JP2019501378A - 差別化された機能を備えた複数の段を含む、複数の核燃料集合体を保管および/または輸送するためのラック装置 - Google Patents

差別化された機能を備えた複数の段を含む、複数の核燃料集合体を保管および/または輸送するためのラック装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、核燃料集合体を輸送および/または保管するためのラック装置に関する。ラック装置は、中性子吸収および熱伝導のための複数の第1の段(Ei−1,Ei+1)と、前記複数の第1の段と交互に配置された、機械的強度のための複数の第2の段(E2i)を備える。複数の第1の段(Ei−1,Ei+1)の各々は、ホウ素を含むアルミニウム合金からなり、交錯ノッチ(6a,6b)を有する第1と第2の組立品を含む。複数の第2の段(Ei)の各々は、積層方向(8)に積層され、中性子吸収要素を含有しない1以上の材料からなる、第1と第2の構造(7a,7b)を備える。当該構造(7a,7b)には、積層方向(8)において対向する縁上にノッチがない。

Description

本発明は、好ましくはその中で燃料が照射され終わった使用済み集合体である核燃料集合体の輸送および/または保管の分野に関する。
保管用「バスケット」または「ラック」とも呼ばれるそのような装置は、それぞれ核燃料集合体を受け入れ可能な複数の隣接するハウジングを備える。
パッケ−ジのキャビティ内に収容されるこの保管装置は、3つの主要な機能を同時に満たすことができるように設計され、それら機能については以下に簡潔に記載する。
第1には、燃料集合体によって放出される熱の熱伝達機能がある。一般に、アルミニウムまたはその合金が、その適正な熱伝導性のために用いられる。
第2の機能は中性子吸収に関するものであり、また、保管装置に燃料集合体が装填された場合の保管装置の未臨界性を維持する配慮に関するものである。これは、ホウ素等の中性子吸収材を用いて行われる。さらに、未臨界性は、水で満たされる可能性がある空間を、例えば、保管装置のハウジングを定めるパ−ティションのすぐ内側に配設することによっても保証され得る。
最後に、第3の主要な機能は、装置の機能的強度に関する。装置の全体的な機械的強度は、核物質を輸送/一次保管するための法規上の安全要求に、特に所謂「自由落下(free fall)」試験に関して準拠していなければならないことに着目されたい。
従来技術から、積層され交錯された、ノッチ付き構造組立品を用いて作製された段を重畳することによってバスケットを形成することが知られている。これらの組立品は、中性子吸収機能を満たすために高濃度ホウ素を含むアルミニウム材料を使用して作製される。
しかしながら、このタイプのホウ素材料は高価であり、大量に用いられた場合に現実的な欠点をもたらす。この設計タイプではこれが実情であり、その前提において、熱的機能を満たすためには、熱の流れを「移送」するためにかなりの厚さを設ける必要がある。例示すると、このように設計されたバスケットは、ホウ素を含む3乃至5トンのアルミニウム合金を必要とする可能性がある。
これに関して、この設計は、合金においてホウ素含量が高くなればなるほど熱的機能が劣化するという矛盾に苛まれるということに着目すべきである。よって、これらの熱吸収と熱伝導機能両方を適正に満たすための満足な妥協点に至ることは、主にこの妥協点が、全体的質量とコストに関する通常の要求を考慮に入れなければならない場合に難しい。実際、ホウ素材料のノッチ付き組立品の厚さの増加は、これらの組立品においてホウ素含量を減少させるため、コストを下げるための自明な理論的解決策のように思われる。しかしながら、これは、未臨界性基準を満たすために必要なホウ素含量を実質的に減少させることもなく、バスケットの全体的質量に対して非常に有害である。ホウ素含量を、材料コストの観点から満足な値に下げるためには非常に過大な厚さを設けなければならないため、パッケ−ジの動作要求と相容れない。
さらに、バスケットの全ての積層且つ交錯されたノッチ付き組立品に関して同一のホウ素アルミニウム合金を提供する本設計に伴い、時間とともに機械的強度を適正にすることは、実証が複雑であり得る。
したがって、本発明の目的は、従来技術の実施形態に関する上記の欠点を、少なくとも部分的に克服することである。
これを行うために、本発明は、核燃料集合体を輸送および/または保管するための保管装置を提供するという目的を有し、前記装置は、それぞれが1つの核燃料集合体を受け入れるための複数の隣接するハウジングを含み、装置は、ハウジングの長軸に対して平行な積層方向に沿って積層されたいくつかの段を含み、ハウジングは、前記段によって完全にまたは部分的に定められている。
