JP2019219505A - 画像形成装置及びその制御方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】安価な構成により、感光体の表面電位の調整時間を短縮することを目的とする。【解決手段】回転駆動される感光体と、帯電電圧を出力する第1電源と、前記帯電電圧に基づいて前記感光体の表面を帯電させる帯電部材と、画像信号に応じた露光により前記感光体の表面に静電潜像を形成する露光部と、現像電圧を出力する第2電源と、前記現像電圧に基づいて前記静電潜像を現像する現像部と、前記帯電部材と前記感光体との間で流れる帯電電流を検出する帯電電流検出部と、前記感光体を空回転させて前記感光体の表面電位を調整する調整動作を行う制御部と、を有し、前記制御部は、前記調整動作中に、前記帯電電流検出部により前記帯電電流を検出し、前記帯電電流が飽和した場合に前記調整動作を終了させる、画像形成装置。【選択図】図3

Description

本発明は、画像形成装置及びその制御方法に関する。
従来、デジタル複合機等の電子写真方式の画像形成装置では、感光体(感光ドラム等)の表面に近接または当接して配置された帯電部材(帯電ローラ等)に高電圧が印可されることにより、感光体の表面が一様に帯電される。そして、感光体に対して画像信号に応じた露光が行われて静電潜像が形成された後、現像により感光体の表面にトナー像が形成される。このトナー像は、転写ローラによって用紙などの転写材に転写される。
この感光体の表面には、帯電処理に伴う放電生成物等が付着する。この付着物が高湿環境下で吸湿すると、その吸湿部分における感光体の表面電位が制御できなくなり、転写材に転写される画像に劣化が生じることが知られている(特許文献1)。
特許文献1には、感光体の内部や近傍にヒータを設けて感光体の表面を乾燥させることや、露光や転写を行わずに感光体を回転(空回転)させ、感光体に接触したクリーナブレードなどで付着物を除去することが記載されている。また、特許文献2においても、画質劣化を防止するために感光体を空回転させることに関する記載がある。
しかし、従来の画像形成装置では、感光体の表面への付着物の量や吸湿の程度によらず、感光体の空回転が一定時間の間行われるので、空回転により感光体の表面電位が調整されて安定した後においても空回転が行われてしまうことがある。このように、感光体の表面電位の調整時間(空回転時間)が必要以上に長くなることがある。
そこで、感光体の表面電位を検出する電位センサを設け、表面電位をモニタしながら感光体を空回転させ、表面電位が安定した場合に空回転を停止させ、表面電位の調整動作を終了させることで、調整時間を短縮することが考えられる。しかし、電位センサは高価であるので、電位センサを設けることにより、画像形成装置の製造コストが上昇してしまう。
開示の技術は、上記事情に鑑みてこれを解決すべくなされたものであり、安価な構成により、感光体の表面電位の調整時間を短縮することを目的としている。
開示の技術は、回転駆動される感光体と、帯電電圧を出力する第1電源と、前記帯電電圧に基づいて前記感光体の表面を帯電させる帯電部材と、画像信号に応じた露光により前記感光体の表面に静電潜像を形成する露光部と、現像電圧を出力する第2電源と、前記現像電圧に基づいて前記静電潜像を現像する現像部と、前記帯電部材と前記感光体との間で流れる帯電電流を検出する帯電電流検出部と、前記感光体を空回転させて前記感光体の表面電位を調整する調整動作を行う制御部と、を有し、前記制御部は、前記調整動作中に、前記帯電電流検出部により前記帯電電流を検出し、前記帯電電流が飽和した場合に前記調整動作を終了させる、画像形成装置である。
安価な構成により、感光体の表面電位の調整時間を短縮することができる。
