前記電池に対して充電を実行し、前記電池の電圧が第2電圧値に達した場合に、前記電池の電圧が前記第2電圧値を保つように充電を実行し、前記検出部が前記第2温度より高い第3温度を検出した場合に、第3電流値の電流で前記電池に対して充電を実行し、前記電池の電圧が前記第2電圧値より小さい第3電圧値に達した場合に、前記電池の電圧が前記第3電圧値を保つように充電を実行することを特徴とする。
この構成によると、電池の温度に応じた電流値で電池に充電する。また、電池の温度に応じた電圧値に到達した場合に、当該電圧値を保つように充電を実行する。また、電池の温度が第1温度である場合、第2電流値より小さい第1電流値の電流で電池に対して充電を実行し、電池の温度が第3温度である場合、第2電圧値より小さい第3電圧値を保つように充電を実行する。そのため、電池の劣化を抑制し、電池の温度に応じた充電を実行できる。
また、本発明の充電装置は、前記第1電圧値と前記第2電圧値とは同じ値の電圧値であることを特徴とする。
この構成によると、第1電圧値と第2電圧値とが同じ値の電圧値であるため、電池の温度が第2温度より低い第1温度であっても、電池の温度が第2温度である場合と同じ容量を充電できる。
また、本発明の充電装置は、前記第2電流値と前記第3電流値とは同じ値の電流値であることを特徴とする。
この構成によると、第1電流値と第3電流値とが同じ値の電流値であるため、電池の温度が第2温度より高い第3温度であっても、電池の温度が第2温度である場合と同じ電流値で充電できる。
また、本発明の充電装置は、前記第2温度は、10度から45度の範囲の温度であることを特徴とする。
この構成によると、電池の温度が、10度より低い温度である場合、10度から45度の範囲の温度である場合、45度より高い温度である場合に応じて、充電を実行するため、電池の劣化を抑制できる。
また、本発明の充電装置は、前記第2電流値は、定格放電電流の電流値に対して0.6倍の電流値であることを特徴とする。
この構成によると、定格放電電流値の0.6倍の電流で充電するため、電池の劣化を抑制しつつ、効率よく電池に対して充電できる。
また、本発明の充電装置は、前記第2電圧値と前記第3電圧値との差は、定格電圧の電圧値に対して0.04倍から0.05倍の範囲の電圧値である。
この構成によると、過充電を防止しつつ、効率よく電池に対して充電できる。
上記目的を達成するために、本発明のプリンターは、電池と、前記電池の温度を検出する検出部、及び、前記電池に対して充電を実行する制御部を有する充電装置とを備え、前記電池から電力が供給されて印刷を実行するプリンターであって、前記充電装置の前記制御部は、前記検出部が第2温度より低い第1温度を検出した場合に、第2電流値より小さい第1電流値の電流により前記電池に対して充電を実行し、前記電池の電圧が第1電圧値に達した場合に、前記電池の電圧が前記第1電圧値を保つように充電を実行し、前記検出部が前記第2温度を検出した場合に、前記第2電流値の電流で前記電池に対して充電を実行し、前記電池の電圧が第2電圧値に達した場合に、前記電池の電圧が前記第2電圧値を保つように充電を実行し、前記検出部が前記2温度より高い第3温度を検出した場合に、第3電流値の電流で前記電池に対して充電を実行し、前記電池の電圧が第3電圧値に達した場合に、前記電池の電圧が前記第2電圧値より小さい第3電圧値を保つように充電を実行することを特徴とする。
この構成によると、電池の温度に応じた電流値で電池に充電する。また、電池の温度に応じた電圧値に到達した場合に、当該電圧値を保つように充電を実行する。また、電池の温度が第1温度である場合、第2電流値より小さい第1電流値の電流で電池に対して充電を実行し、電池の温度が第3温度である場合、第2電圧値より小さい第3電圧値を保つように充電を実行する。そのため、電池の劣化を抑制し、電池の温度に応じた充電を実行できる。
上記目的を達成するために、本発明は、電池に対する充電方法であって、前記電池の温度が第2温度より低い第1温度である場合に、第2電流値より小さい第1電流値の電流により前記電池に対して充電を実行し、前記電池の電圧が第1電圧値に達した場合に、前記電池の電圧が前記第1電圧値を保つように充電を実行し、前記電池の温度が前記第2温度である場合に、前記第2電流値の電流で前記電池に対して充電を実行し、前記電池の電圧が第2電圧値に達した場合に、前記電池の電圧が前記第2電圧値を保つように充電を実行し、前記電池の温度が前記2温度より高い第3温度である場合に、第3電流値の電流で前記電池に対して充電を実行し、前記電池の電圧が第3電圧値に達した場合に、前記電池の電圧が前記第2電圧値より小さい第3電圧値を保つように充電を実行することを特徴とする。
この構成によると、電池の温度に応じた電流値で電池に充電する。また、電池の温度に応じた電圧値に到達した場合に、当該電圧値を保つように充電を実行する。また、電池の温度が第1温度である場合、第2電流値より小さい第1電流値の電流で電池に対して充電を実行し、電池の温度が第3温度である場合、第2電圧値より小さい第3電圧値を保つように充電を実行する。そのため、電池の劣化を抑制し、電池の温度に応じた充電を実行できる。
第1実施形態に係る充電システムの構成を模式的に示す図。 充電システムのブロック図。 バッテリーの構成を示す図。 クレードルの動作を示すフローチャート。 充電電流、及び、充電電圧の特性を示す図表。 温度と上限充電電圧と上限充電電流との状態のタイミングチャート。 第2実施形態に係るプリンターのブロック図。
<第1実施形態>
図1は、第1実施形態に係る充電システム1の構成を模式的に示す図である。
図1に示すように、充電システム1は、プリンター2と、クレードル3(充電装置)とを備える。
プリンター2は、外部から入力されるデータに基づいて、記録媒体に文字や画像等を印刷する装置である。プリンター2は、小型で携帯可能な、いわゆるモバイルプリンターであり、例えば、使用者の腰等の身体に装着され、また、店舗においてレジカウンター等の所定の位置に設けられ使用される。プリンター2は、後述するバッテリー28(電池)を備え、バッテリー28から電力の供給を受けて動作する。プリンター2は、本体に記録媒体にとして感熱ロール紙(不図示)を収容し、発熱素子を備えた後述する印刷ヘッド261により、感熱ロール紙を記録面に熱を加えることにより文字や画像等を印刷する。
