JP2019512409A5 - - Google Patents
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Description
[0108]更に、本発明の任意の単一の構成要素に関して与えられている任意の範囲、値、又は特徴は、互換的な場合には、本発明の任意の他の構成要素に関して与えられている任意の範囲、値、又は特徴と互換的に用いて、本明細書全体にわたって与えられているそれぞれの構成要素に関して規定されている値を有する一態様を形成することができることが理解される。例えば、与えられている任意の範囲の可塑剤を含むことに加えて、与えられている任意の範囲の残留ヒドロキシル含量を有するポリ(ビニルブチラール)を含む中間膜を形成して、本発明の範囲内であるが、列記するのは煩雑である多くの変形体を形成することができる。更に、フタレート又はベンゾエートのような属又はカテゴリーに関して与えられている範囲はまた、他に示していない限りにおいて、ジオクチルテレフタレートのようなそのカテゴリーの属又は構成要素の中の種に適用することもできる。
本発明は以下の実施態様を含む。
(1)第1の呼び厚さを有する第1の基材;
第1の呼び厚さよりも少なくとも0.1mm小さい第2の呼び厚さを有する第2の基材;並びに
第1及び第2の基材の間に配置されてそれぞれと接触している多層中間膜;
を含み;
多層中間膜は、
第1のポリ(ビニルアセタール)樹脂及び少なくとも1種類の可塑剤を含む第1のポリマー層;並びに
第2のポリ(ビニルアセタール)樹脂及び少なくとも1種類の可塑剤を含む、第1のポリマー層に隣接して接触している第2のポリマー層;
を含み;
第1及び第2のポリ(ビニルアセタール)樹脂は、それぞれ第1及び第2の残留ヒドロキシル含量を有し、第2の残留ヒドロキシル含量は第1の残留ヒドロキシル含量と少なくとも2重量%異なり;
第2の呼び厚さと第1の呼び厚さとの比は少なくとも0.23:1乃至1:1未満の範囲であり、第1及び第2の呼び厚さの合計は3.7mm未満である多層パネル。
(2)第2の呼び厚さは1.8mm未満である、(1)に記載の多層パネル。
(3)第2の呼び厚さは第1の呼び厚さよりも少なくとも0.5mm小さい、(1)に記載の多層パネル。
(4)第2の呼び厚さと第1の呼び厚さとの比は0.75:1未満である、(1)に記載の多層パネル。
(5)中間膜は25℃以下のガラス転移温度を有する、(1)に記載の多層パネル。
(6)第1の呼び厚さは1.6mm〜2.9mmの範囲であり、第2の呼び厚さは0.4mm〜1.8mmの範囲であり、第1及び第2の呼び厚さの合計は少なくとも3.0mmである、(1)に記載の多層パネル。
(7)多層パネルは、ASTM−E90にしたがって測定して少なくとも34dBのコインシデンス周波数における音響透過損失を示す、(1)に記載の多層パネル。
(8)中間膜は少なくとも1つのテーパー状の区域を含み、テーパー状の区域は少なくとも0.10mradの最小くさび角度を有する、(1)に記載の多層パネル。
(9)第1の呼び厚さを有する第1の基材;
1.8mm未満である第2の呼び厚さを有する第2の基材;並びに
第1及び第2の基材の間に配置されてそれぞれと接触している中間膜;
を含み;
中間膜は、第1のポリ(ビニルアセタール)樹脂及び少なくとも1種類の可塑剤を含む第1のポリマー層を含み;
第2の呼び厚さと第1の呼び厚さとの比は少なくとも0.23:1乃至1:1未満の範囲であり、第1及び第2の呼び厚さの合計は3.7mm未満であり;
