JP6643187B2 - カラオケ装置 - Google Patents

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本発明はカラオケ装置に関する。
カラオケ歌唱によって消費されるカロリーを利用者に対して提示する技術は様々なものが存在する。
たとえば、特許文献1には、利用者が選択した楽曲のカラオケ歌唱を行う前に、当該楽曲を歌唱した際に消費されると予想される標準的なカロリー(以下、「標準カロリー」という場合がある)を提示する技術が開示されている。
また、特許文献2には、マイクロホンからの歌唱入力音量に基づいて、実際の歌唱により消費されたカロリー(以下、「歌唱カロリー」という場合がある)を提示する技術が開示されている。
特開2000−163080号公報 特開2000−029479号公報
しかし、特許文献1及び特許文献2の技術では、カラオケ演奏中のある時点において、どれくらいカロリーが消費されているかを把握することができない。
従って、歌唱の仕方によっては、実際の歌唱カロリーが予想される標準カロリーよりも少ない場合(或いは多い場合)がありうる。
本発明の目的は、利用者に対して適当なカロリー消費を促すことが可能なカラオケ装置を提供することにある。
上記目的を達成するための主たる発明は、利用者が選択した楽曲の演奏を行うカラオケ装置であって、選択された楽曲の演奏中の所定タイミングにおいて、その時点までの歌唱により得られた歌唱データに基づいて、当該歌唱により実際に消費された歌唱カロリーを算出する歌唱カロリー算出部と、選択された前記楽曲の楽曲データに基づいて、前記所定タイミングまでの歌唱により消費されると予想される標準カロリーを算出する標準カロリー算出部と、算出された前記歌唱カロリーと、算出された前記標準カロリーとを比較する比較部と、前記比較結果に応じて、マイクのボリュームを調整するマイクボリューム制御部と、を有するカラオケ装置である。
本発明の他の特徴については、後述する明細書及び図面の記載により明らかにする。
本発明によれば、利用者に対して適当なカロリー消費を促すことができる。
第1実施形態に係るカラオケ装置の概略を示す図である。 第1実施形態に係るカラオケ本体のハードウェア構成例を示す図である。 第1実施形態に係るカラオケ本体のソフトウェア構成例を示す図である。 第1実施形態に係るマイクボリューム制御部で用いるテーブルを模式的に示した図である。 第1実施形態に係るカラオケ装置の処理を示すフローチャートである。 第2実施形態に係るカラオケ本体のソフトウェア構成例を示す図である。 第2実施形態に係るカラオケ装置の処理を示すフローチャートである。
後述する明細書及び図面の記載から、上記の主たる発明の他、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
すなわち、前記標準カロリー算出部は、選択された前記楽曲全てを歌唱した場合に消費されると予想される全体標準カロリーを算出し、割合算出部は、選択された前記楽曲を歌唱することにより前記利用者が消費したいと考える目標カロリーに対する前記全体標準カロリーの割合を算出し、前記比較部は、算出された前記歌唱カロリーと、算出された前記割合を乗じた前記標準カロリーとを比較するカラオケ装置が明らかとなる。
このようなカラオケ装置によれば、利用者が目標とするカロリー消費を促すことが可能となる。
また、前記マイクボリューム制御部は、前記歌唱カロリーが前記標準カロリーよりも少ないという比較結果が得られた場合、前記マイクのボリュームを下げる制御を行うカラオケ装置が明らかとなる。
このようなカラオケ装置によれば、ある時点までの歌唱により実際に消費された歌唱カロリーが少ない場合に、より適切なカロリー消費を促すことができる。
また、前記マイクボリューム制御部は、前記マイクボリュームが所定値よりも下げられている状態において、前記楽曲のサビ部分が演奏される際には、前記マイクボリュームを上げる制御を行うカラオケ装置が明らかとなる。
このようなカラオケ装置によれば、利用者に対して、より適切なカロリー消費を促すことができる。
<第1実施形態>
図1〜図5を参照して、第1実施形態に係るカラオケ装置1について説明する。
==カラオケ装置==
(ハードウェア構成)
