JP2018504294A5 - - Google Patents
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Description
[0092]更に、本発明の任意の単一の構成要素に関して与えられている任意の範囲、値、又は特徴は、互換的な場合には、本発明の任意の他の構成要素に関して与えられている任意の範囲、値、又は特徴と互換的に用いて、本明細書全体にわたって与えられているそれぞれの構成要素に関して規定されている値を有する一態様を形成することができることが理解される。
本発明は以下の実施態様を含む。
(1)(A)160,000より高い重量平均分子量(M w )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂を含む高M w 層;及び
(B)160,000以下の重量平均分子量(M w )及び少なくとも46℃のガラス転移温度(T g )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂を含む高T g 層:
を含む多層中間膜。
(2)高T g 層は、190℃において2.16キログラムの荷重下で測定して少なくとも0.65グラム/10分のメルトフローインデックス(MFI)を有する、(1)に記載の多層中間膜。
(3)高T g 層は120cpを超えない溶液粘度を有する、(1)に記載の多層中間膜。
(4)高T g 層中のポリ(ビニルアセタール)樹脂の重量平均分子量(M w )は100,000を超えない、(1)に記載の多層中間膜。
(5)高T g 層はポリ(ビニルアセタール)樹脂100部あたり少なくとも5部の量の可塑剤を更に含む、(1)に記載の多層中間膜。
(6)高T g 層は、高T g 層中において140,000を超えない重量平均分子量(M w )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂、及びポリ(ビニルアセタール)樹脂100部あたり2部〜20部の範囲の量の可塑剤を含む、(1)に記載の多層中間膜。
(7)高T g 層は、150,000を超えない重量平均分子量(M w )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂、及びポリ(ビニルアセタール)樹脂100部あたり約5部〜20部の範囲の量の可塑剤を含み、少なくとも50℃のガラス転移温度(T g )を有し、高M w 層は、少なくとも180,000の重量平均分子量(M w )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂及び少なくとも23phrの量の可塑剤を含み、46℃を超えないガラス転移温度(T g )を有する、(1)に記載の多層中間膜。
(8)高M w 層のガラス転移温度(T g )は、高T g 層のガラス転移温度(T g )よりも少なくとも4℃低い、(1)に記載の多層中間膜。
(9)高M w 層及び高T g 層はそれぞれ可塑剤を有し、少なくとも1つの高T g 層は高M w 層よりも少なくとも7phr少ない可塑剤を有する、(1)に記載の多層中間膜。
(10)高M w 層は、少なくとも180,000の重量平均分子量(M w )、少なくとも20phrの量の可塑剤、及び46℃未満のガラス転移温度(T g )を有し、高T g 層は、150,000以下の重量平均分子量(M w )、20phr未満の量の可塑剤、少なくとも46℃のガラス転移温度(T g )、及び少なくとも10,000,000パスカルの50℃におけるE’弾性率を有する、(1)に記載の多層中間膜。
(11)少なくとも2つの高M w 層を含み、少なくとも2つの高M w 層の間に高T g 中間層が配置されている、(1)に記載の多層中間膜。
(12)(A)160,000より高い重量平均分子量(M w )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂及び可塑剤を含み、46℃未満のガラス転移温度(T g )を有する高M w 層;及び
(B)160,000以下の重量平均分子量(M w )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂、及びポリ(ビニルアセタール)樹脂100部あたり2部〜20部の量の可塑剤を含み、少なくとも46℃のガラス転移温度(T g )を有する高T g 層;
を含む多層中間膜。
(13)高T g 層は120cpsを超えない溶液粘度を有し、高T g 層中のポリ(ビニルアセタール)樹脂の重量平均分子量(M w )は100,000を超えない、(12)に記載の多層中間膜。
