JPS61155995A - 使用済原子燃料貯蔵キヤスク - Google Patents

使用済原子燃料貯蔵キヤスク

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JPS61155995A
JPS61155995A JP60289100A JP28910085A JPS61155995A JP S61155995 A JPS61155995 A JP S61155995A JP 60289100 A JP60289100 A JP 60289100A JP 28910085 A JP28910085 A JP 28910085A JP S61155995 A JPS61155995 A JP S61155995A
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ロニー・ハルバート・アンドリユース
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    • G21F5/00Transportable or portable shielded containers
    • G21F5/005Containers for solid radioactive wastes, e.g. for ultimate disposal
    • G21F5/008Containers for fuel elements
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    • GPHYSICS
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    • G21FPROTECTION AGAINST X-RADIATION, GAMMA RADIATION, CORPUSCULAR RADIATION OR PARTICLE BOMBARDMENT; TREATING RADIOACTIVELY CONTAMINATED MATERIAL; DECONTAMINATION ARRANGEMENTS THEREFOR
    • G21F5/00Transportable or portable shielded containers
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  • Catalysts (AREA)
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、原子炉から取り出した使用済原子燃料の長期
保存に関し、特に使用済燃料を支持し使用済燃料から出
る熱を消散させるバスケットを有する使用済燃料貯蔵キ
ャスクに関する。上記のバスケットは、使用済燃料の貯
蔵スロットを提供し熱をキャスク壁部に伝える複数の格
子組立体を持つ。
原子炉に原子燃料を供給する代表的な燃料集合体20を
第1図に示す。燃料集合体20は、底部ノズル20及び
上部ノズル24を有し、これらのノズルの中間部分に細
長い燃料棒26が配設されている。各燃料棒26は、た
とえば市販の「ジルカロイ−4」 (Zircalloy−4)のようなジルコニウム合金
製の円筒形ハウジングを持ち、ロー235を濃縮した核
分裂性の燃料ベレットが充填されている。燃料棒26の
集合体の内部のノズル22と24との中間部分に管状の
案内部材(図示せず)が配設され、移動自在に取り付け
られた制御棒(図示せず)及び計測機器類(図示せず)
を収納している。これらの管状案内部材の両端部にはノ
ズル22及び24が取り付けられ、複数の燃料棒26の
骨格支持体を形成しているが、燃料棒はノズル22及び
24に永続的に取り付けられてはいない。格子部材28
は孔部を持ち、燃料棒26及び管状案内部材が上記孔部
を貫通して延伸し、これらの部材が一体に束ねられてい
る。加圧木型原子炉用に市販されている燃料集合体は、
設計に応じて、179本から264本の燃料棒から成る
、代表的な燃料集合体の長さは約4.1m、幅は約19
.7cIIlで、重量は約585kgであるが、正確な
寸法は設計によって変わることは容易に理解できるもの
と考える。
加圧木型原子炉で約3年間の使用寿命経過後に、燃料集
合集合体20はU−235が減損する。また、燃料棒2
0には様々に異なる半減期を持つ種々の核分裂生成物が
存在する。燃料集合体20を原子炉から取り出した時点
では、上記の種々の核分裂生成物が強い放射能及び熱を
出すので、燃料集合体20は短期間硼酸含有水のブール
30(第2図参照)に移される。
代表的なブール30の深さは12.2mである。ブール
30の底部に位置する多数の使用済燃料ラック32には
、燃料集合体20を鉛直向きに収納する貯蔵スロツート
34が設けられている。ブール30の底部には、キャス
ク・づラド36がある。
燃料集合体20がブール30の内部に貯蔵されている期
間中に、燃料棒26の内部の使用済燃料の組成が変化す
る。半減期の短い同位元素は崩壊し、その結果として半
減期の長い核分裂生成物の割り合いが増える。従フて、
燃料集合体20から出る放射能及び熱は比較的短期間に
減少し、最終的には熱及び放射能が極めて低い状態に達
°する。しかしながら、このような低レベルにおいても
、燃料棒26を極めて長期間にわたって周囲環境から隔
 ・離しておかねばならない。
乾式貯蔵キャスクは、使用済燃料の長期貯蔵の一つの方
式を提供する。恐らくは10年程度ブール30の内部で
保存した後に各燃料集合体から出る熱が0.5乃至1.
