JP2020000399A - 遊技機 - Google Patents

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田中 達也
Tatsuya Tanaka
達也 田中
哲郎 ▲高▼嶋
哲郎 ▲高▼嶋
Tetsuro Takashima
勇亮 菊池
Yusuke Kikuchi
勇亮 菊池
小林 豊
Yutaka Kobayashi
豊 小林
竹内 啓喜
Keiki Takeuchi
啓喜 竹内
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Abstract

【課題】可動体をランダムに動作させることで演出の表現力を高めることができる遊技機を提供。【解決手段】可動演出手段60は、透明部を有して内部が視認可能な透明円筒体101と、透明円筒体101に収容される複数の小片102aからなる演出可動体102と、透明円筒体101の内部に向かう第1方向に沿って風を送る第1送風手段103と、透明円筒体101における第1送風手段103と離れた位置に設けられて第2方向に風を送る第2送風手段109とを備える。第1送風手段103および第2送風手段109は、互いの風量が制御可能に構成されるので、演出可動体102を舞い上がらせたり落下させたりする際に、複数の小片102aが塊にならずに適度に分散した状態で動作させることができる。【選択図】図12

Description

本発明は、スロットマシン等に代表される遊技機に関する。
従来、遊技機の代表例として例えばスロットマシンやパチンコ機がある。このような遊技機において、遊技の興趣を高めるための演出を実行する手段として、表示装置、発光体、音響部、振動体などを用いることが一般的であるが、そのような演出手段に加えて、キャラクタやフィギュア等の可動体を動作させて演出を実行する可動演出手段を備えた遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の遊技機は、役物本体と可動部位とが一体的に形成された可動体役物(人物ギミック)を備え、可動体役物の可動部位として腕と口が人間と似せた疑似動作を実行可能に構成されている。
特開2017−042244号公報
しかしながら、従来のような可動演出手段を備えた遊技機では、可動体役物の腕を上下に振ったり(振り子運動)、口が開口閉口したりするような動作は可能であるものの、可動部位の動作が小さく、動作パターンも限られることから、遊技者の興味が次第に薄れてしまう可能性がある。
本発明の目的は、可動体をランダムに動作させることで演出の表現力を高めることができる遊技機を提供することである。
すなわち、請求項1に記載の発明は、
遊技者から視認可能に設けられた可動演出手段を備えた遊技機であって、
前記可動演出手段は、
透明部を有して内部が視認可能に形成された容器体と、
前記容器体に収容される複数の小片からなる演出可動体と、
前記容器体の内部に向かう第1方向に沿って風を送る第1送風手段と、
前記容器体における前記第1送風手段と離れた位置に設けられて第2方向に風を送る第2送風手段と、を備え、
前記第1送風手段および前記第2送風手段は、互いの風量が制御可能に構成されている
ことを特徴とする遊技機。
このような本発明に係る遊技機によれば、容器体と、複数の小片からなる演出可動体と、第1送風手段および第2送風手段と、を備えた可動演出手段は、第1送風手段および第2送風手段の風量や風向を制御することで、演出可動体を舞い上がらせたり落下させたりする際に、複数の小片が塊にならずに適度に分散した状態で動作させることができる。したがって、複数の小片をランダムに動作させることで演出の表現力を高めることができ、遊技者の興味が持続されて遊技の興趣を高めることができる。
本発明の一実施形態におけるスロットマシンの斜視図である。 スロットマシンの正面図である。 前面扉を開いた状態のスロットマシンの斜視図である。 前面扉の背面図である。 筐体の正面図である。 スロットマシンの可動演出手段を外した状態を示す分解斜視図である。 第1実施形態の可動演出手段の斜視図である。 第1実施形態の可動演出手段の分解斜視図である。 (A)、(B)は、第2実施形態の可動演出手段の部分断面斜視図および側面図である。 第2実施形態の可動演出手段の分解斜視図である。 第2実施形態の可動演出手段の風変化手段の変形例を示す側面図である。 (A)、(B)は、第3実施形態の可動演出手段の断面図である。 第3実施形態の可動演出手段の変形例を示す断面図である。 (A)、(B)は、第3実施形態の可動演出手段の他の変形例を示す断面図である。 (A)、(B)は、本発明の変形例に係る可動演出手段の断面図である。
以下、本発明の実施形態について、添付図面を参照して説明する。以下では、本発明を遊技機の一種である回胴式遊技機、具体的にはスロットマシン10に適用した場合の一実施形態について説明する。図1は、スロットマシン10の斜視図であり、図2は、スロットマシン10の正面図であり、図3は、前面扉12を開いた状態のスロットマシン10の斜視図であり、図4は、前面扉12の背面図であり、図5は、筐体11の正面図である。
〔遊技機の全体構造〕
図1から図5に示すように、スロットマシン10は、その外殻を形成する筐体11を備えている。筐体11は、木製のパネルを組み合わせて、全体として前面を開放した箱状に形成されており、遊技ホールへの設置の際にいわゆる島設備に対し釘を打ち付ける等して取り付けられる。なお、筐体11は、木製のパネルによって構成されるものに限らず、合成樹脂製パネルまたは金属製パネルによって構成されてもよいし、合成樹脂材料または金属材料によって一体の箱状に形成されたものでもよい。筺体11の側面上部には、筺体11の内部から外部に通じる開口11aが貫通形成されている。筺体11の側面下部には、スロットマシン10を運搬する際に利用される取手部11bが設けられている。
筐体11の前面側には、前面扉12が開閉可能に取り付けられている。すなわち、筐体11には、その正面から見て左側部に上下三箇所の支軸13a,13b,13c(図5参照)が設けられており、前面扉12には、各支軸13a,13b,13cと対応する位置に軸受部14a,14b,14c(図4参照)が設けられている。そして、各軸受部14a,14b,14cに各支軸13a,13b,13cが挿入された状態では、前面扉12が筐体11に対して各支軸13a,13b,13cを結ぶ上下方向に延びる開閉軸線を中心として回動可能に支持され、前面扉12の回動によって筐体11の前面開放側を開放したり閉鎖したりすることができるようになっている。
また、前面扉12において開閉軸の反対側(正面から見て右側)には、その背面に施錠装置15が設けられ、筐体11における施錠装置15に対応した位置には錠受部16が設けられている。この施錠装置15は、筐体11に対して閉鎖した前面扉12を開放不能な施錠状態とするものである。前面扉12の前面右端部には、施錠装置15と一体化されたキーシリンダ17が設けられており、キーシリンダ17に対する所定のキー操作によって施錠装置15の施錠状態と解錠状態とが切り替えられるように構成されている。すなわち、キーシリンダ17をキー操作することにより、施錠装置15を錠受部16に係合させて施錠状態とすることで、前面扉12が開放不能となり、施錠装置15と錠受部16との係合を解除して解錠状態とすることで、前面扉12が開放可能となる。なお、キーシリンダ17としては、不正解錠防止機能の高いオムロック(登録商標)が用いられている。
前面扉12の前面中央部には、遊技に関する情報を表示するための遊技パネル20が設けられている。遊技パネル20は、合成樹脂材料から透明に構成されており、遊技パネル20を通じてスロットマシン10の内部が視認可能となっている。この遊技パネル20に対応した前面扉12の背面側には、図3、4に示すように、回胴式表示装置(発光表示部)であるリールユニット21が取り付けられている。リールユニット21は、後述する主中継基板71から延びる電力の分配配線(不図示)や信号線(不図示)を接続するためのコネクタ21a,21bを備え、主制御装置90によってリールユニット21の動作が制御されるようになっている。
リールユニット21は、円筒状(円環状)にそれぞれ形成された左リール22L,中リール22M,右リール22Rを備えている。各リール22L,22M,22Rは、その中心軸線が当該リールの回転軸線となるように回転可能に支持されている。各リール22L,22M,22Rの回転軸線は略水平方向に延びる同一軸線上に配設され、各リール22L,22M,22Rの表面の一部は遊技パネル20を通じて視認可能な状態となっている。また、各リール22L,22M,22Rが正回転すると、遊技パネル20を通じて各リール22L,22M,22Rの表面は上から下へ向かって移動しているかのように視認される。
ここで、リールユニット21の構成を簡単に説明する。各リール22L,22M,22Rは、それぞれがステッピングモータに連結されており、各ステッピングモータの駆動により各リール22L,22M,22Rが個別に、すなわちそれぞれ独立して回転駆動し得る構成となっている。ステッピングモータは、例えば504パルスの駆動信号(以下、励磁パルスとも言う)を与えることにより1回転されるように設定されており、この励磁パルスによってステッピングモータの回転位置、すなわちリールの回転位置が制御される。また、リールユニット21には、リールが1回転したことを検出するためのリールインデックスセンサが各リール22L,22M,22Rに設置されている。そして、リールインデックスセンサからは、リールが1回転したことを検出した場合、その検出の都度、後述する主制御装置90に検出信号が出力されるようになっている。このため主制御装置90は、リールインデックスセンサの検出信号と、当該検出信号が入力されるまでに出力した励磁パルス数とに基づいて、各リール22L,22M,22Rの角度位置を1回転毎に確認するとともに補正することができる。