(14)高T g 層は、150,000を超えない重量平均分子量(M w )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂、及びポリ(ビニルアセタール)樹脂100部あたり約5部〜20部の範囲の量の可塑剤を含み、少なくとも50℃のガラス転移温度(T g )を有し;
高M w 層は、少なくとも180,000の重量平均分子量(M w )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂、及び少なくとも23phrの量の可塑剤を含み、46℃を超えないガラス転移温度(T g )を有する、(12)に記載の多層中間膜。
(15)高T g 層は120cpsを超えない溶液粘度を有する、(12)に記載の多層中間膜。
(16)高M w 層のT g は高T g 層のガラス転移温度(T g )よりも少なくとも4℃低い、(12)に記載の多層中間膜。
(17)(A)160,000より高い重量平均分子量(M w )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂及び可塑剤を含み、46℃未満のガラス転移温度(T g )を有する高M w 層;
(B)160,000以下の重量平均分子量(M w )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂、及びポリ(ビニルアセタール)樹脂100部あたり2部〜20部の量の可塑剤を含み、少なくとも46℃のガラス転移温度(T g )を有する高T g 層;及び
(C)160,000より高い重量平均分子量(M w )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂及び可塑剤を含み、46℃未満のガラス転移温度(T g )を有する高M w 層;
を含み、
高T g 層は複数の高M w 層の間に配置されている多層中間膜。
(18)高T g 層は120cpsを超えない溶液粘度を有する、(17)に記載の多層中間膜。
(19)少なくとも1つの高M w 層のガラス転移温度(T g )は高T g 層のガラス転移温度(T g )よりも少なくとも4℃低い、(17)に記載の多層中間膜。
(20)高T g 層は、150,000を超えない重量平均分子量(M w )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂、及びポリ(ビニルアセタール)樹脂100部あたり約5部〜20部の範囲の量の可塑剤を含み、少なくとも50℃のガラス転移温度(T g )を有し;
少なくとも1つの高M w 層は、少なくとも180,000の重量平均分子量(M w )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂、及び少なくとも23phrの量の可塑剤を含み、46℃を超えないガラス転移温度(T g )を有する、(17)に記載の多層中間膜。
(21)高T g 層は少なくとも50℃のガラス転移温度(T g )を有する、(1)に記載の多層中間膜。
(22)高T g 層は少なくとも52℃のガラス転移温度(T g )を有する、(1)に記載の多層中間膜。
(23)高T g 層は少なくとも0.7のメルトフローインデックス(MFI)を有する、(2)に記載の多層中間膜。
(24)高T g 層は少なくとも0.7のメルトフローインデックス(MFI)を有する、(2)に記載の多層中間膜。
(25)高T g 層は少なくとも0.9のメルトフローインデックス(MFI)を有する、(2)に記載の多層中間膜。
(26)高T g 層は少なくとも1のメルトフローインデックス(MFI)を有する、(2)に記載の多層中間膜。
(27)高T g 層は少なくとも1.2のメルトフローインデックス(MFI)を有する、(2)に記載の多層中間膜。
(28)高T g 層は少なくとも2のメルトフローインデックス(MFI)を有する、(2)に記載の多層中間膜。
(29)高T g 層は100cpsを超えない溶液粘度を有する、(1)に記載の多層中間膜。
(30)高T g 層及び高M w 層は少なくとも80重量%のポリ(ビニルアセタール)樹脂を含む、(1)に記載の多層中間膜。
(31)高T g 層中のポリ(ビニルアセタール)樹脂の重量平均分子量(M w )は150,000を超えない、(1)に記載の多層中間膜。
(32)高T g 層中のポリ(ビニルアセタール)樹脂の重量平均分子量(M w )は140,000を超えない、(1)に記載の多層中間膜。
(33)高T g 層中のポリ(ビニルアセタール)樹脂の重量平均分子量(M w )は120,000を超えない、(1)に記載の多層中間膜。
(34)高T g 層中のポリ(ビニルアセタール)樹脂の重量平均分子量(M w )は100,000を超えない、(1)に記載の多層中間膜。
