JPH1069246A - 気流ディスプレー方法およびその装置 - Google Patents

気流ディスプレー方法およびその装置

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JPH1069246A
JPH1069246A JP22522896A JP22522896A JPH1069246A JP H1069246 A JPH1069246 A JP H1069246A JP 22522896 A JP22522896 A JP 22522896A JP 22522896 A JP22522896 A JP 22522896A JP H1069246 A JPH1069246 A JP H1069246A
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air flow
balls
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hollow display
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Chikako Ando
千佳子 安藤
Takashi Amano
高志 天野
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気流など流体の流れを利用して好みの可動
体を揺動させて複雑な動きを具現させると共に、その動
きを鑑賞できるようにすること。 【解決手段】 透視可能の中空ディスプレー体1、この
中空ディスプレー体1内に気流を発生させるための気流
発生手段2、前記中空ディスプレー体1内に収納させた
気流で揺動できる可動体4とより成ることを特徴とする
気流ディスプレー装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は空気流など流体の
流れを利用して好みの可動体を揺動させて複雑な動きを
具現させると共に、その動きを鑑賞できるようにした気
流ディスプレー方法およびその装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種のディスプレーに相当するものと
して、例えば、透明容器に水を貯溜させ、底部より無数
の気泡を発生させて、その気泡が水中を上昇する動きを
鑑賞するようなディスプレーが知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、このような
ディスプレーは、水という液体を用いているので容積に
応じて重量が嵩み、大形化に難点があると共に漏洩とい
う問題があるため、気密性の保持が必要で、コスト高と
ならざるを得ず、しかも、安価量産に適しないという不
都合があった。
【0004】この発明は叙上の点に着目してなされたも
ので、水などの液体を用いないで、空気などの気体を用
い、これを中空ディスプレー体内で、気流を通過させ、
この気流の力を利用して好みの可動体を揺動させて興趣
に富んだしかも卓上の小型からショーウインド,屋内外
の展示場などで用いられる大型のものまで、安全かつ安
価に提供可能な気流ディスプレー方法およびその装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】すなわち、この発明は、
つぎに述べる手段によって、上述の不都合、問題点を解
決した。
【0006】以下に列記する。
【0007】(1)透視可能の中空ディスプレー体内に
気流を発生させ、この気流により可動体を揺動させて外
部に表示できるようにしたことを特徴とする気流ディス
プレー方法。
【0008】(2)透視可能の中空ディスプレー体、こ
の中空ディスプレー体内に気流を発生させるための気流
発生手段、前記中空ディスプレー体内に収納させた気流
で揺動できる可動体とより成ることを特徴とする気流デ
ィスプレー装置。
【0009】
【作用】透視可能な中空ディスプレー体には、気流が発
生流通しているので、内部に収容した可動体、例えば発
泡ビーズ,紐状体,浮遊体,回転羽根など好みのものが
気体の流れに応じて可動し揺動するので、その可動揺動
状態が外部より透視でき、きわめて興趣に富んだディス
プレーとして提供できる。
【0010】気流は好みの発生手段、ファンなどによる
吸引,吐出などで簡単に得られると共に、気流の方向,
強さ,種類など自由に調整,設定できるので可動体の種
類に応じて可動体の単純な動きから複雑な動きまで、き
わめて多くの興趣に富んだディスプレーを提供できる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下に、この発明の実施の形態に
ついて図面と共に説明する。
【0012】(第一の実施の形態)図1および図2は、
この発明に係る代表的でかつ基本構成を示す第1の実施
の形態を示すもので、図1は、全体の不作動状態の正面
説明図、図2は同上の作動状態の斜面説明図を示す。
【0013】図において、1は好みの形状、例えば円筒
形状,三角筒形状,四角形状など断面形状が円形または
多角形状の透視可能の中空ディスプレー体を示し、図で