本発明によれば、保管装置は、中性子吸収および熱伝導のための第1の段(E,Ei−1,Ei+1)ならびに、前記積層方向に沿って第1の段と交互に配置された、機械的強度のための第2の段(E,E)を備え、
第1の段(E,Ei−1,Ei+1)はそれぞれ、積層方向に直交する第1の方向に沿って延在する少なくとも1つのノッチ付き組立品と、第1の方向ならびに積層方向に直交する第2の方向に沿って延在する少なくとも1つの第2のノッチ付き組立品を備え、第1と第2の組立品は交錯され、それぞれ、ホウ素を含むアルミニウム合金の少なくとも1つの要素を含み、
第2の段(E,E)はそれぞれ、第1の方向に沿って延在する少なくとも1つの第1の構造と、第2の方向に沿って延在する少なくとも1つの第2の構造を含み、第1と第2の構造は積層方向に沿って積層され、それぞれ、中性子吸収要素を含有しない1つ以上の物質から製造され、第1と第2の構造はそれぞれ、積層方向に沿ったそれらの対向する縁にはノッチがなく、全横方向断面に沿って実質的に一定の高さを有する横方向断面をそれぞれ有し、
いずれかの側部に第1の段Ei−1および第1の段Ei+1が配置されている第2の段Eのうち少なくとも1つに関して、第2の段Eの第1の構造は、第1の段Ei−1の第1のノッチ付き組立品の縁に載って、この第1の段Ei−1の第2のノッチ付き組立品のノッチを貫通し、それに対し、第1の段Ei+1の第2のノッチ付き組立品の縁は、第2の段Eの第2の構造の上に載って、この第1の段Ei+1の第1のノッチ付き組立品のノッチを貫通する。
本発明は、特定且つ差別化された機能を満たす交互の段を提供し、特に機械的強度が時間とともにより容易に適正にされることを可能にすることにおいて傑出している。実際、これは、特に、横方向自由落下の場合に保管装置の機械的強度を保証するという目的のみを有する第2の段の構造によって保証される。第2の段を形成するこれらの構造には、一切の中性子保護または熱伝導機能が関連しない。さらに、これらの構造上にノッチがないことにより、これらは、高さが制約されていながら、特に高い機械的強度を提供する。第2の段の構造のこの減少された高さは、第1の段を形成するノッチ付き組立品の高さが増加することを可能にし、それは、中性子吸収と熱伝導機能を改善する。
最後に、第2の段の構造上にノッチがないにもかかわらず、それらは、第1の隣接する段を形成する組立品のノッチと連携することによって積層体内に完全に一体化されることに着目されたい。これは、増加された機械的強度を提供する構造化された積層体を得ることを補助する。
本発明はさらに、以下の任意選択的な特徴を、単独で、または組み合わせて提供する。
第1と第2の組立品は、積層方向に沿ったそれらの対向する縁それぞれにノッチを有する。この配置により、ノッチ間の残存断面は略交錯された組立品の高さに中心決めされる。これは、より良い機械的強度を可能にする。しかしながら、本発明の範囲から逸脱せずに、対向する縁のうち一方のみにノッチが配設されてもよい。
交互になった第1の構造と第1のノッチ付き組立品は、第1のハウジング分離パ−ティションを形成し、そのいずれか一方側に2つのハウジングが少なくとも定められ、また、交互になった第2の構造と第2のノッチ付き組立品は、第2のハウジング分離パ−ティションを形成し、そのいずれか一方側に2つのハウジングが少なくとも定められ、第1と第2の分離パ−ティションは互いに直交する。
さらに、第1と第2のパ−ティションはそれぞれ好ましくは実質的に一定の厚さを有し、それは、第2の段の構造と燃料集合体の直接の接触が達成されることを可能にする。これは、特に、横方向自由落下の場合に、横方向歪の効率よい伝達をもたらす。
第1の段はそれぞれ、第1と第2のノッチ付き組立品の間の交錯ゾーン外に、積層方向に沿った第1の中間高さHを有し、第2の段はそれぞれ、第1と第2の構造間の交差ゾーン外に、積層方向に沿った第2の中間高さHを有し、第1と第2の中間高さは、0.1<H/H<0.35の条件を満たす。上記で論じたように、普及しているノッチ付き組立品は、中性子吸収および熱伝導機能が正しく満たされることを可能にする。
さらに、第1の高さHは好ましくは100mmより高い。この高い値は、重畳される段の個数を有利に制限し、したがって製造方法を促進する。
中性子吸収機能を増強するために、第1と第2のノッチ付き組立品のアルミニウム合金の前記要素のうち少なくともいくつかにおけるホウ素含量は25mg/cmを上回る。
しかしながら、ホウ素含量が高い要素の存在は、これらの要素がハウジング分離パーティションの全部の高さには延出せず、やはり第1の段内にあるため、保管装置の全体的なコストに対して有害ではない。
