JP2019500224A - 油圧膨張チャック - Google Patents

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Abstract

本発明は、工具、例えば、ドリル又はミルカッタをクランプするための油圧膨張チャックに関し、油圧膨張チャックは、工具を受け入れてクランプするための中央受入開口を有する膨張スリーブ(1)を有するクランプ部(3)と、接続部(4)、特にHSK接続(2)とを備える。本発明では、膨張スリーブ(1)は、中央受入開口の周りに円形状に構成され、互いに軸方向に間隔を置いて配置され、流体圧を受けると、中央受入開口に装着された工具に向かって膨張可能な少なくとも2つの圧力チャンバ(5)を有する。少なくとも2つの圧力チャンバ(5)は、流体ダクト(6)によって互いに接続されている。【選択図】図1

Description

本発明は、工具をクランプするための油圧膨張チャックに関する。
一般的な油圧膨張チャックは、例えば、DE10312743A1、DE12011081523A1、DE102012215036A1、DE102012110392B4、DE202012104969U1及びWO2015/166062A1から公知である。公知の油圧膨張チャックは、工具を受け入れてクランプするための中央受入開口を有する膨張スリーブを備えたクランプ部と、特にHSK(中空軸テーパ:ドイツ語「Hohlschaftkegel」の略語であり、英語では「hollow−shaft taper」)接続のための接続部とに機能的に分割される。膨張スリーブは、中央受入開口の周りに、円形状に構成され、すなわち、環状に形成された圧力チャンバを有し、この圧力チャンバは、加圧可能であり、これによって圧力チャンバは、膨張スリーブの中央受入開口に装着された工具に向かって拡張又は膨張する。圧力チャンバの拡張又は膨張の結果、中央受入開口に装着された工具、例えば、ドリル又はフライスカッタは、摩擦ロックによってクランプされる。圧力チャンバ内の流体圧力を低減することにより、工具を解放することができる。圧力チャンバは、中央受入開口の方向に、弾性的に可撓性を有するように設計された仕切りによって仕切られている。この仕切りは、従来、油圧膨張チャックの膨張スリーブに永続的に装着されているクランプスリーブによって形成されている(DE10312743A1、DE12011081523A1、DE102012215036A1、DE102012110392B4又はDE202012104969U1参照)。近年では、仕切りを膨張スリーブと一体に構成する手法も提案されている(WO2015/166062A1参照)。これに関連して、WO2015/166062A1は、レーザ焼結法、インベストメント鋳造法等を提案している。
現在、3D印刷技術を使用して幾何形状を形成できるようになっている。3D印刷技術は、非常に複雑な形状を含むあらゆる形状を形成できるという特別な利点を有する。3D印刷技術により、以前は製造技術の面で問題が多かった又は製造が不可能であった形状を事実上問題なく形成できる。
仕切りが、膨張スリーブに永続的に装着されるクランプスリーブによって形成されているか、膨張スリーブと一体的に形成される壁領域によって形成されているかにかかわらず、公知の油圧膨張チャックの仕切りは、油圧膨張チャックの長手方向の中心軸又は回転軸に沿った縦断面で見れば、2つの周方向の溝によって軸方向に挟まれた中央の、より肉厚な壁部分を有する。したがって、このように構成された仕切りによって中央受入開口の方向に仕切られた圧力チャンバは、軸方向に3つのチャンバセクションに再分割することができ、3つのチャンバセクションは、円形の態様で中央受入開口の周りに配置され、3つのチャンバセクションは、互いに接続された、半径方向の広がりが比較的大きい第1の環状ダクトと、半径方向の広がりが比較的小さい中央環状ダクトと、半径方向の広がりが比較的大きい第2の環状ダクトとを含む。このように、中央環状ダクトは、第1の環状ダクトを第2の環状ダクトに接続している。このように構成された圧力チャンバを流体加圧すると、仕切りにおけるより肉厚な中央部分が中央受入チャンバに向かって押される。したがって、圧力チャンバは、より肉厚な中央仕切りセクションの領域において、中央受入チャンバに向かって膨張し、この結果、膨張した仕切りが中央受入開口に装着された工具に加えるクランプ力は、軸方向に狭く限定されたクランプ範囲に限定される。このため、工具のクランプ強度が低下し及び工具の同心性が損なわれる可能性がある。
