JP2020001736A - スパウト保持部材 - Google Patents

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Abstract

【課題】保持対象となるスパウト付き包装容器におけるスパウトの形状や口径の自由度が高く、簡易な構造でありながら、スパウトを充分に保持可能なスパウト保持部材を提供する。【解決手段】本発明を適用したスパウト保持部材の一例であるスパウト保持部材Aは、本体1と、下部保持部材2と、上部保持部材3と、ストッパー4を備えている(図1参照)。また、スパウト保持部材Aは、下部保持部材2と上部保持部材3を繋ぐ位置決め部5を備えている。【選択図】図1

Description

本発明は、スパウト保持部材に関する。
飲料、食品、化学品、医薬品、洗剤、化粧料等の分野において、液状またはゼリー状の製品を袋状のパウチに充填して、その開口部にスパウト及び蓋を取り付けた形状のスパウト付き包装容器が幅広く取り扱われている。
このようなスパウトとしては、例えば、上部にキャップが装着される円筒状の筒部と、筒部の下部に連設され、上下に形成された複数のフランジ(または単一のフランジ)と、フランジの下部に連設されパウチと熱融着により固着される融着部とからなるものが用いられている。
また、スパウト付き包装容器に、内容物を充填する内容物充填装置や、スパウトにキャップを装着するキャップ装着装置等では、装置側に取付けられたスパウト保持部材により、スパウト部分が保持される。
こうしたスパウト保持部材によるスパウト付き包装容器の保持においては、装置間の容器の受け渡しを担保する点や、内容物の漏出を防ぐ観点から、保持されたスパウトの上下方向のがたつきや、スパウト軸心を中心とした回転が充分に抑止される必要がある。
更に、スパウトの上部にキャップを装着する際にも、確実な装着を担保するために、スパウト軸心を中心とした回転が抑止されなければならない。
ここで、スパウト付き包装容器を保持した際の上下方向の動きや、水平方向の回転を規制するスパウト及びスパウト保持部材として、例えば、特許文献1に記載されたスパウト及びスパウト保持部材がある。
この特許文献1に記載されたスパウト及びスパウト保持部材では、スパウトの上下フランジ間に形成された中間軸部を、略コ字状に形成された保持部材で挟んで、スパウト付き包装容器が保持される(例えば、特許文献1を参照)。
この特許文献1に記載されたスパウトには、中間軸部の外周面にあたる挟持面又はフランジの面壁の一方に挟持係止手段が設けられている。
そして、スパウト保持部材がスパウトを保持する際には、スパウトの上下フランジの間の領域にスパウト保持部材が差し込まれる。ここで、スパウト保持部材が、上下フランジと当接、又は、上フランジ(下フランジ)及び挟持係止手段と当接することで、スパウトの上下方向での移動が規制される。
また、スパウト保持部材が、スパウトの挟持面又は挟持係止手段に当接することで、スパウトの軸心を中心とした回転が規制される。
特開2013−32184号公報
ここで、特許文献1に記載されたスパウト保持部材では、上述したように、スパウト保持部材が、スパウトの挟持面又は挟持係止手段に当接して、スパウトを保持するため、スパウトの中間軸部の口径に併せて、スパウト保持部材における中間軸部に当接する領域の内径が設定される必要がある。
即ち、特定の口径のスパウトに対応するスパウト保持部材を準備する必要があり、口径の異なるスパウトを保持する際には、内容物充填装置等に取り付けるスパウト保持部材を取り換える必要があった。
また、スパウトの上下フランジの間にスパウト保持部材を差し込んでスパウトを保持する為、スパウトの軸心方向に沿って、一定の長さを確保する必要があり、スパウトを短縮化することが困難であった。
更に、スパウト保持部材を取り付けた内容物充填装置等に向けて、装置間でスパウト付き包装容器を受け渡す際の容器の脱落を抑止して、搬送の効率を高めることも求められている。
