JP2019535914A - 織機における経糸張力を測定する装置ならびにこのような装置を備える織機 - Google Patents

織機における経糸張力を測定する装置ならびにこのような装置を備える織機 Download PDF

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Abstract

織機(1)において経糸張力を測定する装置(2)は、2つの端部(17a,17b)を有する変向要素(17)として形成されていて、織機(1)の経糸(5)をガイドすることができる測定要素と、力測定ユニット(18)と、定位置の回転点(19)を中心として回転可能に織機(1)の機械フレーム(20)に支持されたレバー(21)であって、測定要素によりレバー(21)を介して力測定ユニット(18)に力を加えることができるレバー(21)とを備えている変向要素(17)が、両端部(17a,17b)のうちの一方の端部で、レバー(21)において支持されており、両端部(17a,17b)のうちの他方の端部で、織機(1)の機械フレーム(20)に不動に支持されている。機械フレーム(20)と、経糸(5)を供給する少なくとも1つの装置(3)とを備える織機(1)は、該経糸を供給する装置(3)に経糸方向で後置された、測定要素としての変向要素(17)を含む、経糸張力を測定する少なくとも1つの装置(2)とを含んでいる。

Description

本発明は、織機における経糸張力を測定する装置であって、2つの端部を有する変向要素として形成されていて、織機の経糸をガイドすることができる測定要素を備える、織機において経糸張力を測定する装置に関する。さらに装置は、力測定ユニットと、定位置の回転点を中心として回転可能に織機の機械フレームに支持されたレバーであって、測定要素によりレバーを介して力測定ユニットに力を加えることができるレバーとを備えている。さらに、本発明は、このような装置を備える対応する織機に関する。
製織プロセス中、均一な織布形成のために、特に経糸破断を阻止するために必要となる均一な経糸張力を維持する目的で、織機には、経糸張力センサが使用される。この場合、経糸張力の制御もしくは調整は、通常、適切に駆動可能な経糸送出装置により行われる。この経糸送出装置は、織機制御装置を介して経糸張力センサの信号に応じて経糸張力を調整する。
織機における経糸張力を測定するために、先行技術において既に種々異なる方法および装置が公知である。大抵の場合、織機に往復運動可能もしくは揺動可能に支持されたバックレストに経糸が加える力を求める測定法が実施される。このようなバックレストは、交互の開口形成に基づく経糸における張力変化を補償するために、織機に配置されている。バックレストは、開口の切り替わり中の経糸張力を補償するために周期的に運動させられ、このことは、バックレストのばね弾性的な支持によって受動的に達成することができるか、またはバックレストの適切な駆動により能動的に達成することもできる。このようなバックレストは、揺動可能な支持に基づいて、経糸張力における変化を検出するために特に良好に適している。
長手方向軸線に対して横方向に往復運動可能なもしくは揺動するバックレストを備えた経糸張力センサは、たとえば欧州特許出願公開第2584079号明細書に記載されている。同明細書では、揺動可能なバックレストは、レバーを介して力測定ユニットに結合されている。この力測定ユニット自体は、機械フレームに不動に配置されている。経糸によりバックレストに作用する力は、レバーを介して力測定ユニットに伝達される。この構成では、バックレストを越えて延びる経糸と、製織プロセスの反動とに基づいて、バックローラ、ひいては力測定ユニットにおいても振動が発生してしまうことが欠点である。この振動は、測定結果を歪曲してしまう。さらに、経糸を介してバックレストに作用する相当な力に基づいて、バックレストを比較的重く形成することが必要であり、このことは、より高い慣性に基づいて、同様に経糸張力の正確な測定を困難にしてしまう。
したがって、本発明の課題は、より正確な測定を可能にする、織機における経糸張力を測定する装置を提案することである。さらに、このような装置を備える対応する織機を提案することが目的となる。
この課題は、独立請求項に記載の特徴により解決される。
