JP2020001504A - 駐車支援装置 - Google Patents

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Keisuke Oyama
啓介 尾山
雄樹 水瀬
Takeki Mizuse
雄樹 水瀬
真也 山王堂
Masaya Sannodo
真也 山王堂
御幸 大森
Miyuki Omori
御幸 大森
規夫 今井
Norio Imai
規夫 今井
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Abstract

【課題】駐車支援制御において、操作要求に対する乗員の操作(応答)の有無に応じて、駐車支援制御を終了させることが可能な駐車支援装置を提供する。【解決手段】駐車支援装置は、車両の操舵角を変更するための操舵角自動制御、車両の駆動力を制御する駆動力自動制御及び車両の制動力を制御する制動力自動制御を含む駐車支援制御を実行する。駐車支援装置は、駐車支援制御に関して乗員が実施すべき車両に対する運転操作を要求する操作要求を乗員に対して報知するS610。駐車支援装置は、所定の期間内に操作要求に対応した運転操作が乗員により実施されなかったとき、駐車支援制御を終了させるS635Yesとともに、駐車支援制御が終了したことを前記乗員に対して報知する。【選択図】図6

Description

本発明は、車両を所定の場所に駐車/出庫させるための駐車支援制御を実行する駐車支援装置に関する。
従来から、車両を所定の位置に駐車させる際、周辺センサを用いて車両の周辺状況を検出し、検出された周辺状況に応じて設定された目標経路に沿って車両が移動するように車両の操舵角を変更する操舵角自動制御を実行する駐車支援装置が提案されている(例えば、特許文献1を参照。)。
特開2004−284530号公報
ところで、本願発明者は、車両を所定の場所に駐車/出庫させる際に、操舵角自動制御に加えて、駆動力自動制御及び制動力自動制御を行う駐車支援制御を実行する駐車支援装置を検討している。このような駐車支援装置においても、運転者は、いくつかの操作を運転者自身によって行う必要がある。そのような操作の1つの例は、シフトレバーの切替え操作である。従って、本願発明者は、以下のような制御の流れで、運転者に対してシフトレバーの切替え操作を要求することを検討している。
車両が目標経路上であって「車両の進行方向を前方から後方へと又はその逆へと切替える位置(即ち、シフトレバーの位置を運転者に切り替えさせるために車両が一時停止する位置)」に到達すると、駐車支援装置は、制動力自動制御により車両を停止させる。以下、この「車両が一時停止する位置」を、単に、「進行方向切替位置」と称呼する。駐車支援装置は、画面表示及び/又は音声により、運転者に対してシフトレバーの切替え操作を要求する。以下、このような要求を「操作要求」と称呼する。しかし、このような状況において、例えば、運転者が、駐車支援制御を中止して、車両を別の場所に移動させることを希望する場合、運転者はシフトレバーの切替え操作を実施しない。このとき、駐車支援装置は、操作要求に対する運転者の応答を待ちながら、制動力自動制御により車両の停車状態を継続させる。従って、運転者が車両を別の場所へと移動させるには、駐車支援制御をキャンセルするための特別な操作(例えば、スイッチ操作及びタッチパネル操作等)を行う必要があり、運転者はそのような操作を煩雑に感じる場合がある。
本発明は、上記課題を解決するためになされた。即ち、本発明の目的の一つは、操舵角自動制御に加えて、駆動力自動制御及び制動力自動制御を行う駐車支援制御において、操作要求に対する乗員の操作(応答)の有無に応じて、駐車支援制御を終了させることが可能な駐車支援装置を提供することである。
本発明の駐車支援装置(以下、「本発明装置」と称呼される場合がある。)は、
車両の周囲に存在する物体についての情報及び前記車両の周囲の路面上の区画線についての情報を含む車両周辺情報を取得する情報取得手段(81、82、83)と、
前記車両周辺情報に基いて、前記車両の駐車又は出庫を完了したときに前記車両が占有する領域である目標領域を決定し且つ現時点における前記車両の位置から前記目標領域へ前記車両を移動させることが可能な経路を目標経路(Ltgt)として決定する経路決定手段(10X)と、
前記決定された目標経路に沿って前記車両が前記現時点における前記車両の位置から前記目標領域まで移動するように、前記車両の操舵角を変更するための操舵角自動制御、前記車両の駆動力を制御する駆動力自動制御及び前記車両の制動力を制御する制動力自動制御を含む駐車支援制御を実行する駐車支援手段(10Y)と、
を備える。
更に、前記駐車支援手段は、前記目標経路が決定された時点(ステップ325)以後の時点である第1時点から前記車両が前記目標領域に到達した時点(ステップ510)以後の第2時点までの期間において、
前記駐車支援制御に関して乗員が実施すべき前記車両に対する運転操作を要求する操作要求を前記乗員に対して報知し(ステップ610)、
前記操作要求に対応した運転操作が前記報知の後の所定の期間内に前記乗員により実施されたか否かを監視し(ステップ615、ステップ630)、
前記所定の期間内に前記操作要求に対応した運転操作が前記乗員により実施されなかったとき(ステップ635:No、ステップ1110:No)、前記駐車支援制御を終了させるとともに、前記駐車支援制御が終了したことを前記乗員に対して報知する(ステップ370、ステップ430、ステップ530)
ように構成されている。
係る構成を有する本発明装置は、駐車支援制御に関して乗員が実施すべき運転操作を乗員に対して要求した場合、その運転操作が乗員によって所定の期間内に実施されなかったとき、駐車支援制御を終了させるとともに、駐車支援制御が終了したことを乗員に対して報知する。このように、本発明装置は、操作要求に対する乗員の操作(応答)の有無に応じて、駐車支援制御を継続したり、終了(キャンセル)させたりすることができる。その結果、運転者は、特別な操作を行うことなく、所定の期間だけ操作要求に対応する運転操作を行わない状態を維持することにより、駐車支援制御を終了させることができる。
本発明装置の一の態様において、
前記駐車支援手段は、前記操作要求に対応した運転操作が前記所定の期間内に前記乗員により実施されなかった場合(ステップ615:No)、
前記操作要求が前記乗員に対してなされた時点からの経過時間が所定の第1時間閾値(Tm1)以上になったとき(ステップ620:Yes)、前記駐車支援制御を終了させることなく前記乗員に対して前記操作要求に対応した運転操作が実施されていない旨を警告し(ステップ625)、
前記操作要求が前記乗員に対してなされた時点からの経過時間が、前記第1時間閾値よりも長い所定の第2時間閾値(Tm2)以上になったとき(ステップ635:Yes)、前記駐車支援制御を終了させるとともに、前記駐車支援制御が終了したことを前記乗員に対して報知する
ように構成されている。
本態様の駐車支援装置は、乗員に対して操作要求がなされた時点(以下、「操作要求時点」と称呼する。)からの経過時間が第1時間閾値以上になったときに、駐車支援制御を終了させることなく乗員に対して警告を行う。乗員は、警告を受けた時点にて操作要求に対応した運転操作を実施することにより、駐車支援制御を継続させることができる。例えば、乗員が駐車支援制御を希望しているものの、乗員が操作要求に対応した運転操作を実施するのが遅れた場合に、駐車支援制御が直ちに終了(キャンセル)されることはない。よって、乗員が再度駐車支援を要求する動作を行う必要がない。従って、乗員の煩わしさを低減することができる。一方、乗員に対して警告したにも関わらず、操作要求に対応した運転操作が行われることなく操作要求時点からの経過時間が第2時間閾値以上になった場合、乗員が駐車支援制御の終了を希望している蓋然性が高い。従って、この場合、本態様の駐車支援装置は、駐車支援制御を終了させる。このように、本態様の駐車支援装置は、操作要求時点からの経過時間に応じて駐車支援制御を終了させることができる。
本発明装置の一の態様において、前記駐車支援手段は、前記第1時点から前記第2時点までの期間において前記車両が停止する停止位置(Psw、Ptgt)が存在する場合、
前記車両が前記停止位置にて停止したとき、前記操作要求として、シフトレバーの位置の変更を前記乗員に対して報知する(ステップ420、ステップ515)
ように構成されている。
本態様の駐車支援装置は、車両が停止位置(例えば、進行方向切替位置又は目標領域)へ到達し且つ停止しているとき、操作要求として、シフトレバー位置の変更を乗員に対して報知する。本態様の駐車支援装置は、シフトレバー位置の変更の実施の有無に応じて、駐車支援制御を終了させることができる。