本発明は、以上の点を鑑みて創案されたものであり、保持対象となるスパウト付き包装容器におけるスパウトの形状や口径の自由度が高く、簡易な構造でありながら、スパウトを充分に保持可能なスパウト保持部材を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために本発明のスパウト保持部材は、中空の筒状部と、該筒状部の一端に連設された筒状の中間軸部、該中間軸部の外周面かつ前記筒状部側に設けられた第1のフランジ、及び、同中間軸部の外周面上に、前記第1のフランジから所定の間隙を有して設けられた第2のフランジから構成されたフランジ部と、該フランジ部の一端に連設され、袋体に取付可能なシール部とを備えるスパウトを、前記袋体に内容物を充填する際に保持するスパウト保持部材であって、前記袋体に内容物を充填する内容物充填装置に取付可能な本体と、該本体の先端側に連設され、その先端から同本体に向かう方向に、前記中間軸部が挿通可能な切欠きが形成されると共に、前記第1のフランジの底面の少なくとも一部を載置可能な載置面が形成され、所定の厚みを有する第1の部材と、前記載置面上、かつ、前記切欠きの前記本体側の近傍に設けられると共に、同切欠きに前記中間軸部が挿通された状態で、前記第1のフランジの一端面、及び、該一端面の両端に繋がった側端面の一部に当接可能な位置決め部と、該位置決め部に連設され、前記切欠きに向けて突出して形成されると共に、同切欠きに前記中間軸部が挿通された状態で、前記第1のフランジの一端側の天面、及び、該一端側の天面の両端と繋がった側端側の天面の一部に当接可能な第2の部材とを備える。
ここで、本体が、袋体に内容物を充填する内容物充填装置に取付可能に構成されたことによって、スパウトが取り付けられた袋体に内容物を充填して、次の工程に送り出すことが可能となる。この際、例えば、袋体に内容物を充填する各工程が行われる所定の位置に、袋体が搬送されるものとなる。なお、ここでいう内容物充填装置とは、例えば、スパウトが付いた空の袋体を受け取り、袋体に内容物を充填して、次工程への受け渡しを行う装置を意味するものである。
また、第1の部材が、本体の先端側に連設され、その先端から本体に向かう方向に、中間軸部が挿通可能な切欠きが形成されたことによって、スパウトを第1の部材の切欠きに挿通させて、本体に近付けることがきる。即ち、第1のフランジを本体に近付けて、スパウトを配置することができる。
また、第1の部材に、第1のフランジの底面の少なくとも一部を載置可能な載置面が形成されたことによって、載置面の第1のフランジの底面を載置して、第1の部材で第1のフランジを支持することができる。即ち、鉛直方向において、第1の部材で、スパウトとスパウトが取り付けられた袋体を保持することができる。
また、位置決め部が、載置面上、かつ、切欠きの本体側の近傍に設けられると共に、切欠きに中間軸部が挿通された状態で、第1のフランジの一端面、及び、一端面の両端に繋がった側端面の一部に当接可能に構成されたことによって、本体に近付けた第1のフランジに対して、その一端面と、一端面の両端に繋がった側端面を押えて、第1のフランジが回転する動きを規制することができる。即ち、切欠きに中間軸部が挿通された位置で、スパウトがその軸心を中心に回転する動きを止めることができる。
また、第1の部材に、第1のフランジの底面の少なくとも一部を載置可能な載置面が形成され、位置決め部が、載置面上、かつ、切欠きの本体側の近傍に設けられると共に、同欠きに中間軸部が挿通された状態で、第1のフランジの一端面、及び、一端面の両端に繋がった側端面の一部に当接可能に構成されたことによって、第1の部材で第1のフランジを支持して、位置決め部により、スパウトがその軸心を中心に回転する動きを止めることができる。
また、第2の部材が、位置決め部に連設され、切欠きに向けて突出して形成されると共に、切欠きに中間軸部が挿通された状態で、第1のフランジの一端側の天面、及び、一端側の天面の両端と繋がった側端側の天面の一部に当接可能に構成されたことによって、その一端面と、一端面の両端に繋がった側端面が位置決め部に当接した第1のフランジに対して、その一端側の天面と、一端側の天面の両端と繋がった側端側の天面を押えて、第1のフランジが鉛直上方に移動する動きを規制することができる。即ち、切欠きに中間軸部が挿通された位置で、スパウトが鉛直上方に抜け出る動きを止めることができる。
