JP2020003591A - リモコン装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】利用者自らが任意の言語を選択しなくとも、表示言語として当該利用者が理解できる言語を設定可能なリモコン装置を提供する。【解決手段】集音部、放音部、制御部を有し、制御部は、集音部により集音された利用者の会話音声を解析することにより、利用者の使用言語を特定する特定部、特定された使用言語をリモコン装置における表示言語として設定するかどうかを、当該使用言語を用いて利用者に確認する確認音声を、放音部から放音する放音処理部、集音部により集音された、確認音声に対する利用者からの回答音声を解析することにより、当該回答音声に、特定された使用言語が使用されているか否か、及び当該回答音声が、確認音声に対する肯定的な内容を含んでいるか否かを判定する判定部、回答音声において特定された使用言語が使用されており、且つ当該回答音声が、確認音声に対する肯定的な内容を含んでいると判定された場合、当該使用言語を表示言語として設定する設定部、として機能するリモコン装置。【選択図】図3

Description

本発明はリモコン装置に関する。
外国人観光客の増加に伴い、カラオケ業界においてもインバウンド対策の重要性が増している。
カラオケ歌唱を行うためには、カラオケ装置に付属するリモコン装置を利用して楽曲の予約等を行う必要がある。一方、カラオケ装置に付属するリモコン装置の表示言語は、通常、日本語である。そのため、日本語を理解できない外国人はリモコン装置を操作して楽曲の予約等を行うことが困難である。
ここで、特許文献1には、利用者が複数の言語の中からリモコン装置に表示される言語を選択可能な技術が開示されている。利用者は、リモコン装置のディスプレイのタッチ操作や、リモコン装置に接続したマイクロフォンを通じた音声入力に基づいて表示言語を任意に選択することができる。
特開2006−184550号公報
しかし、特許文献1の技術を利用して任意の言語が選択可能であるとしても、利用者がどのような言語を使用するかを予め判別することはできない。そのため、利用者が任意の言語を選択する際に参照する表示は、ある特定の言語(たとえば日本語)で行わざるを得ない。従って、表示された言語を利用者が理解できない場合、任意の言語を選択することは困難である。
本発明の目的は、利用者自らが任意の言語を選択しなくとも、表示言語として当該利用者が理解できる言語を設定可能なリモコン装置を提供することにある。
上記目的を達成するための一の発明は、カラオケ装置と通信可能なリモコン装置であって、前記カラオケ装置が設置された場所に居る利用者が発した音声を集音する集音部と、所定の音声を放音する放音部と、前記リモコン装置の制御を行う制御部と、を有し、前記制御部は、前記集音部により集音された前記利用者の会話音声を解析することにより、前記利用者の使用言語を特定する特定部と、特定された前記使用言語を前記リモコン装置における表示言語として設定するかどうかを、当該使用言語を用いて前記利用者に確認する確認音声を、前記放音部から放音する放音処理部と、前記集音部により集音された、前記確認音声に対する前記利用者からの回答音声を解析することにより、当該回答音声に、特定された前記使用言語が使用されているか否か、及び当該回答音声が、前記確認音声に対する肯定的な内容を含んでいるか否かを判定する判定部と、前記回答音声において特定された前記使用言語が使用されており、且つ当該回答音声が、前記確認音声に対する肯定的な内容を含んでいると判定された場合、当該使用言語を前記表示言語として設定する設定部と、して機能するリモコン装置である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、利用者自らが任意の言語を選択しなくとも、表示言語として当該利用者が理解できる言語を設定できる。
実施形態に係るリモコン装置とカラオケ装置の概略を示す図である。 実施形態に係るリモコン装置のハードウェア構成例を示す図である。 実施形態に係るリモコン装置のソフトウェア構成例を示す図である。 実施形態に係るリモコン装置の処理を示すフローチャートである。
図1〜図4を参照して、実施形態に係るリモコン装置1について説明する。
