JP2019504014A5 - - Google Patents

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本発明及び本発明の様々な実施形態を説明する際に、明瞭化のために特定の用語が用いられる。しかしながら、本発明は、選択された特定の用語に限定されるように意図されていない。関連分野の当業者であれば、他の同等の構成要素を使用することができ、また、本発明の広い概念から逸脱することなく他の方法を開発することができることを認識するであろう。本明細書のいずれかにおいて引用される全ての参照文献は、それぞれが個別に組み込まれているかのように参照により組み込まれる。

本発明は、以下の態様を包含し得る。
[1]
クエチアピンに結合する単離抗体又は前記抗体の結合フラグメントであって、
a)配列番号3からなるアミノ酸配列を有する軽鎖可変領域と、配列番号4からなる前記アミノ酸配列を有する重鎖可変領域と、を含む、前記単離抗体若しくは前記抗体のフラグメント、
b)配列番号8からなるアミノ酸配列を有する軽鎖可変領域と、配列番号10からなる前記アミノ酸配列を有する重鎖可変領域と、を含む、前記単離抗体若しくは前記抗体のフラグメント、
c)配列番号9からなるアミノ酸配列を有する軽鎖可変領域と、配列番号10からなる前記アミノ酸配列を有する重鎖可変領域と、を含む、前記単離抗体若しくは前記抗体のフラグメント、又は
d)配列番号17からなるアミノ酸配列を有する軽鎖可変領域と、配列番号18からなる前記アミノ酸配列を有する重鎖可変領域と、を含む、前記単離抗体若しくは前記抗体のフラグメントを含む、単離抗体又は前記抗体の結合フラグメント。
[2]
前記抗体は、前記アミノ酸配列配列番号3を有する前記軽鎖可変領域と、前記アミノ酸配列配列番号4を有する前記重鎖可変領域と、を含む、上記[1]に記載の抗体。
[3]
前記抗体は、前記アミノ酸配列配列番号8を有する前記軽鎖可変領域と、前記アミノ酸配列配列番号10を有する前記重鎖可変領域と、を含む、上記[1]に記載の抗体。
[4]
前記抗体は、前記アミノ酸配列配列番号9を有する前記軽鎖可変領域と、前記アミノ酸配列配列番号10を有する前記重鎖可変領域と、を含む、上記[1]に記載の抗体。
[5]
前記抗体は、前記アミノ酸配列配列番号17を有する前記軽鎖可変領域と、前記アミノ酸配列配列番号18を有する前記重鎖可変領域と、を含む、上記[1]に記載の抗体。
[6]
前記抗体は、
a)配列番号3のアミノ酸残基43〜58を含む軽鎖相補性決定領域(CDR)1配列と、
b)配列番号3のアミノ酸残基74〜80を含む軽鎖CDR2配列と、
c)配列番号3のアミノ酸残基113〜121を含む軽鎖CDR3配列と、
d)配列番号4のアミノ酸残基50〜54を含む重鎖CDR1配列と、
e)配列番号4のアミノ酸残基69〜84を含む重鎖CDR2配列と、
f)配列番号4のアミノ酸残基117〜126を含む重鎖CDR3配列と、を含む、上記[1]に記載の抗体。
[7]
前記抗体は、
a)配列番号8のアミノ酸残基43〜58を含む軽鎖CDR1配列と、
b)配列番号8のアミノ酸残基74〜80を含む軽鎖CDR2配列と、
c)配列番号8のアミノ酸残基113〜121を含む軽鎖CDR3配列と、
d)配列番号10のアミノ酸残基49〜54を含む重鎖CDR1配列と、
e)配列番号10のアミノ酸残基69〜84を含む重鎖CDR2配列と、
f)配列番号10のアミノ酸残基120〜130を含む重鎖CDR3配列と、を含む、上記[1]に記載の抗体。
[8]
前記抗体は、
a)配列番号9のアミノ酸残基46〜56を含む軽鎖CDR1配列と、
b)配列番号9のアミノ酸残基72〜78を含む軽鎖CDR2配列と、
c)配列番号9のアミノ酸残基111〜119を含む軽鎖CDR3配列と、
d)配列番号10のアミノ酸残基49〜54を含む重鎖CDR1配列と、
e)配列番号10のアミノ酸残基69〜84を含む重鎖CDR2配列と、
f)配列番号10のアミノ酸残基120〜130を含む重鎖CDR3配列と、を含む、上記[1]に記載の抗体。
[9]
前記抗体は、
a)配列番号17のアミノ酸残基46〜55を含む軽鎖CDR1配列と、
b)配列番号17のアミノ酸残基71〜77を含む軽鎖CDR2配列と、
