JPH1029106A - ハイドロリックチャック装置 - Google Patents

ハイドロリックチャック装置

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JPH1029106A
JPH1029106A JP18341096A JP18341096A JPH1029106A JP H1029106 A JPH1029106 A JP H1029106A JP 18341096 A JP18341096 A JP 18341096A JP 18341096 A JP18341096 A JP 18341096A JP H1029106 A JPH1029106 A JP H1029106A
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JP
Japan
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sleeve
peripheral surface
chuck body
chuck
outer peripheral
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JP18341096A
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English (en)
Inventor
Haruaki Kubo
治明 久保
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Daishowa Seiki Co Ltd
Original Assignee
Daishowa Seiki Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スリーブの取り外しが容易で、しかもスリ
ーブをチャック本体内に強力に圧入嵌合し得るハイドロ
リックチャック装置を提供すること。 【解決手段】 被把持体24を把持するスリーブ7のテ
ーパ内周面部5と、スリーブ7が嵌合されるチャック本
体1のテーパ内周面部5との間に膨張室16,17を形
成し、膨張室16,17に液圧を供給することによりス
リーブ7を膨出させて被把持体24を固定するようにし
たハイドロリックチャック装置であって、スリーブ7の
後端部をチャック本体1に設けた引きねじ26によって
軸方向後方に引き込むようにしてなることを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、工具等の被把持体
を固定するためのチャック装置に関するもので、特に、
被把持体を把持するスリーブのテーパ外周面部と、スリ
ーブが嵌合されるチャック本体のテーパ内周面部との間
に膨張室を形成し、この膨張室に油圧等の液圧を供給す
ることによりスリーブの少なくとも一部を膨出させて被
把持体を固定するようにしたハイドロリックチャック装
置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記のような構成のハイドロリックチャ
ック装置は、例えば実公昭58−21605号公報に記
載されている。このチャック装置は、外周面をテーパ面
とし内周面を円筒面としたスリーブをチャック本体のテ
ーパ面に圧入し、抜け止めリングを止めねじによってチ
ャック本体の前端面に固着するようにしたものであっ
て、チャック本体にスリーブを嵌合してテーパ面によっ
て保持するため、工具保持面が正確に保たれる利点があ
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記従来のハイドロリ
ックチャック装置では、スリーブをチャック本体のテー
パ面に単に圧入してスリーブをチャック本体に一体化し
ているだけであるため、スリーブを交換等のためにチャ
ック本体から取り外すときに、その取り外しが非常に困
難となっている。また、チャック本体へのスリーブの圧
入が弱かったり、使用中にスリーブとチャック本体との
間に強い相対回転力が生ずるようなときには、スリーブ
がチャック本体との間で周方向の滑りを生じ易く、チャ
ック本体側の駆動力を被把持体に対し有効に伝達し得な
いことがあった。
【0004】本発明は、上記のような課題に鑑み、スリ
ーブの取り外しが容易であり、しかもスリーブをチャッ