図1は、リモコン装置1及びカラオケ装置2を示した図である。リモコン装置1は、カラオケ装置2に対する各種指示入力をおこなう装置である。カラオケ装置2は、楽曲のカラオケ演奏、及び利用者がカラオケ歌唱を行うための装置である。リモコン装置1とカラオケ装置2とを予めペアリングしておくことにより、リモコン装置1はカラオケ装置2と通信できる。
リモコン装置1は、予め決定されている一の言語が表示言語として設定されている。表示言語は、各種指示入力のためのアイコンや文字を表示する際に用いられる言語である。通常、表示言語は日本語が設定されている。一方、本実施形態に係るリモコン装置1は、利用者に応じて、複数の言語の中から一の言語を表示言語として設定できる(詳細は後述)。
利用者は、リモコン装置1を操作することにより、カラオケ歌唱を希望する楽曲の選曲(予約)や、楽曲のキーやテンポの変更、或いはカラオケ演奏の音量調整等の指示入力を行うことができる。リモコン装置1は、これらの指示入力に応じた指示コマンドをカラオケ装置2に送信する。カラオケ装置2は、指示コマンドに基づく処理を実行する。
==リモコン装置==
(ハードウェア)
図2はリモコン装置1のハードウェア構成例を示す図である。リモコン装置1は、記憶部10、通信部11、表示部12、操作部13、集音部14、放音部15、及び制御部16を備える。各構成はインターフェース(図示なし)を介してバスBに接続されている。
[記憶部・通信部・表示部・操作部]
記憶部10は、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置である。記憶部10は、たとえば表示言語として設定可能な複数の言語に対応する文字データや文章データを記憶している。通信部11は、リモコン装置1とカラオケ装置2とを接続するためのインターフェースを提供する。表示部12は、楽曲の検索画面やテンポ・キーのコントロール用アイコン等、各種表示を行うための構成である。各種表示は、設定された表示言語により行われる。操作部13は、リモコン装置1に対して各種入力を行うための構成である。操作部13は、たとえば表示部12を用いたタッチパネルである。
[集音部]
集音部14は、カラオケ装置2が設置された場所(たとえばカラオケ店舗内のカラオケルーム)に居る利用者が発した音声を集音する。具体的に、集音部14はリモコン装置1に内蔵されたマイクである。集音部14は、リモコン装置1の電源投入後、利用者が発した音声を常時、集音する。
[放音部]
放音部15は、放音処理部200(後述)の制御に基づいて、所定の音声を放音する。具体的に、放音部15はリモコン装置1に内蔵されたスピーカやアンプである。
[制御部]
制御部16はリモコン装置1の制御を行う。制御部16は、CPUおよびメモリ(いずれも図示無し)を備える。CPUは、メモリに記憶されたプログラムを実行することにより各種の機能を実現する。
(ソフトウェア)
図3はリモコン装置1のソフトウェア構成例を示す図である。本実施形態において制御部16は、特定部100、放音処理部200、判定部300、及び設定部400として機能する。
[特定部]
特定部100は、集音部14により集音された利用者の会話音声を解析することにより、利用者の使用言語を特定する。
会話音声は、カラオケルーム等で利用者同士が行った話の内容を示す音声である。使用言語は、利用者が会話で用いた言語である。会話音声を解析し、その会話音声に用いられている使用言語を特定する方法は、公知の手法を用いることができる。
具体例として、カラオケ歌唱を行いたいと考えた訪日観光客である韓国人2名(日本語を理解できない利用者A及び利用者B)が、カラオケ装置2が設置されているカラオケルームに入室したとする。カラオケ装置2に付属するリモコン装置1は、日本語、英語、ポルトガル語、中国語、韓国語を表示言語として設定可能であり、電源投入時の表示言語として日本語が設定されているとする。
