JP2020003478A5 - - Google Patents

Claims (14)

1. 位置決めアセンブリであって、
   長手方向に延びる第１のガイドレールを備えるベース部分と、
   装置を保持するためのホルダ部分であって、長手方向に延びる第２のガイドレールを備える、ホルダ部分と、
   第１のガイドレールと第２のガイドレールとの各々の上でスライドするように構成されたスライドリンクであって、ベース部分とホルダ部分とが、互いに平行に配置されるとともに、スライドリンクを介して接続されている、スライドリンクと、 ベース部分に取り付けられ、かつスライドリンクに結合された移動機構と、
   スライドリンクをベース部分に対して長手方向に移動させるように移動機構を駆動するためのモータと
   を含み、
   位置決めアセンブリが、ベース部分に対するホルダ部分の位置を、後退位置と延長位置との間で、長手方向に延びる直線移動軸に沿って調整するように構成されており、
   結合構成は、ホルダ部分をベース部分に移動可能に結合しており、
   この結合構成は、
   （ｉ）ベース部分に設けられた第１の要素であって、長手方向にベース部分に設けられた第１の直線駆動表面であって、横断方向に向いた第１の直線駆動表面である第１の要素と、
   （ｉｉ）ホルダ部分に設けられた第２の要素であって、長手方向にホルダ部分に設けられた第２の直線駆動表面であって、第１の直線駆動表面に向いた第２の直線駆動表面である第２の要素と、
   （ｉｉｉ）スライドリンクに設けられた第３の要素であって、第３の要素が、横断方向および長手方向に垂直な方向において、回転軸を有するスライドリンクに設けられた少なくとも１つの駆動ホイールであって、ベース部分の第１の直線駆動表面とホルダ部分の第２の直線駆動表面とに外周の駆動表面が同時に係合するように、配置された少なくとも１つの駆動ホイールによって形成されている、第３の要素と、
   を有し、
   結合構成の第１の要素と、第２の要素と、第３の要素とは、互いに係合するように構成されており、それにより、１つの方向におけるベース部分に対するスライドリンクの直線移動が、同じ直線方向におけるスライドリンクに対するホルダ部分の直線移動を生じさせるようになっている、位置決めアセンブリ。
2. 少なくとも１つの駆動ホイールが、歯が形成されたホイールであり、第１の直線駆動表面および第２の直線駆動表面が、歯が形成されたホイールと噛み合って係合するための、対応する刻み目のあるプロファイルを有している、請求項１に記載の位置決めアセンブリ。
3. 結合要素の第３の要素が、２つ以上の長手方向に離間した駆動ホイールによって形成されており、
   駆動ホイールの各ホイールが、第１の直線駆動表面および第２の直線駆動表面と係合する外周の駆動表面を有している、請求項１に記載の位置決めアセンブリ。
4. 少なくとも１つの駆動ホイールの外周の駆動表面と、第１の直線駆動表面および第２の直線駆動表面とが、互いに摩擦で係合するために構成された摩擦駆動表面である、請求項１に記載の位置決めアセンブリ。
5. 位置決めアセンブリであって、
   長手方向に延びる第１のガイドレールを備えるベース部分と、
   装置を保持するためのホルダ部分であって、長手方向に延びる第２のガイドレールを備える、ホルダ部分と、
   第１のガイドレールと第２のガイドレールとの各々の上でスライドするように構成されたスライドリンクであって、ベース部分とホルダ部分とが、互いに平行に配置されるとともに、スライドリンクを介して接続されている、スライドリンクと、
   ベース部分に取り付けられ、かつスライドリンクに結合された移動機構と、
   スライドリンクをベース部分に対して長手方向に移動させるように移動機構を駆動するためのモータと
   を含み、
   位置決めアセンブリが、ベース部分に対するホルダ部分の位置を、後退位置と延長位置との間で、長手方向に延びる直線移動軸に沿って調整するように構成されており、
   結合構成は、ホルダ部分をベース部分に移動可能に結合しており、