ク本体内に強力に圧入することができて、スリーブがチ
ャック本体に対して周方向の滑りを生じることのないハ
イドロリックチャック装置を提供することを目的とす
る。本発明の他の目的及び利点は、以下に述べる詳細な
説明から明らかにされよう。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に係る
ハイドロリックチャック装置は、被把持体24を把持す
るスリーブ7のテーパ外周面部9と、スリーブ7が嵌合
されるチャック本体1のテーパ内周面部5との間に膨張
室16,17を形成し、該膨張室16,17に液圧を供
給することによりスリーブ7を膨出させて被把持体24
を固定するようにしたハイドロリックチャック装置であ
って、スリーブ7の後端部をチャック本体1に設けた引
きねじ26によって軸方向後方に引き込むようにしてな
ることを特徴とする。
【0006】この発明にあっては、引きねじ26を締め
付け方向に回転させることにより、スリーブ7がチャッ
ク本体1内の軸方向後方へ引き込まれ、その楔作用によ
ってチャック本体1のテーパ内周面部5に対するスリー
ブ7のテーパ外周面部9の保持力が増大する。これによ
って、スリーブ7がチャック本体1に対し強力に圧入さ
れ、スリーブ7とチャック本体1とが一体化されて剛体
の高い構造となる。また、チャック本体1に圧入したス
リーブ7を当該チャック本体1から取り外す際には、引
きねじ26を緩めて後方へ所要長さ突出させた状態で、
この引きねじ26に後方から打撃を加えることによっ
て、スリーブ7をチャック本体1内から容易に取り外す
ことができる。
【0007】また請求項2に記載の発明は、請求項1記
載のハイドロリックチャック装置において、スリーブの
前端部または後端部をチャック本体に軸方向後方に移動
不能に係止させるようにしたことを特徴とする。
【0008】この発明にあっては、スリーブ7の前端部
または後端部をチャック本体1に係止させた状態で、引
きねじ26を締め付け方向に回転させることにより、係
止されたスリーブ7がチャック本体1内の軸方向後方へ
引き込まれ、その楔作用によってチャック本体1のテー
パ内周面部5に対するスリーブ7のテーパ外周面部9の
保持力が増大する。これによって、スリーブ7がチャッ
ク本体1に対し強力に圧入され、スリーブ7とチャック
本体1とがより一層一体化されて剛体の高い構造とな
る。
【0009】また請求項3に記載の発明は、請求項1ま
たは2記載のハイドロリックチャック装置において、前
記引きねじ26を中空状にしてなることを特徴とする。
【0010】この発明にあっては、引きねじ26の中空
部を利用して、これにオイルホール付き切削工具に対す
るオイル供給孔を形成したり、切削工具に対する位置決
め用のアジャストスクリューを装着することができ、空
間の有効利用に供することができる。
【0011】請求項4に記載の発明は、請求項1に記載
のハイドロリックチャック装置において、引きねじ26
の内周にねじ部29を形成し、このねじ部29に、スリ
ーブ7に把持される被把持体24の後端面に当接するア
ジャストスクリュー30を螺挿してなることを特徴とす
る。
【0012】これによると、アジャストスクリュー30
によって、スリーブ7により把持される被把持体24の
取付位置を所望に変更調整することができる。
【0013】またアジャストスクリュー30は、ねじ部
29の空間部を利用して、これに装着されるため軸方向
に嵩張ることがない。
【0014】請求項5に記載の発明は、請求項1または
2に記載のハイドロリックチャック装置において、前記
スリーブ7の前端部にフランジ部10を形成すると共
に、前記チャック本体1の前端部に前記フランジ部10
が嵌合する環状凹段部6を形成し、フランジ部10の外
周面と環状凹段部6の内周面との間には、互いに嵌合し
てスリーブ7の回転を阻止するようにしてなることを特
徴とする。
【0015】この発明によると、チャック本体1に対す
るスリーブ7の回転が阻止されるようになっているかか
ら、スリーブ7がチャック本体1との間で周方向の滑り
を生ずるおそれがない。
【0016】請求項6に記載の発明は、請求項1〜5の
いずれか記載のハイドロリックチャック装置において、
前記スリーブ7は、該スリーブ7に形成された前記フラ
ンジ部10の外周面とチャック本体1に形成された前記
環状凹段部6との間に周方向に凹凸状に形成して互いに