0キロワット程度の所定量に低下した後に、開口したキ
ャスクをブール30に下ろす。遠隔制御により、使用済
燃料をキャスクに移し、次いでキャスクを密封し硼酸含
有水を抜く。その後、キャスクをブール30から取り出
して、地上の貯蔵区域に運んで長期間貯蔵する。
この種のキャスクに課される要求は、かなり厳しい。キ
ャスクは、長期間にわたって、化学的腐食に耐えるもの
でなければならない。更に、機械的に充分に頑丈であっ
て、長期貯蔵時及び落下等の事故や荒い取り扱いにあっ
たときでも、僅かな破壊や破損も起こさないものでなけ
ればならない。更に、キャスクは使用済燃料から出る熱
を周囲環境に伝え、しかも周囲環境を使用済燃料から出
る放射能から遮蔽しなければならない。ジルコニウム合
金製のハウジングの劣化を防止するために、燃料棒26
の温度は最大許容温度以下、たとえば375℃以下に保
たれていなければならない。キャスク内部で連鎖反応が
持続できないよう、即ち実効臨界係数Keffが1以下
であって自己持続反応が起こらないようにしなければな
らない。上記の要求は、完全な信頼性をもって貯蔵機能
を満足しなければならないキャスクに厳しい要件を課す
従って、本発明の主たる目的は、核分裂生成物及び放射
能が周囲環境に逸出しないよう防止するとともに、使用
済燃料から出る熱を放散させる機械的に頑丈な貯蔵キャ
スクを提供することである。
上記の目的に鑑み、本発明は、内部に空洞部を持ち、上
部と、床を形成する底部と、上部と底部との間に延びる
側壁部とから成る容器と、周縁部を持つ複数のディスク
形格子集合体と、前記格子集合体を前記空洞内部の離間
位置に同軸状に取り付けて格子集合体の周縁部を前記側
壁部に隣接させる手段とから成り、各格子集合体は相互
に接続されて複数の長方形開口部を持つ行列を形成する
複数の板から成り、前記格子集合体の複数の開口が同一
位置に位置合わせされて複数の貯蔵スロットを形成する
使用済原子燃料の長期貯蔵用のキャスクであって、前記
の複数の板に複数のブロック部材が固定されて前記の格
子集合体の前記周縁部を形成しており、使用済原子燃料
貯蔵時には前記側壁部と加圧接触して、前記格子集合体
から前記側壁部に熱が容易に伝えられるよう構成したこ
とを特徴とするキャスクに関する。通常の工場作業温度
でキャスクの部材を製造するときには、格子集合体の直
径をキャスク内壁の直径よりも僅かに小さくしておき、
バスケットを容器内に挿入できるようにしておく。しか
しながら、使用済燃料を装入して貯蔵するときには、キ
ャスク内部の温度が上昇し、格子集合体が容器に対して
膨張して、格子集合体の周縁部が容器壁部と熱伝導接触
する。
本発明の一つの特徴は、容器壁部が、空洞部に僅かに突
き出した鉛直方向に離間させた複数のリングを含むこと
である。各リングが格子集合体に対応し、対応する格子
集合体−の周縁部に隣接した位置に配設されている。製
造時には、リングの直径は対応する格子集合体の直径よ
りも僅かに(たとえば約OJcm程度)大きく、バスケ
ットを容器に挿入する際にバスケットがつかえる危険を
避けるために、各格子集合体の直径及び対応するリング
の直径よりも僅かに小さくしである。このような直径の
相違により、挿入初期段階における誤差の許容度が大き
くなるばかりでなく、挿入操作の進行時において位置合
わせを補正する目視案内手段が提供される。
本発明のもう一つの特徴は、バスケットが複数の脚部を
持ち、間隔をあけて複数の格子集合体が上記の脚部に取
り付けられることで ″ある。各格子集合体の四つの金
属部材に孔部が設けられており、脚部はこれらの孔部を
貫通して延伸する。格子集合体は、孔部のどちらかの側
部で脚部に固定された上部リングと下部リングの中間部
分に拘束される。各リングの間隔は、格子集合体の厚さ
よりも僅かに大きく、キャスク内部の温度上昇による各
部材の膨張度の相違が許容される。
本発明の更に別の特徴は、燃料集合体を封入する端部開
口セルをバスケットの貯蔵スロットに挿入できることで
ある。各セルは四つの壁部を持ち、これらの壁部の寸法
は封入される燃料集合体の寸法に対応していて、「中性
子毒作用J、 (newtron poison)を行
う。これらのセルは、格子集合体のプレートに溶接され
かつセル壁部のうちの二つの壁部から僅かに離れた熱伝
導性楔部材によって、貯蔵スロットの内部に位置させら
れている。このように僅かに離して位置させることによ
り、特にキャスクにヘリウムを満たしたときに、セルが