この場合、利用者A及び利用者Bは、リモコン装置1に表示された言語(日本語)を理解できないため、楽曲の予約操作等を行うことができない。従って、利用者A及び利用者Bは、どうやって操作を行うか相談したり、フロントに問い合わせを行う等、カラオケルーム内で何らかの会話を始める可能性が高い。集音部14は、このような利用者の会話音声を集音し、特定部100に出力する。特定部100は、出力された会話音声を解析することにより、利用者の使用言語が「韓国語」であることを特定することができる。特定部100は、特定した使用言語を示す情報を放音処理部200に出力する。なお、特定部100により使用言語を特定するタイミングや回数は特に限定されるものではない。一方、楽曲の予約等をスムーズに行うため、最初に使用言語を特定するタイミングは、リモコン装置1の電源投入後、所定時間(たとえば3分)とすることが好ましい。
[放音処理部]
放音処理部200は、特定された使用言語をリモコン装置1における表示言語として設定するかどうかを、当該使用言語を用いて利用者に確認する確認音声を、放音部15から放音する。
放音処理部200は、特定部100から出力された、特定した使用言語を示す情報に基づいて、確認音声の元となる確認音声信号を生成する。確認音声信号の生成は、音声合成等、公知の手法を用いることができる。放音処理部200は、生成した確認音声信号に基づく確認音声を、放音部15から放音する。
放音処理部200は、確認音声信号を生成する代わりに、予め記憶部10に記憶されたデジタル録音データに基づく確認音声を、放音部15から放音してもよい。デジタル録音データは、ある言語をリモコン装置1における表示言語として設定するかどうかを、当該ある言語を用いて利用者に確認するための音声を録音したデータである。記憶部10は、リモコン装置1で表示言語として設定可能な言語それぞれについて、デジタル録音データを記憶している。
上記例によれば、特定部100からは、特定した使用言語(韓国語)を示す情報が出力される。この場合、放音処理部200は、韓国語をリモコン装置1における表示言語として設定するかどうかを、韓国語を用いて利用者に確認する確認音声信号を生成し、当該確認音声信号に基づく確認音声(たとえば、「表示言語を韓国語に変更しますか?」という内容を示す韓国語による音声)を放音部15から放音する。
なお、特定された使用言語が表示言語と一致する場合、表示言語の設定を変更しなくとも利用者はリモコン装置1の操作を行うことが可能である。従って、放音処理部200は、特定された使用言語が、表示言語と異なる場合に確認音声を放音することが好ましい。
具体的に、放音処理部200は、特定された使用言語と、現在の表示言語との比較を行う。そして、それらの言語が異なる場合、放音処理部200は、放音部15から確認音声を放音する。
[判定部]
判定部300は、集音部14により集音された、確認音声に対する利用者からの回答音声を解析することにより、当該回答音声に、特定された使用言語が使用されているか否か、及び当該回答音声が、確認音声に対する肯定的な内容を含んでいるか否かを判定する。
回答音声を解析し、その回答音声に用いられている言語を特定する方法は、公知の手法を用いることができる。判定部300は、回答音声に用いられている言語と、特定部100により特定された使用言語とを比較し、一致する場合には「回答音声に、特定された使用言語が使用されている」と判定し、一致しない場合には「回答音声に、特定された使用言語が使用されていない」と判定する。
回答音声が、確認音声に対する肯定的な内容を含んでいるか否かの判定は様々な手法が可能である。たとえば、肯定的な内容(「はい」、「了解」、「そうしてください」等)を表示言語毎に、予め記憶部10に記憶しておく。判定部300は、回答音声を解析し、当該回答音声の中に、予め記憶しておいた肯定的な内容と同じ文言が含まれているかどうかを確認し、肯定的な内容と同じ文言を含んでいる場合には「回答音声が、確認音声に対する肯定的な内容を含んでいる」と判定し、肯定的な内容と同じ文言が含まれない場合には「回答音声が、確認音声に対する肯定的な内容を含んでいない」と判定する。
判定部300は、判定結果を設定部400に出力する。
上記例において、放音処理部200は、「表示言語を韓国語に変更しますか?」という確認音声を放音部15から放音したとする。この場合、カラオケルームに居る利用者は韓国人であるため韓国語の確認音声を理解できる。ここで、利用者Aが確認音声に対して韓国語で「はい」と答えたとする。集音部14は、利用者Aの回答音声を集音し、判定部300に出力する。