噛み合う凹凸嵌合部31によって周方向への回転が阻止
されるようになっていることを特徴とする。
【0017】この発明によると、チャック本体1に対す
るスリーブ7の回転が両者間に一体に設けた凹凸嵌合部
31によって周方向への回転が阻止されるようになって
いるかから、スリーブ7がチャック本体1との間で周方
向の滑りをより確実に阻止することができる。
【0018】請求項7は、請求項6に記載のハイドロリ
ックチャック装置において、前記凹凸嵌合部31は、フ
ランジ部10及び環状凹段部6のそれぞれ軸方向後端部
側に形成してなることを特徴とする。
【0019】このように凹凸嵌合部31をフランジ部1
0及び環状凹段部6のそれぞれ軸方向後端部側に形成す
れば、凹凸嵌合部31の嵌合線がチャック装置の前端面
に現れなくなって、見栄えが良く、外観上の体裁を損う
ことがない。
【0020】請求項8は、請求項1〜7のいずれかに記
載のハイドロリックチャック装置において、前記スリー
ブ7のテーパ外周面部9に複数の環状溝11,12を軸
方向に間隔をおいて形成することによって、各環状溝1
1,12とチャック本体1のテーパ内周面部5との間に
膨張室16,17を形成し、各膨張室16,17を、前
記環状溝11,12の形成されていないスリーブ7のテ
ーパ外周面部分9a,9bに連通溝部13,14を介し
て連通連結してなることを特徴としている。
【0021】この発明によると、スリーブ7のテーパ外
周面部9とチャック本体1のテーパ内周面部5との間に
単一の膨張室が形成されるハイドロリックチャック装置
に比べ、チャック本体1のテーパ内周面部5に対するス
リーブ7のテーパ外周面部9の支持が安定し、スリーブ
7とチャック本体1との一体化をより有効なものとする
ことができる。
【0022】請求項9は、請求項1〜8のいずれかに記
載のハイドロリックチャック装置において、前記スリー
ブ7の後端部外周面8とチャック本体1の内周面部4と
の間に前記環状溝11,12に連通する環状通路15を
形成し、前記チャック本体1の外面から前記環状通路1
5に直通するシリンダ穴18を穿設し、このシリンダ穴
18に加圧室19を形成してなることを特徴とする。
【0023】これによると、加圧室形成用のシリンダ穴
と膨張室との間に両者を連通する斜め方向や半径方向に
延びる連通路が形成されるようなハイドロリックチャッ
ク装置に比べて、製作が容易となる。
【0024】
【発明の実施の形態】図1において、1は厚肉筒状の剛
体からなるチャック本体で、その中央部外周にマニピュ
レータ用把持部2が形成され、この把持部2より後端部
(図1において右端部)は、その僅か一部分しか示して
いないが、工作機械の主軸に取り付けるためのシャンク
部1aを形成している。チャック本体1の中央部内周に
は、内向きフランジ部3が突設され、この内向きフラン
ジ部3からチャック本体1の前端部にかけての内周面に
は、比較的短い長さの平行内周面部4と、これよりも十
分長いテーパ内周面部5とが形成され、またチャック本
体1の前端部内周側には環状凹段部6が周設されてい
る。尚、図1には、平行内周面部4の形成された範囲を
Sで示し、テーパ内周面部5の形成された範囲をTで示
している。
【0025】7は、チャック本体1内に嵌入され、平行
な内周面にて工具等の被把持体24を把持する筒状のス
リーブで、このスリーブ7の後端部外周には、チャック
本体1の平行内周面部4に僅かな間隙をもって嵌挿され
る平行外周面部8が形成され、この平行外周面部8から
スリーブ前端部にかけてチャック本体1のテーパ内周面
部5に嵌合されるテーパ外周面部9が形成され、またこ
のスリーブ7の前端部外周にはチャック本体1の環状凹
段部6に嵌合係止される外向きフランジ部10が形成さ
れている。上記テーパ外周面部9が形成される範囲は、
図1にTで示される。
【0026】図2〜図4をも参照して、上記スリーブ7
のテーパ外周面部9には2つの環状溝11,12が軸方
向に間隔をおいて形成され、両環状溝11,12によっ
てスリーブ7にそれぞれ薄肉部7a,7bが形成され
る。そして、一方の環状溝11と前記平行外周面部8と
の間のテーパ外周面部分9aに、複数の連通溝部13が
周方向に間隔をおいて軸方向に条設され、また上記一方
の環状溝11と他方の環状溝12との間のテーパ外周面
部分9bにも同様に複数の連通溝部14が周方向に間隔
をおいて軸方向に条設されている。
【0027】しかして、図1に示すようにチャック本体