第1と第2の構造は好ましくは鋼製である。
第2の段は、第1と第2の構造の間の交差ゾーンに1つの接合ピンを含み、その交差ゾーンを通ってこの接合ピンが少なくとも部分的に通る。この配置は保管装置の機械的強度を向上させるが、本発明の範囲から逸脱することなく、2つの交差構造の間に1つの支持体があれば十分である。
好ましくは,第1と第2の構造はそれぞれ、正方形または長方形の断面である。
さらに、第1と第2の構造はそれぞれ、均一または非均一な幅の断面を有し、この幅は、分離パーティションの厚さに対応する。
任意選択的に、積層方向に沿って延在する水ポートが第1と第2の構造それぞれを貫通する。
第1と第2の交錯されたノッチ付き組立品はそれぞれ、単一片として製造されるか、または、いくつかの片が互いに組み立てられて好ましくは、水の膜を循環させるためにそれらの間に空の空間を定めている。
これらの第1と第2の構造は、単一片として製造されるか、または、いくつかの片が互いに組み立てられて製造される。
保管装置はさらに、第1と第2の積層された段の外周に配置された外周壁を備え、前記外周壁はハウジングのうちいくつかの一部を定めている。
最後に、保管装置は、組み立てられた構成において、積層方向に沿った空きが、段の構成要素間の交差/交錯ゾーンに提供されるように構成される。これは、これらの同じ要素間の、それらの交差/交錯ゾーン外での接触が優遇されることを可能にする。
本発明のもう1つの目的は、核燃料集合体を保管および/または輸送するためのパッケージであり、パッケ−ジは、上記で説明した保管装置が収容されるキャビティを備える。
本発明の1つの目的はさらに、そのようなパッケージならびにこのパッケージの保管装置のハウジング内に配置された燃料集合体を備えたパックでもある。
本発明のさらなる利点および特徴は、以下の、詳細な非限定的説明に現れる。
この説明は以下の添付図面に関してなされる。
本発明による核燃料集合体を保管および/または輸送するための保管装置の詳細なしの斜視図である。 図1の横方向平面Pに沿って取った横方向断面図である。 本発明の第1の好ましい実施形態により示される組み立て時の保管装置の一部の斜視図である。 本発明の第1の好ましい実施形態により示される組み立て時の保管装置の一部の斜視図である。 図3aおよび3bに示した保管装置の構成要素間の連携を詳細に示す斜視図である。 図3aおよび3bに示した保管装置の構成要素間の連携を詳細に示す斜視図である。 別の実施形態による保管装置の図である。 別の実施形態による保管装置の図である。 別の実施形態による保管装置の図である。 本発明の第2の好ましい実施形態による保管装置の横方向断面図である。 図7に示した保管装置の構成要素間の連携を詳細に示す斜視図である。 図7に示した保管装置の構成要素間の連携を詳細に示す斜視図である。 別の実施形態で示した保管装置を伴う、図8aの図と類似した図である。 本発明の第3の好ましい実施形態による保管装置の一部の斜視図である。 図10に示した保管装置の構成要素間の連携の詳細を示す斜視図である。 図10および図11に示した保管装置の機械的強度のための第2の段の部分斜視図である。 保管装置の第1の段を形成するノッチ付き組立品のうち1つの横方向断面図である。
図1および2を参照すると、照射済み核燃料集合体(図示せず)を輸送および/または一時保管するためのパッケージ(図示せず)のキャビティ内に配置されるために設けられた保管装置1が示されている。従来では、パッケージが保管装置1を受け入れ、これに照射済み燃料集合体が装填されると、これらの要素全てが、本発明の1つの目的でもあるパックを形成する。
図1および図2に見られるように、保管装置1は、平行に配置された複数の隣接するハウジング2を備え、ハウジング2はそれぞれ長軸4に沿って延在する。ハウジング2はそれぞれ、少なくとも1つの、好ましくは唯一の、正方形断面の燃料集合体を受け入れ可能である。ハウジングは4から24の間の数で配設され、例えば、図1において、12個のハウジングがある。
ハウジング2はこうして互いに並置されるように配設される。ハウジング2は、軸4に平行でありかつその底部とその蓋を通るパッケージの長軸にも平行な複数の分離パーティション9,11によって形成される。パ−ティション9,11は、ハウジング2の長軸4に対して好ましくは平行な積層方向8に沿って積層された異なる要素6a,6b,7a,7bを用いて形成される。慣例により、以下の説明において、「高さ」という言及は積層方向8に関連すると仮定される。
