JP4428617B2 - トルク設定アダプタ - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
この発明は、締付工具の出力部に取り付けて締付トルクを調節自在とするためのトルク設定アダプタに関する。
【0002】
【従来の技術】
締付工具のうち、比較的幅の広いトルク域を得るものはトルク調整機構を備えていないものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
上記トルク調整機構のない締付工具は五感に頼ってトルク調節するため、締結トルクを指定されたトルクにすることが難しく、熟練を必要とするとともに、個人差が大きくなった。そこで、このような締付工具へ別体で取付けることができるワンウェイ機構のアダプタを使用することが知られている。しかし、このトルク設定アダプタが有するクラッチ機構は、設定トルク近傍にて不安定な半クラッチ状態になって接続と分離を反復することにより異音を発生する”カジリ”という現象を生じることがあるので、これを確実に防止することを目的とする。
【0004】
さらに、ボルト等を取り外すため、逆回転させると、ワンウェイクラッチの作動方向を逆転させなければならないので、切り換え機構と切り換え操作が必要である。しかし、このようにすると、構造が複雑になり、かつ切り換え操作を忘れてしまう等の不都合があるので、これらの切り換え機構及び切り換え操作を省略できるようにすることを目的とする
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため本願のトルク設定アダプタに係る請求項1の発明は、締付工具の出力部へ取付けて使用するトルク設定アダプタにおいて、締付工具の出力部へ接続される入力軸と、締結部材を回転させる出力軸と、これら入力軸と出力軸の間に介装されるクラッチ部材とを備え、入力軸又は出力軸のいずれか一方がクラッチ部材と常時一体回転可能に接続する一体軸となり、他方がトルク設定部材により、出力軸側のトルクが設定値以下のとき接続して回転し、設定値を超えると分離した回転非伝達状態にする結合・分離軸をなすとともに、前記クラッチ部材が回転非伝達状態になったとき、回転停止までその位置を維持するための分離状態維持手段を備えたことを特徴とする。
【0006】
請求項2の発明は上記請求項1において、前記分離状態維持手段は、クラッチ部材と一体軸の間に設けた係合凸部と係合凹部を備え、回転非伝達状態のときのみクラッチ部材又は結合・分離軸側に設けられた係合凸部が他方側に設けられた係合凹部へ係合し、クラッチの戻りを止め半クラッチを防止することを特徴とする。
【0007】
請求項3の発明は上記請求項2において、前記係合凸部がボール部材からなることを特徴とする。
【0008】
請求項4の発明は上記請求項1において、前記クラッチ部材と結合・分離軸の間に、結合・分離軸を逆回転させるとき、クラッチ部材の分離を阻止する移動阻止手段を備えることを特徴とするトルク設定アダプタ。
【0009】
請求項5の発明は上記請求項4において、前記移動阻止手段は、クラッチ部材又は結合・分離軸の周面に形成された傾斜溝と、この傾斜溝内を移動可能に他方側へ支持されているガイド部とを備え、傾斜溝は長溝状をなしクラッチ部材の軸線に対して締付方向先端側が締付回転側へずれ、反対側が逆方向へずれるように傾斜していることを特徴とする。
【0010】
請求項6の発明は上記請求項5において、前記ガイド部がボール部材であることを特徴とする。
【0011】
請求項7の発明は上記請求項1〜3のいずれかに記載したトルク設定アダプタにおいて、分離状態維持手段と請求項4〜6いずれかの傾斜溝とを併有したことを特徴とする。
【0012】
【発明の効果】
請求項1によれば、分離状態維持手段を備えたので、出力軸のトルクが設定値を超えると、結合・分離軸から分離したクラッチ部材を回転非伝達状態の位置で固定し、クラッチ部材を確実に結合・分離軸と分離して、不安定な状態を生じさせないので、カジリ現象の発生を阻止できる。
【0013】
請求項2によれば、分離状態維持手段を係合凸部と係合凹部で構成するので、回転非伝達状態のとき、クラッチ部材又は結合・分離軸側に設けた係合凸部が他方側に設けた係合凹部と係合してクラッチ部材の戻りを阻止するので、半クラッチ状態の発生を防ぐことができる。
【0014】
請求項3によれば、係合凸部をボール部材とすることにより、係合凹部との係脱を容易にし、かつ回転非伝達状態になる前の状態において、クラッチ部材と結合・分離軸の相対移動をスム−ズにする。