多層パネルはASTM−E90にしたがって測定して少なくとも34dBのコインシデンス周波数における音響透過損失を示す多層パネル。
(10)第2の呼び厚さは第1の呼び厚さよりも少なくとも0.5mm小さい、(9)に記載の多層パネル。
(11)第2の呼び厚さと第1の呼び厚さとの比は0.75:1以下である、(9)に記載の多層パネル。
(12)中間膜は第1のポリマー層に隣接して接触している第2のポリマー層を更に含み、第2のポリマー層は第2のポリ(ビニルアセタール)樹脂及び少なくとも1種類の可塑剤を含み;
第1及び第2のポリ(ビニルアセタール)樹脂はそれぞれ第1及び第2の残留ヒドロキシル含量を有し、第1及び第2のポリマー層はそれぞれ第1及び第2のガラス転移温度を有し;そして
次の基準(i)〜(iii):
(i)第1の残留ヒドロキシル含量と第2の残留ヒドロキシル含量の間の差は少なくとも2重量%である;
(ii)第1のガラス転移温度と第2のガラス転移温度の間の差は少なくとも13℃である;及び
(iii)第1のポリマー層の可塑剤含量と第2のポリマー層の可塑剤含量の間の差は少なくとも5phrである;
の少なくとも1つが当てはまる、(9)に記載の多層パネル。
(13)第1の呼び厚さは1.6mm〜2.9mmの範囲であり、第2の呼び厚さは少なくとも0.4mmであり、第2の呼び厚さと第1の呼び厚さとの比は0.60:1以下である、(9)に記載の多層パネル。
(14)中間膜は少なくとも1つのテーパー状の区域を含み、テーパー状の区域は少なくとも0.10mradの最小くさび角度を有する、(9)に記載の多層パネル。
(15)第1の呼び厚さを有する第1の基材;
第1の呼び厚さよりも少なくとも0.1mm小さい第2の呼び厚さを有する第2の基材;並びに
第1及び第2の基材の間に配置されてそれぞれと接触している中間膜;
を含み;
中間膜は、第1のポリ(ビニルアセタール)樹脂及び少なくとも1種類の可塑剤を含む第1のポリマー層を含み;
第2の呼び厚さと第1の呼び厚さとの比は少なくとも0.23:1乃至1:1未満の範囲であり、第1及び第2の呼び厚さの合計は4.6mmより大きく;
多層パネルはASTM−E90にしたがって測定して少なくとも34dBのコインシデンス周波数における音響透過損失を示す多層パネル。
(16)第2の呼び厚さは第1の呼び厚さよりも少なくとも0.5mm小さい、(15)に記載の多層パネル。
(17)第1の呼び厚さは2.5〜12.5mmの範囲であり、第2の呼び厚さは2.2〜12.4mmの範囲である、(15)に記載の多層パネル。
(18)第2の呼び厚さと第1の呼び厚さとの比は0.75:1以下である、(15)に記載の多層パネル。
(19)中間膜は第1のポリマー層に隣接して接触している第2のポリマー層を更に含み、第2のポリマー層は第2のポリ(ビニルアセタール)樹脂及び少なくとも1種類の可塑剤を含み;
第1及び第2のポリ(ビニルアセタール)樹脂はそれぞれ第1及び第2の残留ヒドロキシル含量を有し、第1及び第2のポリマー層はそれぞれ第1及び第2のガラス転移温度を有し;そして
次の基準(i)〜(iii):
(i)第1の残留ヒドロキシル含量と第2の残留ヒドロキシル含量の間の差は少なくとも2重量%である;
(ii)第1のガラス転移温度と第2のガラス転移温度の間の差は少なくとも13℃である;及び
(iii)第1のポリマー層の可塑剤含量と第2のポリマー層の可塑剤含量の間の差は少なくとも5phrである;
の少なくとも1つが当てはまる、(15)に記載の多層パネル。
(20)中間膜は少なくとも1つのテーパー状の区域を含み、テーパー状の区域は少なくとも0.10mradの最小くさび角度を有する、(15)に記載の多層パネル。
