JP2008506101A - 核燃料集合体を貯蔵及び輸送するための貯蔵装置 - Google Patents

核燃料集合体を貯蔵及び輸送するための貯蔵装置 Download PDF

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Abstract

本発明は、それぞれ側壁が設けられ核燃料集合体を収容するのに用いられる複数の隣接するハウジングを備える、核燃料集合体を貯蔵及び輸送するための貯蔵装置に関し、上記側壁は、スロット付きの積み重ねられ且つ交差する構造組立体(6a、6b)によって形成される。本発明によれば、各構造組立体は、中性子材料製の少なくとも2つの離間したプレート(16、18)と、プレート(16、18)間に配置され当該プレートに接触する中間構造(119)とを備える。

Description

本発明は、包括的には、核燃料集合体を貯蔵及び輸送するための貯蔵装置に関する。限定的ではないが、より詳細には、本発明は、使用済み核燃料集合体の輸送及び/又は貯蔵に適用可能である。
[従来技術]
従来、貯蔵「バスケット」又は「ラック」とも呼ばれるこのような装置は、ほぼ円形の断面を有する円筒形状であり、核燃料集合体をそれぞれが収容することができる複数の隣接した仕切り室を有する。
このタイプの装置は、簡潔に後述する3つの必須機能を同時に果たすことができるように設計される。
実際には、これは第1に、使用済み燃料集合体が放出する熱を伴う熱移動機能の問題である。熱伝導特性が優れていることを理由に、アルミニウム又はその合金のうちの1つが通常は用いられる。
第2の機能は、中性子吸収と、貯蔵装置に核燃料集合体が装荷されるときの貯蔵装置の未臨界の維持への関心とに関する。これは、ホウ素(ボロン)等の中性子ファージ材料(中性子吸収体材料)としても知られる中性子吸収材を用いることによって達成される。さらに、未臨界は、例えば貯蔵装置の仕切り室を形成する隔壁の内部自体に水を充填することができる空間を設けることによっても確保され得る。
最後に、第3の必須機能は装置の剛性又は機械的強度に関し、これは、通常は鋼製の構造要素があることによって主に確保される。この点で、装置の全体的な機械的強度は、特にいわゆる「自由落下」試験に関して核物質の輸送/貯蔵に関する規制安全要件に適合しなければならないことに留意されたい。
従来技術では、貯蔵装置の隣接する仕切り室を得るために、ノッチ付きの構造要素を積み重ね交差させることから成るいくつかの実施形態が知られている。
しかしながら、このタイプの実施形態は上記の3つの機能を実際に果たすことができるものの、構造要素を積み重ね交差させたこのような装置の作製は複雑な設計によるものが多いことが指摘されている。これは、構成部品の製造の観点及びそれらの組み立て時間の観点の両方から、費用に関する欠点を必然的に伴う。
[発明の目的]
したがって、本発明の目的は、核燃料集合体を貯蔵及び輸送するための貯蔵装置を提案することであり、この装置は、以前のものと比較して単純化された設計を有すると同時に、従来技術の実施形態に関するものと少なくとも同等の性能レベル及び能力を提供するものである。
これを達成するために、本発明の目的は、それぞれが側壁を有し核燃料集合体を収容することができる複数の隣接する仕切り室を備え、側壁は、積み重ねて交差させられるノッチ付きの構造ユニットを用いて作られる、核燃料集合体を貯蔵及び輸送するための貯蔵装置である。本発明によると、ユニットはそれぞれ、ホウ素を含有する合金等の中性子ファージ材料製の2つの離間したフラットと、フラット間に位置付けられてこれらに接触する中間構造とを備える。
好適には、提案される貯蔵装置は、単純な幾何学的形状を有し且つ互いに容易に組み立てることができる安価な要素の使用に基づいた、複雑でない設計を有する。その結果、従来のものと比較して本装置の全費用を削減することができる。
他方、本発明による装置は、装置の構成部品それぞれに適した材料を選択することによって、上述の3つの必須機能の全てを容易に果たすことができるような設計を有することに留意されたい。さらに、本装置は、核物質の輸送/貯蔵に関する規制安全要件の全てを満たすこともできる。
実際には、本装置の構造ユニットそれぞれのフラットがホウ素を含有する合金製、好ましくはアルミニウム及びホウ素の合金製であるような好適な場合には、熱の移動が上記アルミニウムによって主に確保される一方で、中性子吸収に関しては、同様にフラットに含まれているホウ素を用いて行われる。この点で、構造ユニットそれぞれの2つのフラット間の間隔が、貯蔵装置の未臨界を維持することを常に目的とする水が占めることができる空間を画定することを可能にする。
最後に、構造ユニットそれぞれの中間構造が少なくとも部分的に鋼製である場合、全体的な機械的強度がこの構造によってほぼ確保され、この中間構造は、当該ユニットの2つのフラットを離間させる役割も同時に果たす。このように、貯蔵装置の機械的強度機能を確保する要素は、熱移動機能及び中性子吸収機能を確保する要素とは無関係にすることができるため、安全解析作業の実施を簡略化できることが有利である。