バスケットと異なる膨張度であることが許容され、しか
もバスケットへの熱の伝達が行われる。
本発明の更に別の特徴は、容器壁部上にあるリングが対
応する格子集合体の厚さよりも幅広であり、バスケット
の挿入及び除去を容易にするために、リング及び格子集
合体周縁部に傾斜面が設けられていることである。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施例を更に詳細
に説明する。
まず、最初に第15図を参照して説明を始めると、本発
明のキャスク38は、内部にバスケット42が配設され
たほぼ円筒形の容器40を有する。バスケット42は、
鉛直方向に配設された分孔から成る多数の行列(マトリ
ックス)形の貯蔵スロット44列を形成しており、各分
孔が使用済燃料集合体20または燃料を集めて入れた金
属容器を入れるセル46を収納している。以下に詳述す
るように、容器40とバスケット42とは別個に製造し
、バスケット42を容器40に挿入してキャスク38を
つくる。
゛ 次に第6図において、容器40は、蓋部材50を受
容する形状の上部を持つ基体部材48を有する。基体部
材48の内部に形成される空洞部52は、床56から立
ち上るほぼ円筒形の内壁54を持ち、床56は長期間に
わたる貯蔵期間中はぼ水平に保たれる。部材48及び5
0は炭素鋼部分58を有し、ステンレス製の内側被覆層
60が炭素鋼部分に固定されている。炭素鋼部分は、厚
さ約30cmであり、周囲環境をガンマ線から保護する
働きをする。たとえば、部材48をターンテーブルの上
に置き、部材48を回転させながらステンレス鋼溶接棒
を使用して連続螺線路に沿って内面にステンレスを溶接
して部材48の床56及び内壁54を完全にステンレス
鋼面で被覆する等の方接により、層60を基体部材48
に貼りつけることができる。この被覆作業時に、過剰の
ステンレス鋼を貼りつけることにより、後述する理由で
部材48の内部に僅かに突き出た複数のリング62.6
4.66.68及びフ0を形成させる。リング62乃至
70を付着させた後に、これらのリングを機械加工して
滑らかな円筒形の面を形成する。
更に第6図を参照して説明すると、部材48及び50の
炭素鋼部分58は、樹脂等の中性子吸収材料72から成
る厚さ約7.6cmの層で取囲まれている。材料72と
して使用するに適した樹脂は、イリノイ州、パーク・リ
ッジのルネッサンス・ドライブ142G (142G、
      次にRenaissance Drive
、 Park Ridge、 l1llnois)  
  数の格のビスコ・プロダクツ(BISCOProd
ucts)か   86をら商品番号N、 S、−3で
市販されている。材料   によっ72をステンレス鋼
外側層74が取囲み、容   由によ器40を周囲環境
から保護している。容器4   は、格0は、炭素鋼製
の冷却フィン76を有し、好   ある。
ましくは炭素鋼を周囲環境による化学的腐食    次
にから保護する処理を施しておく。フィン76   合
体のは部分58に溶接され、材料72及び層74   
 )90を貫通して突き出している。本実施例の場合 
  0.1、容器40の高さが約4.8メートル、フィ
ン   0.176を除いた外径が約2.5メートル、
内径が   成る。
約1.7メートルである。使用済燃料を装入す   2
.Oco+ると、キャスク38の質量は10万キログラ
   向きのムを越える。図示していないが、取り扱い
を   の中間容易にするために、基体部材48の上部
及び   。同様底部に一対のトラニオンを取り付ける
とよい   みぞ1び板1 す、こ 第3図において、バスケット42は複 子集合体78.80,82.84及び 有し、これらの格子集合体は脚部88 て柱状に支持されている。後述する埋 り直径を僅かづつ変えであること以外 子集合体78乃至86は同一の構造で 第4図及び第5図を参照して、格子集 構造を説明する0行列(マトリックス は、板92.94.96.98.10 02.104.106.108.11 12.114.116及び118から これらの板の高さは約23CD+、厚さは約である。た
とえば、板96は5本の下 みぞ120を有し、これらのみぞは板 に延びて、板を6区画に分割している に、例えば板110は5本の上向きの 22を有する。板96のみぞ120及 10のみぞ122は約26.3cm間隔であのようなみ
ぞ間隔になっているため、 中心間の間隔が約26.3cmの貯蔵スロット44  
