JP2019528279A5 - - Google Patents

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JP2019528279A5
JP2019528279A5 JP2019508942A JP2019508942A JP2019528279A5 JP 2019528279 A5 JP2019528279 A5 JP 2019528279A5 JP 2019508942 A JP2019508942 A JP 2019508942A JP 2019508942 A JP2019508942 A JP 2019508942A JP 2019528279 A5 JP2019528279 A5 JP 2019528279A5
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本出願は、臨床に用いられる抗がん剤ソラフェニブの治療指数を合理的に向上させるための、ショウジョウバエにおける遺伝的変更因子及び化学的修飾剤のスクリーニングの使用に関する。動物全身の遺伝的変更因子のスクリーニングを計算化学及び反復的な化学アプローチと組み合わせることにより、最適化されたプロターゲット及びアンチターゲットプロファイルを有する新規なソラフェニブ類縁体(「ソラフェログ」)が開発された。驚くべきことに、Rafキナーゼに対する活性を除去することによって治療指数が大幅に向上した。総じて、合理的、段階的な方法で、治療指数が著しく向上した新規化合物が開発された。
[本発明1001]
以下の構造を有する式(I)
Figure 2019528279
の化合物、またはその立体異性体、薬学的に許容される塩、酸化物、もしくは溶媒和物:
式中、
Rは、C 1〜6 アルキル、C 1〜6 アルコキシ、−N(C 1〜6 アルキル) 2 、C 3〜6 シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、及びヘテロシクリルからなる群より選択され、ここで、C 1〜6 アルキル、C 3〜6 シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、及びヘテロシクリルは任意で、R 13 でn回置換されていてもよく、
1 はHであり、
2 はHであるか、
または、R 1 及びR 2 が、R 1 及びR 2 が結合しているフェニル環と結合して、
Figure 2019528279
を形成し、
3 はHもしくはハロゲンであり、
4 はH、ハロゲン、もしくはC 1 〜C 6 アルキルであり、
5 はH、ハロゲン、もしくはC 1 〜C 6 アルキルであり、
6 はC 1 〜C 6 アルキルであり、
Xは、任意であり、且つ、存在する場合にはNHであり、
Yは
Figure 2019528279
であり、
ZはC(R 12 )もしくはNであり、
7 はHもしくはMeであり、
8 はHもしくはMeであるか、
または、R 7 及びR 8 が、R 7 及びR 8 が結合している炭素原子と一緒になって、
Figure 2019528279
を形成し、
9 はH、C 1〜6 アルキル、C 3〜6 シクロアルキル、アリル、−CN、もしくは
Figure 2019528279
であり、
10 はH、C 1〜6 アルキル、もしくはC 3〜6 シクロアルキルであり、
11 はH、C 1〜6 アルキル、もしくはC 3〜6 シクロアルキルであり、
12 はH、ハロゲン、もしくはC 1 〜C 6 アルキルであり、
13 は、R 13 のそれぞれの場合において、H、ハロゲン、C 1 〜C 6 アルキル、CH 2 F、CHF 2 、CClF 2 、CBrF 2 、CIF 2 、CF 3 、C 2 5 、C 3 7 、C 4 9 、OCF 3 、及びヘテロシクリルからなる群より独立に選択され、且つ
nは1〜5であり、
但し、
i)R 1 がHであり、R 2 がHであり、R 3 がHであり、R 4 がHであり、R 5 がHであり、R 6 がCH 3 であり、ZがCHであり、XがNHであり、且つYが
Figure 2019528279
である場合、Rは
Figure 2019528279
であることができず、
ii)R 1 がHであり、R 2 がHであり、R 3 がHであり、R 4 がHであり、R 5 がHであり、R 6 がCH 3 であり、ZがCHであり、Xが存在せず、且つYが
Figure 2019528279
である場合、Rは
Figure 2019528279
であることができず、
iii)R 1 がHであり、R 2 がHであり、R 3 がHであり、R 4 がHであり、R 5 がHであり、R 6 がCH 3 であり、ZがCHであり、Yが
Figure 2019528279
であり、且つnが2である場合、Rは
Figure 2019528279
であることができず、
iv)R 1 がHであり、R 2 がHであり、R 3 がFであり、R 4 がHであり、R 5 がHであり、R 6 がCH 3 であり、ZがCHであり、XがNHであり、Yが
