JP2019507943A - 非熱的大気圧プラズマを生成する装置および方法 - Google Patents

非熱的大気圧プラズマを生成する装置および方法 Download PDF

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Abstract

本発明は、第1の圧電トランス(1)と、第2の圧電トランス(101)と、入力電圧を圧電トランス(1,101)の各々に印加するように構成された駆動回路とを備える非熱的大気圧プラズマを生成する装置に関し、第1のトランス(1)に印加される入力電圧は、第2のトランス(101)に印加される入力電圧に対して90°位相シフトしている。本発明はさらに、少なくとも1つの第1の圧電トランス(1)および第2の圧電トランス(101)を用いて非熱的大気圧プラズマを生成する方法に関する。【選択図】 図2C

Description

本発明は、非熱的大気圧プラズマを生成する装置およびプラズマを生成する方法に関する。
この装置は、特に、第1の圧電トランスと第2の圧電トランスとを備え、装置の出力側ではプロセスガスのイオン化に使用することができる高電位が生成される。圧電トランスによって生成されるプラズマが作用することができる体積は、原理的には、圧電トランスの出力側の前の領域に制限される。多くの場合、特に工業用途では、より大きな領域を処理することが必要である。トランスの相互障害をもたらすことなく可能な限り互いに近接して配置される複数の圧電トランスは、このために適切に使用されるべきである。
180°位相シフトした入力電圧を含む、互いに短い距離で配置された複数の圧電トランスを動作させることは、欧州特許第1902599号明細書によって公知である。しかしここで、トランスによって生成されたプラズマの相互消火は不可避であることが見出されている。
本発明の目的は、特に、トランスの相互障害をもたらすことなく複数の圧電トランスを互いに小さな間隔で配置することを可能にする非熱的大気圧プラズマを生成するための改善された装置を開示することである。さらなる目的は、非熱的大気圧プラズマを生成するための改善された方法を開示することである。
これらの目的は、請求項1に記載の装置および第2の独立請求項に記載の方法によって達成される。
第1の圧電トランスと、第2の圧電トランスと、駆動回路とを備える非熱的大気圧プラズマ発生装置が提案されている。駆動回路は、入力電圧を各圧電トランスに印加するように構成され、第1のトランスに印加される入力電圧は、第2のトランスに印加される入力電圧に対して90°位相シフトしている。
本明細書における位相シフトは常に相対的に述べられる。したがって、プラス方向90°の正の位相シフトまたはマイナス方向90°の負の位相シフトが明示的に言及される場合を除いて、90°の位相シフトの引用は位相シフトの大きさとみなすことができる。
両方の圧電トランスが互いに90°シフトした入力電圧で動作すると、第1の圧電トランスおよび第2の圧電トランスにおいてプラズマ生成が常に交互に発生する。このようにして、2つのトランスがプラズマを同時に生成することを回避することが可能であり、それによって2つのプラズマ生成が互いに悪影響を与える。第1のトランスおよび第2のトランスを用いてプラズマを交互に生成することによって、改善されたプラズマ生成率を達成することができる。
第1の圧電トランスおよび第2の圧電トランスを、互いに5cm未満の距離で配置することができる。トランス間の短い距離は、2つのトランスがプラズマ生成中に互いに干渉しないので有効である。2つのトランスは、互いに少なくとも5mmの距離を有するべきである。
駆動回路は、圧電トランスに印加される入力電圧の各々が同じ周波数を有するように構成することができる。さもなければ、異なる周波数の結果として入力電圧が離れて移動するので、90°の位相シフトを連続動作で維持することができなくなる。ビート周波数および関連するビート周波数効果もまた、この場合に生じる。ビート周波数の形成は、トランスが同じ周波数で駆動されるので回避することができる。
トランスは、研削加工によって同じ長さ、したがって同じ共振周波数に調整することができる。装置の圧電トランスの共振周波数の平均値から得られる周波数を、トランスの駆動のために代替的に選択することができる。