 ターが形成されることは明らかであろう。組立時  
 上部。
には、板94.96.98.100及び10   形周
2を板108.110.112.114及び   在に
116と直交させて保持し、次いで矢印Aで   13
示すようにみぞ120をみぞ122と嵌合さ   集合
せて、板の最上部から底部に延びる交差部を   らか
形成させる。その後、交差部の両面に沿って   方形
:全長にわたって延びる隅肉溶接により上記の   ら
の。
板を接合し、各交差部に2本の溶接部分を設   はぼ
ける。板92乃至104を板110.112    次
及び114の端部に至るまで溶接し、板10   ると
6及び118を板96.98及び100の端   86
部に至るまで溶接して、行列90の製造を完   底面
了する。                    る
状。
次に、第7図に示すように、行列90を製   −裏作
した後に、ブロック124乃至154を板   集合・
92乃至118に溶接して、はぼ円形の金属   スケ
周縁部を持つ行列90をつくる。ブロック1   脚部
ンテーブル上に取り付は機械加工して、斜面158及び
底部斜面160を持つ円は部156をつくる。脚部88
を滑動自反納する孔部162をブロック128.6.1
44及び152に穿孔して、格子本の製作が完了する。
上記の説明から明なように、上記の構成により24個の
正川口部を画成する複数の板を有し、これ反と熱伝導接
触している周縁部を有する円板形の格子集合体が得られ
る。
に、第3図及び第6図を参照して説明す、バスケット4
2の格子集合体)6乃至1よ脚部88の上部に位置し、
脚部88の164が容器40の床56と接触してい想で
、対応するリング62乃至70と同ざの位置に置かれる
。即ち、最上部リング78は最上部リング62と対応し
、バット42を容器42に挿入したときにはB8に支持
されて格子集合体78の周縁れる。上記のように位置合
わせされた態様を第9図に示しであるが、第9図かられ
かるように、各リングには斜面部166が設けられてい
る。同様にして、第二の格子集合体8゜は第二のリング
64に対応しバスケット42を容器40に挿入したとき
には脚部88に支持されて格子集合体80の周縁部15
6がリング64と合致する位置に置かれ、第三の格子集
合体82は第3のリング66に対応しバスケット42を
容器40に挿入したときには脚部88に支持されて格子
集合体82の周縁部156がリング66と合致する位置
に置かれ、第四の格子集合体84は第四のリング68に
対応しバスケット42を容器4oに挿入したときには脚
部88に支持されて格子集合体84の周縁部156がリ
ング68と合致する位置に置かれ、最下部格子集合体8
6は最下部リング70に対応しバスケット42を容器4
0に挿入したときには脚部88に支持されて格子集合体
86の周縁部156がリング70と合致する位置に置か
れる。
更に第3図を参照して説明を続けると、格子集合体78
乃至86は、脚部88に固定された底部リング168に
より脚部88上に支持される。後述する理由により、脚
部88の格子集合体78乃至86の上面から僅かに上方
に離れた位置に上部リング170が固定されており、図
示の都合上第3図においては、リング170と格子集合
体の上面との間隔を誇張して示しである。図から明らか
なように、格子集合体は対応する底部リング168EL
び上部リング170の中間部分に拘束されており、各格
子集合体は、格子集合体の厚さとリング168からリン
グ170への間隔との    ′差に等しい距離分だけ
脚部88に対して移動できる。
バスケット42を組み立てた後、バスケットをターンテ
ーブル上に取り付けて、格子集合体78乃至86の周縁
部分を再び機械加工して、互いに同心円状の周縁部に僅
かな製造偏差が残らないよう確実に処理する。更に、周
縁部156を機械加工して僅かに異なる直径を持つよう
に加工し、バスケット42の最上部格子集合体78から
最下部格子集合体86に向かうに従って直径が減少する
ように加工する。好ましい一実施例においては、格子集
合体78の直径は約169.875cm、格子集合体8
0の直径は格子集合体78の直径よりも0.635cm
小さく、格子集合体82の直径は格子集合体80の直径
よりも0.635cm小さく、格子集合体84の直径は
格子集合体82の直径よりも0.635cm小さく、格
子集合体84の直径は格子集合体84の直径よりも0.
