JP2019509144A - 上蓋組立体及び調理器具 - Google Patents

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Abstract

【課題】上蓋組立体を提供する。
【解決手段】本発明は上蓋組立体及び調理器具を提供し、該上蓋組立体は、蓋体(10)と蒸気弁(60)を含み、蓋体(10)には、蒸気弁装着面(101)が設けられ、蒸気弁(60)は蒸気弁装着面(101)に取り付けられ、弁座(30)と弁座(30)に覆設された弁蓋(20)を含み、弁蓋(20)には、その周方向に沿って蒸気弁装着面(101)に支持された周回合わせ面(201)が設けられ、弁座(30)の底部合わせ面(301)と蒸気弁装着面(101)との間に隙間があり、蒸気弁(60)は蓋体(10)の上面の少なくとも1/2を覆う。上蓋組立体において、弁座(30)は浮く状態となるため、蒸気弁装着面(101)又は底部合わせ面(301)が熱を受けて変形することによる蒸気弁(60)が突き上げられるという問題を避け、蒸気弁(60)の寸法は、蓋体(10)の寸法の半分を超えることで、従来蒸気弁キャビティの容積が小さいため、溢れ防止性能が悪い問題を解決し、同時に、溢れない前提で、ハイパワー加熱の上限を向上させ、炊飯の食感を改善することに役立つ。
【選択図】図3

Description

本発明は、台所用品分野に関し、特に、上蓋組立体及び該上蓋組立体を含む調理器具に関する。
現在、市場における調理器具、例えば炊飯器において、蒸気弁は、炊飯器の中で、泡切り、溢れ防止という役割を果たし、しかし、蒸気弁の寸法制限のため、キャビティの容積が小さく、溢れ防止の性能が悪く、同時に、炊飯過程における加熱力が極めて限定される。また、炊飯器の蓋体に取付けられた蒸気弁において、通常、蒸気弁座は蓋体の蒸気弁装着面と接触し、蒸気弁蓋の周りには隙間がある。このような構造には短所があり、蒸気弁のキャビティが大きい時、製品の加熱する過程において、蒸気弁全体の熱を受ける面積が大きく、蒸気弁座の底部合わせ面と、蓋体の蒸気弁装着面とは、熱を受けることによって変形しアーチ状になり易いため、蒸気弁が突き上げられて、密封シールから脱出し、製品の蒸気漏れを起こしてしまう。
本発明は、少なくとも既存技術における技術問題の一つを解決するためのものである。
そこで、本発明は、上蓋組立体を提供することを第1態様の目的とする。
本発明は、上蓋組立体を提供することを第2態様の目的とする。
本発明は、上蓋組立体を提供することを第3態様の目的とする。
本発明は、上記上蓋組立体を含む調理器具を提供することを第4態様の目的とする。
上記目的を実現するために、本発明の第1態様の実施例は、上蓋組立体であって、蒸気弁装着面が設けられる蓋体と、前記蒸気弁装着面に取り付けられ、弁座と前記弁座に覆設された弁蓋とを含む蒸気弁と、を含み、前記弁蓋には、その周方向に沿って周回合わせ面が設けられ、前記周回合わせ面が前記蒸気弁装着面に支持され、前記弁座の底部合わせ面と前記蒸気弁装着面との間に隙間がある上蓋組立体を提供する。
本発明の上記実施例で提供する上蓋組立体によると、弁蓋には、その周方向に沿って周回合わせ面が設けられ、蒸気弁を蓋体の蒸気弁装着面に取り付ける時、弁蓋の周回合わせ面は、蓋体の蒸気弁装着面と先に接触し、弁座の底部合わせ面と蒸気弁装着面との間に隙間があり、即ち弁座は、浮く状態となり、そうすると、弁座の底部合わせ面、又は、蓋体の蒸気弁装着面が熱を受けることによって変形しアーチ状になる時に、蒸気弁全体が突き上げられて密封シールから脱出することを防止するので、密封不良、蒸気漏れの問題を避け、製品使用の信頼性を保証する。
また、本発明の上記実施例で提供する上蓋組立体は、さらに以下のような付加的技術的な特徴を有する:
上記技術案において、前記弁蓋は、その周方向に沿って下向きに延びて前記周回合わせ面を形成し、且つ前記周回合わせ面は、前記弁座の底部合わせ面より、下向きに突出することが好ましい。
弁蓋と弁座とを組み立て蒸気弁を構成し、弁蓋の周回合わせ面は、弁座の底部合わせ面より、下向きに突出することで、蒸気弁を蓋体に取り付ける時に、弁蓋の周回合わせ面から蓋体の蒸気弁装着面までの距離より、弁座の底部合わせ面から蓋体の蒸気弁装着面までの距離が大きいため、弁蓋の周回合わせ面は、蓋体の蒸気弁装着面と先に接触し、弁座の底部合わせ面から蓋体の蒸気弁装着面までの距離が大きいため、弁座は浮く状態となり、弁座の底部合わせ面、又は、蓋体の蒸気弁装着面が熱を受けることによって変形しアーチ状になる時に、蒸気弁全体が突き上げられて密封シールから脱出することを防止するので、密封不良、蒸気漏れの問題を避け、製品使用の信頼性を保証する。
上記技術案において、前記蒸気弁装着面には、前記周回合わせ面と対応して設けられると共に、上向きに突出する支持台が設けられ、前記周回合わせ面が前記支持台に支持されることが好ましい。
蒸気弁装着面の周回合わせ面と対応する位置に、上向きに突出する支持台が設けられ、弁蓋と弁座を組み立て蒸気弁を構成し、且つ蓋体に取り付ける時に、弁蓋の周回合わせ面が蒸気弁装着面の支持台に支持され、そうすると、弁蓋の周回合わせ面は、蓋体の蒸気弁装着面と先に接触し、弁座の底部合わせ面から蓋体の蒸気弁装着面までの距離が大きいため、弁座は浮く状態となり、弁座の底部合わせ面、又は、蓋体の蒸気弁装着面が熱を受けることによって変形しアーチ状になる時に、蒸気弁全体が突き上げられて密封シールから脱出することを防止するので、密封不良、蒸気漏れの問題を避け、製品使用の信頼性を保証する。
上記技術案において、前記弁座の底部合わせ面と、前記蒸気弁装着面との間の隙間は1mm〜10mmであることが好ましい。
弁座の底部合わせ面と、蒸気弁装着面との間の隙間を1mm〜10mm、具体的に、例えば1mm、3mm、5mm、7mm、10mmに設計することで、両者の隙間が小さ過ぎることにより当該隙間が弁座又は蓋体の変形を相殺できないという問題を避けると共に、両者の隙間が大き過ぎることにより上蓋組立体全体の構造がコンパクトにならないという問題を避ける。当然、弁座の底部合わせ面と、蓋体の蒸気弁装着面との間の隙間は、上記具体的な限定に限らず、該隙間の大きさは、弁座の底部合わせ面、又は、蓋体の蒸気弁装着面の具体的な変形量に応じて決めることができる。
本発明の第2態様の実施例は、上蓋組立体であって、調理器具に用いられ、蒸気弁装着面が設けられる蓋体と、前記蒸気弁装着面に取り付けられ、弁座と前記弁座に覆設された弁蓋とを含む蒸気弁と、を含み、前記蒸気弁装着面には、前記弁蓋と対応して設けられると共に、上向きに突出する支持台が設けられ、前記弁蓋が前記支持台に支持され、且つ前記支持台の少なくとも一部が、前記弁座の底部合わせ面の少なくとも一部より上向きに突出し又は支持台の最高点は弁座の底部合わせ面の最低点と揃い、且つ前記弁座の底部合わせ面と、その下方にある前記蒸気弁装着面との間に隙間がある上蓋組立体を提供する。
本発明の上記実施例で提供する上蓋組立体によると、蒸気弁装着面の弁蓋に対応する位置が、上向きに突出して支持台を形成し、弁蓋が支持台の上面に支持され、且つ支持台の上面の少なくとも一部が、弁座の少なくとも一部の底部合わせ面より上向きに突出し、又は、支持台の最高点と弁座の底部合わせ面の最低点と揃い(支持台の最高点と弁座の底部合わせ面の最低点とは、同一の水平面にある)、且つ蒸気弁装着面の弁座の底部合わせ面下方に位置する一部は、弁座の底部合わせ面との間に隙間があり、これは、蒸気弁装着面の弁座の底部合わせ面の真下に位置する一部と、弁座の底部合わせ面との間に隙間があること、及び/又は、蒸気弁装着面の弁座の底部合わせ面の斜め下に位置する一部と、弁座の底部合わせ面との間に隙間があることを含み、そうすると、蒸気弁を蓋体の蒸気弁装着面に取り付ける時に、弁蓋は蒸気弁装着面の支持台と先に接触し、弁座の底部合わせ面と、蒸気弁装着面の弁座の底部合わせ面の下方に位置する一部との間に隙間があり、即ち弁座は浮く状態となり、このため、弁座の底部合わせ面、又は、蓋体の蒸気弁装着面が熱を受けることによって変形しアーチ状になる時に、蒸気弁全体が突き上げられて密封シールから脱出することを防止するので、密封不良、蒸気漏れの問題を避け、製品使用の信頼性を保証する。
また、本発明の上記実施例で提供する上蓋組立体は、さらに以下の付加的技術的な特徴を有する:
上記技術案において、前記支持台は、周回のリング状支持台であり、又は、前記蒸気弁装着面に、間隔を開けて分布する複数の前記支持台を設け、前記弁蓋が複数の前記支持台に支持されることが好ましい。
蒸気弁装着面には、一つの支持台が設けられる。支持台は、蒸気弁装着面の周方向に沿って連続して分布して、周回のリング状支持台を形成しても良く、当然、支持台は周回ではなく、例えば、支持台は半円形に囲んで形成しても良く、又は、蒸気弁装着面に、間隔を開けて分布する複数の支持台を設け、弁蓋が複数の支持台に支持され、さらに、複数の支持台は、蒸気弁装着面において均一的に分布する。弁蓋が支持台の上面に支持され、且つ支持台の上面は平面であり、弁蓋と支持台の上面と対応する位置も、対応して平面に設置することが好ましい。
上記技術案において、前記弁座の底部合わせ面と、その下方にある前記蒸気弁装着面との間の隙間は1mm〜10mmであることが好ましい。
弁座の底部合わせ面と、その下方にある蒸気弁装着面との間の隙間を1mm〜10mm、具体的に、例えば1mm、3mm、5mm、7mm、10mmに設計することで、両者の隙間が小さ過ぎることにより該隙間が弁座又は蓋体の変形を相殺できないという問題を避けると共に、両者の隙間が大き過ぎることにより上蓋組立体全体の構造がコンパクトにならないという問題を避ける。当然、弁座の底部合わせ面と、その下方にある蒸気弁装着面との間の隙間は、上記具体的な限定に限らず、該隙間の大きさは、弁座の底部合わせ面、又は、蓋体の蒸気弁装着面の具体的な変形量に応じて決めることができる。