1内にスリーブ7が嵌入された状態において、チャック
本体1の平行内周面部4とスリーブ7の平行外周面部8
との間に環状通路15が形成されると共に、チャック本
体1のテーパ内周面部5とスリーブ7の環状溝11,1
2との間にそれぞれ膨張室16,17が形成され、そし
て上記環状通路15と一方の環状溝11とは連通溝部1
3を介して互いに連通可能となり、また両膨張室16,
17は連通溝部14を介して互いに連通可能となってい
る。
【0028】また図1及び図4に示すように、チャック
本体1には、その外面から、チャック本体1の平行内周
面部4とスリーブ7の平行外周面部8との間の前記環状
通路15に直通するシリンダ穴18が穿設され、このシ
リンダ穴18に加圧室19が形成される。この加圧室1
9内に高粘性の液体、通常は高粘性油が充填され、その
液体(油)は、環状通路15から連通溝部13を介して
一方の膨張室16に供給され、更に連通溝部14を介し
て他方の膨張室17に供給される。上記加圧室19は、
ピストン20及びシール用鋼球21を介して作動ねじ2
2により閉塞され、しかして作動ねじ22を図示しない
回転操作具で回転させることによって、加圧室19内の
液圧を上昇させ、同圧に保たれる膨張室16,17内の
液圧によってスリーブ7の薄肉部7a,7bを、当該ス
リーブ7の軸芯に向かって膨出させるようになってい
る。尚、図1において23は、油密シール用のOリング
であるが、該Oリング23が装着される溝は、実線で示
すように片テーパ溝でも、鎖線で示すように両テーパ溝
のいずれでもよい。
【0029】また、図1を参照して明らかなように、ス
リーブ7の後端部は厚肉に形成されて、その内周にねじ
部25を形成しており、このねじ部25に、引きねじ2
6の外周に形成されたねじ部27が螺合連結されてい
る。この引きねじ26の後端部に外向きフランジ部28
が突設され、この外向きフランジ部28の前端面がチャ
ック本体1の内向きフランジ部3の後端面に当接され、
これによって引きねじ26は、チャック本体1の内部に
軸方向前方への移動を阻止された状態で回転可能に保持
されている。また、引きねじ26は中空状に形成され
て、その内周にねじ部29を形成しており、このねじ部
29には、スリーブ7に把持される被把持体24の後端
面に当接して当該被把持体24の位置決めを行うアジャ
ストスクリュー30が螺挿されている。
【0030】また、上記引きねじ26の後端部には、図
示しない所要の回転操作具を嵌合して当該引きねじ26
を回転させるための角穴(例えば六角穴)26aが同軸
状に形成されている。また、図示は省略するが、アジャ
ストスクリュー30の後端部にも所要の回転操作具を係
合して当該アジャストスクリュー30を回転させるため
の係合部が設けられている。
【0031】更に、図1及び図5に示すように、チャッ
ク本体1の前端部に周設された環状凹段部6の内周面
と、この環状凹段部6に嵌合係止するスリーブ7側の外
向きフランジ部10の外周面とには、互いに嵌合してス
リーブ7の回転を阻止するための凸部31aと凹部31
bとからなる凹凸嵌合部31が、周方向に間隔をおいて
複数(例えば3つ)設けられている。即ち、各凹凸嵌合
部31の凸部31aは、環状凹段部6の内周面に一体に
突設されたものであり、凹部31bは、外向きフランジ
部10の外周面の一部を切除して平坦面状に形成された
ものである。また、各凹凸嵌合部31は、図1から分か
るように、外向きフランジ部10及び環状凹段部6のそ
れぞれ軸方向後端部側に形成されている。この場合、各
凹凸嵌合部31を外向きフランジ部10及び環状凹段部
6のそれぞれ軸方向全域に亘って形成してもよいが、そ
うするとチャック装置の前端面において凸部31aと凹
部31bとの嵌合線が図5の断面図のような状態で見え
ることになって、見栄えが悪い。従って、各凹凸嵌合部
31を外向きフランジ部10及び環状凹段部6のそれぞ
れ軸方向後端部側に形成すれば、凸部31aと凹部31
bとの嵌合線がチャック装置の前端面に現れず、当該前
端面には外向きフランジ部10と環状凹段部6との境界
線が円形状に見えるだけであるから、見栄えが良く、外
観上の体裁を損うことがない。
【0032】以上説明したような構成よりなるハイドロ
リックチャック装置においては、チャック本体1内にそ
の前端側からスリーブ7を嵌挿して、スリーブ7前端部
の外向きフランジ部10をチャック本体1前端部の環状
