JP2019535638A - 植物成長調節剤及び油を含む混合配合物ならびに該混合配合物の配合方法及び使用方法 - Google Patents
植物成長調節剤及び油を含む混合配合物ならびに該混合配合物の配合方法及び使用方法 Download PDFInfo
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Abstract
Description
本発明は一般的に、農業用の油を基剤とした分散系又は油分散系の配合のための、少なくとも1種の植物成長調節剤又は少なくとも1種の植物成長調節剤と追加の生物学的に活性な成分又はそれらの混合物と種々の油との混合配合物に関する。より詳細には、本発明は植物成長調節剤又は植物成長調節剤と除草剤の混合物を含有する油−分散系に関し、それは続いて枯葉剤(defoliant)として用いられる場合がある。下記で特に綿作物への枯葉剤としての油分散系の使用と関連して本発明を記述するのが簡便であろう。しかしながら、本発明はその用途のみに限られないことが認識されるべきである。
綿作物の落葉は、多年に及んで商業的に引き受けられてきた十分に確立された慣例である。落葉が誘発されると、機械的手段による綿作物の収穫は非常に容易になる。過去には、この慣例で用いられる化学品のほとんどは、植物を「植物学的ショック(biological shock)」に供することにより落葉を達成し、それは葉の白化及び凍死(freezing)ならびに結果としての植物の焼け(burning)を生じた。しかしながら、この処理は綿作物の収量及び品質の両方に悪影響を及ぼした。
growth characteristics)を妨害するものの効用(utility)が後に落葉の分野で有用であると見出された。例えば植物成長調節剤として又は1種の他の植物成長調節剤と組み合わせて用いられる枯葉剤としての使用のためのチジアゾール−ウレア誘導体の適用が1981年に最初にシェーリング エーゲー(Schering AG)により特許文献2において記載された。これに基づいて、シェーリング エーゲーは1986年に特許文献3において、さらに改良された枯葉剤組成物としてジウロン(diuron)と組み合わされたチジアズロンの使用を記載した。
。主な論理は、前記の要件の遂行のためのより有効な方法の1つ、例えば以前には分離された個別の送達系として適用された場合がある農薬及び/又は特定の配合助剤の混合配合物は、おそらく1つの配合物として適用され得るということである。これは廃棄物の減少、労働力投入量の減少、適用の複雑さの低下ならびに効果に関する相乗的利益の可能性を生ずる。
ならびにその結果としての例えば分散剤及びレオロジー改質剤のような機能性配合助剤の性能への影響のせいで、一般的に配合物の安定性に有害である。さらに、OD配合物を開発する時に直面する重要なジレンマの1つは、適用の前の水中における適した安定な希釈を可能にする界面活性剤、特に界面活性剤乳化剤(surfactant emulsifying agents)が多くの場合に安定性に相反することである。これは許され得る限界又はその近くにおける油の導入を介して有効な効果特性を約束する十分に安定なOD配合物の開発が極度に困難であり得る追加の実行不可能性に導く。
i)1〜12ミクロンの範囲内の平均粒度を有する微粉砕された形態における少なくとも1種の植物成長調節剤又は少なくとも1種の植物成長調節剤と追加の生物学的に活性な成分の有効量;
ii)少なくとも1種の油;
iii)少なくとも1種の油溶性界面活性剤分散剤(surfactant disp
ersing agents);及び
iv)少なくとも1種の乳化剤
を含む農業用混合配合物であって、ここで混合配合物を実質的に安定化するために必要な場合、少なくとも1種の植物成長調節剤又は少なくとも1種の植物成長調節剤と追加の生物学的に活性な成分の最終的な濃度は、場合により、追加の油ならびに1種以上のレオロジー改質剤及び/又は活性化剤の添加により調整され;且つここで植物成長調節剤の効果は実質的に保持されるか又は向上する、混合配合物が提供される。