クレードル3は、プリンター2が装着可能に構成され、装着されたプリンター2を充電する機能を有する。クレードル3は、ケーブル及びアダプター4(図2)を介して商用交流電源5に接続し、商用交流電源5から供給される電力に基づいて、プリンター2のバッテリー28に充電用の電力を供給する。アダプター4は、商用交流電源5が供給する電力を、整流、平滑、及び、電圧変換し、直流電力をクレードル3にケーブルを介し供給する。なお、クレードル3が、商用交流電源5が供給する電力を、整流、平滑、及び、電圧変換する回路を備える構成でもよい。この場合、クレードル3は、アダプター4を介さず、商用交流電源5と接続する。
図1は、クレードル3の側面図を示す。図1に示すように、クレードル3は、筐体300を有する。筐体300の上面には、プリンター2を載置可能な傾斜した載置部301が形成される。クレードル3の載置部301にプリンター2が載置されると、図示せぬロック機構でプリンター2がロックされる。ロック機構のロックは、図示せぬ解除機構で解除可能である。
プリンター2の底面には、充電用端子111が設けられる。また、クレードル3の載置部301において、プリンター2が装着された際に充電用端子111が対向する位置には、電極端子133が設けられる。プリンター2がクレードル3に装着されると、プリンター2の充電用端子111と、クレードル3の電極端子133が接触する。クレードル3から、電極端子133、及び、充電用端子111を介して、プリンター2に電力が供給され、プリンター2の充電が行われる。
プリンター2の先端部には、USBの規格に従った端子であるUSB端子112が設けられる。また、クレードル3の筐体131において、プリンター2が装着された時にUSB端子112が対向する位置には、USBの規格に従ったコネクターであるUSBコネクター134が設けられる。プリンター2がクレードル3に装着されると、プリンター2のUSB端子112が、クレードル3のUSBコネクター134に嵌合し、これら部材が電気的に接続される。
充電システム1は、プリンター2がクレードル3と接続する場合に、クレードル3によりプリンター2にバッテリー28の充電用の電力を供給し、バッテリー28に対して充電を実行する。
図2は、充電システム1の構成を示すブロック図である。
図2に示すように、クレードル3は、クレードル制御部31と、電源部32と、電力供給部33と、検出部34と、LED部35と、クレードル記憶部36とを備える。
クレードル制御部31は、CPUや、ROM、RAM、その他の周辺回路等を備え、クレードル3を制御する。
電源部32は、アダプター4を介して商用交流電源5に接続し、クレードル制御部31の制御に従って、クレードル3の各部に電力を供給する。
電力供給部33は、プリンター2がクレードル3を接続する場合に、電極端子133及び充電用端子111を介して、プリンター2のバッテリー28に充電用の電力を供給する。電力供給部33は、バッテリー28に供給する電力を制御する制御回路等を備え、クレードル制御部31の制御に従って、バッテリー28の温度に応じて供給する電力を制御する。
検出部34は、バッテリー28からの出力に基づき、バッテリー28の温度、及び、バッテリー28の電圧を検出する。検出結果は、クレードル制御部31に出力される。
LED部35は、複数のLEDを備える。LED部35は、クレードル制御部31の制御に従って、複数のLEDを所定の態様で点灯/消灯し、クレードル3の状態や、エラーの発生の有無等を報知する。
クレードル記憶部36は、EEPROMやフラッシュメモリー等の半導体記憶素子、或いは、ハードディスク等の記憶媒体を備え、各種データを書き換え可能に不揮発的に記憶する。また、クレードル記憶部36は、後述する充電プロファイル36aを記憶する。
図2に示すように、プリンター2は、プリンター制御部21と、記憶部22と、通信部23と、操作部24と、操作パネル25と、印刷部26と、電源制御部27と、バッテリー28とを備える。
プリンター制御部21は、CPUや、ROM、RAM、その他の周辺回路等を備え、プリンター2の各部を制御する。
記憶部22は、EEPROMやフラッシュメモリー等の半導体記憶素子、或いは、ハードディスク等の記憶媒体を備え、各種データを書き換え可能に不揮発的に記憶する。
通信部23は、所定の通信規格に従って、外部の装置と通信する。
操作部24は、プリンター2の本体に配置される操作パネル25が接続され、操作パネル25の操作子(不図示)に対する操作を検出する。操作部24は、操作子に対する操作を検出すると、操作子に対する操作信号を、プリンター制御部21に出力する。
印刷部26は、プリンター制御部21の制御で、外部から受信する印刷データに基づく印刷を実行する。印刷部26は、印刷ヘッド261と、搬送モーター262と、カッター駆動モーター263と、を備える。
印刷ヘッド261は、多数の発熱素子(不図示)を感熱ロール紙の搬送方向と直交する方向に配列して備え、プリンター制御部21の制御に従って、発熱素子に通電し感熱ロール紙の印刷面に熱を加えることによって、文字や画像等を印刷する。
搬送モーター262は、プリンター制御部21の制御で、搬送ローラー(不図示)を回転させ、感熱ロール紙を搬送する。
カッター駆動モーター263は、プリンター制御部21の制御で、可動刃(不図示)を固定刃(不図示)に向けてスライドするように駆動させ、感熱ロール紙を切断する。
電源制御部27は、プリンター制御部21の制御に従って、バッテリー28からプリンター2の各部に供給される電力を制御する。
バッテリー28は、充電可能な2次電池である。本実施形態において、バッテリー28は、リチウムイオン電池285(図3)を有する構成を例示する。バッテリー28は、サーミスター28aを備える。サーミスター28aは、バッテリー28の温度を検出し、バッテリー28の温度に応じた電圧を出力する。サーミスター28aは、バッテリー28の温度が高いほど電圧値の低い電圧を出力し、バッテリー28の温度が低いほど電圧値の高い電圧を出力する。サーミスター28aは、クレードル3の検出部34にバッテリー28の温度を示す電圧を出力する。
図3は、バッテリー28の構成を示す図である。
