JP2019520993A - 人間型ロボットに装備することを目的とする手 - Google Patents

人間型ロボットに装備することを目的とする手 Download PDF

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Abstract

本発明は人間型ロボットに装備することを目的とする手に関し、手は掌及び第1の軸(21)に沿って延在する少なくとも1つの指(20)を備え、手は物を掴むことができ、指(20)は、第1の電動化枢動リンク(41)によって掌に連結される第1の指骨(31)と、第2の枢動リンク(42)によって第1の指骨(31)に連結され、第1の指骨(31)へ連続する第2の指骨(32)とを備える。本発明によれば、指(20)は、第2の軸(22)を中心とする第1の指骨(31)の回転が第3の軸(23)を中心として第2の指骨(32)を回転させるように構成される第2の指骨(32)へ掌を連結する第1の機構(51)と、指(20)が摘ままれる物に巻き付くような方法で指(20)を作動させるよう構成される指骨(31、32)のそれぞれへ掌を連結する第2の機構(52)とを備え、第2の機構(52)は第1の機構(51)を変形させるよう構成される。

Description

本発明は、人間型ロボットに装備することを目的とする手に関する。より詳細には、その指を動かし、指が物を掴むことの両方が可能な手に関する。
人間の手は極めて複雑な人間の身体の一部である。それは手の掌の周囲に連接する幾つかの指を備えている。さらに、各指は幾つかの相互に連接する指骨を有している。各関節は筋肉によって動かすことができる。手の様々な関節により、様々な形態の物を掴むことが可能である。指及び掌の相対位置は、また、メッセージを伝えることができる符号又は記号を生じること、例えば、人差し指を伸ばして物又は方向を示す、親指を伸ばして許可を表す、等も可能にしている。手の指の動きを習得することは、従って、ロボットの人間に似た特徴及びその相互作用能力を強化するために特に興味深いものである。指の動きの独立制御を保証する必要があるという1つの困難が多数のアクチュエータにおいて存在している。
物の把持及び視覚メッセージの伝達の両方のために手の各指の各指骨の動きを別々に制御することは現実的ではない。実際の目標は、最小数のアクチュエータにより最大数の動きの可能性を与えることにある。公知のように、駆動可能なアクチュエータAの数が自由度Nの数よりも少ない場合、すなわち、N>Aの場合、機構は劣駆動であると言われている。劣駆動の度合いは、次いで、差異(N−A)として定義される。劣駆動手は、例えば、3つの指骨を持つ4本の指及び2つの指骨を持つ1本の指を単一のアクチュエータによって閉じることができることにおいて、公知である。単一のアクチュエータによって、14個の枢動リンクを介して、十四次自由度の制御を可能にすることにより、かかる手は高度の劣駆動を呈している。
手の高度の劣駆動を保全することによって手を制御するための能力を向上させるよう、試みが行われてきた。指のそれぞれにわたる把持作用力を分散させるように、アクチュエータと指との間に配置されるスプレッダーバーの実装は、例えば、公知である。手は、従って、単一のアクチュエータによって、様々な形の物を把持することができる。しかし、手は開位置と閉位置との間でのみ制御することができ、閉位置における各指のそれぞれの位置は把持される物の形に依存している。物が何も指の間に介在していなければ、後者は閉じた拳を表す位置に閉じる。
ロボットの人間的な特徴及び対話能力を強化するため、高度の劣駆動を保全しながら、手の動きを制御する可能性を高める望みが残っている。明らかに、解決法は、ロボットの構造的及び機能的な環境に適合することができなければならない。
この目的を達成するために、本発明の主題は、人間型ロボットに装備することを目的とする手であり、手は掌及び第1の軸に沿って延在する少なくとも1つの指を備え、手は物を掴むことができ、指は、第1の指骨を第1の軸と略直角な第2の軸を中心として回動させるように電動化される第1の枢動リンクによって掌に連結される第1の指骨と、第2の軸と略平行な第3の軸を中心として枢動する第2の枢動リンクによって第1の指骨に連結され、第1の指骨へ連続する第2の指骨とを備え、
指は、
・第2の軸を中心とする第1の指骨の回転が第3の軸を中心とする第2の指骨の回転を生じるような方法で構成される第2の指骨へ掌を連結する第1の機構と、