【0015】
請求項4によれば、移動阻止手段を備えたので、出力軸を逆回転させたとき、移動阻止手段によりクラッチ部材を介して入力軸の回転を出力軸へ伝達させることができる。このため、従来のような正・逆転切り換え機構を省略でき、かつ切り換え操作を不要にできる。
【0016】
請求項5によれば、移動阻止手段は傾斜溝とガイド部を備え、傾斜溝が長溝をなし、かつ回転軸線に対して締付方向先端側が締付回転側へずれ、反対側が逆方向へずれるように傾いているので、出力軸を正転させるときは、クラッチ部材と結合・分離軸の結合状態を設定値の範囲内で維持し、設定値を超えるとガイド部が傾斜溝内を移動することにより、クラッチ部材と結合・分離軸を分離する。
また、逆転するときは、ガイド部が締付方向先端側へ押しつけられ、傾斜溝内を移動できないので、クラッチ部材と結合・分離軸の結合を維持したまま結合・分離軸を逆転させることができる。
【0017】
請求項6によれば、ガイド部をボール部材としたので、傾斜溝内の移動をスムーズにすることができる。
【0018】
請求項7によれば、分離状態維持手段と移動阻止手段を併有するので、カジリ現象を防止でき、かつ正逆転切り換え機構及び操作を省略できるトルク設定アダプタを得ることができる。
【0019】
【発明の実施の形態】
以下、図面に基づいて実施の形態を説明する。図1は本トルク設定アダプタを取付けた締付工具の外形を示す図、図2はトルク設定アダプタの軸方向断面図、図3はトルク設定アダプタの分解図、図4は入力軸の外形を示す図、図5は図2の5−5線断面図、図6は図2の6−6線断面図、図7は図2の7−7線断面図、図8は作用を示す図(結合時)、図9は同様図(分離時)である。
【0020】
図1において、この締付工具1は、インパクトドライバであり、グリップ2に接続されたエアホース3より供給された高圧エアにより出力部4から回転出力を得るようになっている。この締付工具1には、トルク調整機構が内蔵されていない。そこでこの出力部4にトルク設定アダプタ5が着脱自在に取り付けられる。
【0021】
トルク設定アダプタ5は出力部4へ接続する入力軸6と、これとクラッチ部材7を介して接続する出力軸8を備え、出力軸8の先端に設けられたソケット8aに図示しないボルトの締結部材9の頭部等を嵌合して回転することにより締結もしくは弛めて外すようになっている。
【0022】
図2及び図3において、入力軸6を構成するクラッチ部材7は、小径部10と太径部11を備える。小径部10はクラッチ部材7から外方へ突出する部分であり、先端側は6角断面をなして、締付工具1の出力部4に嵌合して一体回転するようになっている。小径部10の太径部11側部分はネジ部12をなす。
なお、図2中の符号は煩雑を避けるため大まかな部分を示すもののみとし、細部の符号は図3の方へ付すものとする。
【0023】
太径部11の外周面には係合凹部である係合穴13と、これに一端が近接して傾斜溝14が設けられる。太径部11の軸心部には小径部10側で行き止まりの軸穴15が形成され、かつ太径部11の先端側部分は拡径部16をなし、ここにニードルベアリング17が設けられている。
【0024】
出力軸8は中間部に大径の6角部20が設けられ、その先端側外周に大径リング21が嵌合され、6角部20と一体回転可能になっている。大径リング21の外周にはボールベアリング24が取り付けられ、先端側の止めリング25で抜け止めされている。
【0025】
出力軸8の6角部20より後方側は、中径部26と細径部27を備え、中径部26はニードルベアリング17の座面になっている。細径部27の後端周囲にはスプールスプリング28が設けられ、細径部27の後端外周へ摺動自在に嵌合されたスプール30を後方へ押圧付勢している。
【0026】
スプール30は斜面部31と基底部32を備え(図3参照)、ここにプレッシャーボール33が乗っている。クラッチ部材7と出力軸8が結合している通常時では、プレッシャーボール33は基底部32上にあり、その一部は係合穴13内に入っているが、入力軸6の太径部11外周面より外方へ突出しない位置関係を維持する。スプール30は細径部27後端に設けられたピン29により抜け止めされている。
【0027】
クラッチ部材7はベアリング40により相対回転自在かつ軸方向への相対移動不能のインナー41とアウター42を備える。インナー41は太径部11の外周上に嵌合され、その軸方向へ摺動自在である。先端部内周に角穴43が設けられ、6角部20の外周面と噛み合うようになっている。
【0028】