図3に示すように、バッテリー28は、プラス端子T1と、マイナス端子T2と、サーミスター端子TTと、を備える。バッテリー28がプリンター2に電力を供給する場合、バッテリー28のプラス端子T1及びマイナス端子T2は、プリンター2の対応するプラス端子(不図示)及びマイナス端子(不図示)に接続する。また、バッテリー28をクレードル3により充電する場合、バッテリー28のプラス端子T1及びマイナス端子T2を、クレードル3のプラス端子及びマイナス端子に接続するとともに、サーミスター端子TTに、クレードル3のサーミスター端子(不図示)を接続する。
本実施形態では、クレードル3の電極端子133は、バッテリー28のプラス端子T1、マイナス端子T2、及び、サーミスター端子TTに対応するプラス端子、マイナス端子、及び、サーミスター端子を含む。また、本実施形態では、プリンター2の充電用端子111は、バッテリーのプラス端子T1、マイナス端子T2、及び、サーミスター端子TTに対応する端子を含む。つまり、本実施形態では、電極端子133と、充電用端子111が接続することにより、バッテリー28のプラス端子T1、マイナス端子T2、及び、サーミスター端子TTが、クレードル3のプラス端子、マイナス端子、及び、サーミスター端子に接続する。
図3に示すように、バッテリー28は、プラス端子T1及びマイナス端子T2との間に、リチウムイオン電池285が2つ直列に接続されて構成される。バッテリー28は、1セルあたり、定格電圧が3.6ボルトであり、放電容量が1950mAhのリチウムイオン電池285、又は、1セルあたり、定格電圧が3.6ボルトであり、放電容量が1240mAhのいずれかを2つ直列に接続して有する。バッテリー28が定格電圧3.6ボルトのリチウムイオン電池285を2セル有するため、バッテリー28自体の定格電圧は、7.2ボルトである。
図3に示すように、バッテリー28は、不安全防止のため保護回路280を備える。保護回路280は、バッテリー28の劣化につながる過放電及び過充電を防止するための効果もある。保護回路280は、制御IC281と、ヒューズ282と、スイッチ283と、スイッチ284とを備える。
制御IC281は、各リチウムイオン電池285の電圧を検出し、検出した電圧に基づいて、スイッチ283及びスイッチ284を制御する。
スイッチ283及びスイッチ284とは、FET等により構成される。スイッチ284は、リチウムイオン電池285の負極側に接続し、制御IC281の制御で、リチウムイオン電池285から出力する電流を遮断する。スイッチ283は、スイッチ284と直列に接続し、制御IC281の制御で、リチウムイオン電池285に入力する電流を遮断する。すなわち、制御IC281は、リチウムイオン電池285の電圧を検出し、予め設定された電圧値以上の電圧である場合、スイッチ283をオフにして、充電するための電流である充電電流を遮断し、過充電を防止する。また、制御IC281はリチウムイオン電池285の電圧を検出し、予め設定された電圧値以下である場合に、スイッチ284をオフにし、放電電流を遮断し、過放電を防止する。
ヒューズ282は、スイッチ283と直列に接続し、スイッチ283及びスイッチ284が発熱した際に、プラス端子T1とマイナス端子T2との間に流れる電流を遮断する。
図3に示すように、サーミスター端子TTには、サーミスター28aが接続する。サーミスター28aは、バッテリー28の温度を検出し、バッテリー28の温度に応じた電圧をサーミスター端子TTから出力する。
ところで、リチウムイオン電池285を有するバッテリー28は、仕様上、バッテリー28の温度に応じて、特性が異なることが知られている。温度に応じて特性が異なるのは、リチウム電池の内部抵抗の抵抗値がバッテリー28の温度に応じて変動するためである。バッテリー28の温度が低温である場合、リチウムイオン電池285の内部抵抗の抵抗値は大きい値に変動し易い。そのため、バッテリー28の温度が低温である場合、電流値の大きい充電電流で充電を実行すると、バッテリー28に発熱が生じる可能性がある。一方、バッテリー28の温度が高温である場合、リチウムイオン電池285の内部抵抗の抵抗値は小さい値に変動し易い。そのため、充電により、リチウムイオン電池285に過充電が生じる可能性がある。このバッテリー28の発熱及びバッテリー28の過充電は、リチウムイオン電池285が不安全な状態となり、バッテリー28の劣化につながる。
そこで、本発明のクレードル3は、以下に示す動作を実行する。
以下に示す動作において、クレードル3は、クレードル記憶部36が記憶する充電プロファイル36aに従って、動作を実行する。充電プロファイル36aは、バッテリー28のセルごとに設定された充電に関するプロファイルである。本実施形態において、クレードル3は、以下の充電プロファイル36aに従って、バッテリー28に充電を実行する。
本実施形態の充電プロファイル36aは、バッテリー28の温度について、0度超過60度未満の範囲で3つの異なる情報を有する。
充電プロファイル36aは、バッテリー28の温度が0度超過10度未満の範囲の温度(第1温度)である場合、充電電圧の上限を示す上限充電電圧の電圧値が4.25ボルト(第1電圧値、第2電圧値)であり、充電電流の上限を示す上限充電電流の電流値が0.3C(第1電流値)であることを示す情報を含む。ここで、上限充電電流の電流値の単位である「C」について説明する。「C」は、リチウムイオン電池285が1時間で放電する場合の電流(以下、「定格放電電流」と表現する)の電流値を、1とした場合の単位である。例えば、リチウムイオン電池285の放電容量が1950mAhである場合、定格放電電流の電流値が1.95Aであるため、1Cは、1.95Aを示す。従って、上述した0.3Cは、リチウムイオン電池285の放電容量が1950mAhである場合、1.95Aの0.3倍の電流値を示す。
また、充電プロファイル36aは、バッテリー28の温度が10度以上45度以下の範囲の温度(第2温度)である場合、上限充電電圧の電圧値が4.25ボルトであり、上限充電電流の電流値が0.6C(第2電流値、第3電流値)であることを示す情報を含む。
また、充電プロファイル36aは、バッテリー28の温度が45度超過60度未満の範囲の温度(第3温度)である場合、上限充電電圧の電圧値が4.10ボルト(第3電圧値)であり、上限充電電流の電流値が0.6Cであることを示す情報を含む。
