JP2019219642A5 - - Google Patents

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Claims (19)

  1. 結着樹脂を含有するトナー粒子を有するトナー、及び磁性キャリアを有する二成分系現像剤であって、
    該結着樹脂が、第一の重合性単量体に由来する第一のモノマーユニット、及び
    該第一の重合性単量体とは異なる第二の重合性単量体に由来する第二のモノマーユニットを有する重合体Aを含有し、
    該第一の重合性単量体が、炭素数18~36のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルからなる群から選択される少なくとも一つであり、
    該重合体A中の該第一のモノマーユニットの含有割合が、該重合体A中の全モノマーユニットの総モル数を基準として、5.0モル%~60.0モル%であり、
    該重合体A中の該第二のモノマーユニットの含有割合が、該重合体A中の全モノマーユニットの総モル数を基準として、20.0モル%~95.0モル%であり、
    該第一のモノマーユニットのSP値をSP11(J/cm0.5とし、該第二のモノマーユニットのSP値をSP21(J/cm0.5としたとき、下記式(1)~(2)を満たし、
    3.00≦(SP21-SP11)≦25.00 ・・・(1)
    21.00≦SP21 ・・・(2)
    該磁性キャリアが、磁性コアと、該磁性コアの表面の被覆樹脂とを有し、
    該被覆樹脂が、重合性単量体(a)に由来するモノマーユニット(a)、及び
    該重合性単量体(a)とは異なる重合性単量体(b)に由来するモノマーユニット(b)を有する重合体Bを含有し、
    該モノマーユニット(a)のSP値をSP(a)(J/cm0.5とし、該モノマーユニット(b)のSP値をSP(b)(J/cm0.5としたとき、下記式(3)及び(4)を満たすことを特徴とする二成分系現像剤。
    20.30≦SP(a)≦22.00 ・・・(3)
    19.00≦SP(b)≦20.20 ・・・(4)
  2. 結着樹脂を含有するトナー粒子を有するトナー、及び磁性キャリアを有する二成分系現像剤であって、
    該結着樹脂が、第一の重合性単量体、及び
    該第一の重合性単量体とは異なる第二の重合性単量体を含有する組成物の重合体である重合体Aを含有し、
    該第一の重合性単量体が、炭素数18~36のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルからなる群から選択される少なくとも一つであり、
    該組成物中の該第一の重合性単量体の含有割合が、該組成物中の全重合性単量体の総モル数を基準として、5.0モル%~60.0モル%であり、
    該組成物中の該第二の重合性単量体の含有割合が、該組成物中の全重合性単量体の総モル数を基準として、20.0モル%~95.0モル%であり、
    該第一の重合性単量体のSP値をSP12(J/cm0.5とし、該第二の重合性単量体のSP値をSP22(J/cm0.5としたとき、下記式(5)~(6)を満たし、
    0.60≦(SP22-SP12)≦15.00 ・・・(5)
    18.30≦SP22 ・・・(6)
    該磁性キャリアが、磁性コアと、該磁性コアの表面の被覆樹脂とを有し、
    該被覆樹脂が、重合性単量体(a)に由来するモノマーユニット(a)、及び
    該重合性単量体(a)とは異なる重合性単量体(b)に由来するモノマーユニット(b)を有する重合体Bを含有し、
    該モノマーユニット(a)のSP値をSP(a)(J/cm0.5とし、該モノマーユニット(b)のSP値をSP(b)(J/cm0.5としたとき、下記式(3)及び(4)を満たすことを特徴とする二成分系現像剤。
    20.30≦SP(a)≦22.00 ・・・(3)
    19.00≦SP(b)≦20.20 ・・・(4)