カラオケ装置1は、利用者が選択した楽曲のカラオケ演奏及び利用者が歌唱を行うための装置である。図1に示すように、カラオケ装置1は、カラオケ本体10、スピーカ20、表示装置30、マイク40、及びリモコン装置50を備える。
カラオケ本体10は、予約登録された楽曲の演奏制御、歌詞や背景映像等の表示制御、マイク40を通じて入力された歌唱音声信号の処理といった、カラオケ歌唱に関する各種の制御を行う。図2はカラオケ本体10のハードウェア構成例を示す図である。カラオケ本体10は、制御部11、通信部12、記憶部13、音響処理部14、表示処理部15及び操作部16を備える。各構成はインターフェース(図示なし)を介してバスBに接続されている。
制御部11は、CPU11aおよびメモリ11bを備える。CPU11aは、メモリ11bに記憶された動作プログラムを実行することにより各種の制御機能を実現する。メモリ11bは、CPU11aに実行されるプログラムを記憶したり、プログラムの実行時に各種情報を一時的に記憶したりする記憶装置である。
通信部12は、ルーター(図示なし)を介してカラオケ本体10を通信回線に接続するためのインタフェースを提供する。
記憶部13は、各種のデータを記憶する大容量の記憶装置であり、たとえばハードディスクドライブなどである。
記憶部13は、複数の楽曲データを記憶する。楽曲データは、カラオケ装置1によりカラオケ演奏を行うためのデータである。楽曲データは、楽曲の旋律及び伴奏を構成する複数の音符の時系列の集合である。音符は、音量情報及び持続時間情報を含む。カラオケ装置1が楽曲データに基づいて楽曲を演奏することにより、利用者はカラオケの歌唱が可能となる。楽曲データは、楽曲毎に所定のID(楽曲ID)が付与されている。
音響処理部14は、制御部11の制御に基づき、カラオケ楽曲に対する演奏の制御およびマイク40を通じて入力された音声信号の処理を行う。音響処理部14は、たとえばMIDI音源、ミキサ、アンプ(いずれも図示なし)を含む。MIDI音源は、楽曲データに基づいて楽音信号を生成する。ミキサは、当該音楽信号およびマイク40から出力される音声信号を適当な比率でミキシングしてアンプに出力する。アンプは、ミキサからのミキシング信号を増幅し、放音信号としてスピーカ20へ出力する。これにより、スピーカ20からは放音信号に基づくカラオケ演奏音およびマイク40からの歌唱音声が放音される。
表示処理部15は、制御部11の制御に基づき、表示装置30における各種表示に関する処理を行う。たとえば、表示処理部15は、カラオケ演奏時における背景映像に歌詞テロップや各種アイコンが重ねられた映像を表示装置30に表示させる。
操作部16は、パネルスイッチおよびリモコン受信回路などからなり、利用者によるカラオケ装置1のパネルスイッチあるいはリモコン装置50の操作に応じて予約信号、演奏中止信号などの操作信号を制御部11に対して出力する。制御部11は、操作部16からの操作信号を検出し、対応する処理を実行する。
スピーカ20はカラオケ本体10からの放音信号に基づいて放音するための構成である。表示装置30はカラオケ本体10からの信号に基づいて映像や画像を画面に表示するための構成である。マイク40は利用者の音声(歌唱音声)をアナログの音声信号に変換してカラオケ本体10に入力するための構成である。
リモコン装置50は、カラオケ本体10に対する各種操作をおこなうための装置である。利用者はリモコン装置50を用いて楽曲の予約等を行うことができる。リモコン装置50のディスプレイには各種操作の指示入力を行うためのGUIが表示される。
(カラオケ本体のソフトウェア構成)
図3はカラオケ本体10のソフトウェア構成例を示す図である。カラオケ本体10は、歌唱カロリー算出部100、標準カロリー算出部200、比較部300及びマイクボリューム制御部400を備える。歌唱カロリー算出部100、標準カロリー算出部200、比較部300及びマイクボリューム制御部400は、CPU11aがメモリ11bに記憶されるプログラムを実行することにより実現される。
[歌唱カロリー算出部]
歌唱カロリー算出部100は、選択された楽曲の演奏中の所定タイミングにおいて、その時点までの歌唱により得られた歌唱データに基づいて、当該歌唱により実際に消費された歌唱カロリーを算出する。