上述したように、充電プロファイル36aは、0度超過10度未満の範囲の温度、10度以上45以下の範囲の温度、45度超過60度未満の範囲の温度に応じて、異なる上限充電電圧及び上限充電電流の情報を含む。この3つの温度範囲によって、上限充電電圧及び上限充電電流が異なるのは、3つの温度範囲によって、リチウムイオン電池285の内部抵抗の抵抗値の変動が異なるためである。当該内部抵抗の抵抗値について説明すると、バッテリー28の温度が、0度超過10度未満の範囲の温度である場合、リチウムイオン電池285の内部抵抗の抵抗値は、バッテリー28の温度が10度以上45度以下の温度である場合のリチウムイオン電池285の内部抵抗の抵抗値より大きい値に変動し易い。また、バッテリー28の温度が10度以上45度以下の場合、リチウムイオン電池285の内部抵抗の抵抗値は、変動し難い。また、バッテリー28の温度が45超過60度未満である場合、リチウムイオン電池285の内部抵抗の抵抗値は、バッテリー28の温度が10度以上45度以下の温度である場合のリチウムイオン電池285の内部抵抗の抵抗値より小さい値に変動し易い。この温度範囲は、事前のテストやシミュレーション等により、内部抵抗の抵抗値の変動に基づいて、設定された温度範囲である。したがって、バッテリー28の温度が10度以上45度以下である場合、リチウムイオン電池285の内部抵抗の抵抗値の変動は小さく、バッテリー28の温度が10度以上45度以下の温度以外の温度である場合、リチウムイオン電池285の内部抵抗の抵抗値の変動は大きい。
また、上述したように、充電プロファイル36aは、バッテリー28の温度が、10度以上45度以下の範囲の温度である場合、上限充電電流の電流値が0.6Cを示す情報を示す。この上限充電電流の電流値は、事前のテストやシミュレーション等により設定された電流値である。リチウムイオン電池285は、充電電流の電流値が規定の電流値より大きいと、リチウムイオン電池285の負極側に吸収されないリチウムイオンが発生する場合がある。負極側に吸収されないリチウムイオンの発生は、金属リチウムの生成の起因となる。リチウムイオン電池285内に金属リチウムが生成され、生成した金属リチウムが成長すると、リチウムイオン電池285は、発熱や短絡等の不安全な状態となる。ここで、仮に、充電電流の電流値を小さく設定すると、充電に時間が要してしまう。この0.6Cは、事前のテストやシミュレーション等により、バッテリー28のリチウムイオン電池285が不安全な状態となることを防止し、且つ、充電に時間を要することを抑制できるように設定された電流値である。
また、上述したように、充電プロファイル36aは、バッテリー28の温度が、45度超過60度未満である場合に、上限充電電圧が4.10ボルトであることを示す情報を含む。この上限充電電圧の電圧値は、事前のテストやシミュレーション等により設定された電圧値である。上述したとおり、バッテリー28の温度が45を上回ると、リチウムイオン電池285の内部抵抗の抵抗値は、小さい値に変動し易くなる。内部抵抗の抵抗値が小さい場合に充電を実行すると、リチウムイオン電池285の電圧が上限充電電圧より高くなり過充電が生じる可能性がある。ここで、仮に、上限充電電圧を小さくすると、充電容量の不足の懸念がある。この4.10ボルトは、事前のテストやシミュレーション等により、過充電を防止し、且つ、充電容量の不足を抑制できるように設定された電圧値である。なお、当該電圧値は、4.10ボルトでなくてよい。当該電圧値は、当該電圧値と、10度以上45度以下の範囲の温度である場合の上限充電電圧の電圧値との差が、リチウムイオン電池285の定格電圧の0.04倍から0.05倍の範囲の電圧値であればよい。この0.04倍から0.05倍は、事前のテストやシミュレーション等により、過充電を防止し、且つ、充電容量の不足を抑制できように算出された値である。
図4は、クレードル3の動作を示すフローチャートである。
クレードル3のクレードル制御部31は、プリンター2がクレードル3に接続した状態で、図4に示す動作を実行する。特に、図4に示す動作を開始する前に、プリンター2が印刷の動作を実行した場合、クレードル3は、プリンター2の印刷の動作を実行後、所定の期間が経過した後に、図4に示す動作を開始する。この効果については、後述する。この場合、プリンター制御部21は、印刷の動作の実行後、図示せぬタイマー等により所定の期間を計時し、所定の期間の経過後、クレードル3に所定の期間の経過したことを示す情報を、USB端子112を介して出力する。クレードル制御部31は、出力された当該情報に基づき、図4に示す動作を実行する。
クレードル制御部31は、検出部34によりバッテリー28の電圧を検出する(ステップS1)。次いで、クレードル制御部31は、検出したバッテリー28の電圧に基づき、満充電であるか否かを判別する(ステップS2)。クレードル制御部31は、満充電を示す電圧の閾値に基づき、検出した電圧が当該閾値以上である場合に、バッテリー28の電圧が満充電であると判別し、検出した電圧が当該閾値を下回る場合に、満充電でないと判別する。
バッテリー28が満充電であると判別した場合(ステップS2:YES)、クレードル制御部31は、電力供給部33を制御し、バッテリー28に対して充電を実行しない(ステップS3)。バッテリー28の電圧が満充電でないと判別した場合(ステップS3:NO)、クレードル制御部31は、バッテリー28の温度を検出する(ステップS4)。
ここで、クレードル制御部31は、バッテリー28の温度を複数回検出し、その平均値をバッテリー28の温度として以下に示す処理に用いる。これにより、クレードル制御部31は、正確なバッテリー28の温度に基づいて、後述するステップS5、ステップS6、及び、ステップS8の処理を実行できる。
また、前述した通り、クレードル制御部31は、プリンター2が印刷を実行した場合、印刷の実行後、所定の期間が経過した後にバッテリー28の温度を検出部34により検出する。プリンター2は、印刷を実行している間、一時的にプリンター2の温度が上昇する場合がある。ここで、所定の期間は、事前のテストやシミュレーション等により定められた期間であり、印刷によるプリンター2の温度の変動が治まるまでの期間を示す。したがって、クレードル制御部31は、プリンター2の印刷の実行後、所定の期間が経過した後にバッテリー28の温度を検出部34により検出するため、プリンター2の温度の上昇に起因した温度の誤差が、検出したバッテリー28の温度に反映されることを防止できる。特に、本実施形態のプリンター2は、発熱素子に通電し感熱ロール紙の印刷面に熱を加えることによって文字や画像等を印刷する印刷ヘッド261を有する。すなわち、本実施形態のプリンター2は、いわゆる、ラインサーマルヘッドを有するサーマルプリンターである。プリンター2は、印刷を実行する際、発熱素子に通電するため、印刷時に温度が上昇する可能性が高い。したがって、クレードル制御部31は、印刷時に温度が上昇する可能性が高いプリンターが備えるバッテリー28であっても、プリンター2の温度の上昇に起因した温度の誤差が、検出したバッテリー28の温度に反映されることを防止できる。