c)配列番号17のアミノ酸残基110〜118を含む軽鎖CDR3配列と、
d)配列番号18のアミノ酸残基50〜54を含む重鎖CDR1配列と、
e)配列番号18のアミノ酸残基69〜85を含む重鎖CDR2配列と、
f)配列番号18のアミノ酸残基118〜128を含む重鎖CDR3配列と、を含む、上記[1]に記載の抗体。
[10]
前記抗体結合フラグメントは、Fv、F(ab’)、F(ab’)2、scFv、ミニボディ及びダイアボディのフラグメントからなるフラグメントの群から選択される、上記[1]に記載の抗体。
[11]
前記抗体は、モノクローナル抗体である、上記[1]に記載の抗体。
[12]
上記[1]に記載の抗体を含むアッセイキット。
[13]
上記[1]に記載の抗体を含むアッセイデバイス。
[14]
前記デバイスは、ラテラルフローアッセイデバイスである、上記[13]に記載のアッセイデバイス。
[15]
試料中のクエチアピンを検出する方法であって、前記方法は、
(i)試料を検出可能マーカで標識された上記[1]に記載の抗体に接触させることであって、前記試料中に存在する前記標識された抗体及びクエチアピンは、標識された複合体を形成する、ことと、
(ii)前記試料中のクエチアピンを検出するように、前記標識された複合体を検出することと、を含む、方法。
[16]
試料中のクエチアピンを検出するための競合免疫測定方法であって、前記方法は、
(i)試料を、上記[1]に記載の抗体と接触させ、かつクエチアピン又はクエチアピンの競合結合パートナと接触させることであって、前記抗体及び前記クエチアピン又は前記クエチアピンの競合結合パートナのうちの1つが、検出可能マーカで標識され、試料のクエチアピンは、前記抗体への結合に対して、前記クエチアピン又は前記クエチアピンの競合結合パートナと競合する、ことと、
(ii)試料のクエチアピンを検出するように、前記標識を検出することと、を含む、方法。
[17]
前記クエチアピン又は前記クエチアピンの競合結合パートナは、前記検出可能マーカで標識されている、上記[16]に記載の方法。
[18]
前記抗体は、検出可能マーカで標識されている、上記[16]に記載の方法。
[19]
前記免疫測定は、ラテラルフローアッセイデバイスで行われ、前記試料は、前記デバイスに適用される、上記[16]に記載の方法。
[20]
クエチアピンに加えて、1種以上の検体の存在を検出することを更に含む、上記[15]又は[16]に記載の方法。
[21]
前記1種以上の検体は、クエチアピン以外の抗精神病薬である、上記[20]に記載の方法。
[22]
クエチアピン以外の前記抗精神病薬は、リスペリドン、パリペリドン、アリピプラゾール、オランザピン及びこれらの代謝産物からなる群から選択される、上記[21]に記載の方法。
[23]
クエチアピンに結合する単離抗体又は前記抗体の結合フラグメントであって、
a)配列番号3のアミノ酸残基43〜58を含む軽鎖相補性決定領域(CDR)1配列と、
b)配列番号3のアミノ酸残基74〜80を含む軽鎖CDR2配列と、
c)配列番号3のアミノ酸残基113〜121を含む軽鎖CDR3配列と、
d)配列番号4のアミノ酸残基50〜54を含む重鎖CDR1配列と、
e)配列番号4のアミノ酸残基69〜84を含む重鎖CDR2配列と、
f)配列番号4のアミノ酸残基117〜126を含む重鎖CDR3配列と、を含む、単離抗体又は前記抗体の結合フラグメント。
[24]
クエチアピンに結合する単離抗体又は前記抗体の結合フラグメントであって、
a)配列番号8のアミノ酸残基43〜58を含む軽鎖CDR1配列と、
b)配列番号8のアミノ酸残基74〜80を含む軽鎖CDR2配列と、
c)配列番号8のアミノ酸残基113〜121を含む軽鎖CDR3配列と、
d)配列番号10のアミノ酸残基49〜54を含む重鎖CDR1配列と、
e)配列番号10のアミノ酸残基69〜84を含む重鎖CDR2配列と、
f)配列番号10のアミノ酸残基120〜130を含む重鎖CDR3配列と、を含む、単離抗体又は前記抗体の結合フラグメント。
[25]
クエチアピンに結合する単離抗体又は前記抗体の結合フラグメントであって、
a)配列番号9のアミノ酸残基46〜56を含む軽鎖CDR1配列と、
b)配列番号9のアミノ酸残基72〜78を含む軽鎖CDR2配列と、