この装置は別の圧電トランスをさらに備えることができ、駆動回路は、互いに直近に配置されたトランスの入力電圧がそれぞれ互いに90°位相シフトしているように、入力電圧をトランスに印加するように構成されてもよい。
別の圧電トランスを用いることにより、圧電トランスの数を増加させることで同時に処理することができる面積が増大するような装置で大面積を処理することが可能になる。
圧電トランスを互いに平行に配置して、単一の行を形成することができる。
圧電トランスを互いに平行に配置して、少なくとも2つの行と少なくとも2つの列とを含むアレイを形成することができる。駆動回路を、アレイの同一対角線上に配置されたトランスの入力電圧がそれぞれ互いに0°位相シフトしているように、入力電圧をトランスに印加するように構成することができる。
第1の圧電トランスおよび第2の圧電トランスを、それぞれの出力側前面が互いに対向するように配置することができる。ここで、例えば箔などの処理される物体は、2つのトランスの出力側前面の間に形成された間隙を通過することができる。物体の2つの互いに反対側の表面を、装置によって生成されたプラズマに同時に適切にさらすことができる。
代替的または追加的に、装置は、互いに平行に配置され、かつ単一の行を形成する第1の圧電トランスおよび別の圧電トランスを備える第1の組の圧電トランスと、互いに平行に配置され、かつ単一の行を形成する第2の圧電トランスおよび別の圧電トランスを備える第2の組の圧電トランスとを備えることができる。第1の組の圧電トランスおよび第2の組の圧電トランスを互いに対向して配置することができ、駆動回路は、互いに直近に配置されたトランスの入力電圧がそれぞれ互いに90°位相シフトしているように、さらに、互いに対向するトランスの入力電圧がそれぞれ互いに90°位相シフトしているように、入力電圧を行の各トランスに印加するように構成される。
代替的または追加的に、装置は、互いに平行に配置され、かつ少なくとも2つの列と少なくとも2つの行とを含むアレイを形成する第1の圧電トランスおよび別の圧電トランスを備える第1の組の圧電トランスと、互いに平行に配置され、かつ少なくとも2つの列と少なくとも2つの行とを含むアレイを形成する第2の圧電トランスおよび別の圧電トランスを備える第2の組の圧電トランスとを備えることができる。第1の組の圧電トランスおよび第2の組の圧電トランスを互いに対向して配置することができ、駆動回路は、互いに直近に配置されたトランスの入力電圧がそれぞれ互いに90°位相シフトしているように、アレイの同一対角線上に配置されたトランスの入力電圧がそれぞれ互いに0°位相シフトしているように、さらに、互いに対向するトランスの入力電圧がそれぞれ互いに90°位相シフトしているように、入力電圧を各トランスに印加するように構成される。
さらなる態様によれば、本発明は、少なくとも1つの第1の圧電トランスおよび第2の圧電トランスを用いて非熱的大気圧プラズマを生成する方法に関し、互いに90°位相シフトした入力電圧が、第1の圧電トランスおよび第2の圧電トランスにそれぞれ印加される。
この方法は、特に上記の装置を用いて実施することができる。したがって、装置に関連して開示された各機能的特徴および構造的特徴もまた、この方法に関連していてもよい。
本発明を、図面を参照して以下により詳細に説明する。
圧電トランスの斜視図を示す図である。 2つの圧電トランスを用いたプラズマ生成を示しており、図中の各トランスに印加される入力電圧は、互いに位相シフトが変化する。 2つの圧電トランスを用いた別のプラズマ生成を示しており、図中の各トランスに印加される入力電圧は、互いに位相シフトが変化する。 2つの圧電トランスを用いたさらに別のプラズマ生成を示しており、図中の各トランスに印加される入力電圧は、互いに位相シフトが変化する。 トランスの出力側前面で生成される出力電圧の曲線を示す図である。 トランスの出力側前面で生成される出力電圧の別の曲線を示す図である。 圧電トランスが単一の行に配置されたプラズマ生成装置を示す図である。 圧電トランスのアレイを示す図である。 圧電トランスが互いに対向しているプラズマ生成装置を示す図である。