パ−ティション9,11は平行に、互いに直交して配置されている。より正確には、パ−ティション9,11は積層方向8に交互に積層された第1の段Eと第2の段Eによって形成される。こうして各段は実質的に装置1の軸方向セグメントに対応する。
第1の段Eは中性子吸収および熱伝導機能を有する。第1の段Eはそれぞれ、積層方向8に直交する第1の方向10に沿って同一平面内に平行に延在する第1のノッチ付き組立品6aを備えている。第1の段Eはさらに、第1の方向10ならびに積層方向8に直交する第2の方向12によって同一平面内に平行に延在する第2のノッチ付き組立品6bを備えている。第1と第2のノッチ付き組立品6a,6bは、以後詳述するように、それらのノッチのところで直交して交錯される。これらのノッチ間での連携により、装置1の組み立てられた状態において、第1と第2のノッチ付き組立品6a,6bは、軸4に直交する同一平面内に配置される。ここで、これらの組立品6a,6bは、ホウ素からなるアルミニウム合金製の中実ビームに対応し、そのホウ素含量は25mg/cmより高くてよい。
さらに、第2の段Eは、第1の方向10に沿って同一平面内に平行に延在する第1の構造7aと、第2の方向12に沿って同一平面内に平行に延在する第2の構造7bを用いて形成されることによって機械的強度機能を有する。第1と第2の構造7a,7bは、積層方向8に沿って積層される。第1と第2の構造7a,7bは互いに直接積層されてもよいし、または、後述するように、それらの交差ゾーンに少し空きが設けられてもよい。第1と第2の構造7a,7bは好ましくは鋼製であるか、または、中性子吸収要素を含有しない任意の他の類似した材料製である。中性子吸収要素とは、サーマル中性子に関して100バーン以上の有効断面を有する要素を意図している。例を挙げると、これらは、ホウ素、ガドリニウム、ハフニウム、カドミウム、インジウム等を含有しない材料である。
要素6a,6b,7a,7bが方向8に沿って積層されると、これらの参照番号によって与えられる順に、それらから得られるパ−ティション9,11が、それぞれ実質的に正方形または長方形の横方向断面を有するハウジング2を定める。勿論、ハウジング2は、六角形等の異なる形状を有する燃料集合体が維持されることを可能にする任意の他の形状を有してよい。
好ましくは、組立品6a,6b,7a,7bは、2つの外周パ−ティション14の間に延在してそこに締結され、これらの外周パ−ティション14は、バスケットコアを形成する段E,Eの積層が側方で閉じられることを可能にする。
例示又は表示されるように、これらの外周パ−ティション14は、数が4個であってよく、それぞれ装置1の総高さの上に延在してよく、この装置1の外周ハウジング2を部分的に定める。
他方、上記から明白であるように、パ−ティション9,11は、幾つかのハウジング2を、ハウジングのいずれかの側で定めることを補助する。第1のパ−ティションと呼ばれる各パーティション9は、第1のノッチ付き組立品6aと第1の構造7aを交互に積層することによって得られる。他方で、第2のパ−ティションと呼ばれる各パーティション11は、第2のノッチ付き組立品6bと第2の構造7bを交互に積層することによって得られる。要素6a,6b,7a,7bは、それらのそれぞれの積層において、好ましくは常に同じ配向を有して積層される。
ここで、各パ−ティション9,11は、それらを構成する要素6a,6b,7a,7bに関して同一の幅が想定されていることにより、実質的に一定の厚さEpを有する。これは、ハウジング2を定める実質的に平坦な内面を有することを可能にし、その内面に、燃料集合体の表面が、平坦な支持体に基づいて配置され得る。
ここで図3a乃至図4bを参照すると、バスケットの第1と第2の段それぞれの設計ならびに、隣接する段の連携が、本発明の第1の好ましい実施形態に従って詳細に示される。このため、これらの図において、Eと参照される任意の第2の段、ならびに、第2の段Eのいずれかの側にそれぞれ配置された2つの第1の隣接する段Ei−1およびEi+1も示されている。説明を明瞭にするために、以下では、用語「上部」および「下部」が、図に表れる装置の配向に関して用いられる。
