JP2019509303A5

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Publication number: JP2019509303A5
Application number: JP2018549461A
Authority: JP
Filing date: 2017-03-20
Publication date: 2020-02-06
Anticipated expiration: 2037-03-20

Claims

生理学的に許容される媒体中に、少なくとも1つの脂肪相と、HLBが3から7の間であり、800を上回る分子量を有する高分子界面活性剤の少なくとも1つの有効量によって安定化された少なくとも1種の水溶性天然染料又は天然由来染料を含有する水性相とを含む組成物であって、HLBが3から7の間であり、800を上回る分子量を有する高分子界面活性剤の少なくとも1つの有効な更なる量、又は、HLBが3から7の間であり、800を上回る分子量を有する高分子界面活性剤の少なくとも1つの有効な更なる量及び疎水性シリカエアロゲル粒子から選ばれる少なくとも1種の特定のフィラーの少なくとも1つの有効量、を更に含有する、組成物。
HLBが3から7の間であり、800を上回る分子量を有する高分子界面活性剤の少なくとも1つの有効な更なる量、及び疎水性シリカエアロゲル粒子から選ばれる少なくとも1つの特定のフィラーの少なくとも1つの有効量を含有する、請求項１に記載の組成物。
前記の更なる高分子界面活性剤又は前記フィラーが、任意にデフロキュレーターにおいて、大気圧で95℃〜98℃において5時間加熱した場合に、前記組成物の安定性を保証するのに有効な量で存在する、請求項１又は２に記載の組成物。
前記組成物の総質量に対して1質量%以上の含有量の高分子界面活性剤を含むことを特徴とする、請求項１から３のいずれか一項に記載の組成物。
前記組成物の総質量に対して2質量%〜7.5質量%の高分子界面活性剤を含むことを特徴とする、請求項１から４のいずれか一項に記載の組成物。
前記の更なる高分子界面活性剤が、1000を上回る分子量を有する、請求項１から５のいずれか一項に記載の組成物。
前記の更なる高分子界面活性剤が、4500〜15000の範囲の分子量を有する、請求項１から６のいずれか一項に記載の組成物。
前記の更なる高分子界面活性剤が、3〜6.5の範囲のHLB値を有する、請求項１から７のいずれか一項に記載の組成物。
前記の更なる高分子界面活性剤が、ポリリシノレイン酸ポリグリセリル類、ポリオキシアルキレン化親水性側鎖基及び/又は末端基を有するポリジアルキルシリコーン類、並びにポリオキシアルキレン化グリコール型の脂肪酸エステルの乳化性ポリマーから選ばれる、請求項１から８のいずれか一項に記載の組成物。
前記の更なる高分子界面活性剤が、ポリリシノレイン酸ポリグリセリル類から選ばれる、請求項１から９のいずれか一項に記載の組成物。
前記の更なる高分子界面活性剤が、アルキルジメチコンコポリオール類から選ばれる、請求項１から９のいずれか一項に記載の組成物。
前記の更なる高分子界面活性剤が、C₁₀〜C₁₈脂肪酸アルキルポリオキシエーテルから選ばれる、請求項１から９のいずれか一項に記載の組成物。
前記特定のフィラーが、0.5以上の、特定のフィラー/水性溶媒媒体の質量比で存在する、請求項１から１２のいずれか一項に記載の組成物。
前記フィラーが、単位質量当たりの比表面積(SM)が500m²〜1500m²/gの範囲であり、平均直径(D[0.5])として表されるサイズが1μm〜30μmの範囲であり、且つ/又は湿潤点で測定される吸油能が粒子1g当たり5ml〜18mlの範囲である、疎水性エアロゲル粒子で形成される、請求項１から１３のいずれか一項に記載の組成物。
前記疎水性シリカエアロゲル粒子が、トリメチルシロキシルシリカ粒子である、請求項１から１４のいずれか一項に記載の組成物。
前記組成物の総質量に対して少なくとも0.1質量%のシリカエアロゲル粒子を含むことを特徴とする、請求項１から１５のいずれか一項に記載の組成物。
前記水溶性染料が、オルト-ジフェノール誘導体である、請求項１から１６のいずれか一項に記載の組成物。
前記組成物の総質量に対して0.1質量%〜10質量%の水溶性天然染料又は天然由来染料を含むことを特徴とする、請求項１から１７のいずれか一項に記載の組成物。
前記水性相が、0.02質量%〜20質量%の範囲の量で存在する、請求項１から１８のいずれか一項に記載の組成物。
前記脂肪相が、前記組成物の総質量に対して99.9質量%〜60質量%の範囲の量で存在する、請求項１から１９のいずれか一項に記載の組成物。
ケラチン物質をメイクアップするための製品を形成することを特徴とする、請求項１から２０のいずれか一項に記載の組成物。
固体であることを特徴とする、請求項１から２１のいずれか一項に記載の組成物。
ケラチン物質をケア及び/又はメイクアップするための美容方法であって、請求項１から２２のいずれか一項に記載の組成物を前記ケラチン物質に対して適用することを特徴とする、美容方法。
請求項１から２２のいずれか一項に記載の化粧用組成物の調製方法であって、少なくとも、
i) HLBが3から7の間であり、800を上回る分子量を有する、高分子界面活性剤の少なくとも1つの有効量によって安定化された、水溶性天然染料又は天然由来染料を含む中間体エマルションを提供する工程、
ii) 化粧品基材を提供する工程、
iii) HLBが3から7の間であり、800を上回る分子量を有する少なくとも1種の高分子界面活性剤の更なる量を提供する工程、
iv) 工程i)に由来する前記中間体エマルションと、工程iii)に由来する前記界面活性剤と、工程ii)に由来する前記化粧品基材とを一緒にする工程
で構成される工程を含み、
前記一緒にする工程iv)は、1回の操作で実行することができ、又は連続的工程を介して実行することができる、調製方法。
工程i)に由来する前記界面活性剤及び工程iii)に由来する前記界面活性剤が、同じ性質である、請求項２４に記載の調製方法。
請求項１から２２のいずれか一項に記載の化粧用組成物の調製方法であって、少なくとも、
i) HLBが3から7の間であり、800を上回る分子量を有する高分子界面活性剤の少なくとも1つの有効量によって安定化された、水溶性天然染料又は天然由来染料を含む、中間体エマルションを提供する工程、
ii) 化粧品基材を提供する工程、
iii) HLBが3から7の間であり、800を上回る分子量を有する少なくとも1種の高分子界面活性剤の更なる量及び疎水性シリカエアロゲル粒子から選ばれる少なくとも1つの特定のフィラーの少なくとも1つの有効量を提供する工程、
iv) 工程i)に由来する前記中間体エマルションと、工程iii)に由来する前記特定のフィラーと、工程ii)に由来する前記化粧品基材とを一緒にする工程
で構成される工程を含み、
前記一緒にする工程iv)は、1回の操作で実行することができ、又は連続的工程を介して実行することができる、調製方法。