判定部300は、回答音声を解析し、当該回答音声に、特定された使用言語が使用されているか否かを判断する。上記例では、回答音声に特定された使用言語である韓国語が使用されている。
また、判定部300は、回答音声が、確認音声に対する肯定的な内容を含んでいるか否かを判定する。上記例の回答音声には、確認音声に対する肯定的な内容(「韓国語に変更しますか?」に対して「はい」)が含まれている。
判定部300は、「回答音声に、特定された使用言語が使用されている」及び「回答音声が、確認音声に対する肯定的な内容を含んでいる」という判定結果を設定部400に出力する。
なお、回答音声の集音は、確認音声の放音から所定時間(たとえば、5秒)以内としてもよい。この場合、集音部14が集音した音声が確認音声に対する回答音声であるかどうかをより正確に判断できる。
[設定部]
設定部400は、リモコン装置1における表示言語を設定する。たとえば、設定部400は、リモコン装置1の電源投入時に、予め決定されている一の言語を表示言語として設定する。
また、本実施形態に係る設定部400は、回答音声において特定された使用言語が使用されており、且つ当該回答音声が、確認音声に対する肯定的な内容を含んでいると判定された場合、当該使用言語を表示言語として設定する。
上記例においては、回答音声に特定された使用言語である韓国語が使用されており、且つ回答音声が、確認音声に対する肯定的な内容を含んでいる。この場合、利用者は韓国語を使用し、且つ表示言語を韓国語にしたいと考えている。よって、設定部400は、表示言語を韓国語に設定する(日本語から韓国語に変更する)。
==リモコン装置における処理について==
次に、図4を参照して本実施形態に係るリモコン装置1における処理について述べる。図4は、リモコン装置1における処理例を示すフローチャートである。この例では、リモコン装置1の表示言語として日本語が設定されているとする。
リモコン装置1の電源投入後、集音部14は、カラオケルームに入室した利用者の会話音声を集音する(会話音声の集音。ステップ10)。
特定部100は、ステップ10で集音された会話音声を解析することにより、利用者の使用言語を特定する(使用言語の特定。ステップ11)。
放音処理部200は、ステップ11で特定された使用言語が、表示言語(日本語)と異なるかどうかを判別する。
ステップ11で特定された使用言語が表示言語と異なる場合(ステップ12でYの場合)、放音処理部200は、ステップ11で特定された使用言語をリモコン装置1における表示言語として設定するかどうかを、当該使用言語を用いて利用者に確認する確認音声を、放音部15から放音する(確認音声の放音。ステップ13)。利用者は、この確認音声に対して何らかの回答音声を発したとする。
集音部14は、確認音声に対する利用者からの回答音声を集音する(回答音声の集音。ステップ14)。
判定部300は、ステップ14で集音された回答音声を解析することにより、当該回答音声に、特定された使用言語が使用されているか否か、及び当該回答音声が、確認音声に対する肯定的な内容を含んでいるか否かを判定する(回答音声の判定。ステップ15)。
回答音声に、特定された使用言語が使用されていると判定された場合(ステップ16でYの場合)、且つ当該回答音声が、確認音声に対する肯定的な内容を含んでいると判定された場合(ステップ17でYの場合)、設定部400は、ステップ11で特定された使用言語を表示言語として設定する(特定された使用言語を表示言語として設定。ステップ18)。
利用者の使用言語を表示言語として設定するためには、リモコン装置1(カラオケ装置2)の利用開始時に、ステップ10〜18の処理を少なくとも一回行えばよい。一方、リモコン装置1は、カラオケ装置2の利用を終了するまで、所定のタイミングでステップ10〜18の処理を繰り返し行ってもよい。