   この結合構成は、
   （ｉ） ベース部分に設けられた第１の要素であって、第１の要素が、ベース部分の第１の長手方向端部領域および第２の長手方向端部領域に配置された第１のプーリシーブおよび第２のプーリシーブを備え、プーリシーブが、垂直方向に延びる回転軸を有している、第１の要素と、
   （ｉｉ） ホルダ部分に設けられた第２の要素であって、第２の要素は、ベルト要素であり、ベルト要素が、ホルダ部分に固定して取り付けられている第１の端部および第２の端部を有する、第２の要素と、
   （ｉｉｉ） スライドリンクに設けられた第３の要素であって、第３の要素は、スライドリンクに設けられるとともに、長手方向に互いから離間した第３のプーリシーブと第４のプーリシーブとを備え、ベルト要素の第１の端部と第２の端部との間において、ベルト要素が、スライドリンクの第３のプーリシーブ、次いでベース部分の第１のプーリシーブ、次いでベース部分の第２のプーリシーブ、次に、スライドリンクの第４のプーリシーブの周りに巻かれている、第３の要素と
   を有し、
   結合構成の第１の要素と、第２の要素と、第３の要素とは、互いに係合するように構成されており、それにより、１つの方向におけるベース部分に対するスライドリンクの直線移動が、同じ直線方向におけるスライドリンクに対するホルダ部分の直線移動を生じさせるようになっている、位置決めアセンブリ。
6. ベース部分が、ベース部分の第１の長手方向端部と第２の長手方向端部とにそれぞれ近接する第１の端部領域と第２の端部領域とを有し、
   後退位置にある場合において、
   スライドリンクが、ベース部分の第１の端部領域に配置され、
   延長位置にある場合において、スライドリンクが、延長位置のベース部分の第２の端部領域に配置され、
   ホルダ部分が、ホルダ部分の第１の長手方向端部と第２の長手方向端部とにそれぞれ近接する第１の端部領域と第２の端部領域とを有し、
   後退位置にある場合において、スライドリンクが、ホルダ部分の第２の端部領域に配置され、延長位置にある場合において、スライドリンクが、ホルダ部分の第１の端部領域に配置される、請求項１または５に記載の位置決めアセンブリ。
7. 移動機構が、モータの出力シャフトに結合されたリードスクリュを備え、リードスクリュが、回転軸が長手方向に延びた状態で、ベース部分に回転可能に取り付けられており、スライドリンクが、リードスクリュが係合するネジ穴が設けられた取付け部分を有しており、それにより、リードスクリュの回転が、スライドリンクの直線移動を生じさせるようになっている、請求項１または５に記載の位置決めアセンブリ。
8. 取付け部分が、ボールナットとして機能し、リードスクリュとネジ穴との対向するネジ部によって形成された軌道上を通るボールを再循環させるための構成を備えている、請求項１または５に記載の位置決めアセンブリ。
9. 第１のプーリシーブと第２のプーリシーブとの一方が、モータの出力シャフトに結合されており、および従動プーリシーブであり、
   スライドリンクが、ベルト要素に結合されており、それにより、従動プーリシーブの回転が、スライドリンクの直線移動を生じさせるようになっている、請求項５に記載の位置決めアセンブリ。
10. ベルト要素が、ベルト、ケーブル、またはチェーンの１つによって形成されている、請求項５に記載の位置決めアセンブリ。
11. ベルト要素が、歯が形成されたベルトであり、ベース部分の第１のプーリシーブおよび第２のプーリシーブが、対応する歯が形成されたプロファイルを有している、請求項９に記載の位置決めアセンブリ。
12. 請求項１または５に記載の位置決めアセンブリを備えた実験機器であって、
    アセンブリのベース部分が、実験機器に固定され、実験機器が、アセンブリのホルダ部分に取り付けられている装置を有する、実験機器。
13. 実験機器が、液体取扱い装置である、請求項１２に記載の実験機器。
14. アセンブリのホルダ部分に取り付けられている装置は、ピペットである、請求項１２に記載の実験機器。