第1実施形態の画像形成装置の概略構成を示す図である。 CPUが有する機能を示す機能ブロック図である。 調整動作時の各部の処理を説明するフローチャートである。 正常動作時及び異常動作時の感光体の表面電位の変化を例示する図である。 画像安定度及び帯電電流の空回転時間との関係を例示するグラフである。 画像形成装置の機種ばらつきを例示するグラフである。 感光体の表面電位と帯電電流との関係を例示する図である。 第1実施形態の調整動作時における帯電電流、表面電位、及び現像電圧と空回転時間との関係を説明する図である。 第1実施形態の調整動作時における帯電電流、表面電位、及び現像電圧と空回転時間との関係を説明する図である。 第2実施形態における調整動作の実行判定処理を示すフローチャートである。 第4実施形態の画像形成装置の概略構成を示す図である。 第4施形態における調整動作の実行判定処理を示すフローチャートである。 第5施形態における調整動作の実行判定処理を示すフローチャートである。 調整動作の変形例を示すフローチャートである。
<第1実施形態>
以下に図面を参照して、本発明の第1実施形態について説明する。図1は、電子写真方式の画像形成装置100の概略構成を示す図である。
図1において、画像形成装置100は、ドラム型の感光体2、帯電ローラ3、露光部4、現像部5、転写ローラ6、クリーニング装置7、及び除電器8を有する。また、画像形成装置100は、第1電源としての帯電用高圧電源10、第2電源としての現像用高圧電源11、CPU(Central Processing Unit)12、コントローラ13、及びメモリ14を有する。CPU12及びコントローラ13は、制御部15を構成する。
図2は、CPU12が有する機能を示す機能ブロック図である。CPU12は、回転制御部12aと、帯電電圧印可制御部12bと、現像電圧印可制御部12cと、帯電電流算出部12dと、メモリ制御部12eと、飽和判定部12fとを有する。メモリ14は、CPU12の各機能部を実現するためのプログラムを格納している。CPU12は、メモリ14からプログラムを読み込み、読み込んだプログラムに基づいた処理を行うことにより、各機能部を実現する。
図1に戻り、感光体2は、負帯電性の有機感光体である。また、感光体2は、ドラム型であって、駆動装置により、図中の矢印Aの方向に回転駆動される。感光体2の駆動制御は、CPU12の回転制御部12aにより行われる。
帯電ローラ3は、導電性の支持体3aと、支持体3a上に形成された表面層としての弾性層3bとから構成されている。帯電ローラ3は、感光体2の表面に当接するように配置された帯電部材である。支持体3aには、後述する帯電電圧Vcが印可される。帯電ローラ3は、帯電電圧Vcに応じて生じる感光体2との間の放電により、感光体2の表面を一様に帯電させる。
なお、帯電ローラ3は、感光体2の表面から離間していてもよい。この場合、帯電ローラ3と感光体2の表面とのギャップは、数十マイクロメートルであることが好ましい。
露光部4は、半導体レーザを用いたレーザビームスキャナ等である。露光部4は、帯電した感光体2の表面に対して、画像信号に応じた露光を行うことにより感光体2の表面に静電潜像を形成する。感光体2の表面は、露光部分の電位が低下することにより、静電潜像が形成される。
現像部5は、現像容器5aと、現像ローラ5bとを有する。現像容器5aは、トナーと鉄粉を含む現像剤を収容している。現像ローラ5bは、マグネットローラ5cと、マグネットローラ5cの周囲に形成された現像スリーブ5dとで構成された現像部材である。現像スリーブ5dには、後述する現像電圧Vbが印可される。現像部5は、感光体2の表面の露光部分にトナーを付着させることにより、感光体2の表面上の静電潜像を現像する磁気ブラシ現像方式の現像装置である。
転写ローラ6は、感光体2の表面に所定の押圧力で当接している。転写ローラ6には、転写用電源9から転写電圧が印可される。転写ローラ6は、用紙などの転写材Pに、感光体2の表面に形成されたトナー像を転写する。トナー像が転写された転写材Pは、図示しない定着装置によって加熱及び加圧が行われる。これにより、転写材Pにトナー像が定着する。
クリーニング装置7は、クリーニングブレード7aを有する。クリーニングブレード7aは、端部の当接部が感光体2の表面に当接している。トナー像の転写材Pへの転写後に感光体2の表面に残存したトナーは、感光体2の表面がクリーニングブレード7aにより摺擦されることにより除去される。
除電器8は、発光素子を有し、クリーニング装置7によりクリーニングされた感光体2の表面に光を照射する。これにより、感光体2の表面に残留した残留電荷が除去される。除電器8により除電処理された感光体2の表面は、再び帯電ローラ3によって帯電処理される。