Figure 2019528279
であり、且つnが2である場合、Rは
Figure 2019528279
であることができず、
v)R 1 がHであり、R 2 がHであり、R 3 がHであり、R 4 がHであり、R 5 がHであり、R 6 がCH 3 であり、ZがCHであり、Xが存在せず、且つYが
Figure 2019528279
である場合、Rは
Figure 2019528279
であることができず、且つ
vi)R 1 がHであり、R 2 がHであり、R 3 がHであり、R 4 がHであり、R 5 がHであり、R 6 がCH 3 であり、ZがCHであり、XがNHであり、且つYが
Figure 2019528279
である場合、Rは
Figure 2019528279
であることができない。
[本発明1002]
Rが
Figure 2019528279
であり、
ここで、
1 がC(R 14 )またはNであり、
2 がCHまたはNであり、
3 がC(R 15 )またはNであり、
4 がC(R 16 )またはNであり、
5 がCHまたはNであり、
14 がHまたはハロゲンであり、
15 がHまたはハロゲンであり、
16 が、ハロゲンで2〜13回置換されたC 1 〜C 6 アルキルであり、且つ
ここで、V 1 〜V 5 の1つのみがNである、
本発明1001の化合物。
[本発明1003]
16 が、フッ素で2〜13回置換されたC 1 〜C 6 アルキルである、本発明1002の化合物。
[本発明1004]
16 が、CH 2 F、CHF 2 、CClF 2 、CBrF 2 、CIF 2 、CF 3 、C 2 5 、C 3 7 、及びC 4 9 からなる群より選択される、本発明1002の化合物。
[本発明1005]
14 がFである、本発明1002の化合物。
[本発明1006]
3 がFである、本発明1001の化合物。
[本発明1007]
XがNHであり、且つ
Yが
Figure 2019528279
である、
本発明1001の化合物。
[本発明1008]
Figure 2019528279
からなる群より選択される、本発明1001の化合物。
[本発明1009]
Figure 2019528279
Figure 2019528279
Figure 2019528279
Figure 2019528279
Figure 2019528279
からなる群より選択される、本発明1001の化合物。
[本発明1010]
本発明1001の化合物及び担体を含む、組成物。
[本発明1011]
前記担体が薬学的に許容される担体である、本発明1010の組成物。
[本発明1012]
以下の構造を有する式(I)
Figure 2019528279
の化合物、またはその立体異性体、薬学的に許容される塩、酸化物、もしくは溶媒和物を対象に投与するステップであって、
式中、
Rは、C 1〜6 アルキル、C 1〜6 アルコキシ、−N(C 1〜6 アルキル) 2 、C 3〜6 シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、及びヘテロシクリルからなる群より選択され、ここで、C 1〜6 アルキル、C 3〜6 シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、及びヘテロシクリルは任意で、R 13 でn回置換されていてもよく、
1 はHであり、
2 はHであるか、
または、R 1 及びR 2 が、R 1 及びR 2 が結合しているフェニル環と結合して、
Figure 2019528279
を形成し、
3 はHもしくはハロゲンであり、
4 はH、ハロゲン、もしくはC 1 〜C 6 アルキルであり、
5 はH、ハロゲン、もしくはC 1 〜C 6 アルキルであり、
6 はC 1 〜C 6 アルキルであり、
Xは、任意であり、且つ、存在する場合にはNHであり、
Yは
Figure 2019528279
であり、
ZはC(R 12 )もしくはNであり、
7 はHもしくはMeであり、
8 はHもしくはMeであるか、
または、R 7 及びR 8 が、R 7 及びR 8 が結合している炭素原子と一緒になって、
Figure 2019528279
を形成し、
9 はH、C 1〜6 アルキル、C 3〜6 シクロアルキル、アリル、−CN、もしくは
Figure 2019528279
であり、
10 はH、C 1〜6 アルキル、もしくはC 3〜6 シクロアルキルであり、
11 はH、C 1〜6 アルキル、もしくはC 3〜6 シクロアルキルであり、
12 はH、ハロゲン、もしくはC 1 〜C 6 アルキルであり、
13 は、R 13 のそれぞれの場合において、H、ハロゲン、C 1 〜C 6 アルキル、CH 2 F、CHF 2 、CClF 2 、CBrF 2 、CIF 2 、CF 3 、C 2 5 、C 3 7 、C 4 9 、OCF 3 、及びヘテロシクリルからなる群より独立に選択され、且つ
nは1〜5であり、
但し、