上記説明においては、本発明の理解を助けるために、後述する実施形態に対応する発明の構成に対し、その実施形態で用いた名称及び/又は符号を括弧書きで添えている。しかしながら、本発明の各構成要素は、前記名称及び/又は符号によって規定される実施形態に限定されるものではない。本発明の実施形態の更なる特徴は、本明細書の記述及び添付図面等から明らかになる。上記した以外の、課題、構成及び効果は、以下の実施形態の説明により明らかにされる。
本発明の実施形態に係る駐車支援装置の概略構成図である。 第1超音波センサ、第2超音波センサ及びカメラの配置を表す車両の平面図である。 本発明の実施形態に係る駐車支援ECUのCPUが実行する「並列駐車支援開始ルーチン」を示したフローチャートである。 本発明の実施形態に係る駐車支援ECUのCPUが実行する「駐車支援制御実行ルーチン」を示したフローチャートである。 本発明の実施形態に係る駐車支援ECUのCPUが実行する「駐車支援制御終了ルーチン」を示したフローチャートである。 本発明の実施形態に係る駐車支援ECUのCPUが実行する「操作要求ルーチン」を示したフローチャートである。 本発明の実施形態に係る駐車支援ECUが目標経路を計算した状況を示した平面図である。 本発明の実施形態に係る駐車支援ECUが「進行方向切替位置(シフトレバーの位置を切替えるために車両が一時停止する位置)を含む目標経路」を計算した状況を示した平面図である。 本発明の実施形態に係る駐車支援ECUのCPUが実行する「縦列駐車支援開始ルーチン」を示したフローチャートである。 本発明の実施形態に係る駐車支援ECUのCPUが実行する「出庫支援開始ルーチン」を示したフローチャートである。 本発明の変形例に係る駐車支援ECUのCPUが実行する「操作要求ルーチン」を示したフローチャートである。
以下、添付図面を参照して本発明の実施形態について説明する。なお、添付図面は本発明の原理に則った具体的な実施形態を示しているが、これらは本発明を理解するための例あり、本発明を限定的に解釈するために用いられるべきでない。
本発明の実施形態に係る駐車支援装置(以下、「本実施装置」と称呼される場合がある。)は、車両に適用される。本実施装置が搭載された車両を他の車両と区別する必要がある場合、本実施装置が搭載された車両は「自車両」とも称呼される。図1に示したように、駐車支援装置は、駐車支援ECU10を備えている。駐車支援ECU10は、CPU10a、RAM10b、ROM10c及びインターフェース(I/F)10d等を含むマイクロコンピュータを備える。なお、本明細書において、「ECU」は電気制御装置(Electric Control Unit)を意味する。ECUは、CPU、RAM、ROM及びインターフェース等を含むマイクロコンピュータを含む。CPUはROMに格納されたインストラクションを実行することにより各種機能を実現する。
駐車支援ECU10は、CAN(Controller Area Network)90を介して、エンジンECU20、ブレーキECU30、電動パワーステアリングECU(以下、「EPS・ECU」と称呼する。)40、メータECU50、SBW(Shift-by-Wire)・ECU60、及び、ナビゲーションECU70に接続されている。これらのECUは、CAN90を介して相互に情報を送信可能及び受信可能に接続されている。従って、特定のECUに接続されたセンサの検出値は他のECUにも送信されるようになっている。
エンジンECU20は、エンジンアクチュエータ21に接続されている。エンジンアクチュエータ21は、内燃機関22のスロットル弁の開度を変更するスロットル弁アクチュエータを含む。エンジンECU20は、エンジンアクチュエータ21を駆動することによって、内燃機関22が発生するトルクを変更することができる。従って、エンジンECU20は、エンジンアクチュエータ21を制御することによって、車両の駆動力を制御することができる。なお、車両が、ハイブリッド車両である場合、エンジンECU20は、車両駆動源としての「内燃機関及び電動機」の何れか一方又は両方によって発生する車両の駆動力を制御することができる。更に、車両が電気自動車である場合、エンジンECU20は、車両駆動源としての電動機によって発生する車両の駆動力を制御することができる。
ブレーキECU30は、ブレーキアクチュエータ31に接続されている。車輪に対する制動力(制動トルク)は、ブレーキアクチュエータ31によって制御される。ブレーキアクチュエータ31は、ブレーキECU30からの指示に応じてブレーキキャリパ32bに内蔵されたホイールシリンダに供給する油圧を調整し、その油圧によりブレーキパッドをブレーキディスク32aに押し付けて摩擦制動力を発生させる。従って、ブレーキECU30は、ブレーキアクチュエータ31を制御することによって、車両の制動力を制御することができる。
EPS・ECU40は、アシストモータ(M)41に接続されている。アシストモータ41は、図示しない車両の「操舵ハンドル、操舵ハンドルに連結されたステアリングシャフト及び操舵用ギア機構等を含むステアリング機構」に組み込まれている。EPS・ECU40は、ステアリングシャフトに設けられた操舵トルクセンサ(図示省略)によって、運転者が操舵ハンドルに入力した操舵トルクを検出し、この操舵トルクに基いてアシストモータ41を駆動する。EPS・ECU40は、このアシストモータ41の駆動によってステアリング機構に操舵トルク(操舵アシストトルク)を付与し、これにより、運転者の操舵操作をアシストしたり、操舵角を自動的に変更(制御)したりすることができる。
メータECU50は、表示器51及び車速センサ52に接続されている。表示器51は、運転席の正面に設けられたマルチインフォーメーションディスプレイである。表示器51は、車速及びエンジン回転速度等の計測値の表示に加えて、各種の情報を表示する。なお、表示器51として、ヘッドアップディスプレイが採用されてもよい。車速センサ52は車両の速度(車速)を検出し、その車速を示す信号をメータECU50に出力する。車速センサ52が検出した車速は、駐車支援ECU10にも送信される。
SBW・ECU60は、シフト位置センサ61に接続されている。シフト位置センサ61は、変速操作部の可動部としてのシフトレバーの位置を検出する。本例において、シフトレバーの位置は、駐車位置(P)、前進位置(D)及び後進位置(R)である。SBW・ECU60は、シフトレバーの位置をシフト位置センサ61から受け取り、そのシフトレバー位置に基いて車両の図示しない変速機及び/又は駆動方向切替え機構を制御する(即ち、車両のシフト制御を行う。)ようになっている。
より具体的に述べると、SBW・ECU60は、シフトレバーの位置が「P」であるとき、駆動輪に駆動力が伝達されず、車両が機械的に停止位置にロックされるように、変速機及び/又は駆動方向切替え機構を制御する。SBW・ECU60は、シフトレバーの位置が「D」であるとき、駆動輪に車両を前進させる駆動力が伝達されるように変速機及び/又は駆動方向切替え機構を制御する。更に、SBW・ECU60は、シフトレバーの位置が「R」であるとき、駆動輪に車両を後進させる駆動力が伝達されるように変速機及び/又は駆動方向切替え機構を制御する。SBW・ECU60は、シフト位置センサ61から受け取ったシフトレバーの位置に関する信号を駐車支援ECU10に出力するようになっている。
ナビゲーションECU70は、車両が位置している場所の「緯度及び経度」を検出するためのGPS信号を受信するGPS受信機71、地図情報を記憶した地図データベース72、及び、タッチパネル(タッチパネル式ディスプレイ)73を備えている。ナビゲーションECU70は、車両が位置している場所の緯度及び経度、並びに地図情報等に基いて各種の演算処理を行い、タッチパネル73に地図上での車両の位置を表示させる。以下では、タッチパネル73に「地図及びその地図上での車両の位置」が表示されているときの表示モードを「ナビゲーションモード」と称する。タッチパネル73は、タッチパネル式ディスプレイであり、地図及び画像等の表示を行うことができる。
タッチパネル73の表示モードには、ナビゲーションモードの他に、駐車支援モードがある。駐車支援モードは、駐車又は出庫のための駐車支援制御を行う場合の表示モードである。タッチパネル73の近傍にはホームボタン(図示省略)が設けられている。表示モードが駐車支援モードである場合、ホームボタンを押下されると、表示モードがナビゲーションモードに切り替えられる。表示モードがナビゲーションモードである場合、ホームボタンが押下されると、表示モードが駐車支援モードに切り替えられる。
駐車支援ECU10には、複数の第1超音波センサ81a〜81d、複数の第2超音波センサ82a〜82h、複数のカメラ83a〜83d、駐車支援スイッチ84、及び、スピーカ85が接続されている。複数の第1超音波センサ81a〜81dは「第1超音波センサ81」と総称される。複数の第2超音波センサ82a〜82dは「第2超音波センサ82」と総称される。複数のカメラ83a〜83dは「カメラ83」と総称される。