本発明の範囲から逸脱することなく、上述のもの以外の材料の選択肢が構造ユニットの構成部品に採用されてもよいことが明確に示される。説明的な一例として、中間構造及びフラットのそれぞれがホウ素鋼製であってもよい。
ノッチ付きの構造ユニットはそれぞれ、全体的にH形の断面を有することが好ましく、2つのフラットは、このH形の両側部をそれぞれ構成する。
さらに、仕切り室はそれぞれ、仕切り室を区切る側面を有し、よって当該側面は、上記仕切り室の側壁を形成するノッチ付きの構造ユニットのフラットから少なくとも部分的に構成されるようにすることが可能である。
本発明の第1の好適な実施形態によれば、各構造ユニットの中間構造は、好ましくは完全に鋼製の単一部品を形成するように作られる。この単一部品は、例えば、サイズを縮めるために後で加工される可能性がある単一品として作られる部品の形状を取ることができる。
したがって、各構造ユニットの中間構造が2つのフラットに堅固に組み付けられるようにすること、又は上記中間構造がこのユニットの2つのフラットに対して「自由である」ようにすることが同様に可能である。後者の場合、所定の構造ユニットの中間構造は、この所定のユニットに対して交差状に配置されこれに積み重ね方向に直接隣接する構造ユニットを用いて、1つの積み重ね方向に保持される。したがって、より正確には、所定のユニットの中間構造は、この所定のユニットのノッチとそれに接触して交差状に配置されるユニットに属するノッチとの協働によって保持されるため、積み重ね方向に保持されるためにそのフラットに機械的に接合される必要がない。この第1の好適な実施形態では、「接触して交差状に配置されるユニット」は、所定のユニットに直接隣接して位置決めされてその両側に積み重ね方向に位置付けられる構造ユニットに対応することを理解されたい。
本発明の第2の好適な実施形態によれば、各構造ユニットの中間構造は、間隔手段によって互いに離間された2つの棒鋼を含み、これら2つの棒は、互いに及びフラットに平行に、且つ積み重ね方向に垂直に配置されることが好ましい。好ましくは、間隔手段は、構造ユニットの2つのフラットに堅固に組み付けられ、すると2つの棒鋼は、このユニットの2つのフラットに対して「自由になる」ことができる。この点で、2つの棒鋼は、構造ユニットの積み重ね方向に関して間隔手段の両側にそれぞれ位置付けられる。
そのような場合、所定の構造ユニットの棒鋼はそれぞれ、一方では間隔手段を用いて、他方では、所定の構造ユニットに対して交差状に配置され該所定の構造ユニットに積み重ね方向に直接隣接する構造ユニットを用いて、積み重ね方向に保持されるようにすることが可能である。
ここでもまた、所定の構造ユニットの2つの棒はそれぞれ、間隔手段によって一方向に、またこの所定のユニットのノッチとそれに接触して交差状に配置されるユニットに属するノッチとの協働によって他方の方向に保持されるため、これら2つの棒は、積み重ね方向に保持されるためにそのフラットに機械的に接合される必要がないことを理解されたい。
この第2の好適な実施形態では、「接触して交差状に配置されるユニット」は、当該ユニットに直接隣接して配置される構造ユニット、但し所定の棒の側に積み重ね方向に位置付けられるもののみに対応することを理解されたい。
各構造ユニットの間隔手段は、複数のスペーサを含むことが好ましく、これらそれぞれに、構造ユニットの2つのフラットにこれらを堅固に接合する締結手段が通される。説明のために、上記締結手段は、リベット及びねじ/ナット組立体の中から選択され得る。
最後に、やはり優先的な方法では、構造ユニットの任意所定の層nに対して、層n+1及び層n+3の構造ユニットは、フラットに設けられた切欠き間にあるこれらのフラットの縁同士が対になって接触する。同様にして、層n及び層n+2の構造ユニットも同様に、フラットに設けられた切欠き間にあるこれらの同じフラットの縁同士が対になって接触する。
本発明の他の利点及び特徴は、以下の非限定的な詳細な説明で明らかとなるであろう。
この説明は、添付図面に関して行われる。
[好適な実施形態の詳細な説明]
図1を参照すると、核燃料集合体(図示せず)、好ましくは使用済みの核燃料集合体の輸送/貯蔵用のパッケージ(図示せず)内に入れられることが予想される貯蔵装置1が示されている。
図1で見ることができるように、貯蔵装置1は、平行に配置される複数の隣接する仕切り室2を含み、これらはそれぞれ長手方向軸4に沿って延びる。仕切り室2はそれぞれ、正方形の断面形状を有する少なくとも1つの、好ましくは1つの燃料集合体を収容することができる。