i)R 1 がHであり、R 2 がHであり、R 3 がHであり、R 4 がHであり、R 5 がHであり、R 6 がCH 3 であり、ZがCHであり、XがNHであり、且つYが
Figure 2019528279
である場合、Rは
Figure 2019528279
であることができず、
ii)R 1 がHであり、R 2 がHであり、R 3 がHであり、R 4 がHであり、R 5 がHであり、R 6 がCH 3 であり、ZがCHであり、Xが存在せず、且つYが
Figure 2019528279
である場合、Rは
Figure 2019528279
であることができず、
iii)R 1 がHであり、R 2 がHであり、R 3 がHであり、R 4 がHであり、R 5 がHであり、R 6 がCH 3 であり、ZがCHであり、Yが
Figure 2019528279
であり、且つnが2である場合、Rは
Figure 2019528279
であることができず、
iv)R 1 がHであり、R 2 がHであり、R 3 がFであり、R 4 がHであり、R 5 がHであり、R 6 がCH 3 であり、ZがCHであり、XがNHであり、Yが
Figure 2019528279
であり、且つnが2である場合、Rは
Figure 2019528279
であることができず、
v)R 1 がHであり、R 2 がHであり、R 3 がHであり、R 4 がHであり、R 5 がHであり、R 6 がCH 3 であり、ZがCHであり、Xが存在せず、且つYが
Figure 2019528279
である場合、Rは
Figure 2019528279
であることができず、且つ
vi)R 1 がHであり、R 2 がHであり、R 3 がHであり、R 4 がHであり、R 5 がHであり、R 6 がCH 3 であり、ZがCHであり、XがNHであり、且つYが
Figure 2019528279
である場合、Rは
Figure 2019528279
であることができない、前記ステップ
を含む、対象におけるがんの治療方法。
[本発明1013]
前記式(I)の化合物が、
Figure 2019528279
からなる群より選択される、本発明1012の方法。
[本発明1014]
前記式(I)の化合物が、
Figure 2019528279
Figure 2019528279
Figure 2019528279
Figure 2019528279
からなる群より選択される、本発明1012の方法。
[本発明1015]
前記投与するステップが、経口投与、局所投与、経皮投与、非経口投与、皮下投与、静脈内投与、筋肉内投与、腹腔内投与、鼻腔内注入、腔内もしくは膀胱内注入、眼内投与、動脈内投与、病巣内投与、または粘膜への適用によって行われる、本発明1012の方法。
[本発明1016]
前記対象が哺乳動物である、本発明1012の方法。
[本発明1017]
前記対象がヒトである、本発明1016の方法。

Claims (17)

  1. 以下の構造を有する式(I)
    Figure 2019528279
    の化合物、またはその立体異性体、薬学的に許容される塩、酸化物、もしくは溶媒和物:
    式中、
    Rは、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、−N(C1〜6アルキル)、C3〜6シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、及びヘテロシクリルからなる群より選択され、ここで、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、及びヘテロシクリルは任意で、R13でn回置換されていてもよく、
    はHであり、
    はHであるか、
    または、R及びRが、R及びRが結合しているフェニル環と結合して、
    Figure 2019528279
    を形成し、
    はHもしくはハロゲンであり、
    はH、ハロゲン、もしくはC〜Cアルキルであり、
    はH、ハロゲン、もしくはC〜Cアルキルであり、
    はC〜Cアルキルであり、
    Xは、任意であり、且つ、存在する場合にはNHであり、
    Yは
    Figure 2019528279
    であり、
    ZはC(R12)もしくはNであり、
    はHもしくはMeであり、
    はHもしくはMeであるか、
    または、R及びRが、R及びRが結合している炭素原子と一緒になって、
    Figure 2019528279
    を形成し、
    はH、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、アリル、−CN、もしくは
    Figure 2019528279
    であり、
    10はH、C1〜6アルキル、もしくはC3〜6シクロアルキルであり、
    11はH、C1〜6アルキル、もしくはC3〜6シクロアルキルであり、
    12はH、ハロゲン、もしくはC〜Cアルキルであり、