また、第1の部材に、第1のフランジの底面の少なくとも一部を載置可能な載置面が形成され、第2の部材が、位置決め部に連設され、切欠きに向けて突出して形成されると共に、切欠きに中間軸部が挿通された状態で、第1のフランジの一端側の天面、及び、一端側の天面の両端と繋がった側端側の天面の一部に当接可能に構成されたことによって、第1の部材で第1のフランジを支持して、第2の部材により、スパウトが鉛直上方に抜け出る動きを止めることができる。即ち、第1のフランジの底面が第1の部材で押えられ、第1のフランジの天面が第2の部材で押えられた状態となり、スパウトの鉛直方向への移動を規制することが可能となる。
また、第1の部材に、第1のフランジの底面の少なくとも一部を載置可能な載置面が形成され、位置決め部が、載置面上、かつ、切欠きの本体側の近傍に設けられると共に、切欠きに中間軸部が挿通された状態で、第1のフランジの一端面、及び、一端面の両端に繋がった側端面の一部に当接可能であり、第2の部材が、位置決め部に連設され、切欠きに向けて突出して形成されると共に、切欠きに中間軸部が挿通された状態で、第1のフランジの一端側の天面、及び、一端側の天面の両端と繋がった側端側の天面の一部に当接可能に構成されたことによって、切欠きに中間軸部が挿通された位置で、スパウトの鉛直方向への移動及び軸心を中心に回転する動きを規制して、スパウト及び袋体を保持することができる。また、スパウトの鉛直方向の移動や回転を規制した状態で、スパウト保持部材がスパウトの中間軸部に接触することなく、スパウトを保持可能であるため、スパウトの筒状部や中間軸部の口径を異ならせることができる。即ち、第1のフランジの大きさを揃えていれば、口径の大きさが異なるスパウトも保持対象とすることができる。
また、所定の厚みが、第1のフランジの底面と第2のフランジの天面との間の距離よりも小さく形成された場合には、鉛直方向において、第1のフランジの底面を、第1の部材の載置面に載せやすくなる。即ち、鉛直方向において、第1のフランジ及び第2のフランジの間の範囲内であれば、第1の部材に対する相対的な位置が多少ずれていても、中間軸部を第1の部材の切欠きに挿通させることができる。このことにより、スパウト保持部材に、他の搬送装置からスパウト付きの袋体を受け渡す際の脱落を抑止しやすくなる。
また、位置決め部における第1のフランジの側端面の一部に当接可能な領域の端部、及び、第2の部材における第1のフランジの側端側の天面の一部に当接可能な領域の端部から、第1の部材の先端に向けて設けられると共に、切欠き部を挟んで対向する面同士の距離が、第2の部材における切欠き部を挟んで対向する面同士の距離よりも大きく形成された第3の部材を備える場合には、鉛直方向及び水平方向において、第1のフランジの底面を、第1の部材の載置面に載せやすくなる。即ち、中間軸部を切り欠きに挿通させる際に、載置面上で、第3の部材は、鉛直方向及び水平方向で、第2の部材及び位置決め部で囲まれた領域よりも、広い間口となる。そのため、第1のフランジの、第2の部材及び位置決め部で囲まれた領域に対する位置が多少ずれていても、中間軸部を第1の部材の切欠きに挿通させることができる。このことにより、スパウト保持部材に、他の搬送装置からスパウト付きの袋体を受け渡す際の脱落を抑止しやすくなる。
また、切欠きに中間軸部が挿通された状態で、第1のフランジの他端面の少なくとも一部に当接して、第1のフランジの一端と他端を繋ぐ方向における移動を規制するストッパー部を備える場合には、より確実に、第1のフランジを押えて、スパウトを保持可能となる。
また、上記の目的を達成するために、本発明のスパウト保持部材は、中空の筒状部と、該筒状部の一端に連設された筒状の中間軸部、及び、該中間軸部の外周面上に設けられた単一のフランジ部と、該フランジ部の一端に連設され、袋体に取付可能なシール部とを備えるスパウトを、前記袋体に内容物を充填する際に保持するスパウト保持部材であって、前記袋体に内容物を充填する内容物充填装置に取付可能な本体と、該本体の先端側に連設され、その先端から同本体に向かう方向に、前記中間軸部が挿通可能な切欠きが形成されると共に、前記フランジ部の底面の少なくとも一部を載置可能な載置面が形成され、所定の厚みを有する第1の部材と、前記載置面上、かつ、前記切欠きの前記本体側の近傍に設けられると共に、同切欠きに前記中間軸部が挿通された状態で、前記フランジ部の一端面、及び、該一端面の両端に繋がった側端面の一部に当接可能な位置決め部と、該位置決め部に連設され、前記切欠きに向けて突出して形成されると共に、同切欠きに前記中間軸部が挿通された状態で、前記フランジ部の一端側の天面、及び、該一端側の天面の両端と繋がった側端側の天面の一部に当接可能な第2の部材とを備える。