帯電用高圧電源10は、帯電ローラ3に印可する帯電電圧Vcを生成する電源回路である。帯電電圧Vcは、負の直流電圧である。帯電用高圧電源10からの出力電圧である帯電電圧Vcの大きさは、CPU12の帯電電圧印可制御部12bから入力される制御信号としての第1PWM(Pulse Width Modulation)信号により設定される。
また、帯電用高圧電源10には、帯電ローラ3に帯電電圧Vcを印可する際の出力電流Ioを検出する電流検出部10aが設けられている。電流検出部10aは、出力電流Ioを電流センサにより検出し、検出した出力電流Ioを、アナログ信号であるFB(Feed Back)信号としてCPU12に入力する。
現像用高圧電源11は、現像ローラ5bに印可する現像電圧Vbを生成する電源回路である。現像電圧Vbは、負の直流電圧である。現像用高圧電源11からの出力電圧である現像電圧Vbの大きさは、CPU12の現像電圧印可制御部12cから入力される制御信号としての第2PWM信号により設定される。
CPU12の帯電電流算出部12dは、電流検出部10aから入力されるFB信号に基づいて演算により帯電電流Icを求める演算処理部である。帯電電流Icとは、帯電電圧Vcを帯電ローラ3に印可することによって感光体2の表面を所定の電位に帯電させる場合に、帯電ローラ3と感光体2との間で流れる電流である。
帯電電流算出部12dは、例えば、予め実験により得られ、メモリ14に記憶されている出力電流Ioと帯電電流Icとの関係に基づいて、FB信号から帯電電流Icを算出する。本実施形態では、電流検出部10aと帯電電流算出部12dとにより帯電電流検出部が構成されている。
CPU12の飽和判定部12fは、後述する調整動作中に、帯電電流Icが飽和したか否かを判定する。
コントローラ13は、画像形成装置100の全体を制御する主制御部であり、外部とのI/F機能を有する。コントローラ13は、外部から印刷(画像形成)の開始や終了等の指示を受信して、画像形成装置100の各部の動作を制御する。また、コントローラ13は、タイマを有しており、各種の時間の管理などを行う。
メモリ14は、CPU12のメモリ制御部12eにより制御され、上述のプログラムや、CPU12から入力される各種の情報を記憶する記憶部である。メモリ14は、印刷枚数や、帯電電流算出部12dにより求められた帯電電流Icの値等を記憶する。
なお、電流検出部10aは、帯電電圧Vcを帯電ローラ3に印可した場合に、帯電ローラ3から感光体2に流れ、帯電用高圧電源10に戻ってきた電流を検出するように構成されていてもよい。この場合には、CPU12は、電流検出部10aにより検出された電流値を帯電電流Icとしてメモリ14に記憶させる。
また、制御部15は、画像形成動作の他に、後述する調整動作を実行可能とする。
なお、本実施形態における画像形成動作とは、感光体の表面を帯電させて、画像信号に応じた露光により静電潜像を形成し、この静電潜像を現像する現像処理を含む動作である。
(調整動作)
次に、制御部15の制御に基づいて行われる感光体2の表面電位の調整動作について説明する。調整動作とは、画像形成を行わない状態(露光や転写を行わない状態)で感光体2を回転(以下、空回転という)させることにより、感光体2の表面上の付着物を乾燥させ、表面電位を調整する動作である。
図3は、調整動作時の各部の処理を説明するフローチャートである。コントローラ13は、外部等から調整動作の開始指示を受信すると、調整動作を開始させる。まず、CPU12の回転制御部12aにより上述の駆動装置が制御され、感光体2の空回転が開始する(ステップS1)。このとき、露光、現像、転写、除電等の動作は行われずに感光体2が回転駆動される。
次に、帯電電圧印可制御部12b及び現像電圧印可制御部12cにより帯電用高圧電源10及び現像用高圧電源11が制御される。これにより、帯電ローラ3への帯電電圧Vcの印可が開始され(ステップS2)、現像ローラ5bへの現像電圧Vbの印可が開始される(ステップS3)。これは、帯電電圧Vcと現像電圧Vbとを印可せずに感光体2を空回転させた場合に、現像容器5a内の現像剤が感光体2へ移動し、現像剤が無駄に消費されてしまうことと、感光体2の表面がトナーの付着により汚れることとを防止するためである。ここで、例えば、Vc=−1500V、Vb=−600Vとする。