    13は、R13のそれぞれの場合において、H、ハロゲン、C〜Cアルキル、CHF、CHF、CClF、CBrF、CIF、CF、C、C、C、OCF、及びヘテロシクリルからなる群より独立に選択され、且つ
    nは1〜5であり、
    但し、
    i)RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがCHであり、ZがCHであり、XがNHであり、且つYが
    Figure 2019528279
    である場合、Rは
    Figure 2019528279
    であることができず、
    ii)RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがCHであり、ZがCHであり、Xが存在せず、且つYが
    Figure 2019528279
    である場合、Rは
    Figure 2019528279
    であることができず、
    iii)RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがCHであり、ZがCHであり、Yが
    Figure 2019528279
    であり、且つnが2である場合、Rは
    Figure 2019528279
    であることができず、
    iv)RがHであり、RがHであり、RがFであり、RがHであり、RがHであり、RがCHであり、ZがCHであり、XがNHであり、Yが
    Figure 2019528279
    であり、且つnが2である場合、Rは
    Figure 2019528279
    であることができず、
    v)RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがCHであり、ZがCHであり、Xが存在せず、且つYが
    Figure 2019528279
    である場合、Rは
    Figure 2019528279
    であることができず、且つ
    vi)RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがCHであり、ZがCHであり、XがNHであり、且つYが
    Figure 2019528279
    である場合、Rは
    Figure 2019528279
    であることができない。
  2. Rが
    Figure 2019528279
    であり、
    ここで、
    がC(R14)またはNであり、
    がCHまたはNであり、
    がC(R15)またはNであり、
    がC(R16)またはNであり、
    がCHまたはNであり、
    14がHまたはハロゲンであり、
    15がHまたはハロゲンであり、
    16が、ハロゲンで2〜13回置換されたC〜Cアルキルであり、且つ
    ここで、V〜Vの1つのみがNである、
    請求項1に記載の化合物。
  3. 16が、フッ素で2〜13回置換されたC〜Cアルキルである、請求項2に記載の化合物。
  4. 16が、CHF、CHF、CClF、CBrF、CIF、CF、C、C、及びCからなる群より選択される、請求項2に記載の化合物。
  5. 14がFである、請求項2に記載の化合物。
  6. がFである、請求項1に記載の化合物。
  7. XがNHであり、且つ
    Yが
    Figure 2019528279
    である、
    請求項1に記載の化合物。
  8. Figure 2019528279
    からなる群より選択される、請求項1に記載の化合物。
  9. Figure 2019528279
    Figure 2019528279
    Figure 2019528279
    Figure 2019528279
    Figure 2019528279
    からなる群より選択される、請求項1に記載の化合物。
  10. 請求項1に記載の化合物及び担体を含む、組成物。
  11. 前記担体が薬学的に許容される担体である、請求項10に記載の組成物。
  12. 以下の構造を有する式(I)
    Figure 2019528279
    の化合物、またはその立体異性体、薬学的に許容される塩、酸化物、もしくは溶媒和物を含む、対象におけるがんを治療するための医薬組成物:
    式中、
    Rは、C1〜6アルキル、C1〜6アルコキシ、−N(C1〜6アルキル)、C3〜6シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、及びヘテロシクリルからなる群より選択され、ここで、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、アリール、ヘテロアリール、及びヘテロシクリルは任意で、R13でn回置換されていてもよく、
    はHであり、
    はHであるか、