次いで、クレードル制御部31は、検出部34が検出したバッテリー28の温度が、0度超過60度未満であるか否かを判別する(ステップS5)。検出したバッテリー28の温度が0度超過60度未満でない場合(ステップS5:NO)、クレードル制御部31は、電力供給部33を制御して、バッテリー28に対して充電を実行しない(ステップS3)。一方、検出したバッテリー28の温度が0度超過60度未満である場合(ステップS5:YES)、クレードル制御部31は、バッテリー28の温度が10度以上であるか否かを判別する(ステップS6)。
次いで、クレードル制御部31は、バッテリー28の温度が10度以上でないと判別した場合(ステップS6:NO)、充電プロファイル36aに従って、充電に係る設定を実行する。すなわち、クレードル制御部31は、ステップS5及びステップS6において、バッテリー28の温度が0度超過10度未満であると判別したため、充電プロファイル36aに従って、上限充電電圧を4.25ボルトに設定し、上限充電電流を0.3Cに設定する(ステップS7)。次いで、クレードル制御部31は、設定した上限充電電圧及び上限充電電流に基づき電力供給部33を制御して、バッテリー28に対して充電を実行する(ステップS11)。
図5は、充電電圧と充電電流の特性を示す図表である。縦軸は、電流(C)及び電圧(V)を示し、横軸は、時間を示す。図5の(A)は、バッテリー28の温度が0度超過10度未満の場合の充電電圧及び充電電流の特性を示す図表である。
図5の(A)に示すように、バッテリー28の温度が0度超過10度未満である場合、クレードル制御部31は、充電電流の電流値を、上限充電電流の電流値である0.3Cで充電を実行する。この上限充電電流の電流値は、事前のテストやシミュレーション等により設定された電流値である。前述した通り、バッテリー28の温度が0度超過10度未満の場合、リチウムイオン電池285の内部抵抗の抵抗値が大きく値に変動し易く、充電電流の電流値が大きい値であればあるほど、リチウムイオン電池285に発熱が生じる可能性が高まる。ここで、仮に、充電電流値の電流値を小さくすると、バッテリー28の充電に時間を要してしまう懸念がある。この0.3Cの充電電流の電流値は、事前のテストやシミュレーション等により、バッテリー28の温度が0度超過10度未満である場合において、充電によるバッテリー28の発熱を抑制しつつ、バッテリー28の充電に時間を要することを抑制できるように算出された値である。
図5の(A)において、タイミングt3で、充電電圧が上限充電電圧の電圧値である4.25ボルトに達したとする。クレードル制御部31は、充電電圧が4.25ボルトに達しすると、以降、充電電圧の電圧値が4.25ボルトを保つように、充電電流の電流値を降下させ、バッテリー28に対し充電を実行する。
フローチャートのステップS6の説明に戻り、クレードル制御部31は、バッテリー28の温度が10度以上であると判別した場合(ステップS6:YES)、バッテリー28の温度が45度より高い温度であるか否かを判別する(ステップS8)。
バッテリー28の温度が45度より高い温度でない、すなわち45度以下の温度であると判別した場合(ステップS8:NO)、クレードル制御部31は、充電プロファイル36aに従って、充電に係る設定を実行する。すなわち、クレードル制御部31は、ステップS5、ステップS6、及び、ステップS8において、バッテリー28の温度が10度以上45度以下であると判別したため、充電プロファイル36aに従って、上限充電電圧を4.25ボルトに設定し、上限充電電流を0.6Cに設定する(ステップS9)。次いで、クレードル制御部31は、設定した上限充電電圧及び上限充電電流に基づき電力供給部33を制御して、バッテリー28に対して充電を実行する(ステップS11)。
図5の(B)は、バッテリー28の温度が10度以上45度以下の場合の充電電圧及び充電電流の特性を示す図表である。
図5の(B)に示すように、バッテリー28の温度が10度以上45度以下である場合、クレードル制御部31は、充電電流の電流値を上限充電電流の電流値である0.6Cで充電を実行する。図5の(A)において、タイミングt2で、充電電圧が上限充電電圧の電圧値である4.25ボルトに達したとする。クレードル制御部31は、充電電圧が4.25ボルトに達しすると、以降、充電電圧の電圧値が4.25ボルトを保つように、充電電流の電流値を降下させ、バッテリー28に対し充電を実行する。クレードル制御部31は、バッテリー28の温度が10度以上45度以下の場合、バッテリー28の温度が0度以上10度未満である場合の充電電流の電流値と比較して、2倍の0.6Cである。したがって、充電電圧の電圧値は、バッテリー28の温度が0度超過10度未満の場合と比較して、2分の1の期間で、4.25ボルトに達する。
フローチャートのステップS8の説明に戻り、クレードル制御部31は、バッテリー28の温度が45度より高い温度であると判別した場合(ステップS8:YES)、クレードル制御部31は、充電プロファイル36aに従って、充電に係る設定を実行する。すなわち、クレードル制御部31は、ステップS5、ステップS6、及び、ステップS8において、バッテリー28の温度が45度超過60度未満であると判別したため、充電プロファイル36aに従って、上限充電電圧を4.10ボルトに設定し、上限充電電流を0.6Cに設定する(ステップS10)。次いで、クレードル制御部31は、設定した上限充電電圧及び上限充電電流に基づき電力供給部33を制御して、バッテリー28に対して充電を実行する(ステップS11)。
図5の(C)は、バッテリー28の温度が45度超過60度未満の場合の充電電圧及び充電電流の特性を示す図表である。