帯電電圧Vc及び現像電圧Vbの印可が開始した後、電流検出部10aによる出力電流Ioの検出及びFB信号の出力と、帯電電流算出部12dによるFB信号に基づいた帯電電流Icの算出とが開始する(ステップS4)。すなわち、帯電電流検出部による帯電電流Icの検出が開始する。この帯電電流Icの検出は、一定時間(例えば30秒)ごとに行われる。帯電電流Icが検出されるたびに、検出値がメモリ制御部12eによりメモリ14に格納される(ステップS5)。
飽和判定部12fは、帯電電流Icの検出値が得られるたびに、メモリ制御部12eを介してメモリ14に格納された検出値を参照し、前回の検出値と今回の検出値との差分値(差の絶対値)を算出して、差分値が閾値以下であるか否かを判定する(ステップS6)。ここで、閾値とは、差分値が「0」、すなわち帯電電流Icが飽和したとみなせる程度の「0」に近い値である。
差分値が閾値より大きい場合には(ステップS6:No)、ステップS6に戻り、帯電電流Icの検出と、検出値のメモリ14への格納とが行われる。差分値が閾値以下になると(ステップS6:Yes)、飽和判定部12fにより帯電電流Icが飽和したと判定され、帯電電圧印可制御部12bにより帯電ローラ3への帯電電圧Vcの印可が停止される(ステップS7)。そして、現像電圧印可制御部12cにより現像ローラ5bへの現像電圧Vbの印可が停止される(ステップS8)。
この後、回転制御部12aにより感光体2の回転が停止され(ステップS9)、調整動作が終了する。
(効果)
次に、本実施形態の画像形成装置100の効果について説明する。画像形成装置100のように、感光体2から用紙等の転写材Pにトナー像を直接転写する直接転写方式では、特に、用紙の填料成分であるタルク(紙粉)等が感光体2の表面に付着する。
このため、画像形成を繰り返し行うことにより、感光体2の表面に、タルク等の付着物の堆積(いわゆるフィルミング)が生じる。この付着物が高湿環境下で吸湿すると、その吸湿部分における感光体の表面電位が制御できなくなり、転写材Pに転写される画像に劣化が生じる。
図4(a)は、付着物が吸湿していない場合(正常動作時)における感光体2の表面電位を示す図である。同図に示すように、付着物が吸湿していない場合には、感光体2の表面電位Vdは、露光部4による露光部分が正常に低下し、現像電圧Vbとの電位差ΔVによりトナー像の現像が行われる。このように、正常動作時は、電位差ΔVが大きいため、現像部5から感光体2へ移動するトナーの量が多く、正常な画像が形成される。
図4(b)は、付着物が吸湿している場合(異常動作時)における感光体2の表面電位を示す図である。同図に示すように、付着物が吸湿している場合には、付着物の電気抵抗が低下することにより、感光体2の表面電位Vdは、露光による電位低下が正常に生じず、現像電圧Vbとの電位差ΔVが小さくなる。このように、異常動作時は、電位差ΔVが小さくなるため、現像部5から感光体2へ移動するトナーの量が少なくなり、いわゆる画像かすれ等が生じた異常画像が形成される。
画像が正常であるか否かは、画像安定度(ID)を用いて評価することができる。画像安定度とは、画像のランクを表す指標であり、数値が小さいほど画像が安定していることを意味する。
図5は、感光体2の空回転時間と画像安定度との関係、及び空回転時間と帯電電流Icとの関係を例示するグラフである。同図から、画像安定度と帯電電流Icとは、空回転時間の経過とともに変化し、帯電電流Icが飽和するとともに画像安定度が向上することがわかる。
これは、空回転時間の経過とともに、付着物の水分量が減少し、帯電ローラ3と感光体2との帯電経路のインピーダンスが上昇することによって、帯電電流Icが減少するとともに感光体2の表面電位が安定するためである。感光体2の表面電位が安定することにより、形成される画像の画像安定度が向上する。
このように、画像安定度と帯電電流Icとの間には相関がある。したがって、帯電電流Icの検出に基づいて画像安定度を検知し、帯電電流Icが飽和して画像安定度が向上した際に感光体2の空回転を停止させて、調整動作を終了させることができる。同図に示す例では、調整動作が開始された後、空回転時間が約4.5分となった際に、帯電電流Icが飽和して感光体2の空回転が停止され、調整動作が終了する。