第1超音波センサ81及び第2超音波センサ82のそれぞれ(以下、これらを区別する必要がない場合、「超音波センサ」と総称する。)は、超音波をパルス状に車両の周囲の所定の範囲に送信し、物体によって反射された反射波を受信する。超音波センサは、超音波の送信から受信までの時間に基いて、「送信した超音波が反射された物体上の点である反射点」と超音波センサとの距離(反射点距離)を検出することができる。
第1超音波センサ81は、第2超音波センサ82に比べて、車両に対して比較的遠い位置にある物体の検出に用いられる。図2に示すように、第1超音波センサ81aが、車体200の前部の右側の位置(例えば、フロントバンパー201の右側端部)に設けられ、車両の前部における右側の物体上の反射点距離を検出する。第1超音波センサ81bが、車体200の前部の左側の位置(例えば、フロントバンパー201の左側端部)に設けられ、車両の前部における左側の物体上の反射点距離を検出する。第1超音波センサ81cが、車体200の後部の右側の位置(例えば、リアバンパー202の右側端部)に設けられ、車両の後部における右側の物体上の反射点距離を検出する。第1超音波センサ81dが、車体200の後部の左側の位置(例えば、リアバンパー202の左側端部)に設けられ、車両の後部における左側の物体上の反射点距離を検出する。
第2超音波センサ82は、車両に対して比較的近い位置にある物体の検出に用いられる。図2に示すように、4個の第2超音波センサ82a〜82dが、フロントバンパー201に、車幅方向に間隔をあけて設けられている。第2超音波センサ82a〜82dは、車両の前方の物体上の反射点距離を検出する。更に、4個の第2超音波センサ82e〜82hが、リアバンパー202に、車幅方向に間隔をあけて設けられている。第2超音波センサ82e〜82hは、車両の後方の物体上の反射点距離を検出する。
カメラ83は、例えば、CCD(charge coupled device)或いはCIS(CMOS image sensor)の撮像素子を内蔵するデジタルカメラである。カメラ83は、所定のフレームレートで(即ち、所定時間が経過する毎に)画像データを出力する。カメラ83の光軸は、車両の車体から斜め下方に向けて設定されている。従って、カメラ83は、車両を駐車/出庫する際に確認すべき車両の周辺状況(区画線、物体及び駐車/出庫可能領域等の位置及び形状等を含む。)を撮影し、画像データを駐車支援ECU10に出力するようになっている。
図2に示すように、カメラ83aが、フロントバンパー201の車幅方向の略中央部に設けられ、車両の前方領域を撮像する。カメラ83bが、車体200の後部のリアトランク203の壁部に設けられ、車両の後方領域を撮像する。カメラ83cが、右側のドアミラー204に設けられ、車両の右側方領域を撮像する。カメラ83dが、左側のドアミラー205に設けられており、車両の左側方領域を撮像する。
駐車支援ECU10は、所定時間(便宜上、以降では「第1所定時間」とも称呼する。)が経過するたびに、第1超音波センサ81及び第2超音波センサ82のそれぞれから検出信号を受信する。駐車支援ECU10は、検出信号に含まれる情報(即ち、反射点及び反射点距離)を、二次元マップにプロットする。この二次元マップは、車両の位置を原点とし、車両の進行方向をX軸、車両の左方向をY軸とした平面図である。なお、車両の位置とは、左前輪及び右前輪の平面視における中央位置である。車両の位置は、車両上の他の特定位置(例えば、平面視における左後輪及び右後輪の中央位置、平面視における車両の重心位置、又は、平面視における車両の幾何学的中心位置)であってもよい。
更に、駐車支援ECU10は、第1所定時間が経過するたびに、カメラ83のそれぞれから画像データを取得する。駐車支援ECU10は、カメラ83のそれぞれからの画像データを解析することによって車両の周囲にある物体を検出し、その物体の車両に対する位置(距離及び方位)及び形状を特定する。更に、駐車支援ECU10は、カメラ83のそれぞれからの画像データにおいて車両の周辺の路面に描かれた区画線(車線を区画する区画線及び駐車領域を区画する区画線を含む)を検出し、その区画線の車両に対する位置(距離及び方位)及び形状を特定する。駐車支援ECU10は、画像データに基いて特定(検出)された物体及び区画線を上述した二次元マップに描く。
駐車支援ECU10は、二次元マップ上に示された情報に基いて、車両の周囲(車両の位置から所定距離範囲内)に存在する物体を検出するとともに、車両の周囲であって「物体が存在しない領域」を検出する。駐車支援ECU10は、物体が存在しない領域が、自車両が余裕をもって駐車(或いは出庫)することが可能な大きさ及び形状を有する領域である場合、その領域を「候補領域」として決定する。
なお、「第1超音波センサ81、第2超音波センサ82及びカメラ83」は車両周辺センサ(或いは、情報取得手段)と総称される。車両周辺センサからの信号に基いて得られる「車両の周囲に存在する物体についての情報(位置及び形状等)及び前記車両の周囲の路面上の区画線についての情報(位置及び形状等)」は「車両周辺情報」とも称呼される。
駐車支援スイッチ84は、運転者が駐車支援ECU10に対して駐車支援制御の開始を指示するときに操作(押圧・押下)するスイッチである。駐車支援制御の詳細については後述する。なお、駐車支援制御は、(Intelligent Parking Assist:IPA)とも称呼される。駐車支援制御は、後述のように複数の支援モードを有する。
スピーカ85は、駐車支援ECU10からの発話指令を受信した場合に音声を発生させる。
(駐車支援制御の内容)
駐車支援ECU10は、以下に述べるように、駐車支援スイッチ84に対する操作、シフトレバーの位置及び車速を監視し、支援要求が発生したか否かを判定する。支援要求は、並列駐車支援要求、縦列駐車支援要求及び出庫支援要求を含む。駐車支援ECU10は、支援要求が発生したと判定すると、タッチパネル73の表示モードを駐車支援モードに自動的に変更する。
並列駐車は、走行路の進行方向に対して直角方向に自車両を駐車することと同義である。より具体的には、並列駐車は、自車両の一の側面が他車両(第1他車両)の一の側面に対向し且つ自車両の他の側面が別の他車両(第2他車両)の一の側面に対向し、自車両の車幅方向の中央を通る前後方向軸線と、第1及び第2他車両のそれぞれの車幅方向の中央を通る前後方向軸線と、が互いに平行になるように自車両を駐車することである。並列駐車は、自車両が走行路の進行方向に対して直角方向に向き、且つ、自車両の左右の側面の少なくとも一方が「白線、壁、フェンス及びガードレール等」と平行になるように自車両を駐車することを含む。
縦列駐車は、走行路の進行方向に対して自車両が平行となるように自車両を駐車することと同義である。より具体的には、縦列駐車は、自車両の前端部が第1他車両の後端部(又は前端部)に対向し且つ自車両の後端部が第2他車両の前端部(又は後端部)に対向し、自車両の車幅方向の中央を通る前後方向軸線と、第1及び第2他車両のそれぞれの車幅方向の中央を通る前後方向軸線と、が実質的に同一直線上に位置するように自車両を駐車することである。
なお、駐車支援ECU10は、駐車支援スイッチ84が押下される毎に、スイッチモードを、並列駐車モード、縦列駐車モード、出庫モード及び無設定モードへと順に切り替えるようになっている。従って、例えば、スイッチモードが無設定モードであるときに駐車支援スイッチ84が1回押下されるとスイッチモードは並列駐車モードへと変更され、スイッチモードが無設定モードであるときに駐車支援スイッチ84が2回押下されるとスイッチモードは縦列駐車モードへと変更される。スイッチモードが無設定モードであるときに駐車支援スイッチ84が3回押下されるとスイッチモードは出庫モードへと変更される。スイッチモードが並列駐車モードであるときに駐車支援スイッチ84が3回押下されると、スイッチモードは無設定モードへと変更される。なお、駐車支援スイッチ84は回転式のスイッチであってもよく、その場合、スイッチモードは、駐車支援スイッチ84が回転された位置に応じて、並列駐車モード、縦列駐車モード、出庫モード及び無設定モードへ切り替えられる。
<<並列駐車支援要求>>
駐車支援ECU10は、以下に述べる総ての条件が成立すると、並列駐車支援要求が発生したと判定する。
(条件A1)並列駐車支援要求、縦列駐車支援要求及び出庫支援要求の何れもが発生していない。
(条件A2)駐車支援スイッチ84の所定の操作(例えば、1回の押下)により並列駐車モードが選択された。
(条件A3)条件A2が成立した時点でのシフトレバーの位置が前進位置(D)である。
(条件A4)条件A2が成立した時点での車速が所定の停止判断車速(例えば、0[km/h])である。
(条件A5)走行路に隣接する領域であって、車両の位置からの最短距離が所定距離以下であり且つ車両が並列駐車可能である大きさ及び形状を有する候補領域(並列駐車候補領域)が検出されている。