図1は、圧電トランス1の斜視図を示している。圧電トランス1は、特に非熱的大気圧プラズマを生成する装置に用いることができる。
圧電トランス1は、圧電性に基づく型の共振トランスであり、従来の磁気トランスとは対照的に電気機械システムを表している。圧電トランス1は、例えばローゼン型トランスである。
圧電トランス1は入力領域2と出力領域3とを含み、出力領域3は、長手方向zにおいて入力領域2に接続されている。入力領域2では、圧電トランス1は交流電圧が印加される電極4を備える。電極4は、圧電トランス1の長手方向zに延在している。電極4は、長手方向zに垂直な積層方向xにおいて圧電材料5と交互に積層されている。ここで、圧電材料5は積層方向xに分極している。
電極4は圧電トランス1の内部に配置され、内部電極とも呼ばれる。圧電トランス1は、第1の側面6と、第1の側面6とは反対側に位置する第2の側面7とを含む。第1の側面6には、第1の外部電極8が配置されている。第2の側面7には、第2の外部電極(図示せず)が配置されている。内部に位置する電極4は、第1の外部電極8または第2の外部電極のいずれかに積層方向xにおいて交互に電気的に接続されている。
圧電トランス1は、第1の側面6および第2の側面7に直交して互いに反対側に配置された第3の側面20および第4の側面21をさらに含む。第3の側面20および第4の側面21の表面に対する法線は、それぞれ積層方向xを指している。
入力領域2を、電極4の間に印加される低交流電圧で駆動することができる。入力側に印加された交流電圧は、圧電効果の結果として最初に機械的振動に変換される。この場合、機械的振動の周波数は主に圧電トランス1の形状および機械的構成に依存する。
出力領域3は圧電材料9を備え、内部電極を有さない。出力領域の圧電材料9は、長手方向zに分極している。出力領域3の圧電材料9は入力領域2の圧電材料5と同じ材料とすることができ、圧電材料5および9はそれぞれの分極方向が異なってもよい。出力領域3では、圧電材料9は長手方向zに完全に分極した単一のモノリシック層に形成される。この場合、出力領域3内の圧電材料9は単一の分極方向のみを有する。
入力領域2内の電極4に交流電圧が印加されると、機械波が圧電材料5および9の内部に生じ、圧電効果により出力電圧が出力領域3に生成される。出力領域3は、出力側前面10を含む。電圧は、前面10と入力領域2の電極4の端部との間の出力領域3にこうして生成される。この場合、出力側前面10に高電圧が発生する。この場合、高い電位差は出力側前面と圧電トランスの環境との間にも生じ、プロセスガスをイオン化する強電界を生成するのに十分である。
このようにして、圧電トランス1は、電気励起によってガスまたは液体をイオン化することが可能な高電界を生成する。ここで、それぞれのガスまたはそれぞれの液体の原子または分子はイオン化されてプラズマを形成する。イオン化は、圧電トランス1の表面における電界強度がプラズマの点火電界強度を超えた場合に常に生じる。原子または分子のイオン化に必要な電界強度は、本明細書ではプラズマの点火電界強度と呼ばれる。
図2A〜図2Cは、第1の圧電トランス1と第2の圧電トランス101とを備える装置によるプラズマ生成を概略的に示している。装置はさらに、2つのトランス1および101の各々に入力電圧を印加することを可能にする駆動回路を備える。
第1のトランス1および第2のトランス101は、互いに平行に配置されている。特に、第1のトランス1の出力領域3は、第2のトランス101の出力領域103の直近に配置されている。第1のトランスの出力側前面10と第2のトランス101の出力側前面110との表面法線は互いに平行である。第1のトランス1と第2のトランス101との間には間隙11がある。
非熱的大気圧プラズマを生成する装置において複数の圧電トランス1および101を用いることにより、より大きな面積をプラズマによって同時に処理することが可能になる。効率的な処理設計のために、特に工業的用途では、大面積を短い処理時間で非熱的大気圧プラズマにさらすことが可能なことが重要である。