上記技術案において、前記弁座には、逆流穴が設けられ、前記逆流穴内には、リターン弁が設けられ、前記弁座の底部合わせ面のエッジから前記逆流穴に接近する方向へ、前記弁座の底部合わせ面が、全体的に下向きに傾いていることが好ましい。
弁座の底部合わせ面のエッジから逆流穴に接近する方向へ、弁座の底部合わせ面が全体的に下向きに傾いていることで、逆流穴が弁座の底部合わせ面の最低点の所に位置され、凝縮水の自重を十分に利用して蒸気弁のキャビティにおける凝縮水、重湯などの逆流を加速させ、凝縮水が蒸気弁キャビティに溜まって排出できないことを避ける。蒸気弁装着面のエッジに沿って逆流穴に接近する方向へ、弁座の底部合わせ面の下方にある蒸気弁装着面が、全体的に下向きに傾いていることが好ましい。
上記技術案において、支持台が蒸気弁装着面のエッジに位置されると共に、弁蓋のエッジに支持されることが好ましい。
上記技術案において、前記蒸気弁には、第1吸引部材が設けられ、前記蓋体には、前記第1吸引部材と磁気吸引可能な第2吸引部材が対応して設けられることで、前記蒸気弁は前記第1吸引部材と前記第2吸引部材との間の吸引力によって、前記蓋体に吸引されることが好ましい。
蒸気弁に第1吸引部材を設け、蓋体に第1吸引部材と対応すると共に、第1吸引部材との間に磁気引き込み可能な第2吸引部材を設けることで、蒸気弁を蓋体に固定する強固性をさらに向上させる。蒸気弁は熱を受けて変形して、蒸気弁が正常の取付位置からずれる時に、第1吸引部材と第2吸引部材との間の吸引力は、蒸気弁が熱を受けて変形することによる蓋体に対する蒸気弁の運動を相殺或いは低減することができ、蒸気弁と蓋体との間の隙間が増大することを避けるので、蒸気弁を蓋体の蒸気弁装着面に効果的に固定させる。
上記技術案において、さらに、第2吸引部材が、支持台内又は支持台真下にある蓋体内に設けられ、第1吸引部材が、弁蓋の支持台の真上にある位置に設けられる。当然、第1吸引部材と第2吸引部材との間の吸引力で、蒸気弁を蓋体の正しい位置に取り付けると共に、蒸気弁が熱を受けることで突き上げられることを防ぐことを保証できれば、第1吸引部材と第2吸引部材は、他の位置に設置することもできる。
上記技術案において、前記蒸気弁装着面には、蒸気口が開口して設けられ、前記弁蓋と前記弁座との間で蒸気通路を限定し、前記蒸気通路の蒸気入口と前記蒸気口とは気密に連通することが好ましい。
上記技術案において、前記蒸気弁装着面には、蒸気口が開口して設けられ、前記弁蓋と前記弁座との間で蒸気通路を限定し、前記蒸気通路の蒸気入口と前記蒸気口とは気密に連通することが好ましい。
蒸気が蒸気口を介して蒸気通路に入ると共に、蒸気通路の蒸気排出口を介して排出される。逆流穴を蒸気入口に接近するように設けることが好ましい。
上記技術案において、前記弁座の底部合わせ面には、下向きに突出する装着凸台が設けられ、前記装着凸台には、前記蒸気入口が開口して設けられ、前記蒸気口内に密封シールが設けられ、前記装着凸台が前記密封シールに挿入されると共に、前記密封シールと嵌合固定され、又は、前記装着凸台外側に密封シールが設けられ、前記装着凸台と密封シールは、前記蒸気口に挿入されると共に、前記蒸気口と嵌合固定されることが好ましい。
上記技術案において、前記密封シールの側壁面に、内に突出するリミットリブが設けられ、前記装着凸台の側壁面と前記リミットリブの内側の端面とは締まり嵌めであり、又は、前記密封シールの外側壁面に、外に突出するリミットリブが設けられ、前記蒸気口の内側壁面と前記リミットリブの外端面とは締まり嵌めであることが好ましい。
装着する際、密封シールを蓋体の蒸気口に取付けて、弁蓋と弁座とを、嵌め合わせなどの方式を採用して組み立てて蒸気弁を構成し、それから、蒸気弁を蓋体の蒸気弁装着面に取り付けて、蒸気弁を下に押し付けることで、蒸気弁の装着凸台を密封シール内に挿入させて嵌合固定する。又は、弁蓋と弁座とを、嵌め合わせなどの方式を採用して組み立てて蒸気弁を構成し、それから、密封シールを装着凸台外側に組み込んで、蒸気弁を蓋体の蒸気弁装着面に取付けて、蒸気弁を下に押し付けることで、密封シールが嵌められた蒸気弁装着凸台を蒸気口内に挿入させて嵌合固定し、蒸気弁の蓋体における安定な取付けを実現すると共に、密封シールで蒸気弁を密封して、蓋体の蒸気口と、蒸気弁で限定された蒸気通路とが気密に連通することを保証する。
上記技術案において、前記蒸気弁装着面は、左右が開き且つ後端が開いた装着面であり、前記弁蓋の左右の側面は、前記蒸気弁装着面の左右エッジと揃い、前記弁蓋の後端面は、前記蒸気弁装着面の後端エッジと揃うことが好ましい。
蒸気弁装着面は、左右が開き且つ後端が開いた装着面であり、即ち蒸気弁装着面は囲まれた取付け溝ではなく、開放面であるため、洗浄盲点を防ぎ、蒸気弁装着面を洗浄することが有利である。また、蓋体には、囲まれた取付け溝がないため、このように、蒸気弁の大きさを空間上で限定することがなく、蒸気弁の寸法を増加することによって、蒸気の蒸気弁における流動距離を効果的に増加できるので、蒸気に混じられた米粒や、重湯などの蒸気弁内における逆流距離を増加させ、これによって、優れた溢れ防止効果を果たす。弁蓋の左右側面は、蒸気弁装着面の左右エッジと揃い、弁蓋の後端面は、装着面の後端エッジと揃うことで、蒸気弁を効果的に大きく加工すると共に、上蓋組立体の外観効果を保証できる。
本発明の第3態様の実施例は、上蓋組立体であって、蒸気口を開口して設ける蒸気弁装着位置が設けられる上蓋と、前記蒸気弁装着位置に取付けられると共に、前記蒸気口と連通する蒸気通路を有する蒸気弁と、を含み、前記蒸気弁は、前記上蓋の上面の少なくとも1/2を覆う上蓋組立体を提供する。
本発明の上記実施例で提供する上蓋組立体によると、寸法が大きな蒸気弁の設計コンセプトを採用し、蒸気弁の寸法は、上蓋寸法の1/2を超えることによって、蒸気弁キャビティの容積を増加させ、蒸気の蒸気弁における流動距離を増加して、炊飯器の炊飯過程における溢れ防止性能を顕著に向上させ、従来の蒸気弁キャビティの容積が小さいことにより溢れ防止性能が悪いという問題を解決し、同時に、溢れない前提で、ハイパワー加熱の上限を極めて向上させることができ、炊飯食感を改善することが有利であり、且つ、蒸気弁の寸法が上蓋寸法の半分を超え、つまり、上蓋の半分以上の面積は、蒸気弁と共に外して洗うことができ、そうすると、上蓋はさらに洗浄し易くなり、製品の洗浄の便利性を大幅に増加させる。
また、本発明の上記実施例で提供する上蓋組立体は、さらに以下の付加的技術的な特徴を有する:
上記技術案において、前記蒸気弁装着位置は、左右が開いた装着面を有し、前記蒸気弁の左右の側面は、前記装着面の左右のエッジと平行することが好ましい。
蒸気弁装着位置は、左右が開いた装着面を有することで、蒸気弁の大きさは蒸気弁装着位置の空間制限によって大きく加工できない問題を避け、蒸気弁の寸法を増加することで、優れた溢れ防止効果を果たし、且つ蒸気弁装着位置の洗浄が便利である。蒸気弁の左右の側面は、装着面の左右のエッジと揃うように設計することで、上蓋組立体の全体的な外観効果を効果的に保証し、上蓋組立体の外観設計要求を満たすことが好ましい。
上記技術案において、前記蒸気弁装着位置は、後端が開いた装着面を有し、前記蒸気弁の後端面は、前記装着面の後端のエッジと揃うことが好ましい。
蒸気弁装着位置は、後端が開放された装着面を有し、蒸気弁の大きさは蒸気弁装着位置の空間制限によって大きく加工できない問題を避け、蒸気弁の寸法を増加することによって、優れた溢れ防止效果を果たし、且つ蒸気弁装着位置の洗浄が便利である。蒸気弁の後端面は、装着面の後端のエッジと揃うように設計することで、上蓋組立体の全体的な外観効果を効果的に保証し、上蓋組立体の外観設計要求を満たすことが好ましい。
蒸気弁装着位置は、左右が開き且つ後端が開いた装着面を有し、即ち蒸気弁装着位置は、囲まれた取付け溝ではなく、開放された面であり、このため、蒸気弁装着位置に、洗浄盲点があるという問題を効果的に解決し、蒸気弁装着位置を洗浄することが便利である。上蓋には、囲まれた取付け溝構造がないため、蒸気弁の大きさは空間上で制限されなく、蒸気弁の大きさは蒸気弁装着位置の空間制限によって、大きく加工できない問題を避け、蒸気弁の寸法を増加することによって、優れた溢れ防止效果を果たし、且つ溢れない前提で、ハイパワー加熱の上限を向上させ、炊飯食感を改善することが更に好ましい。
本発明の一実施例において、前記蒸気弁は、前記上蓋の全ての上面を覆う。
調理器具、例えば炊飯器の本体にコントロールパネルを設計した製品について、蒸気弁は上蓋の全ての上面を覆うことで、蒸気弁の寸法を最大化に増加し、溢れ防止の效果を更に向上させる。
本発明の実施例によると、前記上蓋には、パネル装着位置が設けられ、前記パネル装着位置には、コントロールパネルが取付けられ、前記蒸気弁の前後の長さは、前記上蓋の前後の長さの1/2以上である。
調理器具、例えば炊飯器の上蓋にコントロールパネルを設計した製品について、蒸気弁の前後の長さを上蓋の前後の長さの1/2以上とすることで、コントロールパネルの設計要求を保証する前提で、蒸気弁の前後の長さを増加することによって、蒸気が蒸気弁キャビティにおける流動距離を効果的に増加し、炊飯器で炊飯する時の溢れ防止効果を向上させる。蒸気弁は、上蓋のコントロールパネル以外の全ての上面を覆うことが好ましい。
上記技術案において、前記蒸気弁装着位置の前端面全体は平面となり、前記蒸気弁の前端面全体は、前記蒸気弁装着位置の前端面と適応する平面となることが好ましい。