flurenol)、ジクロルフルレノル(dichlorflurenol)、フルレノル(flurenol)のようなモルファクチン;クロルメクアト(chlormequat)、ダミノジド(daminozide)、フルルプリミドル(flurprimidol)、メフルイジド(mefluidide)、パクロブトラゾル(paclobutrazol)、シプロコナゾール(cyproconazole)、テトシクラシス(tetcyclacis)、ユニコナゾール(uniconazole)、アンシミドル(ancymidol)、トリネキサパク−エチル(trinexapac−ethyl)及びプロゲキサジオン−CA(progexasione−CA)のような成長遅延剤/調節剤;ブラシノリド(brassinolide)、フォルクロルフェヌロン(forchlorfenuron)、ヒメキサゾール(hymexazol)、2−アミノ−6−オキシプリン誘導体、インドリノン誘導体、3,4−ジ置換マレイミド誘導体及び縮合アゼピノン誘導体のような成長刺激剤が含まれるが、これらに限られない。その用語はベンゾフルオル(benzofluor)、ブミナフォス(buminafos)、カルボン(carvone)、シオブチド(ciobutide)、クロフェンセト(clofencet)、クロキシフォナク(cloxyfonac)、シクラニリド(cyclanilide)、シクロヘキシミド、エポコレオン(epocholeone)、エチクロゼート(ethychlozate)、エチレン、フェンリダゾン(fenridazon)、ヘプトパルギル(heptopargil)、ホロスルフ(holosulf)、イナベンフィド(inabenfide)、カレタザン(karetazan)、ヒ酸鉛、メタスルフォカルブ(methasulfocarb)、プロヘキサジオン、ピダノン(pydanon)、シントフェン(sintofen)、トリアペンテノル(triapenthenol)及びトリネキサパクのような他の活性成分も含む。国際公開第2005/107466号パンフレットに記載されているインドリノン誘導体植物刺激剤;国際公開第2005/107465号パンフレットに記載されている3,4−ジ置換マレイミド誘導体;国際公開第2005/107471号パンフレットに記載されている縮合アゼピノン誘導体;及び国際公開第2005/107472号パンフレットに記載されている2−アミノ−6−オキシプリン誘導体のような植物成長調節剤もその用語に含まれる。
又は有害生物防除剤(pesticide);あるいはそれらの混合物から選ばれる少なくとも1種の追加の生物学的に活性な成分をさらに含む。チジアズロンといずれかの上記で挙げた1種以上の追加の生物学的に活性な成分の組み合わせを含む混合配合物は本発明の範囲内に含まれるが、本発明の1つの好ましい形態において、混合配合物はチジアズロンを殺菌・殺カビ剤と組み合わせて含む。別の好ましい形態において、混合配合物はチジアズロンを殺虫剤と組み合わせて含む。さらに別の好ましい形態において、混合配合物はチジアズロンを殺ダニ剤と組み合わせて含む。さらに別の好ましい形態において、混合配合物はチジアズロンを殺線虫剤と組み合わせて含む。さらに別の好ましい形態において、混合配合物はチジアズロンを軟体動物防除剤と組み合わせて含む。本発明の最も好ましい形態において、混合配合物はチジアズロンを除草剤と組み合わせて含む。
くは1〜250g/L又はより好ましくは1〜200g/L又はより好ましくは1〜100g/L又はより好ましくは1〜80g/L又はより好ましくは1〜50g/L又はより好ましくは1〜30g/L又はより好ましくは1〜20g/Lの濃度範囲で、そして最も好ましくは60g/Lの濃度で存在し;そしてジウロンは好ましくは1〜250g/L又はより好ましくは1〜100g/L又はより好ましくは1〜80g/L又はより好ましくは1〜60g/L又はより好ましくは1〜50g/L又はより好ましくは1〜30g/L又はより好ましくは1〜20g/L又はより好ましくは50〜80g/L又はより好ましくは30〜50g/L又はより好ましくは20〜30g/Lの濃度範囲で存在する。ジウロンの濃度は最も好ましくはそれぞれ48、30又は15g/Lから選ばれる。最も好ましい形態において、ジウロンは30g/Lの濃度で存在する。