各リール22L,22M,22Rの外周面には、リールテープが貼り付けられている。リールテープの長辺方向(周回方向)に識別情報としての図柄が複数個、具体的には、各リール22L,22M,22R毎に、21個の図柄が等間隔に描かれており、そのうち連続する3個の図柄が遊技パネル20の上段、中段、下段の位置にそれぞれ視認可能に構成されている。このため、所定の位置においてある図柄を次の図柄へ切り替えるには、24パルス(=504パルス÷21図柄)の励磁パルスの出力を要する。また、主制御装置90は、リールインデックスセンサの検出信号が入力されてから出力した励磁パルス数により、遊技パネル20から視認可能な状態となっている図柄を把握したり、遊技パネル20から視認可能な位置に所定の図柄を停止させたりする制御を行うことができる。
図1、2に示すように、遊技パネル20の下方左側には、各リール22L,22M,22Rの回転を開始させるために操作されるスタートレバー23が設けられている。スタートレバー23は、遊技者が遊技(ゲーム)を開始するときに手で押し操作(押される方向は限定されない)するレバーであり、所定数のメダルが投入されている状態でスタートレバー23が操作されると、各リール22L,22M,22Rの回転が一斉に(但し、同時である必要はない)開始されるようになっている。
スタートレバー23の右側には、回転している各リール22L,22M,22Rを個別に停止させるために操作されるボタン状のストップスイッチ24L,24M,24Rが設けられている。各ストップスイッチ24L,24M,24Rは、停止対象となるリール22L,22M,22Rに対応して配置されている。すなわち、左ストップスイッチ24Lが操作された場合には左リール22Lの回転が停止し、中ストップスイッチ24Mが操作された場合には中リール22Mの回転が停止し、右ストップスイッチ24Rが操作された場合には右リール22Rの回転が停止する。
遊技パネル20の下方右側には、メダルを投入するためのメダル投入部25が設けられている。メダル投入部25から投入されたメダルは、図3、4に示すように、前面扉12の背面に設けられたセレクタ(不図示)によって取込用通路26か排出用通路27のいずれかへ導かれる。そして、取込用通路26に導かれたメダルは、筺体11の内部に収容されたホッパ装置31(図3、5参照)へと導かれる。一方、排出用通路27に導かれたメダルは、図1、2に示すように、前面扉12の前面下部に設けられたメダル排出口28からメダル受け皿29へと導かれ、遊技者に返還される。
ホッパ装置31は、図3、5に示すように、メダルを貯留する貯留タンク32と、メダルを遊技者に払い出す払出装置33とにより構成されている。払出装置33は、図示しないメダル払出用回転板を回転させることにより、排出用通路27に設けられた開口27aへメダルを排出し、排出用通路27を介してメダル受け皿29へメダルを払い出すようになっている。また、ホッパ装置31の右方には、貯留タンク32内に所定量以上のメダルが貯留されることを回避するための予備タンク34が設けられている。ホッパ装置31の貯留タンク32内部には、この貯留タンク32から予備タンク34へとメダルを排出する誘導プレート(不図示)が設けられている。したがって、誘導プレートが設けられた高さ以上にメダルが貯留された場合、かかるメダルが予備タンク34に貯留されることとなる。
図1、2に示すように、スタートレバー23の左方には、精算スイッチ35が設けられている。本スロットマシン10では、所定の最大値(メダル50枚分)となるまでの余剰の投入メダルや入賞時の払出メダルを仮想メダルとして貯留記憶するクレジット機能を有しており、仮想メダルが貯留記憶されている状況下で精算スイッチ35が操作された場合、仮想メダルが現実のメダルとしてメダル排出口28からメダル受け皿29に払い出されるようになっている。また、メダル投入部25に投入されたメダルがセレクタ内に詰まった状況下で精算スイッチ35が操作された場合、セレクタが機械的に連動して動作され、当該セレクタ内に詰まったメダルがメダル排出口28から返却されるようになっている。
遊技パネル20の下方左側には、遊技媒体としてのクレジットされた仮想メダルを最大に投入(例えば、一度に3枚投入)するためのMAXBETボタン36が設けられている。また、本実施形態のスロットマシン10には搭載されていないが、MAXBETボタン36の近傍に、仮想メダルを一度に2枚投入するためのボタン(2BETボタン)や、仮想メダルを1枚投入するためのボタン(1BETボタン)が設けられていてもよい。精算スイッチ35およびMAXBETボタン36は、スロットマシン10における主要な遊技操作を行う操作部であることから、これらの操作部からの操作信号は後述する主制御装置90に伝送されて処理される。
遊技パネル20の下方略中央には、情報表示部37が設けられている。情報表示部37は、クレジットされている仮想メダル数や、ボーナス状態が終了するまでに払い出される残りのメダル数、入賞時に払い出したメダルの枚数、等のメダル数に関する情報がそれぞれ表示される7セグメント表示器から構成されている。なお、情報表示部37は、7セグメント表示器によって構成されるものに限らず、表示するメダル数の情報を一画面の中に表示する液晶表示器等によって構成されてもよい。情報表示部37の表示は、主制御装置90によって制御される。
情報表示部37の右方には、3つの演出ボタン38,39,40が設けられている。演出ボタン38は、後述する液晶表示装置55に表示される画像や動画を切り替えたり、上部ランプ51や側部ランプ53の点灯状態を切り替えたりするために用いられる。演出ボタン39,40は、後述するスピーカ57,58,59から出力される効果音のボリュームを増減させるために用いられる。これらの演出ボタン38,39,40からの操作信号は後述するサブ制御装置80に伝送されて処理される。また、メダル受け皿29の上方には、機種名や遊技に関わるキャラクタなどが表示された下段プレート41が装着されている。また、メダル受け皿29の左方には、手前側下方に反転可能な灰皿42が設けられている。
前面扉12の前面側において、上部には、発光表示部としての上部ランプ51と、向かって右側のスピーカグリル52とが設けられ、右側辺には、発光表示部としての側部ランプ53が設けられ、左側辺には、可動演出手段60が設けられ、下段プレート41の両側には、左右一対のスピーカグリル54が設けられている。上部ランプ51および側部ランプ53は、遊技の進行に伴い点灯したり点滅したりすることで演出を行い、可動演出手段60は、遊技の進行に伴い内部の小片を舞い上がらせたり落下させたりの視覚演出を実行する。また、遊技パネル20の上方には、遊技者に各種情報を与える液晶表示装置55が設けられている。液晶表示装置55は、遊技の進行に伴って各種表示演出を実行したり、電源投入時やエラー発生時にその状態を報知したりするためのものであり、映像を表示する液晶ディスプレイ56を備えて構成されている。
図4に示すように、前面扉12の背面側において、上部には、上部スピーカ57が設けられ、下部には、左右一対の下部スピーカ58が設けられ、液晶表示装置55の背面には、副スピーカ(ウーファー)59が設けられている。上部スピーカ57は、遊技の進行に伴い種々の効果音を発生し、この効果音がスピーカグリル52を通して前面扉12の前面側に送出される。下部スピーカ58は、遊技者に遊技状態を報知する報知音を発生し、この報知音がスピーカグリル54を通して前面扉12の前面側に送出される。副スピーカ59は、遊技の進行に伴い重低音等の効果音を発生するものである。
液晶表示装置55は、液晶ケース55aにより外郭が形成され、その液晶ケース55aに液晶ディスプレイ56(図2参照)および液晶基板(不図示)が収容されて構成されている。液晶基板には、映像出力全般の制御を担うVDP(Video Display Processor)や各種メモリ等の電子部品が搭載されている。液晶ケース55aにはコネクタ口が形成され、液晶基板に搭載されるコネクタ55bがコネクタ口を通して前面扉12の背面側に露出されている。コネクタ55bには、後述するサブ制御装置80から延びる配線(不図示)が接続されるようになっている。
上部ランプ51や側部ランプ53、液晶表示装置55、上部スピーカ57や下部スピーカ58、副スピーカ59、可動演出手段60は、サブ制御装置80によって制御される。サブ制御装置80は、図3、5に示すように、筐体11の背面板11cの内面に本体ベース85を介して取り付けられている。さらに、本体ベース85には、リールユニット21やホッパ装置31を制御して遊技を統括管理する主制御装置90が取り付けられている。また、筐体11の内部においてホッパ装置31の左方には、電源ボックス70が設けられている。電源ボックス70は、その内部に電源装置(不図示)を収容するとともに、サブ制御装置80や主制御装置90を始めとする各部に電力を供給するための電源スイッチ(不図示)を備えている。