(35)高T g 層中の可塑剤の量は、ポリ(ビニルアセタール)樹脂100部あたり少なくとも8部である、(1)に記載の多層中間膜。
(36)高M w 層のガラス転移温度(T g )は、高T g 層のガラス転移温度(T g )よりも少なくとも8℃低い、(1)に記載の多層中間膜。
(37)高T g 層及び高M w 層中のポリ(ビニルアセタール)樹脂はポリビニルブチラールを含む、(1)に記載の多層中間膜。
(38)ポリ(ビニルアセタール)樹脂は14重量%〜23重量%のヒドロキシル基含量を有する、(1)に記載の多層中間膜。
(39)ポリ(ビニルアセタール)樹脂のビニルブチラール基含量は少なくとも60重量%である、(38)に記載の多層中間膜。
(40)多層中間膜全体は15ミル〜60ミルの範囲の厚さを有する、(1)に記載の多層中間膜。
(41)多層中間膜全体は15ミル〜60ミルの範囲の厚さを有し、40℃における高T g 中間層のE’弾性率は少なくとも300,000,000パスカルであり、50℃における高T g 中間層のE’弾性率は少なくとも10,000,000パスカルである、(1)に記載の多層中間膜。
(42)40℃におけるE’弾性率は少なくとも600,000,000パスカルであり、50℃におけるE’弾性率は少なくとも50,000,000パスカルである、(41)に記載の多層中間膜。
(43)40℃における高T g 中間層のE’弾性率は少なくとも600,000,000パスカルであり、50℃における高T g 中間層のE’弾性率は少なくとも50,000,000パスカルである、(1)に記載の多層中間膜。
(44)少なくとも2つの高M w 層を含み、少なくとも2つの高M w 層の間に高T g 中間層が配置されている、(1)に記載の多層中間膜。
(45)多層中間膜がガラス基材に積層されている、(1)に記載の多層中間膜。
(46)多層中間膜がガラスの2つの層の間に配置されている、(1)に記載の多層中間膜。
(47)ガラス基材及びポリマーフィルムを更に含み、ポリマーフィルムはポリ(ビニルアセタール)とは異なるポリマーである、(1)に記載の多層中間膜。
本発明は以下の実施態様を含む。
(1)(A)160,000より高い重量平均分子量(M w )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂を含む高M w 層;及び
(B)160,000以下の重量平均分子量(M w )及び少なくとも46℃のガラス転移温度(T g )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂を含む高T g 層:
を含む多層中間膜。
(2)高T g 層は、190℃において2.16キログラムの荷重下で測定して少なくとも0.65グラム/10分のメルトフローインデックス(MFI)を有する、(1)に記載の多層中間膜。
(3)高T g 層は120cpを超えない溶液粘度を有する、(1)に記載の多層中間膜。
(4)高T g 層中のポリ(ビニルアセタール)樹脂の重量平均分子量(M w )は100,000を超えない、(1)に記載の多層中間膜。
(5)高T g 層はポリ(ビニルアセタール)樹脂100部あたり少なくとも5部の量の可塑剤を更に含む、(1)に記載の多層中間膜。
(6)高T g 層は、高T g 層中において140,000を超えない重量平均分子量(M w )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂、及びポリ(ビニルアセタール)樹脂100部あたり2部〜20部の範囲の量の可塑剤を含む、(1)に記載の多層中間膜。
(7)高T g 層は、150,000を超えない重量平均分子量(M w )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂、及びポリ(ビニルアセタール)樹脂100部あたり約5部〜20部の範囲の量の可塑剤を含み、少なくとも50℃のガラス転移温度(T g )を有し、高M w 層は、少なくとも180,000の重量平均分子量(M w )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂及び少なくとも23phrの量の可塑剤を含み、46℃を超えないガラス転移温度(T g )を有する、(1)に記載の多層中間膜。
(8)高M w 層のガラス転移温度(T g )は、高T g 層のガラス転移温度(T g )よりも少なくとも4℃低い、(1)に記載の多層中間膜。
(9)高M w 層及び高T g 層はそれぞれ可塑剤を有し、少なくとも1つの高T g 層は高M w 層よりも少なくとも7phr少ない可塑剤を有する、(1)に記載の多層中間膜。