・指が掴まれる物に巻き付くような方法で指を作動させるよう構成される指骨のそれぞれへ掌を連結する第2の機構と、を備え、
第2の機構は第1の機構を変形させるよう構成されることを特徴としている。
有利に、指は、第3の軸と略平行な第4の軸を中心として枢動する第3の枢動リンクによって第2の指骨に連結され、第2の指骨へ連続する第3の指骨を備え、第1の機構は、第2の軸を中心とする第1の指骨の回転が第4の軸を中心とする第3の指骨の回転を生じるような方法で構成される。
有利に、第1の機構は第1の端部及び第2の端部を有する第1のバーを備え、第1のバーの第1の端部は、第2の軸と平行な第5の軸を中心として枢動連結され、第2の軸とは異なっており、第2の軸を中心として回動自在であり、第1のバーの第2の端部は、第3の軸と平行な第6の軸を中心として枢動連結され、第3の軸とは異なっており、第3の軸を中心として回動自在であり、第2のバーは第1の端部及び第2の端部を有し、第2のバーの第1の端部は、第3の軸と平行な第7の軸を中心として枢動連結され、第3及び第6の軸とは異なっており、第3の軸を中心として回動自在であり、第2のバーの第2の端部は、第4の軸と平行な第8の軸を中心として枢動連結され、第4の軸とは異なっており、第4の軸を中心として回動自在であり、第1のバー及び第2のバーは弾性バーであり、バーの1つは、第2の機構が指を作動させ、隣接する指骨上に閾値未満の力を生じる場合に圧縮され、第2の機構が指を作動させ、隣接する指骨上に閾値を超える力を生じて、第1の機構を変形させる場合に曲がるよう構成される。
一実施形態によれば、第2の機構は第3の指骨から掌へ延在するケーブルを備え、指骨のそれぞれはケーブルの駆動により掌に対して動かすことができる。
指骨のうちの少なくとも1つは、ケーブルを第3の指骨と掌との間に案内することを目的とするガイドチャネルを備えることが有利である。
別の実施形態によれば、第1のバー及び第2のバーは異なる弾性を有し、第1のバーの弾性は第2のバーの弾性よりも小さい。
別の実施形態によれば、第1のバー及び第2のバーは異なる弾性を有し、第1のバーの弾性は第2のバーの弾性よりも大きい。
第1のバー及び第2のバーはエラストマーからできているのが有利である。
第1のバー及び第2のバーは正方形断面を有するのが有利である。
特に有利な実施形態によれば、本発明による手は、複数の指と、複数の指が掴まれる物に巻き付くような方法で複数の指を作動させるよう複数の指の指骨のそれぞれを変位させるように、複数の指のケーブルのそれぞれに力を作用させるよう構成される電動化手段と、複数の指のケーブルのそれぞれにわたって電動化手段によって作用される力を分散させることを目的とする差動機構と、を備えている。
本発明は、また、前述の特徴を有する手を装備した人間型ロボットにも関する。
以下の図における実施例によって与えられる実施形態の詳細な説明を読み取ることで、本発明は良好に理解され、他の利点が明らかとなるであろう。
図1aは、本発明による2つの手を装備することができる人間型ロボットの2つの実施例を示す。 図1bは、本発明による2つの手を装備することができる人間型ロボットの2つの実施例を示す。 図2は、本発明による人間型ロボットの手の指の一実施例を示す。 図3は、第1の機構を可視化した、幾つかの指骨から構成される人間型ロボットの指の図を示す。 図4は、第1の機構の運動モデルを示す。 図5は、第1の機構による手の指の変位の原理を示す。 図6は、第2の機構による手の指の変位の原理を示す。
明瞭にするために、同じ構成要素は異なる図において同じ参照を記載する。
図1a及び1bは、出願人によって開発された人間型ロボットの2つの実施例を示している。図1aに示す人間型ロボット1は、頭10、躯幹2、2つの腕3、2つの手4、2つの脚5、及び2つの足6を備えている。図1bに示す人間型ロボット1’は、頭10、躯幹2、2つの腕3、2つの手4、及びスカート7を備えている。本発明は、これらの種類の人間型ロボットに装備することができる手に関する。
本発明を、掌に嵌め込まれる指20、例えば、人差し指、中指、薬指、又は小指を備える手4の特定の場合において以下で説明する。本発明の理解を単純にするために、説明をこれらの指の内の1つだけに限定する。手4は、一方が他方と並んで位置決めされ、人差し指、中指、薬指、及び小指を代表とする理想的には4本の幾つかの指20を備えることができることは明白である。本発明は、また、親指も備える手にも適用される。親指は他の指よりも2つ多い回転自由度を有するため、それは2つの追加動力手段を必要とし、本発明は同様に親指に適用する。