したがって、仕切り室2は、互いに並置されるように設けられる。これらは、複数のノッチ付きの構造ユニット6a、6bによって作製され、これらのユニット6a、6bは、図1において矢印8で概略的に示すように、仕切り室2の長手方向軸4に平行であることが好ましい積み重ね方向に積み重ねられる。取り決めにより、本明細書の残りの部分を通して、「高さ」の概念は積み重ね方向8に関連するものとすることを認識されたい。
この同じ図1で確認できるように、ノッチ付きの構造ユニット6a、6bは、好ましくは垂直に交差する。換言すれば、ユニット6aは互いに平行に位置付けられ、ユニット6bも互いに平行であるがユニット6aに対しては垂直に位置付けられる。
これらが積み重ね方向8に積み重ねられると、構造ユニット6a、6bは合わせて仕切り室2それぞれの側壁を形成し、結果としてこの側壁はほぼ正方形の断面形状を有する。当然ながら、仕切り室2の側壁は、六角形等、異なる形状の燃料集合体の保持を可能にする任意の他の形状であってもよい。
したがって、仕切り室4が正方形の断面を有する図1に示す例では、構造ユニット6aが方向10に平行な鉛直隔壁9を形成し、構造ユニット6bが方向12に平行な鉛直隔壁11を形成し、方向8、10、及び12は互いに垂直である。
ユニット6a、6bはそれぞれ、それと一体化される2つの周囲隔壁14間に延びることが好ましく、これらの周囲隔壁14は、貯蔵装置1の側面を閉じることを可能にする。説明のために、図示のように、これらの周囲側壁14は、数が4つであり、それぞれが装置1の全高に沿って延び、且つこの装置1の周囲仕切り室2の側壁の周囲部分を構成するように設けられ得る。
さらに、上記から明らかに分かるように、鉛直隔壁9、11のそれぞれが、当該鉛直隔壁の両側に位置付けられる複数の仕切り室2の側壁の一部の形成に携わることに留意されたい。
詳細に後述するように、ノッチ付きの構造ユニット6a、6bはそれぞれ、アルミニウム及びホウ素の合金製であることが好ましい2つの平行なフラット16、18を用いて作製される。しかしながら、ホウ素鋼等の他の中性子ファージ材料、又はガドリニウム、ハフニウム、カドミウム、又はインジウム系の元素等を含有する任意の他の材料を採用してもよい。
したがって、引き続き図1を参照すると、フラット16、18はそれぞれ、積み重ね方向8及び方向10、12の一方に平行であり、複数の仕切り室2の画定に関与することが分かる。
他方、ノッチ付きの構造ユニット6a、6bはそれぞれ、少なくとも部分的に鋼製である中間構造19を有し、この中間構造はフラット16、18間に位置付けられてこれらに接触している。
次に図3を参照すると、本発明の第1の好適な実施形態による貯蔵装置1の一部を確認することができ、この装置1は、図2a及び図2bに示すもの等のノッチ付きの構造ユニット6a、6bのスタックを用いて作製される。この点で、隔壁9を形成するユニット6aは隔壁11を形成するユニット6bと同一又は同様であることが留意されるため、次に図2a及び図2bを参照してこれらの一方を説明する。
したがって、本発明のこの第1の好適な実施形態では、ノッチ付きの構造ユニット6bは、上側切欠き20及び下側切欠き22をそれぞれが有する2つのフラット16、18を備え、これらの切欠き20、22は、積み重ね方向8にそれぞれ上部及び下部に向かって開いている。さらに、各ノッチ20、22は、このノッチの底に対応し、且つ方向10、12に平行すなわち積み重ね方向8に垂直に位置付けられる平面の形状を取ることが好ましい、ノッチ縁20a、22aを有する。
ユニット6bは、この第1の好適な実施形態では、鋼、好ましくはステンレス鋼の単一部品を形成するようになっている中間構造19も備える。したがって、この部品は、単一品として作られてから加工されてもよく、又は互いに溶接される要素を用いて製造されてもよい。
中間構造19は、いずれも方向10及び12に平行に位置付けられる上面24及び下面26を有する。さらに、中間構造19は、方向8及び12に平行に位置付けられ、且つユニット6bがスタックに組み付けられるとフラット16、18とそれぞれ接触する、2つの側面28、30も備える。この点で、この中間構造19は、従来の締結手段(図示せず)によってフラット16、18に堅固に組み付けられてもよく、又は図3を参照して後述するようにフラット16、18に対して自由であってもよいことが明確に示される。
中間構造19がフラット16、18に対して「組み付け」位置で示される図2bを参照すると、ユニット6bの上側部分に関しては、中間構造19の上面24は、ノッチ縁20aが位置する平面の高さよりもわずかに低い高さの平面に位置付けられることが明確に示されており、2つの上記平面は互いに平行である。換言すれば、この組み付け位置では、ノッチ縁20aは、中間構造19の上面24よりもわずかに上方に突き出ていることが好ましい。
さらに、ユニット6bの複数の上側ノッチ32それぞれが、互いに対向して位置付けられフラット16及び18にそれぞれ属する2つの切欠き20によって形成される。したがって、各上側ノッチ32の底は、互いに離れて位置付けられる2つのノッチ縁20aをつなげる平面であることが明らかである。上述のように、中間構造19の上面24は、上側ノッチ32の底の画定に関与しないことが好ましい。