前面扉12の背面側には、図4に示すように、主中継基板71とサブ中継基板72とが設けられている。主中継基板71は、電源ボックス70から主制御装置90を介して供給される電力、および主制御装置90から伝送される制御信号をリールユニット21や、スタートレバー23、ストップスイッチ24L,24M,24R、精算スイッチ35、MAXBETボタン36、情報表示部37等の各部に中継するものである。サブ中継基板72は、電源ボックス70からサブ制御装置80を介して供給される電力、およびサブ制御装置80から伝送される制御信号を演出ボタン38,39,40、液晶表示装置55、上部ランプ51、側部ランプ53、上部スピーカ57、下部スピーカ58、副スピーカ59、可動演出手段60等の各部に中継するものである。これらの主中継基板71とサブ中継基板72には、それぞれ主制御装置90およびサブ制御装置80からの配線(不図示)を接続する入力コネクタと、各部に接続される分配配線(不図示)を接続する分配コネクタと、が設けられている。
サブ制御装置80は、図5に示すように、基板ケース81により外郭が形成され、その基板ケース81にサブ基板(不図示)が収容されて構成されている。サブ基板には、上部ランプ51や側部ランプ53、上部スピーカ57や下部スピーカ58、副スピーカ59、可動演出手段60等の主たる制御を担うMPU(Micro Processing Unit)や、各種メモリ等の電子部品の他に、外部との電気的接続を行うための複数のコネクタ82が搭載されている。このサブ基板は、電子部品の搭載面がサブ制御装置80の前面側を向くように基板ケース81に収容されている。基板ケース81は、その背面側を形成するベース部材(不図示)と、前面側を形成するカバー部材83とにより構成されている。カバー部材83にはコネクタ口が開口形成され、コネクタ口を通してコネクタ82が露出されている。
主制御装置90は、基板ケース91により外郭が形成され、その基板ケース91に主基板(不図示)が収容されて構成されている。主基板には、リールユニット21やホッパ装置31等の主たる制御を担うMPU(Micro Processing Unit)や、各種メモリ等の電子部品の他に、外部との電気的接続を行うための複数のコネクタ92が搭載されている。この主基板は、電子部品の搭載面が主制御装置90の前面側を向くように基板ケース91に収容されている。基板ケース91は、その背面側を形成するベース部材(不図示)と、前面側を形成するカバー部材93とにより構成されている。カバー部材93には複数のコネクタ口が開口形成され、コネクタ口を通してコネクタ92が露出されている。また、主制御装置90には、リセットスイッチ94および設定キー挿入孔95が設けられている。
リセットスイッチ94は、スロットマシン10の各種状態をリセットするためのスイッチである。本スロットマシン10は各種データのバックアップ機能を有しており、万一停電が発生した際でも停電時の状態を保持し、停電からの復帰(復電)の際には停電時の状態に復帰できるようになっている。従って、例えば遊技ホールの営業が終了する場合のように通常手順で電源を遮断すると遮断前の状態が記憶保持されるが、リセットスイッチ94を押しながら電源をオンすると、バックアップデータがリセット(初期化)されるようになっている。また、電源がオンされている状態でリセットスイッチ94を押した場合には、エラー状態がリセットされる。
設定キー挿入孔95は、ホール管理者などがメダルの出玉調整を行うためのものである。すなわち、ホール管理者等が設定キーを設定キー挿入孔95へ挿入して回転操作することにより、スロットマシン10の設定状態(各入賞態様の当選確率の設定)を「設定1」から「設定6」まで変更できるようになっている。そして、設定状態が「設定1」に設定された場合、メダル払出枚数の期待値が最も低くなるように入賞態様(役)の抽選を行い、設定状態が「設定6」に設定された場合、メダル払出枚数の期待値が最も高くなるように入賞態様の抽選を行うように構成されている。なお、リセットスイッチ94は、エラー状態をリセットする場合の他に、スロットマシン10の設定状態を変更する場合にも操作される。
〔第1実施形態の可動演出手段〕
以下、図6〜図8を参照し、第1実施形態の可動演出手段60について説明する。図6は、スロットマシン10の可動演出手段60を外した状態を示す分解斜視図である。図7は、第1実施形態の可動演出手段60の斜視図である。図8は、第1実施形態の可動演出手段60の分解斜視図である。
可動演出手段60は、図6に示すように、前面扉12の前面側における左側側端縁に沿った取り付け部12aに取り付けられている。取り付け部12aは、前面側から後方に向かって円弧状に凹んで形成され、この取り付け部12aの下方には、可動演出手段60の下部を挿入するための孔部12bが設けられている。可動演出手段60は、前面扉12の内部にて図示しない配線を介してサブ中継基板72に接続され、このサブ中継基板72を介して電源ボックス70およびサブ制御装置80に接続されることよって、電力が供給されるとともに駆動制御される。
可動演出手段60は、図7、8にも示すように、内部が視認可能な容器体としての透明円筒体101と、透明円筒体101に収容される複数の小片102aからなる演出可動体102と、透明円筒体101の内部に下方から上方に向かって風を送り込む送風手段103と、送風手段103からの風の向きを変える風変化手段104と、透明円筒体101の内部に設けられる第1メッシュ部材105および第2メッシュ部材106と、透明円筒体101の上端部を覆う蓋部材107と、を備える。また、可動演出手段60は、送風手段103を駆動する図示しない駆動手段としてのモータを備える。
透明円筒体101は、アクリル等の透明または半透明な熱可塑性樹脂から円筒状に形成され、遊技者から内部が視認可能になっている。透明円筒体101は、その下端縁が部分的に切り欠かれた複数の第1切欠部101aと、上端縁が部分的に切り欠かれた複数の第2切欠部101bと、を有して形成されている。複数の第1切欠部101aは、透明円筒体101内に外部から空気を取り込む吸気口として機能し、複数の第2切欠部101bは、透明円筒体101内の空気を外部に排出する排気口(通気孔)108として機能する。また、透明円筒体101の下部には、図8に示すように、底面部101cが設けられ、この底面部101cに開口して3つの送風口101dが形成されている。
演出可動体102は、紙片や樹脂フィルム、金属薄板等からなる複数の小片102aで構成されている。小片102aは、下方からの風によって舞い上がったり、舞い落ちたりすることで紙吹雪状の演出が実行される。これらの小片102aは、静電気や湿気等によって互いにあるいは透明円筒体101の内面に吸着しないように、帯電防止処理や吸湿防止処理等が施されていることが好ましい。また、小片102aは、その表面に光沢処理が施され、舞いながら外光等を反射する光演出が実行できるようになっていることが好ましい。
送風手段103は、複数の送風部としての3つの送風ファン103aを備える。各送風ファン103aは、図示しないモータに個別に接続され、それぞれの風量が制御可能に構成されている。すなわち、送風ファン103aごとに駆動回転数を増減させたり、駆動と停止(ON/OFF)を切り替えたりすることで、風量が制御可能である。これらの送風ファン103aは、それぞれ透明円筒体101の送風口101dに設置され、第1切欠部101aから取り込んだ外気を透明円筒体101の内部に送り込み、これによって透明円筒体101の内部に上昇気流が生成される。
風変化手段104は、透明円筒体101の内径と略同一の大きさを有して送風手段103の上方に設けられている。この風変化手段104は、複数の羽根104aを備え、これらの羽根104aが上下方向に対して傾斜を有して設置されている。したがって、送風手段103から上方に向かって送出された風は、風変化手段104の羽根104aを通過する際に風向が変えられ、透明円筒体101の内部にて螺旋状(竜巻状)の風となって上昇することになる。
第1メッシュ部材105および第2メッシュ部材106は、それぞれ送風手段103からの風を通過させつつ小片102aを不通過とする大きさの複数の孔を有して形成されている。第1メッシュ部材105は、風変化手段104の上方を覆って設けられ、第2メッシュ部材106は、透明円筒体101の上端部であり排気口108よりも下方に設けられ、これらの第1メッシュ部材105および第2メッシュ部材106の間に複数の小片102aが移動する移動空間が構成されている。したがって、演出可動体102の小片102aは、透明円筒体101、第1メッシュ部材105および第2メッシュ部材106によって囲まれた移動空間の内部において舞い上がったり舞い落ちたりする。
蓋部材107は、円板状に形成され、透明円筒体101の上端開口を塞いで設けられている。この蓋部材107が透明円筒体101の上端部に取り付けられることで、複数の第2切欠部101bとともに側方に開口した複数の排気口108が構成される。このように透明円筒体101の上端開口が蓋部材107によって塞がれていることで、透明円筒体101の内部への埃等の侵入が防止されている。