本発明は、掌と、人間のように掌に対して指を動かすことができる幾つかの電動式の指とを備える手をより広範に含むことは明確に理解される。更に、本発明は、例えば、向上した視覚伝達を可能にすることによってロボットの人間に似た特徴を強化するよう手において実施される。本発明は、他の部材、例えば、人間型ロボットの足又は動物の特徴を持つロボットの足に対して、同じ原理に従って、そして、同じ利点を持って実施することができることは言うまでもない。以下、手という用語は、概して、掌と掌に対して電動式である指とを備える部材を意味する。
図2は、本発明による人間型ロボットの手の指の一例を示している。手は人間型ロボットに装備することを目的としており、手は掌(図2において図示せず)及び第1の軸21に沿って延在する少なくとも1つの指20を備え、手は物を掴むことができ、指20は、第1の指骨31を第1の軸21と略直角な第2の軸22を中心として回動させるように電動化される第1の枢動リンク41によって掌に連結される第1の指骨31と、第2の軸22と略平行な第3の軸23を中心として枢動する第2の枢動リンク42によって第1の指骨31に連結される第1の指骨31へ連続する第2の指骨32とを備える。本発明によれば、指20は、第2の軸22を中心とする第1の指骨31の回転が第3の軸23を中心とする第2の指骨32の回転を生じるような方法で構成される第2の指骨32へ掌を連結する第1の機構51を備えている。指20は、また、指20が掴まれる物に巻き付くような方法で指20を作動させるよう構成される指骨31、32のそれぞれへ掌を連結する第2の機構52も備えている。また、本発明によれば、第2の機構52は第1の機構51を変形させるよう構成される。
本発明は少なくとも1つの指を持つ手に適用する。手は2本、3本、又は4本の指を有することができる。手は、人間の手に似せるために、5本の指を有するのが有利である。これら5本の指の中で、本発明による指20によって再現される人差し指、中指、薬指、小指が存在している。第5の指は、また、指20によって再現される親指であるが、親指の追加の移動度を可能にするよう、他の自由度を追加しなければならない。この態様は本発明において扱わないが、本発明は親指へ同様に適用し、2つの電動化手段を親指へ追加して所望の自由度を得ることで十分である。
指20は2つの指骨31、32を備えることができる。それは、第1及び第2の指骨の同じ原理を連続する指骨に適用することによって、同じ原理で、その3つ、4つ、又は更に多くを備えることができる。この用途において、及び例として、3つの指骨を持つ指が人間の指を最良に再現するために示されているが、本発明は、3つの指骨を持つ指を持つ手の場合に限定されないことは明白である。
従って、図2において見て取ることができるように、指20は、第3の軸23と略平行な第4の軸24を中心として枢動する第3の枢動リンク43によって第2の指骨32に連結され、第2の指骨32へ連続する第3の指骨33を備え、第1の機構51は、第2の軸22を中心とする第1の指骨31の回転が第4の軸24を中心とする第3の指骨33の回転を生じるような方法で構成されている。
第2の機構52は第3の指骨33から掌へ延在するケーブル53を備え、指骨33、32、31のそれぞれはケーブル53の駆動により掌に対して動かすことができる。より一般的には、ケーブル53は掌から最も遠い指骨から掌へ延在する。
指骨のうちの少なくとも1つ、例えば、第2の指骨32は、ケーブル53を第3の指骨33と掌との間に案内することを目的とするガイドチャネル54を備えることが有利である。第2の指骨32上のガイドチャネル54の存在は一例である。本発明は、また、別の指骨、例えば、第1の指骨上又は有利には指骨のそれぞれの上にガイドチャネルを持つ構成にも関する。指骨毎に幾つかのガイドチャネルを有することも可能である。