635cm小さい。従って、格子集合体78乃至86の
周縁部は同心円状の円筒形を形成し、直径が約0.63
5cmづつ相違し、最上部格子集合体78の直径は最下
部格子集合体86の直径よりも約2.54cm大きいこ
とになる。
バスケット42の板92乃至118、ブロック125乃
至154及びリング168ELび170は、熱を伝える
金属からで精ている。
好ましい実施例ではバスケット42の材料としてアルミ
ニウムが使用されるが、銅等その他の金属類も好適な材
料である。
バスケット42によフて形成される貯蔵スロット44を
利用して、燃料集合体20もしくは集めて一体にした使
用済燃料またはこれらの両方を貯蔵する。集積貯蔵をす
る場合には、燃料集合体から燃料棒26を取り出して、
単一の燃料集合体よりも多数の燃料棒を保持する金属製
の集積容器に入れる。集積貯蔵用のキャスク38を製造
するためには、゛後述するようにバスケット42を容器
40に挿′入し、水面下で使用済燃料の入った集積容器
を貯蔵スロット44に移す。しかしながら、一つまたは
それ以上の貯蔵スロット44を燃料集合体20の貯蔵に
使用する場合には、バスケット42を容器40に挿入す
る前に、燃料集合体貯蔵スロットに燃料棒26を受容す
るセルを配置しておく。
次に、第10図及び第11図を参照して、セル46につ
いて説明する。厚さ約0.19CIIlのステンレス鋼
製の外殻部材174は、燃料集合体20を収納するに充
分な大きさの正方形断面を持つ区画を画成する4面の細
長い側面を有する。断面積は、特定の燃料集合体の寸法
によって異なり、きちんと嵌合が行なわれるように定め
る。部材174の底部端176は開口しており、部材1
74の上部端には外 〜向きに曲げられたフランジ17
8が設けられていて、これらのフランジは燃料集合体2
0をセル46に入れる漏斗となる。炭化硼素等の「中性
子毒物質J  (neutron poison)から
成るシート182を支持するために、厚さ約0、O8C
mのステンレス製覆い部分180が外殻部材174に溶
接されている。厚さ約0.19cmのシートは、キャス
ク38に燃料集合体を装入してキャスク38をブール3
0の内部に保存したときに、燃料集合体20から放出さ
れる中性子を減するために設けられたものである。即ち
、キャスク38が水と燃料集合体20とを収納している
ときに、自己持続性の連鎖反応が起こる危険を避けるた
めに、シート182の働きにより、臨界係数Keffが
1以下に保持される。シート182は、燃料集合体が原
子炉の内部にあるときには連鎖反応を促進するように設
計されている燃料集合体相互間の核相互作用を制限する
。集積状態で燃料を貯蔵するときには、中性子毒物質は
事実上不必要である。ここで注意しておかねばならない
ことは、水が中性子を熱中性子化し、水抜き後において
は連鎖反応のポテンシャルは減少するので、装入処理時
にキャスク38から水を抜いてしまった後においては、
シート182は既にその役割りを果たし終えているとい
うことである。
次に、第12図、第13図及び第14図を参照して、バ
スケット42によって形成される貯蔵スロット44にセ
ル46を取り付ける方法について説明する。各セルは、
例えば溶接により、最下部格子集合体86に固定される
。水抜きを容易にするために、セル172の底端部17
6は、脚部88の底面164よりも僅かに上方に配設さ
れている。セル46は残りの格子集合体78.80.8
2及び84には固定されていない。何故なら、セル46
を格子集合体78.80.82及び84にも固定した場
合には、水抜きに続いてキャスク38の内部の温度が上
昇すると、セル46の膨張率とバスケット42の膨張率
とが相違するために、構造体内部に無視できない内部 
  ・応力が発生し、問題がある。セル46を格子集合
体78及び84に固定する代わりに、熱伝導性楔状体を
使用してセルを格子集合体78乃至84の内部の適宜な
位置に位置させ、セルが格子集合体の軸方向に移動でき
るように保持する。電気分解反応を避けるために、楔は
好ましくはアルミニウムまたは銅等のごとき格子集合体
78乃至84の板92乃至1  18の材料と同一の金
属からつくる。第13図は、わかり易くするためにフラ
ンジ178を省いて、格子集合体78の一部分とセル4
6の上部を示す上面図である。第13図かられかるよう
に、セル46の一側部は滑動自在に板98の上に乗って
おり、もう一つの側部(よ滑動自在に板114の上に乗
りている。セ?し46の他の側部が楔184.186.