蒸気弁装着位置と蒸気弁の前端面とは、共に平面に設計することで、蒸気弁装着位置及び蒸気弁の加工が更に便利になると共に、上蓋組立体の全体的な外観效果を満たす。当然、蒸気弁装着位置及び蒸気弁の前端面は、必要に応じてアーチ面など他の形状に設計することができ、本発明の設計構想を逸脱しない限り、全ては本発明の保護範囲に含まれる。
上記技術案において、前記蒸気弁の底部には、下向きに延びる装着凸台を有し、前記装着凸台には、前記蒸気通路の蒸気入口が開口して設けられ、前記蒸気口内には、密封シールが設けられ、前記装着凸台が前記密封シールに挿入されると共に、前記密封シールと嵌合固定されることが好ましい。
上記技術案において、前記蒸気弁装着位置の前端部で、後ろに向けて開口している挿入溝を限定し、前記蒸気弁の前端部には、前に突出する挿入用リブが設けられ、前記挿入用リブは、前記挿入溝内に挿入されてストッパとなることが好ましい。
装着する際、蒸気弁の前端を斜め下に、上蓋の蒸気弁装着位置に挿入し、蒸気弁前端の挿入用リブを、蒸気弁装着位置の前端で限定された挿入溝内に挿入し、それから、蒸気弁を押し付けて、蒸気弁の装着凸台を上蓋の蒸気口の密封シール内に挿入させて嵌合固定することによって、蒸気弁の蒸気弁装着位置における安定な取付けを実現し、蒸気弁の上下左右の揺れを避け、蒸気弁と蒸気弁装着位置との間の隙間を減少して、上蓋組立体の外観効果を保証する。
上記技術案において、前記蒸気弁は、弁座と、前記弁座に覆設されると共に、前記弁座と連結して前記蒸気通路を形成し、前記上蓋の上面の少なくとも1/2を覆う弁蓋と、を含むことが好ましい。
蒸気弁の外観效果及び装着要求を保証するために、通常、蒸気弁の弁蓋の寸法は、弁座の寸法以上であるため、蒸気弁の弁蓋の寸法は少なくとも上蓋寸法の半分より大きいであることを保証する。
上記技術案において、前記弁蓋には、飾り蓋体が取付けられ、前記飾り蓋体は前記弁蓋の上面を覆うことが好ましい。
飾り蓋体は弁蓋の上面を覆い、飾り蓋体は飾りの作用を果たし、特に、寸法が相対的に大きな蒸気弁に対しては、弁蓋の寸法を増加するのに伴い、弁蓋の強度が低下し、熱を受けて変形し易くなるが、弁蓋の上面に飾り蓋体を覆うことによって、弁蓋が熱を受けることによる変形を遮り、飾り蓋体の飾り効果は更に顕著になる。
具体的に、本発明第3態様の実施例で提供する上蓋組立体の上蓋は、具体的に、第1及び第2態様の実施例における蓋体であることができ、第3態様の実施例で提供する上蓋組立体の蒸気弁装着位置は、具体的に、第1及び第2態様の実施例における蒸気弁装着面であることができる。第1及び第2態様の実施例の蓋体は、第3態様の実施例の上蓋であることができ、第1及び第2態様の実施例の蒸気弁装着面は、第3態様の実施例の蒸気弁装着位置であることができる。
本発明の第4態様の実施例、調理器具であって、上記いずれかに記載の上蓋組立体を含み、且つ上記いずれかに上蓋組立体の有益效果を有する調理器具を提供する。
本発明の一つの実施例によると、前記調理器具は炊飯器である。前記上蓋組立体は、調理器具の本体にヒンジ接続でき、調理器具の本体にねじ込んで接続することができ、調理器具の本体に配置すると共に、本体と連結することができることを説明すべきである。
本発明の他の態様やメリットは以下の説明によって明確になり、又は本発明を実施することで理解できる。
本発明の上記及び/又は他の態様やメリットは以下の図面を結合した実施例の説明から明確になり、容易に理解することができる。
本発明の一実施例の上蓋組立体の部分構造の断面模式図である。 本発明の一実施例の上蓋組立体の部分構造の分解模式図である。 本発明の実施例の上蓋組立体の部分構造の分解模式図である。 図3に示す上蓋組立体の部分構造の断面模式図である。 本発明の一実施例の上蓋組立体の装着構造模式図である。 本発明の一実施例の上蓋組立体の分解構造模式図である。
本願は2016年10月8日に中国特許庁に出願された、出願番号が2016108830476、発明の名称が「上蓋組立体及び調理器具」である中国特許出願と、2016年10月8日に中国特許庁に出願された、出願番号が2016211070182、考案の名称が「上蓋組立体及び調理器具」である中国実用新案登録出願と、2016年8月18日に中国特許庁に出願された、出願番号が2016106931097、発明の名称が「上蓋組立体及び調理器具」である中国特許出願と、2016年8月18日に中国特許庁に出願された、出願番号が2016209032515、考案の名称が「上蓋組立体及び調理器具」である中国実用新案登録出願とに基づき優先権を主張し、その内容の全てを引用により本願に取り入れる。
本発明の上記目的、特徴、メリットを一層明確に理解するように、以下、図面と具体な実施形態を結合して本発明を更に詳しく説明する。なお、衝突しない限り、本願の実施例及び実施例中の特徴を組み合せすることができる。
本発明を充分に理解するように、以下の説明で多くの具体な詳細を説明するが、本発明はここで説明する形態と異なる形態で実施することもできるので、本発明の保護範囲は以下で開示する具体な実施例に限定されない。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る一部の実施例の鍋と調理器具を説明する。
実施例一:
図1乃至図2に示すように、本発明に係る一部の実施例で提供する上蓋組立体は、蓋体10と蒸気弁60を含む。
蓋体10には、蒸気弁装着面101が設けられ、蒸気弁60が蒸気弁装着面101に取付けられ、蒸気弁60は、弁座30と、弁座30に覆設された弁蓋20とを含み、弁蓋20にはその周方向に沿って周回合わせ面201が設けられ、周回合わせ面201が蒸気弁装着面101に支持され、弁座30の底部合わせ面301と蒸気弁装着面101との間に隙間がある。
本発明の上記実施例で提供する上蓋組立体によると、弁蓋20にはその周方向に沿って周回合わせ面201が設けられ、蒸気弁60を蓋体10の蒸気弁装着面101に取り付ける時、弁蓋20の周回合わせ面201は蓋体10の蒸気弁装着面101と先に接触し、弁座30の底部合わせ面301と蒸気弁装着面101との間に隙間があり、即ち弁座30は浮く状態となり、そうすると、弁座30の底部合わせ面301、又は、蓋体10の蒸気弁装着面101が熱を受けることによって変形しアーチ状になる時に、蒸気弁60全体が突き上げられて密封シールから脱出することを防止するので、密封不良、蒸気漏れの問題を避け、製品使用の信頼性を保証する。
発明の一実施例において、図1乃至図2に示すように、弁蓋20はその周方向に沿って下向きに延びて周回合わせ面201を形成し、且つ周回合わせ面201は弁座30の底部合わせ面301より、下向きに突出する。
弁蓋20と弁座30とを組み立て蒸気弁60を構成し、弁蓋20の周回合わせ面201は弁座30の底部合わせ面301より、下向きに突出することで、蒸気弁60を蓋体10に取り付ける時に、弁蓋20の周回合わせ面201から蓋体10の蒸気弁装着面101までの距離より、弁座30の底部合わせ面301から蓋体10の蒸気弁装着面101までの距離が大きく、このため、弁蓋20の周回合わせ面201は蓋体10の蒸気弁装着面101と先に接触し、弁座30の底部合わせ面301から蓋体10の蒸気弁装着面101までの距離が大きいため、弁座30は浮く状態となり、弁座30の底部合わせ面301、又は、蓋体10の蒸気弁装着面101が熱を受けることによって変形しアーチ状になる時に、蒸気弁60全体が突き上げられて密封シールから脱出することを防止するので、密封不良、蒸気漏れの問題を避け、製品使用の信頼性を保証する。
本発明の他の実施例において、蒸気弁装着面101には、周回合わせ面201と対応して設けられると共に、上向きに突出する支持台が設けられ、周回合わせ面201が支持台に支持される。
蒸気弁装着面101の周回合わせ面201と対応する位置に、上向きに突出する支持台が設けられ、弁蓋20と弁座30とを組み立て蒸気弁60を構成し、且つ蓋体10に取り付ける時に、弁蓋20の周回合わせ面201が蒸気弁装着面101の支持台に支持され、そうすると、弁蓋20の周回合わせ面201は蓋体10の蒸気弁装着面101と先に接触し、弁座30の底部合わせ面301から蓋体10の蒸気弁装着面101までの距離が大きいため、弁座30は浮く状態となり、弁座30の底部合わせ面301、又は、蓋体10の蒸気弁装着面101が熱を受けることによって変形しアーチ状になる時に、蒸気弁60全体が突き上げられて密封シールから脱出することを防止するので、密封不良、蒸気漏れの問題を避け、製品使用の信頼性を保証する。
上記実施例において、図1乃至図2に示すように、弁座30の底部合わせ面301と、蒸気弁装着面101との間の隙間は1mm〜10mmであることが好ましい。
弁座30の底部合わせ面301と、蓋体10の蒸気弁装着面101との間の隙間を1mm〜10mm、具体的に、例えば1mm、3mm、5mm、7mm、10mmに設計することで、両者の隙間が小さ過ぎることにより当該隙間が弁座30又は蓋体10の変形を相殺できないという問題を避けると共に、両者の隙間が大き過ぎることにより上蓋組立体全体の構造がコンパクトにならないという問題を避ける。当然、弁座30の底部合わせ面301と、蓋体10の蒸気弁装着面101との間の隙間は上記具体的な限定に限らず、当該隙間の大きさは弁座30の底部合わせ面301、又は、蓋体10の蒸気弁装着面101の具体的な変形量に応じて決めることができる。
本発明の一実施例において、図1乃至図2に示すように、蒸気弁装着面101には、蒸気口102が開口して設けられ、弁蓋20と弁座30との間で蒸気通路を限定し、蒸気通路の蒸気入口303と蒸気口102とは気密に連通する。
蒸気が蒸気口102を介して蒸気通路に入り、蒸気通路の蒸気排出口232を介して排出される。逆流穴が蒸気入口に接近して設けられることが好ましい。