図6は、空回転時間と画像安定度との関係について、画像形成装置の機種ばらつきを例示するグラフである。図中の実線は機種Aにおける画像安定度の変化を示す。破線は機種Aにおける画像安定度の変化を示す。
同図に示すように、空回転を開始してから画像が安定化するまでに、例えば、機種Aでは約4分の空回転時間が要されるのに対して、機種Bでは約5分の空回転時間が要される。従来の画像形成装置では、このような機種ばらつきを考慮し、調整動作における感光体の空回転時間は、機種ばらつきの上限以上の時間に一律に設定されていた。例えば、空回転時間が5分と設定されている場合には、機種Aでは、約1分の無駄な調整時間(ダウンタイム)が生じてしまう。
これに対して、本実施形態に係る画像形成装置100では、画像安定度に相関がある帯電電流Icが飽和したか否かを判定し、この判定結果に基づいて空回転が停止するので、無駄な調整時間をなくすことができる。また、本実施形態では、高価な電位センサを用いることなく、安価な電流センサによる検出値に基づいて空回転時間を制御するので、安価な構成により、調整時間を短縮することができる。
なお、帯電電流Icの検出間隔は、図5に示すような30秒間隔には限られず、適宜変更してもよい。例えば、帯電電流Icの時間変化の検出精度を向上させるために、帯電電流Icの検出間隔をより短くしてもよい。
また、上記実施形態では、飽和判定部12fは、帯電電流Icが飽和したか否かを判定するために、今回と前回の検出値の差を差分値として求めているが、飽和の判定方法はこれに限定されない。例えば、飽和判定部12fは、帯電電流Icの飽和をより精度よく判定するために、N回連続して差分値が閾値以下となった場合に帯電電流Icが飽和したと判定してもよい。ここで、Nは2以上の整数である。
<第2実施形態>
次に、第2実施形態の画像形成装置について説明する。第1実施形態では、調整動作において現像電圧Vbを一定とされているが、第2実施形態では、現像電圧印可制御部12cは調整動作中に現像用高圧電源11を制御し、現像電圧Vbを感光体2の表面電位Vdとともに変化させる。その他の構成部は、第1実施形態と同様である。第1実施形態と同様の構成部については、同一の符号を付し、説明は省略する。
本実施形態では、CPU12には、上述の帯電電流Icの検出値に基づいて感光体2の表面電位Vdを算出する表面電位算出部が構成されている。具体的には、図7に示すように、感光体2の表面電位Vdと帯電電流Icとの関係は、下式(1)で表される一次式で近似可能である。
Vd=α×Ic+β ・・・(1)
上式(1)中の係数α,βは、予め実験により求められ、メモリ14に記憶されている。例えば、α=13.217、β=−1.6833である。
本実施形態では、CPU12の表面電位算出部は、調整動作において、帯電電流Icが検出されて検出値がメモリ14に格納されると、メモリ14に記憶された係数α,βと、上式(1)とに基づいて、感光体2の表面電位Vdを算出する。
また、現像電圧印可制御部12cは、表面電位算出部により算出された表面電位Vdの値に一定値γを加算した値を現像電圧Vbとして現像用高圧電源11を制御する。この制御により、現像用高圧電源11は、調整動作時には、感光体2の表面電位Vdとの電位差ΔV(=Vd−Vd)が常に一定値γである現像電圧Vbを、現像ローラ5bに印可する。なお、一定値γは、現像容器5a内の現像剤を感光体2へ移動させない程度の値であり、予めメモリ14に記憶されている。例えば、γ=200Vである。
(効果)
次に、第2実施形態に係る画像形成装置の効果について説明する。図8は、第1実施形態の調整動作時における帯電電流Ic、表面電位Vd、及び現像電圧Vbと空回転時間との関係を説明する図である。同図に示すように、第1実施形態では、現像電圧Vbを一定としているので、感光体2の空回転が開始した後、帯電電流Icが飽和点に達するまでの間は、表面電位Vdと現像電圧Vbとの電位差ΔVが大きく、現像容器5a内の現像剤が感光体2へ移動する可能性がある。
したがって、第1実施形態では、現像剤が感光体2へ移動することにより、現像部5の寿命(使用可能時間)が低下することや、感光体2の表面がトナーの付着により汚れることなどの問題が生じる恐れがある。