18B及び190による横方向支持を受けており楔18
6とセル46の間には狭い間15ii192が残され、
楔188とセル46の間には狭ハ間隙194が残されて
いる。図示の都合上第13図においては、間1!l 1
92及び194は誇張して示しである。
第14図で楔184及び186の組み込み?示す。セル
46を貯蔵スロット44に挿入した後、隅肉溶接196
により楔184を板112に固定する。次いで楔186
を挿入し間隙ゲージを使用して間隙192を調整し〔、
使用済燃料貯蔵中にキャスクが最高温度たとえば375
℃、に達したときの楔186とセル46との間隔が所定
間隔になるようにする。この所定間隙は、好ましくは、
約0.005cm乃至0.025cmの範囲内にある。
間隙調整後に、隅肉溶接198により楔186を楔18
4に固定し、溶接200を施して、板112と楔184
と楔186とを接合する。
同様にして、楔188及び190を調整し溶接して、間
隙194を好ましい0.005乃至0.025cmの間
隔にする。勿論、残りのセル46も、格子集合体78に
よって形成された開口部に入れ、同様の方法で格子集合
体aO。
82及び84によって形成された開口部に入れる。
キャスク38に燃料集合体20を装入し水を抜き取った
後に、ヘリウムまたは窒素のような不活性ガスをキャス
ク38に充填するのが好ましい。不活性ガスの代わりに
空気を用いることもできる。特に、ヘリウムは間隙!9
2及び194のような狭い間隔で熱を伝達し易いので、
好ましい。従って、セル46からの熱は、板に接触して
いるセルの二側部を介して格子集合体の板に直接伝導さ
せるとともに、間隙192及び192と楔184乃至1
90を介して残りの板に間接的に伝えられることは明ら
かである。間1!1i192及び194は充分に小さい
ので、製造中、装入時及びキャスク38を遠隔地の貯蔵
場所に運搬するときに、セル46がバスケット42の内
部でがたつくことはない、上述したように、間隙192
及び194が設けであるので、温度が変化した際にはセ
ル46はバスケット42に対して直線移動が可能になる
。燃料集合体をセル46に挿入する前後における温度範
囲内でのセル46とバスケット42との線膨張の相違は
2cmまたはそれ以上にもなる。更に、楔184乃至1
90はセル46をバスケット組立体42の内部の適宜な
位置に保持し、セルの中心から中心までの間隔を本実施
例の場合には約26.2cm  に確実に保持する。中
性子毒シート82に加えて、中心間距離が上記のように
等間隔に保たれるので、キャスク38から水を抜く前に
おける臨界係数Keffは確実に1以下に保持される。
上の記載を再掲すると、好ましい実施例における最上部
格子集合体78の直径は 169.875c+++であり、残りの格子集合体の直
径は減少させである。容器40の内部のリング62乃至
70も、機械加工により、直径を変えである。好ましい
実施例では、最上部リングの直径は約170.18co
+、即ち格子集合体78の直径よりも約0.305cm
大きい。リング64の直径はリング62の直径よりも0
.635CDI小さく、リング66の直径はリング64
の直径よりも0.635cm小さく、リング68の直径
はリング66の直径よりも0.835cm小さく、最下
部リング70の直径は更に0.635cm減少させであ
る。従って、リング62乃至70は、格子集合体78乃
至86の周縁部156と同様に、共通軸を持ち直径が0
.635cmづつ異なる同心円状の円筒を形成する。更
に、容器4O及びバスケット42を通常の工場温度で製
造した製作時の各リング62乃至70の直径は対応する
格子集合体78乃至86の直径よりも0305cm大き
い。
上記のごとく、格子集合体78乃至86とリング62乃
至70の直径を段階的に変えであるので、セル46を上
述の方法により所定位置に入れた後におけるバスケット
42の容器40内への挿入が容易になる。バスケット組
立体42及びセル46は比較的大きくて重    ″く
、組立体42と容器40とは比較的密接に嵌合している
ので、直径が段階的に変えてない構成であると、容器4
0と組立体42との軸方向位置が僅かに狂フたり、容器
40が組立体40に対して僅かな長手方向に位置ずれし
たときには、組立体42を容器40の内部に完全に挿入
する前に、組立体42がつかえたり容器40の内部で動
かなくなフてしまう可能性がある。挿入作業の初期段階
で、組立体42及び内部に取り付けられたセル46を容
器40の上方に吊り下げたときには、格子   面1集
合体86がリング62を通過する際に集合   42体
86の直径とリング62の直径の相違によ   0のり
、1.5cmを越える間隔ができる。この間隔   性
かを目視で検知し、位置ずれを補正できる。バ   完
全スケット42を更に容器40の内部に降下さ   器
4せると、格子集合体86とリング64との間   出
し隔並びに格子集合体84とリング62との間   ケ
ラ隔は約1.22cmになる。これらの間隔を再び視 
  た後挟し、不整合を補正することができる。直径が
段階的に変化するので、格子集合体86がリング70の
位置まで降下して、初めて直径の相違が0.305cm
になる。従フて、リング62乃至70及び格子集合体7
8乃至86の直径が段階的に変えであることにより、挿
入工程の監視が容易になるばかりでなく、挿入工程のほ
とんど全工程を通じて許容される不正確度を大きくとる