図5の(C)に示すように、バッテリー28の温度が45度超過60度未満である場合、クレードル制御部31は、充電電流の電流値を上限充電電流の電流である0.6Cで充電を実行する。図5の(A)において、タイミングt1で、充電電圧が上限充電電圧の電圧値である4.10ボルトに達したとする。クレードル制御部31は、充電電圧が4.10ボルトに達しすると、以降、充電電圧の電圧値が4.10ボルトを保つように、充電電流の電流値を降下させ、バッテリー28に対し充電を実行する。クレードル制御部31は、バッテリー28の温度が45度超過60度未満の場合、バッテリー28の温度が45度以上60度未満である場合の上限充電電圧の電圧値と比較して、小さい電圧値である。また、バッテリー28の温度が45度超過60度未満の場合、バッテリー28の温度が10度以上45度以下である場合の充電電流の電圧値と同じ値である。したがって、クレードル制御部31は、バッテリー28の温度が10度以上45度以下の場合と比較して、早い期間で、充電電流の電流値を降下させ、充電電圧の電圧値を保つように充電を実行する。
このように、クレードル制御部31は、バッテリー28の温度が、0度超過10度未満である場合、10度以上45度以下である場合、及び、45度超過60度未満である場合のいずれかである場合に対応した上限充電電圧の電圧値と上限充電電流の電流値とに基づき、バッテリー28に充電を実行する。また、クレードル制御部31は、バッテリー28の温度が0度超過10度未満である場合、上限充電電流を0.3Cに設定し、バッテリー28の温度が45度超過60度未満である場合、上限充電電圧を4.10ボルトに設定する。これにより、バッテリー28の劣化を抑制しつつ、バッテリー28の温度に応じた充電が実行できる。
図6は、バッテリー28の温度と、クレードル制御部31が設定する上限充電電圧と上限充電電流との状態を示すタイミングチャートである。図6の(A)は、バッテリー28の温度の状態を示す。図6の(B)は、設定される上限充電電圧の電圧値の状態を示す。図6の(C)は、設定される上限充電電流の電流値の状態を示す。
図6では、バッテリー28の温度が上昇して降下する場合を例示する。
図6に示すように、バッテリー28の温度が0度以下である場合、クレードル制御部31は、充電を実行しない。この場合、クレードル制御部31は、充電プロファイル36aに従って、上限充電電圧の0.0ボルト、上限充電電流を0.0Cに設定する。これにより、クレードル制御部31は、充電を実行しない。なお、この場合、充電プロファイル36aは、バッテリー28の温度が0度以下である場合に、上限充電電圧が0.0ボルトであり上限充電電流が0.0Cであることを示す情報を含む。
図6の(A)に示すようにタイミングtaにおいて、バッテリー28の温度が0度を上回ったとする。クレードル制御部31は、図6の(B)に示すように、上限充電電圧の電圧値を4.25ボルトに設定し、図6の(C)に示すように、上限充電電流の電流値を0.3Cに設定し、バッテリー28に対して充電を実行する。タイミングta以降、クレードル制御部31は、設定した上限充電電圧の電圧値及び上限充電電流の電流値に基づき、バッテリー28に対して充電を実行する。
バッテリー28の温度がタイミングta以降さらに上昇し、図6の(A)に示すようにタイミングtbにおいて、10度に到達したとする。すると、クレードル制御部31は、図6の(B)に示すように、上限充電電圧の電圧値を4.25ボルトに設定し、図6の(C)に示すように、上限充電電流の電流値を0.6Cに設定し、バッテリー28に対して充電を実行する。タイミングtb以降、クレードル制御部31は、設定した上限充電電圧の電圧値及び上限充電電流の電流値に基づき、バッテリー28に対して充電を実行する。
バッテリー28の温度がタイミングtb以降さらに上昇し、図6の(A)に示すようにタイミングtcにおいて、45度に到達したとする。すると、クレードル制御部31は、充電プロファイル36aに従って、図6の(B)に示すように、上限充電電圧の電圧値を4.10ボルトに設定し、図6の(C)に示すように、上限充電電流の電流値を0.6Cに設定し、バッテリー28に対して充電を実行する。タイミングtc以降、クレードル制御部31は、設定した上限充電電圧の電圧値及び上限充電電流の電流値に基づき、バッテリー28に対して充電を実行する。
タイミングtc以降、バッテリー28の温度がさらに上昇して、図6の(A)に示すように、タイミングtdにおいて、バッテリー28の温度が60度に到達したとする。すると、クレードル制御部31は、図6の(B)及び図6の(C)に示すように、充電を実行しない。この場合、クレードル制御部31は、充電プロファイル36aに従って、上限充電電圧の0.0ボルト、上限充電電流を0.0Cに設定する。これにより、クレードル制御部31は、充電を実行しない。なお、この場合、充電プロファイル36aは、バッテリーの温度が60度以上である場合に、上限充電電圧が0.0ボルトであり上限充電電流が0.0Cであることを示す情報を含む。
タイミングtd以降、バッテリー28の温度が降下し、図6の(A)に示すようにタイミングteにおいて、60度を下回る温度に到達したとする。すると、クレードル制御部31は、図6の(B)に示すように、上限充電電圧の電圧値を4.10ボルトに設定し、上限充電電流の電流値を0.6Cに設定し、バッテリー28に対して充電を実行する。タイミングte以降、クレードル制御部31は、設定した上限充電電圧の電圧値及び上限充電電流の電流値に基づき、バッテリー28に対して充電を実行する。
図6の(A)に示すように、タイミングte以降、さらにバッテリー28の温度が降下し、タイミングtfにおいて45度に到達したとする。すると、クレードル制御部31は、図6の(B)に示すように、上限充電電圧の電圧値を4.25ボルトに設定し、上限充電電流の電流値を0.6Cに設定し、バッテリー28に対して充電を実行する。タイミングtf以降、クレードル制御部31は、設定した上限充電電圧の電圧値及び上限充電電流の電流値に基づき、バッテリー28に対して充電を実行する。
図6の(A)に示すように、タイミングtf以降、さらにバッテリー28の温度が降下し、タイミングtgにおいて10度を下回ったとする。すると、クレードル制御部31は、図6の(B)に示すように、上限充電電圧の電圧値を4.25ボルトに設定し、上限充電電流の電流値を0.3Cに設定し、バッテリー28に対して充電を実行する。タイミングtg以降、クレードル制御部31は、設定した上限充電電圧の電圧値及び上限充電電流の電流値に基づき、バッテリー28に対して充電を実行する。
図6(A)に示すように、タイミングtf以降、さらにバッテリー28の温度が降下し、タイミングthにおいて0度を下回ったとする。すると、クレードル制御部31は、バッテリー28に対して充電を実行しない。