(10)高M w 層は、少なくとも180,000の重量平均分子量(M w )、少なくとも20phrの量の可塑剤、及び46℃未満のガラス転移温度(T g )を有し、高T g 層は、150,000以下の重量平均分子量(M w )、20phr未満の量の可塑剤、少なくとも46℃のガラス転移温度(T g )、及び少なくとも10,000,000パスカルの50℃におけるE’弾性率を有する、(1)に記載の多層中間膜。
(11)少なくとも2つの高M w 層を含み、少なくとも2つの高M w 層の間に高T g 中間層が配置されている、(1)に記載の多層中間膜。
(12)(A)160,000より高い重量平均分子量(M w )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂及び可塑剤を含み、46℃未満のガラス転移温度(T g )を有する高M w 層;及び
(B)160,000以下の重量平均分子量(M w )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂、及びポリ(ビニルアセタール)樹脂100部あたり2部〜20部の量の可塑剤を含み、少なくとも46℃のガラス転移温度(T g )を有する高T g 層;
を含む多層中間膜。
(13)高T g 層は120cpsを超えない溶液粘度を有し、高T g 層中のポリ(ビニルアセタール)樹脂の重量平均分子量(M w )は100,000を超えない、(12)に記載の多層中間膜。
(14)高T g 層は、150,000を超えない重量平均分子量(M w )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂、及びポリ(ビニルアセタール)樹脂100部あたり約5部〜20部の範囲の量の可塑剤を含み、少なくとも50℃のガラス転移温度(T g )を有し;
高M w 層は、少なくとも180,000の重量平均分子量(M w )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂、及び少なくとも23phrの量の可塑剤を含み、46℃を超えないガラス転移温度(T g )を有する、(12)に記載の多層中間膜。
(15)高T g 層は120cpsを超えない溶液粘度を有する、(12)に記載の多層中間膜。
(16)高M w 層のT g は高T g 層のガラス転移温度(T g )よりも少なくとも4℃低い、(12)に記載の多層中間膜。
(17)(A)160,000より高い重量平均分子量(M w )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂及び可塑剤を含み、46℃未満のガラス転移温度(T g )を有する高M w 層;
(B)160,000以下の重量平均分子量(M w )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂、及びポリ(ビニルアセタール)樹脂100部あたり2部〜20部の量の可塑剤を含み、少なくとも46℃のガラス転移温度(T g )を有する高T g 層;及び
(C)160,000より高い重量平均分子量(M w )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂及び可塑剤を含み、46℃未満のガラス転移温度(T g )を有する高M w 層;
を含み、
高T g 層は複数の高M w 層の間に配置されている多層中間膜。
(18)高T g 層は120cpsを超えない溶液粘度を有する、(17)に記載の多層中間膜。
(19)少なくとも1つの高M w 層のガラス転移温度(T g )は高T g 層のガラス転移温度(T g )よりも少なくとも4℃低い、(17)に記載の多層中間膜。
(20)高T g 層は、150,000を超えない重量平均分子量(M w )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂、及びポリ(ビニルアセタール)樹脂100部あたり約5部〜20部の範囲の量の可塑剤を含み、少なくとも50℃のガラス転移温度(T g )を有し;
少なくとも1つの高M w 層は、少なくとも180,000の重量平均分子量(M w )を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂、及び少なくとも23phrの量の可塑剤を含み、46℃を超えないガラス転移温度(T g )を有する、(17)に記載の多層中間膜。
(21)高T g 層は少なくとも50℃のガラス転移温度(T g )を有する、(1)に記載の多層中間膜。
(22)高T g 層は少なくとも52℃のガラス転移温度(T g )を有する、(1)に記載の多層中間膜。
(23)高T g 層は少なくとも0.7のメルトフローインデックス(MFI)を有する、(2)に記載の多層中間膜。
