JP2019511381A - ロボット支援研削装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】
研削工具の摩耗に起因する負の又は望ましくない影響を少なくとも部分的に補償するロボット支援研削装置を提供する。
【解決手段】
他の実施形態によれば、ロボット支援研削装置は、マニピュレータ、リニアアクチュエータ、および回転研削工具を備えた研削機械を備え、この研削機械は、リニアアクチュエータを介してマニピュレータのTCPに連結される。この装置は、研削工具を部分的に取り囲む保護カバーをさらに備える。保護カバーは、少なくとも1つの第1の側で保護カバーから回転する研削工具が突出する。さらに、位置調整装置が用いられ、この位置調整装置は、保護カバーを研削機械に接続し、研削機械に対する保護カバーの位置を調整するように構成されている。
【選択図】図8

Description

本発明は、回転する研削工具を有する研削機械をマニピュレータ(例えば産業用ロボット)によって案内するロボット支持研削装置の態様に関する。
バックグラウンド
研削および研磨プロセスは、ワークピースの表面仕上げにおいてますます重要になっている。自動化されたロボット支援の製造では、工業用ロボットが使用されており、その支援を受けて、例えば、研削工程を自動化することができる。
ロボットを用いた研削装置では、回転する研削工具(例えば研削ディスク)を備えた研削機械がマニピュレータ、例えば産業用ロボットによって案内される。研削プロセスの間、マニピュレータの、いわゆるTCP(ツール・センター・ポイント(Tool Center Point))は、(例えばティ―チイン(Teach−In)によって、あらかじめプログラム可能な)経路(軌道)に沿って移動する。TCPの指定された経路は、TCPの位置及び向き、それによって研削機械の位置及び向きをすべての時点について決定する。したがって、マニピュレータの動きを制御するロボット制御は、一般に、位置制御を含む。
研削、研磨などの表面仕上げプロセスでは、加工力(工具とワークピースとの間の力)も仕上げ結果に重要であるため、通常は工具の位置を制御するだけでは不十分である。このため、工具はマニピュレータのTCPに剛性的に接続されるのではなく、もっとも簡単な場合にはバネとすることができる弾性要素を介して接続される。処理力を調整するためには、多くの場合、処理力の調整(閉ループ制御)が必要である。力制御を実現する目的で、弾性要素は、マニピュレータのTCPと工具との間(例えば、TCPと研削ディスクが取り付けられた研削機械との間)に機械的に結合された別個のリニアアクチュエータであってもよい。リニアアクチュエータは、マニピュレータと比較して比較的小さくてもよく、マニピュレータが工具を(リニアアクチュエータと共に)以前にプログラムされた軌道に沿って位置制御されて移動させる間、主に処理力を制御するために使用される。
実際には、工具の磨耗は問題を引き起こす可能性がある。研削中に、研削ディスクが研削プロセスの過程で摩耗し、その結果、研削ディスクの直径が減少する。この結果として、研削ディスクの(関連する加工パラメータでもあり得る)周速度が減少するだけでなく、ワークピースの表面に対する研削機械の位置(特に、研削工具の回転軸の位置)が変更される。研削ディスクが摩耗するほど、研削機械をワークピースの表面に近づけなければならない。
ドイツ特許出願公開公報 DE 10 2011 006679 A1
上述した、摩耗が引き起こす研削工具(研削ディスク)のサイズの減少は、とりわけ、以下の2つの結果をもたらす。特定の状況では、予め軌跡が決められたTCPの場合、研削工具はワークピースの表面に遅すぎて(すわわち、誤った場所に)接触する可能性がある。さらに、ワークピースの表面と、研削機械に取り付けられ研削ディスクを部分的に取り囲む既存の保護カバーとの間のギャップの大きさも変化する。この隙間の大きさは、既存の吸引システム(研削屑の除去用)の有効性に影響を与える。
従って、本発明の1つの目的は、研削工具の摩耗に起因する負の又は望ましくない影響を少なくとも部分的に補償するロボット支援研削装置を提供することである。
上述の目的は、請求項1、15及び21に記載の装置ならびに請求項9及び25に記載の方法によって達成される。本発明の様々な実施形態及びさらなる展開は、従属請求項の対象である。
ロボット支援研削装置が記載されている。一実施形態によれば、装置は、マニピュレータ、リニアアクチュエータ、および回転する研削工具を備えた研削機械を備える。研削機械は、リニアアクチュエータを介してマニピュレータに連結される。さらに、装置は、リニアアクチュエータの最大変位を規定するエンドストッパを備え、エンドストッパの位置は調整可能である。
さらなる実施形態によれば、ロボット支援研削装置は、マニピュレータ、リニアアクチュエータ、及び回転する研削工具を備えた研削機械を備え、研削機械は、リニアアクチュエータを介してマニピュレータに連結される。この装置は、回転する研削工具を部分的に取り囲む保護カバーをさらに備え、回転する研削工具は、少なくとも一方の側で保護カバーから突出する。さらに、位置調整装置が用いられ、この位置調整装置は、保護カバーを研削機械に接続し、研削機械に対する保護カバーの位置を調整するように構成されている。