<<縦列駐車支援要求>>
駐車支援ECU10は、以下に述べる総ての条件が成立すると、縦列駐車支援要求が発生したと判定する。
(条件B1)並列駐車支援要求、縦列駐車支援要求及び出庫支援要求の何れもが発生していない。
(条件B2)駐車支援スイッチ84の所定の操作(例えば、2回の連続した押下)により縦列駐車モードが選択された。
(条件B3)条件B2が成立した時点でのシフトレバーの位置が前進位置(D)である。
(条件B4)条件B2が成立した時点での車速が所定の停止判断車速(例えば、0[km/h])である。
(条件B5)走行路に隣接する領域であって、車両の位置からの最短距離が所定距離以下であり且つ車両が縦列駐車可能である大きさ及び形状の候補領域(縦列駐車候補領域)が検出されている。
<<出庫(縦列出庫)支援要求>>
駐車支援ECU10は、以下に述べる総ての条件が成立すると、出庫支援要求が発生したと判定する。
(条件C1)並列駐車支援要求、縦列駐車支援要求及び出庫支援要求の何れもが発生していない。
(条件C2)駐車支援スイッチ84の所定の操作(例えば、3回の連続した押下)により出庫モードが選択された。
(条件C3)条件C2が成立した時点でのシフトレバーの位置が駐車位置(P)である。
(条件C4)条件C2が成立した時点での車速が所定の停止判断車速(例えば、0[km/h])である。
(条件C5)車両が駐車されている領域に隣接する走行路に車両が存在可能である大きさ及び形状の候補領域(出庫候補領域)が検出されている。
駐車支援ECU10は、並列駐車支援要求が発生した場合、自車両が並列駐車候補領域内の所定領域に自車両を駐車させるための駐車支援制御を実行する。
駐車支援ECU10は、縦列駐車支援要求が発生した場合、自車両が縦列駐車候補領域内の所定領域に自車両を駐車させるための駐車支援制御を実行する。
駐車支援ECU10は、出庫支援要求が発生した場合、自車両が出庫候補領域内の所定領域に自車両を移動させるための駐車支援制御を実行する。
これらの駐車支援制御は、最終的に自車両を移動させるべき領域(目標領域)が互いに相違する点を除き、互いに同様の制御である。駐車支援ECU10は、上記の支援要求(並列駐車支援要求、縦列駐車支援要求及び出庫支援要求の何れか)が発生したと判定されると、候補領域内の所定の領域に対して自車両を移動させたと仮定した場合における自車両の位置を目標位置として設定する。なお、本例において、自車両の位置は自車両の左前輪及び右前輪の平面視における中央位置により特定される。駐車支援ECU10は、自車両の位置を現在の自車両の位置(現在位置)から目標位置まで移動させる経路を目標経路として決定する。駐車支援ECU10は、当該目標経路に沿って車両が移動するように駐車支援制御を実行する。
駐車支援ECU10は、目標経路が決定されると、当該目標経路に沿って自車両を移動させるための「自車両を移動させるべき方向(具体的には、シフトレバーの位置)、操舵角パターン及び速度パターン」を決定する。駐車支援ECU10は、決定されたシフトレバーの位置に応じてシフトレバーの切替え操作を画面表示及び/又は音声によって運転者に対して要求する。運転者がシフトレバーの切替え操作を実施すると、駐車支援ECU10は、駐車支援制御として、操舵角自動制御、駆動力自動制御及び制動力自動制御を実行する。
より具体的に述べると、操舵角パターンは、目標経路上の自車両の位置と操舵角とを関連付けたデータである。駐車支援ECU10は、決定された操舵角パターンに応じて、CAN90を介してEPS・ECU40に対して操舵指令(目標操舵角を含む)を送信する。EPS・ECU40は、駐車支援ECU10から操舵指令を受信した場合、操舵指令で特定される目標操舵角に基いてアシストモータ41を駆動し、以て、実際の操舵角を目標操舵角に一致させる(即ち、操舵角自動制御を実行する。)。
速度パターンは、目標経路上の自車両の位置と走行速度とを関連付けたデータであり、車両が目標経路を走行する際の走行速度の変化を表す。駐車支援ECU10は、決定された速度パターンに応じて、CAN90を介してエンジンECU20に対して駆動力制御指令を送信する。エンジンECU20は、駐車支援ECU10から駆動力制御指令を受信した場合には、駆動力制御指令に応じてエンジンアクチュエータ21を制御する(即ち、車両の駆動力を制御する駆動力自動制御を実行する)。更に、駐車支援ECU10は、決定された速度パターンに応じて、CAN90を介してブレーキECU30に対して制動力制御指令を送信する。ブレーキECU30は、駐車支援ECU10から制動力制御指令を受信した場合には、制動力制御指令に応じてブレーキアクチュエータ31を制御する(即ち、車両の制動力を制御する制動力自動制御を実行する)。
このように、駐車支援ECU10は、機能上、CPU10aにより実現される「目標経路を決定する経路決定部(経路決定手段)10X」及び「車両の操舵角を変更するための操舵角自動制御、車両の駆動力を制御する駆動力自動制御及び車両の制動力を制御する制動力自動制御を含む駐車支援制御を実行する駐車支援部(駐車支援手段)10Y」を有している。
(作動の概要)
上述したように、駐車支援制御として、操舵角自動制御に加えて駆動力自動制御及び制動力自動制御を実行する場合、運転者は、いくつかの操作を運転者自身によって行う必要がある。そのような操作の一例は、シフトレバーの切替え操作である。本実施装置は、車両が進行方向切替位置に到達した時点にて、シフトレバーの切替え操作に関する要求(即ち、操作要求)を画面表示及び/又は音声を用いて行う。
しかし、上述の操作要求に対して、運転者がその操作要求に対応した操作を実施しない場合がある。例えば、運転者が、駐車支援制御を終了(キャンセル)して、車両を別の場所(即ち、設定されている目標位置以外の位置)に移動させることを望んでいる場合がある。このとき、制動力自動制御により車両の停車状態が継続されているので、運転者が車両を移動させる場合に不都合が生じる。
そこで、本実施装置は、駐車支援制御を継続させるために必要な操作である所定の操作(シフトレバーの切替え操作)を車両の運転者に対して要求した場合、所定の操作が所定の期間内に運転者によって実施されたか否かを判定する(即ち、所定の操作が実施されるか否かを監視する)。そして、本実施装置は、所定の操作が所定の期間内に運転者によって実施されなかったと判定した場合、駐車支援制御を終了(キャンセル)させるとともに、駐車支援制御が終了したことを画面表示及び/又は音声により運転者に対して報知する。このように、本実施装置は、操作要求に対する運転者の操作(応答)の有無に応じて、駐車支援制御を継続したり、終了(キャンセル)させたりすることができる。その結果、運転者は、特別な操作を行うことなく、所定の期間だけ操作要求に対する操作を行わない状態を維持することにより、駐車支援制御を終了させることができる。これにより、運転者は、車両を別の場所に移動させ始めることができる。
(並列駐車支援の具体的な作動)
次に、並列駐車支援要求に対する駐車支援制御を実行する際の具体的な作動を説明する。駐車支援ECU10のCPU10a(以下、単に「CPU」と称呼する。)は、「第1所定時間と等しいか又は第1所定時間よりも長い第2所定時間」が経過する毎に図3乃至図5に示したルーチンのそれぞれを実行するようになっている。更に、CPUは、図示しないルーチンを第1所定時間が経過する毎に実行することにより、車両周辺センサから車両周辺情報を取得している。更に、CPUは、図示しないルーチンを第1所定時間が経過する毎に実行することにより、上述した二次元マップを車両周辺情報に基いて更新している。
加えて、CPUは、車両の図示しないイグニッション・キー・スイッチ(始動スイッチ)がオフ位置からオン位置へと変更されたとき、図示しない初期化ルーチンを実行して、以下に述べる各種フラグの値を「0」に設定している(フラグをクリアする)。
所定のタイミングになると、CPUは、図3のステップ300から処理を開始してステップ305に進み、支援要求フラグ(以降、単に「要求フラグ」と称呼する。)FHSの値が「0」であるか否かを判定する。要求フラグFHSは、その値が「0」であるとき支援要求が(即ち、並列駐車支援要求、縦列駐車支援要求及び出庫支援要求の何れもが)発生していないことを示し、その値が「1」であるとき支援要求が発生していることを示す。換言すると、CPUはステップ305にて上記条件A1が成立しているか否かを判定する。要求フラグFHSの値が「0」でない場合、CPUはステップ305にて「No」と判定してステップ395に直接進み、本ルーチンを一旦終了する。
いま、要求フラグFHSの値が「0」であると仮定すると、CPUはステップ305にて「Yes」と判定してステップ310に進み、駐車支援スイッチ84の所定の操作により並列駐車モードが選択されたか否か(上記条件A2が成立しているか否か)を判定する。並列駐車モードが選択されていない場合、CPUはステップ310にて「No」と判定してステップ395に直接進み、本ルーチンを一旦終了する。