所定タイミングは、楽曲の演奏区間において予め設定された任意のタイミングである。例として、楽曲Xが、1番(Aメロ(1)、Bメロ(1)、サビ(1))、2番(Aメロ(2)、Bメロ(2)、サビ(2))、3番(Bメロ(3)、サビ(3)、サビ(4))から構成されているとする。この場合、たとえば1番の演奏が終了した時点を所定のタイミングとすることができる。
歌唱カロリーの算出は、公知の技術を応用することができる。たとえば、歌唱カロリー算出部100は、演奏開始から1番の演奏が終了するまでにマイク40から入力される歌唱入力音声を所定の時間間隔でサンプリングし、得られた歌唱入力音声を積算した値を求める。そして、歌唱カロリー算出部100は、積算した値を特許文献2に開示された所定のアルゴリズムに従って、演奏開始から1番の演奏が終了するまでに実際に消費された歌唱カロリーに換算する。歌唱カロリー算出部100は、算出した歌唱カロリーを比較部300に出力する。
[標準カロリー算出部]
標準カロリー算出部200は、選択された楽曲の楽曲データに基づいて、所定タイミングまでの歌唱により消費されると予想される標準カロリーを算出する。
標準カロリーの算出は、公知の技術を応用することができる。たとえば、標準カロリー算出部200は、選択された楽曲の楽曲データのうち、演奏開始から1番の演奏が終了するまでに含まれる音符毎に音量情報と持続時間情報の積に相関した音符積分値を求め、それらの音符積分値を積算することで標準カロリーを算出する(詳細は、特許文献1に記載されている処理を援用する)。標準カロリー算出部200は、算出した標準カロリーを比較部300に出力する。
[比較部]
比較部300は、歌唱カロリー算出部100によって算出された歌唱カロリーと、標準カロリー算出部200によって算出された標準カロリーとを比較する。
たとえば、比較部300に入力された歌唱カロリーの値が100cal、標準カロリーが150calであったとする。この場合、比較部300は、歌唱カロリーが50cal少ないという結果(比較結果)をマイクボリューム制御部400に出力する。この場合、標準カロリーの方が実際の歌唱カロリーよりも大きいため、実際の歌唱では十分なカロリー消費が行われていないと判断できる。
[マイクボリューム制御部]
マイクボリューム制御部400は、比較部300による比較結果に応じて、マイクのボリュームを調整する。
たとえば、マイクボリューム制御部400は、歌唱カロリーが標準カロリーよりも少ないという比較結果が得られた場合、マイク40のボリュームを下げる制御を行う。
マイクのボリューム制御は、たとえば、マイク40から入力される音声信号を音響処理部14に出力する際の出力値を調整することにより行うことができる。或いは、音響処理部14のミキサにおいて楽音信号と音声信号をミキシングする際に、音声信号の比率を調整することにより行うことでもよい。
マイクボリュームを調整する値は、予め所定のテーブルが設定されている。テーブルはたとえば記憶部13に記憶されている。図4はテーブルの一例を示す。たとえば、上述のように標準カロリーよりも歌唱カロリーが50cal少ない場合、マイクボリューム制御部400は、図4に示すテーブルに基づいて、マイク40のボリュームをデフォルト値(たとえば100)よりも20下げる。
一方、標準カロリーよりも歌唱カロリーが多いという比較結果が得られた場合、マイクボリューム制御部400は、マイク40のボリュームを上げる制御を行うことも可能である。或いは、標準カロリーよりも歌唱カロリーの方が多い場合、少なくともその時点では十分なカロリー消費が出来ていると考えることもできる。従って、標準カロリーよりも歌唱カロリーの方が多い場合(図4において、γが0よりプラス方向に大きい場合)、マイクボリューム制御部400は、ボリューム制御を行わないとすることも可能である。
なお、上記例では、所定のタイミングとして一のタイミング(1番の演奏が終了した時点)の例で説明したがこれに限られない。一の楽曲中で複数の時点を所定のタイミングとしてもよい(すなわち、所定のタイミングは複数あってもよい)。たとえば、上記例において、各サビの演奏が終了した時点を所定のタイミングとすることも可能である。この場合、歌唱カロリー算出部100は、演奏開始〜サビ(1)の演奏終了時点、Aメロ(2)の演奏開始〜サビ(2)の演奏終了時点、Bメロ(3)の演奏開示〜サビ(3)の演奏終了時点、サビ(4)の演奏開始〜サビ(4)の演奏終了時点それぞれにおいて、歌唱により得られた歌唱データに基づいて、当該歌唱により実際に消費された歌唱カロリーを算出する。