(24)高T g 層は少なくとも0.7のメルトフローインデックス(MFI)を有する、(2)に記載の多層中間膜。
(25)高T g 層は少なくとも0.9のメルトフローインデックス(MFI)を有する、(2)に記載の多層中間膜。
(26)高T g 層は少なくとも1のメルトフローインデックス(MFI)を有する、(2)に記載の多層中間膜。
(27)高T g 層は少なくとも1.2のメルトフローインデックス(MFI)を有する、(2)に記載の多層中間膜。
(28)高T g 層は少なくとも2のメルトフローインデックス(MFI)を有する、(2)に記載の多層中間膜。
(29)高T g 層は100cpsを超えない溶液粘度を有する、(1)に記載の多層中間膜。
(30)高T g 層及び高M w 層は少なくとも80重量%のポリ(ビニルアセタール)樹脂を含む、(1)に記載の多層中間膜。
(31)高T g 層中のポリ(ビニルアセタール)樹脂の重量平均分子量(M w )は150,000を超えない、(1)に記載の多層中間膜。
(32)高T g 層中のポリ(ビニルアセタール)樹脂の重量平均分子量(M w )は140,000を超えない、(1)に記載の多層中間膜。
(33)高T g 層中のポリ(ビニルアセタール)樹脂の重量平均分子量(M w )は120,000を超えない、(1)に記載の多層中間膜。
(34)高T g 層中のポリ(ビニルアセタール)樹脂の重量平均分子量(M w )は100,000を超えない、(1)に記載の多層中間膜。
(35)高T g 層中の可塑剤の量は、ポリ(ビニルアセタール)樹脂100部あたり少なくとも8部である、(1)に記載の多層中間膜。
(36)高M w 層のガラス転移温度(T g )は、高T g 層のガラス転移温度(T g )よりも少なくとも8℃低い、(1)に記載の多層中間膜。
(37)高T g 層及び高M w 層中のポリ(ビニルアセタール)樹脂はポリビニルブチラールを含む、(1)に記載の多層中間膜。
(38)ポリ(ビニルアセタール)樹脂は14重量%〜23重量%のヒドロキシル基含量を有する、(1)に記載の多層中間膜。
(39)ポリ(ビニルアセタール)樹脂のビニルブチラール基含量は少なくとも60重量%である、(38)に記載の多層中間膜。
(40)多層中間膜全体は15ミル〜60ミルの範囲の厚さを有する、(1)に記載の多層中間膜。
(41)多層中間膜全体は15ミル〜60ミルの範囲の厚さを有し、40℃における高T g 中間層のE’弾性率は少なくとも300,000,000パスカルであり、50℃における高T g 中間層のE’弾性率は少なくとも10,000,000パスカルである、(1)に記載の多層中間膜。
(42)40℃におけるE’弾性率は少なくとも600,000,000パスカルであり、50℃におけるE’弾性率は少なくとも50,000,000パスカルである、(41)に記載の多層中間膜。
(43)40℃における高T g 中間層のE’弾性率は少なくとも600,000,000パスカルであり、50℃における高T g 中間層のE’弾性率は少なくとも50,000,000パスカルである、(1)に記載の多層中間膜。
(44)少なくとも2つの高M w 層を含み、少なくとも2つの高M w 層の間に高T g 中間層が配置されている、(1)に記載の多層中間膜。
(45)多層中間膜がガラス基材に積層されている、(1)に記載の多層中間膜。
(46)多層中間膜がガラスの2つの層の間に配置されている、(1)に記載の多層中間膜。
(47)ガラス基材及びポリマーフィルムを更に含み、ポリマーフィルムはポリ(ビニルアセタール)とは異なるポリマーである、(1)に記載の多層中間膜。
Claims (22)
- (A)160,000より高い重量平均分子量(Mw)を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂を含む高Mw層;及び
(B)160,000以下の重量平均分子量(Mw)及び少なくとも46℃のガラス転移温度(Tg)を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂を含む高Tg層:
を含む多層中間膜。 - 高Tg層は、190℃において2.16キログラムの荷重下で測定して少なくとも0.65グラム/10分のメルトフローインデックス(MFI)を有する、請求項1に記載の多層中間膜。
- 高Tg層は120cpを超えない溶液粘度を有する、請求項1に記載の多層中間膜。
- 高Tg層中のポリ(ビニルアセタール)樹脂の重量平均分子量(Mw)は100,000を超えない、請求項1に記載の多層中間膜。
- 高Tg層はポリ(ビニルアセタール)樹脂100部あたり少なくとも5部の量の可塑剤を更に含む、請求項1に記載の多層中間膜。