したがって、本発明の目的は、油圧膨張チャックをさらによくして、膨張スリーブの中央受入開口に装着された工具をより長い軸方向の長さに沿ってクランプし、クランプ強度と工具の同心性を向上させることである。
この目的は、請求項1に記載の油圧膨張チャックによって達成される。従属請求項の主題は、有利な拡張例である。
本発明に係る油圧膨張チャックは、中央受入開口の周りに円形状(環状)に構成され、互いに軸方向に間隔を置いて配置され、加圧されると、中央受入開口に装着された工具に向かって膨張可能な、流体加圧能力を有する少なくとも2つの圧力チャンバを有する膨張スリーブによって特徴付けられる。軸方向に間隔を置いて配置された少なくとも2つの圧力チャンバにより、複数の点及び領域、並びに複数のクランプ範囲でのクランプを達成できる。
本発明の一実施形態は、工具、例えば、ドリル又はフライスカッタをクランプするための油圧膨張チャックを提供し、油圧膨張チャックは、工具を受け入れてクランプするための中央受入開口を有する膨張スリーブを備える前部又はクランプ部と、特にHSK(hollow−shaft taper:中空シャフトテーパ)接続を有する後部又は接続部とを備え、膨張スリーブは、中央受入開口の周りに円形状(環状)に構成され、互いに軸方向に間隔を置いて配置され、中央受入開口に装着された工具に向かって膨張可能な、流体加圧能力を有する少なくとも2つの圧力チャンバを有する。更に、膨張スリーブは、非円形(偏心又は非中心)状に構成され、少なくとも2つの圧力チャンバを互いに接続するダクトを有する。
本発明に係る油圧膨張チャックの拡張例において、少なくとも1つのダクトは、軸方向に配置され、すなわち、膨張チャックの長手方向軸に平行に配置される。但し、これに代えて、少なくとも1つのダクトは、湾曲等させた構成とすることもできる。
中央受入開口に向かって膨張する圧力チャンバの円形状の構成によれば、少なくとも2つの軸方向に離間した点において、中央受入開口に装着された工具の円形状の効果的なクランプが達成され、膨張スリーブは、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、又は任意の数の圧力チャンバ及び/又は1、2、3、4、5、6、7、8、9、10、11、12、13、14、15、16、17、18、19、20、又は任意の数のダクトを有することができる。
非常に複雑な幾何形状に対応して複数の圧力チャンバ及びダクトを位置決めすることにより、特に確実なクランプが達成される。3D印刷技術を使用することにより、このような複雑な形状を実現できる。
これに関して、3D印刷技術を使用して、膨張スリーブを有するクランプ部と、接続部、特にHSK接続とを作製できる。
本発明に係る油圧膨張チャックの拡張例において、クランプ部は、3D印刷技術を用いて製造され、接続部は、従来の製造方法を用いて製造される。3D印刷と従来の製造方法とを組み合わせることにより、非常に複雑な工具形状を低コストで製造することができる。
好ましい拡張例において、膨張スリーブは、3D印刷技術を用いて製造される。
従って、油圧膨張チャック又は少なくとも油圧膨張チャックの一部分を3D印刷により製造することは、本発明の着想とみなすことができる。これにより、特に複雑な形状を実現できる。製造技術の観点から、油圧膨張チャックの重要かつ複雑な部分は、装着された工具をクランプするために流体加圧によって「ポンプアップ」できるダクト及びチャンバシステムである。3D印刷技術を使用することにより、ダクト及びチャンバの最適な構成を作成できる。特に、多数のチャンバを形成することが可能であり、これは、個々の点のみにおいてクランピング領域を作成するのではなく、任意の数のクランプ領域を作成できることを意味する。チャンバを膨張させるための流体は、油、水又は他の適切な混合物又は液体であってもよい。