同様に、ユニット6bの下側部分に関しては、ノッチ縁22aは、中間構造19の下面26が位置する平面の高さよりもわずかに低い高さの平面に位置付けられる一平面を形成し、2つの上記平面も互いに平行である。
さらに、ユニット6bの複数の下側ノッチ34それぞれが、互いに対向して位置付けられフラット16及び18にそれぞれ属する2つの切欠き22によって形成される。ここでもまた、各下側ノッチ34の底は、互いに離れて配置される2つのノッチ縁22aをつなげる平面であるが、好ましくは中間構造19の下面26を含まないことが明らかである。
したがって、上記に鑑みて、各ユニット6a、6bは、中間構造19の下面26と上面24との間の距離が、2つのフラット16、18のいずれか一方に設けられたいずれか1つのノッチ縁20aと、同じフラットにあり上記ノッチ縁20aと積み重ね方向に整列するノッチ縁22aとを隔てる距離よりも短くなるように設計されることが好ましいことが自明である。
当然ながら、これらのノッチ32、34は、構造ユニット6a、6bの交差した積み重ねを可能にするという自明の目的から、隣接する構造ユニット6aに属する同一又は同様のノッチ内に嵌まることが意図される。
さらに、図2a及び図2bを参照して説明するユニット6bは、全体的にH形の断面を有し、中間構造19がこのHの芯部又は「連結棒」を形成し、2つのフラット16、18がこのHの2つの側部をそれぞれ形成することが明確に示される。
この構成は、当然ながら、装置1の未臨界が維持されることを確実にするために水を充填することができる空間を形成するのに専ら適している。これを目的として、この実施形態に関してではなく本明細書の以下で開示する第2の好適な実施形態に関する図6にのみ示されているが、中間構造19が、貯蔵装置1の排出及び充填作業中に、仕切り室2に流入するのと同じ速度で上記空間に水が流入できるようにする3つの通路孔を優先的に有することが指摘される。
再び図3を参照すると、構造ユニット6a、6bそれぞれが関連のフラット16、18に機械的に接合されない中間構造19を有する、第1の好適な実施形態による貯蔵装置1の一部が見られる。実際には、ユニット6a、6bの中間構造19は、フラット16、18と一体化されずにこれらと側面が接触しているだけである。
複数のユニット6a、6bが積み重ねて交差させられているこの図3では、互いに平行なユニット6aの層n+1の存在にまず留意する。さらに、層n+2が、層n+1の積み重ね方向8の直下に位置付けられ、ノッチ32、24を用いて層n+1のユニット6aと協働するユニット6bから構成される。したがって、この点で、層n+2のユニット6b及び層n+1のユニット6aは、積み重ね方向8に直接連続して配置されるとともに互いに対して交差状に配置される。
最後に、層n+3が、層n+2の積み重ね方向8の直下に位置付けられ、ノッチ32、34を用いて層n+2のユニット6bと協働するユニット6aから構成される。その結果、層n+2のユニット6b及び層n+3のユニット6aは、積み重ね方向8に直接連続して配置されるとともに互いに対して交差状に配置される。他方、図3で見ることができるように、層n+1及びn+3の構造ユニット6aはまた、ノッチ32、34間にあるフラット16、18の縁(図示せず)同士が対になって接触する。
より一般的には、層n+x及びn+x+2に属する構造ユニットは、フラット同士が対になって接触するため、これらの同じフラットを用いて、完全に一続きの仕切り室の側壁が積み重ね方向8に形成されることが明確に示される。したがって、構造要素6a、6bの組み立て中に好ましいのは、切欠き20、22間にあるフラット16、18の縁同士の接触であり、対になって協働するノッチ縁20a、22bの接触ではない。
中間構造19が積み重ね方向8に保持される方法を説明するために、図3の層n+2の任意のユニット6bについて考察する。このユニット6bの中間構造19の上部付近は、それにすぐ続く層n+1のユニット6aを用いて、当該ユニット6bの上側ノッチ32が層n+1のユニット6aそれぞれの下側ノッチ34のうちの1つとそれぞれ協働することで、積み重ね方向8に保持されることができる(参照符号32及び34は図3には示されていない)。
より正確には、層n+x及びn+x+2にそれぞれ属する2つの構造ユニットのフラットの縁同士の上記接触を保証するために、ノッチ32、34が図示のように対になって嵌め合わせられると、当該上側ノッチ32それぞれの底とその関連の下側ノッチ34の底との間に作用クリアランスが形成される。したがって、これを理由として、装置が図1に示すように鉛直に位置決めされると、中間構造19の上面24と当該下側ノッチ34のノッチ縁22aとの間にもクリアランスができる。