次に、第1実施形態の可動演出手段60の駆動制御について説明する。可動演出手段60による小片102aの舞い上げのタイミングとしては、スロットマシン10における遊技状態が変化するとき(例えば、レギュラーボーナスゲームからビッグボーナスゲームに移行する際)や、遊技者による操作が行われたとき(例えば、スタートレバー23や演出ボタン38,39,40が操作された際)、各種イベントの演出内容などに応じて適宜に実施される。また、演出の実施タイミングに応じて可動演出手段60による小片102aの舞い上げ状態が制御される。以下、可動演出手段60による小片102aの舞い上げ状態の制御方法について例示する。
先ず、送風手段103の3つの送風ファン103aを同時に駆動する場合、透明円筒体101の内部に生じる螺旋状の上昇風によって、演出可動体102の全ての(または大半の)小片102aが勢いよく舞い上がる。この際、送風ファン103aの回転数が高ければ上昇風も強くなるため、多くの小片102aがまとまったままでより高い位置まで舞い上がりやすくなる。一方、送風ファン103aの回転数を低くすれば上昇風も弱くなるため、複数の小片102aがある程度まとまったままで舞い上がる高さが低くなる。さらに、3つの送風ファン103aの回転数を変動させれば上昇風の強さも変動するため、複数の小片102aがある程度まとまったままで渦巻き状に回りつつ、透明円筒体101の内部で上下するような動きを見せる。
このように複数の小片102aが舞い上がった状態から、3つの送風ファン103aを同時に停止すると、複数の小片102aがある程度まとまったままで落下し、第1メッシュ部材105の上に溜まって静止する。したがって、送風ファン103aの停止から第1メッシュ部材105の上に落下するまでの時間を考慮し、落下直前または落下直後のタイミングで3つの送風ファン103aの全て、あるいは適宜な1つまたは2つを短時間(例えば、0.5秒)だけ駆動し、落下する小片102aを散らすようにすることで、第1メッシュ部材105の上に小片102aの塊ができないようにする。
次に、3つの送風ファン103aを個別に駆動制御する場合、1つまたは2つの送風ファン103aを駆動して他の送風ファン103aを停止すると、透明円筒体101の内部に生じる上昇風に乱れが生じることによって、演出可動体102の小片102aが部分的に舞い上がる。そして、3つの送風ファン103aの駆動と停止を順次切り替えることで、舞い上がる小片102aと舞い落ちる小片102aとが入り乱れつつ、透明円筒体101の内部で複雑に上下するような動きを見せる。なお、3つの送風ファン103aを個別に駆動制御する構成に代えて、3つの送風口101dの各々に開閉可能なシャッターを設け、これらのシャッターを個別に開閉駆動するような構成を採用することも可能である。
このような個別駆動の場合、送風手段103を停止すると、直前に停止していた送風ファン103aの上方における第1メッシュ部材105の上に、集中的に小片102aが落下して溜まり、小片102aの塊ができやすくなる。したがって、送風手段103を停止する際には、その直前に停止していた送風ファン103aを短時間(例えば、0.5秒)だけ駆動し、その上方にまとまって落下する小片102aを散らすようにすることで、第1メッシュ部材105の特定位置に小片102aの塊ができないようにする。あるいは、特定位置に小片102aの塊ができやすい駆動を実行した場合には、その特定位置を記憶しておき、次回の演出の開始時に特定位置に対応した送風ファン103aを短時間だけ駆動し、その上方に溜まっている小片102aを散らしてから演出を実行してもよい。
このような本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏することができる。
(1)可動演出手段60は、送風手段103が3つの送風ファン103aからの風量を制御することで、演出可動体102の小片102aを舞い上がらせたり落下させたりする際に、複数の小片102aが塊にならずに適度に分散した状態で動作させることができる。したがって、複数の小片102aをランダムに動作させることで演出の表現力を高めることができ、遊技者の興味が持続されて遊技の興趣を高めることができる。
(2)3つの送風ファン103aごとに風量を制御することで、透明円筒体101の内部における複数の小片102aの動作を細かく制御することができる。したがって、複数の小片102aが塊になりやすい位置やタイミングにおいて、対応する送風ファン103aをONしたり風量を増したりすることで、塊を発生させずに小片102aを分散させつつ舞わせることができる。
(3)送風手段103の3つの送風ファン103aを個別に駆動制御する演出の際に、小片102aが溜まりやすい第1メッシュ部材105の特定位置に対し、対応した送風ファン103aを短時間だけ駆動して小片102aを散らすようにすることで、第1メッシュ部材105の特定位置に小片102aの塊ができないようにすることができる。
(4)風変化手段104の複数の羽根104aによって送風手段103からの風の向きを変え、透明円筒体101の内部に螺旋状の上昇風を発生させることで、演出可動体102の複数の小片102aを渦巻き状に回転させつつ舞い上がらせることができる。また、3つの送風ファン103aを個別に駆動制御し、上昇風に乱れを生じさせることによって、透明円筒体101の内部で複数の小片102aを複雑に上下動させることができる。このように複数の小片102aの動作バリエーションを増やして、演出の表現力をさらに高めることができる。
(5)透明円筒体101が上下に長い円筒状に形成され、その上部に排気口108が設けられていることで、送風手段103の風が透明円筒体101の内部を通り抜けやすくなり、複数の小片102aをスムーズに上昇させることができる。
(6)透明円筒体101の内部が第1メッシュ部材105と第2メッシュ部材106とによって仕切られ、これらの間に小片102aを移動させるための移動空間が形成されていることで、小片102aが外部に飛び出ないように移動範囲を規制することができる。また、送風手段103の風が第1メッシュ部材105を通過し、移動空間内における小片102aを舞い上がらせるとともに、この風が第2メッシュ部材106を通過して排気口108から外部に排気されることで、風の流れを円滑にして複数の小片102aの動きをスムーズにすることができる。
〔第2実施形態の可動演出手段〕
以下、図9〜図11を参照し、第2実施形態の可動演出手段60について説明する。図9(A)、(B)は、第2実施形態の可動演出手段60の部分断面斜視図および側面図である。図10は、第2実施形態の可動演出手段60の分解斜視図である。
第2実施形態の可動演出手段60は、第1実施形態と同様に、前面扉12の前面側における左側側端縁に沿った取り付け部12a(図6参照)に取り付けられており、前面扉12の内部にて図示しない配線を介してサブ中継基板72に接続され、このサブ中継基板72を介して電源ボックス70およびサブ制御装置80に接続されることよって、電力が供給されるとともに駆動制御される。
可動演出手段60は、図9、10に示すように、容器体としての透明円筒体101と、複数の小片102aからなる演出可動体102と、送風手段103と、風変化手段104と、第1メッシュ部材105および第2メッシュ部材106と、蓋部材107と、を備える。ここで、透明円筒体101、演出可動体102、第1メッシュ部材105、第2メッシュ部材106、および蓋部材107の構成は、第1実施形態と略同様である。一方、送風手段103および風変化手段104の構成が第1実施形態と相違し、送風手段103および風変化手段104を駆動する図示しない駆動部としてのモータが設けられている。以下、第1実施形態との相違点について詳しく説明し、第1実施形態と同様の構成については説明を省略または簡略する。
送風手段103は、単一の送風ファンによって構成され、送風ファンは、図示しないモータに接続され、風量が制御可能に構成されている。この送風ファンは、透明円筒体101の内径と略同一の大きさを有し透明円筒体101の下端部に設置され、第1切欠部101aから取り込んだ外気を透明円筒体101の内部に送り込み、これによって透明円筒体101の内部に上昇気流が生成される。
風変化手段104は、透明円筒体101の内径を略同一の大きさを有して送風手段103の上方に設けられている。この風変化手段104は、上下方向に対して傾斜を有した複数の羽根(受風部)104aと、これらの羽根104aを支持する円筒体104bと、を備えている。円筒体104bの外周には歯車が設けられており、歯車は、透明円筒体101に形成された孔部を通して外部のギア(不図示)に噛合され、また、透明円筒体101の内部には、周方向に沿って円環状に形成された回転受部101fと、回転受部101fに保持される気密材101gと、が設けられている。風変化手段104は、回転受部101fに支持されるとともに、気密材101gによって透明円筒体101の内周面との間から風が漏れないように構成されている。
このような風変化手段104では、駆動部であるモータ(不図示)の駆動によって、ギアおよび歯車を介して円筒体104bおよび羽根104aが回転駆動される。また、送風手段103から上方に向かって送出された風は、風変化手段104の羽根104aを通過する際に風向が変えられるとともに、羽根104aが回転していることで、移動する羽根104aの位置に応じて風向きがランダムに変化することになる。したがって、透明円筒体101の内部にて螺旋状(竜巻状)の風であり、かつランダムに風向が変化する上昇風が発生することになる。