他の実施形態によれば、ロボット支援研削装置は、マニピュレータ、リニアアクチュエータ、および回転する研削工具を備えた研削機械を備え、この研削機械は、リニアアクチュエータを介してマニピュレータのTCPに連結される。この装置は、研削工具を部分的に取り囲む保護カバーをさらに備える。保護カバーは、少なくとも1つの第1の側で保護カバーから回転する研削工具が突出するように、マニピュレータのTCPにしっかりと接続される。
さらに、マニピュレータと、調整可能なエンドストッパを備えたリニアアクチュエータと、回転する研削工具を備えた研削機械とを備えるロボット支援研削装置の動作の方法が記載される。ここで、研削機械は、リニアアクチュエータを介してマニピュレータに連結される。一実施形態によれば、この方法は、リニアアクチュエータの最大変位を規定するエンドストッパの位置を調整する工程を含む。
さらなる実施形態によれば、この方法は、マニピュレータにより研削工具を基準面に押し付ける工程を含み、同時に保護カバーの第1の側がストッパ(41)に当接する。保護カバーは研削工具を少なくとも部分的に囲み、回転する研削工具は少なくとも一方の側で保護カバーから突出する。
研削工具の摩耗に起因する負の又は望ましくない影響を少なくとも部分的に補償できる。
力制御されたリニアアクチュエータによって産業用ロボットに連結された研削機械を備えたロボット支援研削装置の例示的な概略図である。 磨耗による直径の減少を伴う研削ディスクが保護カバーの位置にある影響を概略的に示す図である。 研削ディスクの保護カバーがロック装置を介して研削機械に連結されている実施形態の概略図である。 図3に示す保護カバーと研削ディスクの正面図であり、支持台と少なくとも1つのストッパを用いて保護カバーの位置を自動的に調整することを示す図である。 図3に示されたロック装置の例のより詳細な(研削ディスクの回転軸に垂直な)側面図(図5(a))、及び(研削ディスクの回転軸に平行な)正面図(図5(b))である。 研削ディスクの保護カバーが研削機械に接続されておらず、その代わりにマニピュレータのTCPに剛性的に接続されているさらなる実施形態の概略図である。図6(a)では研削ディスクが新規であり、図6(b)では研削ディスクが既に部分的に摩耗している場合を示している。 固定的に決定された軌道において、より小さい(摩耗による)研削ディスク(図7(b))のTCPが、より大きい研削ディスク(図7(a))より遅くワークピースに接触するときに生じる問題を概略的に示す図である。 研削機械とTCPを接続するリニアアクチュエータが、ワークピースと研削工具とが接触していないときに調整可能なエンドストッパに当接するさらなる実施形態の概略図である。エンドストッパの調整は、研削工具のサイズに応じて行うことができる。 図8に示す実施形態の代替例を示す図である。 エンドストッパを位置調節するために追加のアクチュエータの代わりにピストンロッドブレーキを有する、図8に示された実施形態のさらなる代替例を示す図である。 エンドストッパの自動調整/適合のための例示的な方法を示すフローチャートである。
本発明は、図面に示された例を用いて、以下により詳細に説明される。図面は、必ずしも一定の縮尺ではなく、本発明は図示された態様に限定されない。代わりに、本発明の根底にある原理を説明することに重点が置かれる。
種々の実施形態を詳細に説明する前に、ロボット支援研削装置の一般的な例を説明する。これは、マニピュレータ1(例えば産業用ロボット)と、回転する研削工具(研削ディスク)を有する研削機械10を有し、研削機械10は、マニピュレータ1のツールセンターポイント(TCP)にリニアアクチュエータ20を介して連結されている。 6自由度の産業用ロボットの場合、マニピュレータは4つのセグメント2a、2b、2c、2dから構成され、それぞれがジョイント3a、3b、3cを介して接続されている。第1のセグメントは、通常、ベースBに固定的に接続される(但し、必ずしもそうである必要はない)。ジョイント3cは、セグメント2cおよび2dを接続する。ジョイント3cは、2軸的であり、水平回転軸(仰角)および垂直回転軸(方位角)の周りでセグメント2cを回転させることができる。ジョイント3bは、セグメント2bと2cとを連結し、セグメント2cの位置に対するセグメント2bの旋回運動を可能にする。ジョイント3aは、セグメント2aと2bとを接続する。ジョイント3aは、2軸的であり、従って(ジョイント3cと同様に)2方向の旋回運動を可能にする。TCPは、セグメント2aに対して一定の相対位置を有する回転ジョイント(図示せず)を含み、この回転ジョイントは、通常、セグメント2aの長手方向軸A(図1に一点鎖線で示す)の回りの回転運動を可能にする。ジョイントの各軸には、アクチュエータが割り当てられ、それぞれのジョイント軸の周りで回転運動を可能にする。ジョイント内のアクチュエータは、ロボットプログラムに従ってロボット制御装置4によって制御される。TCPは、(軸Aの任意の向きにおいて)、(ある制限内で)任意の位置に配置することができる。