先ず、高い機械的強度を達成するために、段Eの第1および第2の構造7a,7bにはそれぞれ、その下部および上部の対向する縁にノッチがなく、これらの構造7a,7bそれぞれの横方向断面の高さは、考慮される構造全体に沿って略一定であることに着目されたい。これに関連して、これらのビーム形状構造の横方向断面は好ましくは正方形または長方形であり、この断面の幅はずっと均一であり、関連する分離パーティション9,11の厚さEpに対応する。ビーム7a,7bは中実であり、それぞれ単一の鋼片として作られている。しかしながら、図3aに示すように、第1と第2の構造7a,7bの交差ゾーンにおいて、これらは、ブラインドポートまたは貫通ポート20が貫通していてもよい。両方の対向するポート20は接合ピン19を収容して、バスケットの同じ第2の段のこれら両ビーム7a,7bの間に機械的接続が保証されることを可能にする。ピン19はそれにより、横方向自由落下の場合に剪断ピン機能を満たし、横方向自由落下は、その最中にバスケットがハウジングの軸4に直交する方向に沿って移動する自由落下である。しかしながら、本発明の範囲から逸脱せずに、単一の支持体がこれら両ビーム7a,7bの間に保持され得る。接合ピン19でのこの解決策のより詳細な図が図5に示されている。この図は、図6aおよび6bに表された別の実施形態による保管装置に対応するが、そこで表されるピン埋め込みの原理は図4および4bに示されたモードにも依然として適用されている。
図3a乃至4bを依然として参照すると、この好ましい実施形態において、第1と第2の組立品6a,6bはそれぞれ、2つの下部および上部の対向する縁上にノッチを有することに着目されたい。より正確には、各第1の組立品6aはその下部縁6a’上にノッチ24’を有すると共に、その上部縁6a”にもノッチ24”を有する。同様に、各第2の組立品6bはその下部縁6b’上にノッチ22’を有すると共に、その上部縁6b”にもノッチ22”を有する。
製造コストを制限するために、要素6aおよび6bは、同じ断面(高さおよび厚さ)を有し、ノッチ24’,24”はそれぞれ、ノッチ22”,22’と実質的に同じ高さである。要素6aと6bも実質的に同一である。
各第1の段Ei−1,Ei+1に関して、ノッチ22’と24”は、それらのそれぞれの底部が互いに接触するように2つ毎に連携できるが、方向8に沿って少し空きがあることは、依然として好ましい解決策である。両ビーム6a,6bの間に、且つ、ビームの第1の中間高さHの少なくとも30%(そして最大でも45%)に延在するノッチ22’,24”の高さにおいてこの交錯が入れ子になることによって、方向8に沿ってこれらのビーム6a,6bの間のカバー範囲は、好ましくは総高さの60%超に対応し、それは、それらが、バスケットの実質的に同じ横方向平面内に配置されていると考慮されることを可能にする。これに関連して、これらのビーム6a,6bの間の交錯ゾーン外で、ビームは好ましくは100mmより高い第1の中間高さHを有することを指摘しておく。この高さは、これらの高さが、0.1<H/H<0.35の条件を満たすような寸法であるため、構造7a,7bの交差ゾーン外での第2の中間高さHよりも遥かに高い。
前に指摘したように、ビーム6a,6bの間の交錯ゾーンにおいて、ノッチ22’,24”の底部に少しの取り付け用空きがあると好ましい。同じことが、ノッチ24’の底部と構造7bの上部縁の間、構造7bおよび7aのそれぞれ下部縁と上部縁、ノッチ22”の底部と構造7aの下部縁の間にも該当する。この配置は、交錯/交差ゾーン外で要素6a,6b,7a,7bの間の接触を優遇することを可能にするため、非常に安定した取り付けを保証し、支持は、より高い要素長さに達成される。これを行うことにより、超静的な構造も回避されることに着目されたい。この特徴は、本発明の別の好ましい実施形態にも適用可能である。
ノッチ22’と24”の連携によって得られるバスケットの組み立てられた構成において、段Ei−1のビーム6a,6bは、上部縁6a”がノッチ22”の底部に実質的につながるように入れ子になる。その結果、第2の段Eの第1の構造7aは、その下部縁において第1の段Ei−1の第1のノッチ付き組立品6aの上部縁6a”に載る。この第1の構造7aは、その上部縁が、この第1の段Ei−1の第2の組立品6bの上部縁6b”と実質的に同一平面になるように、この第1の段Ei−1の第2の組立品6bのノッチ22”も貫通する。これにより、第2の段Eの第2の構造7bが、その下部縁において第1の段Ei−1の第2の組立品6bの上部縁6b”に載ることを可能にする。
さらに、この第1の段Ei+1の第2のノッチ付き組立品6bの下部縁6b’は、この第2の構造7bに載る。これも、その下部縁がこの第1の段Ei+1の第1の組立品6aの下部縁6a’と実質的に同一平面になるように、この第1の段Ei+1の第1の組立品6aのノッチ24’を貫通する。これにより、第1の段Ei+1のこの第1の組立品6aが、その下部縁6a’において第2の段Eの第1の構造7aの上部縁に載ることを可能にする。第1の段Ei+1の第1の組立品6aはこうして、第1の段Ei−1の第1の組立品6aと同様に積層状に配置され配向され、これは次に、方向8に沿って交互の第1と第2の段を漸次形成することに関与する、他の要素6b,7a,7b全てに関しても同様に当て嵌まる。