図2Aは、それぞれの入力電圧が2つのトランス1および101に印加される、本発明以外による配置を示しており、第1のトランス1の入力電圧および第2のトランス101の入力電圧は、互いに位相シフトしていない。この場合、正弦波入力電圧は2つのトランス1および101の各々に印加される。したがって、出力側前面10および110で生成された電位の時間的経過もまた、同じ時点で2つのトランス1および101において最大電位が生成される正弦波進行に続く。
2つのトランス1および101によって生成された電位の電界パターンは、図2Aにおいて破線で示されている。ここで、破線はそれぞれ等電位線である。
図2Aでは、それぞれの出力側前面10および110の2つのトランス1および101において最大電位が生成されるある時点における、電位の進行が観察されている。電位の進行の結果、2つのトランス1と101との間の間隙11の電位はほぼ一定のままである。これとは対照的に、間隙11から離れる出力側前面10および110の縁部には高電界勾配が生じる。本図に破線で描かれた等電位線は互いに近接している。
プラズマを点火するには、高電界勾配が必要である。したがって、2つの圧電トランス1と101との間の間隙11の領域において、電位の等化のためにプラズマが点火されない状況では、プラズマ生成とともに2つのトランス1および101が同相駆動される。この場合に限って、十分な高電界勾配が存在するので、プラズマ点火は、間隙11から見て外方を向く出力側前面10および110の縁部でのみ行われる。
圧電トランス1および101のこの駆動で生成することができるプラズマの量は、単一の圧電トランス1によって達成可能なプラズマの量よりもそれほど多くはない。
図2Bは、本発明以外による2つの圧電トランス1および101のさらなる駆動を示している。ここで、それぞれの正弦波入力電圧は2つの圧電トランス1および101の各々に印加され、前記電圧は互いに180°位相シフトしている。
したがって、同じ時点で第2の圧電トランス101の出力側前面110が最大負電位となる場合、第1の圧電トランス1の出力側前面10が最大正電位となる。
この場合、高電界勾配が、特に2つの圧電トランス1と101との間の間隙11に生じる。したがって、第1の圧電トランス1では、第2の圧電トランス101に強く向けたプラズマビームが生成されるプラズマ点火が行われる。第2の圧電トランス101では、第1の圧電トランス1に強く向けたプラズマビームが生成されるプラズマ点火が行われる。
間隙11から離れる出力側前面10および110の縁部には、間隙11と比較してより低い電界勾配が生じる。したがって、プラズマ点火はこれらの縁部では行われない。したがって、この場合に生成されるプラズマ量は、全体として、単一の圧電トランス1によって同時に生成可能なプラズマの量よりも著しく大きくはない。
ここで、図2Cでは、第2の圧電トランス101に印加される入力電圧に対して90°位相シフトした入力電圧を第1の圧電トランス1に印加する駆動が観察されている。2つの入力電圧は、各々が正弦波の進行を有する。
この場合、第1の圧電トランス1の出力側前面10に生成される電位は、第2の圧電トランス101が本質的に電界を伴わない場合に最大電位に達する。したがって、第1の圧電トランス1によるプラズマ生成は、第2の圧電トランス101の影響を大きく受けない。
第2の圧電トランス101の出力側前面110に生成される電位は、第1の圧電トランス1が本質的に電界を伴わない場合に最大電位にさらに達する。したがって、第2の圧電トランス101によるプラズマ生成もまた、第1の圧電トランス1の影響を大きく受けない。
したがって、図2Cに記載の構成は、単一の圧電トランス1で達成可能なプラズマ生成速度よりも著しく高いプラズマ生成速度をもたらす。さらに、生成されたプラズマは正面方向に生成され、大きな立体角にわたって均一に分布される。
図3は、第1の圧電トランス1の出力側前面10で生成された電位と、第2の圧電トランス101の出力側前面110で生成された電位との時間的経過を示している。ここで、曲線Uは、第1の圧電トランス1の出力側前面10で生成された電位の時間的経過を示し、曲線Uは、第2の圧電トランス101の出力側前面110で生成された電位の時間的経過を対応的に示している。第2の圧電トランス101に印加される入力電圧は、第1の圧電トランス1に印加される入力電圧に対してプラス方向に90°位相シフトしている。