このように、本実施形態に係るリモコン装置1は、カラオケ装置2と通信可能であって、カラオケ装置2が設置された場所に居る利用者が発した音声を集音する集音部14と、所定の音声を放音する放音部15と、リモコン装置1の制御を行う制御部16と、を有する。制御部16は、集音部14により集音された利用者の会話音声を解析することにより、利用者の使用言語を特定する特定部100と、特定された使用言語をリモコン装置1における表示言語として設定するかどうかを、当該使用言語を用いて利用者に確認する確認音声を、放音部15から放音する放音処理部200と、集音部14により集音された、確認音声に対する利用者からの回答音声を解析することにより、当該回答音声に、特定された使用言語が使用されているか否か、及び当該回答音声が、確認音声に対する肯定的な内容を含んでいるか否かを判定する判定部300と、回答音声において特定された使用言語が使用されており、且つ当該回答音声が、確認音声に対する肯定的な内容を含んでいると判定された場合、当該使用言語を表示言語として設定する設定部400と、して機能する。
このようなリモコン装置1によれば、利用者が会話をするだけで表示言語の設定要否の確認(確認音声の放音)が行われる。そして、利用者が確認音声に対して回答するだけで、リモコン装置1の表示言語が、当該利用者が理解可能な言語で自動的に設定される。すなわち、本実施形態に係るリモコン装置1によれば、利用者自らが任意の言語を選択しなくとも、表示言語として当該利用者が理解できる言語を設定できる。
また、本実施形態に係るリモコン装置1の設定部400は、リモコン装置1の電源投入時に、予め決定されている一の言語を表示言語として設定し、放音処理部200は、特定された使用言語が、表示言語と異なる場合に確認音声を放音する。
現時点での表示言語が、特定された使用言語と一致する場合には、表示言語の設定を行わなくとも利用者はリモコン装置1の使用が可能である。そこで、本実施形態に係るリモコン装置1によれば、特定された使用言語が表示言語と異なる場合にのみ、放音処理部200が確認音声を放音することで、必要な場合にのみ表示言語の設定要否の確認を行うことが可能となる。
<その他>
上記実施形態のリモコン装置1において、設定部400は、英語を含む複数の言語の中から一の言語を表示言語として設定可能であり、放音処理部200は、特定された使用言語が、複数の言語のいずれとも一致しなかった場合、英語を表示言語として設定するか否かを、英語を用いて利用者に確認する確認音声を放音することが可能である。
たとえば、リモコン装置1が、日本語、英語、ポルトガル語、中国語、韓国語を表示言語として設定可能であるとする。一方、利用者の中にはロシア語、ドイツ語、フランス語等を使用言語とする者もいる可能性がある。このような利用者がリモコン装置1を利用する場合、使用言語を特定したとしても当該使用言語を表示言語として設定することができない。一方、英語であれば外国人の多くが理解できる可能性が高い。
そこで、放音処理部200は、特定された使用言語が、リモコン装置1が表示言語として設定可能な言語と一致するかどうかを判断する。そして、設定可能な言語のいずれとも一致しないと判断した場合、放音処理部200は、英語を表示言語として設定するか否かを、英語を用いて利用者に確認する確認音声を放音する。
このように、確認音声を英語で放音することにより、リモコン装置1が表示言語として設定可能な言語を使用言語としない利用者であっても、表示言語を英語として設定することが可能となる。よって、日本語や中国語のような表示言語で表示される場合に比べ、リモコン装置1を使用し易くなる。
また、上記実施形態のリモコン装置1において、設定部400は、英語を含む複数の言語の中から一の言語を表示言語として設定可能であり、放音処理部200は、使用言語として2以上の言語が特定された場合、英語を表示言語として設定するか否かを、英語を用いて利用者に確認する確認音声を放音することが可能である。
たとえば、リモコン装置1が、日本語、英語、ポルトガル語、中国語、韓国語を表示言語として設定可能であるとする。ここで、韓国語を使用言語とする利用者グループと中国語を使用言語とする利用者グループで一緒にカラオケ歌唱を行う場合等、異なる言語を使用言語とする利用者同士でリモコン装置1を使用することもありうる。
この場合に、一方の利用者グループの使用言語を表示言語として設定してしまうと、他の利用者グループは表示言語を理解することができない。一方、英語であれば日本人、及び外国人の多くが理解できる可能性が高い。