00g/Lより高い濃度で用いられる。
4850分散剤若しくはTERSPERSE(登録商標) 4890分散剤のようなポリアミン−脂肪酸縮合産物;TERSPERSE(登録商標) 2520分散剤のようなランダムポリエステル縮合産物;及びTERSPERSE(登録商標) 2422分散剤のようなポリオレフィン縮合産物の塩から選ばれ、それらはすべてHuntsman Corporationの製品である。より好ましくは、少なくとも1種の分散剤はTERSPERSE(登録商標) 2510分散剤のようなポリアルキレングリコール又はポリアルキレングリコールエーテルと脂肪酸の反応の縮合生成物あるいはTERSPERSE(登録商標) 2520分散剤のようなランダムポリエステル縮合産物である。界面活性剤分散剤は1〜70g/L又はより好ましくは1〜40g/L又はより好ましくは40〜70g/L又はより好ましくは1〜15g/Lの濃度範囲で用いられる。本明細書で用いられる「縮合産物」という用語は、水又は小分子の脱離に続く縮合反応の反応生成物あるいは付加反応の反応生成物を指す。
200の組み合わせであり、BENTONE(登録商標) SD−1は1〜20g/L又はより好ましくは1−15g/L又はより好ましくは1〜10g/Lの量で用いられ、AEROSIL(登録商標) 200は1〜40g/L又はより好ましくは1〜20g/L又はより好ましくは1〜10g/L又はより好ましくは1〜5g/Lの量で用いられる。
NA 625のような二酸化チタン及び1種以上のレオロジー的に不活性なフィロシリケートを含むがこれに限られない少なくとも1種の不活性固体充填剤を含み、それらは混合配合物の安定化を助ける活性化剤としても働くことができる。
a)少なくとも1種の植物成長調節剤又は少なくとも1種の植物成長調節剤と追加の生物学的に活性な成分を微粉砕して1〜12ミクロンの範囲内の平均粒度を達成するステップ;
b)微粉砕された少なくとも1種の植物成長調節剤又は少なくとも1種の植物成長調節剤
と追加の生物学的に活性な成分を、撹拌又は高−せん断混合により少なくとも1種の油に加えて油分散系を配合するステップ;
c)少なくとも1種の油溶性界面活性剤分散剤を油分散系に加えるステップ;
d)少なくとも1種の乳化剤を油分散系に加えるステップ;及び場合により
e)油分散系の温度を撹拌しながら約60℃〜70℃に調整するステップ;及び場合により
f)混合配合物を実質的に安定化するために必要な場合、追加の油ならびに1種以上のレオロジー改質剤及び/又は活性化剤を加えることにより分散系中の少なくとも1種の植物成長調節剤又は少なくとも1種の植物成長調節剤と追加の生物学的に活性な成分の最終的な濃度を調整するステップ。
b)少なくとも1種の植物成長調節剤又は少なくとも1種の植物成長調節剤と追加の生物学的に活性な成分を撹拌又は高せん断混合によりステップa)からの油に加えて油分散系を配合するステップ;
c)少なくとも1種の活性化剤を加えて油分散系の所望の安定性行動をさらに発現させるステップ;
d)ステップc)の油分散系を微粉砕して1〜12ミクロンの範囲内の少なくとも1種の植物成長調節剤又は少なくとも1種の植物成長調節剤と追加の生物学的に活性な成分の平均粒度を達成するステップ;
e)少なくとも1種の油溶性界面活性剤分散剤を油分散系に加えるステップ;
f)少なくとも1種の乳化剤を油分散系に加えるステップ;及び場合により
g)油分散系の温度を撹拌しながら約60℃〜70℃に調整するステップ;及び場合により
h)混合配合物を実質的に安定化するために必要な場合、追加の油ならびに1種以上の追加のレオロジー改質剤及び/又は活性化剤を加えることにより分散系中の少なくとも1種の植物成長調節剤又は少なくとも1種の植物成長調節剤と追加の生物学的に活性な成分の最終的な濃度を調整するステップ。