上述の構成において、膨張スリーブは、クランプ部と一体に形成してもよく、クランプ部とは別に形成した後、クランプ部に一体化してもよい。後者の手法により、本発明による油圧膨張チャックをモジュール形式の構成で提供できる。したがって、好ましい実施形態では、本発明による油圧膨張チャックは、基体を備え、基体は、クランプ部及び/又は接続部を一体部品として組み込むことができ、基体の中央受入開口内に膨張スリーブを挿入するモジュール形式で構成することができる。この目的のために、基体の中央受入開口内の膨張スリーブは、好ましくは置換可能に、ポジティブロック、摩擦ロック、又は材料フィッティングを提供できる。
基体において膨張スリーブの軸方向位置を位置決めするために設けられた軸方向ストッパにより、油圧膨張チャックを容易に組み立てることができる。基体上の膨張スリーブに割り当てられたこの軸方向ストッパは、基体にねじ込まれたねじ要素と、好ましくは、ねじ要素によって膨張スリーブに押し付けられる弾性支持要素とを有する。ねじ要素は、膨張スリーブに対して支持要素を軸方向に付勢することができ、これによって、軸方向ストッパに対する膨張スリーブの密閉された又は流体密の配置が実現する。この拡張例により、後述するように、膨張スリーブ内にクランプされる工具のための冷却潤滑剤の供給の目的で、基体に軸方向ストッパを組み込むことが可能になる。
接続部が特にHSK接続である場合、ねじ要素は、接続部の側部から有効に操作することができる。HSK接続により、基体のねじ要素と支持要素を統合し、操作することが容易になる。
基体に設けられ、膨張スリーブに割り当てられた軸方向ストッパに代えて又はこれに加えて、油圧膨張チャックは、膨張スリーブ内にクランプされる工具に割り当てられた、すなわち膨張スリーブ内に設けられた、油圧膨張チャック自体の軸方向ストッパを有していてもよく、この軸方向ストッパの機能は、膨張スリーブ内の工具を軸方向に位置決めすることである。膨張スリーブに設けられ、工具に割り当てられた軸方向ストッパにより、膨張スリーブ内にクランプすべき工具を(クランプ前に)軸方向に位置決めできる。
基体上の軸方向ストッパと同様に、膨張スリーブに設けられる軸方向ストッパは、この目的のために、膨張スリーブにねじ込ませることができ、すなわち、膨張スリーブにねじ込まれる調節ねじによって形成され、調節ねじを接続部の側部から有効に操作することができる。
上記の構成にかかわらず、本発明に係る油圧膨張チャックは、膨張スリーブ内にクランプされた工具に冷却潤滑剤を供給する中央に延びる冷却潤滑剤供給ダクトを有することができる。特定の構成に応じて、中央に延びる冷却潤滑剤ダクトは、HSK接続の内側に位置する接続部側の供給開口から、例えば、クランプすべき工具に割り当てられた、例えば、調節ねじである軸方向ストッパに配置される膨張スリーブ側の排出開口に延びている。
本発明の更なる詳細及び利点は、図面に示される実施形態に基づいて説明される。
第1の実施形態に係る油圧膨張チャックの部分的な縦断面図である。 図1のII−IIの位置における油圧膨張チャックの横断面図である。 油圧膨張チャックの正面図である(図1:矢印III)。 油圧膨張チャックの正面斜視図である。 第2の好ましい実施形態に基づく油圧膨張チャックの前部(クランプ部)の縦断面斜視図である。 前部(クランプ部)の縦断面図である。 3D印刷技術を用いて製造されたクランプ部分の3D印刷直後の状態の背面斜視図である。 前部(クランプ部)と後部(接続部)とで構成される油圧膨張チャックの縦断面図である。 3D印刷直後の状態であって、図4、図6、図8と比較して、油圧膨張チャックの長手方向の中心軸を中心に回転した位置におけるクランプ部の縦断面図である。 