そこで、放音処理部200は、特定された使用言語が、2以上の言語を含むかどうかを判断する。そして、2以上の言語を含むと判断した場合、放音処理部200は、英語を表示言語として設定するか否かを、英語を用いて利用者に確認する確認音声を放音する。
このように、確認音声を英語で放音することにより、異なる使用言語を持つ利用者同士であってもリモコン装置1の操作を容易に行うことが可能となる。
また、上記実施形態のリモコン装置1において、制御部16は、カラオケ装置2によるカラオケ演奏中は会話音声の集音を停止するよう集音部14を制御する構成としてもよい。このような構成により、表示言語が誤って設定されることを防止できる。具体例として、日本人の利用者が世界的に大ヒットした楽曲を英語で歌唱した場合に英語が使用言語として特定され、英語で確認音声が放音され、偶然利用者が歌唱した英語の歌詞の中の肯定的な単語が回答音声として集音された場合や、アメリカ人観光客の利用者が海外でも人気のある日本のアニメの主題歌を日本語で歌唱した場合に日本語が使用言語として特定され、日本語で確認音声が放音され、偶然利用者が歌唱した日本語の歌詞の中の肯定的な単語が回答音声として集音された場合であっても、表示言語が誤って設定されることはない。
上記実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。上記の構成は、適宜組み合わせて実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 リモコン装置
2 カラオケ装置
14 集音部
15 放音部
16 制御部
100 特定部
200 放音処理部
300 判定部
400 設定部

Claims (5)

  1. カラオケ装置と通信可能なリモコン装置であって、
    前記カラオケ装置が設置された場所に居る利用者が発した音声を集音する集音部と、
    所定の音声を放音する放音部と、
    前記リモコン装置の制御を行う制御部と、
    を有し、
    前記制御部は、
    前記集音部により集音された前記利用者の会話音声を解析することにより、前記利用者の使用言語を特定する特定部と、
    特定された前記使用言語を前記リモコン装置における表示言語として設定するかどうかを、当該使用言語を用いて前記利用者に確認する確認音声を、前記放音部から放音する放音処理部と、
    前記集音部により集音された、前記確認音声に対する前記利用者からの回答音声を解析することにより、当該回答音声に、特定された前記使用言語が使用されているか否か、及び当該回答音声が、前記確認音声に対する肯定的な内容を含んでいるか否かを判定する判定部と、
    前記回答音声において特定された前記使用言語が使用されており、且つ当該回答音声が、前記確認音声に対する肯定的な内容を含んでいると判定された場合、当該使用言語を前記表示言語として設定する設定部と、
    して機能するリモコン装置。
  2. 前記設定部は、前記リモコン装置の電源投入時に、予め決定されている一の言語を前記表示言語として設定し、
    前記放音処理部は、特定された前記使用言語が、前記表示言語と異なる場合に前記確認音声を放音することを特徴とする請求項1に記載のカラオケのリモコン装置。
  3. 前記設定部は、英語を含む複数の言語の中から一の言語を前記表示言語として設定可能であり、
    前記放音処理部は、特定された前記使用言語が、前記複数の言語のいずれとも一致しなかった場合、英語を前記表示言語として設定するか否かを、英語を用いて利用者に確認する確認音声を放音することを特徴とする請求項1または2に記載のカラオケのリモコン装置。
  4. 前記設定部は、英語を含む複数の言語の中から一の言語を前記表示言語として設定可能であり、
    前記放音処理部は、前記使用言語として2以上の言語が特定された場合、英語を前記表示言語として設定するか否かを、英語を用いて利用者に確認する確認音声を放音することを特徴とする請求項1から3のいずれか一つに記載のカラオケのリモコン装置。
  5. 前記制御部は、前記カラオケ装置によるカラオケ演奏中は集音を停止するよう前記集音部を制御することを特徴とする請求項1から4のいずれか一つに記載のカラオケのリモコン装置。
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