本発明は以下の実施態様を含む。
(1)第1の呼び厚さを有する第1の基材;
第1の呼び厚さよりも少なくとも0.1mm小さい第2の呼び厚さを有する第2の基材;並びに
第1及び第2の基材の間に配置されてそれぞれと接触している多層中間膜;
を含み;
多層中間膜は、
第1のポリ(ビニルアセタール)樹脂及び少なくとも1種類の可塑剤を含む第1のポリマー層;並びに
第2のポリ(ビニルアセタール)樹脂及び少なくとも1種類の可塑剤を含む、第1のポリマー層に隣接して接触している第2のポリマー層;
を含み;
第1及び第2のポリ(ビニルアセタール)樹脂は、それぞれ第1及び第2の残留ヒドロキシル含量を有し、第2の残留ヒドロキシル含量は第1の残留ヒドロキシル含量と少なくとも2重量%異なり;
第2の呼び厚さと第1の呼び厚さとの比は少なくとも0.23:1乃至1:1未満の範囲であり、第1及び第2の呼び厚さの合計は3.7mm未満である多層パネル。
(2)第2の呼び厚さは1.8mm未満である、(1)に記載の多層パネル。
(3)第2の呼び厚さは第1の呼び厚さよりも少なくとも0.5mm小さい、(1)に記載の多層パネル。
(4)第2の呼び厚さと第1の呼び厚さとの比は0.75:1未満である、(1)に記載の多層パネル。
(5)中間膜は25℃以下のガラス転移温度を有する、(1)に記載の多層パネル。
(6)第1の呼び厚さは1.6mm〜2.9mmの範囲であり、第2の呼び厚さは0.4mm〜1.8mmの範囲であり、第1及び第2の呼び厚さの合計は少なくとも3.0mmである、(1)に記載の多層パネル。
(7)多層パネルは、ASTM−E90にしたがって測定して少なくとも34dBのコインシデンス周波数における音響透過損失を示す、(1)に記載の多層パネル。
(8)中間膜は少なくとも1つのテーパー状の区域を含み、テーパー状の区域は少なくとも0.10mradの最小くさび角度を有する、(1)に記載の多層パネル。
(9)第1の呼び厚さを有する第1の基材;
1.8mm未満である第2の呼び厚さを有する第2の基材;並びに
第1及び第2の基材の間に配置されてそれぞれと接触している中間膜;
を含み;
中間膜は、第1のポリ(ビニルアセタール)樹脂及び少なくとも1種類の可塑剤を含む第1のポリマー層を含み;
第2の呼び厚さと第1の呼び厚さとの比は少なくとも0.23:1乃至1:1未満の範囲であり、第1及び第2の呼び厚さの合計は3.7mm未満であり;
多層パネルはASTM−E90にしたがって測定して少なくとも34dBのコインシデンス周波数における音響透過損失を示す多層パネル。
(10)第2の呼び厚さは第1の呼び厚さよりも少なくとも0.5mm小さい、(9)に記載の多層パネル。
(11)第2の呼び厚さと第1の呼び厚さとの比は0.75:1以下である、(9)に記載の多層パネル。
(12)中間膜は第1のポリマー層に隣接して接触している第2のポリマー層を更に含み、第2のポリマー層は第2のポリ(ビニルアセタール)樹脂及び少なくとも1種類の可塑剤を含み;
第1及び第2のポリ(ビニルアセタール)樹脂はそれぞれ第1及び第2の残留ヒドロキシル含量を有し、第1及び第2のポリマー層はそれぞれ第1及び第2のガラス転移温度を有し;そして
次の基準(i)〜(iii):
(i)第1の残留ヒドロキシル含量と第2の残留ヒドロキシル含量の間の差は少なくとも2重量%である;
(ii)第1のガラス転移温度と第2のガラス転移温度の間の差は少なくとも13℃である;及び
(iii)第1のポリマー層の可塑剤含量と第2のポリマー層の可塑剤含量の間の差は少なくとも5phrである;
の少なくとも1つが当てはまる、(9)に記載の多層パネル。
