JP2020001832A - 回転搬送機構 - Google Patents
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Abstract
Description
最も簡単には、上流から箱を引き受けるベルトコンベアであって、中途にガイドが設けられ、ベルトの駆動によって箱がガイドに当たってコンベア上で箱が90°回転していく汎用機構が知られている。
上述した機構は極めて簡便に箱の向きを90°変えることができるものの、下流にて印字をおこなう工程等があると、品質を十分に保てない場合が出てくるという問題点があった。具体的には、上流から等間隔に整列された箱が回転機構に順次送り込まれても、箱が軽いとまたはベルトの移動速度が速いと、回転途中に箱が滑ったり一時的に停留したりして、等間隔かつ90°ちょうどの回転にならず、結果、印字が正確におこなえない、という問題点があった。
一方、吸着パッドやアームを用いてセンサによるフィードバックもかけながら精密制御することにより、正確な回転および等間隔配列を実現できるが、機構も複雑となって、実際のラインでは大きさやコストの面からの制約によって、導入しづらいという問題点があった。
載置面は、ベルトの走行方向に長手の平滑体であればよく、平板に限らず規則正しく凹凸がついた表面性状を有するものも含まれる。例えば、ボールローラが密に整然配置された載置面とすることができる。また、仕様の態様により、ベルトコンベアにより載置面が構成されていても良い(この場合、上空のベルト体と同方向に同速でベルトを移動させるのが好ましい)。
ベルト体は、回動軸が水平に配された所定幅の無端ベルトであることが好ましいが、オーバルトラックのような同一水平面上を回るベルトであってもよい。前者であれば押え体は上から回り込んで移送品を押さえ込み、後者であれば押え体は横から添うように回り込んで移送品を押さえ込むこととなる。また、複数の同型部品が連結して同一軌跡をたどるものもベルト体に含まれる。ベルト体の走行速度は一定速度とするほか、間欠駆動により走行する態様であっても良い。
押え体はベルト体の動きに伴って方向を変えうるが、押え方向とは、先端が押えつけをおこなっているときの方向であり、事実上載置面に垂直な方向すなわち鉛直方向をいう。
ガイド体は1箇所でなく、たとえば、走行方向の左右に分けて設けられていても良い。なお、ガイド体により移送品は載置面上で向きを変えるが、90°回転に限定されず、所望の角度に配向し直すことも可能である。
吸着体による吸着は必ずしも移送品を載置面から浮かす必要はなく、吸着ずれが起こらずガイド体により移送品が回転する吸着力であればよいものとする。したがって、ベルト体によって移送品が載置面上を搬送されるときの載置面上とは、載置面上空であってもよく、載置面に移送品が当接したままであってもよい。
吸着体はベルト体の動きに伴って方向を変えうるが、吸着方向とは、先端が吸着をおこなっているときの方向であり、事実上載置面に垂直な方向すなわち鉛直方向をいう。
すなわち、ベルト体は無端ベルトを採用し、吸着体の植設間隔を可変としてもよい。
また、移送品と載置面との摩擦力より移送品と吸着体先端との間に働く吸引力が大となる載置面としたこと、または、移送品と載置面との摩擦力より移送品と吸着体先端との間の吸引力が大となる吸引としてもよい。
また、前記一定位置を移送品重心からずらした位置としてもよい。
また、回転時に吸着体先端の吸着位置が前記一定位置からずれない吸着とする。
以下、実施の形態1を図面を参照しながら詳細に説明する。ここでは、上流の箱詰め工程を終えて等間隔に流れてくる直方体形状の箱を、下流の印字工程に送るまでに向きを90°かえる回転搬送機構について説明する。なお、箱の三辺は長さが異なり、長い順に、縦、横、高さとする。すなわち、上流から、高さ方向を上下面とし、横方向を進行方向として流れてくる箱を縦方向を進行方向に向きをかえて送り出す回転搬送機構について説明する。
押え棒14は、帯ベルト121の長手にそって等間隔に植設された筒状体である。その植設方向は帯ベルト121の法線方向外向きとしている(帯ベルト121が水平となっている部分では押え棒14は鉛直方向を向く)。また、押え棒14は、円柱様の軸柱141の先に先端部142が設けられた構成である。軸柱141は、軸方向に縮むことが可能であると共に内部にあるバネ(図示せず)によって元の長さに戻ろうとする復元力を発揮する二重筒構造である。先端部142は、軸柱141に対して円滑に軸回動する首振り可能な構造となっており、摩擦係数が大きいゴム皮膜に覆われている。
箱Bの高さに比べて押え棒14と無端ベルト111との間隔を若干狭くすることで、軸柱141のバネ力により適度な押圧となり、かつ、先端部142のゴム摩擦もあいまって、定点Pの押さえ込みがずれることなく、箱Bの無端ベルト111上の搬送が実現される。また、後述するように、回転時においても定点Pの押さえ込みがずれることがないような押圧力(載置部11−上空ユニット12間隔)としている。
横方向を進行方向に向けて箱詰機構20から移送されてきた箱Bは、無端ベルト111に載ると共に上から押さえ棒14が回り込んであてがわれ、先端部142の摩擦力の下そのまま帯ベルト121の走行に伴って移動する。このとき、先端部142は、箱Bの重心からややずれた定点Pに常に当接しており、また、軸柱141が縮んで所定の押圧力にて箱Bを無端ベルト111に押し付けている。
また、特に軸柱141のバネ力により、箱B上面が沈み込み、仮に箱Bが筒状の外箱と中身を収容した内箱の二重箱となっていたとしても、回転の遠心力に抗して、内箱や中身が飛び出すことなく適正な回転が実現される。
実施の形態1では、押し付けをおこなって一定位置を中心に回転させる態様を説明したが、吸引により一定位置を中心に回転させても良い。
箱Bの高さに比べて吸着筒15と無端ベルト111との間隔を若干狭くすることで、軸柱151先端部152の確実な吸着を実現する。吸引力は、箱Bを持ち上げるほどではないが、定点Pの吸着がずれるほど弱くはなく、箱Bの無端ベルト111上の搬送を実現する。また、後述するように、回転時においても吸着位置が定点Pからがずれることがないような吸引力としている。
横方向を進行方向に向けて箱詰機構20から移送されてきた箱Bは、無端ベルト111に載ると共に上から吸着筒15が回り込んであてがわれ、先端部152の吸引力の下そのまま帯ベルト121の走行に伴って浮き上がることなく移動する。このとき、先端部152は、箱Bの重心からややずれた定点Pを常に吸引している。