このように、クレードル制御部31は、バッテリー28の温度に応じて充電を実行でき、事前のテストやシミュレーション等に基づく値に上限充電電圧と上限充電電流とを設定するため、バッテリー28の劣化を抑制できる。
以上、説明したように、クレードル3(充電装置)は、バッテリー28(電池)の温度を検出する検出部34と、バッテリー28に対して充電を実行するクレードル制御部31(制御部)と、を備える。クレードル制御部31は、バッテリー28の温度について、検出部34が0度超過10度未満の温度(第1温度)を検出した場合に、0.3C(第1電流値)の電流によりバッテリー28に対して充電を実行し、バッテリー28の電圧が4.25ボルト(第1電圧値、第2電圧値)に達した場合に、バッテリー28の電圧が4.25ボルトを保つように充電を実行する。また、クレードル制御部31は、バッテリー28の温度について、検出部34が10度以上45度以下の温度(第2温度)を検出した場合に、0.6C(第2電流値、第3電流値)の電流でバッテリー28に対して充電を実行し、バッテリー28の電圧が4.25ボルトに達した場合に、バッテリー28の電圧が4.25ボルトを保つように充電を実行する。また、クレードル制御部31は、バッテリー28の温度について、検出部34が45度超過60度未満の温度(第3温度)を検出した場合に、0.6Cの電流でバッテリー28に対して充電を実行し、バッテリー28の電圧が4.10ボルト(第3電圧値)に達した場合に、バッテリー28の電圧が4.10ボルトを保つように充電を実行する。
このように、クレードル制御部31は、バッテリー28の温度に応じた電流値で、バッテリー28に充電する。また、クレードル制御部31は、バッテリー28の温度に応じた電圧値に到達した場合、当該電圧値を保つように充電を実行する。また、クレードル制御部31は、バッテリー28の温度が0度超過10度未満である場合、0.3Cの電流で充電を実行し、バッテリー28の温度が45度超過60度未満である場合、4.10ボルトを保つように充電を実行する。これにより、バッテリー28の劣化を抑制しつつ、バッテリー28の温度に応じた充電を実行できる。
また、クレードル制御部31は、バッテリー28の温度が、0度超過10度未満である場合と、10度以上45度以下である場合と、で同じ値の上限充電電圧の電圧値を設定する。
これにより、バッテリー28の温度が、0度超過10度未満である場合と、10度以上45度以下である場合と、で同じ値の上限充電電圧の電圧値を設定する。そのため、バッテリー28の温度が、0度超過10度未満であっても、バッテリー28の温度が10度以上45度以下である場合と同じ容量を充電できる。
また、クレードル制御部31は、バッテリー28の温度が、10度以上45度以下である場合と、45度超過60度未満である場合とで同じ値の上限充電電流の電流値を設定する。
これにより、バッテリー28の温度が、10度以上45度以下である場合と、45度超過60度未満である場合と、で同じ値の上限充電電流の電流値を設定する。そのため、バッテリー28の温度が、45度超過60度未満であっても、バッテリー28の温度が10度以上45度以下である場合と同じ電流値で充電できる。また、バッテリー28の温度が、45度超過60度未満であっても、バッテリー28の温度が10度以上45度以下である場合と同じ速さで充電を実行できる。
また、クレードル制御部31は、バッテリー28の温度が、0度超過10度未満である場合と、10度以上45度以下である場合と、45度超過60度未満である場合とに応じた充電を実行する。
前述した通り、バッテリー28のリチウムイオン電池285の内部抵抗の抵抗値の変動に基づく温度の範囲である。したがって、クレードル制御部31は、リチウムイオン電池285の内部抵抗の抵抗値の変動に応じた充電が実行できるため、バッテリー28の劣化を抑制できる。
また、クレードル制御部31は、定格放電電流の電流値に対して、0.6倍の電流値(0.6C)の電流で充電を実行する。
前述した通り、0.6Cは、事前のテストやシミュレーション等に基づき算出された値であり、リチウムイオン電池285が不安全な状態となることを抑制しつつ、バッテリー28の充電に時間を要することを抑制した電流値である。したがって、クレードル制御部31は、バッテリー28の劣化を抑制しつつ、効率よくバッテリー28に充電できる。
また、バッテリー28の温度が10度以上45度以下である場合の上限充電電圧と、バッテリー28の温度が45度超過60度未満である場合の上限充電電圧との差は、定格電圧の電圧値に対して0.04倍から0.05倍の範囲の電圧値である。本実施形態では、当該電圧値の差は、0.015ボルトである。
前述した通り、定格電圧の0.04倍から0.05倍の範囲の電圧値は、事前のテストやシミュレーション等により、過充電を防止し、且つ、充電容量の不足を抑制できるように算出された値である。したがって、クレードル制御部31は、バッテリー28の劣化を抑制しつつ、効率よくバッテリー28に充電できる。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態について説明する。
図7は、第2実施形態に係るプリンター2Aの構成を示す図である。以下の説明にいて、第1実施形態に係るプリンター2及びクレードル3の構成と同様の構成については、同一の符号を付し、その詳細な説明を省略する。
第2実施形態に係るプリンター2Aは、第1実施形態に係るプリンター2と比較して明らかな通り、充電装置6を備える。充電装置6は、第1実施形態のクレードル3に相当し、第1実施形態のクレードル制御部31に相当する充電装置制御部61と、第1実施形態のクレードル記憶部36に相当する充電装置記憶部62とを備える。
図7に示すように、充電装置6は、アダプター4を介して商用交流電源5と接続する電源部32により、商用交流電源5から電力が供給される。そして、充電装置6は、電力供給部33によりバッテリー28に電力を供給して、バッテリー28に対して充電を実行する。この構成においても、充電装置6は、第1実施形態のクレードル3と同様に、バッテリー28の温度に応じて、上限充電電流の電流値と上限充電電圧の電圧値とを設定するため、バッテリー28の劣化を抑制しつつ、バッテリー28の温度に応じた充電を実行できる。