a)少なくとも1種の油溶性界面活性剤分散剤を少なくとも1種の油に加えるステップ;b)少なくとも1種の植物成長調節剤又は少なくとも1種の植物成長調節剤と追加の生物学的に活性な成分を撹拌又は高せん断混合により油に加えて油分散系を配合するステップ;
c)少なくとも1種の活性化剤を加えて油分散系の所望の安定性行動をさらに発現させるステップ;
d)ステップc)の油分散系を微粉砕して1〜12ミクロンの範囲内の少なくとも1種の植物成長調節剤又は少なくとも1種の植物成長調節剤と追加の生物学的に活性な成分の平均粒度を達成するステップ;及び場合により
e)油分散系の温度を撹拌しながら約60℃〜70℃に調整するステップ;及び場合により
f)混合配合物を実質的に安定化するために必要な場合、追加の油、少なくとも1種の乳化剤ならびに1種以上のレオロジー改質剤及び/又は少なくとも1種の他の活性化剤を加えることにより分散系中の少なくとも1種の植物成長調節剤又は少なくとも1種の植物成長調節剤と追加の生物学的に活性な成分の最終的な濃度を調整するステップ。
合配合物の配合方法を提供し、ここでステップa)からd)はステップe)からg)の前又は後且つステップh)の前に行われる:
a)少なくとも1種の油溶性界面活性剤分散剤を少なくとも1種の第1の油に加えるステップ;
b)有効量の少なくとも1種の植物成長調節剤又は少なくとも1種の植物成長調節剤と追加の生物学的に活性な成分を撹拌又は高せん断混合を用いて油に加えて油分散系を配合するステップ;
c)少なくとも1種の活性化剤を加えて油分散系の所望の安定性行動をさらに発現させるステップ;
d)ステップc)の油分散系を微粉砕して、少なくとも1種の植物成長調節剤又は少なくとも1種の植物成長調節剤と追加の生物学的に活性な成分が1〜12ミクロンの範囲内の平均粒度を有する実質的に均一な第1の濃縮分散系を配合するステップ;
e)少なくとも1種のレオロジー改質剤を撹拌又は高せん断混合により少なくとも1種の第2の油中に分散させて、ゲルの形態における第2の実質的に均一な濃縮分散系を配合するステップ;
f)撹拌又は高せん断混合を続けながら少なくとも1種の溶媒を第2の濃縮分散系に加えて改良されたゲルを形成するステップ;
g)撹拌又は高せん断混合により少なくとも1種の油溶性界面活性剤分散剤又は乳化剤を改良されたゲル中に分散させて第2の実質的に均一な濃縮分散系を配合するステップ;
h)低せん断混合下で少なくとも1種の他のレオロジー改質剤をステップg)のゲルに加えて予備−混合担体を形成するステップ;及び
i)ある量の第1の濃縮分散系をある量の予備−混合担体に加えて実質的に均一且つ安定な混合配合物を得るステップ。
より広く且つより特異的でない有害生物防除剤の適用にも移される場合があると予測される。これらには植物成長調節剤、殺菌・殺カビ剤、殺虫剤、除草剤、殺ダニ剤、殺線虫剤、軟体動物防除剤、殺藻剤又は他の有害生物防除剤あるいはそれらの混合物を含有する油を基剤とした懸濁剤混合配合物の適用が含まれるが、これらに限られない。
ここで植物成長調節剤としてのチジアズロン又は植物成長調節剤としてのチジアズロンと生物学的に活性な成分としてのジウロンを含む油を基剤とした混合配合物に主に言及して本発明を説明する。連続油相中に可溶性でない他の固体の植物成長調節剤又は生物学的な活性な成分の油中の懸濁剤配合物に関して類似の結果が見出され得ることが予想される。
520分散剤のようなランダムポリエステル縮合産物であり、それは1〜70g/L又はより好ましくは1〜40g/L又はより好ましくは40〜70g/L又はより好ましくは1〜15g/Lの濃度範囲で用いられる。
当該技術分野において既知の典型的な油分散系配合物は下記の表Aに記載される組成を有する。
下記の表1は、チジアズロンを含有する典型的な市販の水性濃縮懸濁剤(「SC」)の例を与える:
下記の表2は、ジウロン及びチジアズロンの両方を含有する市販の水性濃縮懸濁剤(「SC」)の例を与える:
本発明に従うジウロン及びチジアズロンの油を基剤とした懸濁剤混合配合物を以下の通りに配合した:
3(登録商標)中における10gのBENTONE(登録商標) 38(ELEMENTIS)の分散を介し、活性化疎水的改質ヘクトライトの予備−混合「マスターバッチ」を配合した。得られる均一な分散系に、3.34gのJEFFSOL(登録商標) AG