ここで、第1の部材に、フランジ部の底面の少なくとも一部を載置可能な載置面が形成され、位置決め部が、載置面上、かつ、切欠きの本体側の近傍に設けられると共に、切欠きに中間軸部が挿通された状態で、フランジ部の一端面、及び、一端面の両端に繋がった側端面の一部に当接可能であり、第2の部材が、位置決め部に連設され、切欠きに向けて突出して形成されると共に、切欠きに中間軸部が挿通された状態で、フランジ部の一端側の天面、及び、一端側の天面の両端と繋がった側端側の天面の一部に当接可能に構成されたことによって、切欠きに中間軸部が挿通された位置で、スパウトの鉛直方向への移動及び軸心を中心に回転する動きを規制して、スパウト及び袋体を保持することができる。また、スパウトの鉛直方向の移動や回転を規制した状態で、スパウト保持部材がスパウトの中間軸部に接触することなく、スパウトを保持可能であるため、スパウトの筒状部や中間軸部の口径を異ならせることができる。即ち、フランジ部の大きさを揃えていれば、口径の大きさが異なるスパウトも保持対象とすることができる。
本発明に係るスパウト保持部材は、保持対象となるスパウト付き包装容器におけるスパウトの形状や口径の自由度が高く、簡易な構造でありながら、スパウトを充分に保持可能なものとなっている。
本発明に係るスパウト保持部材の一例を示す斜視概略説明図である。 図1に示すスパウト保持部材の概略平面図である。 図1に示すスパウト保持部材の概略側面図である。 (a)は、径小なスパウトを保持した状態の側面断面図、(b)は、正面断面図、(c)は、平面図である。 (a)は、径大なスパウトを保持した状態の側面断面図、(b)は、正面断面図、(c)は、平面図である。 (a)は、本発明に係るスパウト保持部材が保持するスパウト長手方向の長さ領域を示す図であり、(b)は、従来のスパウト保持部材が保持するスパウト長手方向の長さ領域を示す図である。
以下、図面を参照して、本発明を実施するための形態(以下、「実施の形態」と称する)を説明する。
なお、本実施の形態においては、図2を基準として、本体1に対する下部保持部2の位置を「先端側」とし、下部保持部2に対する本体1の位置を「基端側」とする。また、図2を基準として、ストッパー4に対する切欠き21の位置を「右(右方)」として、切欠き21に対するストッパー4の位置を「左(左方)」とする。また、図2を基準として、図中における上下方向にて、切欠き21が形成された位置を「内側」とし、ストッパー4の位置、又は、切欠き21を挟んでストッパー4が形成された位置と反対側の位置を「外側」とする。
また、本実施の形態においては、図3を基準として、下部保持部2に対する上部保持部3の位置を「上(上方)」とし、上部保持部3に対する下部保持部2の位置を「下(下方)」とする。また、図2で見る上下方向及び左右方向を「水平方向」とし、図3で見る上下方向、かつ、水平方向に略直交する方向を「鉛直方向」とする。
本発明を適用したスパウト保持部材の一例であるスパウト保持部材Aは、本体1と、下部保持部材2と、上部保持部材3と、ストッパー4を備えている(図1参照)。また、スパウト保持部材Aは、下部保持部材2と上部保持部材3を繋ぐ位置決め部5を備えている(図1及び図2参照)。
本体1は、図示しない内容物充填装置に取り付けられる部材である。なお、内容物充填装置は、既知の装置構成のものが利用出来る為、その詳細な説明を省略する。
下部保持部材2は、本体1の先端側に連設して設けられ、保持対象となるスパウト付き包装容器(図示省略)におけるスパウト6(図6(a)参照)に形成された上フランジ61の下面61aが載置される部材である(図1乃至図3参照)。なお、ここでいう上フランジ61が、本願請求項における第1のフランジに該当する。
この下部保持部材2には、先端側から基端側に向けて、平面視して略U字状の切欠き21が形成されている(図1乃至図3参照)。また、下部保持部材2には、上フランジ61の下面61aが載置される略平坦な載置面22が形成されている。