  3. 前記重合体A中の該第二のモノマーユニットの含有割合が、前記重合体A中の全モノマーユニットの総モル数を基準として、40.0モル%~95.0モル%である請求項1に記載の二成分系現像剤。
  4. 前記重合体Aの総モル数に対する前記第二のモノマーユニットの総モル数の比をEとし、
    前記重合体Bの総モル数に対する前記モノマーユニット(a)の総モル数の比をFとしたとき、下記式(9)を満たす請求項1又は3に記載の二成分系現像剤。
    0.20≦E/F≦7.00 ・・・(9)
  5. 前記組成物中の前記第二の重合性単量体の含有割合が、前記組成物中の全重合性単量体の総モル数を基準として、40.0モル%~95.0モル%である請求項2に記載の二成分系現像剤。
  6. 前記第一の重合性単量体が、炭素数18~36の直鎖のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸エステルからなる群から選択される少なくとも一つである請求項1~のいずれか一項に記載の二成分系現像剤。
  7. 前記第二の重合性単量体が、下記式(A)及び(B)からなる群から選ばれる少なくとも一つである請求項1~のいずれか一項に記載の二成分系現像剤。
    Figure 2019219642000001
    (式(A)中、Xは単結合又は炭素数1~6のアルキレン基を示し、
    、-C≡N、
    C(=O)NHR10(R10は水素原子、若しくは炭素数1~4のアルキル基)、
    ヒドロキシ基、
    -COOR11(R11は炭素数1~6のアルキル基若しくは炭素数1~6のヒドロキシアルキル基)、
    NHCOOR12(R12は炭素数1~4のアルキル基)、
    NH-C(=O)-N(R13(R13はそれぞれ独立して、水素原子若しくは炭素数1~6のアルキル基)、
    -COO(CHNHCOOR14(R14は炭素数1~4のアルキル基)、又は
    -COO(CH-NH-C(=O)-N(R15(R15はそれぞれ独立して、水素原子若しくは炭素数1~6のアルキル基)
    であり、Rは、水素原子又はメチル基である。)
    (式(B)中、Rは、炭素数1~4のアルキル基であり、Rは、水素原子又はメチル基である。)
  8. 前記第二の重合性単量体が、下記式(A)及び(B)からなる群から選ばれる少なくとも一つである請求項1~のいずれか一項に記載の二成分系現像剤。
    Figure 2019219642000002
    (式(A)中、Xは単結合又は炭素数1~6のアルキレン基を示し、
    、-C≡N、
    C(=O)NHR10(R10は水素原子、若しくは炭素数1~4のアルキル基)、
    ヒドロキシ基、
    -COOR11(R11は炭素数1~6のアルキル基若しくは炭素数1~6のヒドロキシアルキル基)、
    -COO(CHNHCOOR14(R14は炭素数1~4のアルキル基)、又は
    -COO(CH-NH-C(=O)-N(R15(R15はそれぞれ独立して、水素原子若しくは炭素数1~6のアルキル基)
    であり、Rは、水素原子又はメチル基である。)
    (式(B)中、Rは、炭素数1~4のアルキル基であり、Rは、水素原子又はメチル基である。)
  9. 前記重合体Aが、前記第一の重合性単量体、及び第二の重合性単量体とは異なる第三の重合性単量体に由来する第三のモノマーユニットをさらに含有し、該第三のモノマーユニットがスチレン、メタクリル酸メチル、及びアクリル酸メチルからなる群から選ばれる少なくとも一つの重合性単量体に由来するモノマーユニットである請求項1~のいずれか一項に記載の二成分系現像剤。
  10. 前記重合体Aの含有量が、前記結着樹脂の全質量を基準として、50質量%以上である請求項1~のいずれか一項に記載の二成分系現像剤。
  11. 前記被覆樹脂のガラス転移温度が、40℃~100℃である請求項1~10のいずれか一項に記載の二成分系現像剤。
  12. 前記モノマーユニット(a)の含有量が、前記重合体B中の全モノマーユニットの総モル数を基準として、10.0モル%~90.0モル%であり、