図9は、第2実施形態の調整動作時における帯電電流Ic、表面電位Vd、及び現像電圧Vbと空回転時間との関係を説明する図である。同図に示すように、第2実施形態では、現像電圧Vbを、表面電位Vdとの電位差ΔVが常に一定値γとなるように、表面電位Vdの変化に追従させるので、調整動作中に電位差ΔVが大きな値になることはなく、現像容器5a内の現像剤の感光体2への移動が防止される。
なお、上記各実施形態では、外部等からの指示(例えばユーザからの指示)に応じて画像形成装置が調整動作を実行するように構成しているが、これに限定されず、所定の実行開始条件を満たした場合に調整動作を実行するように構成してもよい。以下の各実施形態では、各種実行開始条件について例示する。
<第3実施形態>
第3実施形態の画像形成装置について説明する。第3実施形態の画像形成装置は、CPU12の処理が異なること以外は、第1実施形態の画像形成装置100と同様の構成である。
図10は、本実施形態における調整動作の実行判定処理を示すフローチャートである。本実行判定処理は、CPU12により実行される。まず、CPU12は、前回の調整動作終了時からの感光体2の走行距離の累積値(以下、累積走行距離という)Lを取得する(ステップS20)。
例えば、累積走行距離Lは、印刷(画像形成)時における感光体2の回転駆動時間に、感光体2の回転速度を乗じることにより求まる。例えば、CPU12は、タイマにより感光体2の駆動時間を求め、メモリ14に累積駆動時間を記憶させておき、ステップS20の処理時に、メモリ14から読み出した累積駆動時間に感光体2の回転速度を乗じることにより累積走行距離Lを求める。なお、累積駆動時間に代えて、算出した累積走行距離Lの値をメモリ14に格納してもよい。
このように、CPU12は、累積走行距離取得部としても機能する。
次に、CPU12は、取得した累積走行距離Lが基準値以上であるか否かを判定する(ステップS21)。累積走行距離Lが基準値以上でない場合には(ステップS21;No)、CPU12は、処理をステップS20に戻し、再度、累積走行距離Lの取得を行う。一方、CPU12は、累積走行距離Lが基準値以上である場合には(ステップS21;Yes)、上述の調整動作を実行する(ステップS22)。
(効果)
第3実施形態に係る画像形成装置の効果について説明する。上述のように、感光体2の表面に堆積するタルク等の付着物の量は、累積走行距離Lに応じて増加する。このため、調整動作を実行した際に画像が安定化(帯電電流Icが飽和)するまでの空回転時間Tsは、累積走行距離Lに応じて変化する。下表1は、累積走行距離Lと空回転時間Tsとの関係を例示する。
Figure 2019219505

このように、累積走行距離Lが基準値A未満である場合には、感光体2の表面における付着物の量が少なく、調整動作の実行が不要である可能性が高い。この例では、上記ステップS21における基準値をAとすればよい。したがって、本実施形態によれば、感光体2の走行距離に関して、調整動作の実行が必要となる適切なタイミングで自動的に調整動作を実行することができる。
<第4実施形態>
次に、第4実施形態の画像形成装置について説明する。図11は、第4実施形態の画像形成装置100aの概略構成を示す図である。画像形成装置100aは、温湿度センサ20をさらに有し、CPU12の処理が異なること以外は、第1実施形態の画像形成装置100と同様の構成である。第1実施形態と同様の構成部については、同一の符号を付し、説明は省略する。
温湿度センサ20は、感光体2の周辺における外気の温度及び湿度を計測するセンサユニットである。温湿度センサ20は、温度計と湿度計とがそれぞれ個別に設けられたものであってもよい。温湿度センサ20が検出した温度及び湿度の検出値は、CPU12を介してメモリ14に記憶される。
図12は、本実施形態における調整動作の実行判定処理を示すフローチャートである。本実行判定処理は、CPU12により実行される。まず、CPU12は、ある一回の印刷(画像形成)動作が終了すると(ステップS30)、温度及び湿度の検出値(検出温度及び検出湿度)を温湿度センサ20から取得して、印刷動作終了時(画像形成動作終了時)の温度及び湿度としてメモリ14に記憶させる(ステップS31)。