1555を、均一なゲル−様物質が与えられるまでせん断を続けながら加えた。これを脇に取り除けておいた。
本発明に従うジウロン及びチジアズロンの油を基剤とした懸濁剤混合配合物を以下の通りに配合した:
本発明に従うチジアズロンの油を基剤とした懸濁剤混合配合物を以下の通りに配合した:
本発明に従うチジアズロンの完全な油を基剤とした懸濁剤混合配合物の配合において用いるための濃縮ミルベースを以下の通りに配合した:
本発明に従うチジアズロンの完全な油を基剤とした懸濁剤混合配合物の配合において用いるための濃縮ミルベースを以下の通りに配合した:
本発明に従うチジアズロンの完全な油を基剤とした懸濁剤混合配合物の配合において用いるための濃縮ミルベースを以下の通りに配合した:
本発明に従うチジアズロンの完全な油を基剤とした懸濁剤混合配合物の配合において用いるための濃縮ミルベースを以下の通りに配合した:
本発明に従うチジアズロンの完全な油を基剤とした懸濁剤混合配合物の配合において用いるための濃縮ミルベースを以下の通りに配合した:
実施例6〜10の基本的なレオロジー試験は、これらの単純な濃縮ミルベースの分析を介し、チジアズロンの安定化に伴う例外的な困難さを示す。このデータは、典型的に濃縮分散系を実質的に安定な形態に保つのを助けるべき種々の通常の界面活性剤分散剤の存在にもかかわらず、好ましい濃度の油を基剤とした担体中に懸濁された時に微細に粉砕された分散相の固有の不安定性が存在することを強調している。本発明者は、濃縮ミルベースにおいて観察されるこの根本的な不安定性がチジアズロン及び所望の油を含む完全な混合配合物における不安定性の主な原因であると結論付けた。
40mmのプレート形状、150μmのギャップ、25℃、0.1−1.0s-1、(対数表)を用いてMalvern Kinexus Pro Rheometer上で行われ、下記の図1に示される基本的な流量測定は、実施例6、7及び比較的低い程度で実施例10に記載された混合配合物が分散系の不安定性に帰せられるレオロジー的特徴、例えば1−100Paの領域における低いせん断粘度を示すことを示している。
本発明に従うジウロン及びチジアズロンの油を基剤とした懸濁剤混合配合物を以下の通りに配合した:
1555溶媒を滴下して、適したレオロジーを発現させた。次いでせん断の速度を下げ、必要な質量のAEROSIL(登録商標) 200(EVONIK)を加え、続いて特定の持続時間に及んでせん断を続けた。次いで均一性を保証しながらTERSPERSE(登録商標) 2510分散剤を混合物中に溶解し、続いて工業用ジウロン及びチジアズロンを分散させた。
本発明に従うチジアズロンの油を基剤とした懸濁剤混合配合物を以下の通りに配合した:
ロジー改質剤を加えた方法の例である。
本発明に従うチジアズロンの油を基剤とした懸濁剤混合配合物を以下の通りに配合した:
御される温度に予備−設定され、保持された。回転速度を30〜45分間に及んで2000〜2500RPMにゆっくり上げ、0から100のGrind Gauge又は8から0のHegman Gaugeを用いる近似により決定されるおおよそ5μmの平均(d0.5)粒度を有する濃縮物を生じた。顕微鏡的近似により粒度分析をさらに決定した。
本発明に従うチジアズロンの油を基剤とした懸濁剤混合配合物を以下の通りに配合した:
を残りの量のSOLVESSO(登録商標) 150及びYUBASE 3(登録商標)を含む混合物に溶解し、ここで後者は20%の近辺のチジアズロン濃度を許す量に相当した。次いで得られる混合物中にSILVERSONミキサーを用いる高−せん断下で工業用チジアズロンを分散させた。均一な混合物が与えられるまでこれを続けた。
一な分散系に、ゲル−様物質が与えられるまでせん断を続けながら9.40gのSOLVESSO(登録商標) 150を加えた。これを脇に取り除けておいた。