織機における経糸張力を測定する装置であって、2つの端部を有する変向要素として形成されていて、織機の経糸をガイドすることができる測定要素を備える、織機において経糸張力を測定する装置は、力測定ユニットと、定位置の回転点を中心として回転可能に織機の機械フレームに支持されたレバーであって、測定要素によりレバーを介して力測定ユニットに力を加えることができるレバーとを備えている。変向要素は、両端部のうちの一方の端部で、レバーに支持されていて、両端部のうちの他方の端部で機械フレームに不動に支持されていることが規定されている。変向要素がその一方の端部でレバーに支持されていることにより、変向要素は同時にこの端部で機械フレームに可動に支持されている。これにより、1つには、変向要素が制限されて機械フレーム内で可動であることが達成され、これにより経糸張力の変化を力測定ユニットにより記録することができる。しかし、従来の測定要素として使用されたバックローラとは異なり、変向要素は揺動可能ではなく、機械フレームに不動に支持されている。このことは、著しく明確な測定信号をもたらす。したがって、得られた測定結果を著しく改善して評価することができ、製織プロセスにとって有利な経糸張力を一定に維持することができる。さらにこの構成では、機械フレームにおける変向要素の片側で不動の支持に基づいて、発生する経糸力の一部を直接に機械フレームに導出することができ、力の一部のみが力測定ユニットに伝達されることが有利である。これによっても測定結果の精度は一層改善される。同時に、これにより、経糸張力を測定する装置の構成要素は、より小さな負荷にしかさらされていない。当然ながら、機械フレームは、織機のフレーム全体を含み、織機の種々異なる機能群の組付けのための基礎を形成する複数の構成要素から組み立てられていてよい。
したがって、織機であって、機械フレームと、経糸を供給する少なくとも1つの装置と、経糸を供給する装置に経糸方向で後置された測定要素としての変向要素を含む、経糸張力を測定する少なくとも1つの装置とを備えている織機が提案される。経糸張力を測定する装置は、上述のように測定要素としての変向要素を備えている。この測定要素は、その両端部のうちの一方の端部で機械フレームに固定的に支持されていて、両端部のうちの他方の端部でレバーに支持されている。本発明による変向要素は機械フレームに揺動可能に支持されていないので、織機ならびに測定要素自体の揺動は、測定結果に従来よりも著しく小さな程度しか影響を与えず、これにより経糸張力をより正確に調整することができる。
経糸張力を測定する装置もしくはこのような装置を備えた織機の有利な改良形態によれば、変向要素は、経糸のための回転可能な変向ローラとして形成されている。その回転性に基づいて、変向ローラの表面は経糸方向の経糸の運動に追随することができるので、経糸と変向ローラとの間で小さな摩擦力しか発生しない。しかし、変向要素を、回転可能ではなく、固定した状態に、たとえば固定のローラまたは固定のバックレスト金属薄板として形成することも可能である。この固定のローラまたは金属薄板の上を経糸が滑る。このような固定の変向要素では、この変向要素を構造的に簡単かつコンパクトに形成することができ、したがってスペースが狭い場合でも使用できることが有利である。
本発明の有利な第1の改良形態によれば、レバーはその回転点で織機の機械フレームに取り付けられている。このようなレバーの取り付けは、構造的に簡単に行うことができる。
レバーが二腕式のレバーとして形成されていて、第1のレバーアームが変向要素に結合されていて、第2のレバーアームが力測定ユニットに結合されているとさらに有利である。この場合、力測定ユニットは、有利には引張力を測定するために、歪みゲージを備えて形成されていて、かつその一方の端部で第2のレバーアームに結合されているのに対して、力測定ユニットの他方の端部は、位置不変に機械フレームに固定されている。二腕式のレバーを伴うこのような配置は、力測定ユニットに作用する力をさらに減少させるために、力変換を実施する可能性を提供する。このことは、測定結果の改善に寄与する。しかし当然ながら、レバーを一腕式のレバーとして形成することもでき、この場合、好適には力測定ユニットはレバーの端部に枢着されていて、測定要素もしくは変向要素は、回転点とレバーの端部との間に枢着されている。これにより、力測定ユニットに作用する力の有利な減少を達成することができる。
二腕式のレバーにおいて、第2のレバーアームが、第1のレバーアームの長さよりも大きな長さを有しているとさらに有利である。これにより力測定ユニットに作用する力成分の大きさをさらに減じることができる。この場合、第2のレバーアームの長さが、第1のレバーアームの長さの少なくとも2倍の長さ、特に好適には少なくとも3倍の長さであると特に有利である。この場合、レバーアームの長さは、レバーの回転点に対する変向要素もしくは力測定ユニットのそれぞれの枢着点の最短の間隔により規定される。
さらに、装置が少なくとも1つの糸変向要素を含んでいると有利である。この糸変向要素により、変向要素に作用する経糸力の有効なレバーアームの長さが第1のレバーアームの長さよりも小さく形成されているように、織機の経糸が変向要素を越えてガイド可能である。この場合、有効なレバーアームとは、経糸張力に基づき変向要素に加えられる力と、レバーの回転点との間の最短の間隔である。これにより、力測定要素に作用する力をさらに減じることができる。したがって、経糸張力を測定する装置は、50kN以上の極めて高い経糸力が発生する織機のためにも適している。それにもかかわらず、極めて正確な測定結果が得られる。糸変向要素は、いずれにせよ存在している変向ローラにより形成されていてもよいし、付加的な糸変向要素として経糸経路内に配置されていてもよい。