凹段部6に係止させ、このスリーブ7の後端部に、チャ
ック本体1の後端側から挿入して回転自在に保持した引
きねじ26を螺合連結し、この引きねじ26を締め付け
方向に回転させることにより、スリーブ7をチャック本
体1内の軸方向後方へ引き込ませる。こうしてチャック
本体1内に引き込まれるスリーブ7の楔作用によって、
チャック本体1のテーパ内周面部5に対するスリーブ7
のテーパ外周面部9の保持力が増大し、これによってス
リーブ7がチャック本体1に対し強力に圧入され、スリ
ーブ7とチャック本体1とが一体化されて剛体の高い構
造となる。
【0033】この場合、引きねじ26によるスリーブ7
の引き込みによってスリーブ7の内径が縮小するため、
この状態でスリーブ7の内周面を研磨機によって研磨す
れば、スリーブ7内周面の寸法精度を良好なものとする
ことができる。
【0034】なお、上記実施形態にあっては、スリーブ
7前端部の外向きフランジ部10をチャック本体1前端
部の環状凹段部6に係止させるようにしているが、必ず
しもこれに限定されることはなく、チャック本体1の中
央部内周に突設された内向きフランジ部3にスリーブ7
の後端部が当接して、スリーブ7をチャック本体1に対
し軸方向後方への移動を阻止するようにしてもよい。
【0035】上記のようにスリーブ7の引き込み操作に
よりそのテーパ外周面部9をチャック本体1のテーパ内
周面部5に強力に圧入嵌合してスリーブ7をチャック本
体1に対し堅固に一体化したチャック装置を工作機械の
主軸に取り付けて使用する。この使用にあたっては、先
ず、加圧室19における作動ねじ22のねじ込み量を少
なくして膨張室16,17内の液圧を減じ、スリーブ7
の薄肉部7a,7bが当該スリーブ7の軸芯に向かって
膨出させられていない状態にしておく。斯かる状態か
ら、図1に示すように、工具等の被把持体24をスリー
ブ7内に嵌挿し、その後端面を所定位置に設定されたア
ジャストスクリュー30の先端面に当接させる。その
後、加圧室19における作動ねじ22のねじ込み量を増
して膨張室16,17内の液圧を上昇させることによ
り、スリーブ7の薄肉部7a,7bを膨出させて、被把
持体24を保持固定する。尚、被把持体24の取り外し
時には、作動ねじ22のねじ込み量を減ずれば、膨張室
16,17内の液圧が低下し、薄肉部7a,7bがその
弾性により元に復して被把持体24の取り外しが可能と
なる。
【0036】上記のように使用されるハイドロリックチ
ャック装置においては、スリーブ7が引きねじ26によ
りチャック本体1内の軸方向後方へ引き込まれて、この
スリーブ7の楔作用によりチャック本体1のテーパ内周
面部5に対するスリーブ7のテーパ外周面部9の保持力
が増大し、それによりスリーブ7がチャック本体1に対
し強力に圧入嵌合されるから、両者が一体化されて剛体
の高い構造となり、精度の安定性を期することができる
と共に、例えば被把持体24として回転切削工具を使用
して切削加工を行っているときに切削抵抗が急増するよ
うなことがあっても、その工具がスリーブ7により固定
されている限り、スリーブ7がチャック本体1との間で
周方向の滑りを生じることがなく、チャック本体1側の
回転力を工具に有効に伝達することができる。また、仮
にスリーブ7とチャック本体1との間に滑りを生ずるよ
うな状態になったとしても、チャック本体1側の環状凹
段部6の内周面と、この環状凹段部6に嵌合するスリー
ブ7の外向きフランジ部10の外周面との間に、スリー
ブ7の回転を阻止するための凹凸嵌合部31が設けてあ
るから、上記のような不測の事態を回避することができ
る。
【0037】また、このハイドロリックチャック装置で
は、スリーブ7のテーパ外周面部9に複数の環状溝1
1,12が軸方向に間隔をおいて形成されて、各環状溝
11,12とチャック本体1のテーパ内周面部5との間
に複数の膨張室16,17が形成され、各膨張室16,
17相互は、環状溝11,12の形成されていないスリ
ーブ7のテーパ外周面部分9a,9bに周方向に間隔を
おいて軸方向に条設された連通溝部13,14を介して
連通連結されていることから、スリーブ7のテーパ外周
面部9とチャック本体1のテーパ内周面部5との間に単
一の膨張室が形成される従来のハイドロリックチャック
装置に比べ、チャック本体1のテーパ内周面部5に対す
るスリーブ7のテーパ外周面部9の支持が安定し、スリ