c)配列番号9のアミノ酸残基111〜119を含む軽鎖CDR3配列と、
d)配列番号10のアミノ酸残基49〜54を含む重鎖CDR1配列と、
e)配列番号10のアミノ酸残基69〜84を含む重鎖CDR2配列と、
f)配列番号10のアミノ酸残基120〜130を含む重鎖CDR3配列と、を含む、単離抗体又は前記抗体の結合フラグメント。
[26]
クエチアピンに結合する単離抗体又は前記抗体の結合フラグメントであって、
a)配列番号13のアミノ酸残基43〜58を含む軽鎖CDR1配列と、
b)配列番号13のアミノ酸残基74〜80を含む軽鎖CDR2配列と、
c)配列番号13のアミノ酸残基113〜121を含む軽鎖CDR3配列と、
d)配列番号14のアミノ酸残基50〜54を含む重鎖CDR1配列と、
e)配列番号14のアミノ酸残基69〜85を含む重鎖CDR2配列と、
f)配列番号14のアミノ酸残基118〜129を含む重鎖CDR3配列と、を含む、単離抗体又は前記抗体の結合フラグメント。
[27]
クエチアピンに結合する単離抗体又は前記抗体の結合フラグメントであって、
a)配列番号17のアミノ酸残基46〜55を含む軽鎖CDR1配列と、
b)配列番号17のアミノ酸残基71〜77を含む軽鎖CDR2配列と、
c)配列番号17のアミノ酸残基110〜118を含む軽鎖CDR3配列と、
d)配列番号18のアミノ酸残基50〜54を含む重鎖CDR1配列と、
e)配列番号18のアミノ酸残基69〜85を含む重鎖CDR2配列と、
f)配列番号18のアミノ酸残基118〜128を含む重鎖CDR3配列と、を含む、単離抗体又は前記抗体の結合フラグメント。
[28]
前記抗体結合フラグメントは、Fv、F(ab’)、F(ab’)2、scFv、ミニボディ及びダイアボディのフラグメントからなるフラグメントの群から選択される、上記[23]〜[27]のいずれか一項に記載の抗体。
[29]
前記抗体は、モノクローナル抗体である、上記[23]〜[27]のいずれか一項に記載の抗体。
[30]
上記[23]〜[27]のいずれか一項に記載の抗体を含むアッセイキット。
[31]
上記[23]〜[27]のいずれか一項に記載の抗体を含むアッセイデバイス。
[32]
前記デバイスは、ラテラルフローアッセイデバイスである、上記[31]に記載のアッセイデバイス。
[33]
試料中のクエチアピンを検出する方法であって、前記方法は、
(i)試料を検出可能マーカで標識された上記[23]〜[27]のいずれか一項に記載の抗体に接触させることであって、前記試料中に存在する前記標識された抗体及びクエチアピンは、標識された複合体を形成する、ことと、
(ii)前記試料中のクエチアピンを検出するように、前記標識された複合体を検出することと、を含む、方法。
[34]
試料中のクエチアピンを検出するための競合免疫測定方法であって、前記方法は、
(i)試料を上記[23]〜[27]のいずれか一項に記載の抗体と接触させ、かつクエチアピン又はクエチアピンの競合結合パートナと接触させることであって、前記抗体及び前記クエチアピン又は前記クエチアピンの競合結合パートナのうちの1つが、検出可能マーカで標識され、試料のクエチアピンは、該抗体への結合に対して、前記クエチアピン又は前記クエチアピンの競合結合パートナと競合する、ことと、
(ii)試料のクエチアピンを検出するように、前記標識を検出することと、を含む、方法。
[35]
前記クエチアピン又は前記クエチアピンの競合結合パートナは、前記検出可能マーカで標識されている、上記[34]に記載の方法。
[36]
前記抗体は、検出可能マーカで標識されている、上記[34]に記載の方法。
[37]
前記免疫測定は、ラテラルフローアッセイデバイスで行われ、前記試料は、前記デバイスに適用される、上記[34]に記載の方法。
[38]
クエチアピンに加えて、1種以上の検体の存在を検出することを更に含む、上記[33]又は[34]に記載の方法。
[39]
前記1種以上の検体は、クエチアピン以外の抗精神病薬である、上記[38]に記載の方法。
[40]
クエチアピン以外の前記抗精神病薬は、リスペリドン、パリペリドン、アリピプラゾール、オランザピン及びこれらの代謝産物からなる群から選択される、上記[39]に記載の方法。