さらに、糸変向要素は、いずれにせよ織機に存在しているバックレストであってもよい。
本発明の別の構成によれば、レバーは、上述したように直接にその回転点において機械フレームに取り付けられているのではなく、レバーは、円筒形の支持区分を有している。この支持区分により、レバーは、機械フレームに設けられた円筒形の収容部に回転可能に支持されている。これにより、レバーの回転点は、円筒形の支持区分の中心に位置しているのに対して、取付けは、円筒形の支持区分の周面を介して行われる。当然ながら、円筒形の支持区分を備えるこのようなレバーは、一腕式のレバーとして形成されていてもよいし、二腕式のレバーとして形成されていてもよく、さらに、上述のように、糸変向要素と協働することもできる。
レバーの支持区分が円筒形の付設部として形成されていて、機械フレームの収容部が円筒形の切欠きとして形成されていると、特に有利である。したがって、円筒形の付設部は、その外周面で機械フレームの切欠き内に支持されている。
別の有利な構成は、レバーの円筒形の支持区分が支持ブシュとして形成されていて、この支持ブシュがその両端面のうちの一方の端面でたとえばねじによりレバーに取り付けられていることにより得られる。この場合、支持ブシュの他方の端面は、たとえば固定されたまたは同様に支持ブシュにねじ締結された当接つばを有している。この当接つばは、支持区分を機械フレーム内で軸方向にガイドするために働く。
上述の実施形態の支持区分は、滑り軸受内でも、転がり軸受内でも、機械フレームに対して回転可能に支持することができる。
このようなレバーの特にコンパクトな構造形式は、円筒形の支持区分が、偏心的に配置された支持孔を有している場合に達成することができる。この支持孔内に変向要素が支持されている。したがって、第1のレバーアームの長さは、円筒形の支持区分の回転点もしくは中心点と、偏心的に配置された支持孔の中心点との間の間隔として生じる。このようなレバーにより、変向要素に結合されているレバーアームの長さに影響を与え、これにより測定要素に作用する経糸力を減じることが可能である。この場合、円筒形の支持区分を備えたレバーもしくは円筒形の収容部を備えた機械フレームは簡単な組付けを可能にする。変向要素を、偏心的に配置された支持孔内に支持することは、たとえば通常は円筒形の滑り軸受または転がり軸受において行われる。しかし、球面軸受の使用が特に有利であり、この球面軸受は、レバーもしくは機械フレームに対する変向要素の撓みを補償することができる。
上述のような経糸張力を測定する装置を備えた織機では、織機が、その軸線に対して横方向で往復運動可能または揺動可能なバックレストを含んでいるとさらに有利であり、このバックレストは、好適には経糸延在方向で見て、経糸張力を測定する装置の変向要素の後方に配置されている。バックレストは、通常、経糸の張力変化の補償ならびに経糸の変向のために役立つ。バックレストが、経糸張力を測定する装置の変向要素の後方に配置されている場合、このバックレストは付加的に有利な形式で、変向要素に作用する力を減じるために働くことができる。しかし基本的には、バックレストを、経糸張力を測定する装置の変向要素の既に手前に配置することも可能である。
バックレストが、織機の経糸方向に対して横方向に延びる少なくとも1つの糸変向要素を備えてローラなしに形成されているとさらに有利である。このような糸変向要素は、従来の揺動可能なバックローラとは異なり、小さな質量でかつ高い固有振動数で形成することができ、この場合、この糸変向要素自体はほとんど励振されず、したがって経糸に僅かしか負荷をかけない。しかし当然ながら、織機が、強制制御されるかまたは強制なしに制御されて往復する慣用のバックレストを備えていてもよい。
バックレストがローラなしに形成されている場合、少なくとも1つの糸変向要素が変向金属薄板として形成されているとさらに有利である。このような変向金属薄板は、小さな質量で製造することができる。この場合、第1の構成によれば、経糸張力の補償を可能にするために、変向金属薄板自体がばね弾性的に形成されている。代替的かつ/または付加的に、糸変向要素は、ばね弾性的なホルダにより機械フレームに、かつ/または機械フレームに結合された取付けステーに取り付けられていてよい。ばね弾性的なホルダは、たとえば板ばねとして形成されていてよく、これにより糸変向要素の運動を可能にする。糸変向要素は、このようなばね弾性的な支持もしくはばね弾性的なホルダによる取付け時に、当然ながら剛性の変向要素として、たとえばロッドとして形成されていてもよい。ばね弾性的なホルダにより支持された糸変向要素を備えるバックレストは、たとえば欧州特許第2126173号明細書に記載されている。同明細書は、ここで包括的に参照される。当然ながらバックレストの別の構成も可能である。これに関しては、たとえば国際公開第2015/049216号が参照される。同明細書は、駆動される糸変向要素を備えたバックレストを示しており、この糸変向要素は、調節可能なばね要素を備えている。