図5、6aよび6bは、上記で説明した第1のモードの代替的実施形態を示す。また、図では、同じ参照番号を付した要素は同一または類似した要素に対応する。この代替例において、上記で説明した構成に対する唯一の変更は、第1と第2のノッチ付き組立品6a,6bのデザインにあり、そのデザインはそれらの対向する縁のうち1つにのみノッチを有している。実際、第1の組立品6aに関して、ノッチ24’のみがその下部縁6a’上に残されているが、その上部縁6a”にはノッチがない状態である。同様に、第2の組立品6bに関して、ノッチ22’のみがその上部縁6b’上に残されているが、その下部縁6b”にはノッチがない。ノッチ22”,24’が、それらの底部が互いに接触するか、または、方向8に沿って少しの空きがあるように連携するように組み立てられた状態において、これらのノッチ22”,24’の末端部はそれぞれ空き空間を生じさせ、その結果、第1の構造7aと第2の構造7bがそれぞれその中を貫通する。したがって、ノッチ22”,24’におけるこの自由空間は、中を貫通するこれらの構造7a,7bの高さと実質的に同じ高さを有する。
この特定の事例において、第1の段と第2の段を交互にすることは、要素6a,7a,7b,6bを方向8に積層することによって行われる。
図7乃至8bは、第2の実施形態を示し、第2の実施形態では、分離パーティション9,11の一部が第1の壁と第2の壁を備え、両壁間に、水で満たされる可能性がある空間が既定され、水の膜が1つ以上のハウジングの周りに施されることを可能にしている。第1の壁はノッチ付き要素6a,6bを用いて作製される。再び、第2のモードは第1のモードと多くの類似性を有し、よって、図において、同じ参照番号を付した要素は同じまたは類似した要素に対応する。
この第2の好ましい実施形態において、中央ハウジング2全体は水膜パーティションで完全に包囲されるのに対し、外周ハウジングのほうはそのような膜がない。このため、第1と第2の構造7a,7bは非均一な幅の横方向断面を有し、それらの中央ハウジング2を画定する部分において厚くした部分40がある。図8aで見えるように、中央ハウジングの反対側の各厚くした部分40の側面は、水膜パーティションを閉鎖するためのプレート41を受けるために配備されている(明確にするため、図8aでは4つのプレートのうち2つのプレート41のみが部分的に示されているが、これらのプレートは図7において全て示され、また、図8bでは全て取り除かれている)。
これらの閉鎖プレート41はノッチがなく、閉鎖プレートが部分的に定める外周ハウジングの幅に略等しい幅を有し、こうして、水膜パ−ティションの第2の壁を構成する。この第2の壁は、互いに当接し方向8に積層されたいくつかのプレートを用いて作製されるがパ−ティションの高さに略等しい長さを有する単一のプレートも適切であり得る。
要素6a,6bに関しては、閉鎖プレート41は、中性子吸収要素、好ましくは、アルミニウム基合金を含む材料製である。
各厚くした部分40はここで、構造7a,7bを本質的に形成するビームに固定された分離された部材からなり、その取り付けは好ましくは螺子式接続を用いて行われる。積層において直接隣接するノッチ付き組立品6a,6bから側方に偏位した水ポート42は、ポートを通りパ−ティション全てに沿った水の循環を可能にするために、第2の部分を通る。その結果、パ−ティションに沿って、水は第1の段において組立品6a,6bと閉鎖プレート41の間を通るのに対し、第2の段において水ポート42を通る。
さらに、水ポート42が横方向に偏位しているため、各ビームが正しい機械的強度を達成しやすい満足な作用断面を保持する。各ビームはさらにキャリアラグ44も有し、そこに、接合ピン20が、構造7a,7bの間に配置される。ラグ44は好ましくは、厚くした部分40の端部それぞれに、厚くした底に対してビームの他方の側上に配置されている。
図9に示される代替的実施形態(閉鎖プレート41が示されていない)において、各構造7a,7bは単一片として形成される、すなわち、1つ以上の水ポート42が配設された厚くした部分40は、ビームの残りの部分と一体に形成され、その断面は、この厚くした部分40とキャリアラグ44の存在故に、常に非均一な変化する幅を有する。
図10乃至13を参照すると、第3の好ましい実施形態が示され、第3の好ましい実施形態は、そのノッチ付き組立品6a,6bが中実でなく、互いに組み立てられて、水の膜を通すために間に空の空間50を定めるいくつかの片からそれぞれが形成されるという事実によって前の実施形態と異なっている。水の膜の循環を保証するために、ポート42はさらに、図12でより良く見えるように、機械的強度のために構造7a,7bを貫通する