ーブ7とチャック本体1との一体化をより有効なものと
することができる。
【0038】また、チャック本体1に圧入したスリーブ
7を当該チャック本体1から取り外す際には、チャック
本体1内部の後方側から挿入した回転操作具により引き
ねじ26を緩めて、この引きねじ26を後方へ所要長さ
突出させた後、この引きねじ26に後方から打撃を加え
ることによって、スリーブ7をチャック本体1内から容
易に取り外すことができる。
【0039】更に、このハイドロリックチャック装置で
は、スリーブ7の後端部外周面とチャック本体1の内周
面部との間に、各環状溝11,12に連通する環状通路
15が形成されて、チャック本体1の外面からこの環状
通路15に直通するシリンダ穴18が穿設され、このシ
リンダ穴18に加圧室19が形成されている構成となっ
ているため、加圧室形成用のシリンダ穴と膨張室との間
に両者を連通する斜め方向や半径方向に延びる連通路が
形成される従来のハイドロリックチャック装置に比べ、
製作が容易に行える利点がある。
【0040】
【発明の効果】請求項1に係る発明によれば、スリーブ
が引きねじによってチャック本体内の軸方向後方へ引き
込まれるから、スリーブの楔作用によってチャック本体
のテーパ内周面部に対するスリーブのテーパ外周面部の
保持力が増大し、これによってスリーブがチャック本体
に対し強力に圧入嵌合され、スリーブとチャック本体と
が堅固に一体化されて剛体の高い構造となり、それによ
り精度の安定性を高めることができると共に、チャック
本体側の回転力を工具に有効に伝達することができる。
そして、チャック本体に圧入嵌合したスリーブを当該チ
ャック本体から取り外す際には、引きねじを緩めて後方
へ所要長さ突出させた状態から、この引きねじに後方か
ら打撃を加えるようにすることによって、スリーブをチ
ャック本体内から簡単に取り外すことができる。従っ
て、スリーブの交換が容易となる。
【0041】また請求項2に係る発明によれば、スリー
ブの前端部または後端部をチャック本体に係止させた状
態で、引きねじを締め付け方向に回転させることによ
り、係止されたスリーブがチャック本体内の軸方向後方
へ引き込まれ、その楔作用によってチャック本体のテー
パ内周面部に対するスリーブのテーパ外周面部の保持力
が増大する。これによって、スリーブがチャック本体に
対し強力に圧入され、スリーブとチャック本体とがより
一層一体化されて剛体の高い構造となる。
【0042】また請求項3に係る発明によれば、引きね
じの中空部を利用して、これにオイルホール付き切削工
具に対するオイル供給孔を形成したり、切削工具に対す
る位置決め用のアジャストスクリューを装着することが
でき、空間の有効利用に供することができ、装置の小型
に貢献することができる。
【0043】請求項4に係る発明によれば、アジャスト
スクリューによって、スリーブにより把持される被把持
体の取付位置を所望に変更調整することができる。
【0044】またアジャストスクリューは、ねじ部の空
間部を利用して、これに装着されるため軸方向に嵩張る
ことがない。
【0045】請求項5に係る発明によれば、使用中に仮
にスリーブとチャック本体との間に滑りを生ずるような
状態になったとしても、チャック本体に対するスリーブ
の周方向への回転が阻止されるようになっているから、
実際にそのような滑りの生ずるとそれがなく、チャック
本体側の駆動力を被把持体に有効に伝えることができ
る。
【0046】請求項6に係る発明によれば、フランジ部
の外周面と環状凹段部の内周面との間に設けてある凹凸
嵌合部によって、チャック本体に対するスリーブの周方
向への回転がより確実に阻止され、チャック本体側の駆
動力を被把持体に確実に伝えることができる。
【0047】請求項7に係る発明によれば、凹凸嵌合部
をフランジ部及び環状凹段部のそれぞれ軸方向後端部側
に形成すれば、凹凸嵌合部の嵌合線がチャック装置の前
端面に現れず、外観上の体裁を損うことがない。
【0048】請求項8に係る発明によれば、スリーブの
テーパ外周面部とチャック本体のテーパ内周面部との間
に単一の膨張室が形成されるハイドロリックチャック装
置に比べ、チャック本体のテーパ内周面部に対するスリ
ーブのテーパ外周面部の支持が安定し、スリーブとチャ
ック本体との一体化をより有効なものとすることができ
る。
【0049】請求項9に係る発明によれば、加圧室形成
用のシリンダ穴と膨張室との間に両者を連通する斜め方