織機が、経糸張力を測定する装置を有していて、この装置が、円筒形の支持区分を備えたレバーを含んでいて、支持区分によりレバーが機械フレームに設けられた収容部において回転可能に支持されているとさらに有利である。さらにレバーは、変向要素を支持するための偏心的に配置された支持孔を含んでいる。これにより、装置のコンパクトな構造形式が可能になり、織機への装置の組付けが機械フレームの収容部を介して容易になる。
円筒形の支持区分を備えるレバーを有する上述の装置が、表経の経糸張力を測定する装置に配置されていると特に有利である。これにより、特に織り平面の上方に配置された、表経のための経糸を供給する装置に関して、織機への装置の組付けを容易にすることができる。
上述の織機の特に有利な改良形態は、好適には織り平面の下方に配置された、裏経を供給するために形成されている、経糸を供給する装置をさらに有している。この装置には、同様に経糸張力を測定する装置が対応配置されている。
本発明の別の利点は、以下に図示した実施例につき説明する。
経糸張力を測定する装置を備えた織機を示す概略的な側面図である。 経糸張力を測定する装置を示す概略的な側面図である。 経糸張力を測定する装置の変向要素の支持部を示す概略図である。 代替的な構成における経糸張力を測定する装置を示す概略的な側面図である。 代替的な構成における、レバーのための収容部を備えた機械フレームの一部を示す横断面図である。 糸変向要素を備える、経糸張力を測定する装置の別の構成を概略的に示す側断面図である。 糸変向要素を備える、経糸張力を測定する装置の別の構成を示す側断面図である。 経糸張力を測定する装置がそれぞれ対応配置されている表経および裏経を有する織機を示す概略図である。
図1は、織機1の概略的な側面図を示している。この織機1は、経糸張力を測定する装置2を備えている。経糸5は、通常、経糸を供給する装置3の整経ビーム4から繰り出され、経糸方向KR(矢印を参照)で連続して、経糸張力を測定する装置2、バックレスト6および経止め装置7を介して複数の開口手段8に供給される。これらの開口手段8は、通常、互いに反対方向に往復運動可能であり、これにより開口11が形成される。バックレストは、変向要素22を有していて、以下の図面につきさらに詳しく説明するように、種々異なる形で形成されていてよい。種々異なる形式で形成されていてよく、先行技術において十分に公知である緯入れ手段は図示されていない。さらに、織機は、筬9を有している。この筬9により、挿入された緯糸が、既に形成された織布の接結点10に打ち付けられ得る。完成した織布は、織機1の、整経ビーム4とは反対の側にある端部において、引込みローラ13により引き込まれて、クロスビーム14上に巻き取られる。図示の形態では、引込みローラ13もしくはクロスビーム14の領域において、さらに複数の変向ローラ12を確認することができる。
この図面によれば、織機1はさらに、経糸送出装置を意図的に制御するために整経ビーム4用の駆動装置15を有しており、さらに引込みローラ13を制御して駆動するための別の駆動装置15を有している。筬9は、織機1のメイン駆動装置35に接続されている。さらに織機1は、制御ユニット16を有している。この制御ユニット16によって、織機の滞りない作動を保証し、均一な織布の製造を可能にするために、センサデータを検出することができ、かつ駆動装置を制御することができる。上述の装置は、点線により示唆されているように、信号伝達線路により、織機1の制御ユニット16に接続されている。さらに、機械フレーム20の輪郭が概略的に図示されている。
経糸張力を測定する装置2は、自体公知の形式で変向要素17を有している。この変向要素17には、経糸5の引張応力により力を加えることができ、かつ経糸張力を測定することができるように、変向要素17は力測定ユニット(18、図2および図4を参照)に結合されている。経糸5の経糸張力(引張応力)に関する情報は、信号伝達線路(一点鎖線)を介して同様に織機1の制御ユニット16に伝達される。制御ユニット16は、経糸5の引張応力を変化させるために、さらに整経ビーム4の駆動装置15を適切に制御する。