同様に、このユニット6bの中間構造19の下部付近は、それにすぐ続く層n+3のユニット6aを用いて、当該ユニット6bの下側ノッチ34が層n+3のユニット6aそれぞれの上側ノッチ32のうちの1つとそれぞれ協働することで、積み重ね方向8に保持される。
ここでもまた、ノッチ32、34が図示のように対になって嵌め合わせられると、当該下側ノッチ34それぞれの底とその関連の上側ノッチ32の底との間に作用クリアランスが形成される。さらに、重力により、構造19の下面26が関連の上側ノッチ32を形成する2つの対向するノッチ縁20aと平面接触することに留意されたい。
したがって、種々のユニット6a、6bの中間構造19は互いに接触しないが、構造19を高さ方向に保持するためにフラット16、18に機械的に接合する必要がなく、これは貯蔵装置1の組み立てに伴う時間及び費用に関してかなりの利点を生むことが容易に理解される。
上述したように、図1に示す鉛直位置では、中間構造19の上面24は、この面24の上に対向して位置付けられる下側ノッチ34のノッチ縁22aに接触しない。それゆえ、中間構造19は、それにすぐ続く層n+1のユニット6aを用いて積み重ね方向8に保持されることができることも明確に示されている。これは、装置1の輸送段階中に生じるように装置がもはや鉛直ではなく例えば水平に配置されたときに、中間構造19の上面24が層n+1のユニット6aに設けられた下側ノッチ34のノッチ縁22aに当接することができることによって説明される。
次に図5を参照すると、本発明の第2の好適な実施形態による貯蔵装置1の一部を確認することができ、この装置1は、第1の好適な実施形態の装置と比較的同様である。したがって、これらの図では、同じ参照符号を有する要素は同一又は同様の要素に対応する。
したがって、装置1は、図4a及び図4bに示すもののようなノッチ付きの構造要素6a、6bのスタックを用いて作製される。ここでもまた、隔壁9を形成するユニット6aは、隔壁11を形成するユニット6bと同一又は同様であることが留意されるため、次に図4a及び図4bを参照してこれらの一方を説明する。
したがって、本発明のこの第2の好適な実施形態では、ノッチ付きの構造要素6bは、ノッチ縁20a、22aをそれぞれ有する上側切欠き20及び下側切欠き22を有する限り、上述のものと同一又は同様の2つのフラット16、18を備える。
ユニット6bは、中間構造119も備えるが、これは、互いに独立しているため単一部品を形成せず、ステンレス鋼製であることが好ましい2つの棒鋼146、148を特に含むという点で、第1の好適な実施形態の構造19とは異なる。
中間構造119はまた、上側棒146と下側棒148との間に設けられる間隔手段150から構成され、これらの棒146、148は、好ましくは方向12に平行且つ方向8及び10に垂直に当該ユニット6bの一端から他端まで延びる。
棒146、148それぞれに接触することができる間隔手段150は、例えば、これらの棒146、148の全長に沿って方向12に離間して配置される複数の鋼スペーサ152を含む。これらのスペーサ152はそれぞれ、ねじ/ナットタイプ又はリベットタイプの締結手段154を用いて、両端が2つのフラット16、18に接触してこれらと一体化される。したがって、このような組立体を可能にするために、フラット16、18は穿孔され、各スペーサ152は、方向10に延びて締結手段154が通される開口(参照なし)を有する。説明のために、棒146、148の両端それぞれに関して、間隔手段150は、同様にねじ/ナットタイプ又はリベットタイプの締結手段154を用いて2つのフラット16、18と一体化される、平行六面体又は立方体形の要素156を有し得る。当然ながら、仕切り室2内に入っている核燃料集合体が損傷を受けるのを防止するために、締結手段154は、フラット16、18から突出することでこれらの仕切り室2を突き通ることがないようにフラット16、18に組み付けられる。
間隔手段150にどのような設計が採用されようと、上側棒146は、いずれも方向10及び12に平行に位置付けられる上面158及び下面160を有することに留意されたい。さらに、上側棒146は、方向8及び12に平行に位置付けられ、且つユニット6bがスタックに組みつけられるとフラット16、18とそれぞれ対向することが意図される2つの側面162、164も備える。
同様に、下側棒148は、いずれも方向10及び12に平行に位置付けられる上面166及び下面168を有する。さらに、下側棒148は、方向8及び12に平行に位置付けられ、且つユニット6bがスタックに組みつけられるとフラット16、18とそれぞれ対向することが意図される2つの側面170、172も備える。
さらに、図4aで明確に見ることができるように、上側棒146の下面160及び下側棒148の上面166はいずれも、間隔手段150のスペーサ152及び立方体形の要素156への接触を妨げられない。