標準カロリー算出部200は、演奏開始〜サビ(1)の演奏終了時点、Aメロ(2)の演奏開始〜サビ(2)の演奏終了時点、Bメロ(3)の演奏開示〜サビ(3)の演奏終了時点、サビ(4)の演奏開始〜サビ(4)の演奏終了時点それぞれにおいて、歌唱により消費されると予想される標準カロリーを算出する。
比較部300は、各所定のタイミングで、歌唱カロリー算出部100によって算出された歌唱カロリーと、標準カロリー算出部200によって算出された標準カロリーとを比較する。
マイクボリューム制御部400は、比較部300による比較結果に応じて、Aメロ(2)の演奏開始時には、演奏開始〜サビ(1)の演奏終了時点までの歌唱カロリー及び標準カロリーの比較結果に基づいてマイク40のボリュームを調整し、Bメロ(3)の演奏開示時には、Aメロ(2)の演奏開始〜サビ(2)の演奏終了時点までの歌唱カロリー及び標準カロリーの比較結果に基づいてマイク40のボリュームを調整し、サビ(4)の演奏開始時には、Bメロ(3)の演奏開示〜サビ(3)の演奏終了時点までの歌唱カロリー及び標準カロリーの比較結果に基づいてマイク40のボリュームを調整する。
このように複数のタイミングでマイク40のボリューム調整を行うことにより、歌唱カロリーを標準カロリーにより近づけやすくなる。すなわち、利用者に対して適切なカロリー消費を促すことに繋がる。
==カラオケ装置1の動作について==
次に、図5を参照して本実施形態におけるカラオケ装置1の動作の具体例について述べる。図5は、カラオケ装置1の動作例を示すフローチャートである。この例では、利用者がリモコン装置50等を介して、予めマイクボリュームを調整する専用のモードを選択しているとする。また、楽曲の1番の演奏が終了する時点が所定のタイミングとして予め設定されているとする。
利用者は、リモコン装置50を介し、歌唱を希望する楽曲Xを選択する。リモコン装置50は、利用者が選択した楽曲Xに対応する楽曲IDをカラオケ本体10に送信する。カラオケ本体10は、楽曲Xのカラオケ演奏を行う(楽曲の演奏。ステップ10)。利用者は、カラオケ演奏に合わせて楽曲Xの歌唱を行う(楽曲の歌唱。ステップ11)。
楽曲Xの1番の演奏が終了した場合、歌唱カロリー算出部100は、その時点までの歌唱により得られた歌唱データに基づいて、歌唱カロリーαを算出する(歌唱カロリーの算出。ステップ12)。歌唱カロリー算出部100は、算出した歌唱カロリーαを比較部300に出力する。
また、楽曲Xの1番の演奏が終了した場合、標準カロリー算出部200は、楽曲Xの楽曲データに基づいて、その時点までの歌唱により消費されると予想される標準カロリーβを算出する(標準カロリーの算出。ステップ13)。標準カロリー算出部200は、算出した標準カロリーβを比較部300に出力する。ステップ12及びステップ13は、逆の順番で行ってもよいし、同時に行ってもよい。
比較部300は、ステップ12で算出された歌唱カロリーαと、ステップ13で算出された標準カロリーβとを比較し、歌唱カロリーαと標準カロリーβとの差分γを求める(カロリーの比較。ステップ14)。
マイクボリューム制御部400は、ステップ14の比較結果に応じて、マイクのボリュームを調整する(マイクボリュームの調整。ステップ15)。
このように、本実施形態に係るカラオケ装置1によれば、所定のタイミングにおける歌唱カロリーと標準カロリーとの比較結果に応じて、マイク40のボリュームを調整することにより、利用者に対して適当なカロリー消費を促すことができる。たとえば、標準カロリーよりも歌唱カロリーが少ない場合、その時点では十分なカロリー消費が行えていない。そこで、マイクボリューム制御部400がマイクボリュームを下げることにより、利用者は自己の歌唱音声とカラオケ演奏との音量差を感じ易くなる(カラオケ演奏に比べて歌唱音声が聞き取りにくくなる)。この場合、利用者は歌唱音声を聞き取りやすくするために声量を上げる必要がある。このように声量を上げることによって、利用者のカロリー消費を促すことができる。
ところで、一般的にサビ部分のように、楽曲中でよく知られているパートについては、利用者の声量(歌唱音声)が大きくなる傾向にある。従って、仮に所定のタイミングにおける歌唱カロリーが標準カロリーよりも少なかったとしても、このようなパートについてはマイクボリュームを下げる必要はない。