図3は、第1の機構51を可視化した、幾つかの指骨から構成される人間型ロボットの指20の図を示している。本発明によれば、第1の機構51は第1の端部62及び第2の端部63を有する第1のバー61を備え、第1のバー61の第1の端部62は、第2の軸22と平行な第5の軸25を中心として枢動連結され、第2の軸22とは異なっており、第2の軸22を中心として回動自在であり、第1のバー61の第2の端部63は、第3の軸23と平行な第6の軸26を中心として枢動連結され、第3の軸23とは異なっており、第3の軸23を中心として回動自在である。第1の機構51は第1の端部64及び第2の端部65を有する第2のバー71を備え、第2のバー71の第1の端部64は、第3の軸23と平行な第7の軸27を中心として枢動連結され、第3の23及び第6の26の軸とは異なっており、第3の軸23を中心として回動自在であり、第2のバー71の第2の端部65は、第4の軸24と平行な第8の軸28を中心として枢動連結され、第4の軸24とは異なっており、第4の軸24を中心として回動自在である。
本発明によれば、第1のバー61及び第2のバー71は弾性バーであり、バーの1つは、第2の機構52が指20を作動させ、隣接する指骨上に閾値未満の力を生じる場合に圧縮され、第2の機構52が指20を作動させ、隣接する指骨上に閾値を超える力を生じて、第1の機構51を変形させる場合に曲がるよう構成される。第2の機構52と第1の機構51との間の相互作用は、明細書において少し後で述べる。
図4は、第1の機構51の運動モデルを示している。運動モデルは第1の軸21の及び互いに平行な軸22〜28の位置決めを明確に見ることを可能にしている。同様に、指骨31、32、33は、軸23、24を中心として枢動する枢動リンクによって互いに連結されて見て取ることができ、第1の指骨31は軸22を中心として枢動する枢動リンクによって掌に連結される。最後に、第1の機構51の2つのバー61及び71を見て取ることができる。各バーの端部は、第1のバー61のための軸22及び軸23を中心として、そして、第2のバー71のための軸23及び24を中心として回動自在である。言い換えれば、各バー61、71の端部は二重枢動リンクに対応しており、例えば、第1のバー61の第1の端部62は軸25を中心として回動自在であり、また、軸22を中心として回動自在である。従って、第1の機構51は2つの四角形の一組の一部を形成している。第1の四角形は第1の指骨31、第1のバー61、並びに軸22と軸25との間の半径、及び軸23と軸26との間の半径によって形成される。同様に、第2の四角形は第2の指骨32、第2のバー71、並びに軸23と軸27との間の半径、及び軸24と軸28との間の半径によって形成される。軸22を中心とする第1のバー61の第1の端部62の回転駆動は、従って、第1の指骨31の動きを生じ、それは、指の運動のために、軸23を中心とする第2のバー71の第1の端部64の回転及び、従って、第2の指骨32の動きを生じる。同様に、第3の指骨33は軸24を中心とするその端部の回転によって動かされる。
図5は、第1の機構による、いわゆる安静位(0°の掌と第1の指骨との間の角度)から指を閉じた位置(90°の掌と第1の指骨との間の角度)までの手の指の変位の原理を示している。この図において、図4に示した2つの四角形が表現されている。指は第1の機構51を作動させるために、軸22を中心とする枢動リンクにおいて単一の動力のみを有していることを思い出されたい。図4において説明したような指20の運動のため、単一の動力は、従って、指20の動きと関連する身振りとを可能にしている。指骨31、32、33の変位は電動化枢動リンクの作動の結果である。軸23において連結される2つの四角形はバー61及び71の、並びに従って、指20の指骨の組み合わされた動きを可能にしている。電動化枢動リンクは、第2の指骨32に対応する第2の四角形の動きをもたらす第1の指骨31に対応する第1の四角形の動きを制御する。
第1の機構51は、従って、指20が指骨毎ではなく全体的に制御されることを可能にする。指骨の移動は互いに対して行われる。この機構は、指当たりのアクチュエータの数の低減、指骨作動機構の大きさの低減、並びに、生産及び保守コストの低減も可能にする。
図6は、第2の機構52による手の指20の変位の原理を示している。先に説明したように、第2の機構52は第3の指骨33から掌へ延在するケーブル53を備え、指骨33、32、31のそれぞれはケーブル53の駆動により掌に対して動かすことができる。より一般的には、ケーブル53は掌から最も遠い指骨から掌へ延在する。限られた数のアクチュエータによって、手の指の自由度の最大数を制御することを探し求める様々な種類の劣駆動手が公知である。本発明において、手は2つの機構を備えている。見てきたように、第1の機構51は一般的な身振りを可能にし、第2の機構52は物を掴むことを可能にしている。本発明は、2つの機構51、52が同時に作動されないが、1つずつ作動されるという事実に依存している。物への指の接近の段階において、第1の機構51は物との接触を確立するよう作動される。次いで、第2の機構52が作動される。