中間構造119がフラット16、18に対して「組み付け」位置で示される図4bを参照すると、ユニット6bの上側部分に関しては、上側棒146の上面158は、ノッチ縁20aが位置する平面の高さよりもわずかに低い高さの平面に位置付けられることが明確に示されており、2つの上記平面は互いに平行である。換言すれば、この組み付け位置では、ノッチ縁20aは、上側棒146の上面158よりも上方に突き出ている。
さらに、ユニット6bの複数の上側ノッチ32それぞれが、互いに対向して位置付けられフラット16及び18にそれぞれ属する2つの切欠き20によって形成される。したがって、各上側ノッチ32の底は、互いに離れて位置付けられる2つのノッチ縁20aをつなげる平面であることが明らかである。上述のように、上側棒146の上面158は、上側ノッチ32の底の画定に関与しないことが好ましい。
同様に、ユニット6bの下側部分に関しては、ノッチ縁22aは、下側棒148の下面168が位置する平面の高さよりもわずかに低い高さの平面に位置付けられる一平面を形成し、2つの上記平面も互いに平行である。
さらに、ユニット6bの複数の下側ノッチ34それぞれが、互いに対向して位置付けられフラット16及び18にそれぞれ属する2つの切欠き22によって形成される。したがって、ここでもまた、各下側ノッチ34の底は、互いに離れて配置される2つのノッチ縁22aをつなげる平面であるが、好ましくは下面168を含まないことが明らかである。
したがって、上記に鑑みて、各ユニット6a、6bは、中間構造119の下面168と上面158との間の距離が、2つのフラット16、18のいずれか一方に設けられたいずれか1つのノッチ縁20aと、同じフラットにあり上記ノッチ縁20aと積み重ね方向8に整列するノッチ縁22aとを隔てる距離よりも短くなるように設計されることが好ましいことが自明である。
上述したように、これらのノッチ32、34は、構造ユニット6a、6bの交差した積み重ねを可能にするという自明の目的から、隣接する構造ユニット6aに属する同一又は同様のノッチと協働することが意図される。
図4a及び図4bを参照して説明するユニット6bは、全体的にH形の断面を有し、中間構造119がこのHの芯部又は「連結棒」を形成し、2つのフラット16、18がこのHの2つの側部をそれぞれ形成する。説明のために、ユニット6bの棒146、148それぞれとフラット16、18との間にわずかなクリアランスを設けることが可能である。
再び図5を参照すると、構造ユニット6a、6bがそれぞれ、2つの棒146、148が関連のフラット16、18に機械的に接合されない中間構造19を有する、第2の好適な実施形態による貯蔵装置1の一部が見られる。
図3と同様であり、複数のユニット6a、6bが積み重ねて交差させられているこの図5では、互いに平行なユニット6aの層n+1の存在にまず留意する。さらに、層n+2が、層n+1の積み重ね方向8の直下に位置付けられ、ノッチ32、34を用いて層n+1のユニット6aと協働するユニット6bから構成される。したがって、層n+2のユニット6b及び層n+1のユニット6aは、積み重ね方向8に直接連続して配置されるとともに互いに対して交差状に配置される。
ここでもまた、層n+3が、層n+2の積み重ね方向8の直下に位置付けられ、ノッチ32、34を用いて層n+2のユニット6bと協働するユニット6aから構成される。したがって、層n+2のユニット6b及び層n+3のユニット6aは、積み重ね方向8に直接連続して配置されるとともに互いに対して交差状に配置される。
より一般的には、層n+x及びn+x+2に属する構造ユニットは、フラット同士が対になって接触するため、これらの同じフラットを用いて、完全に一続きの仕切り室の側壁が積み重ね方向8に形成されることが明確に示される。したがって、第1の好適な実施形態のように、構造要素6a、6bの組み立て中に好ましいのは、切欠き20、22間にあるフラット16、18の縁同士の接触であり、対になって協働するノッチ縁20a、22bの接触ではない。
中間構造119が積み重ね方向8に保持される方法を説明するために、図5の層n+2の任意のユニット6bについて考察する。
このユニット6bの上側棒146の上部付近は、それにすぐ続く層n+1のユニット6aを用いて、当該ユニット6bの上側ノッチ32が層n+1のユニット6aそれぞれの下側ノッチ34のうちの1つとそれぞれ協働することで、積み重ね方向8に保持されることができる(参照符号32及び34は図5には示されていない)。
より正確には、層n+x及びn+x+2にそれぞれ属する2つの構造ユニットのフラットの縁同士の上記接触を保証するために、ノッチ32、34が図示のように対になって嵌め合わせられると、当該上側ノッチ32それぞれの底とその関連の下側ノッチ34の底との間に作用クリアランスが形成される。これを理由として、装置が図1に示すように鉛直に位置決めされると、ノッチ縁20aは関連のノッチ縁22aに接触せず、したがって上側棒146の上面158と当該下側ノッチ34のノッチ縁22aとの間にもクリアランスができる。