10 回転搬送機構
11 載置部
111 無端ベルト
112 回転ローラ
12 上空ユニット
121 帯ベルト
122 駆動ローラ
123 追従ローラ
13 ガイド部
131 右ガイド
132 左ガイド
14 押え棒
141 軸柱
142 先端部
15 吸着筒
151 軸柱
152 先端部
20 箱詰機構
21 排出部
211 移送台
212 帯ベルト
213 駆動ローラ
30 印字機構
31 移送部
311 帯ベルト
312 仕切板
313 駆動ローラ
32 印字部
321 ショットガン
322 センサ
P 定点
B 箱
Claims (6)
- 上流から配向方向をそろえて等間隔に移送されてくる移送品を引き受け、搬送しながら向きをかえ下流へ送り出す回転搬送機構であって、
移送品を載置する載置面と、
載置面の上空に位置し載置面に平行に走行するベルト体と、
ベルト体に等間隔に植設され、押え方向を軸として軸回動可能な先端を有し移送品の一定位置を当該先端が上から滑らず押さえつける押え体と、
移送品に干渉するガイド体と、
を具備し、
ベルト体によって移送品が載置面上をガイド体と干渉しながら搬送されることにより前記先端が前記一定位置を所定区間で押えたまま回動し、移送品を等間隔であって配向方向を順次新たにそろえ直すことを特徴とする回転搬送機構。 - ベルト体は無端ベルトを採用し、押え体の植設間隔を可変としたことを特徴とする請求項1に記載の回転搬送機構。
- 移送品と載置面との摩擦力より移送品と押え体先端との摩擦力が大となる載置面としたこと、または、移送品と載置面との摩擦力より移送品と押え体先端との摩擦力が大となる押さえつけとしたことを特徴とする請求項1または2に記載の回転搬送機構。
- 前記一定位置を移送品重心からずらした位置としたことを特徴とする請求項1〜3のいずれかひとつに記載の回転搬送機構。
- 回転時に押え体先端の押え位置が前記一定位置からずれない押さえつけ、または、回転時に移送品の中身が遠心力により飛び出ない押さえつけとしたことを特徴とする請求項1〜4のいずれかひとつに記載の回転搬送機構。
- 上流から配向方向をそろえて等間隔に移送されてくる移送品を引き受け、搬送しながら向きをかえ下流へ送り出す回転搬送機構であって、
移送品を載置する載置面と、
載置面の上空に位置し載置面に平行に走行するベルト体と、
ベルト体に等間隔に植設され、吸着方向を軸として軸回動可能な先端を有し移送品の一定位置を当該先端が上から滑らず吸着する吸着体と、
移送品に干渉するガイド体と、
を具備し、
ベルト体によって移送品が載置面上をガイド体と干渉しながら搬送されることにより前記先端が前記一定位置を所定区間で吸着したまま回動し、移送品を等間隔であって配向方向を順次新たにそろえ直すことを特徴とする回転搬送機構。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018119420A JP2020001832A (ja) | 2018-06-25 | 2018-06-25 | 回転搬送機構 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2018119420A JP2020001832A (ja) | 2018-06-25 | 2018-06-25 | 回転搬送機構 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2020001832A true JP2020001832A (ja) | 2020-01-09 |
Family
ID=69098477
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2018119420A Pending JP2020001832A (ja) | 2018-06-25 | 2018-06-25 | 回転搬送機構 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2020001832A (ja) |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2304642A1 (de) * | 1973-01-31 | 1974-08-01 | Windmoeller & Hoelscher | Verfahren und vorrichtung zum drehen von flachliegend voranbewegten werkstuecken in ihrer bewegungsebene |
JPH07215448A (ja) * | 1994-01-28 | 1995-08-15 | Windmoeller & Hoelscher | 平らに置かれた位置で供給されるワークを回転させる装置 |
EP0845426A1 (en) * | 1996-11-04 | 1998-06-03 | Unilever N.V. | Method and apparatus for positioning of articles |
-
2018
- 2018-06-25 JP JP2018119420A patent/JP2020001832A/ja active Pending
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE2304642A1 (de) * | 1973-01-31 | 1974-08-01 | Windmoeller & Hoelscher | Verfahren und vorrichtung zum drehen von flachliegend voranbewegten werkstuecken in ihrer bewegungsebene |
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EP0845426A1 (en) * | 1996-11-04 | 1998-06-03 | Unilever N.V. | Method and apparatus for positioning of articles |
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