ケーブル53が引っ張られる場合及び何の抵抗も形成されない状態で(すなわち、物との接触が無いか、又はいずれの接触も無く)、指は、例えば、安静位から指を閉じた位置へ動く。
ここで、ケーブル53が引っ張られる場合に、物が掴まれると、指骨、例えば、第1の指骨31は物と接触し始め、物は指の動きに対抗する。ケーブル53は、次いで、より強く引っ張られ、物が第1の指骨31の動きに対抗するため、軸方向圧縮力が第1のバー61に印加され、バーは曲がる。バーが曲がると、第1の機構51は、従って、変形する。第1の機構51は第2の機構52から切り離され、第2の機構52自体は指骨32、33用のケーブル53上の引っ張りによってその動作を続けて、物に巻き付いてそれを掴む。
本発明の概念は、人間型ロボットにおける設置を目指して劣駆動の有利な度合いを保全しながら、各指20に対して、掌に対する指20の回転運動と物の把持とを連結することにある。本発明は、第1の軸21上の安静位から、電動化枢動リンクの回転によって、第1の機構51の実施による物との接触位置へ指を駆動することにおいて、及び、物との接触位置から物の把持位置へ、すなわち、第2の機構52の実施によって、指が掴まれる物に巻き付く場合、この指を駆動するために成り立っている。本発明は、第1の機構51のための指当たりに1つだけの電動化手段及び第2の機構52のための全ての指のための1つの電動化手段を必要としながら、指の2つの別個の動き、すなわち、指の全体移動の動き及び物の把持の動きを可能にするよう、2つの機構51、52を有利に活用している。
既に述べたように、第1のバー61及び第2のバー71は弾性バーである。バーのうちの1つ、例えば、第1のバー61は、第2の機構52が指20を作動させる場合に圧縮されるよう構成される。指20を作動させることによって、第2の機構52は、指を閉じる傾向があり、第2の指骨32に印加される外力として作用する。言い換えれば、指を作動させることによって、第2の機構52は隣接する指骨に力を生じている。指骨32へ印加される力の値が閾値未満である限り、指はその閉じる動きを続け、バー61、71はそれらそれぞれの枢動リンクを中心とするそれらの回動を続ける。バー61は、四角形の運動のため、圧縮される。指骨32へ印加される力の値が閾値を超えるとすぐに、圧縮されたバー61は曲がる。言い換えれば、第1の機構51は変形する。バー61が曲げられると、指20は第2の機構52によってのみ作動される。指は、次いで、第2の機構52の実施によって掴まれる物に巻き付く。指骨31、32、33は、次いで、掴まれる物の上で閉じる。物の上での指骨の折り畳みは大きさ及び掴まれる物の形に適応される。言い換えれば、本発明は、センサを用いることなく、第1の機構51の設計によるだけで、指が物の形に適応され、物のいたるところに配分された作用力を作用させることを可能にしている。
より一般的には、バーに対して、それが第1のバー61であろうと第2のバー71であろうと、バーに沿った軸方向力は指20の構成に応じて圧縮から伸長まで変化する。指骨のバーは、外力が隣接する指骨を閉じようとする度に圧縮される。その一方で、バーは、外力が開けるようバーの指骨を押圧する場合に伸長される。
従って、前述の実施例に戻ると、指が把持位置にあると、すなわち、第2の機構52の実施によって第1のバー61の座屈に続いて、指が物に巻き付く場合、物が掴まれ、ケーブル53はもはや引っ張られない。次いで、もはやいずれの圧縮力もバー61に印加されない。バー61は伸長される。また、第1の機構51はバー61の座屈前のその状態に戻る。
本発明の原理により、第1の機構から第2の機構に、またその逆に切り替えるいずれかの追加制御装置なしに、第1の機構による一般的な身振りにおいて、及び、第2の機構による把持において、指20を作動させることは従って可能である。第1の機構から第2の機構への切替は、そのバーのうちの1つの座屈によって第1の機構を変形させる第2の機構の起動を介して行われる。一般的な身振りと把持との間の良好な相互作用を有するために、バー61及び71を良好な寸法にすることが第1に必要とされる。