さらに、このユニット6bの上側棒146の下部付近は、その下面160と間隔手段150との接触によって積み重ね方向8に単に保持され、この接触は重力により得られるものである。
同様に、このユニット6bの下側棒148の下部付近は、それにすぐ続く層n+3のユニット6aを用いて、当該ユニット6bの下側ノッチ34が層n+3のユニット6aそれぞれの上側ノッチ32のうちの1つとそれぞれ協働することで、積み重ね方向8に保持される。
ここでもまた、ノッチ32、34が図示のように対になって嵌め合わせられると、当該下側ノッチ34それぞれの底とその関連の上側ノッチの底との間に作用クリアランスが形成される。さらに、重力により、下側棒148の下面168が関連の上側ノッチ32を形成する2つの対向するノッチ縁20aと平面接触することに留意されたい。
このユニット6bの下側棒148は、間隔手段150によって積み重ね方向8に上部に向かって単に保持されるが、上面166とこれらの間隔手段150との間にクリアランスがあることに留意することができる。
さらに、上記から、ユニット6a、6bの上側ノッチ32がそれにすぐ続くユニット6b、6aの下側ノッチ34とそれぞれ嵌まり合うことに関して、関与する上側棒146及び下側棒148は互いに垂直であり、後述するように、それらの交点領域にタイロッドが通ることが好ましい。
第2の好適な実施形態では、棒146、148を高さに従って保持するためにフラット16、18に機械的に接合する必要がないことが有利であることが容易に理解できる。
上述したように、図1に示す鉛直位置では、上側棒146の上面158は、この面24の上に対向して位置付けられる下側ノッチ34のノッチ縁22aに接触しない。それゆえ、上側棒146は、それにすぐ続く層n+1のユニット6aを用いて積み重ね方向8に保持されることができることも明確に示されている。これは、装置1の輸送段階中に生じるように装置がもはや鉛直ではなく例えば水平に配置されたときに、上面146が層n+1のユニット6aに設けられた下側ノッチ34のノッチ縁22aに当接することができることによって説明される。
同様に、特定の状況下では、下側棒148の上面166は、間隔手段150のスペーサ152及び立方体形の要素156に当接して、この棒148の下面168と層n+3のユニット6aに設けられた上側ノッチ32のノッチ縁20aとが接触しないようにすることができる。
図5及び図6を併せて参照すると、方向10に平行な鉛直隔壁9と方向12に平行な鉛直隔壁11との交点又は交差点それぞれに関して、タイロッド172が、装置1の一端から他端まで積み重ね方向8に、構造ユニット6a、6bを貫通することが分かる。
これにより、ステンレス鋼製であることが好ましいタイロッド172は、貯蔵装置1のうちノッチ32、34が対になって嵌め合わせられる領域の機械的強度を確保することを可能にする。
図5で明確に見ることができるように、各タイロッド172は、ユニット6a、6bの中間構造119、より正確にはこれらの構造119それぞれの2つの棒146、148を貫通する。このように、第1のユニット6a、6bの下側ノッチ34と積み重ね方向8でそれにすぐ続く第2の交差ユニット6b、6aの上側ノッチ32とがそれぞれ協働し、第1のユニット6a、6bの下側棒148がノッチ縁20aに接触するため、タイロッド172の荷重が大幅に減る。その結果、これにより有利には、タイロッド172の直径及びそれに関連する質量を減らすことが可能になる。
図6をより詳細に参照すると、側壁が鉛直隔壁9、11、14によって形成される仕切り室2が、正方形の断面を有する側面174によってそれぞれ区切られることを見ることができる。上述の好適な実施形態の全てにおいて、この側面174が、鉛直隔壁9、11をそれぞれ形成する構造ユニット6a、6bのフラット16、18によって少なくとも部分的に形成されるようにすることが可能である。
図6で明確に見ることができるように、周囲仕切り室2それぞれの側面174の一部は、この場合は周囲隔壁14も用いて形成されるため、これらの周囲仕切り室2の側面174のみがフラット16、18によって完全に形成されない。
当然ながら、当業者は、非限定的な説明の目的でのみ上述した貯蔵装置1に様々な変更を行うことができる。
本発明の原理を簡潔に説明する、核燃料集合体を貯蔵及び輸送するための貯蔵装置の斜視図を示す。 本発明の第1の好適な実施形態による核燃料集合体を貯蔵及び輸送するための貯蔵装置で用いられるノッチ付きの構造ユニットの斜視図を示し、図2bの分解図である。 本発明の第1の好適な実施形態による、核燃料集合体を貯蔵及び輸送するための貯蔵装置で用いられるノッチ付きの構造ユニットの斜視図を示す。 図2a及び図2bに示すもの等、積み重ねて交差させられた複数のノッチ付きの構造ユニットを示す、第1の好適な実施形態による貯蔵装置の部分斜視図である。 本発明の第2の好適な実施形態による核燃料集合体を貯蔵及び輸送するための貯蔵装置で用いられるノッチ付きの構造ユニットの斜視図を示し、図4bの分解図である。 本発明の第2の好適な実施形態による、核燃料集合体を貯蔵及び輸送するための貯蔵装置で用いられるノッチ付きの構造ユニットの斜視図を示す。 図4a及び図4bに示すもの等、積み重ねて交差させられた複数のノッチ付きの構造ユニットを示す、第2の好適な実施形態による貯蔵装置の部分斜視図である。 貯蔵装置のノッチ付きの構造ユニットの積み重ね方向に垂直な、図1の平面Pに沿った断面図を示す。