誘電体バリア放電(DBD)を介して圧電トランス1によって、プラズマおよびオゾンを生成することができる。誘電体バリア放電によるプラズマ生成は、出力側前面10および110で生成された電位の変化率に大きく依存する。ここで、図3に示すように、互いに直近に配置された2つの圧電トランス1および101で生成された電位が互いに90°シフトしている場合、電位はそれぞれ交互に最大変化率を示す。
曲線Uは、例えば時点tにおける最大上昇率を示す。その一方で、曲線Uは時点tにおいて最小の変化しか示さない。時点tにおいて、プラズマは第1の圧電トランス1で適切に点火される一方で、プラズマは第2の圧電トランス101では点火されない。その結果、2つのトランス1および101は常に互いに交互にプラズマを生成するので、互いのプラズマ生成と干渉しない。
図4はまた、第1の圧電トランス1および第2の圧電トランス101の出力側前面10および110で生成される電位の進行を示しており、ここで、第2の圧電トランス101の入力電圧は第1の圧電トランス1の入力電圧に対して90°位相シフトしている。それぞれの他方のトランス1および101がほぼ一定の電位を示すと、各々が出力側の電位の最大上昇率を達成するので、2つのトランス1および101が常に互いに交互にプラズマを生成する図3において既に説明した構成に再び発展する。
したがって、2つのトランス1および101が駆動によって90°オフセットすることにより、幾何学的電界勾配、および2つのトランス1および101によって生成されたプラズマ量を最大にすることができるように生成された電界の変化率の時間的経過の両方の最適化が可能になる。
図5は、第1の圧電トランス1および第2の圧電トランス101に加えて、第3のトランス201と第4のトランス301とを備える非熱的大気圧プラズマを生成する装置を示している。さらに、装置はさらに多くの圧電トランスを備えることができる。ここで、圧電トランス1、101、201および301は互いに並列に配置されている。圧電トランスの出力側前面の表面法線は互いに平行である。
圧電トランス1、101、201および301はさらに、互いに小さな間隔で配置されている。圧電トランス1、101、201および301を、互いに5mm以上5cm未満の間隔で配置することができる。圧電トランス1、101、201および301は、一列に並ぶように配置されている。単一の行における圧電トランス1、101、201および301のこの配置は、例えば組立ライン上の箔をプラズマに効果的にさらすことを可能にする。
第1のトランス1は、第2のトランス101に直近に配置されている。第2のトランス101は、第1のトランス1および第3のトランス201などに直近に配置されている。
この装置はさらに、入力電圧を圧電トランス1、101、201および301の各々に印加する駆動回路を備える。ここで、入力電圧は、入力電圧が各々が互いに90°位相シフトしており、互いに直近に配置されたそれぞれの圧電トランスに印加されるように印加される。
ここで、第1の圧電トランス1、第2の圧電トランス101、第3の圧電トランス201および第4の圧電トランス301の駆動を例として考慮する。
第1の例示的な実施形態によれば、駆動回路は、同一の入力電圧を第1の圧電トランス1および第3の圧電トランス201にそれぞれ印加することができ、これは、第2の圧電トランス101および第4の圧電トランス301に、互いに位相シフトしていない入力電圧をそれぞれ印加し、かつ、第1のトランス1および第3のトランス201の入力電圧に対して90°位相シフトした入力電圧をそれぞれ印加することを意味している。
第2の例示的な実施形態では、第1のトランス1の入力電圧は0°の位相シフトを有し、第2のトランス101および第4のトランス301の入力電圧は、それぞれプラス方向90°の位相シフトを有し、第3のトランス201の入力電圧はプラス方向180°の位相シフトを有する。第1の圧電トランス1、第2の圧電トランス101、第3の圧電トランス201および第4の圧電トランス301に印加される入力電圧のさらなる可能な位相シフトは、以下の表から得ることができる。この場合、位相シフトは常に互いに関連して考慮されるべきである。したがって、正負の算術符号を含む全ての配列およびn°を介した位相シフトもまた可能である。