(13)第1の呼び厚さは1.6mm〜2.9mmの範囲であり、第2の呼び厚さは少なくとも0.4mmであり、第2の呼び厚さと第1の呼び厚さとの比は0.60:1以下である、(9)に記載の多層パネル。
(14)中間膜は少なくとも1つのテーパー状の区域を含み、テーパー状の区域は少なくとも0.10mradの最小くさび角度を有する、(9)に記載の多層パネル。
(15)第1の呼び厚さを有する第1の基材;
第1の呼び厚さよりも少なくとも0.1mm小さい第2の呼び厚さを有する第2の基材;並びに
第1及び第2の基材の間に配置されてそれぞれと接触している中間膜;
を含み;
中間膜は、第1のポリ(ビニルアセタール)樹脂及び少なくとも1種類の可塑剤を含む第1のポリマー層を含み;
第2の呼び厚さと第1の呼び厚さとの比は少なくとも0.23:1乃至1:1未満の範囲であり、第1及び第2の呼び厚さの合計は4.6mmより大きく;
多層パネルはASTM−E90にしたがって測定して少なくとも34dBのコインシデンス周波数における音響透過損失を示す多層パネル。
(16)第2の呼び厚さは第1の呼び厚さよりも少なくとも0.5mm小さい、(15)に記載の多層パネル。
(17)第1の呼び厚さは2.5〜12.5mmの範囲であり、第2の呼び厚さは2.2〜12.4mmの範囲である、(15)に記載の多層パネル。
(18)第2の呼び厚さと第1の呼び厚さとの比は0.75:1以下である、(15)に記載の多層パネル。
(19)中間膜は第1のポリマー層に隣接して接触している第2のポリマー層を更に含み、第2のポリマー層は第2のポリ(ビニルアセタール)樹脂及び少なくとも1種類の可塑剤を含み;
第1及び第2のポリ(ビニルアセタール)樹脂はそれぞれ第1及び第2の残留ヒドロキシル含量を有し、第1及び第2のポリマー層はそれぞれ第1及び第2のガラス転移温度を有し;そして
次の基準(i)〜(iii):
(i)第1の残留ヒドロキシル含量と第2の残留ヒドロキシル含量の間の差は少なくとも2重量%である;
(ii)第1のガラス転移温度と第2のガラス転移温度の間の差は少なくとも13℃である;及び
(iii)第1のポリマー層の可塑剤含量と第2のポリマー層の可塑剤含量の間の差は少なくとも5phrである;
の少なくとも1つが当てはまる、(15)に記載の多層パネル。
(20)中間膜は少なくとも1つのテーパー状の区域を含み、テーパー状の区域は少なくとも0.10mradの最小くさび角度を有する、(15)に記載の多層パネル。
Claims (15)
- 第1の呼び厚さを有する第1の基材;
1.8mm未満である第2の呼び厚さを有する第2の基材;並びに
第1及び第2の基材の間に配置されてそれぞれと接触している中間膜;
を含み;
中間膜は、第1のポリ(ビニルアセタール)樹脂及び少なくとも1種類の可塑剤を含む第1のポリマー層を含み;
第2の呼び厚さと第1の呼び厚さとの比は少なくとも0.23:1乃至1:1未満の範囲であり、第1及び第2の呼び厚さの合計は3.7mm未満である多層パネル。 - 第2の呼び厚さは第1の呼び厚さよりも少なくとも0.1mm小さい、請求項1に記載の多層パネル。
- 第2の呼び厚さは第1の呼び厚さよりも少なくとも0.5mm小さい、請求項1又は2に記載の多層パネル。
- 第2の呼び厚さと第1の呼び厚さとの比は0.75:1以下である、請求項1から3のいずれかに記載の多層パネル。
- 中間膜は25℃以下のガラス転移温度を有する、請求項1から4のいずれかに記載の多層パネル。
- 第1の呼び厚さは1.6mm〜2.9mmの範囲であり、第2の呼び厚さは0.4mm〜1.8mmの範囲であり、第1及び第2の呼び厚さの合計は少なくとも3.0mmである、請求項1から5のいずれかに記載の多層パネル。
