JP2018527895A5

JP2018527895A5 -

Info

Publication number: JP2018527895A5
Application number: JP2017568233A
Authority: JP
Filing date: 2016-06-29
Publication date: 2019-08-22

Claims

１又は複数のＡＰＯＢＥＣ３（Ａ３）タンパク質に特異的に結合する、モノクローナル抗体。
前記ＡＰＯＢＥＣ３（Ａ３）タンパク質が、ヒトＡＰＯＢＥＣ３Ｂ（Ａ３Ｂ）を含む、請求項１記載のモノクローナル抗体。
前記モノクローナル抗体が、（ｉ）ハイブリドーマ細胞株５２０６−２３５−０７、（ii）ハイブリドーマ細胞株５２１０−７６−２９、（iii）ハイブリドーマ細胞株５２１０−０８−１５、（iv）ハイブリドーマ細胞株５２１１−１１０−１９、（v）ハイブリドーマ細胞株５２１１−１４２−１２、（vi）ハイブリドーマ細胞株５２１０−５５−１９、又は（vii）ハイブリドーマ細胞株５２１０−８７−１３により作製される、請求項１又は２記載のモノクローナル抗体。
アミノ酸配列の配列番号８、配列番号９、配列番号１０、配列番号１１、配列番号１２、配列番号１３、又は配列番号１４の少なくとも１つを含む、請求項１又は２記載のモノクローナル抗体。
アミノ酸配列の配列番号２２、配列番号２３、配列番号２４、配列番号２５、配列番号２６、配列番号２７、又は配列番号２８の少なくとも１つを含む、請求項１、２及び４のいずれか１項記載のモノクローナル抗体。
前記モノクローナル抗体が、重鎖及び軽鎖を含み、並びにここで該軽鎖が、３つの相補性決定領域（ＣＤＲ）を含み、並びにさらにここで該第一の軽鎖ＣＤＲ（ＣＤＲ１）が、アミノ酸配列ＱＳＶＹＮＮＮＤ（配列番号２９）、ＱＳＬＹＲＮＫＮ（配列番号３２）、ＱＮＩＹＳＮ（配列番号３５）、ＱＳＶＹＮＮＫＮ（配列番号３８）、ＨＳＶＹＮＮＮＷ（配列番号４０）、ＱＳＶＹＫＮＫＮ（配列番号４２）、又はＥＳＶＦＫＫＮＷ（配列番号４４）の少なくとも１つを含み、該第二の軽鎖ＣＤＲ（ＣＤＲ２）が、アミノ酸配列ＲＡＳ（配列番号３０）、ＹＡＳ（配列番号３３）、又はＧＡＳ（配列番号３６）の少なくとも１つを含み、及び／又は、該第三の軽鎖ＣＤＲ（ＣＤＲ３）が、アミノ酸配列ＬＧＳＹＤＤＤＶＤＴＣＡ（配列番号３１）、ＱＧＥＦＳＣＳＳＡＤＣＦＡ（配列番号３４）、ＱＳＹＶＹＳＳＳＴＡＤＴ（配列番号３７）、ＬＧＥＦＹＣＳＳＩＤＣＬＶ（配列番号３９）、ＱＧＧＹＳＳＧＤＧＩＡ（配列番号４１）、ＬＧＥＦＳＣＨＳＶＤＣＬＡ（配列番号４３）、又はＡＧＡＦＤＧＮＩＹＰ（配列番号４５）の少なくとも１つを含む、請求項１又は２記載のモノクローナル抗体。