マニピュレータ1は、通常、位置制御される。すなわち、ロボット制御装置は、TCPの姿勢(位置及び向き)を決定し、前もって定義された軌道に沿ってTCPを移動させることができる。アクチュエータ20がエンドストッパに当たっているとき、TCPの姿勢及び研削工具の姿勢が規定される。先に述べたように、アクチュエータ20は、研削加工中に工具(研削ディスク11)とワークピースWとの間の接触力(加工力)を所望の値に調整する役割を果たす。マニピュレータ1により加工力を直接制御することは、通常、不正確となる。これは、マニピュレータ1のセグメント2a〜2cの高い慣性のために、(例えば、研削工具がワークピース40に接触したときの)力の急峻な変化の急速な補償は、従来のマニピュレータでは実際上不可能であるからである。このため、ロボット制御装置は、TCPの姿勢(位置および姿勢)を制御し、一方、接触力(図2の接触力FKも参照)の制御は、研削機械10とマニピュレータ1との間に連結されたアクチュエータ20によって専ら行われるように構成される。
既に述べたように、研削プロセス中に、工具(研削ディスク11)とワークピースWとの間の接触力FKは、(リニア)アクチュエータ20及び(例えば制御ユニット4に実装され得る)力制御ユニットによって研削工具とワークピースWとの間の接触力FKが指定可能な所望の値に対応するように制御される。この場合に、接触力は、リニアアクチュエータ20がワークピースの表面Sを押圧するアクチュエータ力FAに対する反作用である(図2も参照)。ワークピースWと研削ディスク11との間に接触が生じない場合、アクチュエータ20は、この接触力FKの不存在のために、(図1には示されていないかアクチュエータ20に組み込まれている)エンドストッパに向かって移動する。マニピュレータ1の(制御装置4に実装することもできる)位置制御は、アクチュエータ20の力制御とは完全に独立して実行することができる。アクチュエータ20は、研削機械10の位置決めに関与しないが、研削プロセス中の所望の接触力の調整および維持、ならびに工具とワークピースとの間の接触の検出を可能にする。接触は、例えば、エンドストッパからのアクチュエータ20の変位がより小さくなるか、またはアクチュエータ20の変位の変化が負になるときに検知することができる。
アクチュエータは、例えば、ダブル空気シリンダの空気圧アクチュエータであってもよい。しかしながら、他の空気圧式アクチュエータ、例えば、ベローズシリンダー及びエアマッスルであっても良い。代替として、直接電気駆動装置(ギアレス)も考えられる。空気圧アクチュエータの場合には、制御弁、(制御装置4に実装されている)調整器及び圧縮空気貯蔵器を用いて実現することができる。しかしながら、具体的な実施形態は、さらなる説明のためには重要ではないので、詳細には説明しない。
図2は、保護カバー12によって部分的に覆われた研削ディスク11の一例の正面図(すなわち研削ディスク11の回転軸線Rの方向)を示している。明瞭化のため、図2において、研削機械10、アクチュエータ20及びマニピュレータ1は省略している。図2(a)(左)と図2(b)(右)は、研削ディスク11の直径が異なるだけである。また、図2(a)において、研削ディスク11の直径dは、図2(b)の場合よりも大きく、図2(b)では、研削ディスク11の直径dは摩耗により小さくなる(d<d)。保護カバー12が(図2には図示しない)研削機械10に取り付けられているとき、保護カバー12は研削機械10(及び、その回転軸R)と共に移動する。この例では、研削ディスク11が(例えばワークピースの)表面Sに接触するとき、ギャップサイズcREFまたはc(表面Sと保護カバー12の下端との間の距離)は、研削ディスクの11の直径に依存する。
図2(a)に示す(直径dを有する新しい研削ディスクの)場合、ギャップサイズcREFは、研削ディスクの半径d/2と、回転軸Rと保護カバーの端部との間の距離bとの差に等しい(cREF=d/2−b)。この場合、距離bの値は、通常の場合のように保護カバー12が研削機械10にしっかりと取り付けられているので、研削機械10が動作している間は同じままである。図2(b)に示す場合(摩耗した研削ディスクの直径d1の場合)のギャップサイズcは、研削ディスク11の直径d1が図2(a)の場合(c=d/2−b)よりも小さいので、より小さい(c<cREF)。ギャップサイズc又はcREFは、例えば研削の粉塵を除去するための吸引装置(図示せず)が保護カバー12に結合されている場合に、重要となる。表面Sと保護カバー12との間の隙間から空気が吸引される。良好な吸引を達成するためには、隙間の大きさは、使用および実施に応じて、数センチの範囲内にある値cREFに対応すべきである。使用中に、例えば、150mmの長さの直径(d=150mm)を有する研削ディスク11を75mmまで摩耗させることができる。実際には、ギャップサイズcは、cREFよりも大きくなるように選択されなければならず(結果として、最適な吸引性能よりも低くなる)、摩耗した研削ディスクの場合には、ギャップサイズcはいつも零よりも大きい(少なくとも数mm)。あるいは、保護カバーの位置は、サービスマンによって、(値bを変更するために)距離を規則的に手動で変更されることが可能であるが、これは、比較的、コストが掛かり、ロボット支援製造において望ましくない。