また、風変化手段104は、モータの駆動速度を変化させることで、羽根104aの回転速度が制御できるように構成されている。このように羽根104aの回転速度を変えることで、上昇風の風量や風向きがよりランダムに変化する。さらに、風変化手段104は、モータの駆動方向を変化させることで、羽根104aの回転方向が制御できるように構成されている。このように羽根104aの回転方向を変えることで、上昇風の風量や風向きがよりランダムに変化する。
次に、第2実施形態の可動演出手段60の駆動制御について説明する。送風手段103の送風ファンを駆動するとともに、風変化手段104を上方から見て時計回りに回転駆動すると、送風手段103からの風が羽根104aに当たり、風向きが変化して透明円筒体101の内部に螺旋状の上昇風が発生する。この上昇風によって、演出可動体102の小片102aが舞い上がる。この際、風変化手段104の回転速度を低くすれば、風が羽根104aに当たる位置の変化が小さいため、上昇風が安定した螺旋状となり、複数の小片102aが渦巻き状に回転しながら上昇する。一方、風変化手段104の回転速度を高くすれば、風が羽根104aに当たる位置変化が大きくなるとともに、羽根104aによる抵抗が大きくなるため、上昇風が乱れることから小片102aがランダムに分散しながら上昇する。
次に、風変化手段104を上方から見て反時計回りに回転駆動すると、送風手段103からの風が羽根104aに当たる抵抗が小さくなり、風向きの変化が小さく風量の大きな上昇風が発生する。したがって、複数の小片102aが直線的に上昇する。さらに、反時計回りの風変化手段104の回転速度を高くすると、羽根104aによる抵抗が極めて小さくなるため、送風手段103からの風の風量および風向がほとんど影響を受けなくなる。したがって、複数の小片102aがまとまって直線的に高い位置まで一気に上昇する。
このように風変化手段104の回転方向や回転速度を適宜に制御することで、上昇風の風量や風向きが変化し、複数の小片102aの上昇の仕方が変化する。そして、送風手段103を停止すると、小片102aが落下して第1メッシュ部材105の上に溜まることになるが、小片102aの塊ができやすくなる場合がある。そのため、送風手段103を停止する前に、風変化手段104を短時間(例えば、0.5秒)だけ高速回転させたり逆回転させたりしてから、送風手段103を停止することで、小片102aを散らすようにしてもよい。
なお、本実施形態では、風変化手段104として、羽根104aを有したものを例示したが、これに限らず、図11に示す風変化手段104が利用可能である。図11は、本実施形態の風変化手段の変形例を示す斜視図である。
図11に示す風変化手段104は、受風部としての複数(例えば、8個)のシャッター104dを有し、これら複数のシャッター104dがそれぞれ図示しない駆動部によって開閉駆動されるように構成されている。この風変化手段104は、透明円筒体101の内部を上下に仕切る仕切り板104eを有し、この仕切り板104eに複数の孔部104cが形成され、それぞれの孔部104cを開閉するようにシャッター104dが設けられている。各シャッター104dは、仕切り板104eに沿って延びる回転軸によって回動可能に支持され、この回転軸に駆動部としてのモータ(不図示)が接続され、各々のシャッター104dごとに開閉駆動されるようになっている。
このような風変化手段104では、シャッター104dが仕切り板104eに沿った閉鎖状態とされることで、送風手段103からの風を通さず、シャッター104dが仕切り板104eに対して傾斜した開放状態とされることで、孔部104cによって風を通過させる。また、仕切り板104eに対するシャッター104dの傾斜角度を変化させることで、通過させる風の風量および風向きを変化させることができる。さらに、複数のシャッター104dのうちから適宜に選択したシャッター104dを開放し、他のシャッター104dを閉鎖することで、風を通過させる位置を変化させることができる。したがって、透明円筒体101の内部に発生する上昇風の風量や風向がランダムに変化し、演出可動体102の小片102aが分散しつつ舞い上がることになる。なお、この風変化手段104は、前記第2実施形態と同様に、駆動部によって回転駆動されてもよい。
このような本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏することができる。
(1)可動演出手段60は、風変化手段104によって透明円筒体101内部の風向や風量を変化させることで、演出可動体102の小片102aを舞い上がらせたり落下させたりする際に、複数の小片102aが塊にならずに適度に分散した状態で動作させることができる。したがって、複数の小片102aをランダムに動作させることで演出の表現力を高めることができ、遊技者の興味が持続されて遊技の興趣を高めることができる。
(2)風変化手段104の羽根104aが回転駆動されることで、移動する羽根104aの位置に応じて送風手段103からの風向や風量を変えることができ、複数の小片102aを適度に分散させつつ容器体内部にてランダムに動作させることができる。さらに、羽根104aの回転速度や回転方向を制御することで、上昇風の風向や風量の変化にバリエーションを付加することができ、複数の小片102aの動作バリエーションをさらに増やすことができる。
(3)透明円筒体101が上下に長い円筒状に形成され、その上部に排気口108が設けられていることで、送風手段103の風が透明円筒体101の内部を通り抜けやすくなり、複数の小片102aをスムーズに上昇させることができる。
(4)透明円筒体101の内部が第1メッシュ部材105と第2メッシュ部材106とによって仕切られ、これらの間に小片102aを移動させるための移動空間が形成されていることで、小片102aが外部に飛び出ないように移動範囲を規制することができる。また、送風手段103の風が第1メッシュ部材105を通過し、移動空間内における小片102aを舞い上がらせるとともに、この風が第2メッシュ部材106を通過して排気口108から外部に排気されることで、風の流れを円滑にして複数の小片102aの動きをスムーズにすることができる。
(5)図11に示す風変化手段104を備えた可動演出手段60は、風変化手段104の複数のシャッター104dが個々に開閉駆動されることで、開閉されるシャッター104dの位置に応じて送風手段103からの風量を変えることができ、複数の小片102aを適度に分散させつつ透明円筒体101内部にてランダムに動作させることができる。したがって、複数の小片102aをランダムに動作させることで演出の表現力を高めることができ、遊技者の興味が持続されて遊技の興趣を高めることができる。
〔第3実施形態の可動演出手段〕
以下、図12〜図14を参照し、第3実施形態の可動演出手段60について説明する。図12(A)、(B)は、第3実施形態の可動演出手段60の断面図である。
第3実施形態の可動演出手段60は、第1、2実施形態と同様に、前面扉12の前面側における左側側端縁に沿った取り付け部12a(図6参照)に取り付けられており、前面扉12の内部にて図示しない配線を介してサブ中継基板72に接続され、このサブ中継基板72を介して電源ボックス70およびサブ制御装置80に接続されることよって、電力が供給されるとともに駆動制御される。
本実施形態の可動演出手段60は、前記各実施形態と同様に透明円筒体101の下部に設けられて第1方向である上方に風を送る送風手段(第1送風手段)103に加え、透明円筒体101の上部に設けられて第2方向である上方または下方に風を送る第2送風手段109を備える。第2送風手段109は、単一の送風ファンによって構成され、第2メッシュ部材106と蓋部材107との間であって、排気口108よりも下側に設けられている。
このような可動演出手段60では、図12(A)に示すように、送風手段(第1送風手段)103と第2送風手段109とが同一の上方に向かって風を送ることで、透明円筒体101に上昇風を生じさせ、演出可動体102の小片102aをスムーズに上昇させる。また、図12(B)に示すように、送風手段103が上方に向かって風を送って上昇風を発生させ、第2送風手段109が下方に向かって風を送ることで、上昇風に乱流を形成し、舞い上がった演出可動体102の小片102aを分散させる。また、第2送風手段109の送風方向を上下に変化させることで、透明円筒体101内部の風向きを複雑に変化させ、これにより小片102aをランダムに動作させる。
なお、本実施形態では、第2送風手段109として、透明円筒体101の上部に設けられて上方または下方に風を送るものを例示したが、これに限らず、図13、図14に示す第2送風手段109が利用可能である。図13は、本実施形態の可動演出手段の変形例を示す断面図である。図14(A)、(B)は、本実施形態の可動演出手段の他の変形例を示す断面図である。
図13に示す可動演出手段60において、第2送風手段109は、透明円筒体101の高さ方向に沿った複数の位置に設けられ、第2方向として径方向内側に向かって風を送るとともに、その風向が上下に可変に構成されている。これら複数の第2送風手段109は、それぞれ個別に送風と停止、風向の変更が制御可能に構成されている。したがって、送風手段103が発生させた上昇風によって演出可動体102の小片102aを舞い上がらせ、第2送風手段109が適宜な方向に横からの風を送ることで、透明円筒体101内部の風向きを複雑に変化させ、舞い上がった小片102aをランダムに動作させる。