は円筒形状を示している。そして透明プラスチックまた
はガラスなどで形成できる。2はこの中空ディスプレー
体1の上部に配設した電動ファンFのような気流発生手
段を示し、中空ディスプレイ体1内に下部より上部へ向
けて気流を発生させることができるようになっている。
【0014】なお、この気流発生手段2は、図示のよう
に電動ファンFを中空ディスプレー体1の上部に配置す
る吸引型の方が好ましいが、下部に配設する吐出型にす
ることもできる。
【0015】さらに、この気流発生手段2は、電動ファ
ンFの回転数を変化させたり、中空ディスプレー体1の
吸入側,排出側のシャッターを開閉したり、開度を調節
したりなどして中空ディスプレー体1内における気流の
速度を緩急自由に変化させたり、間欠的に気流を停止さ
せたりすることができると共に、中空ディスプレー体1
外にパイプなどを介して離れて設置することもできる。
【0016】3は、中空ディスプレー体1の吸入側に配
設した多孔板を示し、金属またはプラスチックの織成体
とかパンチングシートなど好みの大きさの網目を有する
メッシュ構造のものを用いることができ、この多孔板3
により中空ディスプレー体1内へ全域に亘って均一な気
流を発生させることができる。
【0017】なお、中空ディスプレー体1の吐出側にも
多孔板3と同様な構成の多孔板3を配設することができ
る。
【0018】4は中空ディスプレー体1内に収納される
可動体を示し、図示では重量が軽い浮遊性のある発泡ス
チロール球Sを多数用いている。この発泡スチロール球
Sは略々均一な大きさの場合は勿論のこと、大小異径の
ものを混合して用いることもできるし、径は同じだが重
さを異にしたものも用いることができる。そして、これ
らの発泡スチロール球Sは、白色,赤色,青色などの単
色は勿論のこと、異色のものを混合して用いたり、蛍光
塗料などを塗布させて、図示しないが、中空ディスプレ
ー体1の上下など好みの場所に配設した照明灯によって
照明効果を与えることができる。
【0019】5は、中空ディスプレー体1の下部に設け
た支持台で、空気が流入し易いように、例えば仕切板6
のようなもので支持させている。7は中空ディスプレー
体1の上部に開口した排気口である。なお、排気口7に
代え、隙間を利用しても良い。
【0020】叙上の構成に成るので、気流発生手段2の
働きで中空ディスプレー体1内に気流が発生すると、こ
の気流の働きにより可動体4の多数の発泡スチロール球
Sは中空ディスプレー体1内で浮遊し始め、多孔板3よ
り分散して上昇する気流の作用で下部の方で上下に浮遊
循環するものや、中間部分で上下に浮遊循環するもの
や、緩やかに上部まで浮遊するものや、気流の流れの強
弱変化によってそれぞれ発泡スチロール球Sにはきわめ
て複雑な揺動運動を呈する。
【0021】そして、これらの可動体4の発泡スチロー
ル球Sは幻想的な「舞い」の動きに相当すると共に恰か
も水中で発生した気泡が揺動し乍ら緩やかに上昇するよ
うな動きにも似て、視る人に爽やかさと清涼感を与え精
神的な安らぎを与えるディスプレーとして広く活用でき
る。
【0022】しかも、気流発生手段2で得られる気流の
速さを緩急自在に変化させたり、間欠的に作動と停止を
繰返して行わせることにより、可動体4としての発泡ス
チロール球Sの浮遊運動をより興趣に富んだものとして
表現できるのみならず、照明灯により照射効果を与えれ
ば、夜間での室内を彩る美しい間接照明灯としても機能
するなどより大きなディスプレー効果を呈し得る。
【0023】なお、中空ディスプレー体1内には、その
中間位置に羽根とか障害物を設けて、可動体4の動きを
より複雑なものにすることができる。
【0024】(第2の実施の形態)この実施の形態は、
図3の正面説明図に示すものであるが、第1の実施の形
態における可動体4の具体的な構成を異にしただけであ
る。したがって第1の実施の形態と同一の構成は同一符
号で示し、詳細な説明は省いた。
【0025】この実施の形態において、可動体4は発泡
スチロール球Sの他に海底の状況に相当する軽い材料で
作った海草W,魚H,などと共に不可動体7の岩石Rな
どを中空ディスプレー体1内に配置したもので、例えば
海草Wの根の部分は多孔板3に固定して置くと共に、魚
Hは浮遊しやすい軽量材の紙とか発泡スチロールなどで
形成し、多孔板3に一端を固定した絹糸のような外部か
らは見えにくい細くて丈夫な糸8の先端を魚Hの下側に
結着して置くものとする。また、岩石Rは重量物をその
まま多孔板3上に載置するだけで良い。
【0026】叙上の構成になるので、中空ディスプレー
体1内に気流が発生すると、発泡スチロール球Sが第1
の実施の形態で説明したように中空ディスプレー体1内
を海水中の気泡のように浮遊し始めると共に、海草Wは
ゆらゆら揺動して浮き上がると共に、魚Hも糸8で支持
され乍ら浮上し恰かも海水中で泳いでいるように浮遊す
ることとなるので、視る人に海中水族館に擬した鑑賞用
水槽として興趣に富んだディスプレーとして提供でき
る。
【0027】(第3の実施の形態)この実施の形態は、
図4の正面説明図に示したものであって、前記した第
1,第2の実施の形態の中空ディスプレー体1を角筒型
の横方向に横臥させて架台5aで支持させた場合を示
す。