図3に示す実施形態は、ギャップサイズcの自動適合を可能にし、研削ディスク11の大きさが変化した際に、ギャップサイズがほぼ一定であり、(所望の)値cREFに対応スする(c≒cREF)。図3は、保護カバー12によって部分的に取り囲まれた研削ディスク11を備えた研削機械10の(視線が研削ディスクの回転軸Rに垂直になるような)側面図を示している。研削機械10は、アクチュエータ20を介してマニピュレータ1に機械的に接続されている。図示の例では、アクチュエータ20とマニピュレータ1の最も外側のセグメント2aとの間に、Lに類似した形状のブラケット21が配置されている(図1も参照)。ブラケット21は、(図1に示すように)リニアアクチュエータ20をセグメント2aの軸線Aと同軸ではなく、90°で傾斜させてマニピュレータ1に取り付けることを目的としており、これにより、研削機械の回転軸線Rは実質的に軸線Aに平行となるように配置される。ロボットセルの用途や具体的な設計によっては、ブラケットを省略することも可能であり(アクチュエータ20をマニピュレータ1に直接取り付ける)、又はブラケットを90°以外の角度で使用することもできる。
図2に基づく実施形態とは異なり、保護カバー12は研削機械10に堅固に固定されるのではなく、ロック装置13を介しており、ロック装置13は、研削機械10に対して保護カバー12を移動させることが可能である。ロック装置13は、保護カバー12を、回転軸Rに対して直角の方向に(したがって、アクチュエータ20の作動方向にもほぼ平行に)研削機械のハウジングに対して(ひいては研削ディスクに対して)直線的に移動させることができるように構成されている。摩耗により研削ディスク11の直径が例えばdからdに変化すると、研削の間、ロック装置13によって保護カバーを(d−d)/2だけ上昇させてワークピース表面と保護カバーの底面との間のギャップサイズを、少なくともほぼ所望の値cREFに対応するように維持する(図2も参照)。保護カバー12が動かされると、ロック装置13は、所望の位置(距離b)にロックすることができ、保護カバー12は、研削機械に対して所望の相対位置に(ワークピースに対してcREFの距離で)に留まる。
ロック装置の代わりに、保護カバー12を(研削機械10に対して)様々な位置で固定することができる他の位置調整装置を使用することもできる。1つの可能な選択肢は、例えば、摩擦によって結合された2つの要素を用いて距離b(図3参照)を調整することができる自己保持式の位置調整装置である。そのような場合、位置調整装置の2つの要素間の静止摩擦は、重力及び保護カバー12に発生する慣性力よりも著しく大きくなければならない。距離bを変えるためには、位置調整装置の静止摩擦よりも大きい力を使用しなければならない。さらに他の位置調整装置は、(ピストン)ロッドブレーキ装置である。しかしながら、これは、一般に自己保持式ではなく、(位置調整前に)ロッドブレーキが解放されると、保護カバー12が最低位置に落下する可能性がある。
研削ディスクは通常の動作中に小さくなるので、位置調整装置(例えば、ロック装置13)は、保護カバー12の位置(すなわち、距離b)を一方向、距離bがより小さくなる方向にのみ適合させるだけで十分であり、研削ディスク11が交換されるとき、位置調整装置はその最大距離(bMAX)にリセットされる。したがって、ロック装置は少なくとも1つのロックラッチを含み、このロックラッチは、(距離bがより小さくなる)一方向に直線的な位置決めを可能にし、(距離bがより大きくなる)他の方向には、ロックラッチにより位置調整がブロックされる(ラチェットと同様、図5も参照)。
ここで、保護カバー12が最初に、新しく摩耗していない、直径d(例えば、d=150mm)を有する研削ディスク11の場合には、ギャップサイズcが所望の値cREFに正確に対応するように(c=cREF)調整されると仮定される。数回の研削の後、研削ディスクが部分的に摩耗し、研削ディスク11の直径がd1(例えばd1=140mm)の値に減少し、その結果、ギャップサイズcもまた(例えば、10mmに)減少する(c<cREF)。ギャップサイズcをその元の値に戻すために、距離bが適合されなければならない(この例では、bは10mmだけ減少されなければならない)。自らの駆動を必要としないロック装置13を、研削ディスクが部分的に摩耗した際に、自動的に位置調整するために、少なくとも1つのストッパ41を有する支持台40(例えば基準平面)がマニピュレータの近く(例えば、ロボットセル内のワークピースWの隣)に配置される。ストッパ41は、平面を規定し、この平面は支持台40に平行に配置され、支持台40までの距離が所望の値cREFに対応している。マニピュレータ1は、時々(例えば、1回又は2回目の研削操作の後ごとに)、研削機械10を支持台40に向かって基準位置へ移動させ、ワークピース上へ押し付けるのと同様に研削ディスクの静止時に研削ディスク11を支持台40に押し付けるようにプログラムされている。少なくとも1つのストッパ41は、研削機械が基準位置にあるとき、保護カバー12の底面が少なくとも1つのストッパ41に当接するように配置されている。研削ディスク11が支持台40(基準平面)に押し付けられることにより、保護カバー12は、ギャップサイズcが再び(ほぼ)所望の値cREFに一致するまで上方に押し上げられる。
上述のギャップサイズcREFの調整手順は、図4に示されており、この図では、保護カバー12とともに研削ディスク11が示されている。図4は、図3の(回転軸線R方向の)正面図であり、図4は、図3における側面図となっている。基準位置において研削ディスク11が図4に示すように、支持台40に接触し(それにより回転軸Rが支持台40に対して実質的に平行にある)、ギャップサイズcREFは、少なくとも1つのストッパ41によって決定されるので、マニピュレータを基準位置に移動させることにより、距離bが値d/2−cREFに調整される。上述した、アクチュエータ20の力制御により、調整手順の際に、研削ディスク11が支持台40に十分に載るように、アクチュエータの力が調整される。研削機械10が再び支持台から持ち上げられ、離れると、位置調整装置の(ロック装置13が使用されるとき、例えば、上述したようにロックラッチ又は静止摩擦を用いた)自己保持機能により、保護カバー12は、もはや元の位置に滑って戻ることはない。