油圧膨張チャックの前部(クランプ部)を通る膨張スリーブの部分的な縦断面斜視図である。 図10と比較して油圧膨張チャックの長手方向の中心軸を中心に僅かに回転した膨張スリーブの別の部分の縦断面斜視図である。 図10のXII−XIIの位置における膨張スリーブの横断面斜視図である。 図10のXIII−XIIIの位置における膨張スリーブの別の横断面斜視図である。 図10のXIV−XIVの位置における膨張スリーブの別の横断面斜視図である。 第3の実施形態に係る油圧膨張チャックの縦断面図である。 図15の油圧膨張チャックの斜視図である。 図15のXVII−XVIIの位置における横断面図である。
第1の実施形態
図1は、前部(クランプ部)3に膨張スリーブ1を有し、後部(接続部)4にHSK接続2を有する第1の実施形態に係る油圧膨張チャックを示している。前部3は、3D印刷技術を用いて製造されており、後部4は、従来の手法で製造されている。
図1に示すように、膨張スリーブ1は、中央受入開口の周りに円形状に、すなわち環状に構成され、軸方向に離間した2つの圧力チャンバを有し、これらの圧力チャンバには流体圧力を加えることができ、この結果、圧力チャンバは、膨張スリーブ1の中央受入開口に装着された工具(図示せず)に向かって拡張又は膨張する。圧力チャンバの拡張又は膨張の結果、中央受入開口に装着された工具、例えば、ドリル又はフライスカッタは、摩擦ロックによって固定される。圧力チャンバ内の流体圧力を低減することにより、工具を解放できる。圧力チャンバは、弾性的に可撓性を有するように設計された仕切りによって、中央受入開口の方向に仕切られている。2つの圧力チャンバは、図1では、太線で示す接続ダクトによって接続されている。同様に図1に示すように、流体供給ラインは、図1の左側に示す前部圧力チャンバに接続されている。2つの圧力チャンバとは異なり、接続ダクトは、円形状に構成されず、偏心的(eccentric)又は非心的(non−central)であり、油圧膨張チャックの長手方向中心軸に平行に延びている。
図2は、図1のII−IIの位置における油圧膨張チャックの横断面図である。ここでは、膨張スリーブ内の圧力チャンバに流体を供給する供給ラインが示されている。図2は、更に、中央に配置された調節ねじを示しており、これは、膨張スリーブ1内にクランプされる工具のための軸方向ストッパを形成する。
図3は、油圧膨張チャックの正面図である(図1:矢印III)。
図4は、膨張スリーブ1が配置される部分である前部3と、特にHSK接続2を有する後部4と、を備える油圧膨張チャックの正面斜視図である。
第2の実施形態
図5は、膨張スリーブ1と、2つの圧力チャンバ5と、3つの接続ダクト6(図13、図14参照)と、供給ライン8と、を備える第2の実施形態に係る油圧膨張チャックの前部(クランプ部)3の斜視図である。圧力チャンバ5は、流体、特に油又は水を取り込むように設計されている。流体を取り込むことにより、圧力チャンバ5は、中央受入開口の方向に内側に膨張し、この結果、これらの位置における膨張スリーブ1の内径が減少する。これにより、装着された工具をクランプすることができる。複数の(図示の実施形態では2つの)チャンバ5を配置することによって、複数の(図示の実施形態では2つの)領域においてクランプのために内径を縮小することができ、これにより、先に述べた油圧膨張チャックと比較して、対象となる工具を広範囲でクランプすることができる。特に、単一の圧力チャンバのみが内側に膨張する従来の技術による油圧膨張チャックと比較して、広範囲のクランプを達成することができる。広範囲のクランプにより、対称的なクランプが保証され、これにより工具の非常に良好な同心性を達成できる。更に、高いレベルの安定性を達成でき、これにより高いレベルの製造精度を実現できる。特定の実施形態では、接続ダクト6は、好ましくは、幅約3mm、高さ約0.7mmとすることができる。圧力チャンバ5は、これらのサイズを有していてもよく、更に有利な実施形態では、より大きなサイズを有していてもよい。