さらに、図1乃至図2に示すように、弁座30の底部合わせ面301には下向きに突出する装着凸台302が設けられ、装着凸台302には蒸気入口303が設けられ、蒸気口102には密封シール40が設けられ、装着凸台302は密封シール40に挿入されると共に、密封シール40と嵌合固定される。
さらに、図1乃至図2に示すように、密封シール40の側壁面には、内に突出するリミットリブ401が設けられ、装着凸台302の側壁面とリミットリブ401の内側の端面とは締まり嵌めである。
装着する際、密封シール40を蓋体10の蒸気口102に取付けて、弁蓋20と弁座30と嵌め合わせなどの方式を採用して組み立てて蒸気弁60を構成し、それから、蒸気弁60を蓋体10の蒸気弁装着面101に取付けて、蒸気弁60を下に押し付けることで、蒸気弁60の装着凸台302を密封シール40に挿入させて嵌合固定し、蒸気弁60の蓋体10における安定な取付けを実現すると共に、密封シール40で蒸気弁60を密封して、蓋体10の蒸気口102と蒸気弁60で限定された蒸気通路とが気密に連通することを保証する。
本発明の他の実施例において、弁座装着凸台の外側には、密封シールが設けられ、装着凸台と密封シールは蒸気口に挿入されると共に、蒸気口と嵌合固定される。さらに、密封シールの外側壁面には外に突出するリミットリブ401が設けられ、蒸気口の内側壁面とリミットリブ401の外端面とは締まり嵌めである。
本発明の一実施例において、図2に示すように、蒸気弁装着面101は左右が開き且つ後端が開いた装着面であり、弁蓋20の左右側面は蒸気弁装着面101の左右エッジと揃い、弁蓋20の後端面は蒸気弁装着面101の後端エッジと揃う。
蒸気弁装着面101は左右が開き且つ後端が開いた装着面であり、即ち蒸気弁装着面101は囲まれた取付け溝ではなく、開放面であるため、洗浄盲点を防ぎ、蒸気弁装着面101を洗浄することが有利である。また、蓋体10には囲まれた取付け溝がないため、このように、蒸気弁60の大きさを空間上で限定することがなく、蒸気弁60の寸法を増加することによって、蒸気の蒸気弁60内における流動距離を効果的に増加でき、蒸気に混じられた米粒や、重湯などの蒸気弁60内における逆流距離を増加させ、優れた溢れ防止效果を果たす。弁蓋20の左右側面は蒸気弁装着面101の左右エッジと揃い、弁蓋20の後端面は装着面の後端エッジと揃うことで、蒸気弁60を効果的に大きく加工すると共に、上蓋組立体の外観效果を保証できる。
図4に示すように、弁座30には逆流穴304が設けられ、逆流穴304内にはリターン弁が設けられ、弁座30の底部合わせ面301のエッジから逆流穴304に接近する方向へ、弁座30の底部合わせ面301が全体的に下向きに傾いていることが好ましい。
弁座30の底部合わせ面301のエッジから逆流穴304に接近する方向へ、弁座30の底部合わせ面301が全体的に下向きに傾いていることで、逆流穴304が弁座30の底部合わせ面301の最低点の所に位置され、凝縮水の自重を十分に利用して、蒸気弁60キャビティにおける凝縮水、重湯などの逆流を加速させ、凝縮水が蒸気弁60キャビティに溜まって排出できないことを避ける。蒸気弁装着面のエッジに沿って逆流穴304に接近する方向へ、弁座30の底部合わせ面301の下方にある蒸気弁装着面が、全体的に下向きに傾いていることが好ましい。
蒸気弁60には第1吸引部材が設けられ、蓋体10には第1吸引部材と磁気引き込み可能な第2吸引部材が対応して設けられることで、蒸気弁60は第1吸引部材と第2吸引部材との間の吸引力によって、蓋体10に吸引されることが好ましい。
蒸気弁60に第1吸引部材を設け、蓋体10に第1吸引部材と対応すると共に、第1吸引部材と磁気引き込み可能な第2吸引部材を設けることで、蒸気弁60を蓋体10に固定する強固性を更に向上させる。蒸気弁60は熱を受けて変形して、蒸気弁60が正常の取付位置からずれる時に、第1吸引部材と第2吸引部材との間の吸引力は、蒸気弁60が熱を受けて変形することによる蓋体10に対する蒸気弁60の運動を相殺或いは低減することができ、蒸気弁60と蓋体10との間の隙間が増加することを避け、蒸気弁60を効果的に蓋体10の蒸気弁装着面に固定させる。
さらに、第2吸引部材が支持台内又は支持台真下にある蓋体10内に設けられ、第1吸引部材が弁蓋20の支持台の真上にある位置に設けられる。当然、第1吸引部材と第2吸引部材との間の吸引力で、蒸気弁60を蓋体10の正しい位置に取り付けると共に、蒸気弁60が熱を受けることで突き上げられることを防ぐことを保証できれば、第1吸引部材と第2吸引部材は他の位置に設置することもできる。
実施例二:
図3乃至図4に示すように、上蓋組立体であって、調理器具に用いられ、蓋体10と蒸気弁60を含むのは実施例一と異なる点である。蓋体10には蒸気弁装着面101が設けられ、蒸気弁60が蒸気弁装着面101に取付けられ、蒸気弁60は弁座30と弁座30に覆設された弁蓋20とを含み、蒸気弁装着面101には弁蓋20と対応して設けられると共に、上向きに突出する支持台111が設けられ、弁蓋20が支持台111に(図3乃至図4に示すように、弁蓋20のA箇所が支持台111に支持される)支持され、且つ支持台111の少なくとも一部が弁座30の底部合わせ面301の少なくとも一部より、上向きに突出し、又は、支持台111の最高点は弁座30の底部合わせ面301の最低点と揃い、且つ弁座30の底部合わせ面301と、その下方にある蒸気弁装着面101との間に(図3乃至図4におけるB箇所に示すように)隙間がある。
本発明の上記実施例で提供する上蓋組立体によると、蒸気弁装着面101の弁蓋20と対応する位置が、上向きに突出して支持台111を形成し、弁蓋20が支持台111の上面に支持され、且つ支持台111の上面の少なくとも一部が弁座30の少なくとも一部の底部合わせ面301より、上向きに突出し、又は、支持台111の最高点は弁座30の底部合わせ面301の最低点と揃い(支持台111の最高点と弁座30の底部合わせ面301の最低点とは、同一の水平面にある)、且つ蒸気弁装着面101の弁座30の底部合わせ面301下方に位置する一部は、弁座30の底部合わせ面301との間に隙間があり、これは、蒸気弁装着面101の弁座30の底部合わせ面301真下に位置する一部と、弁座30の底部合わせ面301との間に隙間があること、及び/又は、蒸気弁装着面101の弁座30の底部合わせ面301の斜め下に位置する一部と、弁座30の底部合わせ面301との間に隙間があることを含み、そうすると、蒸気弁60を蓋体10の蒸気弁装着面101に取り付ける時に、弁蓋20は蒸気弁装着面101の支持台111と先に接触し、弁座30の底部合わせ面301と、蒸気弁装着面101の弁座30の底部合わせ面301の下方に位置する一部との間に隙間があり、即ち弁座30は浮く状態となり、このため、弁座30の底部合わせ面301、又は、蓋体10の蒸気弁装着面101が熱を受けることによって変形しアーチ状になる時に、蒸気弁60全体が突き上げられて密封シール40から脱出することを防止するので、密封不良、蒸気漏れの問題を避け、製品使用の信頼性を保証する。
具体的な実施例において、図3に示すように、支持台111は、周回のリング状支持台111である。蒸気弁装着面101には一つの支持台111が設けられる。支持台111は蒸気弁装着面101の周方向に沿って連続的に分布して、周回のリング状支持台111を形成しても良く、当然、支持台111は周回ではなく、例えば、支持台111は半円形に囲んでも良い。
他の具体的な実施例において、蒸気弁装着面101に間隔を開けて分布する複数の支持台111が設けられ、弁蓋20が複数の支持台111に支持される。蒸気弁装着面101に、間隔を開けて分布する複数の支持台111が設けられ、弁蓋20が複数の支持台111に支持され、さらに、複数の支持台111は、蒸気弁装着面101において均一的に分布する。
弁蓋20が支持台111の上面に支持され、且つ支持台111の上面は平面であり、弁蓋20と、支持台111の上面に対応する位置も、対応して平面に設置することが好ましい。
弁座30の底部合わせ面301と、その下方にある蒸気弁装着面101との間の隙間は1mm〜10mmであることが好ましい。
弁座30の底部合わせ面301と、その下方にある蒸気弁装着面101との間の隙間を1mm〜10mm、具体的に、例えば1mm、3mm、5mm、7mm、10mmに設計することで、両者の隙間が小さ過ぎることによる、当該隙間が弁座30又は蓋体10の変形を相殺できないという問題を避けると共に、両者の隙間が大き過ぎることによる、上蓋組立体全体の構造がコンパクトにならないという問題を避ける。当然、弁座30の底部合わせ面301と、その下方にある蒸気弁装着面101との間の隙間は、上記具体的な限定に限らず、当該隙間の大きさは弁座30の底部合わせ面301、又は、蓋体10の蒸気弁装着面101の具体的な変形量に応じて決めることができる。
実施例三:
図5乃至図6に示すように、本発明の一部実施例で提供する上蓋組立体によると、上蓋50と蒸気弁60を含む。
上蓋50には蒸気弁装着位置501が設けられ、蒸気弁装着位置501には蒸気口102が開口して設けられ、蒸気弁60が蒸気弁装着位置501に取付けられ、且つ蒸気口102と連通する蒸気通路を有し、蒸気弁60は上蓋50の上面の少なくとも1/2を覆う。