Claims (15)

  1. クエチアピンに結合する単離抗体又は前記抗体の結合フラグメントであって、
    a)配列番号3からなるアミノ酸配列を有する軽鎖可変領域及び配列番号4からなるアミノ酸配列を有する重鎖可変領
    b)配列番号8からなるアミノ酸配列を有する軽鎖可変領域及び配列番号10からなるアミノ酸配列を有する重鎖可変領
    c)配列番号9からなるアミノ酸配列を有する軽鎖可変領域及び配列番号10からなるアミノ酸配列を有する重鎖可変領、又は
    d)配列番号17からなるアミノ酸配列を有する軽鎖可変領域及び配列番号18からなるアミノ酸配列を有する重鎖可変領
    含む、単離抗体又は前記抗体の結合フラグメント。
  2. 前記抗体又は前記抗体の結合フラグメントは、
    )配列番号3のアミノ酸残基43〜58を含む軽鎖相補性決定領域(CDR)1配
    )配列番号3のアミノ酸残基74〜80を含む軽鎖CDR2配
    )配列番号3のアミノ酸残基113〜121を含む軽鎖CDR3配
    )配列番号4のアミノ酸残基50〜54を含む重鎖CDR1配
    )配列番号4のアミノ酸残基69〜84を含む重鎖CDR2配及び
    )配列番号4のアミノ酸残基117〜126を含む重鎖CDR3配列;又は
    )配列番号8のアミノ酸残基43〜58を含む軽鎖CDR1配列、
    )配列番号8のアミノ酸残基74〜80を含む軽鎖CDR2配列、
    )配列番号8のアミノ酸残基113〜121を含む軽鎖CDR3配列、
    )配列番号10のアミノ酸残基49〜54を含む重鎖CDR1配列、
    )配列番号10のアミノ酸残基69〜84を含む重鎖CDR2配列、及び
    )配列番号10のアミノ酸残基120〜130を含む重鎖CDR3配列;又は
    )配列番号9のアミノ酸残基46〜56を含む軽鎖CDR1配列、
    )配列番号9のアミノ酸残基72〜78を含む軽鎖CDR2配列、
    )配列番号9のアミノ酸残基111〜119を含む軽鎖CDR3配列、
    )配列番号10のアミノ酸残基49〜54を含む重鎖CDR1配列、
    )配列番号10のアミノ酸残基69〜84を含む重鎖CDR2配列、及び
    )配列番号10のアミノ酸残基120〜130を含む重鎖CDR3配列;又は
    )配列番号17のアミノ酸残基46〜55を含む軽鎖CDR1配列、
    )配列番号17のアミノ酸残基71〜77を含む軽鎖CDR2配列、
    )配列番号17のアミノ酸残基110〜118を含む軽鎖CDR3配列、
    )配列番号18のアミノ酸残基50〜54を含む重鎖CDR1配列、
    )配列番号18のアミノ酸残基69〜85を含む重鎖CDR2配列、及び
    )配列番号18のアミノ酸残基118〜128を含む重鎖CDR3配列
    を含む、請求項1に記載の抗体又は前記抗体の結合フラグメント
  3. クエチアピンに結合する単離抗体又は前記抗体の結合フラグメントであって、
    )配列番号3のアミノ酸残基43〜58を含む軽鎖相補性決定領域(CDR)1配
    )配列番号3のアミノ酸残基74〜80を含む軽鎖CDR2配
    )配列番号3のアミノ酸残基113〜121を含む軽鎖CDR3配
    )配列番号4のアミノ酸残基50〜54を含む重鎖CDR1配
    )配列番号4のアミノ酸残基69〜84を含む重鎖CDR2配、及び
    )配列番号4のアミノ酸残基117〜126を含む重鎖CDR3配列;又は
    )配列番号8のアミノ酸残基43〜58を含む軽鎖CDR1配列、
    )配列番号8のアミノ酸残基74〜80を含む軽鎖CDR2配列、
    )配列番号8のアミノ酸残基113〜121を含む軽鎖CDR3配列、
    )配列番号10のアミノ酸残基49〜54を含む重鎖CDR1配列、
    )配列番号10のアミノ酸残基69〜84を含む重鎖CDR2配列、及び
    )配列番号10のアミノ酸残基120〜130を含む重鎖CDR3配列;又は
    )配列番号9のアミノ酸残基46〜56を含む軽鎖CDR1配列、
    )配列番号9のアミノ酸残基72〜78を含む軽鎖CDR2配列、
    )配列番号9のアミノ酸残基111〜119を含む軽鎖CDR3配列、