図6は、2つの圧力チャンバ5と3つの接続ダクト6のうちの1つとの縦断面図である。供給ライン8は、圧力チャンバ5及び接続ダクト6に流体、例えば油又は水を供給する。
図7は、油圧膨張チャックの前部(クランプ部)の背面斜視図である。前部は、好ましくは、3D印刷によって製造される。後部は、従来の技術によって製造されうる。このようにして、3D印刷を使用して、前部を複雑な形状に構造化できる。他の実施形態として、3D印刷を使用して、油圧膨張チャック全体又はハイドロクランプチャック全体が製造されうる。
図8は、圧力チャンバ5及び接続ダクト6を有する前部3と、後部4とを組み立てた状態の油圧膨張チャックの縦断面図である。圧力チャンバ5及び接続ダクト6に流体を供給するために追加のライン8を設けることができる。
図9は、圧力チャンバ5及び接続ダクト6を有する前部の縦断面図である。前部は、前部を後部に連結するためのピン7を有することができる。
図10は、流体を取り込む圧力チャンバ5と接続ダクト6とを備える油圧膨張チャックの前部の部分的な縦断面図である。圧力チャンバ5は、流体を取り込むことによって、膨張チャックの中心に向かって内側に膨張でき、中央受入開口に装着された工具をクランプできる。接続ダクト6は、隣り合う2つの圧力チャンバ5を接続し、これにより、流体は、一方の圧力チャンバ5から他方の圧力チャンバ5に流れることができる。これにより、全ての圧力チャンバ5を確実に流体で満たすことができる。圧力チャンバ5は、円形、特に円筒形に構成することができる。接続ダクト6は、特に、軸方向に延びており、円形ではない。図11は、油圧膨張チャックの前部の別の部分の縦断面斜視図であり、この縦断面は、図10の縦断面と比較して、油圧膨張チャックの長手方向の中心軸を中心に僅かに回転された断面である。この図には、2つの圧力チャンバ5が示されている。図10とは異なり、接続ダクト6は、部分的にしか示されていない。圧力チャンバ5は、円筒形状を呈しており、したがって、全ての縦断面に現れる。これとは対照的に、接続ダクト6は、偏心軸方向に延びるように構成されているため、全ての縦断面に現れるわけではない。複数の接続ダクトは互いに120度ずらして配置してもよく、この場合には、図示の実施形態のように、中央受入開口の周りに、油圧膨張チャックの周方向に3つの接続ダクトが設けられる。
図12は、3D印刷によって製造された油圧膨張チャックの前部3を通る図10のXII−XIIの位置における横断面斜視図である。ここでは、円筒状に形成され、円形状に構成されている2つの圧力チャンバ5のうちの1つを示している。これは、全ての側面からの流体で満たされた圧力チャンバ5が、油圧膨張チャックの膨張スリーブの中央受入開口に装着された工具、例えば、ドリル又はフライスカッタを摩擦ロックにより確実にクランプできることを意味する。
図13は、図10のXIII−XIIIの位置における油圧膨張チャックの前部を通る別の横断面斜視図であり、ここでは、軸方向に延びるように構成され、偏心して配置された3つの接続ダクト6が示されている。複数の接続ダクト6は、軸方向に延びており、すなわち、圧力チャンバ5と異なり、円形に構成されていない。
図14は、図10のXIV−XIVの位置における別の横断面斜視図であり、ここでは、図10の後部の圧力チャンバ5と、油圧膨張チャックの前部3の膨張スリーブ内の複数の接続ダクト6のうちの2つとが示されている。
第3の実施形態
図15は、本質的にモジュラ構造によって第1及び第2の実施形態と区別される第3の実施形態に係る油圧膨張チャックの縦断面図である。図16は、図15の油圧膨張チャックの斜視図であり、図17は、図15のXVII−XVIIの位置における横断面図である。
膨張スリーブがクランプ部と一体的に製造されており又は膨張スリーブがクランプ部の一体的な構成要素である第1及び第2の実施形態とは異なり、第3の実施形態における膨張スリーブは、クランプ部とは分離して形成された独立の要素であり、図15に示すように、クランプ部に挿入されることによってクランプ部と一体化されている。