本発明の上記実施例で提供する上蓋組立体によると、寸法が大きな蒸気弁60の設計コンセプトを採用し、蒸気弁60の寸法は上蓋50寸法の1/2を超えることで、蒸気弁60キャビティの容積を増加させ、蒸気の蒸気弁60における流動距離を増加して、炊飯器の炊飯過程における溢れ防止性能を顕著に向上させ、従来の蒸気弁60キャビティの容積が小さいことにより溢れ防止性能が悪いという問題を解決し、同時に、溢れない前提で、ハイパワー加熱の上限を極めて向上させることができ、炊飯食感を改善することが有利であり、且つ蒸気弁60の寸法が上蓋50寸法の半分を超え、つまり、上蓋50の半分以上の面積は、蒸気弁60と共に外して洗うことができ、そうすると、上蓋50はさらに洗浄し易くなり、製品の洗浄の便利性を大幅に増加させる。
上記実施例において、図5乃至図6に示すように、蒸気弁装着位置501は左右が開いた装着面を有し、蒸気弁60の左右側面は、装着面の左右エッジと揃うことが好ましい。
蒸気弁装着位置501は左右が開いた装着面を有することで、蒸気弁60の大きさは蒸気弁装着位置501の空間制限によって大きく加工できないという問題を避け、蒸気弁60の寸法を増加することで、優れた溢れ防止效果を果たし、且つ蒸気弁装着位置501の洗浄が便利である。蒸気弁60の左右側面は、装着面の左右エッジと揃うように設計することで、上蓋組立体の全体的な外観效果を効果的に保証し、上蓋組立体の外観設計要求を満たすことが好ましい。
上記実施例において、図5乃至図6に示すように、蒸気弁装着位置501は後端が開いた装着面を有し、蒸気弁60の後端面は装着面の後端エッジと揃うことが好ましい。
蒸気弁装着位置501は後端が開放された装着面を有し、蒸気弁60の大きさは蒸気弁装着位置501の空間制限によって大きく加工できないという問題を避け、蒸気弁60の寸法を増加することによって、優れた溢れ防止效果を果たし、且つ蒸気弁装着位置501の洗浄が便利である。蒸気弁60の後端面は装着面の後端エッジと揃うように設計することで、上蓋組立体の全体的な外観效果を効果的に保証し、上蓋組立体の外観設計要求を満たすことが好ましい。
図5乃至図6に示しように、蒸気弁装着位置501は左右が開き且つ後端が開いた装着面を有し、即ち蒸気弁装着位置501は囲まれた取付け溝ではなく、開放された面であり、このため、蒸気弁装着位置501に洗浄盲点があるという問題を効果的に解決し、蒸気弁装着位置501を洗浄することが便利である。上蓋50には囲まれた取付け溝構造がないため、蒸気弁60の大きさは空間上で制限されなく、蒸気弁60の大きさが蒸気弁装着位置501の空間制限によって、大きく加工できないという問題を避け、蒸気弁60の寸法を増加することによって、優れた溢れ防止效果を果たし、且つ溢れない前提で、ハイパワー加熱の上限を向上させ、炊飯食感を改善することが更に好ましい。
本発明の一実施例において、蒸気弁60は、上蓋50の全ての上面を覆う。
調理器具、例えば炊飯器の本体にコントロールパネル70を設計した製品について、蒸気弁60は上蓋50の全ての上面を覆うことで、蒸気弁60の寸法を最大化に増加し、溢れ防止の效果を更に向上させる。
本発明の他の実施例において、図5乃至図6に示すように、上蓋50にはパネル装着位置が設けられ、パネル装着位置にはコントロールパネル70が取付けられ、蒸気弁60の前後の長さh1は上蓋50の前後の長さh2の1/2以上である。
調理器具、例えば炊飯器の上蓋50にコントロールパネル70を設計した製品について、蒸気弁60の前後の長さh1は上蓋50の前後の長さh2の1/2以上とすることで、コントロールパネル70の設計要求を保証する前提で、蒸気弁60の前後の長さを増加することによって、蒸気が蒸気弁60キャビティにおける流動距離を効果的に増加し、炊飯器で炊飯する時の溢れ防止效果を向上させる。蒸気弁60は上蓋50のコントロールパネル70以外の全ての上面を覆うことが好ましい。
上記実施例において、図5乃至図6に示すように、蒸気弁装着位置501の前端面全体は平面となり、蒸気弁60の前端面全体は蒸気弁装着位置501の前端面と適応する平面となることが好ましい。
蒸気弁装着位置501と蒸気弁60の前端面とは共に平面に設計することで、蒸気弁装着位置501及び蒸気弁60の加工が更に便利になると共、上蓋組立体の全体的な外観效果を満たす。当然、蒸気弁装着位置501及び蒸気弁60の前端面は、必要に応じてアーチ面など他の形状に設計することができ、本発明の設計構想を逸脱しない限り、全ては本発明の保護範囲内に含まれる。
上記実施例において、図6に示すように、蒸気弁60の底部には下向きに延びる装着凸台を有し、装着凸台には、蒸気通路の蒸気入口が開口して設けられ、蒸気口102内には密封シール40が設けられ、装着凸台が密封シール40に挿入されると共に、密封シール40と嵌合固定されることが好ましい。
上記実施例において、図6に示すように、蒸気弁装着位置501の前端部で、後ろに向けて開口している挿入溝603を限定し、蒸気弁60の前端部には前に突出する挿入用リブ601が設けられ、挿入用リブ601は挿入溝603内に挿入してストッパとなることが好ましい。
装着する際、蒸気弁60の前端を斜め下に、上蓋50の蒸気弁装着位置501に挿入し、蒸気弁60前端の挿入用リブ601を蒸気弁装着位置501の前端で限定された挿入溝603内に挿入し、それから、蒸気弁60を押し付けて、蒸気弁60の装着凸台を上蓋50の蒸気口102の密封シール40内に挿入して嵌合固定することによって、蒸気弁60の蒸気弁装着位置501における安定な取付けを実現し、蒸気弁60の上下左右の揺れを避け、蒸気弁60と蒸気弁装着位置501との隙間を減少して、上蓋組立体の外観效果を保証する。
本発明の一実施例において、図5乃至図6に示すように、蒸気弁60は、弁座30と、弁座30に覆設されると共に、弁座30と連結して蒸気通路を形成し、上蓋50の上面の少なくとも1/2を覆う弁蓋20と、を含む。
蒸気弁60の外観效果及び装着要求を保証するために、通常、蒸気弁60の弁蓋20の寸法は、弁座30の寸法以上であるため、蒸気弁60の弁蓋20寸法は少なくとも上蓋50寸法の半分より大きいということを保証する。
上記実施例において、図5及び図6に示すように、弁蓋20には飾り蓋体602が取付けられ、飾り蓋体602は弁蓋20の上面を覆うことが好ましい。
飾り蓋体602は弁蓋20の上面を覆い、飾り蓋体602は飾りの作用を果たし、特に、寸法が相対的に大きな蒸気弁60に対しては、弁蓋20の寸法を増加するのに伴い、弁蓋20の強度が低下し、熱を受けて変形し易くなるが、弁蓋20の上面に飾り蓋体602を覆うことによって、弁蓋20が熱を受けることによる変形を遮り、飾り蓋体602の飾り效果は更に顕著になる。
実施例四:
実施例一と実施例三との組み合わせであり、図1、図2、図5及び図6に示すように、この際、実施例三における上蓋50は、具体的に、蓋体10であっても良く、上蓋50の蒸気弁装着位置501は、具体的に、蓋体10の蒸気弁装着面101であっても良い。
上蓋組立体であって、蓋体10と蒸気弁60を含む。蓋体10には蒸気弁装着面101が設けられ、蒸気弁60が蒸気弁装着面101に取付けられ、蒸気弁60は弁座30と弁座30に覆設された弁蓋20とを含み、弁蓋20にはその周方向に沿って周回合わせ面201が設けられ、周回合わせ面201が蒸気弁装着面101に支持され、弁座30の底部合わせ面301と蒸気弁装着面101との間に隙間がある。
弁蓋20は、その周方向に沿って、下向きに延びて周回合わせ面201を形成し、且つ周回合わせ面201は、弁座30の底部合わせ面301より、下向きに突出することが好ましい。
蒸気弁装着面101には、周回合わせ面201と対応して設けられると共に、上向きに突出する支持台が設けられ、周回合わせ面201が支持台に支持されることが好ましい。
弁座30の底部合わせ面301と蒸気弁装着面101との間の隙間は1mm〜10mmであることが好ましい。
弁座30には逆流穴304が設けられ、逆流穴304にはリターン弁が設けられ、弁座30の底部合わせ面301のエッジから逆流穴304に接近する方向へ、弁座30の底部合わせ面301が、全体的に下向きに傾いていることが好ましい。
蒸気弁60には第1吸引部材が設けられ、蓋体10には第1吸引部材と磁気吸引可能な第2吸引部材が対応して設けられることで、蒸気弁60は、第1吸引部材と第2吸引部材との間の吸引力によって、蓋体10に吸引されることが好ましい。
蒸気弁装着面101には蒸気口102が開口して設けられ、弁蓋20と弁座30との間で蒸気通路を限定し、蒸気通路の蒸気入口303と蒸気口102とは気密に連通することが好ましい。
弁座30の底部合わせ面301には下向きに突出する装着凸台302が設けられ、装着凸台302には蒸気入口303が開口して設けられ、蒸気口102内に密封シール40が設けられ、装着凸台302が密封シール40に挿入されると共に、密封シール40と嵌合固定され、又は、装着凸台302外側に密封シール40が設けられ、装着凸台302と密封シール40は蒸気口102に挿入されると共に、蒸気口102と嵌合固定されることが好ましい。
密封シール40の側壁面に、内に突出するリミットリブ401が設けられ、装着凸台302の側壁面とリミットリブ401の内側の端面とは締まり嵌めであり、又は、密封シール40の外側壁面に、外に突出するリミットリブ401が設けられ、蒸気口102の内側壁面とリミットリブ401の外端面とは締まり嵌めである。
蒸気弁装着面101は、左右が開き且つ後端が開いた装着面であり、弁蓋20の左右側面は、蒸気弁装着面101の左右エッジと揃い、弁蓋20の後端面は、蒸気弁装着面101の後端エッジと揃う。
蒸気弁60は、蓋体10の上面の少なくとも1/2を覆う。
蒸気弁60は蓋体10の全ての上面を覆う。
蓋体10にはパネル装着位置が設けられ、パネル装着位置にはコントロールパネル70が設けられ、蒸気弁60の前後の長さは、蓋体10の前後の長さの1/2以上である。
弁蓋20は蓋体10の上面の少なくとも1/2を覆う。
弁蓋20には飾り蓋体602が設けられ、飾り蓋体602は弁蓋20の上面を覆う。
実施例五:
実施例二と実施例三との組み合わせであり、図3、図4、図5及び図6に示すように、この際、実施例三における上蓋50は、具体的に蓋体10であっても良く、上蓋50の蒸気弁装着位置501は、具体的に蓋体10の蒸気弁装着面101であっても良い。
上蓋組立体は蓋体10と蒸気弁60を含むのは実施例四と異なる所である。蓋体10には蒸気弁装着面101が設けられ、蒸気弁60が蒸気弁装着面101に取付けられ、蒸気弁60は、弁座30と弁座30に覆設された弁蓋20とを含み、蒸気弁装着面101には弁蓋20と対応して設けられると共に、上向きに突出する支持台111が設けられ、弁蓋20が支持台111に支持され、且つ支持台111の少なくとも一部が弁座30の底部合わせ面301の少なくとも一部より、上向きに突出し、又は、支持台111の最高点は弁座30の底部合わせ面301の最低点と揃い、弁座30の底部合わせ面301と、その下方にある蒸気弁装着面101との間に隙間がある。支持台111は周回のリング状支持台111であり、又は、蒸気弁装着面101に間隔を開けて分布する複数の支持台111が設けられ、弁蓋20が複数の支持台111に支持される。弁座30の底部合わせ面301と、その下方にある蒸気弁装着面101との間の隙間は1mm〜10mmである。
実施例六:
実施例一と実施例三との組み合わせであり、この際、実施例一における蓋体10は上蓋50であっても良く、実施例一における蒸気弁装着面101は蒸気弁装着位置501であっても良いのは実施例四と異なる所である。
上蓋組立体であって、上蓋50と蒸気弁60を含む。上蓋50には蒸気弁装着位置501が設けられ、蒸気弁装着位置501には蒸気口102が開口して設けられ、蒸気弁60が蒸気弁装着位置501に取り付けられ、且つ蒸気口102と連通する蒸気通路を有し、蒸気弁60は、上蓋50の上面の少なくとも1/2を覆う。
蒸気弁装着位置501は、左右が開いた装着面を有し、蒸気弁60の左右側面は、装着面の左右エッジと揃うことが好ましい。
蒸気弁装着位置501は、後端が開いた装着面を有し、蒸気弁60の後端面は、装着面の後端エッジと揃うことが好ましい。
蒸気弁60は、上蓋50の全ての上面を覆うことが好ましい。
上蓋50にはパネル装着位置が設けられ、パネル装着位置にコントロールパネル70が取り付けられ、蒸気弁60の前後の長さは、上蓋50の前後の長さの1/2以上であることが好ましい。
蒸気弁装着位置501の前端面は、全体的に平面となり、蒸気弁60の前端面は、全体的に蒸気弁装着位置501の前端面と適応する平面となることが好ましい。
蒸気弁60の底部は下向きに延びる装着凸台302を有し、装着凸台302には、蒸気通路の蒸気入口303が開口して設けられ、蒸気口102内には密封シール40が設けられ、装着凸台302が密封シール40に挿入されると共に、密封シール40と嵌合固定されることが好ましい。
蒸気弁60は、弁座30と、弁座30に覆設されると共に、弁座30と連結して、蒸気通路を形成し、上蓋50の上面の少なくとも1/2を覆う弁蓋20と、を含むことが好ましい。
弁蓋20には、飾り蓋体602が取り付けられ、飾り蓋体602は、弁蓋20の上面を覆うことが好ましい。
弁蓋20には、その周方向に沿って周回合わせ面201が設けられ、周回合わせ面201が蒸気弁装着位置501に支持され、弁座30の底部合わせ面301と蒸気弁装着位置501との間に隙間がある。さらに、蒸気弁装着位置は、上端が開放されると共に底面を有する取付構造であり、周回合わせ面201が蒸気弁装着位置501の底面に支持され、弁座30の底部合わせ面301と蒸気弁装着位置501の底面との間に隙間があることが好ましい。
弁蓋20は、その周方向に沿って、下向きに延びる周回合わせ面201を形成し、且つ周回合わせ面201は、弁座30の底部合わせ面301より、下向きに突出することが好ましい。
蒸気弁装着位置501には、周回合わせ面201と対応して設けられると共に、上向きに突出する支持台が設けられ、周回合わせ面201が支持台に支持される。
弁座30の底部合わせ面301と蒸気弁装着位置501との間の隙間は1mm〜10mmである。
弁座30には逆流穴304が設けられ、逆流穴304内にはリターン弁が設けられ、弁座30の底部合わせ面301のエッジから逆流穴304に接近する方向へ、弁座30の底部合わせ面301は、全体的に下向きに傾いている。
蒸気弁60には第1吸引部材が設けられ、上蓋50には第1吸引部材と磁気引き込み可能な第2吸引部材が対応して設けられることで、蒸気弁60は第1吸引部材と第2吸引部材との間の吸引力によって、上蓋50に吸引される。
密封シール40の側壁面には内に突出するリミットリブ401が設けられ、装着凸台302の側壁面とリミットリブ401の内側の端面とは締まり嵌めであり、又は、密封シール40の外側壁面には外に突出するリミットリブ401が設けられ、蒸気口102の内側壁面とリミットリブ401の外端面とは締まり嵌めである。
実施例七:
実施例二と実施例三との組み合わせであり、図3、図4、図5及び図6に示すように、この際、実施例二における蓋体10は上蓋50であっても良く、実施例二における蒸気弁装着面101は蒸気弁装着位置501であっても良いのは実施例五と異なる所である。
上蓋組立体であって、上蓋50と蒸気弁60を含む。上蓋50には蒸気弁装着位置501が設けられ、蒸気弁装着位置501には蒸気口102が開口して設けられ、蒸気弁60が蒸気弁装着位置501に取り付けられ、且つ蒸気口102と連通する蒸気通路を有し、蒸気弁60は上蓋50の上面の少なくとも1/2を覆う。
蒸気弁装着位置501は左右が開いた装着面を有し、蒸気弁60の左右側面は装着面の左右エッジと揃うことが好ましい。
蒸気弁装着位置501は後端が開いた装着面を有し、蒸気弁60の後端面は装着面の後端エッジと揃うことが好ましい。
蒸気弁60は上蓋50の全ての上面を覆うことが好ましい。
上蓋50にはパネル装着位置が設けられ、パネル装着位置にコントロールパネル70が取り付けられ、蒸気弁60の前後の長さは、上蓋50の前後の長さの1/2以上であることが好ましい。
蒸気弁装着位置501の前端面は、全体的に平面となり、蒸気弁60の前端面は、全体的に蒸気弁装着位置501の前端面と適応する平面となることが好ましい。
蒸気弁60の底部には下向きに延びる装着凸台302を有し、装着凸台302には、蒸気通路の蒸気入口303が開口して設けられ、蒸気口102内には密封シール40が設けられ、装着凸台302が密封シール40に挿入されると共に、密封シール40と嵌合固定されることが好ましい。
蒸気弁60は弁座30と弁蓋20を含み、弁蓋20が弁座30に覆設され、且つ弁座30と連結して蒸気通路を形成し、弁蓋20は上蓋50の上面の少なくとも1/2を覆う。
弁蓋20には飾り蓋体602が設けられ、飾り蓋体602は、弁蓋20の上面を覆う。
蒸気弁装着位置501には弁蓋20と対応して設けられると共に、上向きに突出する支持台111が設けられ、弁蓋20が支持台111に支持され、且つ支持台111の少なくとも一部が、弁座30の底部合わせ面301の少なくとも一部より上向きに突出し、又は、支持台111の最高点は、弁座30の底部合わせ面301の最低点と揃い、弁座30の底部合わせ面301と、その下方にある蒸気弁装着位置501との間に隙間がある。さらに、蒸気弁装着位置は上端が開放されると共に、底面を有する取付構造であり、支持台が蒸気弁装着位置501の底面に位置され、弁座30の底部合わせ面301と、その下方にある蒸気弁装着位置501の底面との間に隙間がある。
支持台111は周回のリング状支持台111であり、又は、蒸気弁装着位置501には、間隔を開けて分布する複数の支持台111が設けられ、弁蓋20が複数の支持台111に支持される。
弁座30の底部合わせ面301と、その下方にある蒸気弁装着位置501との間の隙間は1mm〜10mmである。
弁座30には逆流穴304が設けられ、逆流穴304内にはリターン弁が設けられ、弁座30の底部合わせ面301のエッジから逆流穴304に接近する方向へ、弁座30の底部合わせ面301が、全体的に下向きに傾いている。
蒸気弁60には第1吸引部材が設けられ、上蓋50には第1吸引部材と磁気引き込み可能な第2吸引部材が対応して設けられることで、蒸気弁60は第1吸引部材と第2吸引部材との間の吸引力によって、上蓋50に吸引される。
密封シール40の側壁面には内に突出するリミットリブ401が設けられ、装着凸台302の側壁面とリミットリブ401の内側の端面とは締まり嵌めであり、又は、密封シール40の外側壁面には外に突出するリミットリブ401が設けられ、蒸気口102の内側壁面とリミットリブ401の外端面とは締まり嵌めである。
本発明の第4態様の実施例は、上記いずれかに記載の上蓋組立体を含み、且つ上記いずれかに記載の上蓋組立体の有益效果を有する調理器具を提供する(図示せず)。
本発明の一実施例において、前記調理器具は炊飯器である。
当然、前記調理器具は、上記炊飯器以外に、上蓋50に蒸気弁60が取り付けられて蒸気を排出する他の調理器具であっても良く、本発明の設計構想を逸脱しない限り、全ては本発明の保護範囲に含まれる。
以上のように、本発明の実施例で提供する上蓋組立体によると、一つには、寸法が大きな蒸気弁の設計コンセプトを採用し、蒸気弁の寸法が、上蓋の寸法の1/2を超えることで、蒸気弁キャビティの容積を増加させ、蒸気が蒸気弁における流動距離を増加して、炊飯器の炊飯過程における溢れ防止性能を顕著に向上させ、同時に、溢れない前提で、ハイパワー加熱の上限を極めて向上することができ、炊飯の食感を改善することが有利であり、且つ、蒸気弁の寸法が、上蓋寸法の半分を超え、つまり、上蓋の半分以上の面積は、蒸気弁と共に外して洗うことができ、そうすると、上蓋は更に洗浄し易くなり、製品の洗浄の便利性を大幅に増加させる。弁蓋にその周方向に沿って周回合わせ面を設けることで、蒸気弁を蓋体の蒸気弁装着面に取り付ける時に、弁蓋の周回合わせ面は蓋体の蒸気弁装着面と先に接触し、弁座の底部合わせ面と蒸気弁装着面との間に隙間があり、即ち弁座は浮く状態となり、このため、弁座の底部合わせ面、又は、蓋体の蒸気弁装着面が熱を受けることによって変形しアーチ状になる時に、蒸気弁全体が突き上げられて密封シールから脱出することを防止するので、密封不良、蒸気漏れの問題を避け、製品使用の信頼性を保証する。