図2は、経糸張力を測定する装置2の概略図を側面図で示している。装置2は、変向要素17を含んでいる。この変向要素17は、2つの端部17a,17b(図3を参照)を有しており、この変向要素17を介して織機1の経糸5(ここでは図示せず)をガイドすることができる。変向要素17は、レバー21を介して経糸5の張力変化を力測定ユニット18に伝達することができるように、レバー21によって織機1の機械フレーム20内に支持されている。力測定ユニット18は、好適には引張応力を測定するために形成されており、たとえば歪みゲージを有している。力測定ユニット18は、既に図1において説明したように、一点鎖線により示唆されているように、信号伝達式に制御ユニット16に接続されている。したがって、変向要素17、レバー21および力測定ユニット18という構成要素に関して、経糸張力を測定する装置2は、従来公知である装置2に相当する。しかし、従来公知である装置2とは異なり、変向要素17は、揺動するバックレストとして形成されているのではなく、機械フレーム20に少なくとも部分的に固定されて支持されている。ここでは、この機械フレーム20のうち、一部のみが部分図で示されている。当然ながら、機械フレーム20は、織機1のフレーム全体を含んでおり、織機の種々異なる機能群を組み付けるための基礎を形成する複数の構成要素から組み立てられていてよい。図2から判るように、変向要素17は、その第1の端部17aでレバー21を介して機械フレーム20に支持されている。
図3は、機械フレーム20の別の部分を同様の部分図で示している。さらに、図3では、一点鎖線で示された変向要素17が確認可能である。この変向要素17は、その第2の端部17bで機械フレーム20の図示されている部分に支持されている。
変向要素17により経糸5の引張応力を測定することができるように、変向要素17の第1の端部17aは機械フレーム20に可動に支持されているが、第2の端部17bは、機械フレーム20に不動に支持されている。機械フレーム20における変向要素17の第2の端部17bの不動の支持は、図3に示されており、たとえばエンドプレート27により行うことができる。これに対して、第2の端部17bとは反対の側に位置する端部17aにおいて、変向要素17は、可動のレバー21内に支持されていて、ひいては機械フレーム20に可動に支持されている。図示の形態では、レバー21は、二腕式のレバー21として形成されていて、その回転点19において機械フレーム20に取り付けられている。レバー21は、第1のレバーアーム21aを有している。この第1のレバーアーム21aには変向要素17が支持されていて、枢着点31を介してレバーを枢着している。レバー21は、さらに第2のレバーアーム21bを有している。この第2のレバーアーム21bには、力測定ユニット18が枢着点31において枢着されている。今、経糸5の引張応力により力Fが変向要素17に作用し、これによってレバーアーム21aに作用すると、レバー21により伝達された力Fを力測定ユニット18により記録することができる。この場合、変向要素17の第2の端部17bが固定されて支持されていることに基づいて、発生した経糸力の一部のみが力測定ユニット18に導かれると特に有利である。したがって、装置2は、極めて高い経糸力が発生する織機にも特に適している。
図2の図面からさらに判るように、この場合、第1のレバーアーム21aの長さL1は、第2のレバーアーム21bの長さL2よりも著しく小さく形成されており、これにより、力測定ユニット18に作用する力はさらに減少させられる。
図4および図5の以下の説明では、図2および図3に図示した実施例との比較において構成および/または作用形式が同一であるか、少なくとも比類する特徴に同一の参照符号を使用する。その特徴をもう一度個別に説明しない限り、その構成および/または作用形式は、既に図2および図3において説明した特徴の構成および作用形式に一致する。
図4には、機械フレーム20、力測定ユニット18ならびに一点鎖線で示された変向要素17の輪郭が同様に示されている。図示の形態では、レバー21は、同様に二腕式のレバー21として形成されているが、その回転点19において機械フレーム20に取り付けられてはいない。むしろ、レバー21は、円筒形の支持区分23を有している。この円筒形の支持区分23により、レバー21は、機械フレーム20に設けられた同様に円筒形の収容部24において回転可能に支持されている。
この図面によれば、収容部24が円筒形の切欠きとして形成されているのに対して、レバー21は、支持区分23として円筒形の付設部または段部を有している。収容部24ならびに支持区分23は、図4ではレバー21の前面により覆われており、したがって破線で図示されている。レバー21の円筒形の付設部または段部を機械フレームの収容部24内に挿入することが可能であり、これによりこの構成によれば、レバー21は、その円筒形の付設部の外周面で機械フレームの切欠き内に支持されている。しかし当然のことながら、機械フレーム20に円筒形の付設部もしくは段部を設け、レバー21に支持区分23としての対応する切欠きを設けることも可能である。円筒形の支持区分23が、円筒形の収容部24内で回転可能であるので、同様にレバー21も、円筒形の収容部24の中心点に一致するその回転点19を中心として回転可能である。