第3の実施形態では、油圧膨張チャックは、特に、クランプ部11と接続部12とが一体的に構成された基体10を備える。基体10は、クランプ部11の領域に中央受入開口14を有し、この中央受入開口14内に、所定のクリアランスフィット、トランジションフィット又はシュリンクフィットで膨張スリーブ13が挿入され、ポジティブロック、(例えば、収縮手段による)摩擦ロック、及び/又は、(例えば、はんだ付けによる)材料フィッティングによって取り付けされる。
図15に示すように、膨張スリーブ13は、互いに軸方向に間隔を置いて配置された2つの環状の(円形状に配置された)圧力チャンバ13a、13bを有し、これらの圧力チャンバ13a、13bは、偏心して配置された(すなわち、円形状に配置されていない)軸方向に延びる少なくとも1つの接続ダクト13cを介して互いに流体的に接続されている。2つのチャンバ13a、13bへの圧力の印加は、膨張スリーブ13の外周に円形状に配置されているV字状の円周溝13eに開口している膨張スリーブ側の供給ライン13dによって行われる。図17に示すように、円周溝13eには、周知の手法で、基体側のダクトシステム10aを介して流体又は流体圧が供給される。2つの圧力チャンバ13a、13bに圧力が加えられると、圧力チャンバ13a、13bが内側に膨張し、これにより、互いに離間した2点における摩擦ロックによって、中央受入開口に装着された工具がクランプされる。膨張スリーブ13の軸方向位置は、基体10に設けられた軸方向ストッパ15によって位置決めされ、この軸方向ストッパ15は、図示の実施形態では、スリーブ状のねじ要素15aと、膨張スリーブ13を軸方向に支持してクランプするための同様にスリーブ状の弾性支持要素15bとによって構成されている。ねじ要素15aは、支持要素15b上に配置され、支持要素15bを膨張スリーブ13に押し付ける。支持要素15bの弾性により、支持要素15bと膨張スリーブ13との間に液密接続を達成できる。
接続部12がHSK接続12aを有する図示の実施形態では、ねじ要素15aは、接続部12の側面から有効に操作できる。
図15に示すように、膨張スリーブ13は、膨張スリーブ内にクランプされる工具に割り当てられた、すなわち、膨張スリーブ側に設けられた軸方向ストッパ16を有し、この軸方向ストッパ16は、膨張スリーブ13内の工具の軸方向の位置を決める。図示の実施形態では、膨張スリーブ側に設けられた軸方向ストッパ16は、膨張スリーブにねじ込まれており、具体的には、軸方向ストッパ16は、膨張スリーブ13にねじ込まれた調節ねじによって形成されている。図示の実施形態では、調節ねじ16は、接続部12の側及びクランプ部11の側又は膨張スリーブ13の側の両方から操作可能である。この目的のために、調節ねじ16には、軸方向の両側からアクセス可能なアクセス開口16a、例えば、六角穴の開口部が設けられている。図15に示すように、調節ねじ16は、スリーブ形状の支持要素15b内に突出している。
また、図15に示す油圧膨張チャックは、膨張スリーブ13内にクランプされた工具に冷却潤滑剤を供給するための、中央に延びる冷却潤滑剤供給ダクト18によっても特徴付けられる。中央に延びる冷却潤滑剤供給ダクト18は、軸方向通過部15c、例えば、スリーブ状の支持要素15b内の孔、図15の右側に示す孔部16b、アクセス開口16a、及び図15の左側に示す調節ねじ16の孔部16cを通過している。孔部16b、16cは、適切な工具レンチが2つの孔部16b、16cの間に位置するアクセス開口16aにアクセスするために十分な大きさの直径を有している。図15に示すスリーブ形状の支持要素15bの通過部15cの右端部は、接続部側の供給口に相当し、図15の左側に示す孔部16cの端部は、膨張スリーブ側の吐出口に相当する。

Claims (15)

  1. 工具、例えば、ドリル又はミルカッタをクランプするための油圧膨張チャックであって、
    前記工具を受け入れてクランプするための中央受入開口を有する膨張スリーブ(1)を有するクランプ部(3)と、
    接続部(4)、特にHSK接続(2)と、を備え、