添付特許請求があることに関わらず、本発明は、以下の項目に限定される:
1.上蓋組立体であって、蒸気弁装着面が設けられる蓋体と、前記蒸気弁装着面に取り付けられ、弁座と前記弁座に覆設された弁蓋とを含む蒸気弁と、を含み、前記弁蓋には、その周方向に沿って周回合わせ面が設けられ、前記周回合わせ面が前記蒸気弁装着面に支持され、前記弁座の底部合わせ面と前記蒸気弁装着面との間に隙間があることを特徴とする上蓋組立体。
2.前記弁蓋は、その周方向に沿って下向きに延びて前記周回合わせ面を形成し、且つ前記周回合わせ面は、前記弁座の底部合わせ面より下向きに突出することを特徴とする項目1に記載の上蓋組立体。
3.前記蒸気弁装着面には、前記周回合わせ面と対応して設けられると共に、上向きに突出する支持台が設けられ、前記周回合わせ面が前記支持台に支持されることを特徴とする項目1に記載の上蓋組立体。
4.前記弁座の底部合わせ面と、前記蒸気弁装着面との間の隙間は1mm〜10mmであることを特徴とする項目1に記載の上蓋組立体。
5.上蓋組立体であって、調理器具に用いられ、蒸気弁装着面が設けられる蓋体と、前記蒸気弁装着面に取り付けられ、弁座と前記弁座に覆設された弁蓋とを含む蒸気弁と、を含み、前記蒸気弁装着面には、前記弁蓋と対応して設けられると共に、上向きに突出する支持台が設けられ、前記弁蓋が前記支持台に支持され、且つ前記支持台の少なくとも一部が、前記弁座の底部合わせ面の少なくとも一部より上向きに突出し又は前記支持台の最高点は前記弁座の底部合わせ面の最低点と揃い、前記弁座の底部合わせ面と、その下方にある前記蒸気弁装着面との間に隙間があることを特徴とする上蓋組立体。
6.前記支持台は、周回のリング状支持台であり、又は、前記蒸気弁装着面に、間隔を開けて分布する複数の前記支持台が設けられ、前記弁蓋が複数の前記支持台に支持されることを特徴とする項目5に記載の上蓋組立体。
7.前記弁座の底部合わせ面と、その下方にある前記蒸気弁装着面との間の隙間は1mm〜10mmであることを特徴とする項目5に記載の上蓋組立体。
8.前記弁座には、逆流穴が設けられ、前記逆流穴内には、リターン弁が設けられ、前記弁座の底部合わせ面のエッジから前記逆流穴に接近する方向へ、前記弁座の底部合わせ面が、全体的に下向きに傾いていることを特徴とする項目5乃至7の中のいずれかに記載の上蓋組立体。
9.前記蒸気弁には、第1吸引部材が設けられ、前記蓋体には、前記第1吸引部材と磁気引き込み可能な第2吸引部材が設けられることで、前記蒸気弁は、前記第1吸引部材と前記第2吸引部材との間の吸引力によって、前記蓋体に吸引されることを特徴とする項目5乃至7の中のいずれかに記載の上蓋組立体。
10.前記蒸気弁装着面には、蒸気口が開口して設けられ、前記弁蓋と前記弁座との間で蒸気通路を限定し、前記蒸気通路の蒸気入口と前記蒸気口とは気密に連通することを特徴とする前記項目の中のいずれかに記載の上蓋組立体。
11.前記弁座の底部合わせ面には、下向きに突出する装着凸台が設けられ、前記装着凸台には、前記蒸気入口が開口して設けられ、前記蒸気口内に密封シールが設けられ、前記装着凸台が前記密封シールに挿入されると共に、前記密封シールと嵌合固定され、又は、前記装着凸台の外側に密封シールが設けられ、前記装着凸台と密封シールは、前記蒸気口に挿入されると共に、前記蒸気口と嵌合固定されることを特徴とする項目10に記載の上蓋組立体。
12.前記密封シールの側壁面に内に突出するリミットリブが設けられ、前記装着凸台の側壁面と前記リミットリブの内側の端面とは締まり嵌めであり、又は、前記密封シールの外側壁面に外に突出するリミットリブが設けられ、前記蒸気口の内側壁面と前記リミットリブの外端面とは締まり嵌めであることを特徴とする項目11に記載の上蓋組立体。
13.前記蒸気弁装着面は、左右が開き且つ後端が開いた装着面であり、前記弁蓋の左右の側面は、前記蒸気弁装着面の左右エッジと揃い、前記弁蓋の後端面は、前記蒸気弁装着面の後端エッジと揃うことを特徴とする前記項目の中のいずれかに記載の上蓋組立体。
14.前記蒸気弁は、前記蓋体の上面の少なくとも1/2を覆うことを特徴とする前記項目の中のいずれかに記載の上蓋組立体。
15.前記蒸気弁は、前記蓋体の全ての上面を覆うことを特徴とする項目14に記載の上蓋組立体。
16.前記蓋体に、コントロールパネルを取り付けるパネル装着位置が設けられ、前記蒸気弁の前後の長さは、前記蓋体の前後の長さの1/2以上であることを特徴とする項目14に記載の上蓋組立体。
17.前記弁蓋は、前記蓋体の上面の少なくとも1/2を覆うことを特徴とする項目14に記載の上蓋組立体。
18.前記弁蓋には、前記弁蓋の上面を覆う飾り蓋体が設けられていることを特徴とする前記項目の中のいずれかに記載の上蓋組立体。
19.上蓋組立体であって、
蒸気口を開口して設ける蒸気弁装着位置が設けられる上蓋と、
前記蒸気弁装着位置に取り付けられると共に、前記蒸気口と連通する蒸気通路を有し、前記上蓋の上面の少なくとも1/2を覆う蒸気弁と、を含むことを特徴とする上蓋組立体。
20.前記蒸気弁装着位置は、左右が開いた装着面を有し、前記蒸気弁の左右側面は、前記装着面の左右エッジと揃うことを特徴とする項目19に記載の上蓋組立体。
21.前記蒸気弁装着位置は、後端が開いた装着面を有し、前記蒸気弁の後端面は、前記装着面の後端エッジと揃うことを特徴とする項目19に記載の上蓋組立体。
22.前記蒸気弁は、前記上蓋の全ての上面を覆うことを特徴とする項目19乃至21の中のいずれかに記載の上蓋組立体。
23.前記上蓋には、コントロールパネルを取り付けるパネル装着位置が設けられ、前記蒸気弁の前後の長さは、前記上蓋の前後の長さの1/2以上であることを特徴とする項目19乃至21の中のいずれかに記載の上蓋組立体。
24.前記蒸気弁装着位置の前端面は、全体的に平面となり、前記蒸気弁の前端面は、全体的に前記蒸気弁装着位置の前端面と適応する平面となることを特徴とする項目23に記載の上蓋組立体。
25.前記蒸気弁の底部には、下向きに延びる装着凸台を有し、前記装着凸台には前記蒸気通路の蒸気入口が開口して設けられ、前記蒸気口内には、密封シールが設けられ、前記装着凸台が前記密封シールに挿入されると共に、前記密封シールと嵌合固定されることを特徴とする項目19乃至21の中のいずれかに記載の上蓋組立体。
26.前記蒸気弁は、弁座と、前記弁座に覆設されると共に、前記弁座と連結して前記蒸気通路を形成し、前記上蓋の上面の少なくとも1/2を覆う弁蓋と、を含むことを特徴とする項目19乃至21の中のいずれかに記載の上蓋組立体。
27.前記弁蓋には、前記弁蓋の上面を覆う飾り蓋体が取り付けられていることを特徴とする項目26に記載の上蓋組立体。
28.前記弁蓋には、その周方向に沿って周回合わせ面が設けられ、前記周回合わせ面が前記蒸気弁装着位置に支持され、前記弁座の底部合わせ面と前記蒸気弁装着位置との間に隙間があることを特徴とする項目26に記載の上蓋組立体。
29.前記弁蓋は、その周方向に沿って、下向きに延びて前記周回合わせ面を形成し、且つ前記周回合わせ面は、前記弁座の底部合わせ面より下向きに突出することを特徴とする項目28に記載の上蓋組立体。
30.前記蒸気弁装着位置には、前記周回合わせ面と対応して設けられると共に、上向きに突出する支持台が設けられ、前記周回合わせ面が前記支持台に支持されることを特徴とする項目28に記載の上蓋組立体。
31.前記弁座の底部合わせ面と前記蒸気弁装着位置との間の隙間は1mm〜10mmであることを特徴とする項目28に記載の上蓋組立体。
32.前記蒸気弁装着位置には、前記弁蓋と対応して設けられると共に、上向きに突出する支持台が設けられ、前記弁蓋が前記支持台に支持され、且つ前記支持台の少なくとも一部が、前記弁座の底部合わせ面の少なくとも一部より上向きに突出し、又は、前記支持台の最高点は、前記弁座の底部合わせ面の最低点と揃い、前記弁座の底部合わせ面と、その下方にある前記蒸気弁装着位置との間に隙間があることを特徴とする項目26に記載の上蓋組立体。
33.前記支持台は周回のリング状支持台であり、又は、前記蒸気弁装着位置には、間隔を開けて分布する複数の前記支持台が設けられ、前記弁蓋が複数の前記支持台に支持されることを特徴とする項目32に記載の上蓋組立体。
34.前記弁座の底部合わせ面と、その下方にある前記蒸気弁装着位置との間の隙間は1mm〜10mmであることを特徴とする項目32に記載の上蓋組立体。
35.前記弁座には、逆流穴が設けられ、前記逆流穴内には、リターン弁が設けられ、前記弁座の底部合わせ面のエッジから前記逆流穴に接近する方向へ、前記弁座の底部合わせ面は、全体的に下向きに傾いていることを特徴とする項目28乃至34の中のいずれかに記載の上蓋組立体。
36.前記蒸気弁には、第1吸引部材が設けられ、前記上蓋には、前記第1吸引部材と磁気引き込み可能な第2吸引部材が対応して設けられることで、前記蒸気弁は前記第1吸引部材と前記第2吸引部材との間の吸引力によって、前記上蓋に吸引されることを特徴とする項目19乃至35の中のいずれかに記載の上蓋組立体。