80%において1〜1.6mmの直径のガラス又はより好ましくはジルコニウムシリカ媒体が予備−装入されており、ジャケット付き冷却装置の温度が15〜25℃の外部的に制御される温度に予備−設定され、保持された。回転速度を30〜45分間に及んで2000〜2500RPMにゆっくり上げ、0から100のGrind Gauge又は8から0のHegman Gaugeを用いる近似により決定されるおおよそ5μmの平均(d0.5)粒度を有する濃縮物を生じた。顕微鏡的近似により粒度分析をさらに決定した。この濃縮物を短時間、脇に取り除けておいた。
て均一化した。最後に均一で弱くゲル化した混合物が与えられるまで低−せん断混合下で、1.15gのAEROSIL(登録商標) 200をゆっくり加えた。混合物を脇に取り除けておいた。
標)中における14.21gのBENTONE(登録商標) SD−1(ELEMENTIS)の分散を介して、予備−混合「担体−ベース(carrier−base)」を配合した。得られる均一な分散系に、ゲル−様稠度が与えられるまでせん断を続けながら9.40gのSOLVESSO(登録商標) 150を加えた。最後に流動性であるが均一なゲルが与えられるまで低−せん断混合下で、4.24gのAEROSIL(登録商標)
200を加えた。これを脇に取り除けておいた。
0のHegman Gaugeを用いる近似により決定されるおおよそ5μmの平均(d0.5)粒度を有する濃縮物を生じた。顕微鏡的近似により粒度分析をさらに決定した。
た。次いで得られる混合物中にSILVERSONミキサーを用いる高−せん断下で工業用チジアズロンを分散させた。均一な混合物が与えられるまでこれを続けた。
本発明に従う前記のチジアズロンの油を基剤とした懸濁剤混合配合物に関する安定性の批評的尺度(critical measure)は、長期間に及んで周囲室温で保存された試料の簡単な視覚的観察であった。
本発明の混合配合物の使用に続いて得られた結果及びそれらの効果は上記に示す通りである。上記の実施例24.1及び24.2に示される通り且つ全体的な農薬投入量における減少にかかわらず、すべての場合に、先行技術の配合物の使用と比較する時の落葉性能における保持又は向上により相乗効果が例示され且つ示された(demonstrated and shown)。
アズロン又はチジアズロンとジウロンは油との混合配合により助長される向上した落葉有効性を示している。
この分野における通常の一般的な知識の一部を形成することの承認と決してみなされるべきではない。
Claims (31)
- i)1〜12ミクロンの範囲内の平均粒度を有する微粉砕された形態における少なくとも1種の植物成長調節剤又は少なくとも1種の植物成長調節剤と追加の生物学的に活性な成分の有効量;
ii)少なくとも1種の油;
iii)少なくとも1種の油溶性界面活性剤分散剤;及び
iv)少なくとも1種の乳化剤
を含む農業用混合配合物であって、ここで混合配合物を実質的に安定化するために必要な場合、少なくとも1種の植物成長調節剤又は少なくとも1種の植物成長調節剤と追加の生物学的に活性な成分の最終的な濃度は、場合により追加の油ならびに1種以上のレオロジー改質剤及び/又は活性化剤の添加により調整され;且つここで植物成長調節剤の効果は実質的に保持されるか又は向上する、農業用混合配合物。 - 混合配合物が濃縮油分散系(「OD」)、濃縮油−混和性フロアブル(「OF」)、油を基剤とした濃縮懸濁剤(「SC」)又は油を基剤としたサスポエマルション(「SE」)から選ばれる形態にある請求項1に記載の混合配合物。
- 植物成長調節剤がチジアズロンである請求項2に記載の混合配合物。
- チジアズロンが1〜500g/Lの濃度範囲で存在する請求項3に記載の混合配合物。
- チジアズロンが1〜200g/Lの濃度範囲で存在する請求項4に記載の混合配合物。
- チジアズロンが1〜120g/Lの濃度範囲で存在する請求項5に記載の混合配合物。
- チジアズロンが100g/Lの濃度で存在する請求項6に記載の混合配合物。
- 少なくとも1種の追加の生物学的に活性な成分が殺菌・殺カビ剤(fungicide);殺虫剤(insecticide);除草剤(herbicide);殺ダニ剤(miticide);殺線虫剤(nematocide);軟体動物防除剤;殺藻剤;又は有害生物防除剤(pesticide);あるいはそれらの混合物から選ばれる請求項1に記載の混合配合物。