ことができるという効果もある。また、格子集合体78
乃至86の斜面158及び160とリング62乃至70
の斜66が設けられているため、バスケットの挿入また
は引き出し時における容器4内部でのバスケット42の
つかえる可能減少する。バスケット42が容器40のに
挿入される前に、バスケット42が容0の内部で動かな
くなった場合に、引きが必要になる。セル172を入れ
たバスト42を完全に容器40の内部に組入れのキャス
ク38を第15図に示す。
以下余白 キャスク38の作動を以下に要約する。キャスク38を
開口させブール30のキャスク・パッドに下げ、燃料集
合体20をセル46に移し入れる。蓋部材50をボルト
で所定位置に取り付け、水抜きと同時にガスをキャスク
38に導入する。水が抜き取られるにつれて、キャスク
38の内部の温度が上昇するので、長時間の乾燥は不要
である。キャスク38の内部温度の上昇につれて、格子
集合体フ8乃至86が半径方向に膨張し、バスケット組
立体42と容器40の膨張に差があるため、格子集合体
78乃至86と対応するリング62乃至70の直径の相
違0.305cmは消失する。格子集合体78乃至86
の周縁部156は対応するリング62乃至70に圧接さ
れて、バスケット組立体42と容器40との間に熱の流
路が形成される。−例として、第9図に、キャスク38
の内部が平衡温度に達して  ゛、格子集合体78が対
応するリング62に圧接されている状態を図示する。格
子集合体78乃至86は膨張の大きさが異なるため対応
するリング62乃至70へ接触するが、これは自己補償
性を持つことに注意されたい。たとえば、使用済燃料貯
蔵中に平衡温度が変化して、格子集合体78乃至86が
対応するリング62乃至70から離れたと仮定しよう。
このような分離により、格子集合体78乃至86からリ
ング62乃至70、更には周囲環境への熱の伝導が妨げ
られる。この結果、格子集合体フ8乃至86の温度が上
昇し、格子集合体は再び対応するリング62乃至70に
圧接され、新しい平衡温度での熱伝導関係が再び確立さ
れる。
熱平衡時に、格子集合体78乃至86とリング62乃至
70とが互いに圧接し合わないとすると、集合体78乃
至86はリング62乃至70とは、直径が重なり合う意
味でしまりばめ関係になる。この状態は「直径方向のし
まりばめ」と見ることができ、格子集合体78乃至86
の周縁部156がリング62乃至70の表面と接触して
いる個所で、内部応力が発生する。キャスクの寸法が与
えられ、格子集合体78乃至86の直径とリング62乃
至70の直径との差が最初は0.305cmであり、製
造許容誤差がプラスまたはマイナス0 、038CII
lであったとすると、キャスク38が24本の使用済燃
料集合体20を収納し各使用済燃料集合体から1キロワ
ツトの熱が発生する場合には、熱平衡時における直径し
まりばめ量は約0.0305cm〜約0.107cmの
範囲になる。その結果束じる内部応力は、約1000乃
至4000 psi  (8900万〜2億7600 
 ダイン/cm2)の範囲になる。実験的に求めた上記
の圧力になるステンレス鋼とアルミニウムとの接触温度
の相違は約0℃乃至1.7℃の範囲に入る。
リング62乃至70を壁部54に固定した鉛直配向軌道
に代え、バスケット42の周縁部に対応する軌道を設け
ることにより、キャスク38の変形実施例とすることが
できる。
挿入を容易にするために、好ましくは、軌道には傾斜を
つけておく。しかしながら、水平リングを用いずに、鉛
直配向軌道を使用すると、製造工程が複雑になる。
格子集合体78乃至86の直径がリング62乃至70の
直径と同じかまたは僅かに大きいバスケットを製造する
変形例も考えられる。挿入作業に先立ち、この変形例の
容器40を加熱するか、または凍結C02(ドライアイ
ス)等によりバスケット42を冷却する。各部材が通常
の工場温度に戻ると、バスケット42は容器40と密接
に嵌合する。この変形例では、格子集合体78乃至86
とリング62乃至70との界面から硼酸含有水が除去さ
れ、熱流を下げる汚染物が界面に入らないよう確実に防
止される。
上述の説明から明らかなように、本発明の使用済燃料貯
蔵キャスクは、使用済燃料を受は入れる貯蔵スロットを
形成し、かつバスケットを容器内に挿入すると膨張して
格子集合体と容器壁部の間に熱伝導界面を与える格子集
合体から成るバスケットを提供するものである。上述の
説明は、ブール30中の水に硼酸塩が添加される加圧木
型原子炉についての好ましい実施例を記載したが、本発
明を沸騰水型原子炉の使用済燃料の貯蔵に応用すること
ができることは当業者には明らかである。
上記の本発明の説明から、種々の修正例、変形例及び応
用例を案出することができ、これらの修正例、変形例及
び応用例は特許請求の範囲の均等物の範囲内に包含され
るものであることが理解できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は、代表的な燃料集合体の斜視図である。 第2図は、使用済燃料集合体の短期間貯蔵用プールの上
面図である。 第3図は、バスケットの前面図であり、脚部に離間させ
て取り付ける格子集合体を示す図である。 第4図は、接続されて格子集合体の開口部行列を形成す
る板の上面図である。 第5図は、第4図に示した2枚の板を接続して行列を形