図14に示す可動演出手段60において、容器体としての透明円筒体101aは、高さ、幅および奥行が同程度の大きさに形成され、第2送風手段109は、透明円筒体101aの高さ方向の二箇所に設けられ、第2方向として径方向内側に向かって風を送るとともに、その風向が左右に可変に構成されている。これら2箇所の第2送風手段109は、それぞれ個別に送風と停止、風向の変更が制御可能に構成されている。したがって、送風手段103による上向きの風に合わせて第2送風手段109が周方向に風を送ることで、透明円筒体101a内部に渦巻き状の上昇風を発生させ、舞い上がった小片102aを綺麗に舞わせることができる。また、第2送風手段109の風向を左右に変更することで、逆回転の渦巻き状の上昇風を発生させることができ、あるいは上下の第2送風手段109の風力や風向を変えることで、ランダムな風を発生させることができ、小片102aの動作を複雑に制御することができる。
このような本実施形態によれば、以下の作用・効果を奏することができる。
(1)送風手段103および第2送風手段109の風量および風向を制御することで、演出可動体102の小片102aを舞い上がらせたり落下させたりする際に、複数の小片102aが塊にならずに適度に分散した状態で動作させることができる。したがって、複数の小片102aをランダムに動作させることで演出の表現力を高めることができ、遊技者の興味が持続されて遊技の興趣を高めることができる。
〔各実施形態の変形例〕
なお、本発明は、前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変形、改良等は本発明に含まれるものである。
(1)前記各実施形態では、演出可動体102の小片102aの表面に光沢処理が施され、舞いながら外光等を反射するようになっていたが、これに限らず、図15に示すように、透明円筒体101の内部に光を照射する発光手段110が設けられていてもよい。図15(A)、(B)は、本発明の変形例に係る可動演出手段60を示す断面図である。図15(A)に示す可動演出手段60は、透明円筒体101の内部における第1メッシュ部材105の上側に発光手段110を備える。発光手段110は、複数のLED(Light Emitting Diode)からなり、透明円筒体101の内部に光を照射することで、その光を小片102aに反射させて遊技者に視認させる。このような可動演出手段60によれば、舞い上がった小片102aに光を反射させて遊技者に視認させることで、演出の表現力を高めることができる。また、発光手段110は、送風手段103や風変化手段104と連動して点灯と消灯が切り替え制御されることが好ましく、このように点灯と消灯が切り替えられることで、演出の表現力をさらに高めることができる。
図15(B)に示す可動演出手段60は、透明円筒体101の内部における上下方向に沿って適宜な間隔で複数の発光手段110が設けられている。複数の発光手段110は、それぞれ個別に点灯と消灯が制御され、送風手段103によって舞い上がった小片102aの高さに応じて適宜な位置の発光手段110が点灯または消灯するように構成されている。ここで、舞い上がった小片102aの高さを検知する手段として、赤外線センサや距離センサが設けられていてもよいし、送風手段103の風量に基づいて小片102aの高さを予測するようにしてもよい。このような可動演出手段60によれば、舞い上がった小片102aの高さに応じて発光手段110の点灯と消灯を切り替えることで、演出の表現力を高めることができる。なお、発光手段110は、上下方向に沿って複数設けられるものに限らず、透明円筒体101の周方向に沿って複数箇所に設けられていてもよい。
(2)前記各実施形態では、容器体が円筒状の透明円筒体101によって構成されていたが、容器体は円筒状のものに限らず、中空球形状であってもよいし、角筒状や中空多面体状であってもよい。また、前記各実施形態では、送風手段103が透明円筒体101に設けられた複数または単一の送風ファンによって構成されていたが、送風手段としては、容器体と離れた位置に設けられてダクト等によって風を送るように構成されたものであってもよい。また、前記各実施形態では、風変化手段104が送風手段103に並んで風下側に設けられていたが、風変化手段の設置位置は特に限定されず、容器体の中間位置に設けられていてもよい。
〔各実施形態から抽出される発明群〕
以下、前記各実施形態から抽出される発明群の特徴を説明する。なお、本発明群の特徴のうち、前記各実施形態において対応する構成を括弧書きで示すが、本発明群の特徴は、前記各実施形態に限定されるものではなく、本発明群の特徴の目的を達成できる範囲での変形、改良等や、各特徴の組み合わせは本発明群の特徴に含まれるものである。
<特徴A群>
特徴A1.
遊技者から視認可能に設けられた可動演出手段を備えた遊技機(スロットマシン10)であって、
前記可動演出手段(60)は、
透明部を有して内部が視認可能な容器体(透明円筒体101)と、
前記容器体に収容される複数の小片(102a)からなる演出可動体(102)と、
前記容器体の下部に設けられて内部上方に向かって風を送り込む送風手段(103)と、を備え、
前記送風手段は、複数の送風部(送風ファン103a)を備え、各送風部からの風量が制御可能に構成されている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴A1によれば、容器体と、複数の小片からなる演出可動体と、容器体の下部に設けられて内部上方に向かって風を送り込む送風手段と、を備えた可動演出手段は、送風手段が複数の送風部からの風量を制御することで、演出可動体を舞い上がらせたり落下させたりする際に、複数の小片が塊にならずに適度に分散した状態で動作させることができる。したがって、複数の小片をランダムに動作させることで演出の表現力を高めることができ、遊技者の興味が持続されて遊技の興趣を高めることができる。
特徴A2.
本発明群の特徴A1に記載の遊技機において、
前記送風手段からの風の向きを変える風変化手段(104)をさらに備える
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴A2によれば、風変化手段によって送風手段からの風の向きを変えることで、演出可動体の複数の小片を様々な方向に向けて舞い上がらせることができ、複数の小片の動作バリエーションを増やして、演出の表現力をさらに高めることができる。
特徴A3.
本発明群の特徴A1または特徴A2に記載の遊技機において、
前記送風手段の複数の送風部は、複数の送風ファン(103a)からなり、送風ファンごとに風量が制御可能に構成されている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴A3によれば、複数の送風ファンごとに風量が制御可能に構成されていることで、容器体の内部における複数の小片の動作を細かく制御することができる。したがって、複数の小片が塊になりやすい位置やタイミングにおいて、対応する送風ファンをONしたり風量を増したりすることで、塊を発生させずに小片を分散させつつ舞わせることができる。
特徴A4.
本発明群の特徴A1または特徴A2に記載の遊技機において、
前記送風手段は、単一の送風ファン(103a)と、この送風ファンの前方に設けられた前記複数の送風部である複数の送風口(101d)と、を備え、前記複数の送風口ごとに開閉または開度が制御可能に構成されている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴A3によれば、単一の送風ファンの前方に設けられた複数の送風口ごとに開閉または開度が制御可能に構成されていることで、容器体の内部における複数の小片の動作を細かく制御することができる。したがって、複数の小片が塊になりやすい位置やタイミングにおいて、対応する送風口を開いたり開度を大きくしたりすることで、塊を発生させずに小片を分散させつつ舞わせることができる。
特徴A5.
本発明群の特徴A1から特徴A4のいずれかに記載の遊技機において、
前記容器体は、軸方向が上下方向に沿った円筒状に形成され、その上部に通風孔(排気口108)が設けられている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴A5によれば、円筒状の容器体における下部に送風手段が設けられ、上部に通風孔が設けられていることで、送風手段の風が容器体の内部を通り抜けやすくなり、演出可動体の複数の小片をスムーズに舞い上がらせるとともに、送風手段を停止または風量を減らすことによって複数の小片を落下させることができ、紙吹雪のように複数の小片をランダムに動作させることができる。
特徴A6.
本発明群の特徴A5に記載の遊技機において、
前記容器体の内部には、前記送風手段の上側にて前記小片を不通過とする第1メッシュ部材(105)と、当該容器体の上部において前記小片を不通過とする第2メッシュ部材(106)と、が設けられている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴A6によれば、容器体の内部に第1メッシュ部材および第2メッシュ部材が設けられていることで、これらのメッシュ部材によって演出可動体の複数の小片が移動する移動空間が構成されるとともに、送風手段の風がメッシュ部材を通過することで、移動空間内を小片が自由に移動することができる。
特徴A7.