この下部保持部材2の切欠き21の内周径は、スパウト6における上フランジ61と下フランジ62の間の胴体部分を構成する中間軸部63(図6(a)参照)の外周径より大きめに形成されている。切欠き21は、別途の搬送装置からスパウト付き包装容器を受け取る際に、中間軸部63が先端側から基端側に移動する通路となる部分である。
ここで、切欠き21の形状は、上フランジ61のみでスパウト保持部材Aが、スパウト6を保持可能かつ鉛直方向及び水平方向への移動が規制されていれば、その形状は特に限定されるものではない。
また、スパウト保持部材Aには、載置面22上で、切欠き21の端部の周縁近傍に位置決め部5が形成されている(図1乃至図3参照)。
この位置決め部5は、上フランジ6の基端面61b(図4(a)及び図5(a)参照)と、基端面61bと繋がった2つの側端面61c(図4(b)及び図5(b)参照)と当接して、上フランジ6の基端側への移動と、左右方向への移動(軸心を中心とした回転動作を含む)を規制する部材である。
なお、ここでいう、上フランジ6の基端面61bが、本願請求項における第1のフランジの一端面に該当する。また、ここでいう、上フランジ6の基端面61bと繋がった2つの側端面61cが、本願請求項における第1のフランジの側端面に該当する。
この位置決め部5は、上フランジ6の基端面61bと当接する基端位置決め部51と、上フランジ6の2つの側端面61cとそれぞれ当接する、2つの側端位置決め部52を有している(図2参照)。
また、基端位置決め部51と側端位置決め部52との間には、上フランジ6の端面の形状に合わせて、曲面部53が形成されている(図2参照)。
これらの基端位置決め部51、2つの側端位置決め部52及び曲面部53は、略平坦な載置面22から鉛直上方に向けて立設されている。また、基端位置決め部51、2つの側端位置決め部52及び曲面53の鉛直方向における長さは、上フランジの鉛直方向における厚みよりもわずかに大きくなるように形成されている。
ここで、基端位置決め部51、側端位置決め部52及び曲面部53の形状や大きさは、上フランジ61と当接して、水平方向への移動が規制可能であり、かつ、載置面22と上部保持部3と共に、上フランジ61の鉛直方向への移動を規制できるものであれば、特に限定されるものではない。
また、スパウト保持部材Aには、位置決め部5の上端から、先端側及び中央側に向けて上部保持部材3が形成されている。
この上部保持部材3は、基端押え部31と、2つの側端押え部32と、曲面部33から構成されている。上部保持部材3は、位置決め部5で、上フランジ6の基端側への移動と、左右方向への移動を規制された状態で、上フランジ6の鉛直方向への移動を規制する部材である。
より詳細には、位置決め部5の基端位置決め部51の上端から、先端方向に向けて基端押え部31が形成されている。また、位置決め部5の2つの側端位置決め部52の上端から、中央方向に向けて、側端押え部32が形成されている。更に、基端押え部31と側端押え部32との間には、曲面部33が形成されている(図1及び図2参照)。
位置決め部5で、上フランジ6の基端側への移動と、左右方向への移動を規制された状態で、基端押え部31は、上フランジ6の基端側の縁部の上面61dと当接する長さに形成されている。また、同状態で、2つの側端押え部32は、上フランジ6の側端側の縁部の上面で、かつ、基端側の一部の領域61eと当接する長さに形成されている。
ここで、基端押え部31、側端押え部32及び曲面部33の形状や大きさは、上フランジ61と当接して、載置面22と位置決め部5と共に、上フランジ61の鉛直方向への移動を規制できるものであれば、特に限定されるものではない。
また、スパウト保持部材Aでは、側端位置決め部52及び側端押え部32に連設して、先端側に向けて間口部7が形成されている(図1及び図2参照)。間口部7は、切欠き21を挟んで、左右方向の両側に形成されている。
また、間口部7の対向する面同士の距離W1は、側端位置決め部52の対向する面同士の距離W2よりも大きく形成されている(図2参照)。また、間口部7で挟まれた領域において、上フランジ61の上面は、スパウト保持部材Aのどの領域とも当接することがなく、間口部7は、上部が開放された形状となっている。