この第3の好ましい実施形態において、縁6a’,6a”,6b’および6b”には、第1の好ましい実施形態に関して説明したのと同じタイプのノッチ24’,24”,22’,22”が配設されている。こうして、これらのノッチは、各組立品6a,6bの構成要素上に配設された、互いに対面するアンダーカットによって一体に形成される。
図13をより正確に参照すると、組立品6aのうち1つが、そのノッチの外部を通る平面内の断面で示されている。もちろん、組立品6bは同じまたは類似したデザインを有する。
組立品6aは全体的に2つの半体の平行な組立品によって作製され、この2つの半体は、これらの半体組立品を分離しているスペーサ54を貫通し、空の空間50に配置された取り付け手段52によって互いに接続されている。
各半体組立品は、実質的に平坦な外壁56を含み、中性子吸収要素を含有しないアルミニウム合金製である。ノッチ24’,24”,22’,22”を形成するためにアンダーカットが形成されるのは、この外壁56内である。さらに、各半体組立品は、その関連する壁56の内面に押し付けられる、より少ない厚さの実質的に平坦な内壁58を備える。壁58は、例えば炭化ホウ素(B4C)を含む合金、好ましくはアルミニウム基合金である中性子吸収要素を含む材料製である。互いに対面して空の空間50を定める内壁58は、ノッチのない実質的に一定の断面を有する。
当然、非限定的な例としてのみ説明してきた保管装置1に、当業者により、種々の変更がもたらされ得る。
1:保管装置
2:ハウジング
4:長軸
6a,6b:組立品
7a,7b:組立品
8:積層方向
40:厚くした部分
41:閉鎖プレート
42:水ポート
44:キャリアラグ
50:空の空間
52:取り付け手段
54:スペーサ
56:外壁
58:内壁

Claims (18)

  1. 核燃料集合体を輸送及び/又は保管するための保管装置(1)であって、
    前記保管装置(1)は、
    各々が核燃料集合体を受け入れるための複数の隣接するハウジング(2)と、
    前記複数のハウジングの長軸(4)に対して平行な積層方向(8)に沿って積層された複数の段(E,E)と、
    を備え、
    前記複数のハウジングは、前記複数の段によって完全に又は部分的に定められ、
    前記保管装置(1)は、
    中性子吸収および熱伝導のための複数の第1の段(E,Ei−1,Ei+1)と、
    前記積層方向(8)に沿って前記第1の段と交互に配置された、機械的強度のための複数の第2の段(E,E)と、を備え、
    前記複数の第1の段(E,Ei−1,Ei+1)の各々は、
    前記積層方向(8)に直交する第1の方向(10)に沿って延在する少なくとも1つのノッチ付き組立品(6a)と、
    前記第1の方向(10)及び前記積層方向(8)に直交する第2の方向(12)に沿って延在する少なくとも1つの第2のノッチ付き組立品(6b)と、を備え、
    前記第1の組立品と前記第2の組立品は、交錯され、
    前記第1の組立品と前記第2の組立品の各々は、ホウ素を含むアルミニウム合金の少なくとも1つの要素を含み、
    前記複数の第2の段(E,E)の各々は、
    前記第1の方向(10)に沿って延在する少なくとも1つの第1の構造(7a)と、
    前記第2の方向(12)に沿って延在する少なくとも1つの第2の構造(7b)と、
    を含み、
    前記第1の構造と前記第2の構造は、前記積層方向(8)に沿って積層され、
    前記第1の構造と前記第2の構造の各々は、中性子吸収要素を含有しない1つ以上の物質からなり、
    前記第1の構造と前記第2の構造の各々は、前記積層方向に沿って対向する縁にノッチがないと共に、全ての横方向断面に沿って略一定の高さを有する横方向断面を有し、
    いずれか一方側に第1の段(Ei−1)及び第1の段(Ei+1)が配置されている第2の段(E)のうち少なくとも1つに関して、
    前記第2の段(E)の第1の構造(7a)は、前記第1の段(Ei−1)の第1のノッチ付き組立品(6a)の縁(6a”)上に載っていると共に、前記第1の段(Ei−1)の第2のノッチ付き組立品(6b)のノッチ(22”)を貫通し、
    前記第1の段(Ei+1)の第2のノッチ付き組立品(6b)の縁(6b’)が前記第2の段(E)の第2の構造(7b)の上に載っていると共に、前記第2の段(E)の第2の構造(7b)が前記第1の段(Ei+1)の第1のノッチ付き組立品(6a)のノッチ(24’)を貫通している、