- 追加の生物学的に活性な成分が少なくとも1種の除草剤である請求項8に記載の混合配合物。
- 植物成長調節剤がチジアズロンであり、除草剤がジウロンである請求項9に記載の混合配合物。
- チジアズロンが1〜250g/Lの濃度範囲で存在し、ジウロンが1〜250g/Lの濃度範囲で存在する請求項10に記載の混合配合物。
- チジアズロンが60g/Lの濃度で存在し、ジウロンが30g/Lの濃度で存在する請求項11に記載の混合配合物。
- 少なくとも1種の油が少なくとも1種のパラフィン油、少なくとも1種の種子油エステル、少なくとも1種の芳香族炭化水素、少なくとも1種のポリアルキレングリコールエーテル、少なくとも1種の脂肪酸ジエステル、少なくとも1種の脂肪アルキルアミド若しくはジアミド、少なくとも1種のジアルキレンカーボネート、少なくとも1種のケトン又は少
なくとも1種のアルコールあるいはそれらの混合物から選ばれる請求項1に記載の混合配合物。 - 少なくとも1種の油が5%w/vより高い濃度で存在する請求項13に記載の混合配合物。
- 少なくとも1種の油が25%w/vより高い濃度で存在する請求項14に記載の混合配合物。
- 少なくとも1種の油が50%w/vより高い濃度で存在する請求項15に記載の混合配合物。
- 少なくとも1種の油が55%w/vより高い濃度で存在する請求項16に記載の混合配合物。
- 油溶性界面活性剤分散剤がポリアルキレングリコール又はポリアルキレングリコールエーテルと脂肪酸の反応の縮合生成物を含む請求項1に記載の混合配合物。
- 油溶性界面活性剤分散剤がランダムポリエステル縮合産物を含む請求項1に記載の混合配合物。
- さらに少なくとも1種のレオロジー改質剤を含む請求項1に記載の混合配合物。
- 植物成長調節剤が水平ミル中で微粉砕される請求項1に記載の混合配合物。
- 平均粒度が1〜8ミクロンの範囲内にある請求項21に記載の混合配合物。
- 平均粒度が1〜6ミクロンの範囲内にある請求項22に記載の混合配合物。
- 平均粒度が約5ミクロンである請求項23に記載の混合配合物。
- 以下のステップを含む請求項1に記載の混合配合物の調製方法であって、
a)少なくとも1種の植物成長調節剤又は少なくとも1種の植物成長調節剤と追加の生物学的に活性な成分を微粉砕して1〜12ミクロンの範囲内の平均粒度を達成するステップ;
b)微粉砕された少なくとも1種の植物成長調節剤又は少なくとも1種の植物成長調節剤と追加の生物学的に活性な成分を、撹拌又は高−せん断混合により少なくとも1種の油に加えて油分散系を配合するステップ;
c)少なくとも1種の油溶性界面活性剤分散剤を油分散系に加えるステップ;
d)少なくとも1種の乳化剤を油分散系に加えるステップ;及び場合により
e)油分散系の温度を撹拌しながら約60℃〜70℃に調整するステップ;及び場合により
f)混合配合物を実質的に安定化するために必要な場合、追加の油ならびに1種以上のレオロジー改質剤及び/又は活性化剤を加えることにより分散系中の少なくとも1種の植物成長調節剤又は少なくとも1種の植物成長調節剤と追加の生物学的に活性な成分の最終的な濃度を調整するステップ
を含み、ここでステップc)及びd)はいずれの順序でも又は同時に行われる場合がある、方法。 - 以下のステップを含む請求項20に記載の実質的に安定な混合配合物の調製方法であって
、
a)少なくとも1種のレオロジー改質剤を少なくとも1種の油と合わせるステップ;
b)少なくとも1種の植物成長調節剤又は少なくとも1種の植物成長調節剤と追加の生物学的に活性な成分を、撹拌又は高せん断混合により少なくとも1種のレオロジー改質剤を含有する油に加えて油分散系を配合するステップ;
c)少なくとも1種の活性化剤の添加を介して油分散系の所望のレオロジー的行動を発現させるステップ;
d)ステップc)の油分散系を微粉砕して1〜12ミクロンの範囲内の少なくとも1種の植物成長調節剤又は少なくとも1種の植物成長調節剤と追加の生物学的に活性な成分の平均粒度を達成するステップ;