インナー41の中間部で傾斜溝14に対応する位置にはボール34が回転自在に支持され、その一部は傾斜溝14内に入っている。また、この出力部4に近接して後方側に係合凹部45が設けられている。係合凹部45は、クラッチ部材7と出力軸8が分離したとき、プレッシャーボール33が係合する位置関係になっている。
【0029】
アウター42はトルクスプリング46により後方移動を制限されているトルクスプリング46は設定値を得るためのコイルスプリング等適宜形式のスプリングであり、ケース50の後端厚肉部51の内側に設けられたスプリングカラー52との間に設けられる。
【0030】
スプリングカラー52は厚肉部51の外周部へネジ止めされた調節リング53とピン54により一体化されており、調節リング53を軸方向へ調節することにより、軸方向へ進退移動してトルクスプリング46のセット荷重を調節できるようになっている。
【0031】
ケース50は入力軸6,クラッチ部材7及び出力軸8の外側を覆う筒状部材であり、先端側はボールベアリング24の外周に嵌合し、ケースナット56で固定される。後端側は小径部10の外周に設けられたボールベアリング57の外周部に嵌合し、ボールベアリング57はネジ部12に締結されるロックナット58で固定される。
【0032】
図4において、傾斜溝14は入力軸6の中心軸線すなわち回転中心線Cに対してθなる傾きを付されて、太径部11の外周面に90°間隔で計4個が形成されている。
【0033】
傾斜溝14の傾きは、締付方向先端側14aがAで示す締付回転側へθなる傾きでずれ、反対側14bが逆方向、すなわち弛み方向Bへθなるずれをなしている。傾斜溝14の反対側14b近傍に設けられる係合穴13も太径部11の外周面に90°間隔で計4個が設けられている。
【0034】
図5において、インナー41の先端側内周面に形成された6角穴43が6角部20の外周へ嵌合して一体回転可能かつ軸方向相対移動可能でなっている。なお、角穴43及び6角部20は6角断面に限らず、各種の多角形又はスプライン溝等の結合関係であってもよい。
【0035】
図6において、角穴43の先端よりも若干先端側位置に6角部20を貫通するピン23が設けられ、インナー41の6角穴43部分と6角部20の嵌合位置が位置決めされている。ピン3の突出量は6角穴43の先端側に形成された拡径部47の内径よりも少なく、拡径部47と干渉しないようになっている。
【0036】
図7において、ボール34は傾斜溝14とインナー41に貫通形成されたボール穴44に嵌合している。傾斜溝14の底部はボール34の外形と一致する半円形断面になっている。
【0037】
次に、本実施形態の作用を説明する。トルク設定アダプタ5を締付工具1の出力部4に取付け、ソケット8aをボルト等の締結部材9に係合させて締結するとき(図1)、締付工具1の出力部4を回転駆動すると、その回転は入力軸6へ伝達されて、その回転は入力軸6と一体回転するクラッチ部材7が当初は出力軸8と結合しているので、出力軸8を回転することにより、締結する。
【0038】
このとき、締結トルクの反力は締結部材側から出力軸8へ伝達され、6角部20と角穴43の噛み合い部に力が加わるため、インナー41をトルクスプリング46に抗して後方へ移動させようとする。
【0039】
しかし、図8に示すように、通常時では、設定値が所定値以下であり、トルクスプリング46のセット荷重に打ち勝てないから、インナー41の移動は係合凹部45がプレッシャーボール33の上まで到達することはなく、角穴43と6角部20の噛み合いを保ったままの状態でボール34が傾斜溝14内を転動して移動する。
【0040】
やがて締結が完了すると、締結部材9側から出力軸8へ加わるトルクが増大し、トルクスプリング46のセット荷重を上回る。するとクラッチ部材7がトルクスプリング46を圧縮して大きく後退し、図9に示すように、6角穴43が6角部20から噛み合いが外れ、同時に係合凹部45がプレッシャーボール33の上まで移動する。
【0041】
これにより、プレッシャーボール33はインナー41により押さえられなくなるため、スプールスプリング28によりスプール30が後方へ押し出されて移動し、その斜面部31によりプレッシャーボール33を係合穴13の外方へ押し出し、プレッシャーボール33の略半分が係合凹部45へ入る。
【0042】
その結果、インナー41はプレッシャーボール33を介して入力軸6側と係合するため、先端側へ戻れなくなり、6角穴43と6角部20の分離状態が維持される。このため不安定な半クラッチ状態が発生せず、不完全な結合分離状態を回避できるので、カジリ現象の発生を阻止できる。
【0043】