なお、上述した各実施形態は、あくまでも本発明の一態様を示すものであり、本発明の範囲内で任意に変形及び応用が可能である。
また、例えば、図4の処理単位は、クレードル3の処理を理解容易にするために、主な処理内容に応じて分割したものであり、処理単位の分割の仕方や名称によって、本発明が限定されることはない。クレードル3の処理は、処理内容に応じて、されに多くの処理単位に分割してもよい。また、1つの処理単位がさらに多くの処理を含むように分割してもよい。
また、図2、図3、及び、図7に示した各機能部は機能的構成を示すものであって、具体的な実装形態は特に限定されない。つまり、必ずしも各機能部に個別に対応するハードウェアが実装される必要はなく、一つのプロセッサーがプログラムを実行することで複数の機能部の機能を実現する構成とすることも勿論可能である。また、上述した各実施形態においてソフトウェアで実現される機能の一部をハードウェアとしてもよく、或いは、ハードウェアで実現される機能の一部をハードウェアで実現してもよい。その他、クレードル3、バッテリー28、及び、プリンター2、2Aの他の各部の具体的な細部構成についても、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で任意に変更可能である。
また、例えば、上述した実施形態において、プリンター2、2Aをサーマルプリンターとして例示したが、これに限定されない。例えば、インクジェットプリンターや、ドットインパクトプリンター、レーザープリンター等の他のプリンターでも本発明を適応できる。
1…充電システム、2…プリンター、3…クレードル、4…アダプター、5…商用交流電源、21…プリンター制御部、22…記憶部、23…通信部、24…操作部、25…操作パネル、26…印刷部、27…電源制御部、28…バッテリー、28a…サーミスター、31…クレードル制御部、32…電源部、33…電力供給部、34…検出部、35…LED部、36…クレードル記憶部、36a…充電プロファイル、261…印刷ヘッド、262…搬送モーター、263…カッター駆動モーター。

Claims (8)

  1. 電池の温度を検出する検出部と、
    前記電池に対して充電を実行する制御部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記検出部が第2温度より低い第1温度を検出した場合に、第2電流値より小さい第1電流値の電流により前記電池に対して充電を実行し、前記電池の電圧が第1電圧値に達した場合に、前記電池の電圧が前記第1電圧値を保つように充電を実行し、
    前記検出部が前記第2温度を検出した場合に、前記第2電流値の電流で前記電池に対して充電を実行し、前記電池の電圧が第2電圧値に達した場合に、前記電池の電圧が前記第2電圧値を保つように充電を実行し、
    前記検出部が前記第2温度より高い第3温度を検出した場合に、第3電流値の電流で前記電池に対して充電を実行し、前記電池の電圧が前記第2電圧値より小さい第3電圧値に達した場合に、前記電池の電圧が前記第3電圧値を保つように充電を実行する、
    ことを特徴とする充電装置。
  2. 前記第1電圧値と前記第2電圧値とは同じ値の電圧値である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の充電装置。
  3. 前記第2電流値と前記第3電流値とは同じ値の電流値である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の充電装置。
  4. 前記第2温度は、10度から45度の範囲の温度である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の充電装置。
  5. 前記第2電流値は、定格放電電流の電流値に対して0.6倍の電流値である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の充電装置。
  6. 前記第2電圧値と前記第3電圧値との差は、定格電圧の電圧値に対して0.04倍から0.05倍の範囲の電圧値である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の充電装置。
  7. 電池と、前記電池の温度を検出する検出部、及び、前記電池に対して充電を実行する制御部を有する充電装置とを備え、前記電池から電力が供給されて印刷を実行するプリンターであって、
    前記充電装置の前記制御部は、
    前記検出部が第2温度より低い第1温度を検出した場合に、第2電流値より小さい第1電流値の電流により前記電池に対して充電を実行し、前記電池の電圧が第1電圧値に達した場合に、前記電池の電圧が前記第1電圧値を保つように充電を実行し、
    前記検出部が前記第2温度を検出した場合に、前記第2電流値の電流で前記電池に対して充電を実行し、前記電池の電圧が第2電圧値に達した場合に、前記電池の電圧が前記第2電圧値を保つように充電を実行し、
    前記検出部が前記2温度より高い第3温度を検出した場合に、第3電流値の電流で前記電池に対して充電を実行し、前記電池の電圧が第3電圧値に達した場合に、前記電池の電圧が前記第2電圧値より小さい第3電圧値を保つように充電を実行する、
    ことを特徴とするプリンター。
  8. 電池に対する充電方法であって、
    前記電池の温度が第2温度より低い第1温度である場合に、第2電流値より小さい第1電流値の電流により前記電池に対して充電を実行し、前記電池の電圧が第1電圧値に達した場合に、前記電池の電圧が前記第1電圧値を保つように充電を実行し、
    前記電池の温度が前記第2温度である場合に、前記第2電流値の電流で前記電池に対して充電を実行し、前記電池の電圧が第2電圧値に達した場合に、前記電池の電圧が前記第2電圧値を保つように充電を実行し、
    前記電池の温度が前記2温度より高い第3温度である場合に、第3電流値の電流で前記電池に対して充電を実行し、前記電池の電圧が第3電圧値に達した場合に、前記電池の電圧が前記第2電圧値より小さい第3電圧値を保つように充電を実行する、
    ことを特徴とする充電方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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