    前記モノマーユニット(b)の含有量が、前記重合体B中の全モノマーユニットの総モル数を基準として、10.0モル%~90.0モル%である請求項1~11のいずれか一項に記載の二成分系現像剤。
  13. 前記重合性単量体(a)が、炭素数1~4のアルキル基を有する(メタ)アクリル酸のアルキルエステルからなる群から選択される少なくとも一つである請求項1~12のいずれか一項に記載の二成分系現像剤。
  14. 前記重合性単量体(b)が、炭素数3~8のシクロアルキル基を有する(メタ)アクリル酸のシクロアルキルエステルからなる群から選択される少なくとも一つである請求項1~13のいずれか一項に記載の二成分系現像剤。
  15. 前記重合体Bの含有量が、前記被覆樹脂の全質量を基準として、50質量%以上である請求項1~14のいずれか一項に記載の二成分系現像剤。
  16. 前記二成分系現像剤の帯電の時定数が、10秒~500秒である請求項1~15のいずれか一項に記載の二成分系現像剤。
  17. 前記重合体Aが、ビニル重合体である請求項1~16のいずれか一項に記載の二成分系現像剤。
  18. 前記磁性コアが多孔質磁性コアであって、
    該多孔質磁性コアが該多孔質磁性コアの空孔に存在する充填樹脂を有する樹脂充填型磁性コア粒子であって、
    該多孔質磁性コアの細孔径分布において、
    0.1μm以上3.0μm以下の範囲における微分細孔容積が最大となるピーク細孔径が、0.20μm以上0.70μm以下であり、
    0.1μm以上3.0μm以下の範囲における微分細孔容積の積分値である細孔容積が、20mm/g以上57mm/g以下であり、
    該磁性キャリアは、以下のように定義される領域R1及び領域R2において、
    樹脂成分由来の組成の質量基準の割合をそれぞれJR1及びJR2とし、
    該多孔質磁性コア由来の組成の質量基準の割合をそれぞれFR1及びFR2とし、
    さらにJR1/FR1をMR1、JR2/FR2をMR2としたとき、該MR1と該MR2とが、
    0.20≦MR2/MR1≦0.90
    の関係を満たす請求項1~17のいずれか一項に記載の二成分系現像剤。
    (領域R1は、該磁性キャリアの断面画像において、該断面の重心を通り該樹脂充填型磁性コア粒子の最大長となる線分を引き、該線分と平行であり、該線分と2.5μm離れた2本の直線を直線A及びBとし、
    該線分と該樹脂充填型磁性コア粒子の輪郭線との交点を通り、該線分と直交する直線を直線Cとし、
    該直線Cと平行であり、前記磁性キャリアの中心方向に向けて該直線Cから5.0μm離れた直線を直線Dとしたときに、
    該樹脂充填型磁性コア粒子の輪郭線と、該直線A、B及びDとに囲まれ、かつ該直線Cに接している領域である。
    領域R2は、該直線A、B、Dと、該直線Dと平行であり、
    前記磁性キャリアの中心方向に向けて該直線Dから5.0μm離れた直線Eとに囲まれた領域である。)
  19. 前記磁性コアが磁性体分散型樹脂キャリア芯材であって、
    該磁性体分散型樹脂キャリア芯材は、一次粒子の個数平均粒子径がra(μm)の磁性粒子A、及び一次粒子の個数平均粒子径がrb(μm)の磁性粒子Bを含有し、
    該ra及びrbは、ra≧rbの関係を満たし、
    該磁性粒子Aは、マンガン元素、アルミニウム元素、マグネシウム元素、チタン元素、及びニッケル元素からなる群より選択される少なくとも1種の非鉄金属元素の酸化物、並びに酸化鉄を含有し、
    前記磁性キャリアの蛍光X線回折法による測定において、該非鉄金属元素の総含有率をM1(質量%)とし、鉄元素の含有率をF1(質量%)としたとき、M1のF1に対する比の値(M1/F1)が、0.010以上0.100以下であり、
    前記磁性キャリアのX線光電子分光法による測定において、該非鉄金属元素の総含有率をM2(質量%)とし、該鉄元素の含有率をF2(質量%)としたとき、M2のF2に対する比の値(M2/F2)が、1.0以上10.0以下である
    請求項1~17のいずれか一項に記載の二成分系現像剤。
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