図5には、保護カバー12と研削機械10との間の位置調整装置の一実施形態としての図3のロック装置の実施形態がより詳細に示されている。図5(a)は、(回転軸線Rに垂直な視線の)側面図を示し、図5(b)は、(回転軸線Rに平行な視線)後方からの対応する図を示す。研削ディスク11は、モータ軸(回転軸R)を介して研削機械10のモータに接続されている。保護カバー12は、ロック装置13を介して研削機械10に接続されている。ロック機構の機能は上述した通りである。図5は、ロック機構の考えられ得る実施形態を示すためのものである。これによれば、ロック装置13は、直線的に移動可能なキャリッジ131が取り付けられたフレーム130を備えている。この例では、キャリッジは、z方向に移動可能である。キャリッジは、ロック歯部132を有し、ロック歯部132にロックラッチ133が係合しており、ロックラッチ133は、バネ135で付勢され、傾動軸134を中心にフレーム130に傾動可能に取り付けられている。バネ135は、ロックラッチ133をロック歯部132へ押している。ロック歯部132によって、キャリッジはz方向(距離bが小さくなる方向)に移動可能であり、バネ135のバネ力に抗してロックラッチ133を手動で持ち上げることにより、(z方向の反対方向の)元の位置に戻すことができる。
図3及び図4に示す例では、ワークピース表面とマニピュレータのTCPとの間の距離(表面に垂直)はz1に等しい。マニピュレータのTCPの軌道は、一般に、TCPがある距離z1でワークピース表面を追従するようにプログラムされる。研削作業中は、ロボットプログラムによって予め距離z1が与えられている。研削ディスクの直径dの摩耗による値d(d<d)への減少は、アクチュエータ20の変位量aを、値Δa(Δa=(d−d)/2)だけ増加させることにより補償される。アクチュエータ20は、所望の接触力を維持するために、その変位量aを適合しなければならない(図1および図2参照)。研削機械10は、その際、値Δaだけワークピースに近づく。図6の実施形態では、研削ディスクの直径が変化するときに、ワークピースWの表面Sに対する保護カバー12の位置が変化しないように、保護カバー12は研削機械に取り付けられずに、代わりにマニピュレータ1のTCPにしっかりと接続されている(例えば、ブラケット21上の隅21´を介して取り付けられている)。図6(a)では研削ディスク11が新品で摩耗していない(直径d)が、図6(b)では同じ状況で研削ディスクが部分的に摩耗している(直径d<d)。
本実施形態では、保護カバー12がマニピュレータ1のTCPに(すなわち、アクチュエータ20を介さずに)しっかりと接続されているので、ギャップサイズcは研削ディスク11の直径に依存しないが、ワークピースの表面Sに対するTCPの位置にのみ依存する(図6参照、距離z1)。ギャップサイズが所望の値(c=cREF)に対応するように、TCPの位置をプログラムすることができる。一方、距離a及びbは、研削ディスクの直径の減少に依存して異なり、bは小さくなり、aは大きくなり、合計a+bは常にz−cREFの差に等しい。さらに、b=d/2−cREFかつa=z−d/2であることも当てはまる。保護カバー12をTCPに固定することにより(すなわち、TCPと保護カバーとの間の相対的な位置は研削ディスクが摩耗している間は変化しない)、前の実施形態で使用されたロック装置を省略することができる。
図7には、摩耗による研削ディスクの直径の減少のさらなる結果が示されている。図7(a)は、研削作業の開始を概略的に示し、回転する(新しい直径dの)研削ディスクを有する研削機械10は、マニピュレータ1によって処理される表面Sに向かって移動される。TCPの軌道は、図7(a)に例示的に示されている。TCPは、(開始位置xから)表面Sに近づいている間、所望の前進速度vでx方向に移動する。この段階で、アクチュエータ20は、その最大の変位aMAXの際に、エンドストッパに当たっている。位置xにおいて、研削ディスク11は表面Sに接触し、力制御がアクティブである間(a<aMAX)、アクチュエータの変位aは減少する。xの位置では、研削ディスクは一定の前進速度で静的な研削動作にある。
図7(b)〜図7(d)には、摩耗により研削ディスク11の直径が小さくなった(d<d)種々の状況が示されている。図7(b)には、TCPの軌道が同じままであるとき、(直径d1を有する)小さな研削ディスク11が図7(a)のようにx点の表面に接触せず、点x´(ここで、x´>x)で接触し、これは、処理された表面がもはや図7(a)に示された場合と同じではないため、いくつかの用途では望ましくない可能性がある。この問題は、例えば、TCPの軌道を表面Sに近づけるように移動させることによって解決することができる。このような状況が図7(c)に示されている。TCP軌跡は、(d−d)/2の距離だけ表面Sに向かって(z方向と反対方向に)移動される。しかしながら、この解決策は、研削ディスク11の摩耗状態に応じて、TCP軌道を適合(移動)する必要があるが、多くの生産ラインでは追加の望ましくない高い費用を伴う可能性がある。
