JP2019220362A - 真空バルブ及びその製造方法 - Google Patents
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Abstract
Description
(構成)
以下、第1の実施形態に係る真空バルブについて図面を参照しつつ詳細に説明する。まず、第1の実施形態の真空バルブの全体構成について説明する。図1は、第1の実施形態に係る真空バルブの概略全体構成を示す断面図である。真空バルブ1は、真空の中で電路の導通、遮断、絶縁を行う。この真空バルブ1は、図1に示すように、真空容器2、固定側通電棒3A、可動側通電棒3B、固定側電極4A、可動側電極4B、アークシールド6及びベローズ7を備える。
次に、本実施形態の真空バルブ1の製造方法について図面を参照しつつ説明する。図2は、本実施形態の真空バルブの製造工程を示すフローチャートである。図2に示すように、本実施形態の真空バルブ1の製造方法は、配置工程、摩擦圧接工程、機械加工工程、目印作成工程、ろう付け工程を経る。
本実施形態に係る真空バルブ1が電路を閉路状態から開路状態にする動作について説明する。閉路状態とは、可動側電極4Bが、固定側電極4Aに接触し、電気的に接続している状態をいう。開路状態とは、可動側電極4Bが固定側電極4Aから離間して、電気的に接続していない状態をいう。
押し上げ、可動側電極4Bを固定側電極4Aと接触させる。可動側電極4Bと固定側電極4Aが接触する時、相当な衝撃が加えられる。
本実施形態の真空バルブ1は、真空容器2内に対向に配置される一対の電極4と、各電極4と摩擦圧接により接合している一対の通電棒3とを備えるようにした。これにより、通電棒3と電極4とを銀ろうによって接合する必要がなくなり、ろう付け工程を削減することができるので、真空バルブ1の生産性が向上する。また、通電棒3と電極4の接合に銀ろうを用いていないので、銀ろうによる電気抵抗の影響を受けることがなく、真空バルブ1の通電容量を向上させることができる。さらに、摩擦圧接による接合は、銀ろう付けによる接合より強固なので、通電棒3と電極4の接合部の信頼性を向上させることができる。
変形例に係る真空バルブ1について図面を参照しつつ説明する。なお、第1の実施形態と同一の構成及び同一の機能については、同一の符号を付して詳細な説明は省略する。図6は、変形例に係る真空バルブ1の電極4A、4B及び通電棒3A、3Bの断面図である。図6に示すように、変形例に係る真空バルブ1は、通電棒3の内部に収容体9が設けられている。
本明細書においては、本発明に係る実施形態を説明したが、この実施形態は例として提示したものであって、発明の範囲を限定することを意図していない。上記のような実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の範囲を逸脱しない範囲で、種々の省略や置き換え、変更を行うことができる。実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれると同様に、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれるものである。
2 真空容器
21 絶縁筒
22 封着金具
3 通電棒
3A 固定側通電棒
3B 可動側通電棒
31 膨出部
32 露出部
33 凹部
34 平坦面
4 電極
4A 固定側電極
4B 可動側電極
41 平坦面
42 平坦面
5 原子拡散層
6 アークシールド
7 ベローズ
8 凹部
9 収容体
B バリ
X 円筒軸
Claims (9)
- 真空容器内に対向に配置される一対の電極と、
前記各電極と摩擦圧接により接合している一対の通電棒と、
を備えることを特徴とする真空バルブ。 - 前記電極と前記通電棒の間に設けられ、前記電極と前記通電棒とを接合させる原子拡散層を更に備え、
前記原子拡散層は、前記電極の材料と前記通電棒の材料とが複合化してなること、
を特徴とする請求項1に記載の真空バルブ。 - 前記通電棒は、前記電極と接合する端部が前記通電棒の軸方向と直交する方向に膨らんでいる膨出部を有し、
前記膨出部及び前記電極によって、凹凸のない一続きの湾曲形状を構成していること、
を特徴とする請求項1又は2に記載の真空バルブ。 - 前記一対の通電棒は、それぞれ前記真空容器外に延びている露出部を有し、
前記各露出部は、前記電極の位置合わせの目印となる凹部又は凸部を有していること、
を特徴とする請求項1乃至3の何れかに記載の真空バルブ。 - 前記電極は、Bi、Te、Sbの1種又は2種以上が添加されていること、
を特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の真空バルブ。 - 前記通電棒又は前記電極は、
前記摩擦圧接により接合する端部から形成された凹部と、
前記凹部の内部に設けられた収容体と、
を有すること、
を特徴とする請求項1乃至5の何れかに記載の真空バルブ。 - 真空容器内に配置される電極と、前記電極と接合している通電棒と、を備える真空バルブの製造方法であって、
前記電極及び前記通電棒の何れか一方を固定し、他方を軸方向に回転させ、前記電極の端部と前記通電棒の端部とを摩擦圧接して接合させる摩擦圧接工程と、
前記摩擦圧接工程により接合した前記電極及び前記通電棒を含めた各部材を組立て、ろう付けするろう付け工程と、
を有すること、
を特徴とする真空バルブの製造方法。 - 前記摩擦圧接工程の摩擦圧接する時間は、10秒以上であり、
前記電極と前記通電棒の間に設けられ、前記電極の材料と前記通電棒の材料とが混合してなる原子拡散層を形成すること、
を特徴とする請求項7に記載の真空バルブの製造方法。 - 前記摩擦圧接工程で前記電極と前記通電棒の接合部分に生じたバリを除去する機械加工工程を有し、
前記通電棒は、前記電極と接合する端部が前記通電棒の軸方向と直交する方向に膨らんでいる膨出部を有し、
前記機械加工工程は、前記膨出部及び前記電極によって凹凸のない一続きの湾曲形状を構成するよう形作っていること、
を特徴とする請求項7又は8に記載の真空バルブの製造方法。
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Citations (6)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS512669U (ja) * | 1974-06-21 | 1976-01-09 | ||
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2018
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