成させる方法を示す分解斜視図である。 第6図は、容器の鉛直断面図であり、容器の内壁部の一
部分を形成し、僅かに容器内部に突き出たリングを示す
図である。 第7図は、第4図の行列の上面図であり、行列に取り付
けられてほぼ円形の周縁部を形成する金属ブロックを示
す図である。 第8図は、周縁部に機械加工を施して円形にしかつ脚部
を入れる複数の孔部を穿孔した後の完成した格子集合体
の上面図である。 第9図は、対応するリングに圧接された格子集合体の周
縁部分を示す断面図である。 第10図は、使用済燃料集合体を受容するセルの断面図
である。 第11図は、第10図に示し、たセルの斜視図である。 第12図は、内部に複数のセルを取り付けたバスケット
の前面図である。 第13図は、格子集合体に固定された熱伝導楔によって
所定位置に位置させられたセルを概略的に示す上面図で
ある。 第14図は、第13図の14−14線に沿って切断した
断面図である。 第15図は、内部にセルが取り付けられたバスケットを
入れた容器から成るキャスクを第6図の紙面に鉛直な面
に沿って切断した断面図である。 40・・・・容器 52・・・・空洞部 54・・・・側壁部 56・・・・床 78.80.82.84.86・・・・格子集合体88
・・・・脚部 90・・・・行列 92〜118・・・・板 124〜154・・・・ブロック !62・・・・孔部 168・・・・底部リング 170・・・・上部リング FIG 9゜

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、内部に空洞部を持ち、上部と、床を形成する底部と
    、上部と底部との間に延びる側壁部とから成る容器と、
    周縁部を持つ複数のディスク形格子集合体と、前記格子
    集合体を前記空洞内部の離間位置に同軸状に取り付けて
    格子集合体の周縁部を前記側壁部に隣接させる手段とか
    ら成り、各格子集合体は相互に接続されて複数の長方形
    開口部を持つ行列を形成する複数の板から成り、前記格
    子集合体の複数の開口が同一位置に位置合わせされて複
    数の貯蔵スロットを形成する使用済原子燃料の長期貯蔵
    用のキャスクであって、前記の複数の板に複数のブロッ
    ク部材が固定されて前記の格子集合体の前記周縁部を形
    成しており、使用済原子燃料貯蔵時には前記側壁部と加
    圧接触して、前記格子集合体から前記側壁部に熱が容易
    に伝えられるよう構成したことを特徴とするキャスク。 2、前記格子集合体の内部には位置を合わせた複数の孔
    部があり、前記孔部を貫通する複数の脚部が設けられ、
    各格子集合体の一方側で前記脚部に底部リングが固定さ
    れ各格子集合体の他方側で前記脚部に上部リングが固定
    され、前記上部リングと前記下部リングとの間隔は前記
    格子集合体を貫通している前記孔部の長さまたは厚さよ
    りも大きく、格子集合体が前記上部リング及び前記下部
    リングの間で滑動自在に拘束されていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第1項に記載のキャスク。 3、中性子毒物質のシートが各側面に固定された四側面
    セルが前記貯蔵スロットの内部に配設されていることと
    、熱伝導手段が前記の板に固定され前記セルを前記貯蔵
    スロットの適切な位置に位置させていることを特徴とす
    る特許請求の範囲第2項に記載のキャスク。 4、各セルに対する前記熱伝導手段が、セルの二側壁に
    隣接して配設されかつセルの壁部から離間した楔部から
    成ることを特徴とする特許請求の範囲第3項に記載のキ
    ャスク。 5、前記楔が0.005cm乃至0.025cmの間隙
    が生じるよう前記のセル側壁から離してあることを特徴
    とする特許請求の範囲第4項に記載のキャスク。 6、前記キャスクにヘリウム等の不活性ガスを充填した
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項乃至第5項の何
    れかに記載のキャスク。 7、前記側壁部が、格子集合体の周縁部に隣接して前記
    空洞部に突き出した複数のリングを有することを特徴と
    する特許請求の範囲第1項乃至第6項の何れかに記載の
    キャスク。 8、前記格子集合体の直径及び前記リングの直径が、前
    記容器の上部からの距離が増すに従って、減少している
    ことを特徴とする特許請求の範囲第7項に記載のキャス
    ク。 9、隣接する格子集合体の直径とリングの直径との差が
    約0.6cmであり、所定温度において各格子集合体の
    直径が対応するリングの直径よりも小さくその差が約0
    .3cm未満であることを特徴とする特許請求の範囲第
    8項に記載のキャスク。 10、各リングの幅が対応する格子集合体の厚さよりも
    大きく、前記リング及び前記格子集合体が斜面縁部を持
    つことを特徴とする特許請求の範囲第項、第8項または
    第9項に記載のキャスク。
JP60289100A 1984-12-24 1985-12-20 使用済原子燃料貯蔵キヤスク Granted JPS61155995A (ja)

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