上述したものとは異なるアプローチが図7(d)に示されている。この場合、TCP軌道は、位置xで研削機械が表面Sに関して垂直にのみ移動し、したがって位置xで軌道が表面Sに対して直角になるようにプログラムされる。この場合、研削ディスク11の直径は重要ではない。研削ディスクは、常に点xで表面Sに接触する(静止状態(位置x)にある場合、アクチュエータ20の変位aのみが研削ディスクの直径に依存する)。しかし、表面に垂直に接触することは、いくつかの用途では望ましくない。これは、点xで表面Sから過剰の材料が除去される危険性を生じるからである。最適な結果を得るには、研削ディスク11が表面Sに接触する際に、研削機械が既に表面Sに平行な所望の前進速度に達していることが、多くの場合、望まれている。このような見地から、図7(c)に示す方法(TCPの平行移動)がより良い可能性がある。
図8及び図9に示す実施形態では、図7(c)と同じ結果が得られるが、マニピュレータ1のTCP軌道の適合は必要ない。既に述べたように、力制御アクチュエータ20は、ワークピースWの表面Sと研削ディスク11とが接触していない限り、そのエンドストッパに当接している(変位aは最大変位aMAxに相当する)。このように、表面に対する研削ディスク11の位置とアクチュエータの最大変位aMAXは、TCPの位置(図8又は図9を参照、距離z)によって決定される。図8及び図9の例では、表面Sと研削ディスク11の回転軸Rとの間の距離は、(接触がない限り)z1−aMAXに等しい(その後z−aとなる)。表面へのTCP軌道の移動の代わりに、アクチュエータ20のエンドストッパを表面の方に近づけるように構成することもできる。これは、最大変位aMAXが大きくなり、TCP軌道を移動させるのと同じ結果をもたらす。
図8及び9の実施形態は、アクチュエータ20のための位置調節可能なエンドストッパEAを除いて、図6の実施形態と本質的に同一である。両方の実施例(図8及び図9)において、ブラケット21に対するエンドストップEAの位置は、位置調整要素50(例えば、電気リニアアクチュエータ、スピンドル駆動、または駆動装置を備えたまたは備えていない任意の他の位置調整要素)によって調整することができる。図9の例では、アクチュエータ20の下端部は、(位置調整要素50で位置調整可能な)エンドストッパEAに直接隣接している。図8の例では、研削機械のモータハウジングの下端部がエンドストッパEAに隣接している。研削機械10がアクチュエータ20の下端にしっかりと接続されているので、図8のモータハウジングがエンドストップEAに当接している場合には、このエンドストップは、アクチュエータ20のエンドストップとしても有効に機能する。
エンドストップEAを位置調整するための位置調整要素は、アクチュエータ20及び完全に受動的な要素(例えば、ブレーキまたはブロッキング要素など)によって構成することもできる。図10に示された例は、図8の例と本質的に同一であり、位置調整要素50は(ピストン)ロッドブロック装置によって置き換えられている。ロッドブロック装置は、本質的に、リニアガイド51でガイドされるロッド52であり、ロッド52は、ブロック要素53(例えば、電気機械式または空気式ブレーキ/クランプ)によって(所定の移動範囲内の)任意の位置に固定され得る。ロッドブロック装置は周知であるので、ここではこれ以上説明しない。ブロック要素53が解除されると、エンドストップEAを研削機械10のハウジングの所望の位置に保持するために、例えばバネ要素54により、エンドストップEAは、研削機械10の方に引っ張られる。ブロック要素が作動されると(ロッド52はリニアガイド51内でブロックされる)、バネ要素54のバネ力は効果をもたらさない(バネ要素54はアクチュエータ20に作用しない)。バネ要素(54)はTCPの基準位置に応じて任意である。例えば、TCPの基準位置は、研削ディスクが表面S上を上下逆さまになるように設定することができる。この場合、ブロック要素53が解除されても、ピストンロッド52の重さの力だけで、ピストンロッド52を(研削機械10のハウジング上に隣接して)所望の位置に保持できる。
エンドストップEAの位置を調整するために、マニピュレータは、基準面S(例えば、図8において、表面との距離z)に対して所定の基準位置(距離)にTCPを移動させることができ、それにより、研削ディスク11が表面Sに接触する。この際、ロッドブロック装置は解放(非作動に)される。このとき、アクチュエータ20の変位aEAは、研削ディスク11の実際の直径dに依存する。次いで、ロッドブロック装置は、この基準位置(位置zのTCP)でブロックされ、アクチュエータ20のそのときの変位aEAが最大の変位(事実上のエンドストッパの位置)として「保存」される。エンドストッパの位置aEA(aEA=z−d/2)は、研削動作を行う際に、研削ディスク11の実際の直径dに依存せず、研削ディスク11が常にz=zのTCP位置に置かれるように(図7参照)、調整される(直径dの変化は、位置aEAの変化によって補償される)。