図4において判るように、レバー21は、さらに支持孔25を有している。この支持孔25内に変向要素17の第1の端部17aが支持されている。変向要素17のための枢着点31を成す中心点を有する支持孔25は、円筒形の支持区分23に偏心的に配置されている。この構成では、レバー21は、さらに延長部30を有している。この延長部30には、力測定ユニット18が枢着点31において枢着されている。これにより同様に、実質的に支持区分23の範囲内に位置している第1のレバーアーム21aと、図示の形態では実質的に延長部30の領域に位置している第2のレバーアーム21bとを備えた二腕式のレバー21が得られる。この場合、第1のレバーアーム21aの長さL1は、同様に回転点19と変向要素17の枢着点31との最短の間隔として生じる。第2のレバーアーム21bの長さL2は、類似して、力測定ユニット18の枢着点31と、回転点19との間の最短の間隔から生じる。ここでもやはり有利には、第1のレバーアーム21aの長さL1は、第2のレバーアーム21bの長さL2よりも著しく小さく形成されている。
図5は、別の可能な構成を断面図で示している。この構成では、レバー21の円筒形の支持区分23は、支持ブシュとして形成されている。この支持ブシュは、両端面のうちの一方の端面において、たとえば(図示しない)ねじによりレバー21に取り付けられている。支持ブシュの他方の端面は、たとえば固定されたまたは同様に支持ブシュにねじ締結された当接つばを有している。この当接つばは、支持区分23を機械フレーム20内で軸方向にガイドするために働く。
上述の実施形態の支持区分23ならびに変向要素17の支持部は、滑り軸受内でも、転がり軸受内でも回転可能に支持することができる。しかし、円筒形の支持区分23における変向要素17の支持のためには、球面軸受の使用が特に有利である。なぜならば、これにより、レバー21もしくは機械フレーム20に対する変向要素17の撓みを補償することができるからである。しかし、図面におけるこれらの支持部の詳細な図示は省略されている。
レバー21は、当然ながら別の形式で構成されていてもよい。この形態では、支持区分23が、レバー21の端部に配置されており、レバー21は、さらに延長部30を有している。しかし、支持区分23の両側に延長部30が延びているか、またはレバー21を延長部30なしに形成することも可能であり、これにより、レバー21は、実質的に円筒形の支持区分23により形成される。この場合、力測定ユニット18の枢着点31は、同様に支持区分23の範囲内で偏心的に配置されている。この場合、レバー21は、実質的にディスク形に形成されている。
図6は、経糸張力を測定する装置2の別の構成を示している。この装置2は、変向要素17の他に糸変向要素22を含んでいる。図6から明らかであるように、1つまたは複数の糸変向要素22により、力測定ユニット18に作用する力の大きさを減じることが可能である。経糸5は、このような1つまたは複数の糸変向要素22により変向要素17を越えてガイドすることができるので、経糸力に基づく合成力Fが、第1のレバーアーム21aの長さL1よりも小さく形成された長さL3の有効なレバーアームで変向要素17に作用する。レバーアーム21a,21bは、図6では変向要素17もしくは糸変向要素22のボディにより広範囲で覆われており、したがって見易さの理由から符号を付けていない。
糸変向要素22は、固定の変向要素または固定の変向ローラ12として形成されていてよい。しかし、この図面によれば、糸変向要素22は、通常、その長手方向軸線に対して横方向で揺動可能に織機1もしくは機械フレーム20に支持されているバックレスト6の構成部材である。このためには、図示の構成によれば、バックレスト6が、別のレバー32を有している。このレバー32は、ばね33を介して機械フレーム20に枢着されていて、糸変向要素22を支持している。図6からさらに判るように、バックレスト6および経糸張力を測定する装置2は、組み立てられて1つの構造ユニットを形成するので、この構造ユニットは簡単に織機1に配置することができる。
図7は、図6の構成に対して代替的に、糸変向要素22もしくはバックレスト6を含んでいる、経糸張力を測定する装置2を同様に示している。ここでも、同一の参照符号は、図6との比較において同一または少なくとも比類する特徴を示すので、この特徴はもう一度個別に説明しない。したがって、図6に対する差異についてのみ言及する。