向や半径方向に延びる連通路が形成されるようなハイド
ロリックチャック装置に比べて、製作が容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係るハイドロリックチャック装置の
縦断面図である。
【図2】 図1のV−V断面図である。
【図3】 図1のW−W断面図である。
【図4】 図1のX−X断面図である。
【図5】 図1のY−Y断面図である。
【符号の説明】
1 チャック本体 3 内向きフランジ部 4 チャック本体の平行内周面部 5 チャック本体のテーパ内周面部 6 チャック本体の環状凹段部 7 スリーブ 8 スリーブの平行外周面部 9 スリーブのテーパ外周面部 10 スリーブの外向きフランジ部 11 スリーブの環状溝 12 スリーブの環状溝 13 連通溝部 14 連通溝部 15 環状通路 16 膨張室 17 膨張室 18 シリンダ穴 19 加圧室 24 被把持体 26 引きねじ 30 アジャストスクリュー 31 凹凸嵌合部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 被把持体を把持するスリーブのテーパ外
    周面部と、スリーブが嵌合されるチャック本体のテーパ
    内周面部との間に膨張室を形成し、該膨張室に液圧を供
    給することによりスリーブを膨出させて被把持体を固定
    するようにしたハイドロリックチャック装置であって、
    スリーブの後端部をチャック本体に設けた引きねじによ
    って軸方向後方に引き込むようにしてなることを特徴と
    するハイドロリックチャック装置。
  2. 【請求項2】 スリーブの前端部または後端部をチャッ
    ク本体に軸方向後方に移動不能に係止させるようにした
    ことを特徴とする請求項1記載のハイドロリックチャッ
    ク装置。
  3. 【請求項3】 前記引きねじを中空状にしてなることを
    特徴とする請求項1または2記載のハイドロリックチャ
    ック装置。
  4. 【請求項4】 前記引きねじの内周にねじ部を形成し、
    このねじ部に、スリーブに把持される被把持体の後端面
    に当接するアジャストスクリューを螺挿してなることを
    特徴とする請求項1〜3のいずれか記載のハイドロリッ
    クチャック装置。
  5. 【請求項5】 前記スリーブの前端部にフランジ部を形
    成すると共に、前記チャック本体の前端部に前記フラン
    ジ部が嵌合する環状凹段部を形成し、フランジ部の外周
    面と環状凹段部の内周面との間には、互いに嵌合してス
    リーブの回転を阻止するようにしてなることを特徴とす
    る請求項1〜4のいずれか記載のハイドロリックチャッ
    ク装置。
  6. 【請求項6】 前記スリーブは、該スリーブに形成され
    た前記フランジ部の外周面とチャック本体に形成された
    前記環状凹段部との間に周方向に凹凸状に形成して互い
    に噛み合う凹凸嵌合部によって周方向への回転が阻止さ
    れるようになっていることを特徴とする請求項1〜5の
    いずれか記載のハイドロリックチャック装置。
  7. 【請求項7】 前記凹凸嵌合部は、前記フランジ部及び
    前記環状凹段部のそれぞれ軸方向後端部側に形成してな
    ることを特徴とする請求項6に記載のハイドロリックチ
    ャック装置。
  8. 【請求項8】 前記スリーブのテーパ外周面部に複数の
    環状溝を軸方向に間隔をおいて形成することによって、
    各環状溝とチャック本体のテーパ内周面部との間に膨張
    室を形成し、各膨張室相互を、前記環状溝の形成されて
    いないスリーブのテーパ外周面部分に連通溝部を介して
    連通連結してなることを特徴とする請求項1〜7のいず
    れかに記載のハイドロリックチャック装置。
  9. 【請求項9】 前記スリーブの後端部外周面とチャック
    本体の内周面部との間に前記各環状溝に連通する環状通
    路を形成し、前記チャック本体の外面から前記環状通路
    に直通するシリンダ穴を穿設し、このシリンダ穴に加圧
    室を形成してなることを特徴とする請求項1〜8のいず
    れかに記載のハイドロリックチャック装置。
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