【0028】なお、第1,第2の実施の形態と同一の構
成には同一符号を付して、その説明の詳細は省く。
【0029】この実施の形態では、可動体4に発泡スチ
ロール球Sを用いているが、気流が横方向へ働くので、
中空ディスプレー体1の両側に気流発生手段2としてフ
ァンF,Fを配設し、それぞれのファンF,Fを同一方
向または異なる方向に回転させて、中空ディスプレー体
1内での気流を均一な状態とせず、渦流,竜巻流など複
雑な流れを発生させることにより、その流れに乗って浮
遊する発泡スチロール球Sの変化に富んだ動きを興味を
もって鑑賞できる。
【0030】(第4の実施の形態)この実施の形態は、
図5の正面説明図に示すもので、気流発生手段2を吹き
出し手段としたもので、第1の実施の形態の中空ディス
プレー体1の下部にノズル9を多数環状に配し、コンプ
レッサなどで得られる圧縮空気を利用し、1個以上のノ
ズル9より斜め方向へ向けて気流を吹き出させることに
より可動体4として発泡スチロール球Sの飛翔方向をコ
ントロールできるもので、例えば、竜巻,渦巻,ロータ
などの好みの気流を発生できる。
【0031】なお、その他の構成は第1の実施の形態と
同一であるので、同一符号を付し、説明の詳細を省い
た。
【0032】以上、この発明について数多の実施の形態
を説明したが、各実施の形態には中空ディスプレー体1
の表面または内部に必要に応じて広告,文字,図形など
を表示して広告媒体としても利用できる。
【0033】また、二以上の中空ディスプレー体1を設
置する場合には、それぞれの中空ディスプレー体1に通
ずる開閉弁を備えた吸引パイプを接続し、一個の吸引ポ
ンプを用いて同時に二以上の中空ディスプレー体1を択
一的に働かせることができる(図示せず)。
【0034】さらにまた、可動体4は、人形,動物など
に模した好みのあらゆる浮遊材料を用いることができ
る。
【0035】
【発明の効果】この発明は叙上のように成るので、中空
ディスプレー体内に収納される可動体は、気流で揺動で
きる素材であれば何でも良く、気流の変化に順応して単
純な動きから複雑な動きまできわめて変化に富んだ揺動
操作が一種の幻想的な「舞い」の美しさとして具現され
るなど興趣に富んだディスプレーとして提供できる。し
かも、可動体を揺動させる手段は、気流であるため、中
空ディスプレー体の強度は、水などの液体を用いている
ものと異なり、十分小さくて済み、しかも漏水,破損に
よる溢水などの深刻な危険を発生することなく、安全に
利用できるものであって、小型なものから大型のものま
で幅広く実施できる効果を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明に係る気流ディスプレー装置の断面
正面説明図
【図2】 図1の可動体を透視して示す斜面説明図
【図3】 他の実施の形態を示す可動体を透視して示す
正面説明図
【図4】 気流ディスプレー装置を横方向に横臥させた
場合の実施の形態を示す可動体を透視して示す正面説明
【図5】 他の気流ディスプレー装置の実施の形態を示
す可動体を透視して示す正面説明図
【符号の説明】
1 中空ディスプレー体 2 気流発生手段 3 多孔板 4 可動体 5 支持台 7 不可動体 9 ノズル F ファン S 発泡スチロール球 W 海草 H 魚 R 岩石

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 透視可能の中空ディスプレー体内に気流
    を発生させ、この気流により可動体を揺動させて外部に
    表示できるようにしたことを特徴とする気流ディスプレ
    ー方法。
  2. 【請求項2】 透視可能の中空ディスプレー体、この中
    空ディスプレー体内に気流を発生させるための気流発生
    手段、前記中空ディスプレー体内に収納させた気流で揺
    動できる可動体とより成ることを特徴とする気流ディス
    プレー装置。
JP22522896A 1996-08-27 1996-08-27 気流ディスプレー方法およびその装置 Withdrawn JPH1069246A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1080761A1 (en) * 1998-05-18 2001-03-07 Oriental Sangyo, Ltd. Facility for playing
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KR20030035645A (ko) * 2001-11-01 2003-05-09 원인호 이중 굴절물에 의한 다양한 색상연출을 낼 수 있게 한선전물
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Date Code Title Description
A300 Withdrawal of application because of no request for examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A300

Effective date: 20031104