そこで、マイクボリューム制御部400は、マイクボリュームが所定値よりも下げられている状態において、楽曲のサビ部分が演奏される際には、マイクボリュームを上げる制御を行ってもよい。所定値は、たとえば、マイクボリュームのデフォルト値である。
このようにマイクボリュームを制御することにより、利用者に対して、より適切なカロリー消費を促すことができる。
<第2実施形態>
図6及び図7を参照して、第2実施形態に係るカラオケ装置1について説明する。第1実施形態と同様の構成については詳細な説明を省略する。
利用者によっては、消費するカロリーの目標値を決めてカラオケ歌唱を行う場合もありうる。しかし、従来の技術では、利用者がカラオケ装置上で目標とする消費カロリーを設定することができない。また、目標とする消費カロリーと歌唱により実際に消費された歌唱カロリーとの差を考慮することができない。本実施形態では、利用者が目標とするカロリー消費を促すことが可能となるカラオケ装置について説明する。
(カラオケ本体のソフトウェア構成)
図6はカラオケ本体10のソフトウェア構成例を示す図である。カラオケ本体10は、歌唱カロリー算出部100、標準カロリー算出部200、比較部300、マイクボリューム制御部400及び割合算出部500を備える。歌唱カロリー算出部100、標準カロリー算出部200、比較部300、マイクボリューム制御部400及び割合算出部500は、CPU11aがメモリ11bに記憶されるプログラムを実行することにより実現される。
本実施形態に係る標準カロリー算出部200は、選択されたある楽曲全てを歌唱した場合に消費されると予想される全体標準カロリーを算出する。標準カロリー算出部200は、表示処理部15を制御し、算出した全体標準カロリーの値を表示装置50等に表示させることができる。
全体標準カロリーは、たとえば第1実施形態に示した楽曲XにおいてAメロ(1)からサビ(4)まで歌唱した場合に消費されると予想される値である。全体標準カロリーは、標準カロリー算出部200によって算出された値を予め楽曲データと関連付けて記憶しておくことでもよい。
割合算出部500は、選択された楽曲を歌唱することにより利用者が消費したいと考える目標カロリーに対する全体標準カロリーの割合を算出する。
たとえば、利用者は、リモコン装置50に表示された全体標準カロリーの値(10kcal)を参考に、目標とする値(目標カロリーの値:15kcal)を入力する。リモコン装置50は入力された値を割合算出部500に送信する。割合算出部500は、受信した目標カロリーに対する全体標準カロリーの割合(1.5)を算出し、比較部300に出力する。
本実施形態に係る比較部300は、歌唱カロリー算出部100によって算出された歌唱カロリーと、割合算出部500によって算出された割合を乗じた標準カロリーとを比較する。
上記例において、比較部300は、所定のタイミングにおいて算出された標準カロリーに割合算出部500によって算出された割合(1.5)を乗じ、当該所定のタイミングにおいて算出された歌唱カロリーとの比較を行う。
==カラオケ装置1の動作について==
次に、図7を参照して本実施形態におけるカラオケ装置1の動作の具体例について述べる。図7は、カラオケ装置1の動作例を示すフローチャートである。この例では、利用者がリモコン装置50等を介して、予めマイクボリュームを調整する専用のモードを選択しているとする。また、楽曲の1番の演奏が終了する時点が所定のタイミングとして予め設定されているとする。
利用者は、リモコン装置50を介し、歌唱を希望する楽曲Xを選択する。標準カロリー算出部200は、選択された楽曲X全てを歌唱した場合に消費されると予想される全体標準カロリーを算出する(全体標準カロリーの算出。ステップ20)。標準カロリー算出部200は、ステップ20で算出された全体標準カロリーの値をリモコン装置50に表示させる。
利用者は、全体標準カロリーの値を参照して、リモコン装置50を介し、楽曲Xを歌唱することにより消費したいと考える目標カロリーを設定する(目標カロリーの設定。ステップ21)。
割合算出部500は、ステップ21で設定された目標カロリーに対するステップ20で算出された全体標準カロリーの割合を算出する(割合の算出。ステップ22)。割合算出部500は、算出した割合を比較部300に出力する。