37.前記密封シールの側壁面に内に突出するリミットリブが設けられ、前記装着凸台の側壁面と前記リミットリブの内側の端面とは締まり嵌めであり、又は、前記密封シールの外側壁面に外に突出するリミットリブが設けられ、前記蒸気口の内側壁面と前記リミットリブの外端面とは締まり嵌めであることを特徴とする項目25に記載の上蓋組立体。
38.調理器具であって、前記項目の中のいずれかに記載の上蓋組立体を含むことを特徴とする調理器具。
39.前記調理器具は炊飯器であることを特徴とする項目38に記載の調理器具。
以上、理解を容易にするために、説明及び具体的な例示を挙げて、本発明を説明したが、本発明の趣旨に基づいて、添付特許請求の精神又は範囲を脱出しない限り、本発明に対する変更及び修正は、当業者にとって明らかである。本明細書に用いられる用語は、具体的な実施方式を説明するのみに用いられ、本発明の範囲を表すことではないように理解すべきである。
本明細書の説明において、明確且つ具体的な限定がない限り、用語である「複数の」は、二つ又は二つ以上である。限定又は説明がない限り、「連続」、「取付け」などの用語の意味は広く理解されるべきであり、例えば、「連続」は固定連続であっても、取り卸し可能な連続であっても、又は一体的に連続であってもよく、直接的に接続することや、中間媒体を介して間接的に接続することも可能である。当業者にとって、具体的な状況に応じて上記用語の本発明中の具体的な意味を利用することができる。
本明細書の説明において、「上」、「下」、「前」、「後」、「左」、「右」などの用語で示す方位又は位置関係は図面に示す方位又は位置関係であり、本発明を説明し易い、又は説明を簡単にするだけに用いられ、示している装置またはセットは必ず特定の方向を有し、特定の方位構造と操作を有することを表す又は暗示することではないことを理解されるべきであり、そのため、本発明に対する制限とみなされるべきではない。
本明細書の説明において、用語である「一つの実施例」、「いくつかの実施例」、「具体的な例示」などの記述は、該実施例又は例示に説明された具体的な特徴、構造、材料が本発明の少なくとも一実施例又は例示に含まれていることを示している。本明細書において、上記用語の説明は、必ず同一の実施例又は例示を示しているではない。また、説明した具体的な特徴、構造、材料は、任意の一つ又は複数の実施例又は例示中において適当の方式で結合できる。
以上は、本発明の好適な実施例に過ぎず、本発明を限定するものではない。当業者であれば本発明に様々な変更や変形が可能である。本発明の精神や原則内での全ての変更、置換、改良などは本発明の保護範囲内に含まれる。
ここで、図1ないし図6における符号と部品名との対応関係は以下のとおりである。
10:蓋体、101:蒸気弁装着面、102:蒸気口、111:支持台、20:弁蓋、201:周回合わせ面、232:蒸気排出口、30:弁座、301:底部合わせ面、302:装着凸台、303:蒸気入口、304:逆流穴、40:密封シール、401:リミットリブ、50:上蓋、501:蒸気弁装着位置、60:蒸気弁、601:挿入用リブ、602:飾り蓋体、603:挿入溝、70:コントロールパネル。

Claims (24)

  1. 上蓋組立体であって、
    蒸気弁装着面が設けられる蓋体と、
    前記蒸気弁装着面に取り付けられ、弁座と、前記弁座に覆設された弁蓋とを含む蒸気弁と、を含み、
    前記弁蓋には、その周方向に沿って、周回合わせ面が設けられ、
    前記周回合わせ面が前記蒸気弁装着面に支持され、
    前記弁座の底部合わせ面と前記蒸気弁装着面との間に隙間があることを特徴とする上蓋組立体。
  2. 前記弁蓋は、その周方向に沿って下向きに延びて前記周回合わせ面を形成し、且つ前記周回合わせ面は、前記弁座の底部合わせ面より下向きに突出することを特徴とする請求項1に記載の上蓋組立体。
  3. 前記蒸気弁装着面には、前記周回合わせ面と対応して設けられると共に、上向きに突出する支持台が設けられ、前記周回合わせ面が前記支持台に支持されることを特徴のとする請求項1に記載の上蓋組立体。
  4. 前記弁座の底部合わせ面と、前記蒸気弁装着面との間の隙間は1mm〜10mmであることを特徴とする請求項1に記載の上蓋組立体。
  5. 上蓋組立体であって、調理器具に用いられ、
    蒸気弁装着面が設けられる蓋体と、
    前記蒸気弁装着面に取り付けられ、弁座と、前記弁座に覆設された弁蓋とを含む蒸気弁と、を含み、
    前記蒸気弁装着面には、前記弁蓋と対応して設けられると共に、上向きに突出する支持台が設けられ、前記弁蓋が前記支持台に支持され、且つ前記支持台の少なくとも一部が、前記弁座の底部合わせ面の少なくとも一部より上向きに突出し又は前記支持台の最高点は前記弁座の底部合わせ面の最低点と揃い、前記弁座の底部合わせ面と、その下方にある前記蒸気弁装着面との間に隙間があることを特徴とする上蓋組立体。
  6. 前記支持台は、周回のリング状支持台であり、
    又は、前記蒸気弁装着面に、間隔を開けて分布する複数の前記支持台が設けられ、前記弁蓋が複数の前記支持台に支持されることを特徴とする請求項5に記載の上蓋組立体。
  7. 前記弁座の底部合わせ面と、その下方にある前記蒸気弁装着面との間の隙間は1mm〜10mmであることを特徴とする請求項5に記載の上蓋組立体。
  8. 前記弁座には、逆流穴が設けられ、前記逆流穴内には、リターン弁が設けられ、
    前記弁座の底部合わせ面のエッジから前記逆流穴に接近する方向へ、前記弁座の底部合わせ面が、全体的に下向きに傾いていることを特徴とする請求項5に記載の上蓋組立体。
  9. 前記蒸気弁には、第1吸引部材が設けられ、前記蓋体には、前記第1吸引部材と磁気吸引可能な第2吸引部材が対応して設けられることで、前記蒸気弁は、前記第1吸引部材と前記第2吸引部材との間の吸引力によって、前記蓋体に吸引されることを特徴とする請求項5乃至8のいずれか一項に記載の上蓋組立体。
  10. 前記蒸気弁装着面には、蒸気口が開口して設けられ、前記弁蓋と前記弁座との間で蒸気通路を限定し、前記蒸気通路の蒸気入口と前記蒸気口とは気密に連通することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか一項に記載の上蓋組立体。
  11. 前記弁座の底部合わせ面には、下向きに突出する装着凸台が設けられ、前記装着凸台には、前記蒸気入口が開口して設けられ、
    前記蒸気口内に密封シールが設けられ、前記装着凸台が前記密封シールに挿入されると共に、前記密封シールと嵌合固定され、
    又は、前記装着凸台の外側に密封シールが設けられ、前記装着凸台と密封シールは、前記蒸気口に挿入されると共に、前記蒸気口と嵌合固定されることを特徴とする請求項10に記載の上蓋組立体。
  12. 前記密封シールの側壁面に、内に突出するリミットリブが設けられ、前記装着凸台の側壁面と前記リミットリブの内側の端面とは締まり嵌めであり、
    又は、前記密封シールの外側壁面に、外に突出するリミットリブが設けられ、前記蒸気口の内側壁面と前記リミットリブの外端面とは締まり嵌めであることを特徴とする請求項11に記載の上蓋組立体。
  13. 前記蒸気弁装着面は、左右が開き且つ後端が開いた装着面であり、前記弁蓋の左右の側面は、前記蒸気弁装着面の左右エッジと揃い、前記弁蓋の後端面は、前記蒸気弁装着面の後端エッジと揃うことを特徴とする請求項1乃至12のいずれか一項に記載の上蓋組立体。
  14. 上蓋組立体であって、
    蒸気口を開口して設ける蒸気弁装着位置が設けられる上蓋と、
    前記蒸気弁装着位置に取り付けられると共に、前記蒸気口と連通する蒸気通路を有し、前記上蓋の上面の少なくとも1/2を覆う蒸気弁と、を含むことを特徴とする上蓋組立体。
  15. 前記蒸気弁装着位置は、左右が開いた装着面を有し、前記蒸気弁の左右の側面は、前記装着面の左右のエッジと揃うことを特徴とする請求項14に記載の上蓋組立体。
  16. 前記蒸気弁装着位置は、後端が開いた装着面を有し、前記蒸気弁の後端面は、前記装着面の後端のエッジと揃うことを特徴とする請求項14に記載の上蓋組立体。
  17. 前記蒸気弁は、前記上蓋の全ての上面を覆うことを特徴とする請求項14乃至16のいずれか一項に記載の上蓋組立体。
  18. 前記上蓋には、コントロールパネルを取り付けるパネル装着位置が設けられ、前記蒸気弁の前後の長さは、前記上蓋の前後の長さの1/2以上であることを特徴とする請求項14乃至16のいずれか一項に記載の上蓋組立体。
  19. 前記蒸気弁装着位置の前端面は、全体的に平面となり、前記蒸気弁の前端面は、全体的に前記蒸気弁装着位置の前端面と適応する平面となることを特徴とする請求項18に記載の上蓋組立体。
  20. 前記蒸気弁の底部には、下向きに延びる装着凸台を有し、前記装着凸台には、前記蒸気通路の蒸気入口が開口して設けられ、
    前記蒸気口内には、密封シールが設けられ、前記装着凸台が前記密封シールに挿入されると共に、前記密封シールと嵌合固定されることを特徴とする請求項14乃至16のいずれか一項に記載の上蓋組立体。
  21. 前記蒸気弁は、
    弁座と、
    前記弁座に覆設されると共に、前記弁座と連結して前記蒸気通路を形成し、前記上蓋の上面の少なくとも1/2を覆う弁蓋と、を含む請求項14乃至16のいずれか一項に記載の上蓋組立体。
  22. 前記弁蓋には、前記弁蓋の上面を覆う飾り蓋体が取り付けられていることを特徴とする請求項21に記載の上蓋組立体。
  23. 調理器具であって、請求項1乃至22のいずれか一項に記載の上蓋組立体を含むことを特徴とする調理器具。
  24. 前記調理器具は炊飯器であることを特徴とする請求項23に記載の調理器具。
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