本発明群の特徴A1から特徴A6のいずれかに記載の遊技機において、
前記容器体の内部に光を照射する発光手段(110)をさらに備える
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴A7によれば、発光手段が容器体の内部に光を照射することで、この光を複数の小片に反射させて遊技者に視認させることができ、演出の表現力をさらに高めることができる。
特徴A8.
本発明群の特徴A7に記載の遊技機において、
前記発光手段は、前記容器体の高さ方向に沿って複数設けられ、前記送風手段によって舞い上がる前記演出可動体の高さに応じて、各発光手段の点灯と消灯が個別に切り替えられる
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴A8によれば、発光手段が高さ方向に沿って複数設けられ、演出可動体の高さに応じて発光手段の点灯と消灯が個別に切り替えられることで、演出の表現力をさらに高めることができる。
このような本発明の特徴A群によれば、可動体をランダムに動作させることで演出の表現力を高めることができるので、次のような課題を解決することができる。
従来、遊技機の代表例として例えばスロットマシンやパチンコ機がある。このような遊技機において、遊技の興趣を高めるための演出を実行する手段として、表示装置、発光体、音響部、振動体などを用いることが一般的であるが、そのような演出手段に加えて、キャラクタやフィギュア等の可動体を動作させて演出を実行する可動演出手段を備えた遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の遊技機は、役物本体と可動部位とが一体的に形成された可動体役物(人物ギミック)を備え、可動体役物の可動部位として腕と口が人間と似せた疑似動作を実行可能に構成されている。
しかしながら、従来のような可動演出手段を備えた遊技機では、可動体役物の腕を上下に振ったり(振り子運動)、口が開口閉口したりするような動作は可能であるものの、可動部位の動作が小さく、動作パターンも限られることから、遊技者の興味が次第に薄れてしまう可能性がある。
<特徴B群>
特徴B1.
遊技者から視認可能に設けられた可動演出手段(60)を備えた遊技機(スロットマシン10)であって、
前記可動演出手段は、
透明部を有して内部が視認可能な容器体(透明円筒体101)と、
前記容器体に収容される複数の小片(102a)からなる演出可動体(102)と、
前記容器体の下部に設けられて内部上方に向かって風を送り込む送風手段(103)と、
前記送風手段からの風向や風量を変える風変化手段(104)と、を備える
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴B1によれば、容器体と、複数の小片からなる演出可動体と、容器体の下部に設けられて内部上方に向かって風を送り込む送風手段と、風変化手段と、を備えた可動演出手段は、風変化手段によって容器体内部の風向や風量を変化させることで、演出可動体を舞い上がらせたり落下させたりする際に、複数の小片が塊にならずに適度に分散した状態で動作させることができる。したがって、複数の小片をランダムに動作させることで演出の表現力を高めることができ、遊技者の興味が持続されて遊技の興趣を高めることができる。また、風変化手段によって送風手段からの風向や風量を変えることで、演出可動体の複数の小片を様々な方向に向けて任意の速度で舞い上がらせることができ、複数の小片の動作バリエーションを増やして、演出の表現力をさらに高めることができる。
特徴B2.
本発明群の特徴B1に記載の遊技機において、
前記風変化手段は、前記送風手段からの風を受ける受風部(羽根104a、シャッター104d)と、前記受風部を駆動する駆動部と、を備えて構成されている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴B2によれば、風変化手段が受風部と駆動部とを備え、駆動部によって受風部を駆動して状態を変化させることで、送風手段からの風向や風量を変えることができ、複数の小片の動作を適宜に制御することができる。
特徴B3.
本発明群の特徴B2に記載の遊技機において、
前記風変化手段の受風部は、複数の羽根(104a)を有し、これらの羽根が前記駆動部によって回転駆動される
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴B3によれば、複数の羽根が駆動部によって回転駆動されることで、移動する羽根の位置に応じて送風手段からの風向や風量を変えることができ、複数の小片を適度に分散させつつ容器体内部にてランダムに動作させることができる。
特徴B4.
本発明群の特徴B3に記載の遊技機において、
前記駆動部による前記羽根の回転速度および回転方向の少なくとも一方が制御可能に構成されている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴B4によれば、羽根の回転速度や回転方向が制御されることで、羽根の位置に応じた風向や風量の変化にバリエーションを付加することができ、複数の小片の動作バリエーションをさらに増やすことができる。
特徴B5.
本発明群の特徴B3または特徴B4に記載の遊技機において、
前記風変化手段の羽根の角度が前記駆動部によって駆動制御される
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴B5によれば、羽根の角度が駆動部によって駆動制御されることで、羽根を通過する風向を変化させることができ、複数の小片の動作バリエーションをさらに増やすことができる。
特徴B6.
本発明群の特徴B2に記載の遊技機において、
前記風変化手段の受風部は、複数のシャッター(104d)を有し、これら複数のシャッターがそれぞれ前記駆動部によって開閉駆動される
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴B6によれば、風変化手段の受風部である複数のシャッターが駆動部によって個々に開閉駆動されることで、開閉されるシャッターの位置に応じて送風手段からの風量を変えることができ、複数の小片を適度に分散させつつ容器体内部にてランダムに動作させることができる。
特徴B7.
本発明群の特徴B1から特徴B6のいずれかに記載の遊技機において、
前記容器体は、軸方向が上下方向に沿った円筒状に形成され、その上部に通風孔(排気口108)が設けられている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴B7によれば、円筒状の容器体における下部に送風手段が設けられ、上部に通風孔が設けられていることで、送風手段の風が容器体の内部を通り抜けやすくなり、演出可動体の複数の小片をスムーズに舞い上がらせるとともに、送風手段を停止または風量を減らすことによって複数の小片を落下させることができ、紙吹雪のように複数の小片をランダムに動作させることができる。
特徴B8.
本発明群の特徴B7に記載の遊技機において、
前記容器体の内部には、前記送風手段の上側にて前記小片を不通過とする第1メッシュ部材(105)と、当該容器体の上部において前記小片を不通過とする第2メッシュ部材(106)と、が設けられている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴B8によれば、容器体の内部に第1メッシュ部材および第2メッシュ部材が設けられていることで、これらのメッシュ部材によって演出可動体の複数の小片が移動する移動空間が構成されるとともに、送風手段の風がメッシュ部材を通過することで、移動空間内を小片が自由に移動することができる。
特徴B9.
本発明群の特徴B1から特徴B8のいずれかに記載の遊技機において、
前記容器体の内部に光を照射する発光手段(110)をさらに備える
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴B9によれば、発光手段が容器体の内部に光を照射することで、この光を複数の小片に反射させて遊技者に視認させることができ、演出の表現力をさらに高めることができる。
特徴B10.
本発明群の特徴B9に記載の遊技機において、
前記発光手段は、前記容器体の高さ方向に沿って複数設けられ、前記送風手段によって舞い上がる前記演出可動体の高さに応じて、各発光手段の点灯と消灯が個別に切り替えられる
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴B10によれば、発光手段が高さ方向に沿って複数設けられ、演出可動体の高さに応じて発光手段の点灯と消灯が個別に切り替えられることで、演出の表現力をさらに高めることができる。
このような本発明の特徴B群によれば、可動体をランダムに動作させることで演出の表現力を高めることができるので、次のような課題を解決することができる。
従来、遊技機の代表例として例えばスロットマシンやパチンコ機がある。このような遊技機において、遊技の興趣を高めるための演出を実行する手段として、表示装置、発光体、音響部、振動体などを用いることが一般的であるが、そのような演出手段に加えて、キャラクタやフィギュア等の可動体を動作させて演出を実行する可動演出手段を備えた遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の遊技機は、役物本体と可動部位とが一体的に形成された可動体役物(人物ギミック)を備え、可動体役物の可動部位として腕と口が人間と似せた疑似動作を実行可能に構成されている。
しかしながら、従来のような可動演出手段を備えた遊技機では、可動体役物の腕を上下に振ったり(振り子運動)、口が開口閉口したりするような動作は可能であるものの、可動部位の動作が小さく、動作パターンも限られることから、遊技者の興味が次第に薄れてしまう可能性がある。
<特徴C群>
特徴C1.
遊技者から視認可能に設けられた可動演出手段(60)を備えた遊技機(スロットマシン10)であって、
前記可動演出手段は、
透明部を有して内部が視認可能に形成された容器体(透明円筒体101)と、
前記容器体に収容される複数の小片(102a)からなる演出可動体(102)と、
前記容器体の内部に向かう第1方向に沿って風を送る第1送風手段(103)と、
前記容器体における前記第1送風手段と離れた位置に設けられて第2方向に風を送る第2送風手段(109)と、を備え、
前記第1送風手段および前記第2送風手段は、互いの風量が制御可能に構成されている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴C1によれば、容器体と、複数の小片からなる演出可動体と、第1送風手段および第2送風手段と、を備えた可動演出手段は、第1送風手段および第2送風手段の風量や風向を制御することで、演出可動体を舞い上がらせたり落下させたりする際に、複数の小片が塊にならずに適度に分散した状態で動作させることができる。したがって、複数の小片をランダムに動作させることで演出の表現力を高めることができ、遊技者の興味が持続されて遊技の興趣を高めることができる。
特徴C2.