Figure 2019507943
第1の圧電トランス1、第2の圧電トランス101、第3の圧電トランス201および第4の圧電トランス301に印加される入力電圧のそれぞれの位相シフトを表に示す。この場合、位相シフトは常に互いに関連して考慮されるべきである。したがって、正負の算術符号を含む全ての配列もまた可能である。全ての位相シフトが任意の量n°だけシフトしている全てのシフトがさらに含まれる。
図6は、装置のさらなる例示的な実施形態を示している。ここで、装置の圧電トランス1、101、201および301の出力側前面10および110が平面図で示されている。圧電トランスは互いに平行に配置され、複数の行と複数の列とを含むアレイ1、101、201および301を形成する。第1のトランス1および第3のトランス201は、例えば1つの行に配置される。第1のトランス1および第2のトランス101は、1つの列に配置される。第1のトランス1および第4のトランス301は、同じ対角線に沿って配置される。第2のトランス101および第3のトランス201もまた、同じ対角線に沿って配置される。
トランス1、101、201および301は、互いに90°位相シフトした入力電圧が互いに直近に配置された圧電トランス1および101にそれぞれ供給されるように駆動される。ある対角線上に位置する圧電トランス1および301または101および201のそれぞれには、互いに位相シフトしていない入力電圧が供給される。これにより、対角線に沿ったプラズマの点火が防止される。
図7は、非熱的大気圧プラズマを生成する装置のさらなる例示的な実施形態を示している。ここで、第1の圧電トランス1および第2の圧電トランス101は互いに対向して配置されている。特に、第1の圧電トランス1の出力側前面10は、第2の圧電トランス101の出力側前面110の方に向いている。
この場合も、2つの圧電トランス1および101には、第1の圧電トランス1の入力電圧が、第2の圧電トランス101の入力電圧に対して90°位相シフトしているような性質の入力電圧が、駆動回路によって供給される。
図7に示す装置は、箔の2つの面をプラズマで同時に処理するのに特に適している。ここで、箔は、圧電トランス1および101の2つの出力側前面10と110との間に形成された中間領域12を通過することができる。この場合、箔の上側は第1の圧電トランス1の方に向くことができ、箔の下側は第2の圧電トランス101の方に向くことができる。第1の圧電トランス1は箔の上側を処理するプラズマを生成し、第2の圧電トランス101は箔の下側をプラズマ処理するプラズマを生成する。
圧電トランス1が単一の行または複数の列および複数の行を含むアレイを形成するように配置された図5および図6に示す例示的な実施形態は、逆向きの配置で実施することができる。ここで、第1の組の圧電トランスは、行またはアレイのいずれかを形成し、かつ、行またはアレイをさらに形成する第2の組の圧電トランスに対向して配置され得る。ここで、トランスには入力電圧が供給されるが、互いに直近に配置されたトランスの各々には互いに90°だけオフセットする入力電圧が供給されるべきであり、互いに対向するトランスにもまた、互いに90°だけオフセットする入力電圧が供給されるべきであり、対角線上に配置されたトランスの各々には同相の入力電圧が供給されるべきであることに留意されたい。
1 圧電トランス
2 入力領域
3 出力領域
4 電極
5 圧電材料
6 第1の側面
7 第2の側面
8 第1の外部電極
9 圧電材料
10 出力側前面
11 間隙
12 中間領域
101 第2の圧電トランス
103 出力領域
110 出力側前面
201 第3の圧電トランス
301 第4の圧電トランス
x 積層方向
z 長手方向

Claims (10)

  1. 非熱的大気圧プラズマを生成する装置であって、第1の圧電トランス(1)と、第2の圧電トランス(101)と、前記圧電トランス(1,101)の各々に入力電圧を印加するように構成された駆動回路とを備え、前記第1の圧電トランス(1)に印加される入力電圧が、前記第2の圧電トランス(101)に印加される入力電圧に対して90°位相シフトしている、装置。