即ち、上フランジ61の基端を、基端位置決め部51に向けて挿入していく作業では、上フランジ61の位置が水平方向及び鉛直上方に多少位置がずれていても、基端側に向けて挿入することが可能となる。この結果、別の装置から、内容物充填装置に向けてスパウト付き包装容器を受け渡す作業において、その作業をスムーズに行うことができる。また、スパウト付き包装容器の受け渡しが失敗して、容器が脱落することを抑止可能となる。
また、下部保持部材2の厚み、即ち、鉛直方向における長さは、スパウト6の上フランジ61と、下フランジ62の間の距離(上フランジ61の底面61aと下フランジ63の上面との間の距離)よりも小さく形成されている。
このような構造とすることで、フランジ6の中間軸部63を切り欠き21に挿通され、フランジ6を先端側から基端側に移動させる際に、下部保持部材2が上フランジ61と下フランジ62の間に入っていく動きを容易なものにできる。即ち、下部保持部材2の先端部が、上フランジ61や、下フランジ62にぶつかって、フランジ6を基端側に移動させる動きを阻害することを抑止可能となる。
また、スパウト保持部材Aには、ストッパー4が設けられている(図1及び図2参照)。ストッパー4は、上フランジ6の先端側への抜け落ちを抑止する部材である。ストッパー4は、本体1の左側に設けられている。
このストッパー4は、中央側に突出した突出部41を有するストッパー本体42が、板バネ43を介して、本体1に取り付けて構成されている。また、突出部41は、左側の間口部7の先端側に設けられている。板バネ43は、突出部41が中央方向に向かう向きにストッパー本体42を付勢したバネ部材である。
位置決め部5で、上フランジ6の基端側への移動と、左右方向への移動を規制された状態で、ストッパー4の突出部41が、上フランジ6の先端面の一部(図示省略)と当接して、上フランジ61の先端方向への移動が規制される。
上記で説明した部材のうち、本体1、下部保持部材2、上部保持部材3、位置決め部5は、同一の金属を一体的に成形して作られている。
これまでに述べた構成から、スパウト保持部材Aの切欠き21の周辺構造を側面視すると、下部保持部材2の載置面22の一部と、位置決め部5及び上部保持部材3によって、略コ字状の空間が形成されている(図3参照)。
この側面視した状態で言えば、この略コ字状の空間に上フランジ61の一部が配置され、その基端面61b、下面61aの一部、基端側の縁部の上面61dが抑えられて、上フランジ6がスパウト保持部材Aに保持されるものとなる(図4(a)及び図5(a)参照)。
同様に、上フランジ61の側端61cに関しても、下部保持部材2の載置面22の一部と、位置決め部5及び上部保持部材3によって保持される。即ち、上フランジ61における側端面61cの一部、下面61aの一部、側端側の縁部の上面で、かつ、基端側の一部の領域61eが抑えられて、上フランジ6がスパウト保持部材Aに保持されるものとなる(図4(b)及び図5(b)参照)。
即ち、スパウト付き包装容器のスパウト6に対して、その上フランジ61の一部がスパウト保持部材Aに当接することで、スパウト付き包装容器が保持され、かつ、水平方向及び鉛直方向の移動が規制されるものとなる。更に、ストッパー4を介して、上フランジ61の先端方向への抜け落ちが抑止される。
なお、図4及び図5には、いずれも本発明を適用したスパウト保持部材Aで保持可能なスパウト6の形状を示している。また、図4及び図5に示すスパウト6の違いは、スパウトを鉛直方向に貫通した貫通孔の径の大きさにある。
以下、本発明を適用したスパウト保持部材Aを用いた、内容物充填装置へのスパウトを受け渡し際の流れと、スパウトの保持について簡単に説明する。
まず、スパウト付き包装容器が、内容物充填装置の前の工程から搬送されてきて、例えば、前工程の装置を構成して、容器を保持する搬送アーム(図示省略)が、スパウト保持部材Aに隣接する。そして、搬送アームから、振動の付与、又は、アームで押し出される等の動作により、スパウト6の部分が、スパウト保持部材Aの切欠き21に向かって移動してくる。
スパウト保持部材Aの切欠き21Aの先端近傍までスパウト6が来ると、内容物充填装置側に設けられた取付アーム(図示省略)が、スパウト6を把持して、これを本体1の側に向けて引っ張って搬送する。