いま、並列駐車モードが選択されたと仮定すると、CPUはステップ310にて「Yes」と判定してステップ315に進み、上記「条件A3、条件A4及び条件A5」の総てが成立しているか否かを判定する。なお、条件A3、条件A4及び条件A5の総てが成立するとの条件は、並列駐車支援の実行条件とも称呼される。並列駐車支援の実行条件が成立していない場合、CPUはステップ315にて「No」と判定してステップ395に直接進み、本ルーチンを一旦終了する。
並列駐車支援の実行条件が成立していると仮定すると、CPUはステップ315にて「Yes」と判定し、以下に述べるステップ320及びステップ325の処理を順に行い、ステップ330に進む。
ステップ320:CPUは、要求フラグFHSの値を「1」に設定する。
ステップ325:CPUは、検出されている並列駐車候補領域のそれぞれに対して車両を駐車させたと仮定した場合に車両の車体が占有する領域を暫定目標領域として設定する。更に、CPUは、車両がその暫定目標領域に駐車された場合における車両の位置を暫定目標位置として設定する。
加えて、CPUは、ステップ325にて、車両の位置を現在の車両の位置(現在位置)から暫定目標位置まで移動させる経路を暫定的な目標経路として演算する。目標経路は、車両の車体が物体(他車両、縁石及びガードレール等)に対して所定距離以上の間隔をあけながら車両を現在位置から目標位置まで移動させることができる経路である。よって、CPUは、車両を暫定目標位置へ「車両と物体との間の距離を所定距離(余裕距離)以上に維持しながら」移動させることが可能な経路を暫定目標経路として決定する。従って、状況によっては、複数の暫定目標経路が決定できる場合、及び、一つも暫定目標経路が決定(演算)できない(即ち、暫定目標経路が存在しない)場合が生じる。なお、目標経路は、様々な既知の演算方法の一つ(例えば、特開2015−3565号公報に提案されている方法)により演算され得る。複数の暫定目標経路が存在する場合、CPUは、それらの暫定目標経路のうち、最も距離が短い目標経路を最終的な目標経路として決定する。
例えば、図7に示した例において、車両100の位置が現在位置Pnowにある車両100の周辺には、複数の駐車領域701が存在している。複数の駐車領域701は、第1区画線702及び複数の第2区画線703によって区画されている。なお、CPUは、他車両Votを物体として検出している。従って、CPUは、車両100の周辺に、並列駐車候補領域As1及び並列駐車候補領域As2が存在していると認識している。
この状況においてCPUが図3に示したルーチンのステップ325に進むと、CPUは、並列駐車候補領域As1に対して暫定目標領域Fp1を設定し、車両100がその暫定目標領域Fp1に駐車されたと仮定した場合における車両100の位置を暫定目標位置Ptgt1として決定する。そして、CPUは、車両100の位置を、現在の車両100の位置Pnowから暫定目標位置Ptgt1まで移動させる経路を暫定的な目標経路Ltgt1として演算する。同様に、CPUは、並列駐車候補領域As2に対して暫定目標領域Fp2を設定し、車両100がその暫定目標領域Fp2に駐車されたと仮定した場合における車両100の位置を暫定目標位置Ptgt2として決定する。そして、CPUは、車両100の位置を現在の車両100の位置Pnowから暫定目標位置Ptgt2まで移動させる経路を暫定的な目標経路Ltgt2として演算する。その後、CPUは、暫定的な目標経路(Ltgt1及びLtgt2)のうち、最も距離が短い目標経路Ltgt1を最終的な目標経路Ltgtとして決定する。従って、並列駐車候補領域As1が最終的な並列駐車領域として決定され、暫定目標領域Fp1が最終的な目標領域として決定され、暫定目標位置Ptgt1が最終的な目標位置Ptgtとして決定される。
なお、CPUは、車両100を1回だけ後進させるだけでは車両100を暫定的な目標位置にまで移動させることができない場合、車両100を前進させた後に後進させたり、後進させた後に前進させ更に後進させたりする経路(即ち、車両の進行方向の切替えを伴う経路)を暫定的な目標経路として演算する。例えば、図8に示すように、CPUは、現在位置Pnowから進行方向切替位置Psw(即ち、シフトレバーの位置を前進位置(D)から後進位置(R)へ切替えるために車両100が一時停止する位置)まで車両100を前進させる第1経路LtgtAと、進行方向切替位置Pswから目標位置Ptgtまで車両を後進させる第2経路LtgtBと、を演算し、第1経路LtgtA及び第2経路LtgtBを暫定的な目標経路として設定する。以降、進行方向切替位置を単に「切替位置」と称呼する場合がある。
次に、CPUは図3に示したルーチンのステップ330に進み、最終的な目標経路が存在するか(演算・決定できたか)否かを判定する。最終的な目標経路が存在しない場合、CPUはステップ330にて「No」と判定してステップ395に直接進み、本ルーチンを一旦終了する。なお、この場合、CPUは「車両を別の場所へ移動して下さい。」とのメッセージをタッチパネル73の画面に表示させてから、ステップ325に戻ってもよい。更に、CPUは、その画面に表示されたメッセージをスピーカ85に発話させてもよい。
これに対し、最終的な目標経路が存在する場合、CPUは、ステップ330にて「Yes」と判定してステップ335に進む。CPUは、ステップ335にて、最終的な目標経路Ltgtに沿って車両を移動させるための「車両を移動させるべき方向(具体的には、シフトレバーの位置)、操舵角パターン及び速度パターン」を決定する。
次に、CPUは、ステップ340にて、現在のシフトレバー位置が「ステップ335にて指定された位置」と一致している否かを判定する。現在のシフトレバー位置が指定された位置と一致している場合、CPUは、そのステップ340にて「Yes」と判定してステップ355に進む。
これに対して、現在のシフトレバー位置が指定された位置と一致していない場合、CPUは、そのステップ340にて「No」と判定してステップ345に進む。CPUは、ステップ345にて、図6に示した後述する「操作要求ルーチン」を実行することにより、運転者に対して「シフトレバーの位置の変更」を要求する。
次に、ステップ350にて、CPUは、操作完了フラグFHOの値が「1」であるか否かを判定する。操作完了フラグFHOは、その値が「0」であるとき「操作要求ルーチン」の実行中に運転者が所定の操作(ここでは、「シフトレバーの位置の変更」)を実施しなかったことを示し、その値が「1」であるとき「操作要求ルーチン」の実行中に運転者が所定の操作を実施したことを示す。
操作完了フラグFHOの値が「1」でない場合、CPUは、そのステップ350にて「No」と判定して、以下に述べるステップ370及びステップ375の処理を順に行う。その後、CPUはステップ395に進んで本ルーチンを一旦終了する。この場合、後述する支援実行フラグ(以降、単に「実行フラグ」と称呼する。)FHEの値が「0」に維持されるので、駐車支援制御の実行が開始されない(ステップ365、及び、図4のステップ405での「No」との判定を参照。)。
ステップ370:CPUは、駐車支援制御が開始されないことを通知するメッセージをタッチパネル73に表示するとともに、当該メッセージをスピーカ85に発話させる。
ステップ375:CPUは、要求フラグFHSの値を「0」に設定する。
これに対して、操作完了フラグFHOの値が「1」である場合、CPUは、そのステップ350にて「Yes」と判定してステップ355に進む。
CPUは、ステップ355に進むと、図6に示した後述する「操作要求ルーチン」を実行することにより、運転者に対して「ブレーキペダルの解除」を要求する。
次に、ステップ360にて、CPUは、操作完了フラグFHOの値が「1」であるか否かを判定する。操作完了フラグFHOの値が「1」でない(即ち、運転者がブレーキペダルの解除を実施しなかった)場合、前述したようにステップ370及びステップ375の処理を順に行い、ステップ395に進んで本ルーチンを一旦終了する。従って、この場合においても、実行フラグFHEの値が「0」に維持されるので、駐車支援制御の実行が開始されない。
これに対して、操作完了フラグFHOの値が「1」である(即ち、運転者がブレーキペダルの解除を実施した)場合、CPUは、そのステップ360にて「Yes」と判定してステップ365に進み、実行フラグFHEの値を「1」に設定する。その後、CPUはステップ395に進んで本ルーチンを一旦終了する。これにより、駐車支援制御が開始される(後述する図4のルーチンのステップ405の「Yes」の判定を参照。)。
更に、所定のタイミングになると、CPUは、図4のステップ400から処理を開始してステップ405に進み、実行フラグFHEの値が「1」であるか否かを判定する。実行フラグFHEの値が「1」でない場合、CPUはステップ405にて「No」と判定し、ステップ495に直接進んで本ルーチンを一旦終了する。
