JP2020007089A - 貨物の衝突防止装置 - Google Patents
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Abstract
Description
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
図1は、第1の実施形態に係るクレーンを模式的に表す側面図である。
図1に表したように、クレーン10は、例えば、一対の脚部12と、横行レール14と、横行トロリ16(可動部)と、スプレッダ18(支持機構)と、運転室20と、を備える。
図2に表したように、クレーン10は、主幹装置40と、巻上コントローラ42と、横行コントローラ44と、巻上ドライブ46と、横行ドライブ48と、巻上電動機50と、横行電動機52と、衝突防止装置60と、をさらに備える。
図3は、簡略化した横行レール14と、横行レール14の上を走行する横行トロリ16と、巻上ロープ26と、スプレッダ18に支持されたコンテナ2と、を図示している。また、図3の下部には、横行速度と横行位置との関係を表すグラフを図示している。
スプレッダ18に支持されたコンテナ2の振れを考えない場合、停止位置EPで停止するように衝突防止装置60の制御部64から減速指令を主幹装置40に出力すると、横行速度は等加速度で減速する。等速部分は、前述のクリープ速度(最低速度)である。振れを考えない場合には、この等速部分が小さくなるように減速開始位置SPを計算する。これはクレーン10の巻上ロープ26の長さが短い場合や横行速度が低速の場合は吊っているコンテナ2の振れが小さいため問題ない。
そして、コンテナ2の振れを抑制するために必要な距離x2(第2距離)は、下記の数式2で求めることができる。
従って、衝突防止装置60の制御部64は、下記の数式3で表すように、距離x1と距離x2とを足した距離xを算出し、停止位置EPから距離x離れた位置を減速開始位置SPとして算出する。
但し、数式1〜数式3において、
Lは、巻上ロープ26の長さ(m)であり、
θは、コンテナ2の横行振れの最大角度(rad)であり、
βは、振れの減衰率であり、
vは、横行コントローラ44の入力に基づく横行速度(m/s)であり、
vminは、クリープ速度(m/s)であり、
Tは、振れ周期(s)である。
但し、数式4において、
aは、横行加速度(m/s2)であり、
gは、重力加速度(m/s2)である。
横行加速度aは、クレーン10において実質的に一定に設定されている。
この計算式の働きは、減速時の速度に関わらずクリープ速度になった時の最大振れ角を計算する。クリープ速度になった時にロープ長から求められる振れ幅の距離より停止までの距離を十分に取る。クリープ速度時は等速のため振れ周期Tでコンテナ2は振れるため、クリープ速度で停止位置EPまで進んでいる間に前方へコンテナ2が振られるまで距離を取らせるのが数式2の第2項のvminTの働きとなる。
図4は、第2の実施形態に係るクレーンの動作の一例を模式的に表す説明図である。
なお、上記第1の実施形態と機能・構成上実質的に同じものについては、同符号を付し、詳細な説明は省略する。
図4に表したように、この例において、衝突防止装置60の制御部64は、主幹装置40へ減速指令と速度保持指令との2点を出力する。第2の実施形態についても、上記第1の実施形態と同様に、支持されたコンテナ2の振れをフィードバックで取るような試みではなく、横行の速度パターンで振れを取り、安全に停止位置EPで振れを抑制した状態にする方法である。
数式6の第1項は、数式1の距離x1と同様に、横行コントローラ44の入力に基づく横行速度vからクリープ速度vminまでの減速に必要な距離である。すなわち、数式6の第1項は、図4において距離x11と距離x13との和を表す。換言すれば、距離x11及び距離x13は、数式6の第1項を1/2することによって、それぞれ算出することができる。
図5は、第3の実施形態に係るクレーンを模式的に表す説明図である。
図5に表したように、港湾では雨水などを海側に流すために地面6に僅かに勾配が設けられている場合がある。なお、図5では、分かり易くするために、あえて極端に勾配を大きくして図示している。地面6の勾配は、例えば、数度程度である。
このように、減速開始位置SPの計算を補正する。これにより、地面6に勾配がある場合において、減速開始位置SPをより適切に計算することができる。勾配によってスプレッダ18及びコンテナ2が障害物に近づき、スプレッダ18及びコンテナ2が障害物に衝突してしまうことを、より確実に抑制することができる。
Claims (4)
- 水平方向に移動可能な可動部と、巻上ロープを介して前記可動部に吊り下げられ貨物を支持可能に構成された支持機構と、前記可動部の移動と前記巻上ロープによる前記支持機構の巻上げ及び巻下げを制御する主幹装置と、を有するクレーンに用いられる衝突防止装置において、
前記可動部にともなって移動する前記支持機構の移動方向に存在する障害物を検出し、前記移動方向における前記支持機構から前記障害物までの距離を検出するセンサと、
前記障害物までの距離の情報を前記センサから受信するとともに、前記巻上ロープの長さの情報と、前記可動部の移動の速度の情報と、前記可動部の位置の情報と、を前記主幹装置から受信し、前記障害物までの距離の情報、前記巻上ロープの長さの情報、前記可動部の移動の速度の情報、及び前記可動部の位置の情報を基に、前記可動部の減速を開始する減速開始位置を算出し、前記可動部が前記減速開始位置に到達したことに応答して、減速指令を前記主幹装置に出力する制御部と、
を備えた衝突防止装置。 - 前記制御部は、前記主幹装置の制御に基づく前記可動部の移動の速度から前記可動部の最低速度までの減速に必要な第1距離を算出するとともに、前記支持機構に支持された前記貨物の振れを抑制するために必要な第2距離を算出し、前記第1距離と前記第2距離とを足した距離により、前記減速開始位置を算出する請求項1記載の衝突防止装置。
- 前記制御部は、前記主幹装置の制御に基づく前記可動部の移動の速度から前記可動部の最低速度まで減速させる途中で一時的に前記可動部を等速移動させ、前方に振れた前記貨物が最下点に戻るタイミングで、前記最低速度までの減速を再開する請求項1記載の衝突防止装置。
- 前記制御部は、地面の勾配の情報を有し、前記地面の勾配の情報を基に、前記減速開始位置の計算を補正する請求項1〜3のいずれか1つに記載の衝突防止装置。
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