図11は、アクチュエータ20の最大の変位aEAを決定するエンドストップEAの自動調整/適合を用いてロボット支援研削装置を動作させる方法の一例のフローチャートである。適切な研削装置は、図7乃至図10を参照してすでに説明されている。最初に、マニピュレータ1は、そのTCPを、図8乃至図10の例でz=zで示された基準位置(表面Sに対して)に移動させる(図11、ステップS1)。この基準位置で、研削ディスク11は表面Sに接触し、アクチュエータ20の変位aは研削ディスクの実際の直径dに依存する。図8乃至図10の例では、a=z−d/2(図11、結果R1)が成り立つことがわかる。この変位は、ロッドブロック装置(図10参照)を作動させるか、又は位置調整要素50によりエンドストップEAの位置を、アクチュエータ20の現在の変位aが最大の変位量aEAになるように適合させることにより(図8又は図9参照)、最大の変位として「保存」され得る。
1…マニピュレータ
2a、2b、2c…セグメント
3a、3b、3c…ジョイント
4…制御装置
10…研削機械
11…研削ディスク
12…保護カバー
13…ロック装置
20…アクチュエータ
21…ブラケット
40…支持台
41…ストッパ
50…位置調整要素
51…リニアガイド
52…ピストンロッド
53…ブロック要素
54…バネ要素
130…フレーム
131…キャリッジ
132…ロック歯部
133…ロックラッチ
134…傾動軸
135…バネ
EA…エンドストッパ
表面(S)

Claims (25)

  1. ロボットによって支援される研削装置であって、
    マニピュレータ(1)と、
    リニアアクチュエータ(20)と、
    回転する研削工具(11)を有し、前記リニアアクチュエータ(20)を介して前記マニピュレータ(1)に結合されている研削機械(10)と、
    前記リニアアクチュエータ(20)の最大変位を規定し、その位置(aEA)が調整可能なエンドストッパ(EA)と
    を有する研削装置。
  2. 前記エンドストッパ(EA)の位置(aEA)を調整するように構成された位置調整要素(50)を更に有する請求項1に記載の研削装置。
  3. 前記位置調整要素(50)は、前記リニアアクチュエータ(20)及びロッドブレーキ装置を有する請求項1又は請求項2に記載の研削装置。
  4. 前記位置調整要素(50)は、電気リニア駆動装置を有する請求項1又は請求項2に記載の研削装置。
  5. 前記回転する研削工具の直径(d)に応じてエンドストッパ(EA)の位置(aEA)を調整するように構成された制御装置(4)を更に有する請求項1乃至請求項4の何れか一項に記載の研削装置。
  6. 制御装置(4)を更に有する請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の研削装置であって、前記制御装置は、
    マニピュレータ(1)のツール・センター・ポイント(TCP)を、前記回転する研削工具(11)が表面(S)に接触する基準位置に移動させ、
    前記アクチュエータ(20)の実際の変位(a)が前記エンドストッパ(EA)の位置(aEA)によって規定される最大の変位と等しくなるように、前記エンドストッパ(EA)の位置(aEA)を調整する。
  7. 制御装置(4)を更に有する請求項1乃至請求項4のいずれか一項に記載の研削装置であって、前記制御装置は、
    マニピュレータ(1)のツール・センター・ポイント(TCP)を、前記回転する研削工具(11)が表面(S)に接触する基準位置に移動させ、
    前記アクチュエータ(20)の実際の変位(a)に応じて、前記エンドストッパ(EA)の位置(aEA)を調整する。
  8. 制御装置(4)を更に有する請求項3に記載の研削装置であって、前記制御装置は、
    前記ロッドブレーキ装置を解放し、
    マニピュレータ(1)のツール・センター・ポイント(TCP)を、前記回転する研削工具(11)が表面(S)に接触する基準位置に移動させ、
    前記エンドストッパ(EA)の位置(aEA)を固定するために前記ロッドブレーキ装置を作動させる。
  9. ロボットによって支援される研削装置の動作の方法であって、前記研削装置は、マニピュレータ(1)と、調整可能なエンドストッパ(EA)を有するリニアアクチュエータ(20)と、回転する研削工具(11)を有する研削機械(10)とを有し、前記研削機械(10)は、前記リニアアクチュエータ(20)を介して前記マニピュレータ(1)に結合されており、前記方法は、
    前記リニアアクチュエータ(20)の前記エンドストッパ(EA)の位置を調整する工程を有する。
  10. 前記エンドストッパ(EA)の位置は、前記研削工具のサイズに依存する請求項9に記載の方法。
  11. 前記研削工具は、研削ディスク(11)であり、前記エンドストッパ(EA)の位置は、前記研削ディスク(11)の直径に応じて調整される請求項9又は請求項10に記載の方法。
  12. 請求項9乃至請求項11の何れか一項に記載の方法であって、前記エンドストッパ(EA)の位置(aEA)を調整する工程は、
    前記マニピュレータ(1)のツール・センター・ポイント(TCP)を、前記研削工具(11)が表面(S)に接触する基準位置に移動させる工程と、
    前記アクチュエータ(20)の実際の変位(a)が前記エンドストッパ(EA)の位置(aEA)によって規定される、前記アクチュエータの最大の変位と等しくなるように、前記エンドストッパ(EA)の位置(aEA)を調整する工程と
    を有する。
  13. 請求項9乃至請求項11の何れか一項に記載の方法であって、前記エンドストッパ(EA)の位置(aEA)を調整する工程は、