e)少なくとも1種の油溶性界面活性剤分散剤を油分散系に加えるステップ;
f)少なくとも1種の乳化剤を油分散系に加えるステップ;及び場合により
g)油分散系の温度を撹拌しながら約60℃〜70℃に調整するステップ;及び場合により
h)混合配合物を実質的に安定化するために必要な場合、追加の油及び1種以上の追加の活性化剤を加えることにより分散系中の少なくとも1種の植物成長調節剤又は少なくとも1種の植物成長調節剤と追加の生物学的に活性な成分の最終的な濃度を調整するステップを含み、ここでステップe)及びf)はいずれの順序でも又は同時に行われる場合がある、方法。 - 以下のステップを含む請求項1に記載の混合配合物の調製方法であって、
a)少なくとも1種の油溶性界面活性剤分散剤又は少なくとも1種の乳化剤を少なくとも1種の油に加えるステップ;
b)少なくとも1種の植物成長調節剤又は少なくとも1種の植物成長調節剤と追加の生物学的に活性な成分を撹拌又は高せん断混合により油に加えて油分散系を配合するステップ;
c)少なくとも1種の活性化剤を加えて油分散系の所望の安定性行動をさらに発現させるステップ;
d)ステップc)の油分散系を微粉砕して1〜12ミクロンの範囲内の少なくとも1種の植物成長調節剤又は少なくとも1種の植物成長調節剤と追加の生物学的に活性な成分の平均粒度を達成するステップ;及び場合により
e)油分散系の温度を撹拌しながら約60℃〜70℃に調整するステップ;及び場合により
f)混合配合物を実質的に安定化するために必要な場合、追加の油、少なくとも1種の乳化剤ならびに1種以上のレオロジー改質剤及び/又は少なくとも1種の他の活性化剤を加えることにより分散系中の少なくとも1種の植物成長調節剤又は少なくとも1種の植物成長調節剤と追加の生物学的に活性な成分の最終的な濃度を調整するステップ
を含む、方法。 - 以下のステップを含む請求項1に記載の実質的に均一且つ安定な農業用混合配合物の調製方法であって、
a)少なくとも1種の油溶性界面活性剤分散剤又は少なくとも1種の乳化剤を少なくとも1種の第1の油に加えるステップ;
b)有効量の少なくとも1種の植物成長調節剤又は少なくとも1種の植物成長調節剤と追加の生物学的に活性な成分を撹拌又は高せん断混合を用いて第1の油に加えて油分散系を配合するステップ;
c)少なくとも1種の活性化剤を加えて油分散系の所望の安定性行動をさらに発現させるステップ;
d)ステップc)の油分散系を微粉砕して、1〜12ミクロンの範囲内の平均粒度を有する少なくとも1種の植物成長調節剤又は少なくとも1種の植物成長調節剤と追加の生物学
的に活性な成分を含有する実質的に均一な第1の濃縮分散系を配合するステップ;
e)少なくとも1種のレオロジー改質剤を撹拌又は高せん断混合により少なくとも1種の第2の油中に分散させて、ゲルの形態における第2の実質的に均一な濃縮分散系を配合するステップ;
f)撹拌又は高せん断混合を続けながら少なくとも1種の溶媒を第2の濃縮分散系に加えて改良されたゲルを形成するステップ;
g)撹拌又は高せん断混合により少なくとも1種の油溶性界面活性剤分散剤又は少なくとも1種の乳化剤を改良されたゲル中に分散させて第2の実質的に均一な濃縮分散系を配合するステップ;
h)低せん断混合下で少なくとも1種の他のレオロジー改質剤をステップg)のゲルに加えて予備−混合担体を形成するステップ;及び
i)ある量の第1の濃縮分散系をある量の予備−混合担体に加えて実質的に均一且つ安定な混合配合物を得るステップ
を含み、ここでステップa)からd)はステップe)からg)の前又は後且つステップh)の前に行われる、方法。 - 植物を請求項1〜24のいずれか1つに記載の混合配合物で処理する植物の葉を離脱させるための請求項25〜28のいずれか1つに記載の方法。
- 植物が綿植物である請求項29に記載の方法。
- 綿植物がトランスジェニックである請求項30に記載の方法。
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