Claims (14)

  1. それぞれが側壁を有し核燃料集合体を収容することができる複数の隣接する仕切り室(2)を備え、前記側壁は、積み重ねて交差させられるノッチ付きの構造ユニット(6a、6b)を用いて作られる、核燃料集合体を貯蔵及び輸送するための貯蔵装置(1)であって、
    前記ユニット(6a、6b)はそれぞれ、中性子ファージ材料製の2つの離間したフラット(16、18)と、これらのフラット(16、18)間に位置してこれらに接触する中間構造(19、119)とを備えることを特徴とする、核燃料集合体を貯蔵及び輸送するための貯蔵装置。
  2. 前記ノッチ付きの構造ユニット(6a、6b)はそれぞれ、全体的にH形の断面を有し、前記2つのフラット(16、18)は、このH形の両側部をそれぞれ構成する請求項1に記載の貯蔵装置。
  3. 前記仕切り室(2)はそれぞれ、該仕切り室(2)を区切る側面(174)を有し、該側面(174)は、前記仕切り室(2)の前記側壁を形成する前記ノッチ付きの構造ユニット(6a、6b)の前記フラット(16、18)から少なくとも部分的に構成される請求項1または請求項2に記載の貯蔵装置。
  4. 前記中性子ファージ材料は、ホウ素を含有する合金であり、前記中間構造(19、119)は、少なくとも部分的に鋼製である請求項1〜3のいずれか一項に記載の貯蔵装置。
  5. 前記構造ユニット(6a、6b)のそれぞれの前記中間構造(19)は、単一部品を形成するように作られる請求項1〜4のいずれか一項に記載の貯蔵装置。
  6. 前記構造ユニット(6a、6b)のそれぞれの前記中間構造(19)は、前記2つのフラット(16、18)に堅固に組み付けられる請求項5に記載の貯蔵装置。
  7. 所定の構造ユニット(6a、6b)の前記中間構造(19)は、前記所定の構造ユニット(6a、6b)に対して交差状に配置され且つ該所定の構造ユニット(6a、6b)に積み重ね方向(8)に直接隣接する前記構造ユニット(6a、6b)を用いて、前記積み重ね方向(8)に保持される請求項5に記載の貯蔵装置。
  8. 前記構造ユニット(6a、6b)のそれぞれの前記中間構造(119)は、間隔手段(150)によって互いに離間した2つの棒鋼(146、148)を含む請求項1〜4のいずれか一項に記載の貯蔵装置。
  9. 前記構造ユニット(6a、6b)のそれぞれについて、前記間隔手段(150)は、前記構造ユニット(6a、6b)の前記2つのフラット(16、18)に堅固に組み付けられ、前記2つの棒鋼(146、148)は、前記構造ユニット(6a、6b)の前記積み重ね方向(8)に関して前記間隔手段(150)の両側にそれぞれ位置付けられる請求項8に記載の貯蔵装置。
  10. 所定の構造ユニット(6a、6b)の前記棒鋼(146、148)はそれぞれ、一方では前記間隔手段(150)を用いて、他方では、前記所定の構造ユニットに対して交差状に配置され該所定の構造ユニットに前記積み重ね方向(8)に直接隣接する前記構造ユニット(6a、6b)を用いて、前記積み重ね方向(8)に保持される請求項9に記載の貯蔵装置。
  11. 前記構造ユニット(6a、6b)のそれぞれの前記間隔手段(150)は、複数のスペーサ(152)を含み、該複数のスペーサ(152)それぞれに、前記構造ユニット(6a、6b)の前記2つのフラット(16、18)に堅固に接合するための締結手段(154)が通される請求項8〜10のいずれか一項に記載の貯蔵装置。
  12. 前記締結手段(154)は、リベット及びねじ/ナット組立体の中から選択される請求項11に記載の貯蔵装置。
  13. 前記構造ユニット(6a、6b)のそれぞれの前記棒鋼(146、148)は、前記積み重ね方向(8)に対して垂直に配置される請求項9〜12のいずれか一項に記載の貯蔵装置。
  14. 前記構造ユニット(6b)の所定の層nに対して、層n+1及びn+3の前記構造ユニット(6a)は、前記フラット(16、18)に設けられた切欠き(20、22)間にあるこれらの前記フラットの縁同士が対になって接触し、層n及びn+2の前記構造ユニット(6b)も、前記フラット(16、18)に設けられた前記切欠き(20、22)間にあるこれらの前記フラットの縁同士が対になって接触する請求項1〜13のいずれか一項に記載の貯蔵装置。
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