図7に示したバックレスト6は、糸変向要素22として回転可能かつ揺動可能なバックローラを含んでいるのではなく、ローラなしに、回転可能でなく、かつ固定ではない糸変向要素22を備えて形成されている。糸変向要素22は、1つまたは複数のばね弾性的な保持体26により機械フレーム20内に、もしくは機械フレーム20に結合された取付けステー34に取り付けられている。糸変向要素22は、これにより、矢印により示唆されているように、同様にその長手方向軸線に対して横方向で揺動可能である。糸変向要素22は、一貫して織機1の全幅にわたって延びているか、もしくは一貫して変向要素17の長さとほぼ同一の幅であってよい。経糸5の配置に応じて、糸変向要素22がより短い長さを有していることも当然ながら可能である。さらに、複数の糸変向要素22が、織機1もしくは経糸5の全幅をカバーするために、相並んで配置されていることも可能である。
図8は、別の構成による織機1を示している。この織機1では、経糸張力を測定する上述の装置2が有利に使用可能である。図8でも、図1との比較において同一もしくは類似する特徴に同一の参照符号を使用し、図1の構成に対する差異のみを説明する。図8に示した織機1は、付加的に、経糸5を供給するための別の装置3を有している。したがって、図面で下側に図示された、裏経29を供給する第1の装置3が形成されている一方で、図面で上側に図示された、表経28の経糸5を供給する装置3が形成されている。装置3のそれぞれには、経糸張力を測定する固有の装置2が対応配置されている。これらの装置2は、それぞれ1つの変向要素17を含んでいる。さらに、この図面によれば、経糸を供給する装置3のそれぞれに、1つのバックレスト6が対応配置されている。上述のように、バックレスト6は種々異なって形成されていてよく、強制制御されるか、または強制なしに揺動可能なバックローラもしくは変向ローラ12を含んでいるか、またはただ1つの弾性的な糸変向要素22を有している。変向要素17を備えた経糸張力を測定する装置2も、上述のように種々異なる形式で形成されていてよく、図6および図7に図示したように、バックレスト6と組み立てられて、それぞれ1つの構造ユニットを形成することができる。
この場合、表経28の経糸張力を測定する装置2が、図4に図示したような、円筒形の支持区分23を備えたレバー21を含んでいると特に有利である。このレバー21は、特に表経28において、変向要素17の有利な収容と、整経ビーム4に関連した配置とを可能にする。これに対して裏経29において、経糸張力を測定する装置2が、図2に図示したような、第1および第2のレバーアーム21a,21bを備えたレバー21を有していると特に有利である。このレバー21は、図2から判るように、変向要素17の収容および支持を簡単に可能にする。
本発明は、図示された実施例に限定されない。特許請求の範囲における別の変更および組み合わせも同様に本発明に含まれる。
1 織機
2 経糸張力を測定する装置
3 経糸を供給する装置
4 整経ビーム
5 経糸
6 バックレスト
7 経止め装置
8 開口手段
9 筬
10 接結点
11 開口
12 変向ローラ
13 引込みローラ
14 クロスビーム
15 駆動装置
16 制御ユニット
17 変向要素
17a 変向要素の第1の端部
17b 変向要素の第2の端部
18 力測定ユニット
19 回転点
20 機械フレーム
21 レバー
21a 第1のレバーアーム
21b 第2のレバーアーム
22 糸変向要素
23 支持区分
24 収容部
25 支持孔
26 保持体
27 エンドプレート
28 表経
29 裏経
30 延長部
31 枢着点
32 別のレバー
33 ばね
34 取付けステー
35 織機のメイン駆動装置
L1 第1のレバーアームの長さ
L2 第2のレバーアームの長さ
L3 有効なレバーアームの長さ
KR 経糸方向
F 力

Claims (18)

  1. 織機(1)における経糸張力を測定する装置(2)であって、
    2つの端部(17a,17b)を有する変向要素(17)として形成されていて、前記織機(1)の経糸(5)をガイドすることができる測定要素と、
    力測定ユニット(18)と、
    定位置の回転点(19)を中心として回転可能に前記織機(1)の機械フレーム(20)に支持されたレバー(21)であって、前記測定要素により前記レバー(21)を介して前記力測定ユニット(18)に力を加えることができるレバー(21)と、
    を備えている、装置(2)であって、
    前記変向要素(17)が、前記両端部(17a,17b)のうちの一方の端部で前記レバー(21)に支持されていて、前記両端部(17a,17b)のうちの他方の端部で前記織機(1)の前記機械フレーム(20)に不動に支持されていることを特徴とする、装置(2)。
  2. 前記変向要素(17)が、前記経糸(5)のための回転可能な変向ローラとして形成されている、請求項1記載の装置。