バー61及び71は、それらの寿命の間にそれらが受けるであろう圧縮及び伸長力に耐えることができなければならない。それぞれのバーは弾性を有している。バー61、71の弾性定数は、座屈が望まれない場合にバーが座屈せずに圧縮力に耐えることができるが、バー61、71は、指の構成及び指に印加される力に基づくある特定の変形閾値において曲がることができなければならないようなものである。バーは、作用力を維持するよう適切に剛性でなければならないが、硬すぎて物の把持のために第2の機構52の起動時にバーの作用力に対抗するエネルギーを失わないものでなければならない。
第1のバー61及び第2のバー71は異なる弾性を有することができ、第1のバー61の弾性は第2のバー71の弾性より小さくてもよい。この構成は、指の動きにおいて少ないエネルギー消費を可能にしている。各バーが対応する指骨自体の重さを重力に対抗するように支持することができるようにバーの弾性を計画する必要がある。第2の機構52のケーブル53が引っ張られる場合、第2のバー71は物が対抗する場合により容易に曲がり、それは、バーを座屈させるためにバーに印加される必要がある力が少なくてすむことを意味する。
代替として、第1のバー61及び第2のバー71は異なる弾性を有することができ、第1のバー61の弾性は第2のバー71の弾性より大きくてもよい。この構成は、物の形への指のより良好な適応を可能にする。実際、ケーブル53を作動させることによって、バー61及び71はある特定の軸方向圧縮力を受ける。第1のバー61は第2のバー71より容易に曲がる。その結果として、第2の及び第3の指骨が掴まれる物に巻き付きながら、人間の指による物の把持に匹敵する物の把持を生じる。
それらの寸法形状及びそれを超えて各バーが曲がることを望む限界力の関数として、バー61及び71の弾性定数の大きさを決めることに対して、極めて特別な注意を払わなければならない。
第1のバー61及び第2のバー71はエラストマーからできているのが有利である。
第1のバー61及び第2のバー71は、例えば、レーザ切断によって又はウォータージェットによって産業規模でその製造を容易にするよう、正方形断面を有するのが有利である。
本発明による手は、複数の指が掴まれる物に巻き付くような方法で複数の指を作動させるよう複数の指20の各指骨31、32、33を変位させるように、複数の指20の各ケーブル53に力を作用させるよう構成される電動化手段を備えている。有利に、手は、複数の指の各ケーブルにわたって電動化手段によって作用される力を分散させることを目的とする差動機構を備えることができる。
従って、アクチュエータの最大数に対して制限する本発明のもののような劣駆動手において、各指20のケーブル53は、指20の全てを安静位から物の把持位置まで同時に変位させることができる単一のアクチュエータ又は電動化手段に連結される。様々な形の物を掴持することを可能にするため、先に述べたように、異なるケーブル53へ伝達される引張力を分散させるように、差動機構、例えば、スプレッダーバーを電動化手段と各指20のケーブル53との間に介在させることも考えられる。
本発明は、前記で説明したような、図1a及び1bに示すような手を装備した人間型ロボットにも関する。

Claims (9)

  1. 人間型ロボットに装備することを目的とする手(4)であって、前記手(4)は掌及び第1の軸(21)に沿って延在する少なくとも1つの指(20)を備え、前記手(4)は物を掴むことができ、前記指(20)は、第1の指骨(31)であって、前記第1の指骨(31)を前記第1の軸(21)と略直角な第2の軸(22)を中心として回動させるように電動化される第1の枢動リンク(41)によって前記掌に連結される第1の指骨(31)と、前記第2の軸(22)と略平行な第3の軸(23)を中心として枢動する第2の枢動リンク(42)によって前記第1の指骨(31)に連結され、前記第1の指骨(31)へ連続する第2の指骨(32)とを備える手(4)において、
    前記指(20)は、
    ・前記第2の軸(22)を中心とする前記第1の指骨(31)の回転が前記第3の軸(23)を中心とする前記第2の指骨(31)の回転を生じるような方法で構成される前記第2の指骨(32)へ前記掌を連結する第1の機構(51)と、
    ・前記指(20)が掴まれる前記物に巻き付くような方法で前記指(20)を作動させるよう構成される前記指骨(31、32)のそれぞれへ前記掌を連結する第2の機構(52)と、を備え、
    前記第2の機構(52)は前記第1の機構(51)を変形させるよう構成され、