次に、CPU12は、一定時間経過後に再び検出温度及び検出湿度を温湿度センサ20から取得して、最新の温度及び湿度としてメモリ14に記憶させる(ステップS32)。そして、CPU12は、メモリ14に記憶された印刷動作終了時及び最新の温度を参照し、最新の温度が印刷動作終了時の温度から基準値以上変化(例えば、基準値以上上昇)しているか否かを判定する(ステップS33)。
最新の温度が印刷動作終了時の温度から基準値以上変化していない場合には(ステップS33;No)、CPU12は、メモリ14に記憶された印刷動作終了時及び最新の湿度を参照し、最新の湿度が印刷動作終了時の湿度から基準値以上変化(例えば、基準値以上上昇)しているか否かを判定する(ステップS34)。最新の湿度が印刷動作終了時の湿度から基準値以上変化していない場合には(ステップS34;No)、CPU12は、処理をステップS32に戻し、再び温度及び湿度の取得を行う。
一方、CPU12は、最新の温度が印刷動作終了時の温度から基準値以上変化していない場合には(ステップS33;Yes)、上述の調整動作を実行する(ステップS35)。同様に、CPU12は、最新の湿度が印刷動作終了時の湿度から基準値以上変化している場合には(ステップS34;Yes)、調整動作を実行する(ステップS35)。
(効果)
第4実施形態に係る画像形成装置の効果について説明する。感光体2の表面に堆積するタルク等の付着物の吸湿量は、温度や湿度の環境によって変化する。このため、前回の印刷動作終了時から温度や湿度の変化量が小さい場合には、付着物の吸湿量の変化が小さく、調整動作の実行が不要である可能性が高い。
したがって、本実施形態によれば、感光体2の周辺の温度及び湿度の変化に関して、調整動作の実行が必要となる適切なタイミングで自動的に調整動作を実行することができる。
なお、本実施形態では、温度、湿度の順に判定を行っているが、判定の順序はこれに限定されず、湿度、温度の順としてもよい。
<第5実施形態>
次に、第5実施形態の画像形成装置について説明する。第5実施形態の画像形成装置は、CPU12の処理が異なること以外は、第1実施形態の画像形成装置100と同様の構成である。
図13は、本実施形態における調整動作の実行判定処理を示すフローチャートである。本実行判定処理は、CPU12により実行される。まず、CPU12は、ある一回の印刷(画像形成)動作が終了すると(ステップS40)、タイマにより経過時間の計時を開始する(ステップS41)。CPU12は、印刷動作終了時からの経過時間が基準値以上であるか否かを、一定時間ごとに判定する(ステップS42)。そして、CPU12は、経過時間が基準値以上となった場合に(ステップS42;Yes)、上述の調整動作を実行する(ステップS43)。
(効果)
第5実施形態に係る画像形成装置の効果について説明する。感光体2の表面に堆積するタルク等の付着物の吸湿量は、時間の経過とともに増加する。このため、前回の印刷動作終了時からの経過時間が短い場合には、付着物の吸湿量の変化が小さく、調整動作の実行が不要である可能性が高い。
したがって、本実施形態によれば、前回の印刷動作の終了時からの経過時間に関して、調整動作の実行が必要となる適切なタイミングで自動的に調整動作を実行することができる。
なお、第3〜第5実施形態で示した調整動作の実行判定処理のうち、2以上の実行判定処理を組み合わせて使用することも可能である。
また、上記各実施形態では、図3のフローチャートに示すように、調整動作の終了時に、帯電電圧Vcの印可停止(ステップS7)、現像電圧Vbの印可停止(ステップS8)、及び感光体2の回転停止(ステップS9)を行っている。調整動作の終了時に、ステップS7〜S9は必ずしも行う必要はない。例えば、図14のフローチャートに示すように、帯電電流Icが飽和し、ステップS6でYes判定となった後、帯電電圧Vc及び現像電圧Vcの印可を停止させず、かつ感光体2の回転を停止させずに、印刷動作(ステップS50)に移行してもよい。印刷動作は、露光部4による感光体2への露光を行うことにより開始する。この場合、調整動作の終了は、露光開始時となる。したがって、この場合、感光体2は、露光により空回転から通常の回転に移行する。
さらに、印刷動作から、帯電電圧Vc及び現像電圧Vcの印可を停止させず、かつ感光体2の回転を停止させずに、調整動作に移行してもよい。
また、上記各実施形態では、画像形成装置の転写方式として、感光体から転写材にトナー像を直接転写する直接転写方式を用いているが、転写方式はこれに限られず、中間ベルトを用いる中間転写方式としてもよい。