    前記マニピュレータ(1)のツール・センター・ポイント(TCP)を、前記回転する研削工具(11)が表面(S)に接触する基準位置に移動させる工程と、
    前記アクチュエータ(20)の実際の変位(a)に応じて、前記エンドストッパ(EA)の位置(aEA)を調整する工程と
    を有する。
  14. 請求項9乃至請求項11の何れか一項に記載の方法であって、前記エンドストッパ(EA)の位置(aEA)を調整する工程は、
    前記エンドストッパ(EA)の位置を変えることを可能とするためにロッドブレーキ装置を解放する工程と、
    前記マニピュレータ(1)のツール・センター・ポイント(TCP)を、前記研削工具(11)が表面(S)に接触する基準位置に移動させる工程と、
    前記エンドストッパ(EA)の位置)を固定するために前記ロッドブレーキ装置を作動させる工程と
    を有する。
  15. ロボットによって支援される研削装置であって、
    マニピュレータ(1)と、
    リニアアクチュエータ(20)と、
    回転する研削工具(11)を有し、前記リニアアクチュエータ(20)を介して前記マニピュレータ(1)に結合されている研削機械(10)と、
    前記回転する研削工具(11)を部分的に取り囲む保護カバー(12)であって、少なくとも1つの第1の側で前記回転する研削工具(11)が前記保護カバー(12)ら突出している保護カバー(12)と、
    前記保護カバー(12)を前記研削機械(10)に接続し、前記研削機械(10)に対する前記保護カバー(12)の位置(b)を調整する位置調整装置(13)と
    を有する研削装置。
  16. 前記位置調整装置は、外力が存在しないときに前記保護カバー(12)の調整された位置(b)を維持するように構成されている請求項15に記載の研削装置。
  17. 前記保護カバー(12)前記第1の側が前記マニピュレータ(1)及び/又は前記リニアアクチュエータ(20)により少なくとも1つのストッパ(41)に押されると、それに屈して、前記保護カバー(12)の位置(b)の変更が許容されるように前記位置調整装置が構成されている請求項15又は請求項16に記載の研削装置。
  18. 前記位置調整装置は、ロック装置(13)であり、前記ロック装置(13)は、ロック用歯部(132)を有する第1の部材と、ロック用ラッチ(133)とを有する第2の部材を備える請求項15乃至請求項17の何れか一項に記載の研削装置。
  19. 前記位置調整装置は、自己保持式であり、前記位置調整装置に作用する静止摩擦を克服するのに十分な大きさの外力が前記位置調整装置に加えられた場合にのみ調整可能である請求項15乃至請求項17の何れか一項に記載の研削装置。
  20. ロボット制御装置(4)を更に有する請求項15乃至請求項19の何れか一項に記載の研削装置であって、
    前記ロボット制御装置(4)は、前記保護カバー(12)の前記第1の側がストッパ(41)に接している間、前記研削工具(11)を基準面(40)に押し付けることにより、前記保護カバー(12)の位置(b)が前記ストッパ(41)の前記基準面(40)からの距離(cREF)に応じて調整されるように前記マニピュレータ(1)を制御するように構成されている。
  21. ロボットによって支援される研削装置であって、
    マニピュレータ(1)と、
    リニアアクチュエータ(20)と、
    回転する研削工具(11)を有し、前記リニアアクチュエータ(20)を介して前記マニピュレータ(1)のツール・センター・ポイント(TCP)に結合されている研削機械(10)と、
    前記回転する研削工具(11)を部分的に取り囲む保護カバー(12)と、
    を有し、
    前記保護カバー(12)は、少なくとも1つの第1の側で前記回転する研削工具(11)が前記保護カバー(12)から突出するように前記マニピュレータ(1)の前記ツール・センター・ポイント(TCP)に堅固に接続されている。
  22. 前記保護カバー(12)に接続された吸引装置をさらに有する請求項15乃至請求項21の何れか一項に記載の研削装置。
  23. 前記リニアアクチュエータ(20)用の調整可能なエンドストッパ(EA)を更に有する請求項15乃至請求項22の何れか一項に記載の研削装置。
  24. ロボットによって支援される研削装置の動作の方法であって、前記研削装置は、マニピュレータ(1)と、リニアアクチュエータ(20)と、回転する研削工具(11)を有する研削機械(10)と、保護カバー(12)とを有し、前記保護カバー(12)は、前記研削工具(11)を部分的に取り囲み、
    前記研削機械(10)は、前記リニアアクチュエータ(20)を介して前記マニピュレータ(1)に結合されており、前記回転する研削工具(11)は、少なくとも1つの第1の側で前記保護カバー(12)から突出しており、
    前記方法は、
    前記マニピュレータ(1)により前記研削工具(11)の基準面への押し付けを実行し、同時に前記保護カバー(12)の第1の側はストッパ(41)に当接する工程
    を有する。
  25. 前記押し付けにより、前記保護カバー(12)は、前記研削機械(10)に対して移動し、前記保護カバー(12)と前記研削機械(10)との間の相対位置が調整される請求項24に記載の方法。
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