これに対し、実行フラグFHEの値が「1」である場合、CPUはステップ405にて「Yes」と判定してステップ410に進み、目標経路上に切替位置が存在するか否かを判定する。目標経路上に切替位置が存在しない(例えば、図7の例を参照。)場合、CPUは、そのステップ410にて「No」と判定してステップ440に進み、駐車支援制御を実行する。具体的には、CPUは、操舵角パターンに従ってEPS・ECU40に操舵指令(目標操舵角)を送信することにより、操舵角自動制御を実行する。更に、CPUは、速度パターンに従ってエンジンECU20に対して駆動力制御指令を送信することにより、駆動力自動制御を実行する。更に、CPUは、速度パターンに従ってブレーキECU30に対して制動力制御指令を送信することにより、制動力自動制御を実行する。従って、運転者は、操舵ハンドル、アクセルペダル及びブレーキペダルを自身で操作しなくても、車両を目標領域に移動させる(車両の位置を目標位置へと移動させる)ことができる。なお、ステップ440が実行されている時点において、運転者がブレーキペダルを操作することによって大きな制動力を要求した場合、その要求に応じた制動力が発生するようにブレーキアクチュエータ31が制御される。更に、その場合、エンジンアクチュエータ21が制御されることにより車両の駆動力は「0」に設定される。その後、CPUは、ステップ495に進んで本ルーチンを一旦終了する。
一方、CPUがステップ410に進んだ時点にて目標経路上に切替位置が存在する(例えば、図8の例を参照。)場合、CPUは、そのステップ410にて「Yes」と判定してステップ415に進み、車両が切替位置に到達したか否かを判定する。車両が切替位置に到達していない場合、CPUは、そのステップ415にて「No」と判定してステップ440に進み、上述のように駐車支援制御を実行する。その後、CPUは、ステップ495に進んで本ルーチンを一旦終了する。
これに対して、車両が切替位置に到達した場合、CPUは、そのステップ415にて「Yes」と判定してステップ420に進む。なお、この時点(車両が切替位置に到達した時点)以降において、CPUは制動力自動制御によって車両に制動力を付与し、車両を停止させている。
CPUは、ステップ420にて、図6に示した後述する「操作要求ルーチン」を実行することにより、運転者に対して「シフトレバーの位置の変更」を要求する。図8の例において、車両100が進行方向切替位置Pswに到達したと仮定すると、ここでの「シフトレバーの位置の変更」は、前進位置(D)から後進位置(R)への変更である。従って、この場合、後述するように、CPUは図6のステップ610の処理を実行することによって、「シフトレバーの位置を(D)から(R)へと変更することを要求する旨のメッセージ」をタッチパネル73に表示するとともに、当該メッセージをスピーカ85に発話させる。
次に、ステップ425にて、CPUは、操作完了フラグFHOの値が「1」であるか否かを判定する。操作完了フラグFHOの値が「1」である場合、CPUはそのステップ425にて「Yes」と判定してステップ440に進み、前述のように駐車支援制御を実行する。従って、CPUは、車両に付与されていた制動力を消滅させ、車両を目標経路に従って走行させるように車両に駆動力を付与する。その後、CPUは、ステップ495に進んで本ルーチンを一旦終了する。
これに対して、操作完了フラグFHOの値が「1」でない場合(即ち、シフトレバーの位置を(D)から(R)へと変更する操作要求に対して、運転者がその操作要求に応じた操作を所定の期間内に行なわなかった場合)、CPUはそのステップ425にて「No」と判定して、以下に述べるステップ430及びステップ435の処理を順に行う。その後、CPUは、ステップ495に進んで本ルーチンを一旦終了する。
ステップ430:CPUは、駐車支援制御が終了されることを通知するメッセージをタッチパネル73に表示するとともに、当該メッセージをスピーカ85に発話させる。
ステップ435:CPUは、要求フラグFHSの値及び実行フラグFHEの値を共に「0」に設定する。
これにより、CPUが再び図4のルーチンをステップ400から開始してステップ405に進むと「No」と判定するので、駐車支援制御が実行されない。即ち、車両を切替位置に停止させるための制動力自動制御による制動力の付与が解除される。
更に、所定のタイミングになると、CPUは、図5のステップ500から処理を開始してステップ505に進み、実行フラグFHEの値が「1」であるか否かを判定する。実行フラグFHEの値が「1」でない場合、CPUはステップ505にて「No」と判定し、ステップ595に直接進んで本ルーチンを一旦終了する。
実行フラグFHEの値が「1」である場合、CPUはステップ505にて「Yes」と判定してステップ510に進み、車両が最終的な目標位置に到達したか否か(車両が最終的な目標領域に到達したか否か)を判定する。車両が目標位置に到達していない場合、CPUはステップ510にて「No」と判定し、ステップ595に直接進んで本ルーチンを一旦終了する。
これに対し、車両が目標位置に到達している場合、CPUはステップ510にて「Yes」と判定してステップ515に進む。なお、この時点(車両が目標位置に到達した時点)以降において、CPUは制動力自動制御によって車両に制動力を付与し、車両を停止させている。ステップ515にて、CPUは、図6に示した後述する「操作要求ルーチン」を実行することにより、運転者に対して「シフトレバーの位置の変更」を要求する。ここでの「シフトレバーの位置の変更」は、後進位置(R)から駐車位置(P)への変更である。
次に、ステップ520にて、CPUは、操作完了フラグFHOの値が「1」であるか否かを判定する。即ち、CPUは、シフトレバーの位置が後進位置(R)から駐車位置(P)へ変更されたか否かを判定する。操作完了フラグFHOの値が「1」である場合、CPUはそのステップ520にて「Yes」と判定して、以下に述べるステップ525及びステップ535の処理を順に行う。その後、CPUは、ステップ595に進んで本ルーチンを一旦終了する。
ステップ525:CPUは、駐車支援制御の最終的な処理である「駐車支援制御の完了処理」を実行する。具体的には、CPUは、駐車支援制御が完了したことを通知するメッセージをタッチパネル73に表示するとともに、当該メッセージをスピーカ85に発話させる。更に、CPUは、車両を目標位置に停止させるための制動力自動制御による制動力の付与を解除する。
ステップ535:CPUは、要求フラグFHSの値及び実行フラグFHEの値を共に「0」に設定する。
これに対して、操作完了フラグFHOの値が「1」でない場合、CPUはそのステップ520にて「No」と判定して、以下に述べるステップ530及びステップ535の処理を順に行う。その後、CPUは、ステップ595に進んで本ルーチンを一旦終了する。
ステップ530:CPUは、駐車支援制御が終了されることを通知するメッセージをタッチパネル73に表示するとともに、当該メッセージをスピーカ85に発話させる。
ステップ535:CPUは、要求フラグFHSの値及び実行フラグFHEの値を共に「0」に設定する。
なお、車両が目標位置に到達した時点にて運転者がシフトレバーの位置の変更を行わなかった場合、CPUは、ステップ530を実行した以降において、所定の時間だけ車輪に対して制動力を付与することにより、車両の停止状態を維持してもよい。
次に、図6に示したフローチャートを参照して、CPUが、ステップ345、ステップ355、ステップ420及びステップ515にて実行する「操作要求ルーチン」ついて説明する。CPUは、ステップ345、ステップ355、ステップ420及びステップ515に進んだ場合、図6に示したルーチンの処理をステップ600から開始して、以下に述べるステップ605及びステップ610の処理を順に行う。その後、CPUは、ステップ615に進む。
ステップ605:CPUは、操作完了フラグFHOの値を「0」に設定する。
ステップ610:CPUは、「運転者が実施すべき所定の操作(例えば、シフトレバーの位置の変更)」をタッチパネル73に表示するとともに、当該メッセージをスピーカ85に発話させる。即ち、CPUは操作要求を運転者に対して報知する。本例においては、CPUは、所定の操作をタッチパネル73に表示させながら運転者に対する報知を1回行う。
次に、ステップ615にて、CPUは、上述の所定の操作(即ち、操作要求に対応した操作)が運転者によって実施されたか否かを判定する。所定の操作が実施された場合、CPUは、そのステップ615にて「Yes」と判定してステップ640に進み、操作完了フラグFHOの値を「1」に設定する。その後、CPUは、ステップ695に進んで本ルーチンを終了する。