    または、R及びRが、R及びRが結合しているフェニル環と結合して、
    Figure 2019528279
    を形成し、
    はHもしくはハロゲンであり、
    はH、ハロゲン、もしくはC〜Cアルキルであり、
    はH、ハロゲン、もしくはC〜Cアルキルであり、
    はC〜Cアルキルであり、
    Xは、任意であり、且つ、存在する場合にはNHであり、
    Yは
    Figure 2019528279
    であり、
    ZはC(R12)もしくはNであり、
    はHもしくはMeであり、
    はHもしくはMeであるか、
    または、R及びRが、R及びRが結合している炭素原子と一緒になって、
    Figure 2019528279
    を形成し、
    はH、C1〜6アルキル、C3〜6シクロアルキル、アリル、−CN、もしくは
    Figure 2019528279
    であり、
    10はH、C1〜6アルキル、もしくはC3〜6シクロアルキルであり、
    11はH、C1〜6アルキル、もしくはC3〜6シクロアルキルであり、
    12はH、ハロゲン、もしくはC〜Cアルキルであり、
    13は、R13のそれぞれの場合において、H、ハロゲン、C〜Cアルキル、CHF、CHF、CClF、CBrF、CIF、CF、C、C、C、OCF、及びヘテロシクリルからなる群より独立に選択され、且つ
    nは1〜5であり、
    但し、
    i)RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがCHであり、ZがCHであり、XがNHであり、且つYが
    Figure 2019528279
    である場合、Rは
    Figure 2019528279
    であることができず、
    ii)RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがCHであり、ZがCHであり、Xが存在せず、且つYが
    Figure 2019528279
    である場合、Rは
    Figure 2019528279
    であることができず、
    iii)RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがCHであり、ZがCHであり、Yが
    Figure 2019528279
    であり、且つnが2である場合、Rは
    Figure 2019528279
    であることができず、
    iv)RがHであり、RがHであり、RがFであり、RがHであり、RがHであり、RがCHであり、ZがCHであり、XがNHであり、Yが
    Figure 2019528279
    であり、且つnが2である場合、Rは
    Figure 2019528279
    であることができず、
    v)RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがCHであり、ZがCHであり、Xが存在せず、且つYが
    Figure 2019528279
    である場合、Rは
    Figure 2019528279
    であることができず、且つ
    vi)RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがHであり、RがCHであり、ZがCHであり、XがNHであり、且つYが
    Figure 2019528279
    である場合、Rは
    Figure 2019528279
    であることができない。
  13. 前記式(I)の化合物が、
    Figure 2019528279
    からなる群より選択される、請求項12に記載の医薬組成物
  14. 前記式(I)の化合物が、
    Figure 2019528279
    Figure 2019528279
    Figure 2019528279
    Figure 2019528279
    からなる群より選択される、請求項12に記載の医薬組成物
  15. 口投与されるか、局所投与されるか、経皮投与されるか、非経口投与されるか、皮下投与されるか、静脈内投与されるか、筋肉内投与されるか、腹腔内投与されるか、鼻腔内注入によって投与されるか、腔内もしくは膀胱内注入によって投与されるか、眼内投与されるか、動脈内投与されるか、病巣内投与されるか、または粘膜への適用によって投与される、請求項12に記載の医薬組成物
  16. 前記対象が哺乳動物である、請求項12に記載の医薬組成物
  17. 前記対象がヒトである、請求項16に記載の医薬組成物
JP2019508942A 2016-08-17 2017-08-17 キナーゼ阻害物質化合物、組成物、及びがんの治療方法 Pending JP2019528279A (ja)

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