- 多層パネルは、ASTM−E90にしたがって測定して少なくとも34dBのコインシデンス周波数における音響透過損失を示す、請求項1から6のいずれかに記載の多層パネル。
- 中間膜は少なくとも1つのテーパー状の区域を含み、テーパー状の区域は少なくとも0.10mradの最小くさび角度を有する、請求項1から7のいずれかに記載の多層パネル。
- 中間膜は第1のポリマー層に隣接して接触している第2のポリマー層を更に含み、第2のポリマー層は第2のポリ(ビニルアセタール)樹脂及び少なくとも1種類の可塑剤を含み;
第1及び第2のポリ(ビニルアセタール)樹脂はそれぞれ第1及び第2の残留ヒドロキシル含量を有し、第1及び第2のポリマー層はそれぞれ第1及び第2のガラス転移温度を有し;そして
次の基準(i)〜(iii):
(i)第1の残留ヒドロキシル含量と第2の残留ヒドロキシル含量の間の差は少なくとも2重量%である;
(ii)第1のガラス転移温度と第2のガラス転移温度の間の差は少なくとも13℃である;及び
(iii)第1のポリマー層の可塑剤含量と第2のポリマー層の可塑剤含量の間の差は少なくとも5phrである;
の少なくとも1つが当てはまる、請求項1から8のいずれかに記載の多層パネル。 - 第1の呼び厚さは1.6mm〜2.9mmの範囲であり、第2の呼び厚さは少なくとも0.4mmであり、第2の呼び厚さと第1の呼び厚さとの比は0.60:1以下である、請求項1から9のいずれかに記載の多層パネル。
- 第1の呼び厚さを有する第1の基材;
第1の呼び厚さよりも少なくとも0.1mm小さい第2の呼び厚さを有する第2の基材;並びに
第1及び第2の基材の間に配置されてそれぞれと接触している中間膜;
を含み;
中間膜は、第1のポリ(ビニルアセタール)樹脂及び少なくとも1種類の可塑剤を含む第1のポリマー層を含み;
第2の呼び厚さと第1の呼び厚さとの比は少なくとも0.23:1乃至1:1未満の範囲であり、第1及び第2の呼び厚さの合計は4.6mmより大きく;
多層パネルはASTM−E90にしたがって測定して少なくとも34dBのコインシデンス周波数における音響透過損失を示す多層パネル。 - 第2の呼び厚さは第1の呼び厚さよりも少なくとも0.5mm小さい、請求項11に記載の多層パネル。
- 第1の呼び厚さは2.5〜12.5mmの範囲であり、第2の呼び厚さは2.2〜12.4mmの範囲である、請求項11又は12に記載の多層パネル。
- 第2の呼び厚さと第1の呼び厚さとの比は0.75:1以下である、請求項11から13のいずれかに記載の多層パネル。
- 中間膜は第1のポリマー層に隣接して接触している第2のポリマー層を更に含み、第2のポリマー層は第2のポリ(ビニルアセタール)樹脂及び少なくとも1種類の可塑剤を含み;
第1及び第2のポリ(ビニルアセタール)樹脂はそれぞれ第1及び第2の残留ヒドロキシル含量を有し、第1及び第2のポリマー層はそれぞれ第1及び第2のガラス転移温度を有し;そして
次の基準(i)〜(iii):
(i)第1の残留ヒドロキシル含量と第2の残留ヒドロキシル含量の間の差は少なくとも2重量%である;
(ii)第1のガラス転移温度と第2のガラス転移温度の間の差は少なくとも13℃である;及び
(iii)第1のポリマー層の可塑剤含量と第2のポリマー層の可塑剤含量の間の差は少なくとも5phrである;
の少なくとも1つが当てはまる、請求項11から14のいずれかに記載の多層パネル。
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