この際、上フランジ61は、その底面61aが保持部材2の載置面22と当接して、全行程の装置から乗り継ぐ形で、本体1の側に向けて移動していく。また、フランジ6の中間軸部63は切欠き21に挿通されて、先端側から基端側に移動していく。更に、切欠き21で中間軸部63を挟んだ状態で、下部保持部材2の先端部が上フランジ61及び下フランジ62の間を通っていく。
上フランジ61の基端は、2つの側端押え部32の先端に到達し、その下方を通過して更に、本体1の側に進む。そして、上フランジ61の基端面61bが、基端押え部31に当接すると、フランジ6の移動が完了する。
上フランジ61の基端面61bが基端押え部31に当接した位置において、上フランジ6の先端側と、側端の一部が、載置面22、位置決め部5及び上部保持部材3と当接して、上フランジ6が鉛直方向及び水平方向において保持され、その位置が決まる。また、同位置は、ストッパー4を介することで、より確実に、先端及び基端を繋ぐ方向で、先端側への移動が規制されるものとなる。
更に、内容物充填装置にて、包装容器の袋体の開放や、内容物の充填等の作業が行われ、例えば、キャップの装着等の次の工程を担う装置に向けて、スパウト保持部材Aからスパウト付き包装容器が受け渡される流れとなる。以上のような流れで、スパウト保持部材Aでスパウト付き包装容器が保持される。
ここで、本実施の形態において、上フランジ61の基端面61bが基端押え部31に当接した状態では、スパウト6の中間軸部63は、下部保持部材2を始め、スパウト保持部材Aのいずれの箇所とも当接しないものとなっている。
また、スパウト6の下フランジ62についても、スパウト保持部材Aのいずれの箇所とも当接しないものとなっている。即ち、上フランジ61とスパウト保持部材Aとの接触によってのみ、スパウト6の保持と、鉛直方向及び水平方向への移動の規制が担われるものとなっている。
このことによれば、中間軸部63の径の大きさは、切欠き21の内周に収まる範囲内であれば、その径の大きさを自由に変更することが可能となる。
また、中間軸部63の長さについても、下部保持部材2が挿入可能な上下フランジ間の距離となっていれば、自由にその長さを変更することが可能となる。
また、例えば、鉛直方向において、スパウト保持部材Aがスパウト6の保持に必要な長さを図6(a)では符号Y1で示している。また、図6(b)では、従来のスパウト保持部材が、スパウト100を保持するために必要な長さを符号Y2で示している。なお、符号64は、パウチが熱融着により固着される融着部、符号65は、キャップが装着される筒部を示している。また、符号101は上フランジ、符号102は下フランジ、符号103は、中間軸部を示している。
端的に言えば、本発明を適用したスパウト保持部材では、鉛直方向においては、符号Y1で示す長さを把持可能であれば、スパウトのその他の部位の大きさや形状を適宜変更することができる。即ち、長手方向において、スパウトを短縮化することも可能となる。
更には、本発明を適用したスパウト保持部材では、保持対象となるスパウトの形状として、上フランジのみが設けられ、下フランジが形成されない形状のスパウトにすることも可能である。
即ち、スパウト保持部材Aが上フランジ6のみで、スパウト6を保持して、その鉛直方向及び水平方向の移動を規制することから、保持対象となるスパウトの形状や大きさの選択の幅を広げることが可能となる。
また、1つのスパウト保持部材Aを内容物充填装置に取り付けるだけで、スパウトの形状や大きさに併せて、他の構造のスパウト保持部材に交換する必要がなくなる。これにより、スパウト保持部材の着脱の手間がなくなるだけでなく、スパウト保持部材を適時製造するコストの削減にも繋げることができる。
また、スパウト保持部材Aが上フランジ6のみで、スパウト6を保持することで、内容物充填装置の稼働時に、何等かの原因でスパウト6に外力による負荷がかかった際に、スパウト保持部材Aが破損するリスクを低減することができる。即ち、上フランジ6以外の領域とスパウト保持部材Aが接触していないことから、発生した応力等が上フランジ6に集中しやすくなり、過度な力がかかった際にもスパウト6側が先に損傷して、スパウト保持部材Aが曲がる等の不具合が及びにくくすることができる。
