JP2019513162A5 - - Google Patents

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[0183]更に、本発明の任意の単一の構成要素に関して与えられている任意の範囲、値、又は特徴は、互換的な場合には、本発明の任意の他の構成要素に関して与えられている任意の範囲、値、又は特徴と互換的に用いて、本明細書全体にわたって与えられているそれぞれの構成要素に関して規定されている値を有する一態様を形成することができることが理解される。例えば、与えられている任意の範囲の可塑剤を含むことに加えて、与えられている任意の範囲の残留ヒドロキシル含量を有するポリ(ビニルブチラール)を含む中間膜を形成して、本発明の範囲内であるが、列記するのは煩雑である多くの変形体を形成することができる。更に、フタレート又はベンゾエートのような属又はカテゴリーに関して与えられている範囲はまた、他に示していない限りにおいて、ジオクチルテレフタレートのようなそのカテゴリーの属又は構成要素の中の種に適用することもできる。
本発明は以下の実施態様を含む。
[1]ポリ(ビニルアセタール)樹脂及び少なくとも1種類の可塑剤を含む少なくとも1つのポリマー層を含み、ポリマー層は少なくとも1.480の屈折率を有し、中間膜は0.85mrad以下の全体的なくさび角度を有するテーパー状の区域を含むテーパー状中間膜。
[2]テーパー状の区域は0.55mrad未満の全体的なくさび角度を有し、ポリマー層は少なくとも1.500の屈折率を有する、[1]に記載の中間膜。
[3]中間膜はモノリス型中間膜である、[1]に記載の中間膜。
[4]中間膜は、ポリマー層、及びかかるポリマー層に隣接する他のポリマー層を含む多層中間膜であり、ポリマー層のガラス転移温度と他のポリマー層のガラス転移温度の間の差は少なくとも3℃である、[1]に記載の中間膜。
[5]他のポリマー層は第2のポリ(ビニルアセタール)樹脂及び少なくとも1種類の可塑剤を含み、ポリマー層中のポリ(ビニルアセタール)樹脂の残留ヒドロキシル含量と他のポリマー層中の第2のポリ(ビニルアセタール)樹脂の残留ヒドロキシル含量の間の差は少なくとも2重量%である、[4]に記載の中間膜。
[6]テーパー状の区域は、曲線状の厚さプロファイル及び連続的に変化するくさび角度を有する少なくとも1つの変動角度の区域を含む、[1]に記載の中間膜。
[7]テーパー状の区域は、線状の厚さプロファイル及び一定のくさび角度を有する少なくとも1つの一定角度の区域を含む、[1]に記載の中間膜。
[8]1対の硬質基材及び[1]に記載の中間膜を含み、中間膜は1対の硬質基材の間に配置されており、硬質基材は4.0mm未満の合計厚さを有する多層パネル。
[9]1対の硬質基材;及び
基材の間に配置されており、0.85mrad未満の全体的なくさび角度を有するテーパー状の区域を含む中間膜;
を含み;
多層パネルの等価屈折率は硬質基材のそれぞれの屈折率よりも少なくとも0.010高い多層パネル。
[10]多層パネルの等価屈折率は少なくとも1.500である、[9]に記載のパネル。
[11]基材のそれぞれの屈折率は中間膜の屈折率よりも少なくとも20%低い、[9]に記載のパネル。
[12]中間膜の屈折率は少なくとも約1.600である、[9]に記載のパネル。
[13]テーパー状の区域は0.55mrad未満の全体的なくさび角度を有する、[9]に記載のパネル。
[14]中間膜はポリ(ビニルアセタール)樹脂及び少なくとも1種類の可塑剤を含む少なくとも1つのポリマー層を含み、硬質基材のそれぞれの合計厚さは4.0mm以下である、[9]に記載のパネル。
[15]中間膜は、それぞれがポリ(ビニルアセタール)樹脂及び少なくとも1種類の可塑剤を含む2以上のポリマー層を含む多層中間膜を含み、中間膜は少なくとも2つのガラス転移温度を有し、2つのガラス転移温度の間の差は少なくとも約3℃である、[14]に記載のパネル。
[16]1対の硬質基材;及び
基材の間に配置されており、少なくとも1種類のポリマー樹脂を含むテーパー状中間膜;
を含み;
中間膜の屈折率は硬質基材のそれぞれの屈折率よりも少なくとも5%高い多層パネル。
[17]テーパー状部は0.85mrad以下のくさび角度を有するテーパー状の区域を含み、中間膜は少なくとも約1.480の屈折率を有する少なくとも1つのポリマー層を含む、[16]に記載のパネル。
[18]パネルは硬質基材のそれぞれの屈折率よりも高い等価屈折率を有する、[16]に記載のパネル。
[19]中間膜は、少なくとも第1のポリマー層及び第1のポリマー層に隣接する第2のポリマー層を含む多層中間膜であり、第1のポリマー層は第1のポリ(ビニルアセタール)樹脂及び少なくとも1種類の可塑剤を含み、第2のポリマー層は第2のポリ(ビニルアセタール)樹脂及び少なくとも1種類の可塑剤を含み、第1のポリマー層のガラス転移温度と第2のポリマー層のガラス転移温度の間の差は少なくとも3℃であり、第1のポリ(ビニルアセタール)樹脂の残留ヒドロキシル含量と第2のポリ(ビニルアセタール)樹脂の残留ヒドロキシル含量の間の差は少なくとも2重量%である、[16]に記載のパネル。
[20]中間膜は約0.25〜約1.2mmの範囲の最小厚さ及び約0.38〜約2.2mmの範囲の最大厚さを有し、中間膜の最小厚さと中間膜の最大厚さの間の差は少なくとも約0.13mmであり、硬質基材のそれぞれの合計厚さは約4.0mm未満である、[16]に記載のパネル。