    )配列番号10のアミノ酸残基49〜54を含む重鎖CDR1配列、
    )配列番号10のアミノ酸残基69〜84を含む重鎖CDR2配列、及び
    )配列番号10のアミノ酸残基120〜130を含む重鎖CDR3配列;又は
    )配列番号13のアミノ酸残基43〜58を含む軽鎖CDR1配列、
    )配列番号13のアミノ酸残基74〜80を含む軽鎖CDR2配列、
    )配列番号13のアミノ酸残基113〜121を含む軽鎖CDR3配列、
    )配列番号14のアミノ酸残基50〜54を含む重鎖CDR1配列、
    )配列番号14のアミノ酸残基69〜85を含む重鎖CDR2配列、及び
    )配列番号14のアミノ酸残基118〜129を含む重鎖CDR3配列;又は
    )配列番号17のアミノ酸残基46〜55を含む軽鎖CDR1配列、
    )配列番号17のアミノ酸残基71〜77を含む軽鎖CDR2配列、
    )配列番号17のアミノ酸残基110〜118を含む軽鎖CDR3配列、
    )配列番号18のアミノ酸残基50〜54を含む重鎖CDR1配列、
    )配列番号18のアミノ酸残基69〜85を含む重鎖CDR2配列、及び
    )配列番号18のアミノ酸残基118〜128を含む重鎖CDR3配列
    を含む、単離抗体又は前記抗体の結合フラグメント。
  4. 前記抗体結合フラグメントは、Fv、F(ab’)、F(ab’)2、scFv、ミニボディ及びダイアボディのフラグメントからなるフラグメントの群から選択される、請求項のいずれか一項に記載の抗体又は前記抗体の結合フラグメント
  5. 前記抗体は、モノクローナル抗体である、請求項のいずれか一項に記載の抗体又は前記抗体の結合フラグメント
  6. 請求項のいずれか一項に記載の抗体又は前記抗体の結合フラグメントを含むアッセイキット。
  7. 請求項のいずれか一項に記載の抗体又は前記抗体の結合フラグメントを含むアッセイデバイス。
  8. 前記デバイスは、ラテラルフローアッセイデバイスである、請求項に記載のアッセイデバイス。
  9. 試料中のクエチアピンを検出する方法であって、前記方法は、
    (i)試料を検出可能マーカで標識された請求項のいずれか一項に記載の抗体又は前記抗体の結合フラグメントに接触させることここで、前記試料中に存在する前記標識された抗体又は前記抗体の結合フラグメント及びクエチアピンは、標識された複合体を形成する
    (ii)前記試料中のクエチアピンを検出するように、前記標識された複合体を検出することと、を含む、方法。
  10. 試料中のクエチアピンを検出するための競合免疫測定方法であって、前記方法は、
    (i)試料を請求項のいずれか一項に記載の抗体又は前記抗体の結合フラグメントと接触させ、かつクエチアピン又はクエチアピンの競合結合パートナと接触させることここで、前記抗体又は前記抗体の結合フラグメント及び前記クエチアピン又は前記クエチアピンの競合結合パートナのうちの1つが、検出可能マーカで標識され、試料のクエチアピンは、該抗体又は前記抗体の結合フラグメントへの結合に対して、前記クエチアピン又は前記クエチアピンの競合結合パートナと競合する
    (ii)試料のクエチアピンを検出するように、前記標識を検出することと、を含む、方法。
  11. 前記クエチアピン又は前記クエチアピンの競合結合パートナは、前記検出可能マーカで標識されている、請求項10に記載の方法。
  12. 前記抗体又は前記抗体の結合フラグメントは、検出可能マーカで標識されている、請求項10に記載の方法。
  13. 前記免疫測定は、ラテラルフローアッセイデバイスで行われ、前記試料は、前記デバイスに適用される、請求項10に記載の方法。
  14. クエチアピンに加えて、1種以上の検体の存在を検出することを更に含む、請求項又は10に記載の方法。
  15. 前記1種以上の検体は、クエチアピン以外の抗精神病薬であり、特に、クエチアピン以外の前記抗精神病薬は、リスペリドン、パリペリドン、アリピプラゾール、オランザピン及びこれらの代謝産物からなる群から選択される、請求項14に記載の方法。
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