  2. 前記第1の圧電トランス(1)と前記第2の圧電トランス(101)とが、互いに5cm未満の距離で配置されている、請求項1に記載の装置。
  3. 前記駆動回路が、前記第1の圧電トランス(1)に印加される入力電圧と、前記第2の圧電トランス(101)に印加される入力電圧とが同じ周波数を有するように構成されている、請求項1または2に記載の装置。
  4. 別の圧電トランス(201,301)を備え、前記駆動回路が、互いに直近に配置された前記第1および第2の圧電トランス(1,101)の入力電圧がそれぞれ互いに90°位相シフトしているように、前記第1、第2および別の圧電トランス(1,101,201,301)に入力電圧を印加するように構成されている、請求項1〜3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記圧電トランス(1,101,201,301)が、互いに平行に配置されて単一の行を形成している、請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記圧電トランス(1,101,201,301)が、互いに平行に配置されて、少なくとも2つの行と少なくとも2つの列とを含むアレイを形成しており、前記駆動回路が、前記アレイの同一対角線上に配置された前記圧電トランス(1,301)の入力電圧がそれぞれ互いに0°位相シフトしているように、前記圧電トランス(1,101,201,301)に入力電圧を印加するように構成されている、請求項4に記載の装置。
  7. 前記第1の圧電トランス(1)および前記第2の圧電トランス(101)が、それぞれの出力側前面(10,110)が互いに対向するように配置されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置。
  8. 第1の組の圧電トランスが、互いに平行に配置されて単一の行を形成する、前記第1の圧電トランス(1)および別の圧電トランスを備え、第2の組の圧電トランスが、互いに平行に配置されて単一の行を形成する、前記第2の圧電トランス(101)および別の圧電トランスを備え、前記第1の組の圧電トランスおよび前記第2の組の圧電トランスが互いに対向して配置されており、前記駆動回路が、互いに直近に配置された圧電トランスの入力電圧がそれぞれ互いに90°位相シフトしているように、さらに、互いに対向する前記圧電トランスの入力電圧がそれぞれ互いに90°位相シフトしているように、前記行の前記圧電トランスの各々に入力電圧を印加するように構成されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置。
  9. 第1の組の圧電トランスが、互いに平行に配置されて少なくとも2つの列と少なくとも2つの行とを含むアレイを形成する、前記第1の圧電トランス(1)および別の圧電トランスを備え、第2の組の圧電トランスが、互いに平行に配置されて少なくとも2つの列と少なくとも2つの行とを含むアレイを形成する、前記第2の圧電トランス(101)および別の圧電トランスを備え、前記第1の組の圧電トランスおよび前記第2の組の圧電トランスが互いに対向して配置されており、前記駆動回路が、互いに直近に配置された圧電トランスの入力電圧がそれぞれ互いに90°位相シフトしているように、前記アレイの同一対角線上に配置された圧電トランスの入力電圧がそれぞれ互いに0°位相シフトしているように、さらに、互いに対向する前記圧電トランスの入力電圧がそれぞれ互いに90°位相シフトしているように、前記圧電トランスの各々に入力電圧を印加するように構成されている、請求項1〜4のいずれか一項に記載の装置。
  10. 少なくとも1つの第1の圧電トランス(1)および第2の圧電トランス(101)を用いて非熱的大気圧プラズマを生成する方法であって、互いに90°位相シフトした入力電圧が、前記第1の圧電トランス(1)および前記第2の圧電トランス(101)にそれぞれ印加される、方法。

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