JP2020001623A5

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Publication number: JP2020001623A5
Application number: JP2018125041A
Authority: JP
Filing date: 2018-06-29
Publication date: 2021-03-18

Description

タイヤ子午線断面において、前記第１突条及び前記第２突条の両端が、タイヤ内周面のうち、接地端に対応するタイヤ幅方向の位置にあるのが好ましい。

前記第１突条は単一の第１突条部からなり、
前記第２突条は単一の第２突条部からなり、
タイヤ子午線断面において、前記第１突条及び前記第２突条の両端が、タイヤ内周面のうち、接地端に対応するタイヤ幅方向の位置にあるのが好ましい。

前記第１突条及び前記第２突条は、タイヤ径方向外側に開口し、タイヤ内周面とで空洞部を形成する空間を有するのが好ましい。

前記第２突条は、タイヤ幅方向における両端部に開口を有し、山部の最も高い位置で、前記空洞部をタイヤ幅方向に仕切る仕切壁を形成されているのが好ましい。

本発明は、前記課題を解決するための手段として、
タイヤ内周面に沿ってタイヤ周方向に環状に配置される吸音体を備え、
前記吸音体は、タイヤ幅方向に延び、タイヤ周方向に所定ピッチで配置される複数の突条を備え、
前記突条は、
タイヤ幅方向の両端から中間領域に向かってタイヤ幅方向に直交する断面における断面積が小さくなって谷部が形成される、少なくとも１つの第１突条部を有する第１突条と、
前記谷部に対応する位置に、タイヤ幅方向の中間領域から両端に向かってタイヤ幅方向に直交する断面における断面積が小さくなる山部が形成される、少なくとも１つの第２突条部を有する第２突条と、
からなる、空気入りタイヤを提供する。

また、第１突条８及び第２突条９では、タイヤ周方向における最大幅寸法が接地領域のタイヤ周方向における最大寸法の２０％以上、５０％以下（好ましくは、２５％以上、３５％以下）に設定されている。最大幅寸法が２０％未満では空洞部２８、２９を大きく取ることができず、放熱性が不十分となり、タイヤ１の耐久性が悪化する恐れがある。一方、最大幅寸法が５０％を超えれば、接地面に対して開口する空洞部２８、２９が１箇所のみとなり、ロードノイズの低減が不十分となる。

Claims

タイヤ内周面に沿ってタイヤ周方向に環状に配置される吸音体を備え、
前記吸音体は、タイヤ幅方向に延び、タイヤ周方向に所定ピッチで配置される複数の突条を備え、
前記突条は、
タイヤ幅方向の両端から中間領域に向かって高さ寸法が小さくなって谷部が形成される、少なくとも１つの第１突条部を有する第１突条と、
前記谷部に対応する位置に、タイヤ幅方向の中間領域から両端に向かって高さ寸法が小さくなる山部が形成される、少なくとも１つの第２突条部を有する第２突条と、
を含む、空気入りタイヤ。
タイヤ子午線断面において、前記谷部及び前記山部の稜線と、前記タイヤ内周面とのなす角度が４５度以下である、請求項１に記載の空気入りタイヤ。
タイヤ子午線断面において、前記第１突条及び前記第２突条の両端が、タイヤ内周面のうち、接地端に対応するタイヤ幅方向の位置にある、請求項１又は２に記載の空気入りタイヤ。
前記第１突条は単一の第１突条部からなり、
前記第２突条は単一の第２突条部からなり、
タイヤ子午線断面において、前記第１突条及び前記第２突条の両端が、タイヤ内周面のうち、接地端に対応するタイヤ幅方向の位置にある、請求項１又は２に記載の空気入りタイヤ。
前記吸音体はスポンジからなり、
前記第１突条及び前記第２突条は、タイヤ周方向に均等に配置されている、請求項１から４のいずれか１項に記載の空気入りタイヤ。
前記第１突条及び前記第２突条は、タイヤ周方向に交互に配置されている、請求項１から５のいずれか１項に記載の空気入りタイヤ。
前記第１突条及び第２突条は、タイヤ周方向に隙間なく配置されている、請求項６に記載の空気入りタイヤ。
前記第１突条及び前記第２突条は、タイヤ径方向外側に開口し、タイヤ内周面とで空洞部を形成する空間を有する、請求項１から６のいずれか１項に記載の空気入りタイヤ。
前記第２突条は、タイヤ幅方向における両端部に開口を有し、山部の最も高い位置で、前記空洞部をタイヤ幅方向に仕切る仕切壁が形成されている、請求項８に記載の空気入りタイヤ。
タイヤ内周面に沿ってタイヤ周方向に環状に配置される吸音体を備え、
前記吸音体は、タイヤ幅方向に延び、タイヤ周方向に所定ピッチで配置される複数の突条を備え、
前記突条は、
タイヤ幅方向の両端から中間領域に向かってタイヤ幅方向に直交する断面における断面積が小さくなって谷部が形成される、少なくとも１つの第１突条部を有する第１突条と、
前記谷部に対応する位置に、タイヤ幅方向の中間領域から両端に向かってタイヤ幅方向に直交する断面における断面積が小さくなる山部が形成される、少なくとも１つの第２突条部を有する第２突条と、
からなる、空気入りタイヤ。