一方、リモコン装置50は、利用者が選択した楽曲Xに対応する楽曲IDをカラオケ本体10に送信する。カラオケ本体10は、楽曲Xのカラオケ演奏を行う(楽曲の演奏。ステップ23)。利用者は、カラオケ演奏に合わせて楽曲Xの歌唱を行う(楽曲の歌唱。ステップ24)。
楽曲Xの1番の演奏が終了した場合、歌唱カロリー算出部100は、その時点までの歌唱により得られた歌唱データに基づいて、歌唱カロリーαを算出する(歌唱カロリーの算出。ステップ25)。歌唱カロリー算出部100は、算出した歌唱カロリーαを比較部300に出力する。
また、楽曲Xの1番の演奏が終了した場合、標準カロリー算出部200は、楽曲Xの楽曲データに基づいて、その時点までの歌唱により消費されると予想される標準カロリーβを算出する(標準カロリーの算出。ステップ26)。
比較部300は、ステップ26で算出された標準カロリーβに対し、ステップ22で算出された割合を乗算し、標準カロリーβ´を求める(標準カロリーに割合を乗算。ステップ27)。そして、比較部300は、ステップ25で算出された歌唱カロリーαと、ステップ27で求めた標準カロリーβ´とを比較し、歌唱カロリーαと標準カロリーβ´との差分γ´を求める(カロリーの比較。ステップ28)。
マイクボリューム制御部400は、ステップ28の比較結果に応じて、マイクのボリュームを調整する(マイクボリュームの調整。ステップ29)。
このように、本実施形態に係るカラオケ装置1によれば、利用者が消費したいと考える目標カロリーの値を加味しつつ、所定のタイミングにおける歌唱カロリーと標準カロリーとの比較結果に応じて、マイク40のボリュームを調整することにより、利用者が目標とするカロリー消費を促すことができる。
上記実施形態等は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定するものではない。上記の構成は、適宜組み合わせて実施することが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。上記実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
1 カラオケ装置
10 カラオケ本体
100 歌唱カロリー算出部
200 標準カロリー算出部
300 比較部
400 マイクボリューム制御部


Claims (4)

  1. 利用者が選択した楽曲の演奏を行うカラオケ装置であって、
    選択された楽曲の演奏中の所定タイミングにおいて、その時点までの歌唱により得られた歌唱データに基づいて、当該歌唱により実際に消費された歌唱カロリーを算出する歌唱カロリー算出部と、
    選択された前記楽曲の楽曲データに基づいて、前記所定タイミングまでの歌唱により消費されると予想される標準カロリーを算出する標準カロリー算出部と、
    算出された前記歌唱カロリーと、算出された前記標準カロリーとを比較する比較部と、
    前記比較結果に応じて、マイクのボリュームを調整するマイクボリューム制御部と、
    を有することを特徴とするカラオケ装置。
  2. 前記標準カロリー算出部は、前記楽曲全てを歌唱した場合に消費されると予想される全体標準カロリーを算出し、
    割合算出部は、選択された前記楽曲を歌唱することにより前記利用者が消費したいと考える目標カロリーに対する前記全体標準カロリーの割合を算出し、
    前記比較部は、算出された前記歌唱カロリーと、算出された前記割合を乗じた前記標準カロリーとを比較することを特徴とする請求項1記載のカラオケ装置。
  3. 前記マイクボリューム制御部は、前記歌唱カロリーが前記標準カロリーよりも少ないという比較結果が得られた場合、前記マイクのボリュームを下げる制御を行う請求項1または2記載のカラオケ装置。
  4. 前記マイクボリューム制御部は、前記マイクボリュームが所定値よりも下げられている状態において、前記楽曲のサビ部分が演奏される際には、前記マイクボリュームを上げる制御を行うことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載のカラオケ装置。
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