締付工具1の回転が止まり、出力軸8へ加わっていたトルク反力が無くなると、インナー41は再びトルクスプリング46のセット荷重により先端側へ押し出される。このため、係合凹部45内へ一部が嵌合していたプレッシャーボール33は係合凹部45から押し出されてスプール30スプールスプリング28に抗して先端側へ押し戻しつつ係合穴13内へ押し込まれ、再びインナー41の後端部により突出を阻止された初期状態に戻る。
【0044】
また、ボルト等の締結部材を取り外す等のため弛める場合には、締付工具1を逆転させて入力軸6を逆転させる。このとき、図4に示すように、傾斜溝14は締付方向先端側14aが締付回転側A側へ傾き、かつボール34は締付方向先端側14a内にあるから、出力軸8側に反力が加わってもプレッシャーボール33は傾斜溝14内を反対側14b側へ移動しにくくなっている。
【0045】
このため、逆転時には、締付工具1のトルクが確実に出力軸8へ伝達されて締結部材を弛めることができる。しかも特別な正逆転切り換え機構や切り換え操作をしなくても簡単に作業できる。
【0046】
また、この傾斜溝14は、上記傾きにより正転時における設定値を超えたときボール34が傾斜溝14内を移動する場合は、これをスムーズに行わせることができる。
【0047】
なお、係合穴13とプレッシャーボール33及び傾斜溝14と係合凹部45の位置関係は反対であってもよい。また、クラッチ部材7との関係も出力軸8と常時一体回転し、入力軸6と分断続させるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本トルク設定アダプタを取付けた締付工具の外形を示す図
【図2】トルク設定アダプタの軸方向断面図
【図3】トルク設定アダプタの分解図
【図4】入力軸の外形を示す図
【図5】図2の5−5線断面図
【図6】図2の6−6線断面図
【図7】図2の6−6線断面図
【図8】作用を示す図(結合時)
【図9】作用を示す図(分離時)
【符号の説明】
1:締付工具、5:トルク設定アダプタ、6:入力軸、7:クラッチ部材、8:出力軸、13:係合穴、14:傾斜溝、20:6角部、23:ピン、27:細径部、28:スプールスプリング、30:スプール、33:プレッシャーボール、40:ベアリング、41:インナー、42:アウター、43:角穴、34:ボール、45:係合凹部、46:トルクスプリング

Claims (7)

  1. 締付工具の出力部へ取付けて使用するトルク設定アダプタにおいて、
    締付工具の出力部へ接続される入力軸と、締結部材を回転させる出力軸と、これら入力軸と出力軸の間に介装されるクラッチ部材とを備え、入力軸又は出力軸のいずれか一方がクラッチ部材と常時一体回転可能に接続する一体軸となり、他方がトルク設定部材により、出力軸側のトルクが設定値以下のとき接続して回転し、設定値を超えると分離した回転非伝達状態にする結合・分離軸をなすとともに、前記クラッチ部材が回転非伝達状態になったとき、回転停止までその位置を維持するための分離状態維持手段を備えたことを特徴とするトルク設定アダプタ。
  2. 前記分離状態維持手段は、クラッチ部材と一体軸の間に設けた係合凸部と係合凹部を備え、回転非伝達状態のときのみクラッチ部材又は結合・分離軸側に設けられた係合凸部が他方側に設けられた係合凹部へ係合し、クラッチの戻りを止め半クラッチを防止することを特徴とする請求項1のトルク設定アダプタ。
  3. 前記係合凸部がボール部材からなることを特徴とする請求項2のトルク設定アダプタ。
  4. 前記クラッチ部材と結合・分離軸の間に、結合・分離軸を逆回転させるとき、クラッチ部材の分離を阻止する移動阻止手段を備えることを特徴とする請求項1のトルク設定アダプタ。
  5. 前記移動阻止手段は、クラッチ部材又は結合・分離軸の周面に形成された傾斜溝と、この傾斜溝内を移動可能に他方側へ支持されているガイド部とを備え、傾斜溝は長溝状をなしクラッチ部材の軸線に対して締付方向先端側が締付回転側へずれ、反対側が逆方向へずれるように傾斜していることを特徴とする請求項4のトルク設定アダプタ。
  6. 前記ガイド部がボール部材であることを特徴とする請求項5のトルク設定アダプタ。
  7. 上記請求項4〜6のいずれかに記載した傾斜溝と前記分離状態維持手段とを併有したことを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載したトルク設定アダプタ。
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