    前記指(20)は、前記第3の軸(23)と略平行な第4の軸(24)を中心として枢動する第3の枢動リンク(43)によって前記第2の指骨(32)に連結され、前記第2の指骨(32)へ連続する第3の指骨(33)を備え、前記第1の機構(51)は、前記第2の軸(22)を中心とする前記第1の指骨(31)の回転が前記第4の軸(24)を中心とする前記第3の指骨(33)の回転を生じるような方法で構成され、
    前記第1の機構(51)は、
    ・第1の端部(62)及び第2の端部(63)を有する第1のバー(61)であって、前記第1のバー(61)の前記第1の端部(62)は、前記第2の軸(22)と平行な第5の軸(25)を中心として枢動連結され、前記第2の軸(22)とは異なっており、前記第2の軸(22)を中心として回動自在であり、前記第1のバー(61)の前記第2の端部(63)は、前記第3の軸(23)と平行な第6の軸(26)を中心として枢動連結され、前記第3の軸(23)とは異なっており、前記第3の軸(23)を中心として回動自在である、第1のバー(61)と、
    ・第1の端部(64)及び第2の端部(65)を有する第2のバー(71)であって、前記第2のバー(71)の前記第1の端部(64)は、前記第3の軸(23)と平行な第7の軸(27)を中心として枢動連結され、前記第3(23)及び第6(26)の軸とは異なっており、前記第3の軸(23)を中心として回動自在であり、前記第2のバー(71)の前記第2の端部(65)は、前記第4の軸(24)と平行な第8の軸(28)を中心として枢動連結され、前記第4の軸(24)とは異なっており、前記第4の軸(24)を中心として回動自在である、第2のバー(71)と、を備え、
    前記第1のバー(61)及び前記第2のバー(71)は弾性バーであり、前記バー(61、71)のうちの1つは、前記第2の機構(52)が前記指(20)を作動させ、前記連続する指骨上に閾値未満の力を生じる場合に圧縮されること、及び前記第2の機構(52)が前記指(20)を作動させ、前記連続する指骨上に前記閾値を超える力を生じて、前記第1の機構(51)を変形させる場合に曲がることを行うよう構成されることを特徴とする、
    手(4)。
  2. 前記第2の機構(52)は前記第3の指骨(33)から前記掌へ延在するケーブル(53)を備え、前記指骨(31、32、33)のそれぞれは前記ケーブル(53)の駆動により前記掌に対して動かすことができることを特徴とする、請求項1に記載の手(4)。
  3. 前記指骨(31、32、33)のうちの少なくとも1つは、前記ケーブル(53)を前記第3の指骨(33)と前記掌との間に案内することを目的とするガイドチャネルを備えることを特徴とする、請求項2に記載の手(4)。
  4. 前記第1のバー(61)及び前記第2のバー(71)は異なる弾性を有し、前記第1のバー(61)の前記弾性は前記第2のバー(71)の前記弾性よりも小さいことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の手(4)。
  5. 前記第1のバー(61)及び前記第2のバー(71)は異なる弾性を有し、前記第1のバー(61)の前記弾性は前記第2のバー(71)の前記弾性よりも大きいことを特徴とする、請求項1〜3のいずれか一項に記載の手(4)。
  6. 前記第1のバー(61)及び前記第2のバー(71)はエラストマーからできていることを特徴とする、請求項1〜5のいずれか一項に記載の手(4)。
  7. 前記第1のバー(61)及び前記第2のバー(71)は正方形断面を有することを特徴とする、請求項1〜6のいずれか一項に記載の手(4)。
  8. 前記手(4)は請求項4〜9のいずれか一項に記載の複数の指(20)を備え、前記手(4)は、
    ・前記複数の指(20)が掴まれる物に巻き付くような方法で前記複数の指(20)を作動させるよう前記複数の指(20)の前記指骨(31、32、33)のそれぞれを変位させるように、前記複数の指(20)の前記ケーブル(53)のそれぞれに力を作用させるよう構成される電動化手段と、
    ・前記複数の指(20)の前記ケーブル(53)のそれぞれにわたって前記電動化手段によって作用される力を分散させることを目的とする差動機構と、
    を備えることを特徴とする、請求項2〜7のいずれか一項に記載の手(4)。
  9. 請求項1〜8のいずれか一項に記載の手(4)を装備する人間型ロボット(1、1’)。
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