  3. 前記変向要素(17)が、固定の変向要素(17)として形成されている、請求項1記載の装置。
  4. 前記レバー(21)が、二腕式のレバー(21)として形成されており、第1のレバーアーム(21a)が、前記変向要素(17)に結合されており、第2のレバーアーム(21b)が、前記力測定ユニット(18)に結合されている、請求項1から3までのいずれか1項記載の装置。
  5. 前記第2のレバーアーム(21b)が、前記第1のレバーアーム(21a)の長さ(L1)よりも大きな長さ(L2)を有しており、前記第2のレバーアーム(21b)の前記長さ(L2)が、前記第1のレバーアーム(21a)の前記長さ(L1)の、好適には少なくとも2倍の長さ、特に好適には少なくとも3倍の長さである、請求項4記載の装置。
  6. 前記装置が、少なくとも1つの糸変向要素(22)を含み、前記織機(1)の前記経糸(5)は、前記変向要素(17)に作用する経糸力の有効なレバーアームの長さ(L3)が、前記第1のレバーアーム(21a)の前記長さ(L1)よりも小さく形成されているように、前記変向要素(17)を越えて前記糸変向要素(22)によりガイド可能である、請求項4または5記載の装置。
  7. 前記レバー(21)が、その回転点(19)で前記織機(1)の前記機械フレーム(20)に取り付けられている、請求項1から6までのいずれか1項記載の装置。
  8. 前記レバー(21)が、好適にはその両端部のうちの一方の端部に形成された円筒形の支持区分(23)を含み、該支持区分(23)により前記レバー(21)が、前記機械フレーム(20)の円筒形の収容部(24)に回転可能に支持されている、請求項1から6までのいずれか1項記載の装置。
  9. 前記レバー(21)の前記支持区分(23)が、円筒形の付設部として形成されており、前記機械フレーム(20)の前記収容部(24)が、円筒形の切欠きとして形成されており、前記円筒形の付設部の外周面が、前記切欠き内に支持されている、請求項8記載の装置。
  10. 前記レバー(21)の前記円筒形の支持区分(23)が、支持ブシュとして形成されており、該支持ブシュが、その両端面のうちの一方の端面で前記レバー(21)に取り付けられており、他方の端面が、当接つばを有している、請求項8記載の装置。
  11. 前記円筒形の支持区分(23)が、偏心的に配置された支持孔(25)を有していて、該支持孔(25)内に前記変向要素(17)が支持されている、請求項8から10までのいずれか1項記載の装置。
  12. 織機(1)であって、
    機械フレーム(20)と、
    経糸(5)を供給する少なくとも1つの装置(3)と、
    前記経糸を供給する装置(3)に経糸方向で後置された測定要素としての変向要素(17)を含む、請求項1から10までのいずれか1項または複数項記載の、経糸張力を測定する少なくとも1つの装置(2)と、
    を備えている、織機(1)。
  13. 前記織機(1)が、往復運動可能または揺動可能なバックレスト(6)を含み、該バックレスト(6)が、好適には、経糸延在方向で見て、前記経糸張力を測定する装置(2)の前記変向要素(17)の後方に配置されている、請求項12記載の織機。
  14. 前記バックレスト(6)が、前記織機(1)の前記経糸方向に対して横方向に延びる少なくとも1つの糸変向要素(22)を備えてローラなしに形成されている、請求項13記載の織機。
  15. 前記少なくとも1つの糸変向要素(22)が、好適にはばね弾性的な変向金属薄板として形成されている、かつ/または前記少なくとも1つの糸変向要素(22)が、ばね弾性的な少なくとも1つのホルダ(26)により前記機械フレーム(20)に、かつ/または前記機械フレーム(20)に結合された取付けステー(34)に取り付けられている、請求項14記載の織機。
  16. 前記経糸張力を測定する装置(2)が、円筒形の支持区分(23)を備えるレバー(21)を含み、該支持区分(23)により前記レバー(21)が、前記機械フレーム(20)の円筒形の収容部(24)に回転可能に支持されており、前記支持区分が、前記変向要素(17)を支持するための偏心的に配置された支持孔(25)を含む、請求項12から15までのいずれか1項記載の織機。
  17. 前記経糸(5)を供給する装置(3)が、表経(28)を供給するために形成されている、請求項16記載の織機。
  18. 前記織機(1)が、経糸(5)を供給する別の装置(3)を含み、該別の装置(3)が、裏経(29)を供給するために形成されており、前記別の装置(3)には、経糸張力を測定する別の装置(2)が対応配置されている、請求項17記載の織機。
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