以上のように、本発明に係るスパウト保持部材は、保持対象となるスパウト付き包装容器におけるスパウトの形状や口径の自由度が高く、簡易な構造でありながら、スパウトを充分に保持可能なものとなっている。
1 本体
2 下部保持部材
21 切欠き
22 載置面
3 上部保持部材
31 基端押え部
32 側端押え部
33 曲面部
4 ストッパー
5 位置決め部
51 基端位置決め部
52 側端位置決め部
53 曲面部
6 スパウト
61 上フランジ
62 下フランジ
63 中間軸部
64 融着部
65 筒部
7 間口部

Claims (5)

  1. 中空の筒状部と、該筒状部の一端に連設された筒状の中間軸部、該中間軸部の外周面かつ前記筒状部側に設けられた第1のフランジ、及び、同中間軸部の外周面上に、前記第1のフランジから所定の間隙を有して設けられた第2のフランジから構成されたフランジ部と、該フランジ部の一端に連設され、袋体に取付可能なシール部とを備えるスパウトを、前記袋体に内容物を充填する際に保持するスパウト保持部材であって、
    前記袋体を搬送する搬送部に取付可能な本体と、
    該本体の先端側に連設され、その先端から同本体に向かう方向に、前記中間軸部が挿通可能な切欠きが形成されると共に、前記第1のフランジの底面の少なくとも一部を載置可能な載置面が形成され、所定の厚みを有する第1の部材と、
    前記載置面上、かつ、前記切欠きの前記本体側の近傍に設けられると共に、同切欠きに前記中間軸部が挿通された状態で、前記第1のフランジの一端面、及び、該一端面の両端に繋がった側端面の一部に当接可能な位置決め部と、
    該位置決め部に連設され、前記切欠きに向けて突出して形成されると共に、同切欠きに前記中間軸部が挿通された状態で、前記第1のフランジの一端側の天面、及び、該一端側の天面の両端と繋がった側端側の天面の一部に当接可能な第2の部材とを備える
    スパウト保持部材。
  2. 前記所定の厚みが、前記第1のフランジの底面と前記第2のフランジの天面との間の距離よりも小さく形成された
    請求項1に記載のスパウト保持部材。
  3. 前記位置決め部における前記第1のフランジの側端面の一部に当接可能な領域の端部、及び、前記第2の部材における前記第1のフランジの側端側の天面の一部に当接可能な領域の端部から、前記第1の部材の先端に向けて設けられると共に、前記切欠き部を挟んで対向する面同士の距離が、前記第2の部材における同切欠き部を挟んで対向する面同士の距離よりも大きく形成された第3の部材を備える
    請求項1又は請求項2に記載のスパウト保持部材。
  4. 前記切欠きに前記中間軸部が挿通された状態で、前記第1のフランジの他端面の少なくとも一部に当接して、前記第1のフランジの一端と他端を繋ぐ方向における移動を規制するストッパー部を備える
    請求項1、請求項2又は請求項3に記載のスパウト保持部材。
  5. 中空の筒状部と、該筒状部の一端に連設された筒状の中間軸部、及び、該中間軸部の外周面上に設けられた単一のフランジ部と、該フランジ部の一端に連設され、袋体に取付可能なシール部とを備えるスパウトを、前記袋体に内容物を充填する際に保持するスパウト保持部材であって、
    前記袋体を搬送する搬送部に取付可能な本体と、
    該本体の先端側に連設され、その先端から同本体に向かう方向に、前記中間軸部が挿通可能な切欠きが形成されると共に、前記フランジ部の底面の少なくとも一部を載置可能な載置面が形成され、所定の厚みを有する第1の部材と、
    前記載置面上、かつ、前記切欠きの前記本体側の近傍に設けられると共に、同切欠きに前記中間軸部が挿通された状態で、前記フランジ部の一端面、及び、該一端面の両端に繋がった側端面の一部に当接可能な位置決め部と、
    該位置決め部に連設され、前記切欠きに向けて突出して形成されると共に、同切欠きに前記中間軸部が挿通された状態で、前記フランジ部の一端側の天面、及び、該一端側の天面の両端と繋がった側端側の天面の一部に当接可能な第2の部材とを備える
    スパウト保持部材。
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