    前記膨張スリーブ(1)は、前記中央受入開口の周りに円形状に構成され、互いに軸方向に間隔を置いて配置され、流体圧を受けると、前記中央受入開口に装着された前記工具に向かって膨張可能な少なくとも2つの圧力チャンバ(5)を有し、
    前記少なくとも2つの圧力チャンバ(5)は、円形状に構成されていない少なくとも1つのダクト(6)によって互いに接続されている、
    ことを特徴とする、油圧膨張チャック。
  2. 請求項1に記載の油圧膨張チャックであって、
    前記ダクトは、軸方向に配置されている、
    ことを特徴とする、油圧膨張チャック。
  3. 請求項1又は請求項2に記載の油圧膨張チャックであって、
    前記膨張スリーブ(1)は、2つより多いチャンバ(5)及び/又は複数のダクトを有する、
    ことを特徴とする、油圧膨張チャック。
  4. 請求項1から請求項3までのいずれか一項に記載の油圧膨張チャックであって、
    前記クランプ部(3)及び/又は前記接続部(4)は、3D印刷部品として製造される、
    ことを特徴とする、油圧膨張チャック。
  5. 請求項1から請求項4までのいずれか一項に記載の油圧膨張チャックであって、
    前記油圧膨張チャックの少なくとも一部分は、3D印刷によって製造されている、
    ことを特徴とする、油圧膨張チャック。
  6. 請求項5に記載の油圧膨張チャックであって、
    前記膨張スリーブは、3D印刷によって製造されている、
    ことを特徴とする、油圧膨張チャック。
  7. 請求項1から請求項6までのいずれか一項に記載の油圧膨張チャックであって、
    前記膨張スリーブが挿入される中央受入開口を有する基体を備える、
    ことを特徴とする、油圧膨張チャック。
  8. 請求項7に記載の油圧膨張チャックであって、
    前記膨張スリーブは、ポジティブロック、摩擦ロック又は材料フィッティングによって、前記中央受入開口内に位置決めされている、
    ことを特徴とする、油圧膨張チャック。
  9. 請求項7又は請求項8に記載の油圧膨張チャックであって、
    前記基体における前記膨張スリーブの軸方向の位置を決める目的で前記膨張スリーブに割り当てられた軸方向ストッパを備える、
    ことを特徴とする、油圧膨張チャック。
  10. 請求項9に記載の油圧膨張チャックであって、
    前記膨張スリーブに割り当てられた前記軸方向ストッパは、前記基体にねじ込まれたねじ要素と、前記ねじ要素によって前記膨張スリーブに押し付けられる支持要素と、を有する、
    ことを特徴とする、油圧膨張チャック。
  11. 請求項10に記載の油圧膨張チャックであって、
    前記ねじ要素は、前記接続部の側面から操作することができる、
    ことを特徴とする、油圧膨張チャック。
  12. 請求項1から請求項11までのいずれか一項に記載の油圧膨張チャックであって、
    前記膨張スリーブ内の工具の軸方向位置を決めるための、前記膨張スリーブ内にクランプされる工具に割り当てられた軸方向ストッパを備える、
    ことを特徴とする、油圧膨張チャック。
  13. 請求項12に記載の油圧膨張チャックであって、
    前記工具に割り当てられた前記軸方向ストッパは、前記膨張スリーブにねじ込まれた調節ねじによって構成されている、
    ことを特徴とする、油圧膨張チャック。
  14. 請求項13に記載の油圧膨張チャックであって、
    前記調節ねじは、前記接続部の側部から操作することができる、
    ことを特徴とする、油圧膨張チャック。
  15. 請求項1から請求項14のいずれか一項に記載の、前記膨張スリーブに割り当てられた軸方向ストッパを備える油圧膨張チャックであって、
    前記膨張スリーブ内にクランプされた工具に冷却潤滑剤を供給する、中央に延びる冷却潤滑剤供給ダクトを備える、
    ことを特徴とする、油圧膨張チャック。
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