- 高Tg層は、高Tg層中において140,000を超えない重量平均分子量(Mw)を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂、及びポリ(ビニルアセタール)樹脂100部あたり2部〜20部の範囲の量の可塑剤を含む、請求項1に記載の多層中間膜。
- 高Tg層は、150,000を超えない重量平均分子量(Mw)を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂、及びポリ(ビニルアセタール)樹脂100部あたり約5部〜20部の範囲の量の可塑剤を含み、少なくとも50℃のガラス転移温度(Tg)を有し、高Mw層は、少なくとも180,000の重量平均分子量(Mw)を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂及び少なくとも23phrの量の可塑剤を含み、46℃を超えないガラス転移温度(Tg)を有する、請求項1に記載の多層中間膜。
- 高Mw層のガラス転移温度(Tg)は、高Tg層のガラス転移温度(Tg)よりも少なくとも4℃低い、請求項1に記載の多層中間膜。
- 高Mw層及び高Tg層はそれぞれ可塑剤を有し、少なくとも1つの高Tg層は高Mw層よりも少なくとも7phr少ない可塑剤を有する、請求項1に記載の多層中間膜。
- 高Mw層は、少なくとも180,000の重量平均分子量(Mw)、少なくとも20phrの量の可塑剤、及び46℃未満のガラス転移温度(Tg)を有し、高Tg層は、150,000以下の重量平均分子量(Mw)、20phr未満の量の可塑剤、少なくとも46℃のガラス転移温度(Tg)、及び少なくとも10,000,000パスカルの50℃におけるE’弾性率を有する、請求項1に記載の多層中間膜。
- 少なくとも2つの高Mw層を含み、少なくとも2つの高Mw層の間に高Tg中間層が配置されている、請求項1に記載の多層中間膜。
- (A)160,000より高い重量平均分子量(Mw)を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂及び可塑剤を含み、46℃未満のガラス転移温度(Tg)を有する高Mw層;及び
(B)160,000以下の重量平均分子量(Mw)を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂、及びポリ(ビニルアセタール)樹脂100部あたり2部〜20部の量の可塑剤を含み、少なくとも46℃のガラス転移温度(Tg)を有する高Tg層;
を含む多層中間膜。 - 高Tg層は120cpsを超えない溶液粘度を有し、高Tg層中のポリ(ビニルアセタール)樹脂の重量平均分子量(Mw)は100,000を超えない、請求項12に記載の多層中間膜。
- 高Tg層は、150,000を超えない重量平均分子量(Mw)を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂、及びポリ(ビニルアセタール)樹脂100部あたり約5部〜20部の範囲の量の可塑剤を含み、少なくとも50℃のガラス転移温度(Tg)を有し;
高Mw層は、少なくとも180,000の重量平均分子量(Mw)を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂、及び少なくとも23phrの量の可塑剤を含み、46℃を超えないガラス転移温度(Tg)を有する、請求項12に記載の多層中間膜。 - 高Tg層は120cpsを超えない溶液粘度を有する、請求項12に記載の多層中間膜。
- 高Mw層のTgは高Tg層のガラス転移温度(Tg)よりも少なくとも4℃低い、請求項12に記載の多層中間膜。
- (C)160,000より高い重量平均分子量(Mw)を有するポリ(ビニルアセタール)樹脂及び可塑剤を含み、46℃未満のガラス転移温度(Tg)を有する高Mw層;
をさらに含み、
高Tg層は複数の高Mw層の間に配置されている、請求項12に記載の多層中間膜。 - 高Tg層は少なくとも52℃のガラス転移温度(Tg)を有する、請求項1に記載の多層中間膜。
- 高Tg層は少なくとも0.7のメルトフローインデックス(MFI)を有する、請求項2に記載の多層中間膜。
- 多層中間膜全体は15ミル〜60ミルの範囲の厚さを有し、40℃における高Tg中間層のE’弾性率は少なくとも300,000,000パスカルであり、50℃における高Tg中間層のE’弾性率は少なくとも10,000,000パスカルである、請求項1に記載の多層中間膜。
- 多層中間膜がガラスの2つの層の間に配置されている、請求項1に記載の多層中間膜。
- ガラス基材及びポリマーフィルムを更に含み、ポリマーフィルムはポリ(ビニルアセタール)とは異なるポリマーである、請求項1に記載の多層中間膜。
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