これに対して、所定の操作(即ち、操作要求に対応した操作)が実施されていない場合、CPUは、そのステップ615にて「No」と判定してステップ620に進み、所定の警告条件が成立しているか否かを判定する。警告条件は、操作要求(現時点にて行われている操作要求)が開始された時点(操作要求時点)からの経過時間が所定の第1時間閾値Tm1以上になったときに成立する。警告条件が成立していない場合、CPUはそのステップ620にて「No」と判定してステップ615に戻る。
これに対して、警告条件が成立した場合、CPUは、そのステップ620にて「Yes」と判定してステップ625に進む。CPUは、ステップ625にて、所定の操作(即ち、操作要求に対応した操作)が実施されていない旨を示し且つその操作を直ちに行うことを促す警告メッセージをタッチパネル73に表示するとともに、当該警告メッセージをスピーカ85に発話させる。
次に、ステップ630にて、CPUは、所定の操作(即ち、操作要求に対応した操作)が実施されたか否かを判定する。所定の操作が実施された場合、CPUは、そのステップ630にて「Yes」と判定してステップ640に進み、操作完了フラグFHOの値を「1」に設定する。その後、CPUは、ステップ695に進んで本ルーチンを終了する。
これに対して、所定の操作(即ち、操作要求に対応した操作)が実施されていない場合、CPUは、そのステップ630にて「No」と判定してステップ635に進み、所定の終了条件(キャンセル条件)が成立しているか否かを判定する。終了条件は、操作要求時点からの経過時間が、第1時間閾値Tm1よりも長い所定の第2時間閾値Tm2(Tm2>Tm1)以上になったときに成立する。終了条件が成立していない場合、CPUはそのステップ635にて「No」と判定してステップ625に戻る。
これに対して、終了条件が成立した場合、CPUは、そのステップ635にて「Yes」と判定してステップ695に進んで本ルーチンを終了する。この場合、操作完了フラグFHOの値は「0」である。従って、その後のステップ(ステップ350、ステップ360、ステップ425及びステップ520の何れか)にて、CPUは「No」と判定するので、駐車支援制御が終了される(キャンセルされる)。
以上のように、本実施装置は、操作要求に対する運転者の応答(操作要求により要求されている操作が実施されたか否か)に応じて、駐車支援制御を終了させる。即ち、本実施装置は、駐車支援制御に関して運転者が実施すべき操作である所定の操作を運転者に対して要求した場合、所定の操作が運転者によって実施されたか否かを監視する。本実施形態において、「所定の操作」とは、図3のルーチンにおける「ブレーキペダルの解除」及び「シフトレバーの位置の変更」、図4のルーチンにおける「シフトレバーの位置の変更」、並びに、図5のルーチンにおける「シフトレバーの位置の変更」である。図3のルーチンにおける「ブレーキペダルの解除」及び「シフトレバーの位置の変更」は、駐車支援制御を開始するのに必要な操作である。図4のルーチンにおける「シフトレバーの位置の変更」は、駐車支援制御を継続させるのに必要な操作である。図5のルーチンにおける「シフトレバーの位置の変更」は、駐車支援制御を最終的に完了させる(即ち、ステップ525の完了処理を実施する)のに必要な操作である。本実施装置は、所定の操作が運転者によって実施されなかった場合、駐車支援制御を終了するとともに、駐車支援制御が終了されたことを運転者に報知する。
例えば、車両が切替位置に到達した時点にて、運転者が車両を目標位置以外の位置に移動させることを望み、運転者が所定の操作を実施しなかった場合、操作要求時点から第2時間閾値Tm2が経過した時点にて駐車支援制御が終了される(キャンセルされる)。従って、車両を切替位置に停止させるための制動力自動制御による制動力の付与が解除される。更に、運転者は、タッチパネル73の表示及びスピーカ85からの音声により、駐車支援制御が終了されたことを認知することができる。従って、運転者は、駐車支援制御を停止させる特別な操作(例えば、駐車支援スイッチ84を操作してスイッチモードを無設定モードに設定する操作)を行うことなく、車両を別の場所に移動させることができる。
更に、本実施装置は、操作要求時点からの経過時間が第1時間閾値Tm1以上になったときに、駐車支援制御を終了させることなく運転者に対して警告を行う。運転者は、警告を受けた時点にて所定の操作を実施することにより、駐車支援制御を継続させることができる。例えば、運転者が駐車支援制御を希望しているものの、運転者が所定の操作を実施するのが遅れた場合であっても駐車支援制御が直ちに終了されることはない。よって、運転者が再度駐車支援スイッチ84を押下して支援要求を発生させる必要がない。従って、運転者の煩わしさを低減することができる。一方、運転者に警告したにも関わらず、所定の操作が行われることなく操作要求時点からの経過時間が第2時間閾値Tm2以上になった場合、運転者が駐車支援制御の終了を希望している蓋然性が高い。従って、この場合、本実施装置は、駐車支援制御を終了させる。このように、本実施装置は、操作要求時点からの経過時間に応じて駐車支援制御を終了させることができる。
(縦列駐車支援の具体的な作動)
縦列駐車の駐車支援制御は、最終的に自車両を移動させるべき領域(目標領域)が相違する点を除き、並列駐車の駐車支援制御と同様の制御である。以下、この相違点を説明する。
CPUは、所定時間が経過する毎に、図3に示したルーチンに代えて、図9に示した「縦列駐車支援開始ルーチン」を実行するようになっている。図9に示したルーチンは、図3に示したルーチンのステップ310及びステップ315が、それぞれステップ910及びステップ915に置き換えられたルーチンである。なお、図9において、図3に示したステップと同一の処理を行うためのステップには、図3のそのようなステップに付された符号が付されている。従って、図3と同じ符号が付されたステップについては詳細な説明を省略する。
所定のタイミングになると、CPUが図9のステップ900から処理を開始する。CPUが、ステップ910に進むと、駐車支援スイッチ84の所定の操作により縦列駐車モードが選択されたか否か(上記条件B2が成立しているか否か)を判定する。縦列駐車モードが選択されていない場合、CPUはステップ910にて「No」と判定してステップ995に直接進み、本ルーチンを一旦終了する。
いま、縦列駐車モードが選択されたと仮定すると、CPUはステップ910にて「Yes」と判定してステップ915に進み、上記「条件B3、条件B4及び条件B5」の総てが成立しているか否かを判定する。なお、条件B3、条件B4及び条件B5の総てが成立するとの条件は、縦列駐車支援の実行条件とも称呼される。縦列駐車支援の実行条件が成立していない場合、CPUはステップ915にて「No」と判定してステップ995に直接進み、本ルーチンを一旦終了する。
縦列駐車支援の実行条件が成立していると仮定すると、CPUはステップ915にて「Yes」と判定し、以降のステップ320乃至ステップ375の処理を行う。
以上のように、本実施装置は、縦列駐車支援において、操作要求に対する運転者の応答(操作要求により要求されている操作が実施されたか否か)に応じて、駐車支援制御を終了させることができる。なお、図4及び図5のルーチンは、縦列駐車支援要求に対する駐車支援制御に適用することができる。
(出庫支援の具体的な作動)
縦列出庫の駐車支援制御は、最終的に自車両を移動させるべき領域(目標領域)が相違する点を除き、並列駐車の駐車支援制御と同様の制御である。以下、この相違点を説明する。
CPUは、所定時間が経過する毎に、図3に示したルーチンに代えて、図10に示した「出庫支援開始ルーチン」を実行するようになっている。図10に示したルーチンは、図3に示したルーチンのステップ310及びステップ315が、それぞれステップ1010及びステップ1015に置き換えられ、図3に示したルーチンのステップ335の後にステップ1020及びステップ1025が追加されたルーチンである。なお、図10において、図3に示したステップと同一の処理を行うためのステップには、図3のそのようなステップに付された符号が付されている。従って、図3と同じ符号が付されたステップについては詳細な説明を省略する。
所定のタイミングになると、CPUが図10のステップ1000から処理を開始する。CPUが、ステップ1010に進むと、駐車支援スイッチ84の所定の操作により出庫モードが選択されたか否か(上記条件C2が成立しているか否か)を判定する。出庫モードが選択されていない場合、CPUはステップ1010にて「No」と判定してステップ1095に直接進み、本ルーチンを一旦終了する。
いま、出庫モードが選択されたと仮定すると、CPUはステップ1010にて「Yes」と判定してステップ1015に進み、上記「条件C3、条件C4及び条件C5」の総てが成立しているか否かを判定する。なお、条件C3、条件C4及び条件C5の総てが成立するとの条件は、出庫支援の実行条件とも称呼される。出庫支援の実行条件が成立していない場合、CPUはステップ1015にて「No」と判定してステップ1095に直接進み、本ルーチンを一旦終了する。