以上、各実施形態に基づき本発明の説明を行ってきたが、上記実施形態に示した要件に本発明が限定されるものではない。これらの点に関しては、本発明の主旨をそこなわない範囲で変更することができ、その応用形態に応じて適切に定めることができる。
2 感光体
3 帯電ローラ(帯電部材)
3a 支持体
3b 弾性層
4 露光部
5 現像部
5a 現像容器
5b 現像ローラ
5c マグネットローラ
5d 現像スリーブ
6 転写ローラ
7 クリーニング装置
7a クリーニングブレード
8 除電器
9 転写用電源
10 帯電用高圧電源(第1電源)
10a 電流検出部
11 現像用高圧電源(第2電源)
12 CPU
12a 回転制御部
12b 帯電電圧印可制御部
12c 現像電圧印可制御部
12d 帯電電流算出部
12e メモリ制御部
12f 飽和判定部
13 コントローラ
14 メモリ
15 制御部
20 温湿度センサ
100,100a 画像形成装置
特開2010−113103号公報 特開2008−102463号公報

Claims (8)

  1. 回転駆動される感光体と、
    帯電電圧を出力する第1電源と、
    前記帯電電圧に基づいて前記感光体の表面を帯電させる帯電部材と、
    画像信号に応じた露光により前記感光体の表面に静電潜像を形成する露光部と、
    現像電圧を出力する第2電源と、
    前記現像電圧に基づいて前記静電潜像を現像する現像部と、
    前記帯電部材と前記感光体との間で流れる帯電電流を検出する帯電電流検出部と、
    前記感光体を空回転させて前記感光体の表面電位を調整する調整動作を行う制御部と、を有し、
    前記制御部は、前記調整動作中に、前記帯電電流検出部により前記帯電電流を検出し、前記帯電電流が飽和した場合に前記調整動作を終了させる、画像形成装置。
  2. 前記調整動作において、前記第1電源は前記帯電電圧を出力し、前記第2電源は前記現像電圧を出力する請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記調整動作において、前記制御部は、前記第2電源を制御し、前記現像電圧を、前記帯電電流に基づき、前記表面電位の変化に追従するように変化させる請求項2に記載の画像形成装置。
  4. 前記制御部は、前記調整動作を実行した後、前記感光体が走行した累積走行距離を取得し、前記累積走行距離が基準値以上となった場合に、前記調整動作を実行する請求項1ないし3何れか一項に記載の画像形成装置。
  5. 前記感光体の周辺の温度及び湿度を検出する温湿度センサを有し、
    前記制御部は、前回の画像形成動作終了時から前記温度が基準値以上変化した場合、または前回の画像形成動作終了時から前記湿度が基準値以上変化した場合に、前記調整動作を実行する請求項1ないし3何れか一項に記載の画像形成装置。
  6. 前記制御部は、前回の画像形成動作終了時からの経過時間を計時し、前記経過時間が基準値以上となった場合に、前記調整動作を実行する請求項1ないし3何れか一項に記載の画像形成装置。
  7. 前記制御部は、前記帯電電流検出部による前記帯電電流の検出値と、前回の検出値との差分値を算出し、差分値が閾値以下となった場合に、前記帯電電流が飽和したと判定する請求項1ないし6何れか一項に記載の画像形成装置。
  8. 回転駆動される感光体と、
    帯電電圧を出力する第1電源と、
    前記帯電電圧に基づいて前記感光体の表面を帯電させる帯電部材と、
    画像信号に応じた露光により前記感光体の表面に静電潜像を形成する露光部と、
    現像電圧を出力する第2電源と、
    前記現像電圧に基づいて前記静電潜像を現像する現像部と、
    前記帯電部材と前記感光体との間で流れる帯電電流を検出する帯電電流検出部と、
    を有する画像形成装置の制御方法であって、
    前記感光体を空回転させて前記感光体の表面電位を調整する調整動作を実行させ、前記調整動作中に前記帯電電流を検出し、前記帯電電流が飽和した場合に前記調整動作を終了させる画像形成装置の制御方法。
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