前記モノクローナル抗体が、重鎖及び軽鎖を含み、並びにここで該重鎖が、３つの相補性決定領域（ＣＤＲ）を含み、並びにさらにここで該第一の重鎖ＣＤＲ（ＣＤＲ１）が、アミノ酸配列ＧＦＤＦＳＳ（配列番号４６）、ＧＦＳＦＳＲＧ（配列番号４９）、ＧＦＳＦＳＤＧ（配列番号５２）、ＧＦＳＬＳＳ（配列番号５５）、又はＧＦＳＩＳＳ（配列番号６１）の少なくとも１つを含み、該第二の重鎖ＣＤＲ（ＣＤＲ２）が、アミノ酸配列ＹＩＤＰＶＦＧ（配列番号４７）、ＤＭＮＩＩＡＤ（配列番号５０）、ＣＩＹＤＡＳＧ（配列番号５３）、ＦＩＮＳＤＮ（配列番号５６）、ＩＩＳＳＳＧ（配列番号：５９）、又はＳＩＳＳＧＧ（配列番号６２）の少なくとも１つを含み、及び／又は、該第三の重鎖ＣＤＲ（ＣＤＲ３）が、アミノ酸配列ＦＣＡＲＳＴ（配列番号４８）、ＦＣＶＳＧＳ（配列番号５１）、ＦＣＶＫＴＤ（配列番号５４）、ＦＣＡＴＹＲ（配列番号５７）、ＦＣＡＲＥＧ（配列番号６０）、又はＦＣＧＳ（配列番号６３）の少なくとも１つを含む、請求項１、２、及び６のいずれか1項記載のモノクローナル抗体。
請求項１〜７のいずれか１項記載のモノクローナル抗体のいずれかを使用する方法であって、前記抗体を研究試薬として使用すること、又は、前記抗体を診断試験及び予後試験の少なくとも１種のために使用することをさらに含む、方法。
前記ＡＰＯＢＥＣ３（Ａ３）タンパク質の１又は複数の発現を検出することをさらに含む、請求項８記載の方法。
前記ＡＰＯＢＥＣ３Ｂ（Ａ３Ｂ）の発現を検出することをさらに含む、請求項８又は９記載の方法。
酵素結合免疫吸着検定法（ＥＬＩＳＡ）、免疫ブロット法（ＩＢ）、免疫沈降法（ＩＰ）、免疫組織化学法（ＩＨＣ）、免疫蛍光顕微鏡（ＩＦ）、及びフローサイトメトリー（ＦＬＯＷ）の少なくとも１つを実行する、請求項８又は９記載の方法。
抗体の作製方法であって：
ＷＹＫＦＤＥＮＹＡＦＬＨＲＴＬＫＥＩＬＲＹＬＭＤ（配列番号６４）及びＣＰＦＱＰＷＤＧＬＥＥＨＳＱＡＬＳＧＲＬＲＡＩＬＱＮＱＧＮ（配列番号６５）の少なくとも１つで、宿主動物を、免疫化する工程；並びに
ＡＰＯＢＥＣ３（Ａ３）ファミリーの１又は複数のメンバーに対する抗体を作製する細胞を収集する工程
を含み、
場合により、前記ＷＹＫＦＤＥＮＹＡＦＬＨＲＴＬＫＥＩＬＲＹＬＭＤ（配列番号６４）及びＣＰＦＱＰＷＤＧＬＥＥＨＳＱＡＬＳＧＲＬＲＡＩＬＱＮＱＧＮ（配列番号６５）の両方で、宿主動物を免疫化することを含む、方法。
基板に固定された、請求項１〜７のいずれか１項記載のモノクローナル抗体を含む装置。
ハイブリドーマ細胞株５２０６−２３５−０７、ハイブリドーマ細胞株５２１０−７６−２９、ハイブリドーマ細胞株５２１０−０８−１５、ハイブリドーマ細胞株５２１１−１１０−１９、ハイブリドーマ細胞株５２１１−１４２−１２、ハイブリドーマ細胞株５２１０−５５−１９、及び、ハイブリドーマ細胞株５２１０−８７−１３からなる群より選ばれるハイブリドーマ細胞株。
ハイブリドーマ細胞株５２０６−２３５−０７、ハイブリドーマ細胞株５２１０−７６−２９、ハイブリドーマ細胞株５２１０−０８−１５、ハイブリドーマ細胞株５２１１−１１０−１９、ハイブリドーマ細胞株５２１１−１４２−１２、ハイブリドーマ細胞株５２１０−５５−１９、及びハイブリドーマ細胞株５２１０−８７−１３の少なくとも１つにより作製された抗体をコードしている核酸配列を発現しているベクター。