本発明群の特徴C1に記載の遊技機において、
前記第1送風手段は、複数の送風部(送風ファン103a)を備え、各送風部からの風量が制御可能に構成されている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴C2によれば、第1送風手段が複数の送風部からの風量を制御することで、塊を発生させずに小片を分散させつつ舞わせることができる。
特徴C3.
本発明群の特徴C2に記載の遊技機において、
前記第1送風手段の複数の送風部は、複数の送風ファン(103a)からなり、送風ファンごとに風量が制御可能に構成されている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴C3によれば、複数の送風ファンごとに風量が制御可能に構成されていることで、容器体の内部における複数の小片の動作を細かく制御することができる。したがって、複数の小片が塊になりやすい位置やタイミングにおいて、対応する送風ファンをONしたり風量を増したりすることで、塊を発生させずに小片を分散させつつ舞わせることができる。
特徴C4.
本発明群の特徴C1から特徴C3のいずれかに記載の遊技機において、
前記第1送風手段からの風向や風量を変える風変化手段(104)をさらに備える
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴C4によれば、風変化手段によって第1送風手段からの風向や風量を変えることで、演出可動体の複数の小片を様々な方向に向けて舞い上がらせることができ、複数の小片の動作バリエーションを増やして、演出の表現力をさらに高めることができる。
特徴C5.
本発明群の特徴C4に記載の遊技機において、
前記風変化手段は、前記送風手段からの風を受ける受風部(羽根104a、シャッター104d)と、前記受風部を駆動する駆動部と、を備えて構成されている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴C5によれば、風変化手段が受風部と駆動部とを備え、駆動部によって受風部を駆動して状態を変化させることで、送風手段からの風向や風量を変えることができ、複数の小片の動作を適宜に制御することができる。
特徴C6.
本発明群の特徴C5に記載の遊技機において、
前記風変化手段の受風部は、複数の羽根(104a)を有し、これらの羽根が前記駆動部によって回転駆動される
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴C6によれば、複数の羽根が駆動部によって回転駆動されることで、移動する羽根の位置に応じて第1送風手段からの風向や風量を変えることができ、複数の小片を適度に分散させつつ容器体内部にてランダムに動作させることができる。
特徴C7.
本発明群の特徴C1から特徴C6のいずれかに記載の遊技機において、
前記容器体は、軸方向が上下方向に沿った円筒状に形成され、その上部には、通風孔(排気口108)が設けられている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴C7によれば、容器体の上部に通風孔が設けられていることで、第1送風手段および第2送風手段の風が容器体の内部を通り抜けやすくなり、複数の小片をスムーズに上昇させることができる。
特徴C8.
本発明群の特徴C1から特徴C7のいずれかに記載の遊技機において、
前記容器体の内部には、前記第1送風手段よりも内側にて前記小片を不通過とする第1メッシュ部材(105)と、前記第2送風手段よりも内側にて前記小片を不通過とする第2メッシュ部材(106)と、が設けられている
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴C8によれば、容器体の内部に第1メッシュ部材および第2メッシュ部材が設けられていることで、これらのメッシュ部材によって演出可動体の複数の小片が移動する移動空間が構成されるとともに、第1送風手段および第2送風手段の風がメッシュ部材を通過することで、移動空間内を小片が自由に移動することができる。
特徴C9.
本発明群の特徴C1から特徴C8のいずれかに記載の遊技機において、
前記容器体の内部に光を照射する発光手段(110)をさらに備える
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴C9によれば、発光手段が容器体の内部に光を照射することで、この光を複数の小片に反射させて遊技者に視認させることができ、演出の表現力をさらに高めることができる。
特徴C10.
本発明群の特徴C9に記載の遊技機において、
前記発光手段は、前記容器体の高さ方向に沿って複数設けられ、前記送風手段によって舞い上がる前記演出可動体の高さに応じて、各発光手段の点灯と消灯が個別に切り替えられる
ことを特徴とする遊技機。
本発明群の特徴C10によれば、発光手段が高さ方向に沿って複数設けられ、演出可動体の高さに応じて発光手段の点灯と消灯が個別に切り替えられることで、演出の表現力をさらに高めることができる。
このような本発明の特徴C群によれば、可動体をランダムに動作させることで演出の表現力を高めることができるので、次のような課題を解決することができる。
従来、遊技機の代表例として例えばスロットマシンやパチンコ機がある。このような遊技機において、遊技の興趣を高めるための演出を実行する手段として、表示装置、発光体、音響部、振動体などを用いることが一般的であるが、そのような演出手段に加えて、キャラクタやフィギュア等の可動体を動作させて演出を実行する可動演出手段を備えた遊技機が提案されている(例えば、特許文献1参照)。特許文献1に記載の遊技機は、役物本体と可動部位とが一体的に形成された可動体役物(人物ギミック)を備え、可動体役物の可動部位として腕と口が人間と似せた疑似動作を実行可能に構成されている。
しかしながら、従来のような可動演出手段を備えた遊技機では、可動体役物の腕を上下に振ったり(振り子運動)、口が開口閉口したりするような動作は可能であるものの、可動部位の動作が小さく、動作パターンも限られることから、遊技者の興味が次第に薄れてしまう可能性がある。
以上のように、本発明は、スロットマシン、パチンコ遊技機等の遊技機に好適に利用できる。
10 スロットマシン(遊技機)
60 可動演出手段
101 透明円筒体(容器体)
101d 送風口
102 演出可動体
102a 小片
103 送風手段
103a 送風ファン(送風部)
104 風変化手段
104a 羽根(受風部)
104c 孔部(送風口)
104d シャッター(受風部)
105 第1メッシュ部材
106 第2メッシュ部材
108 排気口(通気孔)
109 第2送風手段
110 発光手段

Claims (10)

  1. 遊技者から視認可能に設けられた可動演出手段を備えた遊技機であって、
    前記可動演出手段は、
    透明部を有して内部が視認可能に形成された容器体と、
    前記容器体に収容される複数の小片からなる演出可動体と、
    前記容器体の内部に向かう第1方向に沿って風を送る第1送風手段と、
    前記容器体における前記第1送風手段と離れた位置に設けられて第2方向に風を送る第2送風手段と、を備え、
    前記第1送風手段および前記第2送風手段は、互いの風量が制御可能に構成されている
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 請求項1に記載の遊技機において、
    前記第1送風手段は、複数の送風部を備え、各送風部からの風量が制御可能に構成されている
    ことを特徴とする遊技機。
  3. 請求項2に記載の遊技機において、
    前記第1送風手段の複数の送風部は、複数の送風ファンからなり、送風ファンごとに風量が制御可能に構成されている
    ことを特徴とする遊技機。
  4. 請求項1から請求項3のいずれかに記載の遊技機において、
    前記第1送風手段からの風向や風量を変える風変化手段をさらに備える
    ことを特徴とする遊技機。
  5. 請求項4に記載の遊技機において、
    前記風変化手段は、前記送風手段からの風を受ける受風部と、前記受風部を駆動する駆動部と、を備えて構成されている
    ことを特徴とする遊技機。
  6. 請求項5に記載の遊技機において、
    前記風変化手段の受風部は、複数の羽根を有し、これらの羽根が前記駆動部によって回転駆動される
    ことを特徴とする遊技機。
  7. 請求項1から請求項6のいずれかに記載の遊技機において、
    前記容器体は、軸方向が上下方向に沿った円筒状に形成され、その上部には、通風孔が設けられている
    ことを特徴とする遊技機。
  8. 請求項1から請求項7のいずれかに記載の遊技機において、
    前記容器体の内部には、前記第1送風手段よりも内側にて前記小片を不通過とする第1メッシュ部材と、前記第2送風手段よりも内側にて前記小片を不通過とする第2メッシュ部材と、が設けられている
    ことを特徴とする遊技機。
  9. 請求項1から請求項8のいずれかに記載の遊技機において、
    前記容器体の内部に光を照射する発光手段をさらに備える
    ことを特徴とする遊技機。
  10. 請求項9に記載の遊技機において、
    前記発光手段は、前記容器体の高さ方向に沿って複数設けられ、前記送風手段によって舞い上がる前記演出可動体の高さに応じて、各発光手段の点灯と消灯が個別に切り替えられる
    ことを特徴とする遊技機。
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