    保管装置(1)。
  2. 前記第1及び第2の組立品(6a,6b)は、前記積層方向(8)に沿って対向する縁の各々においてノッチを有する、請求項1に記載の保管装置。
  3. 前記交互になった第1の構造(7a)と第1のノッチ付き組立品(6a)は、第1のハウジング分離パ−ティション(9)を形成し、2つのハウジング(2)が前記第1のハウジング分離パ−ティション(9)のいずれか一方側において定められ、
    前記交互になった第2の構造(7b)と第2のノッチ付き組立品(6b)は、第2のハウジング分離パ−ティション(11)を形成し、2つのハウジング(2)が前記第2のハウジング分離パ−ティション(11)のいずれか一方側において定められ、
    前記第1と第2の分離パ−ティションは、互いに直交する、
    請求項1または2に記載の保管装置。
  4. 前記第1と第2のパ−ティション(9,11)の各々は、略一定の厚さ(Ep)を有する、請求項3に記載の保管装置。
  5. 前記複数の第1の段(E,Ei−1,Ei+1)の各々は、前記第1と第2のノッチ付き組立品(6a,6b)の間の交錯ゾーン外において、前記積層方向(8)に沿った第1の中間高さ(H)を有し、
    前記複数の第2の段(E,E)の各々は、前記第1と第2の構造(7a,7b)の間の交差ゾーン外において、前記積層方向(8)に沿った第2の中間高さ(H)を有し、
    前記第1と第2の中間高さ(H,H)は、0.1<H/H<0.35の条件を満たす、
    請求項1から4のうちいずれか一項に記載の保管装置。
  6. 前記第1の高さ(H)は、100mmより高い、請求項1から5のうちいずれか一項に記載の保管装置。
  7. 前記第1と第2のノッチ付き組立品(6a,6b)のアルミニウム合金の前記要素のうち少なくともいくつかにおけるホウ素含量は、25mg/cmを上回る、
    請求項1から6のうちいずれか一項に記載の保管装置。
  8. 前記第1及び第2の構造(7a,7b)の各々は鋼製である、請求項1から7のうちのいずれか一項に記載の保管装置。
  9. 前記複数の第2の段(E,E)の各々は、前記第1と第2の構造(7a,7b)の間の交差ゾーンにおいて接合ピン(20)を含み、
    前記接合ピンは、少なくとも部分的に前記交差ゾーンを通過する、
    請求項1から8のうちのいずれか一項に記載の保管装置。
  10. 前記第1と第2の構造(7a,7b)の各々は、正方形または長方形の断面である、請求項1から9のうちいずれか一項に記載の保管装置。
  11. 前記第1と第2の構造(7a,7b)の各々は、均一または非均一な幅の断面を有する、請求項1から10のうちいずれか一項に記載の保管装置。
  12. 前記積層方向(8)に沿って延在する水ポート(42)は、前記第1と第2の構造(7a,7b)の各々を貫通する、
    請求項1から11のうちいずれか一項に記載の保管装置。
  13. 前記第1と第2の構造(7a,7b)の各々は、単一片として構成されている、又は互いに組合せられたいくつかの片により構成されている、
    請求項1から12のうちいずれか一項に記載の保管装置。
  14. 前記第1と第2の交錯されたノッチ付き組立品(6a,6b)の各々は、単一片として構成されている、又は互いに組合せられたいくつかの片(56,58)により構成されており、
    前記いくつかの片(56,58)は、好ましくは前記いくつかの片(56,58)の間において空の空間(50)を既定する、
    請求項1から13のうちのいずれか一項に記載の保管装置。
  15. 前記保管装置は、前記複数の第1と第2の積層された段の外周に配置された外周壁(14)をさらに備え、前記外周壁は、前記ハウジングのうちのいくつかの一部を定めている、請求項1から14のうちのいずれか一項に記載の保管装置。
  16. 前記保管装置の組み立て構成において、前記積層方向(8)に沿った空隙が、前記要素(6a,6b,7a,7b)間の前記交差ゾーン又は交錯ゾーンにおいて設けられるように前記保管装置が構成されている、
    請求項1から15のうちのいずれか一項に記載の保管装置。
  17. 核燃料集合体を保管および/または輸送するためのパッケ−ジであって、請求項1から16のうちのいずれか一項に記載の保管装置(1)が収容されるキャビティを備えたパッケージ。
  18. 請求項17に記載のパッケージと、前記パッケージの保管装置のハウジング内に配置された燃料集合体とを備えたパック。
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