Claims (14)

  1. ポリ(ビニルアセタール)樹脂及び少なくとも1種類の可塑剤を含む少なくとも1つのポリマー層を含み、ポリマー層は少なくとも1.480の屈折率を有し、中間膜は0.85mrad以下の全体的なくさび角度を有するテーパー状の区域を含むテーパー状中間膜。
  2. テーパー状の区域は0.55mrad未満の全体的なくさび角度を有し、ポリマー層は少なくとも1.500の屈折率を有する、請求項1に記載の中間膜。
  3. 中間膜はモノリス型中間膜である、請求項1又は2に記載の中間膜。
  4. 中間膜は、ポリマー層、及びかかるポリマー層に隣接する他のポリマー層を含む多層中間膜であり、ポリマー層のガラス転移温度と他のポリマー層のガラス転移温度の間の差は少なくとも3℃である、請求項1又は2に記載の中間膜。
  5. 他のポリマー層は第2のポリ(ビニルアセタール)樹脂及び少なくとも1種類の可塑剤を含み、ポリマー層中のポリ(ビニルアセタール)樹脂の残留ヒドロキシル含量と他のポリマー層中の第2のポリ(ビニルアセタール)樹脂の残留ヒドロキシル含量の間の差は少なくとも2重量%である、請求項4に記載の中間膜。
  6. テーパー状の区域は、曲線状の厚さプロファイル及び連続的に変化するくさび角度を有する少なくとも1つの変動角度の区域を含む、請求項1から5のいずれかに記載の中間膜。
  7. テーパー状の区域は、線状の厚さプロファイル及び一定のくさび角度を有する少なくとも1つの一定角度の区域を含む、請求項1から6のいずれかに記載の中間膜。
  8. 1対の硬質基材及び請求項1から7のいずれかに記載の中間膜を含み、中間膜は1対の硬質基材の間に配置されており、硬質基材は4.0mm未満の合計厚さを有する多層パネル。
  9. 1対の硬質基材;及び
    基材の間に配置されている請求項1から7のいずれかに記載の中間膜;
    を含み;
    多層パネルの等価屈折率は硬質基材のそれぞれの屈折率よりも少なくとも0.010高い多層パネル。
  10. 基材のそれぞれの屈折率は中間膜の屈折率よりも少なくとも20%低い、請求項9に記載のパネル。
  11. 中間膜の屈折率は少なくとも約1.600である、請求項9に記載のパネル。
  12. 1対の硬質基材;及び
    基材の間に配置されている請求項1から7のいずれかに記載のテーパー状中間膜;
    を含み;
    中間膜の屈折率は硬質基材のそれぞれの屈折率よりも少なくとも5%高い多層パネル。
  13. パネルは硬質基材のそれぞれの屈折率よりも高い等価屈折率を有する、請求項12に記載のパネル。
  14. 中間膜は約0.25〜約1.2mmの範囲の最小厚さ及び約0.38〜約2.2mmの範囲の最大厚さを有し、中間膜の最小厚さと中間膜の最大厚さの間の差は少なくとも約0.13mmであり、硬質基材のそれぞれの合計厚さは約4.0mm未満である、請求項12に記載のパネル。
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