出庫支援の実行条件が成立していると仮定すると、CPUはステップ1015にて「Yes」と判定して以降のステップ320乃至ステップ335の処理を行い、ステップ1020に進む。
CPUは、ステップ1020に進むと、図6に示した「操作要求ルーチン」を実行することにより、運転者に対して「ウィンカー操作(出庫する方向のターンシグナルランプの点灯)」を要求する。
次に、ステップ1025にて、CPUは、操作完了フラグFHOの値が「1」であるか否かを判定する。操作完了フラグFHOの値が「1」でない場合、CPUは、そのステップ1025にて「No」と判定してステップ370に進み、要求フラグFHSの値を「0」に設定する。その後、CPUはステップ1095に進んで本ルーチンを一旦終了する。従って、駐車支援制御の実行が開始されない。
操作完了フラグFHOの値が「1」である場合、CPUは、そのステップ1025にて「Yes」と判定して以降のステップ340乃至ステップ370の処理を行う。その後、CPUはステップ1095に進んで本ルーチンを一旦終了する。
以上のように、本実施装置は、出庫支援において、操作要求に対する運転者の応答(操作要求により要求されている操作が実施されたか否か)に応じて、駐車支援制御を終了させることができる。なお、図4及び図5のルーチンは、出庫支援要求に対する駐車支援制御に適用することができる。この場合、図5のルーチンのステップ515、ステップ520及びステップ530の処理は省略されてもよい。別の例として、CPUは、ステップ515に進むと、図6に示した「操作要求ルーチン」を実行することにより、運転者に対して「ブレーキペダルの操作(運転者が一旦ブレーキペダルを踏む操作)」を要求してもよい。
なお、本発明は上記実施形態に限定されることはなく、本発明の範囲内において種々の変形例を採用することができる。
(変形例1)
CPUは、運転者に対する操作要求の報知回数が所定の回数閾値Th1になるまでの所定の期間において、操作要求に対応した操作が運転者により実施されたか否かを監視してもよい。この構成において、CPUは、所定の期間内に操作要求に対応した操作が運転者により実施されなかったとき、駐車支援制御を終了させるとともに、駐車支援制御が終了したことを運転者に対して報知する。
例えば、CPUは、図6に示したルーチンに代えて、図11に示した「操作要求ルーチン」を実行してもよい。図11のルーチンは、図6のステップ620乃至ステップ635がステップ1110に置き換えられたルーチンである。なお、図11において、図6に示したステップと同一の処理を行うためのステップには、図6のそのようなステップに付された符号が付されている。従って、図6と同じ符号が付されたステップについては詳細な説明を省略する。
CPUは、図11のルーチンをステップ1100から開始してステップ610に進むと、操作要求を行う(即ち、所定の操作を運転者に対して報知する。)。次に、ステップ615にて、CPUは、操作要求に対応した操作が運転者によって実施されたか否かを判定する。
操作要求に対応した操作が実施されていない場合、CPUは、そのステップ615にて「No」と判定してステップ1110に進み、所定の第2終了条件が成立するか否かを判定する。第2終了条件は、運転者に対する操作要求の報知回数が所定の回数閾値Th1以上になったときに成立する。第2終了条件が成立した場合、CPUは、そのステップ1110にて「Yes」と判定してステップ1195に進んで本ルーチンを終了する。これに対して、第2終了条件が成立しない場合、CPUは、ステップ610に戻り、再度操作要求を行う(即ち、所定の操作を運転者に対して再度報知する。)。
(変形例2)
駐車支援制御が終了(キャンセル)された場合、駐車支援ECU10は、目標領域及び目標経路に関して以下の処理を実行してもよい。具体的には、駐車支援ECU10は、駐車支援制御が終了された時点の目標領域及び目標経路を直ちに破棄してもよい。別の例によれば、駐車支援ECU10は、駐車支援制御が終了された時点の目標領域及び目標経路を所定の時間だけRAMに維持(保持)してもよい。この例によれば、運転者が再度駐車支援スイッチ84を操作すると、その保持された目標領域及び目標経路を用いた駐車支援制御が再開される。
(変形例3)
駐車支援スイッチ84は、運転者が駐車/出庫支援を要求する際に操作され、その要求を表す信号を発生するスイッチであればよい。更に、駐車支援スイッチは、音声認識装置を用いて運転者の駐車/出庫支援に対する要求を認識する装置であってもよい。このような装置は、音声により操作されるスイッチと等価であり、本発明における操作スイッチ(操作手段)を構成し得る。駐車支援ECUは、運転者によるスイッチの操作及び/又は運転者の音声から、支援要求が発生したか否かを判定する要求監視機能を備えていればよい。
(変形例4)
駐車支援に係る報知/通知は、タッチパネル73に代えて又は加えて、表示器51に表示されてもよい。メータECU50は、駐車支援ECU10から送信された表示指令に従って、駐車支援に係る通知を表示してもよい。なお、表示器51は、駐車支援専用のディスプレイを備えてもよい。
(変形例5)
駐車支援ECU10は、自車両を前進させて、自車両の前後方向と他車両の前後方向とが互いに並列になるように駐車するときの駐車支援を行う前進並列駐車支援制御を更に実行できるように構成されてもよい。この場合、駐車支援スイッチ84は、押下される毎に、スイッチモードを、後進並列駐車モード、前進並列駐車モード、縦列駐車モード、出庫モード及び無設定モードへと順に切り替えるようになっている。
10…駐車支援ECU、20…エンジンECU、30…ブレーキECU、40…EPS・ECU、50…メータECU、60…SBW・ECU、70…ナビゲーションECU、81a〜81d…第1超音波センサ、82a〜82h…第2超音波センサ、83a〜83d…カメラ、84…駐車支援スイッチ、85…スピーカ。

Claims (3)

  1. 車両の周囲に存在する物体についての情報及び前記車両の周囲の路面上の区画線についての情報を含む車両周辺情報を取得する情報取得手段と、
    前記車両周辺情報に基いて、前記車両の駐車又は出庫を完了したときに前記車両が占有する領域である目標領域を決定し且つ現時点における前記車両の位置から前記目標領域へ前記車両を移動させることが可能な経路を目標経路として決定する経路決定手段と、
    前記決定された目標経路に沿って前記車両が前記現時点における前記車両の位置から前記目標領域まで移動するように、前記車両の操舵角を変更するための操舵角自動制御、前記車両の駆動力を制御する駆動力自動制御及び前記車両の制動力を制御する制動力自動制御を含む駐車支援制御を実行する駐車支援手段と、
    を備え、
    前記駐車支援手段は、前記目標経路が決定された時点以後の時点である第1時点から前記車両が前記目標領域に到達した時点以後の第2時点までの期間において、
    前記駐車支援制御に関して乗員が実施すべき前記車両に対する運転操作を要求する操作要求を前記乗員に対して報知し、
    前記操作要求に対応した運転操作が前記報知の後の所定の期間内に前記乗員により実施されたか否かを監視し、
    前記所定の期間内に前記操作要求に対応した運転操作が前記乗員により実施されなかったとき、前記駐車支援制御を終了させるとともに、前記駐車支援制御が終了したことを前記乗員に対して報知する
    ように構成された
    駐車支援装置。
  2. 請求項1に記載の駐車支援装置において、
    前記駐車支援手段は、前記操作要求に対応した運転操作が前記所定の期間内に前記乗員により実施されなかった場合、
    前記操作要求が前記乗員に対してなされた時点からの経過時間が所定の第1時間閾値以上になったとき、前記駐車支援制御を終了させることなく前記乗員に対して前記操作要求に対応した運転操作が実施されていない旨を警告し、
    前記操作要求が前記乗員に対してなされた時点からの経過時間が、前記第1時間閾値よりも長い所定の第2時間閾値以上になったとき、前記駐車支援制御を終了させるとともに、前記駐車支援制御が終了したことを前記乗員に対して報知する
    ように構成された
    駐車支援装置。
  3. 請求項1又は2に記載の駐車支援装置において、
    前記駐車支援手段は、前記第1時点から前記第2時点までの期間において前記車両が停止する停止位置が存在する場合、
    前記車両が前記停止位置にて停止したとき、前記操作要求として、シフトレバーの位置の変更を前記乗員に対して報知する
    ように構成された
    駐車支援装置。

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